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にじいろガーデン
にじいろガーデン
小川糸/集英社
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総合評価

166件)
3.7
29
64
46
12
2
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ライオンのおやつに引き続き小川糸さんの本を読みたくて、高校生の娘が買って持っていた本を借りて読みました。 ここのところ、「生きるとは」ということを自問自答しているから私だったらということを考えながらスラスラと読めました。 駆け落ちをする場面、私もできるなら誰も自分のことを知らない世界に行きたいと思うこともあって、そうできる2人を羨ましく思いました。でも新しい土地に根付くのには時間がかかるわけで、なんもかも投げ出したっていいことばかりではないとも思いました。 結末はちょっと残念だな。もっと希望をもてる最後が良かったなというのが読み終わった印象です。

    0
    投稿日: 2021.10.09
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    うーん。ちょっと切ないというかやりきれない話。 ここから先はどうなるのか、またどんな型の幸せが待っているのかが知りたい。色々とこの先が気になるのと、ラストが辛くなる。

    3
    投稿日: 2021.09.27
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    ともに暮らす4人それぞれの視点から、時期を追って語られる、人の絆の物語。 あの二人だったからこその、苦しさや障害とともに、あの二人だったからこその、暖かく大きな幸せな時間もあったのだと思います。 まだ若い、あの二人の娘の将来に幸多かれ。

    1
    投稿日: 2021.09.11
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    小川糸さんの「ツバキ文具店」「キラキラ共和国」を読了し、大好きになったので、こちらもいつか読もうと積んで置いた。 さぁ、読んでみると意外な話の展開に正直チト怖気付く。 LGBTQの理解を広げる? そういう浅はかな内容のもんではない、と思った。 正しいか、正しくないか、そんなではない、とも思った。 家族4人の視点で、時期も変わって、4章で出来ているのだけど、私は草介視点が一番苦しく、心に残った。草介が大好きだ。 みんな愛する人と生きていきたい、生き続けたいけど、それが叶わない…辛いな。

    15
    投稿日: 2021.08.27
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    ハワイで、月明かりで虹を見られたら、どれ程満ち足りた気持ちになるのかしら? この本が、ヘエー大変な時代があったんだね と、読者に言われる日がすぐに来ます様に。

    4
    投稿日: 2021.08.14
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    先日の東京オリンピックではLGBTQを公表する選手が5年前のリオと比べて3倍以上に増えたという。 その背景について「社会やスポーツの中で性的マイノリティーに対する理解が広がった」とか「SNSの広がりで当事者たちが自身の生活などをよりオープンに表現することが可能になった」などと分析されているが、その一方、男性から女性になった“T”の選手には「不公平」だとか色々声があったから、「理解の広がり」と言ってもまだまだ簡単なことではない。 この本は“L”の人のお話。 ここでもカミングアウトした娘に親が「恥知らず」と言ったり、その親を評して娘が「よその家の子だったら、同性愛であろうが異性愛であろうが、関係ないです、なんて平気でぬかすの。でも、自分の子どもは違う。あの人にとって大事なものって、世間体だから」という場面がある。 自分では人権について知識はあるつもりだが、自身も身内にも身近な人にもLGBTQの人がいないので(と思っているだけかもしれないが)、実際にそういう場面に出くわしたらどうなるのか…。 お話はと言えば、共鳴するところはあまりなかったけれど、山あり谷ありで楽しくは読めた。

    3
    投稿日: 2021.08.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夫と離婚寸前だった35歳の泉が電車に飛び込もうとしていた19歳の千代子と出会い、2人は惹かれ合い駆け落ちのように田舎で暮らすようになったー ぐらいまでのところは、いやそんな上手いこといくかい、、と正直ちょっと冷めた気持ちで読んでたけど、2人が女性同士なだけで生き辛かったり色んな困難にぶつかる描写は、リアルな世界でも起きてる事なんやろなーと思った 千代子が最後癌で亡くなったり、 泉の息子そうすけが実は千代子のことをずっと想ってて、事故起こして植物人間になっちゃったり 最後は畳み掛けるように辛いことが続いたけど、残された泉と千代子の娘の宝が前進しようと2人でカレー作って食後のコーヒー淹れようとしてる姿がすごく逞しくて立派だった 血の繋がりだけが家族じゃないし、同性カップルも特別じゃなく当たり前に過ごせるような世の中になればいいなと思う

