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幕末史(新潮文庫)
幕末史(新潮文庫)
半藤一利/新潮社
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総合評価

104件)
4.1
31
44
14
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    ペリー来航からの25年間。 完全史実なだけあって情報量が多く複雑。 それでも読みやすく書かれている。 日本史で習った内容なんてほんの一部の一部にも満たないなと。 幕末史mvpは勝さんかな。

    0
    投稿日: 2025.05.13
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    半藤一利さんの本は優しく、読みやすいので好きです 長編の作品ですが、興味ある幕末を分かりやすく解説してます

    0
    投稿日: 2025.02.11
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    半藤一利著『幕末史 (新潮文庫 ; は-56-1)』(新潮社) 2012.11発行 2020.9.21読了  半藤一利氏の著書はいくつか読んだことがあり、本書は反薩長史観の立場から書かれている。寺小屋風の語り口調でペリー来航から西南戦争までの政治史を取り扱う。教科書だと1・2行で終わる部分も、一次史料を用いて丁寧に解説している。戦艦好きの著者らしく、終始勝海舟びいきだったが、実際、勝が一番まともに思えてくる。近代日本の出発は、「明治維新」という名が示すほど大義あるものではなかった。 URL:https://id.ndl.go.jp/bib/024009262

    0
    投稿日: 2023.12.09
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    ペリー来航から大久保暗殺くらいまでを描いた本。 本自体は分厚かったが、著者は作家ということで読みやすく楽しんで幕末を勉強できた。 趣旨としては、明治維新は武力を伴った権力闘争にすぎず、「維新」なんてかっこつけた呼び方をするのはどうなのかい?というところだと思う。 学校の勉強では薩長土肥の人しかよくわからないけれど、当然のことながらそれ以外の人も色々なことを考え、色々なことをやっていたんだなあと痛感した。

    0
    投稿日: 2023.01.03
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    昭和史で有名な半藤一利氏であるが、幕末に関しても造詣が深いのは知らなかった。しかし、昭和を知るには、明治・大正時代に遡る必要がある。さらに、明治・大正時代を知るには江戸時代に遡る必要がある。そう考えれば、半藤氏が幕末に詳しいのも当然かもしれない。 司馬遼太郎の歴史小説の影響だろうか。幕末の志士は英雄視される節がある。特に薩摩・長州の志士は明治維新を成し遂げた英雄だ。しかし見方を変えれば、明治維新とは幕府転覆の革命であり、徳川慶喜を引きずり下ろして切腹までさせようとした反乱である。しかも、国家転覆後の青写真を誰も持っていなかったとなれば、「明治維新は単なるクーデターであった」とも言えるのだ。 真実は一つではない。見方が変われば真実も変わる。本書は幕末史の見方を増やしてくれる良書である。

    0
    投稿日: 2022.12.08
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    紆余曲折、途中下車、道草を経て、やっと読了。目から鱗が落ちるとはこの事。自分の歴史認識の低さを思い知らされた。語り口調の半藤氏の解説は生の講義を受けているが如くである。兎に角、分かり易い文章で大へん勉強になった。歴史上の英傑たちのスポットの陰に埋もれていた人物が実はキーパーソンであったりして興味をそそられた。それにしても、勝海舟が不遇の存在であったのには驚いた。この人物をもっと掘り下げてみたいと思う。

    0
    投稿日: 2022.11.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    黒船来航から西郷の死までを解説してある一冊。 難しいことを、わかりやすく簡単に説明できるのが、本当に頭のいい人、というのは真実だな。 幕末の状況が、少し理解できた。でも、やっぱりややこしい。 幕末から明治初期にかけてまとめられている一冊なんだが、そこから大正、昭和と歴史は続いていて。 この明治初期のころから、軍事優先国会への道を歩んできている選択してきた、という締めが、その後の日本の歩みを考えるとなんともやるせない。繋がっているんだな、、、。 基本的にとても興味深く面白く読めたのだが、新撰組(近藤とか土方とか)あまり出てこなかったのは残念。 とは言え、今まであまり知らなかった、勝海舟、木戸孝允、西郷隆盛辺りのことが盛りだくさんで良かった。 手元に置いて、読み返したい本。

    1
    投稿日: 2022.11.04
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    「半藤一利」が黒船来航から西南戦争までの幕末史を描いた作品… その名もズバリ『幕末史』を読みました。 『それからの海舟』に続き「半藤一利」作品です… 『それからの海舟』を読んで、幕末~明治の日本史について、もっと知りたくなったんですよね。 -----story------------- 黒船来航から西南戦争までの《混乱》の時代がスッキリ分かる語りおろし本。 大ベストセラー『昭和史』の著者が、多くの才能が入り乱れ、日本が大転換を遂げた25年間を、平易かつ刺激的にひも解いてゆく。 はたして明治は「維新」だったのか。 幕末の志士たちは何を成し、また成さなかったのか----。 独自の歴史観を織り交ぜながら、個々の人物を主人公に活き活きと描いた通史。 ----------------------- 歴史探偵「半藤一利」が、波乱に満ち溢れた幕末の25年間と歴史を動かした様々な男たちを、独自の切り口で語り尽くした作品です。  ■はじめの章 「御瓦解」と「御一新」  ■第一章 幕末のいちばん長い日  ■第二章 攘夷派・開国派・一橋派・紀伊派  ■第三章 和宮降嫁と公武合体論  ■第四章 テロに震撼する京の町  ■第五章 すさまじき権力闘争  ■第六章 皇国の御為に砕身尽力  ■第七章 将軍死す、天皇も死す  ■第八章 徳川慶喜、ついに朝敵となる  ■第九章 勝海舟と西郷隆盛  ■第十章 戊辰戦争の戦死者たち  ■第十一章 新政府の海図なしの船出  ■第十二章 国民皆兵と不平士族  ■第十三章 西郷どん、城山に死す  ■むすびの章 だれもいなくなった後  ■あとがき  ■参考文献  ■「幕末史」関連年表 嘉永六年(1853年)六月、ペリー率いる米艦隊が浦賀沖に出現して役人たちは周章狼狽、京の都はテロに震えだし、「坂本龍馬」も非業の死を遂げ、「将軍慶喜」は朝敵となり、江戸城は開城、戊辰戦争が起こり、新政府が樹立され、下野した「西郷隆盛」が西南戦争で城山の地に没す… という激動の時代が描かれています、、、 明治維新という名の革命を舞台にして、個性的で傑出した人物が次々と登場するドラマティックな時代ですからね… 幕末を舞台にした物語が数多く作られたのも、頷けますねぇ。 誰を主人公にしても、それぞれの視点で魅力ある物語が描けますもんね… 歴史の勉強にもなったし、お歴々の思考プロセスや行動、駆け引きは仕事の参考にもなりましたね、、、 学生時代に歴史を学んでいた頃には興味のなかった時代ですが… 『それからの海舟』と本書を読んで、俄然、興味が沸いてきました。

    0
    投稿日: 2022.10.26
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    なんとなく学校で、主要な出来事が何年に起こりました、ということを学んだにすぎない幕末から明治初期にかけての出来事を、非常に詳細に、また語り口調でわかりやすい言葉でまとめられた内容でした とても勉強になりました ペリー来航から西南戦争までの内容です 徳川幕府の終わりと明治政府の始まり、その間がいかにドタバタで革命的であったかがよくわかりました よく、200年以上続いた徳川幕府の時代からあそこまで一気に時代が進んだなぁと、一気なんやけど、意外にもビジョンはなくて権力闘争の成れの果てだったのは意外でした

    1
    投稿日: 2022.10.09
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    左に偏りすぎてる。作者の思想がかなり強く出ていることが最初の数ページで伺えたので、本編は流し読み、捨てました。 作者の方は共産党員だったのですね。事前に調査しなかった私のミスですが、あくまで中立な本が読みたかったので、残念です。同じ思想を持つ方々にはいいのかもですが、文章も読みづらかったし、高評価なのが不思議です。

