
総合評価
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powered by ブクログわかりやすかったです。 よく云われる、脳は古代から進化していないというフレーズを、なるほどと納得させてくれる表現で伝えてくれるところが素晴らしいと思います。 精神が辛い状態になっても、その仕組みを理解すれば、ヒトの機能としては正常であることが分かり、自己を否定せずに済む。 努力、訓練、修行などを積み重ねなければならないわけではなく、ただ脳の仕組みを知っておくということだけで、ずいぶん救われるものだと思いました。
0投稿日: 2023.03.27
powered by ブクログ『スマホ脳』と『運動脳』の間に位置するような本であった。他の本よりうつ病についてフォーカスしており、前著に引き続き、科学的な結果に基づいて運動が重要であると結論付けている。 私はまだ鬱のような症状になったことはないが、もし自分自身や友人家族に鬱になりそうであればこの本をお勧めしたいと思えた。ここまで現代は進化しているのに関わらず、まだ鬱病については詳しく解明されていない脳の病気である。今後の医学の発展に期待するのと、出来る限り運動を取り入れることで最大限予防しようと思えた。そして、改めて運動したいと思える本である。
0投稿日: 2023.03.26
powered by ブクログどの作品もそうだが非常に読みやすく、わかりやすい。 原始世界に戻って脳を理解していく。 コンビニ人間の縄文男を思い出すが、あちらは自分には都合の良い解釈なのに対し、こちらは誰にとっても有益な事実なので読んでいてためになる。 そもそも小説と比べるな、という話なのだけれど。
3投稿日: 2023.03.25
powered by ブクログ「健康や幸せのためではなく、生き延び、子孫を残すために進化した。だから常に精神的に元気でいるのは非現実的な目標だ。」この一文だけで十分だ。運動をしろ、瞑想をしろ、、、わかっている。もちろん、リスクを減らす方法も書いてあるけど、なによりうつ状態や不安状態になるのは当然のことだと教えてくれたことの方が安堵感が高い。 そう考えると、私は他者にどれだけ心無いことを言ってきたか。胸がしめつけられる。私もまた、不安な状態にさらされているからだ。どんな言葉をかけてもらってもいい(でも存在否定はやめてw)。今この状態は一生続かない。今日明日で終わらなくても、ずっとは続かない。静かに過ごしていく。
1投稿日: 2023.03.21
powered by ブクログたまたま本書が手に入り、評判が良いので読んでみた。 全く期待していなかった(著者によれば、だからこそ、なのかも)が、これがなかなか、思っていた以上に良かった。 生物学的にヒト、脳の仕組みを捉え、悩める現代人の精神に切り込んでいる。追い詰められ、苦しくてどうにもならない人は、本書を読む余力もないかもしれないが、そんな人たちが本書に謳われていることを知ったら、ずいぶんと救われるのではないか。 私自身はといえば、そんなに幸せを追い求めたことはなく、単純にその時その時の自分の欲求にしたがって、したいようにしてきた。幸せかどうかを考えたことはない。 孤独で辛くなったこともないし、そもそも他人が孤独にならないようにすることが仕事だ。そういう意味では、苦しくならずに人生を送れていると言えるのかも? 強いて言えば、運動不足なのが問題かもしれない!
5投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログスマホ脳の著者による作品。今回も人類の進化過程から現代人の精神状態について述べられており、興味深かった。
2投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログこの著者の本を読むのは、「スマホ脳」「最強脳」に続いて3冊目になる。今回も脳のお話で、なるほど感たっぷり味わえました。
1投稿日: 2023.03.17
powered by ブクログ人間の進化の過程の考察から、うつや不安を予防するには運動と孤独にならないことが大事ということが説明されていた。 本書の中で特に興味深かったのは『幸せになるためには幸せを無視することだと思う』と書かれていたこと。幸せになりたいとつい思ってしまうが、常に最高の気分でいるなんてありえないと書かれてありすごく心が楽になった。 幸せはゴールに到達した時ではなく、ゴール(人生で重要なもの)に向かって一歩一歩近づいている時ということにも納得した。 また隣の人と比較した時に幸せかどうかを感じてしまうとも書かれてあり、SNSを見て他人の情報に触れることは他人と比較することにつながり、それは常に幸せを考えてしまう思考に繋がっているのだと思った。
1投稿日: 2023.03.14
powered by ブクログ不安と鬱は、生きていくための防御メカニズムだ。私たちは幸せになるためではなく、生き延びるために進化してきた。幸せになることはもちろん大切だけど、そういう視点を持つことで少し楽になれる。スマホ脳と併せて、一読の価値あり。
1投稿日: 2023.03.10
powered by ブクログストレスの事がよくわかった。脳科学は、日進月歩で、中野さん、養老さん、和田さん、黒川さんなどなど日夜新しい見解が現れる。ハンセンは、読みやすく解説してくれる。性善説なのもうれしい。運動とコミュニケーションは大事なのは、わかる。
1投稿日: 2023.03.01
powered by ブクログスウェーデンの精神科医がうつや不安が起こるメカニズム、予防法など記した書籍。狩猟採集民であった25万年前に遡り、不安やうつは人が本来持っている脳の防御反応であり特別な病気ではないと断言している。そしてその予防や治療は『運動』と『仲間と一緒に過ごすこと』としている。『幸せ』も追い求めなくていいとアドバイスする。昨今、ポジティブ思考、幸せに生きよう、楽しく生きよう、みたいな風潮が強いが、それ自体に無理があるんだなと教えてくれた。