    4
    投稿日: 2021.08.11
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    不思議な感覚だった。 LGBTQについて、学校現場や社会でもしっかり考えていかなくてはならない。それに、最期の迎え方も。さわやかな読後、ちょっぴりさびしさをおぼえた。小川さんの他の作品もいろいろ読みたい。

    1
    投稿日: 2021.07.29
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    はじめて小川糸さんの本を読みました。 面白かった。 家族には様々のカタチがあってもいいのかもしれない。どこか温かい作品でした✦ฺ︎ 違う作品も読んでみたいと思った!

    1
    投稿日: 2021.07.24
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    こういうジャンルが初挑戦だったので、総じて新鮮で面白かった。 章ごとに視点が変わってそれぞれがその時々で主役になるので、みんな何かしら困難を抱えながら自分の世界を生きているんだなと実感することができる。最初の方は展開が非常に早く文としては読みやすいけれど、内容は重めなので少しくるしくなる。 ハッピーエンドのような、そうでないようなふんわりとした結末。読後にじんわりと心が温まるような小説でした。

    0
    投稿日: 2021.07.23
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    色んなカタチの家族があって、色んな色の愛情があって、ハッピーばかりじゃない十人十色の人生がある。 カカの力強さ、ママの真っ直ぐな心、草介の包み込む優しさ、宝の明るさ。タカシマ家がこれからも笑顔で過ごせますように。 幸せはものさしで測れないけど、何気ない毎日を大切に思いたいと思える一冊。

    1
    投稿日: 2021.07.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ランキング上位に入り続けていた小川糸さんの作品を、内容を知らないまま購入してそのまま積読本に。やっと読了。 世界の片隅で生きている泉と千代子が出会い、「家族」を築いていく様が描かれる。 草介の存在も、宝の存在も、家族になるためには不可欠だった。 章ごとに視点が変わり、最終章はボロ泣き。 強く、弱く、優しい人たち。 幸せから一転、苦しい展開になったけれど、その後の彼女たちが幸せでいられるように願わずにいられない。

    1
    投稿日: 2021.06.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    にじいろには色んな意味が含まれていた。終盤はボロボロ泣いた。4人家族のお話で、4章は1人1人の視点によって描かれていて、愛が溢れている作品。小川さんの作品はかたつむり食堂がはじめてだったけど、今回も本当にいい作品。全部読んでみたい。

    1
    投稿日: 2021.06.12
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    自殺、同性愛、人間関係いろいろ考えさせられた!虹色憲法 みんなが守れたらいいね! 自分には決して嘘をつかない 一日に一回は声をあげて笑う 絶対に無理はしない つらかったら堂々と白旗をあげる できるかな? 私は笑えないかも

    0
    投稿日: 2021.05.16
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    簡単に言うと、愛で繋がる家族の物語。 シングルマザー2人とその子供たち。家族4人の視点で話は進み、様々な困難をみんなで乗り越え生きていきます。 彼らの何気ない幸せに触れるたびに、こちらまで微笑んでしまいました。彼らの生活は困難だらけで、喧嘩することも珍しくなかったようですが、好きな人達と一緒に暮らせるのはとても素敵なことだとしみじみ感じさせられました。こんなにお互いを愛し合い、支え合う2人が結婚できないなんて……舞台が今の東京だったら流れは違ったのかな。 あとあまり同性愛に対する悪意の描写がないので、辛い気持ちにならずすんなり読めます。 最後は怒涛の展開で、思わず涙を堪えきれませんできた。 前を向いて生きる彼らが幸せであれと願います。

    3
    投稿日: 2021.05.14
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    いろんな形の家族があっていろんな形の幸せがあって、タイトルから感じるほんわかさからは想像できない、選択肢の広さを感じる作品

    0
    投稿日: 2021.05.08
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    家族のかたちや、同性愛について 深く考えさせられました。 全て読み終わって 草介が物わかりの良い子すぎて、 そこが一番切なかったなぁ。こんな子 中々いないよと、思ってしまいました…