    1
    投稿日: 2022.09.11
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    長かった〜。けど楽しかったー。 「薩長土は略奪行為だ」と知り、 坂本龍馬好きの私にとっては目から鱗。 「勝てば官軍負ければ賊軍」 今まで積んできた幕末の知識は勝った側の視点だったようだ。 私の生まれ故郷の偉人、勝海舟。 彼は立派な人だったんだなぁ。 誰か向島に博物館でも作ってあげてよ(笑)

    6
    投稿日: 2022.05.20
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    昭和史同様、 本棚から引っ張り出してきて 再読。 半藤さん自身も語っているが これは維新と言う名の 薩長の下級武士によるクーデター。 封建制度を疑い、改革を一気に進めた 25年間を半藤一利さんが 分かりやすく レクチャーしてくれてます。 世界と肩を並べる為に 必要な事だった維新。 しかしながら、 将来の日本の在り方を 余り考えずに その場しのぎで 進んだと考えられる側面もあった。 うーん。 西郷隆盛さんを改めて偉大な人物と 感じました。 この人がいなければ、今の日本は なかったかもしれませんと。

    0
    投稿日: 2022.05.08
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    生涯学習講座の講義録をまとめたもの。 歴史は苦手だけど、令和3年1月に著者が亡くなり話題になっていたことから、幕末史をおさらいする気持ちで購入。軽妙な語り口調で読み進みやすく、大河ドラマ「晴天を衝け」とも時代が同調していて、相乗効果でとても楽しく読み進められた。 反薩長史観の幕末史。「御一新」ではなく「御瓦解」、薩長が徳川から政権を奪取したに過ぎず、この国のかたちが大きく変わったわけではないという見方には共感。実際、政策の実務は旧幕臣無くしては成り立たなかったことは大河でも描かれていた。木戸孝允らが書簡で、戊辰戦争に勝ってうかれた連中が今後の日本をどうするかを考えずエコイムズだけで政府にあれこれ申し立てている、幕府は倒したけれど、あとの青写真は持たず、だれも責任をもって職責を果たそうとせず、勝手を言っているだけ。これでは崩れるしかなく、我々が一生懸命やってきたことは何だったのか、と嘆いている。 何となく民主党政権時代の混乱を思い出してしまったが、今の日本の政治は薩長の明治からどれだけ進化しているのだろうと思ってしまった。 半藤氏の作品にもっと触れてみたいと思う。

    1
    投稿日: 2021.12.31
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    明治維新=薩長史観→褒め称えられる薩長の革命、著者はそんな一方的に評価されるべきでない、歴史は公正に評価されなければならない、いくら訴えても支持されない無念、後世にそう言う時はくるのだろうか。もし来たとしても生きていないだろうな。 著者は統帥権にこだわっている、それが太平洋戦争の悲劇に繋がっているから。 福沢諭吉をあまり好きではない理由が知りたい。

    1
    投稿日: 2021.10.02
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    PodcastのCoten Radioで紹介されている参考図書の一つ。 いまいち幕末とかイメージがあやふやだったりしていたけど(徳川慶喜と薩長土肥はどういった立場で対立したの?などなど)、丁寧に且つ講談的な味のある語り口でとってものめり込みながら理解を深めることができた。 ただ歴史の教科書で列挙された人物たちと出来事が、人間臭いドラマといて捉えることができたのは、歴史の面白さってこうやって感じるのだなーと今更ながらの気づき。何であんなに学校の歴史はつまんないのだろうの裏返し。 特に印象深いのは、勝海舟の偉人感と慶喜の無機質さ。慶喜は天皇への忠義を誰よりも深く持ってたはずなのに賊軍との扱いを受けて、ほろろな立場よね。 著者の「昭和史」もぜひ挑戦してみたい。楽しみ。

    1
    投稿日: 2021.06.20
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    大河ドラマ『青天を衝け』今日はサブタイトル『激闘!禁門の変』 渋沢栄一の自伝かと思っていましたが、重厚な幕末大河ドラマ(明治維新後も期待してます)だった。大河ドラマのガイド本では物足りず、歴史の新書ではどうも頭が整理出来ないため、良い本を探して本書に出合いました。著者の半藤一利氏が冒頭に『反薩長史観』と表明してペリー来航から西南戦争までを、大学の特別講座で語ったものをまとめたもの。とにかく分かりやすく面白い。個人的には一部異論もありますが、折りに触れ読み返したくなる良本、幕末通史としてお勧めです!!

    0
    投稿日: 2021.06.06
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    他の人の感想に大河ドラマを見ているようだと書かれていたが、まさに同感 戦国時代は大好きなのに、幕末の流れは、よく分からず 最近、大奥(吉永ふみ)を読み天璋院篤姫を読み、今の大河ドラマを見るにつれ、一つ一つの出来事が大きな流れに変わって行く あー、これがそうだったのかと一人で合点が行き、私のような幕末オンチの人間にもわかりやすく、読みやすくなっている 最後に、本文中に大日本帝国は、薩長がつくり薩長が滅したと言う一文が印象的だった

    1
    投稿日: 2021.05.29
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     映像を見たわけではないのに、幕末を描いた大河ドラマを見たような読後感だった。ペリー来航から大久保利通の死までの、講義12回分をまとめたもの。登場する人物たちの言葉や行動が、詳細に、眼に浮かぶように語られる。自分が知識として持っていた出来事と出来事が、必然性を持って繋がっていったような気がした。う~ん、それにしても「錦の御旗」の威力はすごいなぁ、とか、大久保利通の非情さや壮絶な最期から、明治があるのかぁとか…。他の幕末のものを読むときに、また読み返したいと思った。

    22
    投稿日: 2021.05.23
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    2021年4月再読。 この本で扱っているのは、1853年のペリーの浦賀来航から、明治維新を経て1878年、明治10年の西南戦争の終わりまでである。 鎖国を続けていた徳川幕府が、開国を要求されたことから歴史が急展開する。江戸城の無血開城、大政奉還を経て明治維新により、天皇・朝廷を抱く明治政府が出来る。もちろん、そういった事がスムーズに進んだ訳ではない、というよりも、本書に示されている通り、それはいくつもの意味での権力闘争の果てに、「そういうことになった」とも解釈できる。 ともあれ、侍が支配していた日本が、近代国家となった。ここから日本は、幾つもの戦争に突入していく訳であるが、それは別の話である。

    3
    投稿日: 2021.04.08
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    先ごろ亡くなった半藤一利氏(1930.5.21-2021.1.12)の慶応丸の内シティキャンパスでの講座(2008.3-7)12回をまとめたものとある。口語体ですっと入ってくる。半藤氏の父の実家が長岡だったせいで子供の頃よく長岡に行った。自然に反薩長になったと最初に書いている。 慶喜の静岡移動のところをメモ 徳川家は朝延の処分後、慶喜は当主をやめ、うんと若い田安亀之助が後を継ぐ。すぐに駿府(静岡)に土地をもらい、応4年(1868)7月23日、慶喜も静岡に落ち着く。幕臣のほぼ半分、約1万4専任が明治元年(1868)10月11日から11月9日にかけ静岡に移る。残り半分は商売をしたり、江戸に残ったり、北へ行ったりした。移動の指揮をとったのは勝海舟。一家で移り住む(勝一家が静岡に行ったのはあまり知られていないと嘆く)。勝の住居は宝寿院。居室は残っており居室に今も勝の写真があるという。妻子は静岡で亡くなり妻子の墓は静岡。慶喜の住居跡は今は料理屋で標識がたっている。賊軍であったせいか、あまり大事にされず静岡での観光資源になっていない。 単行本 2008.12.20発行 図書館

    0
    投稿日: 2021.03.08
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    色んな人の書いた幕末の本を読むことで、歴史が立体的になっていくのが面白い。司馬遼太郎など最近読んでたお陰ですんなり入ってきた。昭和史も読んでみたい。