    0
    投稿日: 2021.05.06
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    小川糸さんの本を読むのは『ライオンのおやつ』に続いて2作目です。 家族のあり方は「こうであるべき」という決まった形なんてものは無くて、血の繋がりよりも精神的な繋がりで決まるのだと思いました。 これは偶然なのかもしれませんが・・・、 「ごちそうさまでした」の言葉が次のステージに向かう1つの区切りになっているところが『ライオンのおやつ』と共通していて、興味深く読み終えました。

    0
    投稿日: 2021.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    レズビアンマザーと子ども二人の物語。 自分は偏見を持ちたくないと思っていたけど、読み始めは何となく違和感を感じてしまった。 でも読みすすめるうちに、男女の愛より強く結ばれて幸せな家庭を作り上げていく様子に涙した。 ただ、ラスト。草ちゃんの本心は辛かったのか、と感じされるところが、モヤモヤした。

    0
    投稿日: 2021.05.03
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    本当に大切な人を大切にしていく。そこに性別は関係なくて。しあわせなことばっかりじゃなくて、たくさんの悲しみや生きづらさをともに乗り越えて、揺るぎない「家族」になっていく。そこにある、あったかい絆とその大切さを感じた。

    0
    投稿日: 2021.04.29
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    生きづまった登場人物が何にも縛られず、自然な環境で少しずつ自分を取り戻していく。ほっこりもするけど心に沁みる物語。 そして愛について丁寧だと思った。 すごく読んでて心がフワッとなる物語でした(語彙力)

    0
    投稿日: 2021.04.26
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    私はこの作家さんとの相性がとことん悪い。今作も苦手。扱っているテーマは興味深いものなのに、どうもお涙頂戴な軽い文章に感じられる。

    2
    投稿日: 2021.03.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前半のやや現実離れした、それでも温かい雰囲気と 後半の落差が大きかったです。 決して彼女たちが幸せでなかったわけじゃないんだけれど、 草介が報われてないような気がして、ちょっとモヤモヤというか。 幸せな時間がずっと続いて欲しかったなぁと思います。

    0
    投稿日: 2021.03.20
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    小川糸さんの作品は良くも悪くも現実感がないというか、本当に絵本っぽいなあと思う。 登場人物が結構ガチであられもない喧嘩をするのに仲直りがうやむやなところがちょっと苦手

    0
    投稿日: 2021.03.16
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    読み終わって。 カバーの絵を見てちょっと涙がでます。 普通の絵なのに。 広い芝生の広がる、自然溢れるところに位置する一軒家。そこに家族4人が手を取り合って散歩している。 この家が大好きだった4人。 なんてことない、そんな一つの風景なのですが。 泣けてきます。 一生懸命生きてきた、4人。 そうなんですよ。その4人の姿が、小説を読んだ後にまたこのカバーからよみがえってきます。 一生懸命生きている、っていいですね。 自分が少し違うから。それでも大事なものはちゃんとある。 ひとがなんと言おうと、自分が大事にするものは大事なんだ。世間体なんて関係ない。 だからね。 家族はかけがえないもの。

    21
    投稿日: 2021.03.09
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    今でこそ同棲愛は公認されつつあるがまだ世間的には難しかったりする。この本を読んで特別ではなくどこにでもいる温かい家族の話の物語だと思った。ハッピーエンドではないところが作者らしい。

    0
    投稿日: 2021.03.02
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    夫との関係に悩む泉は、ある日女子高生の飛び込み自殺を止める。事情を聞いているはずが、知らず知らずのうちに自らの身の上話をしていた泉。やがて二人は魅かれ合い、お互いをかけがえのない存在だと知る。家族として共に歩むことを決意し、理想の地を求めて山里へ移り住んだタカシマ家は、母二人、子二人での生活を始めて―。たくさんの喜びを紡いだ一家の軌跡を描く、愛と再生の感動長編。

    0
    投稿日: 2021.01.30
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    01月-16。3.5点。 小学生男子を持つシングルマザーと、自殺を考える女子高生。ひょんな事から「駆け落ち」して。。 前半読んだときは、「えー、このテーマなのか」と思ったが、さすがの作者。後半は一気読み。ジーンときた。

    0
    投稿日: 2021.01.20
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    本物の愛に気づいたとき、人はこんなにも行動的にそして感情的になれるのか。2人であれば、家族であればどんなことも乗り越えられると思った矢先に、彼女たちに降りかかる最大の不幸とは。素直になること、思いを伝えあうことの大切さを学ばせてくれる小説。

    1
    投稿日: 2021.01.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    攻めた設定で心にズンとかキュンとかくる物語を描くイメージ(自分評)の小川糸。本作ではLGBTの女性二人とそれぞれが生んだ子供、計4人の家族を描く。 LGBTに関しては、俺だってとんねるずのホモ尾田ホモ男ネタで笑ったりというつい最近までの過去があってエラそうなことは言えない。 自分と違う価値観や愛情表現についてどう受け止めていくかは本当に難しい課題で、立派とは逆方向の人間性である俺にできるのは、教養を高め知性を磨き、理性や倫理、想像力を高めて、人格を改造するしかないと思っている。これはもう人生ずっと最後まで続ける課題だろう。 登場人物の中では草介に一番感情移入した。気配りができて優しくて自分は常に一歩引いたところにいる草介。周囲に気を使い、奉仕し、みんなから「良い子、良い人」と言われ続けた草介の未来の姿…。 数字の4のように足を曲げた寝姿の真の理由を読んだとき、ハワイからの帰路、心の中で電話のベルが鳴った時、イヤな予感はしたのだが、こんな救いのない終わり方はさすがにキツい。ハッピーエンドが正しいとは言わないがそれにしても荒むなぁ。

    1
    投稿日: 2021.01.08
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    小川糸さんの「にじいろガーデン」読了。母二人、子二人の家族の物語。読み始めて想定外の展開で驚いた。同性愛者タカシマ家の村での生活が描かれてます。少ない愛の形ゆえ、生活の難しさもある中、それぞれ性格の異なる家族がバランス良く補いながら楽しく生活していきます。読みながらクスッと笑うところもあれば、泣きそうになるところもありました。読後の印象としては優しく温かい物語だなと。そして表紙に目を向けると、表題の意味や四人の絵の理由がスッと入ってきます。タカシマ家の新しい一歩を踏み出すラストも良かったです♪

    4
    投稿日: 2020.11.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自殺しようとした女子高生とそれを止めた主婦との心の交流の話かなと思っていたらなんと恋愛関係になり駆けオチするという衝撃のスタート。 恋に落ちる過程があまり共感できなかったので展開についていけないかもと思ったけど、恋愛相手が異性か同性か関係なく、恋に落ちるとはこういうことなのかもしれない。 マチュピチュ村での生活をスタートし、そこから語り手が代わりつつ結構なスピードで話が進んでいく。どこか現実的ではない感じは受けていたけど、日常に対する繊細な感性は読んでいてとても心地よく、好きな人と共にある奇跡、自然の壮大さ、家族の在り方について考えさせられ、いつのまにかマチュピチュ村にいるタカシマ家がとてもいとおしく思ってくる。 なのでハワイ帰国後の展開は辛くて悲しくて、作者にちがう終わり方にして欲しかったと思った。

    0
    投稿日: 2020.10.24
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    結構な勢いで展開していく内容だった。 「現実世界では無さそうな話だなあ」とは思ったけど、人の温かみに触れられて良かった。 ハワイに行きたくなった…

    0
    投稿日: 2020.10.16
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    初っぱなからの展開に少し戸惑ってしまったけど、こんな家族のあり方もいいのかもと読み進められた。 病に冒され逝く者が残すもの。 残された者がこれから進むもの。 ほっこりして、じーんときて そうそう、前に進まなけゃとの感想になりました。 著者、やはり食が欠かせませんね。