    1
    投稿日: 2021.01.24
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    幕末の思想や動きは何度読んでもぐちゃぐちゃだなと思うのだけど、この方の語り調はわかりやすくて好き。(と言いつつ、また忘れるけど) 維新というか革命、薩長史観に物申す、という姿勢らしい。しかし、みんな若いなあ。

    1
    投稿日: 2020.11.02
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    半藤さんの昭和史から来ました。  半藤節は健在で、複雑な幕末史も、軽妙な語り口で噛み砕かれ、すらすら読めてしまいます。 幕末史というと、なんとなく独立したイメージがありましたが、昭和・大正・明治・幕末と地続きで連なっている感覚を実感できます。

    0
    投稿日: 2020.10.16
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    語り口調でかかれていて、読みやすい。幕末の複雑な政治模様がよく分かりました。個人的には、尊王攘夷論で、尊王と攘夷がなぜ結びついたのかがよく分かっていなかったのですが、この本を読んで疑問が氷解しました。ちょっと物足りなかったのは、政治史に話題が限られていること。幕末から明治初期にかけての、経済情勢は面白そうなだけに勿体ない。

    0
    投稿日: 2020.05.23
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    ペリー来航から大久保利通暗殺まで、幕末・明治初期の時代の流れを半藤一利さん独特の切り口で語った本。 本書は、半藤一利さんが薩長史観とは反対の立場で幕末・明治初期の歴史を語ります。幕末は志士側よりも徳川慶喜や勝海舟の心情や動きを多く語っています。明治初期では、とりあえず幕府は倒したものの、政権構想が固まっていなかったが故の混乱ぶりを主体に語られています。 本書はとても面白い本ですが、幕末・明治初期の歴史知識がないとわかりづらい面があります。他の本で幕末・明治初期の歴史を読んだ上で、本書を読むことをおすすめします。

    0
    投稿日: 2019.12.04
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    ★★★2019年5月★★★ 半藤さんが語る幕末史。ペリー来航から西南戦争まで。筆者も述べているように、どちらかと言えば幕府に同情的な立場で書かれている。確かに、薩長のやった事は無理無体なことも多いし、幕府の肩を持ちたくなる気持ちは分からないではない。 中でも特に評価しているのは勝海舟だろう。 咸臨丸による太平洋横断から、江戸城無血開城、西南戦争に至るまで、常に勝海舟が登場する。 左遷されたり、抜擢されたり、幕府が倒れた後は駿府にこもったり、新政府に出仕したり、勝の身辺はいつも騒がしい。 「日本」を第一に考えながらも、薩長と一戦も辞さないという強い覚悟。胆力。これがあっての勝海舟だろう。 薩長の中では、西郷を高く評価しいているようだ。しかし一方で大久保については、実力は評価するがあまり好きではないようだ。 権力闘争に明け暮れた新政府の重鎮については激しく批判している。 改めてざっとこの作品を見渡して、どの辺に書いてあったか発見できないが、「幕末のある段階で国論は開国で一致していたのに、幕府を倒す必要があったのか」という意味のことを書いてあった。 では、幕府を倒さなければその後歴史はどう動いただろうか。興味深い話だ。

    1
    投稿日: 2019.05.09
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    歴史から何を学ぶかが重要。そして、歴史は勝った者が作るので、負けた側から見ることも重要。                                           1.この本を一言で表すと? ・ペリー来航から大久保の死までの歴史を反薩長史観でまとめた本 2.よかった点を3〜5つ ・薩長暴力革命 →維新を美化していない。天皇の尊い意志を推戴して成しとげた大事業であるなどということではまったくない ・尊皇攘夷から尊皇倒幕 ・どのような国家をつくるか、統一の機軸はなかった →ビジョンはなく、攘夷の空気にうまく乗った権力闘争だったということは意外だった ・徳川慶喜 →いざとなるとすぐに逃げ出すクセ、根性の無さは イメージが全く違っていた。 ・昭和史の敗戦直前の状況とよく似ている ・統帥権の独立(p495) →軍部暴走、太平洋戦争敗戦の布石がこの時にできていた ・ガス抜きのための台湾出兵 2.参考にならなかった所(つっこみ所) ・勝海舟褒めすぎ ・昭和史と絡めたところが結構あり、昭和史を先に読んでいない人はわからないと思う 3.実践してみようとおもうこと ・日本人が戦争から学ぶ一番大切な点は、「熱狂的になってはならない」ということ ところで、「攘夷」「攘夷」と言っていますが、では下級武士や浪人たちはいったいどのような理論構成のもとに攘夷を唱えたのか、当然問題になるわけです。 が、正直申しまして、攘夷がきちんとした理論でもって唱えられたことはほとんどなく、ただ熱狂的な空気、情熱が先走っていた、とそう申し上げるしかない。 時の勢いというやつです。 そこがおっかないところで、理路整然たる一つの思想があって皆がそれを学び、信奉し、行動に出るなら話はまだわかるのですが、それがほとんどなく、どんどん動いていく時代の空気が先導し、熱狂が人を人殺しへと走らせ、結果的にテロによって次の時代を強引につくっていく。 テロの恐怖をテコに策士が画策し、良識や理性が沈黙させられてしまうのです。 むしろ思想など後からつくればいいという状況だったのではないでしょうか。 いつの時代でもそうですが、これが一番危機的な状況であると思います。(p149〜150) 4.みんなで議論したいこと ・ 5.全体の感想・その他 ・歴史には様々な視点があり、勝った者が作った歴史だけでなく違う視点でも見る必要があることが理解できた

    0
    投稿日: 2018.12.30
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    ペリー来航から西南戦争(幕末〜明治10年頃)までの出来事を、それを引き起こした人物を中心に極力偏りのないように記述したもの。歴史は勝者によって記録されるの名言通り、教科書に書かれている薩長史観、小説で殊更にヒーローを取り上げている司馬史観とは異なる描き方で、これは学んでおくべき視点。右か左かで問われると北寄りを自認するものとして、賊軍とされた東北諸藩には同情を禁じ得ないし、いわゆる錦の御旗を持ち出して賊軍を討ったというが、尊皇は名ばかり、自身の殿様すら廃し、攘夷を翻し、権力闘争に明け暮れた。「明治維新で日本国を作ったのは薩長であり、太平洋戦争で日本国を滅ぼしたのもまた薩長である」

    0
    投稿日: 2018.09.14
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    半藤一利さんの本は、かなーり主観が入ってる感じはあるものの、やっぱり読みやすい。 この本のいいところは、主観はあるけども、人物像の想像した姿を書いてくれているところ。進み方も時系列だし、すごくわかりやすい。 変な先入観が入ってしまいそうになるから、そこが自分としては怖いなあと思ったけど、、、 この本を読んで、やっぱり人とのつながりとか、人の思いとか、そういうものが最後はなにかをうごかすのかなあ、なんて思えて、幕末について考えようと思えた一冊になった。

    0
    投稿日: 2018.09.02
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    半藤さんの著書はどれも読後の満足度が高い。勝てば官軍的歴史観は維新に限らず多々あるが、公正な事実の検証と多面的な批評があって、初めて過去に学べる。と半藤さんはいつも教えてくれる。

    0
    投稿日: 2018.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    <目次> はじめの章  「御瓦解」と「御一新」 第1章    幕末のいちばん長い日 第2章    攘夷派・開国派・一橋派・紀伊派 第3章    和宮降嫁と公武合体論 第4章    テロに震撼する京の町 第5章    すさまじき権力闘争 第6章    皇国の御為に砕身尽力 第7章    将軍死す、天皇も死す 第8章    徳川慶喜、ついに朝敵となる 第9章    勝海舟と西郷隆盛 第10章    戊辰戦争の戦死者たち 第11章    新政府の海図なしの船出 第12章    国民皆兵と不平士族 第13章    西郷どん、城山に死す むすびの章  誰もいなくなった <内容> 『昭和史』などに比べて、内容の迫力に欠けるか?人口に膾炙したテーマだけに、新情報がなく、半藤さんの解釈にも新味が感じられなかった。ただ、語り口は面白く、厚いわりにすらすら読めるのではないか?反薩長史観で、これから広まるであろう感じ方だと思う。

    0
    投稿日: 2018.03.06
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    講義の内容をまとめたものなので、非常にフランクで読みやすい。司馬遼太郎の幕末は良くも悪くもエンタメ要素があるので、冷静に歴史としての幕末史を見てみましょうという本である。 色々トピックはありすぎるが、メインは慶喜だろう。大政奉還を決断したという意味で評価されるが、それ以外は非常に利己的で保身的な人物としか思えない。維新後は趣味人で、様々な遊びをしていて、実は本人は幸せだったんじゃないかと思うと、非常に現代人らしい人だ。 あとは半藤さんが勝海舟を評価しているのは頷ける。この人も自分勝手で保身的と評価されやすいが、何度も殺されかけている割に護衛を付けない辺り、龍馬に似た豪胆さもある。なんだかんだ役割として役人であり、西郷さんや慶喜と渡り合う辺り、律義でもあるのだ。 幕末というと志士の側から語られる事が多い中、幕府、外国からの視点も合わせて見てみるという点で本当に読みやすく面白い本だと思う。

    1
    投稿日: 2018.02.14
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    「尊皇とか新しい国家づくりとか、全ての理屈は後からひり出した方便。明治維新とは、支配者層を武力で叩き潰さんとする暴力革命であった」とする反薩長史観"を持った著者から語られる、ペリー来航から西南戦争までの歴史。特に面白いのは、半藤先生自身が幕末の動きから、昭和史との類似点や、歴史全般に共通するシステムなどを見出し、所々で指摘している点。やはり人間のやることというのは、時代や場所が変わっても、大して変わり映えしないものなのかもしれません。"

    0
    投稿日: 2018.01.08
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    2017年最後の読了。著者は反薩長史観と宣言する。龍馬も西郷どんも突出して活躍しない。しかし、幕末を正しく認識するには通史という認識が必要だ。維新が革命であったこと。そして、維新後は新政府が自転車操業的に皇国=日本国を築き上げていったことがよく理解できる。佐久間象山、久坂玄瑞、坂本龍馬、西郷隆盛などなど維新に散ったタレント達亡き後の、更に後に太平洋戦争を引き起こしたのが薩長出身の軍上層部だったなんて、歴史の悲哀を感じてしまう。

    1
    投稿日: 2018.01.04
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    半藤氏の作品を始めて読んだが、もっと早く読んでおくべきだったと後悔している。全ての日本人に読んでほしいと思った。 私のルーツは会津藩で、祖父の頃に下北そして北海道へ移住してきた。本書の反薩長史観には目から鱗であった。 現在もなお息づいている薩長史観、賊軍が祀られることのなかった靖国神社等々。目が覚める思いがした一冊。

    1
    投稿日: 2017.08.27
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    マジメな本かと思ったら、結構チャライというかいい加減。それなりに調べてはいるんだろうが、著者の妄想がかなり入り込んでいるので、あまり鵜呑みにしない方がよいような。このレベルなら小説を読んだ方が有益かも。カルチャー講座の文字おこしなので仕方ないが。

    0
    投稿日: 2017.07.09
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    幕末にはヒーローが多かった、と思われている。新撰組にしろ、明治建国の政治家たちにしろ様々だが、よく考えたらそれらは物語の中でそう思っている、あるいはいわゆる「薩長史観」の中でそう教えられているのではないか。著者はそれを相対化してくれる。 慶應大学での講義を書き起こした本書は、その分かりやすい語り口もあって、するすると頭に染み込んできて分かりやすい。そして、尊皇、佐幕、攘夷、開国……日夜変わって行く人々の思想と歴史の流れを俯瞰できる。 そう、幕末はヒーローが活躍したんじゃない、人が紆余曲折して造ったんだな。

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    投稿日: 2017.05.10
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    半藤一利「幕末史」読了。ペリー来航から25年間をお喋りしたものをまとめたもの‥と言う事で、簡要な文章故、厚さの割には短時間で読めまする。最近歴史離れの若者への思いを込めて‥だそうですが、これで幕末の話しを初めて読んでも面白いのかな‥?  #読了 #半藤一利 #幕末史

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    投稿日: 2017.03.29
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    抜群に面白かった。 やっぱり歴史は「流れ」だとつくづく。 とかく役者が多い幕末の、膨大な点と点は、悉くが線となって、現代にまで繋がっていると気付かされる。 受験の時も思ったけど(実況中継シリーズ、あったなあ)、この歴史の流れを理解するには、談話形式が本来適しているのかもしれない。 かつての神話が口伝で伝わっていたように。 教科書みたいな点を追いかける教授法では、複雑に絡み合う点と点の繋がりを理解するのは難しいんじゃないかな。

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    投稿日: 2016.10.12
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    <印象に残った言葉> ・戦争から学ぶ一番大切な点は「熱狂的になってはいけない」ことである。 ・「歴史には意志がある」歴史の流れの中である一つの意志が働いて、こういう時にはこういう人がいいという適任者を用意することがある ・権力は戦って勝ち取る。そうすることで権力は確実なものとなり、強力なものとなる。

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    投稿日: 2016.03.20
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    『昭和史』(前半)から間が開いてしまったが読了。 筆者が主張しているように、世の中にまかり通っている、薩長史観にモノ申したいというのがこの本。薩摩・長州出身者たちが理念を掲げて新しい国家を築いていった。明治維新とはそんな輝かしいものなんだ、という考え方は違うのだと。そんなに単純でも美しいものでもない。「維新」ではなく徳川家の「瓦解」であり、言ってしまえば「革命」である。多くの人が犠牲を強いられ、血を流した。その血は必ずしも必要でなかったかもしれない。 とはいえ、それまで政治などの経験がない素人集団が(大久保利通という生粋の政治家などがいたにせよ)、大した理念もビジョンもなく新しい国家の礎を築いていったものだなと思う。 右往左往しながらも、結局は勢力争いであり、自分たちの利権のことしか考えていなかったかもしれないが。山川の教科書を見返すと、さも理屈づけられてストーリーになっている。 今更ながら、教科書の一行一行のあいだには数々のドラマがある。この本でもそれが大いに描かれている。 特に新たな発見があったのは、徳川慶喜、大久保利通、勝海舟。 どの人物も、歴史が、その当時の日本が必要としていた人なのかもしれない。

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    投稿日: 2016.02.02
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    るろうに剣心を見ながら同時並行で読んでいたので、重なる部分もありおもしろかった。 いまの日本をとらえる上で、幕末史を理解することは大切だと感じられた。 薩長を中心に倒幕した歴史。 国づくりのビジョンもなく、権力争いだったと言っても過言ではないという。 そういえばこの間下関あたりに行った時、安倍さんのポスター貼ってあって調べたら安倍さんの本籍は山口だった。長州だ…

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    投稿日: 2016.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いわゆる反薩長史観で描かれる幕末史。 著者の言うように1865年の時点で、幕府のみならず薩長においても尊王攘夷思想を掲げることをやめ、開国で一致したのであれば倒幕とは果たして何だったのであろうか。 徳川慶喜が船中八策を受け入れていたことからも、薩長が政権を獲らなくても封建制度が続いたかどうかは分からない。 最大の不幸は当時、幕府にも朝廷にも強いリーダーシップを発揮できる人材が皆無だったことである。 そしてその強いリーダーシップを発揮した薩長を中心とした維新の志士たちには、その後の国家をどうするかといった具体的な構想を描いていた人物はいなかったのである。

    1
    投稿日: 2016.01.26
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    講座か何か聞いているような、とてもわかりやすい幕末史。 こんなに読みやすい幕末から明治までの本あったのか!と思ったくらいに読みやすかった。 あとがきに書いてあった「明治維新は明治革命だ」と言っている。 これには私も同感だ。 維新という言葉1つで片付けれないくらい紆余曲折ありの 全く関係ないであろう、私情にもつれた明治最初に たくさんの人の血は流れたのは間違いない。 薩長が近代社会を築き上げたんだ!さすがすごいぜ!と教育された人もいることでしょう ただそれは美談として語られることではなく。というね。 この明治から大正昭和と続き国を作ったと言われてはいるが 結局のところ長々と続いた、そんな薩長で固められたお偉いさん集団が終戦とともに 国を終わらせたようなもんだ。とも思う。 まぁ人それぞれ考えることは違うだろうけども。 戦争なんてやってもロクなことないな!