    1
    投稿日: 2020.09.10
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    電車に飛び込み自殺をしようとする少女を助けた泉。 なんだか駅で見かけるようになってから気になっていた少女だった。 泉は7歳の息子を持つ離婚協議中の母親。同性なのに、どうしてこんなに気になるんだろう。 つなぎ止めたい一心に、そのまま自宅に呼んで、屋上で一緒にご飯を食べる。少女の名は千代子。歳は16も違うが、二人は徐々に打ち解けていく。 そういう生活が何日か続いたある日。 千代子から突然キスをされて、好きだと告白をされる。 それからの展開は早かった。 二人は気持ちを確かめ合い、泉の息子、草介を連れて山の中にある家に暮らすことを決める。 彼女たちはそこをマチュピチュ村と呼んだ。 のち、千代子は過去に関係を持った男性との間に命を授かったことを知る。 彼女を宝と名付け、家族4人でゲストハウスを経営しながらスローライフを送る。 4章からなり、泉→千代子→草介→宝と主人公が変わり、時が流れるのも早い。 女性同士の同性愛が大きく描かれているが、それが物語のメインテーマではない。 家族には様々な形がある。そして、時に周りから祝福、理解されない場合も。 主人公たちのたくましさには感心せざるを得ない。 終盤は怒涛の展開。 この後どうなったんだろう…。 小川糸さんは意外にも読むのは初めてだった。この他、どういう作品を描く方なんだろう。

    0
    投稿日: 2020.08.15
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    思いがけずLGBTの物語。 最初の描写に正直嫌悪感を抱いたけれど、その後の何十年を見てきて応援せざるを得なくなった。 子どもを育てることということは、自分の実の子どもであろうとなかろうと尊い。 悩んだり共に喜んだり、他者と真剣に向き合うことで人は内面が成長する。 子どもたちはごく普通の家庭を知ることはできなかったけれど、誰にも味わうことのできない幸せを与えられた。 彼女たちのスローライフはとても魅力的だ。 愛が一瞬でも迷えば崩壊する危なっかしさがあった。

    1
    投稿日: 2020.07.31
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    胸が何度も何度も苦しくなった。 人間の弱さ、優しさ、儚さ… 苦しいけど、読んだ後、心から湧き出てくるものがあった。 プロローグの意味がわからなかったけど、読んだ後もう一度読み返した。泉ちゃんと千代子さんだけの関係じゃない、草介と千代子さんとの関係も描かれているような気がした。

    1
    投稿日: 2020.07.26
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    先が読めてしまう本だった この次はもしかして、ドラマとかにでてきそうなパターン? と思ったらまさにそれ ジェンダーレスには理解あるほうだと思っていたけど、この結末はちょっとね… 何が正解かと言われると答えられませんが。

    0
    投稿日: 2020.07.24
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    世界優しさ選手権 上位入賞常連の草介と タカシマ家を優しく照らす虹になった千代子が 泉と宝がきっと作り上げる 丘の上にある虹色ガーデンに 月夜の晩に掛かる虹の架け橋を 4人で眺める夢 叶いますように… 小川糸さんの紡ぎ出す 人と人の絆に僕の心はいつも震える

    4
    投稿日: 2020.07.04
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    人生って何があるかわからない、 血が繋がっていなくても、家族であることは真実だ。 草介が家族の中では1番好きだった。

    4
    投稿日: 2020.06.07
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    LGBTの当事者としては夢物語でしかなかった。 偶然出逢って、一目惚れして、両想いになって、駆け落ちして、子どもを育てて、周りの人に認められて受け入れられて、そして最期まで一緒にいられる。 そんな上手く進むはずない。 そう思うのに、なんだか自分自身もタカシマ家の一員になったような気持ちで読み終えてしまった。 泉の気持ち、千代子の気持ち、草介の気持ち、宝の気持ち、どの人の気持ちも理解できて、切ない気持ちになってしまったな。 これを読んでムーンボーを見たくなった。 読み終えた後、もう一度全員が揃っているタカシマ家に戻りたくなって読み返したくなった。 千代子の椅子を戻した泉。 コーヒーを飲もうと言った泉。 草介と宝と、これからも生きていってほしい。

    1
    投稿日: 2020.05.30
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    ラズビアンカップルのじーんとくるやわらかいお話。 「世界がすべね同じ一色なったら、つまらないじゃない。でも、どんなに数が少なくても、ちょっとそこに色彩があるだけで、世界がグッときれいに見えるでしょう」

    0
    投稿日: 2020.05.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前半は読みにくいと思っていたが 後半からの展開はヤバし。 非常にテンポも速く、のめり込んでしまった。 怖さのベクトルは違うけど、下手なホラーより全然怖い。不条理。

    0
    投稿日: 2020.04.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夫との関係に悩む一人息子を持つ女性 泉。 自殺を考えている女子高生 千代子。 千代子は後に妊娠していることもわかる。 二人は惹かれ合い母二人、息子、娘の4人で家族に。 LGBTの問題と家族のあり方が描かれています。 「家族というものは、きっと最初から家族の訳ではなく、毎日毎日、笑ったり、怒ったり、泣いたりしながら、少しずつその形が固まっていくものだと思う。だから、その努力を怠ると、いくら血がつながっている家族でも、壊れてバラバラになってしまう。」 「虹色憲法 自分には決して嘘をつかない。 一日一回は、声を上げてげらげら笑う。 うれしいことはみんなで喜び、悲しいことはみんなで悲しむ。 絶対に無理はしない。 辛かったら、堂々と白旗をあげる。」 「結婚ていうのはね、たぶん、幸せ探検団を結成するみたいなものよ。時には髪を振り乱したり、大きな敵と闘ったりしながら、それでも幸せのために前へすすんでいくの。ふたりにとって幸せは、同じものなの。」 前半はLGBTの問題との戦い、後半は家族のあり方から生き方まで。 あっという間に読んでしまいました。 個人的にはLGBTでも堂々とすれば、全然問題ないと思っている。 法律的なものは、まだ時間はかかるかもしれないけれど。 多様性は認めるべきだと思っています。 家族が幸せなことが一番幸せだと思いました。

    53
    投稿日: 2020.03.13
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    前半は、ちょっと読み進めにくかったけど、途中から一気に物語の世界に入り込めた。 家族のあり方について深く考えさせられた。 同性愛者とか異性愛者とか関係なく、家族がいつも笑顔で、お互いを思い合いながら過ごせるってことが幸せだよなぁと思った。 異性愛者だって、お互いに尊重できてなかったら、幸せな家庭は気づけない。だから、異性愛者だとか同性愛者だとかってそんなに重要じゃないのかも。だから、やっぱり、同性愛者でも普通に結婚が認められたり、子どもが持てたりすることって、すごい大事なことなんだなと思った。今まで、そういう問題に対して、無知だったし、正直自分とは関係ない世界みたいな見方をしてしまっていた自分に反省。 すごく深いお話で、色々と考えることができました。

    8
    投稿日: 2020.03.05
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    小川糸さんの「にじいろガーデン」読み終えました。 ちょうど父のこともあって 死や家族のことについて 深く考えることができました。 人が死を迎える時、死を考える時 本人、家族はどんなことを考えるのだろうか。 そして、死後の家族の思いなど。 タイムリーな本でした。

    5
    投稿日: 2020.03.04
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    最初から、涙ばかりでした 死にたいと、ホームに立っていてから、 奇跡のように人生が繋がっていった 家族って素敵にしてゆくものなんだと 感じた 人生って、そうだなって思う 優しいソースケは、やっぱり パキンと壊れてしまったのかもしれない でも、ふと、ママを想っていたんじゃないかな? とも思う カカも、宝も、素敵に生きていて欲しい 素敵な本と出会えた

    9
    投稿日: 2020.02.19
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     理想郷みたいなお話だった。自分勝手な登場人物が一人も出てこない。みんながみんな、家族を第一に考えていて、その温かい気持ちは何年経っても変わらないままで、愛に溢れた家族のお話。現実味があんまりなかった。生きるってそんな美しいもんじゃなくねー?って頭の中で終始ぶつくさ言ってる自分がいた。心に余裕があって、あるいは逆にもう何もかもに疲れ果てて死にたくなって、なんでもいいからとにかく理想的で愛に溢れた美しさを感じたいときに読むにはいい本かも?  でもわたし、昔よりずいぶんこういう綺麗な「家族」の物語を読んでも心が荒まなくなったな。大学の頃だったら読み終われなかったんじゃないかな。

    0
    投稿日: 2019.12.14
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    なんだか心苦しくて、途中でやめちゃおうかなと思ったけどゲストハウスが軌道に乗ってきた辺りから一気に読めました。 ただ草介があまりにも可哀想じゃないかな