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    投稿日: 2015.11.17
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    ペリー来航から大久保殺害までの講義録をまとめたもの。軽妙な語り口で読みやすいが、半藤さんの作品としては、文春文庫のそれの方がしっかりしていて好ましい。2015.8.5

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    投稿日: 2015.08.05
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    近代日本における最大のターニングポイントである幕末期〜明治に至る一連の動きについて、著者独自の目線で語り下ろした慶應丸の内シティキャンパスでの特別講座をもとにまとめられた一冊。文庫本で500ページの分量ながら、口語調の文章が読み易く、当時の複雑な時代背景が手に取るように理解できる。 著者は、そもそも明治“維新”という表現自体、所謂「薩長史観」による後付けであり、当時、開国後のビジョンらしきものを意識していたのは勝海舟くらいのもので、西郷隆盛のように武骨な精神の持主も何人かいたかもしれないが、要するに幕末史の本質は、これまた後付けによる“万世一系の天皇”に名を借りた大義なき政争であった、と喝破する。 もちろん、歴史の解釈は一つではないし、本書もまた、「賊軍」としての長岡藩をルーツにもつ著者なりのフィルターを通した一つの「ものの見方」ではある。それでも、様々な事件の背景にある当事者たちの人となりや環境に思いを馳せ、世界に類を見ない無血革命を導いた当時の(良い悪いは別として)「空気」を感じることが、現代にも大きな教訓をもたらすのは間違いない。

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    投稿日: 2015.06.08
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    歴史は教科書のように、一直線には進んでいない。ぎりぎりの攻防があった。裏を返せば、違う歴史になる可能性だってあった。 明治維新は薩長史観であることも意識すること。 三条実美❌ 岩倉具視

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    投稿日: 2015.05.19
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    モノの見方は見る側によって違うことを痛感する。明治維新=正しい行いではなく、新政府が勝ったから、彼らの価値観が正しいものとして後世に広く伝わっていると言えるのかな。

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    投稿日: 2015.04.30
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    長岡にルーツを持つ著者が、薩長史観に異議を挟みながら動乱の四半世紀を饒舌に物語る。既に開国という目的を遂げながら、権力獲得のため無用の戦乱を引き起こしたとして薩長を批判する著者の舌鋒は鋭い。勿論薩長側にも言い分はあるだろうからその是非は措くとしても、幕末の混乱期にその後日本が昭和期にとった行動の萌芽があることの指摘は面白いと思った。語り口は名調子風だが幕末の語り部にありがちな湿っぽいロマンチシズムがなく、落ち着いて読めるのが良。

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    投稿日: 2015.02.02
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    ちょうど大河ドラマの「翔ぶがごとく」をみている時に、読んでいた。扱っている時期が幕末から西南戦争と同じであるが、視点が、大河ドラマは西郷始め薩摩側、この本は反薩長側のため、見方が違く、また同じ事件でも登場人物が異なっていることが多々あった(大河ドラマ側のわかりやすさのため配慮のためか?)。幕末維新(作者は維新という言葉を好かないらしい)を自分の中で整理できたと思うので、読んでよかったと思う。

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    投稿日: 2015.02.01
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    まあまあのボリュームがありますが、これでもダイジェスト版にしているのかなという幕末観。学校の歴史の授業では、さらーと流されていく近代史の始まりが、わかりやすくまとまっていると思います。

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    投稿日: 2015.01.04
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    今年最初の読破本。 幕末の動きがよくわかる一冊。あまりよく理解していなかった幕末だけに非常に勉強になりました!

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    投稿日: 2015.01.03
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    こんなドタバタで今に至るなんて、、、驚きです。近代史を教科書に載せないのはこういうことなのかもと思ったのでした。

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    投稿日: 2014.11.01
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    講演内容を元にしているので、文章が口語調になっていて読みやすい。薩長史観ではなく、尊王攘夷がいつしか開国になっていく流れを、もしかしてありえたかもしれない流れを潰したのは誰か、という反薩長史観で描く。

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    投稿日: 2014.09.03
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    嘉永六年六月、ペリー率いる米艦隊が浦賀沖に出現。。新政府が樹立され、下野した西郷隆盛は西南戦争で城山の地に没すまでの波乱に満ち溢れた二十五年間と歴史を動かした様々な男たちについての解説書。 函館・五稜郭へ行くことがあり、その事前学習のために歴史を復讐したいなと思い購入。前々から評判も良く気になっていたのでいい機会になりました。語り口調でとても分かりやすいです。元々知りたかった新撰組や戊辰戦争についてはかなりあっさりとした記述しかなく残念ですが、それについては別の資料を買ったし大まかな流れを知る意味ではとても勉強になる本。大久保利通や西郷隆盛、木戸孝義らの人間性については全く知らなかったので新鮮でした。明治維新というより革命だったというあの時代の中、日本が歩んできた道に多くの偶然が重なっていたのだなと思いますし、歴史って本当に面白いものだと実感しました。

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    投稿日: 2014.08.19
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    戦国時代とともにとても興味のある幕末、「龍馬がゆく」「最後の将軍」など史実に基づいての小説が数多くあるが、そこは小説、多少の誇張や面白おかしく描いたフィクションのエピソードがあるはず。しかしこの本は事実を事実として描きながら、作者の思い入れ、登場人物の好き嫌いを隠さずに書いている。その作風にとても好感が持てる。これだけ細かく幕末から明治への激動期を書くとつまらない事件の羅列になりそうだが、半藤氏の文章は落語や講談を聴いているような(聴いたことないけれど)面白さにあふれている。歴史好きな誰かに勧めたくなる作品だ。

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    投稿日: 2014.08.05
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    筆者曰く「反薩長史観」の幕末史。 貧窮する公家をそそのかして革命(討幕)を企て、戊辰戦争で他藩に無用な喧嘩を吹っ掛け、革命後のビジョンもないまま(天皇中心国家は後付け)政府内のゴタゴタで国家統一を遅らせたと手厳しい。 ペリーの来航の嘉永8年(1853)から明治11年(1878)までの流れを分かり易く解説した一冊。

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    投稿日: 2014.07.28
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    ペリー来航から大久保利通暗殺までの20数年のこれだけの史実があったのかと改めて驚かさせる。またこの短い時間で国が大きく変わり、若い日本人が国を民を動かす力が凄い。

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    投稿日: 2014.07.15
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    主人が夢中で読んでいて、おススメされて読み始めた。 そこそこ面白いけれど、続きが気になって一気に読む感じではなく、数か月の長期にわたって通勤鞄の中に陣取っていた。 通勤電車で読んでいたが、7~8分づつで乗り換えなので、そもそも本を広げない事も多く、進まなかった。 幕末~西南戦争の頃のことが講談調でつづられており、 理解が深まった。 しかし、藩閥とか権力闘争とか、ほんと嫌になる。 この後の日清・日露戦争で活躍した人物たちも 少し登場しはじめており、へ~、と思いつつ読んだ。 …幕末に興味ない人様におススメできる類の本ではないけれど、一応読書記録として残しておく。

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    投稿日: 2014.06.03
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    読みやすい文体で幕末の流れが語られ、読みやすかった。昭和史も面白かったので、日露戦争史も読んでみたい。

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    投稿日: 2014.05.27
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    あまり知識がない状態で読んだわけだけど、通史として流れが何と無くわかった。あまりこれまで触れたことのなかった幕末史をもう少しよく勉強してみようかなと思う。

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    投稿日: 2014.03.02
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    司馬遼太郎と接し、戦争を知る歴史雑学家、半藤サンが幕末日本史を講義した記録。時代はペリー来航に始まり、西南戦争で終わる。 氏の軽い語り口とたびたびの脱線話が楽しい。「薩長はくそったれで勝海舟は逸材だ」とのことのようだ。 同じシリーズの「昭和史」もそうだが、学生の日本史学習にはもってこいのテキストだ。幕府が滅び、明治新政府ができる。教科書で述べられる数行のことが歴史的にどれほどの意義があり、大変だったかを知ることができる。

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    投稿日: 2014.02.14
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    従来の幕末史を薩長史観による一方的な史実と論じ、新たな視点を提供してくれる一冊。現れては消える人材。その行動が絶妙なタイミングで紡ぐ歴史。いや、寧ろ、タイミングが合わなければ史実に取り上げられないのだから、歴史とはそのようなものか。

    2
    投稿日: 2014.02.02
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    1853年 ペリー59歳、日本人について学び来航、国書を渡す、オランダからの情報で事前に通訳を用意、長崎へいけ、開国↔︎尊皇攘夷、石炭補給地、寄港地、通商路を目的に、勝の主張は軍艦を買い海軍を育てる 1854年 和親条約、下田と函館を開港、吉田松陰の師が佐久間象山、攘夷論者の徳川斉昭(なりあき)、その息子が徳川慶喜 1858年 通商条約、横浜など開港、朝廷は京都、福井の松平慶永の家来の橋本左内が奮闘し水戸一橋を、が井伊直弼が紀州家持を、朝廷の許可を得て政治をする必要はない、頼みの島津斉彬も死、安政の大獄で左内や松陰を殺害、1860年 桜田門外の変で井伊が死、掃部頭かもんのかみと称していたため「いいカモ」 1860年 勝海舟が咸臨丸の艦長となってアメリカへ、経済問題で尊皇攘夷が、孝明天皇が攘夷の権化、幕府への反乱がそうさせた、天皇側の岩倉具視が孝明天皇の妹を幕府に、長州の高杉晋作らが朝廷と幕府の合体(航海遠略策)を、寺田屋事件は薩摩藩尊皇攘夷派が撲滅 1863年 慶喜の攘夷決行を長州が、会津と薩摩で長州を朝廷から追い出す、生麦事件で薩英戦争、いずれ攘夷のためとりあえず開国を、新選組が攘夷派の集まる池田屋を襲撃、蛤御門の変で長州やられる 長州の戦略家は高杉晋作、政略家は桂小五郎、長州は幕府と敵対、薩摩名義で艦船や鉄砲を長州へ、長州は兵糧米を薩摩へ、第二次長州征伐、朝廷の許しを経て開国へ、この決定が遅すぎた、1866年薩長同盟へ、孝明天皇は毒殺か、慶喜との合体を防ぐため、薩摩藩の倒幕の意思は鮮明に、あとは長州 1867年 龍馬の船中八策を後藤象二郎から山内容堂へ調停を、西郷大久保は倒幕を、

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    投稿日: 2014.01.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    半藤さんの文章はおもしろい。 歴史の事実を並べながら半藤さんの解説も入りつつ、今まで私が覚えてた幕末の歴史とはまた違う切り口でお話をしてくれるってかんじ。 特に、日本人は起こってほしくない事は起こらない事として考えてしまう、戦争中もそうだったというような文章があったんですけど、それが印象的だった。

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    投稿日: 2014.01.19
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    半藤氏による、幕末(ペリー来航から大久保利通暗殺までの約25年)についての講義をまとめたもの。 薩長史観、いわゆる明治維新史観に異議を唱えるという著者の意図がよくわかる。 いわゆる維新志士とよばれる人たちの人柄や邪心なんかがとてもよくわかり、かつ講義をまとめたものなので読みやすく、歴史が流れるように、すっと頭に落ちる。 昭和史とともに、良本。

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    投稿日: 2013.12.28
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    BOOK DATE: 嘉永六年(一八五三)六月、ペリー率いる米艦隊が浦賀沖に出現。役人たちは周章狼狽する。やがて京の都はテロに震えだし、坂本龍馬も非業の死を遂げる。将軍慶喜は朝敵となり、江戸城は開城、戊辰戦争が起こる。新政府が樹立され、下野した西郷隆盛は西南戦争で城山の地に没す――。波乱に満ち溢れた二十五年間と歴史を動かした様々な男たちを、著者独自の切り口で、語り尽くす。 ISBN 978-4-10-127181-1 C0195 ¥710E

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    投稿日: 2013.11.26
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    ペリー来航から西南戦争までの幕末史に関して。 必ずしも薩長を正と見ず、明治維新はあくまで革命戦争に過ぎないということを史実に基づき物語る。 読み応え十分で面白かった。

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    投稿日: 2013.09.24
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    半藤さんの初著書。 わかりやすく小ネタもたくさん。 幕末を反薩長視点で書かれていて、新鮮であっという間に読みました。 半藤さん作品、ぜひ他にも読んでみます。

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    投稿日: 2013.09.23
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    タイトル通り、幕末の歴史を紹介している。講義を開催したものを本にまとめたものでかなり読みやすかった。

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    投稿日: 2013.09.18
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    竜馬がゆくと坂の上の雲の間を埋めようと思って、昭和史を教わった半藤さんの本を読んでみたけど、ずいぶん司馬さんと好みがちがうのね。

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    投稿日: 2013.09.07
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    著者が特別講座として話したことをまとめたもの。ペリー来航から西南戦争まで。幕末から明治までの一連の流れを知るのに手ごろな内容。

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    投稿日: 2013.09.01
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    これはお薦め!! 講義をまとめたものなので話し言葉で書かれていて読みやすい。 元々幕末に関することは中高生の頃は何の興味もなく歴史の授業での知識はほぼ皆無だけど、大河ドラマの『新撰組』、『篤姫』、『龍馬伝』で知識を得たり、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』、『翔ぶが如く』(翔ぶ、は3巻くらいしか読んでないけど)で何となくわかっていた気がしていた。 で、最近『八重の桜』を見ていて、今まで何となくわかっていたような幕末は、龍馬さんや薩長側から見ていて偏った見方であったのだなーと感じていたところに、この『幕末史』で、なるほど、歴史は一方的に見てはいけない、ドラマや小説はある程度事実に基づいているとはいえ、やはりある人にスポットを当てたフィクションであることを痛感させられた思いで読み進め、先ほど読み終えたところだ。 幕末のほか、大東亜戦争に関する歴史小説も興味を持って乱読(と言ってもそれほど数をよんでないが)しているが、小説はあくまで小説なんだと思わなければならないのだと改めて感じるいいきっかけとなった。 といいつつ、やっぱり龍馬さんが好きだな~、とか、大久保さんはあまり好きじゃないとか、島津斉彬さんは凄い人だけど久光さんはイマイチだな~とか、西郷さんはよくわからない人、山本覚馬は頭の良い人、新撰組は嫌い、勝海舟は小さな偉人、土佐藩の上士はムカつく、な~んて勝手に好き嫌いを思うのも面白いのでやめられないところもある。 やっぱり歴史モノは大好き。