    0
    投稿日: 2019.06.28
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    小川糸さんの作品だから、と読み始めたものの、今回はかなり毛色が違った。 レズビアンカップルとその子どもたちで成り立つ家族のお話。 LGBTのひとたちの生活の様子などがわからないので何とも言えないけれど、カップルはともかく、子どもたち(もちろんそれぞれ別の男性パートナーとの間にできた子供だ)がいともたやすくこの状況を受け入れて適応するものなのだろうか、とか、そもそも見知らぬ土地に行って生活を始めよう!とふらりと出かけた先で家を借りて庭を造って、ということがこんなにあっさりできてしまうのか、などと展開に違和感を感じてしまった。 人の情や、丁寧な生活を描くあたりは小川糸さんの世界だよなぁと思いながらも、全体的に現実味が薄く、かといってフィクション感も薄く。 読み終わってから改めて考えたのだけれど、たとえば童話のような、あるいはカップルのことも、過剰適応してしまう子供のことも、デフォルメして描かれていると思えばわかりやすかったのかもしれない。 お話の終わり方もなんだか淋しかった。レズビアンマザーのもとでいろいろな苦労も背負ったであろう草介には、幸せな未来があってほしかったな。カップルふたりは幸せな愛のかたちを築けたけれど、その分のしわよせが草介にいってしまったような感がしてならない。

    0
    投稿日: 2019.04.24
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    読みはじめはリアリティがなくて物語に入り込めなかったけれど、子供達の視点が混ざりはじめてからの後半は、ぐっと引き込まれた。最後は涙涙。

    0
    投稿日: 2019.03.21
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    話が繋がっていて、楽しく読めた。最後は一気に読んだ。人は生まれるとき粘土を与えられて、生きていく中で、いろんな形にできる。いろんなものを盛り付けれる大皿でありたい。

    0
    投稿日: 2018.11.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ジャケ買いして何も知らずに読み始めたらLGBTの話だった。にじいろってそういう… ただ、それだけなら良かったんだが割と展開が、というか時間の流れが急すぎてちょっと待ってちょっと待ってとぶんぶん振り回されてストンと終わった。 いや、面白かったんだけどね。 幸せに終わっても良くない?って思った。

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    投稿日: 2018.10.01
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    180912*読了 いい話、だと思う。伝えたいことがたくさんたくさんあったんだと思う。 ただ展開が無理やりというか、伝えたいことを伝えるために都合よくしすぎているというか…。そこが読んでいて、すっきりとしない感じはありました。 最後も前を向いてはいるけれど、ただただ優しくてどこまでも優しい二ー二ーがかわいそうな気がしてしまって。彼こそ、伝えたいことのためにうまく使われた存在な気がしてしまいます。

    0
    投稿日: 2018.09.12
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    同性カップルに対する知識はないから、ここに書かれていることがどれだけ現実の関係として有り得るのかわからないけれど、心温まるお話である、とても。

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    投稿日: 2018.08.26
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    ―泉ちゃん、一緒にこの街を出ようよ― この言葉から2人の旅は始まった。 今、何かと話題に上がるLGBT。 少数派に属していても決して恥ずかしくない、少数派でも自己主張しても大丈夫だと後押ししてくれるような作品。 そして、心底、夜空に輝く虹を見てみたいと思った。

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    投稿日: 2018.08.10
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    ん〜、どうでしょう。もう読んでから時間が立っているので記憶が曖昧ですが、正直、軽い話だったという印象です。そこがいいんだよ!っていう人もいそうな気はしましたが。

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    投稿日: 2018.07.03
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    いろいろな人生があるけれど、自分と違うからと言う理由だけで拒否せずに受け入れることが大切だと、思う。 なかなかそう簡単には受け入れることができなかったりする。 その葛藤の中で一つ一つ答えをみつけていくのが、人生なんだなぁと思った。

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    投稿日: 2018.06.05
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    女性同士の家庭を築くことが自分ではあり得ないことだな~と思ったけど、家族とは何か?とか、いろいろ考えさせられた本だった。

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    投稿日: 2018.03.25
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    ふわっとやさしい、癒される。それがこの作家の持ち味。今回結末少し悲しいけど前を向いて終わるところで救われる。