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    投稿日: 2013.08.31
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    この著者の寺子屋講義の語り口調は非常に分かり易く、リアルで楽しい本です。昭和史も同様の本を読みましたが、それに比較してかなり古い時代であるにも拘らず、逆に知っていることが多く、新鮮さが欠けるという事は面白い皮肉ではありました。この著者は徳川慶喜、また薩長双方に関してかなり悪印象を持っていることがあちこちから感じられます。西郷と大久保が幼馴染で親しかったとされますが、著者にかかると難しい関係ですね。西郷がむしろ木戸と心が通じたというのも面白いものです。例えば和宮が政府に宛てて書いたという嘆願書の中身から見て、和宮に関わらず大奥からの人気がなかったということはかなり高い確率でそうなのでしょう。

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    投稿日: 2013.08.17
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    面白い。 500ページくらいあるんですが、一気に読めます。 もともと講座で口頭で話しているものを文章化したものなので、 ものすごく読みやすいです。 特定の人物に偏らずに幕末の時代の流れを俯瞰するのが面白い。 歴史好きとは言いつつ、大概の知識が小説に頼っているので、 知らないこともいっぱいあるし。 歴史は全般好きだけど、 幕末とか戦国とか、世の中が混沌としている時代は特に好き。 色んな人が色んなこと考えてて、まぁそれはどの時代でもそうなんだろうけど、 そういう各人の思惑や行動が歴史を動かしていく感じが強いのが、いい。

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    投稿日: 2013.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読書期間:6/3-6/24(22日間) 内容:嘉永六年(一八五三)六月、ペリー率いる米艦隊が浦賀沖に出現。役人たちは周章狼狽する。やがて京の都はテロに震えだし、坂本龍馬も非業の死を遂げる。将軍慶喜は朝敵となり、江戸城は開城、戊辰戦争が起こる。新政府が樹立され、下野した西郷隆盛は西南戦争で城山の地に没す--。波乱に満ち溢れた二十五年間と歴史を動かした様々な男たちを、著者独自の切り口で、語りつくす。 感想:維新を幕府正義史観からみた幕末史の講義。現代日本に溢れる薩長史観に対して多少の疑義を投げかける。とはいえ、いい大人(私は)は薩長史観の持つ「怪しさ」をある程度理解できているはず(はず!)なので、個人的には「そこまで薩長史観を敵視しなくても分かっているつもりだよ~。分かってて維新物語を楽しんでいるよ」と思ったり思わなかったり。 自らが長州出身だからでしょうか。 ちなみに、幕府側からの物語で読了しているのは「武揚伝(佐々木譲)」」ですが、こちらは幕府側視点でありつつ、勝海舟をこきおろしていたのがなかなか面白かった名作でした。 なお、今放送中の大河ドラマ「八重の桜」も、会津視点の維新物語としてなかなかの名作です。今のところ。 脱線しましたが、「幕末史」は大人の長州人の立場としては「多少幕府正義史観に偏らせすぎだろう」と思いつつ、大いに楽しめた良作でした。

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    投稿日: 2013.07.09
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    網野善彦による「日本とは何か」で着想を得た 「日本史再考」というテーマで探した1冊。 この本は明治以降の皇国史観は、薩長の下級武士による「革命」を正統化する歴史認識であったという内容である。 読み取れる作者の意図は、戊辰戦争における官軍になるか賊軍になるかという選択は、ほぼ「関ヶ原の戦い」と同じ意味で、その後の100年を決める選択だったということ。 戊辰戦争後、明治政府から太平洋戦争までの政府首脳部や軍閥は結局、薩摩・長州・土佐の出身者ということになる。孝明天皇につくした会津藩は逆賊になり、奥州連盟に加わった東北地方も中央政権とは縁遠い存在になる。 坂本龍馬が死んで終わる熱血幕末物語でもなく、江戸・徳川幕府がなくなったところで終了してしまう幕末史でもない、迷走した明治幕府の実態を浮かび上がらせる内容にうなってしまった。 黒船の来襲から西郷の死までを描く意味は大きかった。 これを読みながら「八重の桜」を観てると、会津がかわいそうで、涙が止まらなくなる。塩野七生の「ローマ人の物語」に匹敵する時代の解読書です。

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    投稿日: 2013.06.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    そもそも僕にとっての幕末は龍馬が死んだ時点で終わっていて、あとは鳥羽伏見の戦いも、江戸の無血開城も、五稜郭も、歴史の知識として知っていても、感慨もなく記憶にとどめているだけだった。しかし、攘夷派と開国派、佐幕派と尊王派がオセロの目のように、ころころ変わっていく背景は、どうしても理解でなかった。 さて、半藤の幕末史だけど、たいへん分かりやすくて、幕末雄藩・幕府重臣の意思形成の過程や勢力争いの様子が、子供に教えるように描かれていて、たいへん良かった。というか、もともと慶応での12回の講義を一冊の本にまとめたものらしい。半藤さん、ノモンハンの夏以来の2冊目。所謂半藤史観には、現代の保守派としては辟易とするものがあるけど、なかなかためになる一冊でした。

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    投稿日: 2013.06.15
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    幕末に東軍となり朝敵になってしまった長岡藩を先祖にもつ著者の視点による幕末史。前著の昭和初期から戦後処理までを解説した昭和史も複雑な時代背景を分かりやすく読み解いた名著だが本著も複雑極まりない幕末の登場人物たちや世間の思惑を整理して解説している。

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    投稿日: 2013.06.14
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    タイトル通り、幕末の時代に誰がどんな意思で動いていたかという歴史解説の講義本です。 受験勉強用で駆け足的に端折られたパートですが、この時期がどれほど重要であったかを再認識させられます。 社会人の教養としてだけでなく、社会の動乱をどう読むべきかというのを考えさせられた。 文字通り歴史に学べってやつなのでしょう。

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    投稿日: 2013.06.07
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    従来の薩長観とは異なるとはいえ、日本史が弱い人間には取っつきやすい内容。これを足場にもうちょっと歴史物を、と当時は思い、今も思っているのだが、なかなか進まず。もうちょっと歳とると、興味がもっと出てくるはず。日本史のここらへんは面白い。

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    投稿日: 2013.04.17
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     幕末~明治初期・・・すごい時代ですね。この時代を生きた全員が小説の主人公になれるのではないかと思ってしまいます。 同時に、私のこの時代に対するいくつかの思い込みや勘違いを修正させてもらえました。

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    投稿日: 2013.04.15
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    薩長史観を問い直すというスタンスで描かれている幕末史。ところどころ、半藤さんの考えや感想が入っており、読みやすい。とくに徳川慶喜の決断のなさを色濃く書いている気がしてならないが、きっと半藤さんは嫌いなんでしょう。幕末をもうい一度勉強しなおしたい方にもお勧めの一冊です。

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    投稿日: 2013.04.07
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    幕末から明治初期までの歴史解説。 実際に行われた講義をまとめたものらしいので口語体で分かりやすい。 巻末に年表がついているのも良かった。 個人的に明治に入ってからは少し分かりづらかったのでもう一回読み返してみよう。

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    投稿日: 2013.04.01
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    半藤氏の歴史解説はわかりやすくておもしろい。 一度講義をきいてみたいものです。 思わず二度読み。 日本人は情報が入ってきても、起きたら困ることは起きないことにしようじゃないか、起きないに決まってる…と考えるようだ。 ペリー来航しかり、太平洋戦争しかり、原発事故しかり。 日本全体、そして個々人の特徴をよくとらえ、わかりやすく歴史をひも解いてくれる。

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    投稿日: 2013.04.01
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    うーむ、足りない。物足りない。 色々と事情があるのは分からないでもないが、昭和史が二冊あったのに、幕末は一冊? 半藤氏の話が好きなだけに、物足りない。 だから、星4つ。

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    投稿日: 2013.03.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    幕末のことは学校で習った程度。日本国の幕開けを知りたくなり手に取った。半藤氏の著書「昭和史」はとってもわかりやすかったが、本書も授業形式の語り口でどんどん読み進んでしまった。 私は新撰組とか薩長とか、みんなが知っているキーワードに疎く、そこをよく知りたいと思って手に取った。しかし半藤さんも、その辺はみんなが知っているので、と詳細な説明は飛ばしていたので、少し期待外れだった。 黒船が来てから西郷さんが死ぬまでたったの25年という。この間に日本史上最も早いのではないかというスピートで世の中が変わった。何年経っても政治が進まない今の世の中に生きている私としては大変驚いた。