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    投稿日: 2018.03.15
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    世間のはじっこでしっかりと根を張って生きる家族 重いテーマ でも視点を変えて淡々と語られる ついていけない所も分からない所も多かったけれど 虹を求めて生きていくんだね 草君の展開には不満ですが 「つるかめ助産院」「かたつむり食堂」の方が好きですが ≪ オハナって 家族の意味よ ちがう色 ≫

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    投稿日: 2017.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    もう少し物語を丁寧に書いてほしかったかな。淡々と進むので重くなり過ぎないのだが、時間がポンポン進んで、逸話と逸話の間の主人公たちの気持ちの変化が解らず、置き去りにされたような感じです。それと、4人の主人公の一人が死んでしまうし、一人が事故で植物状態になるのは、物語としては有りなのかもしれないが、私としては無しですね。ガッカリしてしまいました。

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    投稿日: 2017.09.13
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    章が変わるごとに泉、千代子、草介、宝の視点で描かれています。 本のカバーを見た時には普通の家族の物語だと思っていましたが、 読み始めたら全然違い同性同士の結婚、 その他の家族についての物語でした。 こうゆうタイプのものは初めてだったのでとても不思議な感覚でした。 今まで男性と結婚していたのに、突然表れた女の子によって 自分がそうゆう人だったのかと思うのは どうゆう感覚なのだろうかと思ってしまいました。 けれどこの二人、そして家族を見ていると 性別とかそうゆう物を通り越して 人として自由に生きている感じがしました。 ここまでに至るには現代の日本でもまだまだ差別や偏見、 色眼鏡などで見てしまうので難しいなと思います。 心に響いた言葉 どんな人でも拒まずにありのままを受け入れる、開かれた場所。 この場所を、ほんのひと時でも自分らしさを取り戻す、 安らぎの場にしたかった。 はじっこでもちゃんと根を張って生きていけることを、 わたしは自分のこの体で証明したかった。 泉ちゃんの夢を、一日でも長く更新したかった。 楽しかった思い出を瓶に保存しておいて、 それをちびちびと出してはさ、 残りの人生を食いつないでいかなくちゃいけないんだもの 幸せな記憶が腐らないよう、 塩漬けとか味噌漬けとかにしておいて、 なくならないように配分しながら人生のおかずにして生きていく。 前半は割と温かく明るいイメージでしたが、 後半になって今までのとは違うテイストになり 想像もしていなかった展開になりとても悲しく胸の詰まる思いで 一気に読んでしまいました。 けれど暗い場面では暗くなり過ぎないように 文に色彩がついているかのように丁寧書かれていたので あまり暗くならずにはすみました。 この物語の場合は親同士も世間ではあまり見かけないタイプで 周囲に受け入れられるまではそれなりに苦労を重ねてきています。 けれどそれ以上に息子や娘は本当は本人達の前では言えない 苦労していることなどが切実に語られて、 特に息子の草介の場合は 娘の宝とは違ストレートに表現することもなく、 また違う想いも重ねていたこともあり とても辛い立場だったなと思いました。 家族、結婚という形について改めて考えさせられました。 そして生きるということについてまた深く考えさえられた作品でした。

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    投稿日: 2017.08.24
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    離婚を夫から迫られている泉さんと 女性が好きだということを親に理解されない千代子さん 泉さんの息子と、千代子さんの娘と 4人が家族として生きていく数十年の物語 人の優しさが、ビシバシと感じて涙が出る

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    投稿日: 2017.08.15
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    気軽に読み始めたら、テーマが重くてびっくり。 でも、逆境や苦難をものともせず突き進んでいく「愛の力」に引っ張られるように、読み進めた。 家族になるのに、理屈も常識もいらない。 でも、法的に認められている関係というのも確かに大事で。 幸せの形は本当に人それぞれだけれど、茨の道であっても笑って乗り越えていけるような、そんな強さを持ちたいと感じた。

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    投稿日: 2017.07.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この作品では、つるかめ助産院の時ほどの作者の共感を読み取れなかった。 当然、読んでいる側も設定に入り込めず。 展開も急すぎて非現実的に感じたし 遠慮せずに物を言えば「作り話」感が強かった。 それでも性的マイノリティの課題には正面から向き合いたいと思っているし、勉強になったところもある。 のめりこむような楽しさの読後感は得られませんでした。

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    投稿日: 2017.06.04