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    投稿日: 2013.03.25
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    通常の歴史読本と違い、薩摩長州史観を批判する目的で書かれている。 今まで意識したことがなかったが、指摘されるとなるほどと思わされる。 如何に歴史教育が重要か、そして中立的(思想の入らない)書き物が少ないかを痛感する。 やはり中立的な文章はあり得ないと心に刻み、自分の芯を確立していくしかない。 文章も、口述したものを起こしたものとしてはかなり読みやすい。

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    投稿日: 2013.03.25
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    電車や空き時間に少しずつ読んでいたので、読み終わるまで意外と時間がかかりましたが、記憶のリフレッシュにはちょうど良かったです

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    投稿日: 2013.03.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まとめて幕末の流れを知るには最適。司馬遼太郎の歴史物を読みながら、NHKの大河ドラマを見ながら、幕末の歴史の中でどういう位置にその部分があるのかを知る事ができる。「ちなみに明治元年と言えば勝海舟46歳、岩倉具視44歳、西郷隆盛42歳、大久保利通39歳、木戸孝允36歳、江藤新平35歳、井上薫34歳、三条実朝32歳、板垣退助32歳、後藤象二郎31歳、山形有朋31歳、大隈重信31歳、伊藤博文28歳...とういう若さです。」本当に若い下級武士達が明治維新という革命を起こした事に驚く。

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    投稿日: 2013.03.03
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    黒船来航から西郷隆盛の敗死までの、波乱と激動に満ちた25年間の歴史。こののち日本が近代に移行する。 歴史は勝者が作るものだが、作者が長岡出身とあって、薩長史観によらない幕末史というのが新鮮。あえて明治維新をタイトルに使わなかったのも、その辺の意図があるのだろう。今年の大河ドラマと立場的に近いものがあって、読んでおくと理解しやすそうだ。 尊皇攘夷が尊皇開国となり、さらに尊皇倒幕になる流れは相変わらず狐に化かされた感があるが、今回それはおいといて。とりあえず徳川幕府は倒したものの、なんのビジョンもなく新政府が成立したんだなあ、と。中心人物はどんどん死ぬし、スローガンだった天皇なんかそっちのけだし。よく西洋列強が乱入してこなかったものですよ、危っかしい。そんな中よく300諸候が軍事力をすんなり放棄したものだ、殿様たちもダマされたようなもんだろう。 それにしても、靖国神社に戊辰戦争の敗者が祀られていないことには違和感を感じた、、むくわれんよな。それを思うと、よく会津出身の西田敏行が西郷さんを演じたものだなあ。 一日一章、長風呂のいいお伴でもあった。

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    投稿日: 2013.02.27
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    幕末は、戦国時代などと並んで日本史の中で人気のある時代のようだが、個人的にはあまり縁がなく、詳しくもない。そんなところへ、日本史に詳しい半藤一利の「幕末史」が文庫で読めるというので、手に取った。 が、結果的には、いまひとつ合わなかった。理由の一つとしては、本書の座談風な語り口、実際に市民大学的な講座での講演が元になっているようだが、これがあまり好きでないことが挙げられ、いま一つには、本書が単純な幕末の通史というよりも、一般的な通史の知識があることを前提として、作者の興味が強い部分に重点を置いて語られているという点で、幕末史の入門には適さなかったことがある。それと、作者も本書中で自認するように、戦前に教えられていて、作者が学校教育で教わった「薩長史観」への反発という観点が強くて、癖があるということも、入門編としては適していないのかもしれない。もちろん、歴史本を書く上で、何らかの視点や史観を持たず、まったくフラットに話をつなげることは、事実の羅列にすぎず、読んで面白いものでなくなることも事実であるが。

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    投稿日: 2013.02.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    反薩長史観で黒船来航から西南戦争までを語った一冊。 特別講座としてしゃべったことをまとめたそうで、なるほど読みやすかった。 司馬や筆者が言う通り、薩長が暴力だったかどうかは置いておいて、勝てば官軍の通り薩長が起こした新政府が正しいという考えとは違った見方は確かに面白い。 初めて聞くような、ちょっとしたこぼれ話も満載。 ただ、他のレビューでも書かれている通り、だいぶ端折られてると思われる部分もあり、「幕末史」というタイトルだと一貫した全体像を頭に描いてしまうのでちょっと物足りなく感じる。 「幕末史(反薩長史観)」みたいな感じにすれば良かったのになんて思う。 徳川家の終焉を昭和20年8月の大日本帝国の終わりになぞらえ、勝海舟を鈴木貫太郎に、大久保一翁を米内光政に、小栗忠順を阿南惟幾に置き換え、その行動の類似性を指摘する。 これも面白いなぁと思うし、作者の作品「日本のいちばん長い日」との対比、この作者ならではだろう。

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    投稿日: 2013.01.30
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    開港後の井伊直弼の部分や、明治維新後の混乱期においての木戸孝允のポジションなんかが印象的だった。 坂本龍馬好きだけど、すごい客観的で中岡慎太郎とかの薩長同盟の時の行動も面白かったし、幕末史の勉強になりました。

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    投稿日: 2013.01.14
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    幕末の歴史を、明治側からの視点だけでなく、旧幕府側として排斥されたり不満をもったりしている側からの視点も織り交ぜて語る一冊。 口頭の授業を文字起こししているため非常に読みづらいが、司馬遼太郎の小説のウソホントや幕末の偉人達の、語られない一面が垣間見えてとても面白い。

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    投稿日: 2013.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    幕末の雰囲気が伝わってきた。 教科書や、ある特定の人物に焦点をあてた歴史ものではうかがい知ることのできなかった背景が読めた。歴史には埋もれてしまうリアル(圧倒的な細部)の一端が垣間見れた気がする。 以下に教科書で習う歴史が記号だったのか、今になって気づく。まあでも頭のいい人は教科書から、こういうところに降りていけるのかな。 ともかく、人物に焦点をあてた歴史小説で気になっていた背景が知れて、知的好奇心を満たせた。できれば、日露戦争までを読んでみたかったけれど。

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    投稿日: 2012.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    半藤さんが、昭和史の先駆けのしての幕末史を解説した本。 講義録をまとめたものなので、話口調で書かれており、それが通常の解説本よりもわかりやすい。 太平洋戦争終結時と、江戸幕府滅亡時の比較は多いに共通点があると思う。 更にいうと、幕末と現代の政治体制も大いに共通点があると思う。

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    投稿日: 2012.12.24
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    幕末から明治初期にかけての激動期は我々を惹きつけてやまないドラマで溢れている。そんな時代を彩った数々の人物と出来事を著者自らの歴史観も取り入れて簡潔にまとめた好著。巻末の参考文献と関連年表もうれしい。

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    投稿日: 2012.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    東京育ちで父方の実家が長岡という半藤さんが、反薩長史観で書いた幕末史。特に幕府が瓦解してから、権力奪取が優先で国家の枠組みづくりが後回しになる明治政府のダメっぷりをよく書いてくれている。そして、西軍の戦死者を英霊として祀っても負けた東軍の戦死者は朝敵としてうっちゃっている靖国神社に対してモニョってる半藤さん、私も同感です。勝海舟の活躍にページを沢山割いていて、江戸無開城から箱館戦争までを思いっきり駆け足にしているところだけが残念。

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    投稿日: 2012.11.17
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    著者の半藤さんが慶応大学の丸の内キャンパスでの特別講座で講義した内容がまとめられているので、平易な表現で書かれているのでとても読みやすく、理解しやすい。

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    投稿日: 2012.11.16