1投稿日: 2023.02.23
powered by ブクログ脳の新しい癖について知りたてくて読書。 3か月ぶりに紙媒体で読書。やはり紙の方が良いと思うのは前時代的なのかも。 訳者出演のラジオ番組でよく紹介されていたので興味があった。著者の著作は初読書。 現代人の生活習慣、道具、環境は大きく変化しているが、脳自体は変化していない。そのギャップが、抑うつだったり、精神的な不調、不安感などを抱く現代病とも呼べる状況を増やしている。 スウェーデン人の大人の8人の1人が抗うつ薬を服用している事実は衝撃を受ける。 孤独と運動。 これがポイントだと思った。 動物の本質は群れで生活するもの。過度な孤独に耐えられるような性質ではない。 コロナ禍で進化したオンライン化、フルリモートなどは便利な半面、精神的な問題を引き起こし、孤独を感じてメンタルヘルス障害を抱える人を増やしていきそう。 オンラインとリアルと上手に融合させる処方を考えるタイミングなのかもしれない。脳の性質を理解し生かして。 スマートフォンやSNSの悪影響は、10代の特に女子に大きく出ている点も気になる。 最新の研究結果や改善策を元に学校や家庭教育へ取り入れていってほしい。 便利になればなるほど、反比例して人間は不幸だと感じるようになる。脳は実に複雑だなと改めて。 個人的な氣づきとして、 ・運動量(まずは歩く時間)を積極的に増やす。 ・SNS断ちと意識してインターネットで飛び込んでくるニュースも減らすようにする。 ・リアルな人間や社会関係を構築する活動へ時間を使うように意識する。 著者の過去のシリーズも一気読みたくなってきた。 読書時間:約50分
2投稿日: 2023.02.22
powered by ブクログなぜストレスを感じるのか、理論的に論じていて面白かった。 ・脳の役割は生き延びること。感情は、生き延びて遺伝子を残す行動をするための脳からの指令。 ・記憶の目的は正確に再生することではなく、生き延びさせること。そのため精神状態が良ければポジティブに、悪ければネガティブに変化する。辛い記憶は楽しい状態で思い出すと和らぐ。 ・運動すると自己肯定感が高まり、記憶力や集中力も増す。 ・ストレスを減らすのは運動と、仲間と過ごすこと。 ・不安は防御メカニズム。人間の本質として正常。
0投稿日: 2023.02.09
powered by ブクログ我々は不安やストレスとどのように付き合うべきなのか。「スマホ脳」にもはっとさせられ新しい気づきを得ようと手に取った。 我々の体の仕組みから理解すべき とにかく生き延びて子孫を残すよう進化してきたので健康な生活は後回し 狩猟採集民として適応するような進化であり現在まで中身はほとんど変わっていない 現在病気と認識している多くは防御メカニズム 我々の体の反応は 心配という感情を使って危険を感じさせる ストレスは感染リスクが高まったシグナルであり 「うつ」は危険アラートが鳴りっぱなしのため気分を落とし引きこもらせることの省エネ対策 ストレスへの正しい理解と対応 防御システムとしての正常な反応と認識 幸せは相対的なもの、比較対象から極力距離を取る とにかく何か運動する 現代でも我々身体の仕組みや反応は狩猟採集民であった数万年前とほとんど変わっていない。 であるが、環境が変わり過ぎて機能が追いついておらず混乱を招くことになる。 そもそも生き延びることが第一義にプログラムされているので不安を感じることは正常な反応なのだ。 最近のSNSによる他との比較容易性もストレスの要因。幸せとは相対的なものであるから無益な比較は避け、むしろ幸せを無視することが実は幸せの近道。ただし脳の生存要求よりその幸せも永くは感じていられないらしい。 狩猟採集民の本領発揮して協力し人の役に立つことで豊かな人生を。
0投稿日: 2023.02.04
powered by ブクログ不安を感じるメカニズム、うつから脱却するには人と繋がりを持ち運動すること、幸せになるには”幸せ”を無視し自分と他人のためになる何かに没頭すること。 どれもがわかりやすく書かれていて、読後自分に対しても優しい気持ちになれました。 読んでや良かった。
1投稿日: 2023.02.03
powered by ブクログなんとなく不安や寂しさを感じた時に読むべき本だと感じた。ちょうど自分もそんな時に読みはじめたのでとても参考になった。 これこらの日々どう過ごしていくべきか、考えるきっかけにもなった。
3投稿日: 2023.02.02
powered by ブクログ運動すること、孤独を避けること、幸せを無視すること、この3つがストレスから逃れるための著者の提言。ただし、著者は孤独回避のために、リモートではなく「生身の交流」を推奨しているもものの、日本では在宅勤務が増えたことによりストレスが減ったというデータもある。つまり、出社して見かけ上の他者との交流が増えて孤独ではなくなったところで、逆にストレスが増えるということも考えられる。その辺についての言及がないのは、このようなことは海外では稀で、日本特有の話だからなのだろうか。ストレスというのは地域や民族によっても異なると思われるので、日本社会や文化を考慮した考察も必要ではないのかと。 在宅勤務は心身のストレス反応を軽減する(東京医科大学精神医学分野) https://team.tokyo-med.ac.jp/omh/news/202109shimura/
0投稿日: 2023.01.30
powered by ブクログ『スマホ脳』に引き続き読んでみました。 ストレスと、人間のこれまでの生活、生態からくる脳の反応には色々な繋がりがあると知ることができました。 情報としては『スマホ脳』にプラスアルファという感じで目から鱗!といった目新しさは無かったように感じます。
0投稿日: 2023.01.29
powered by ブクログ哲学や倫理学も大事ですが基本的に人間を理解するにはこの何百世代どうやって生きてきた、どう適応してきたか考える方がふに落ちるような気がします。人間は、動いているときこそ1番脳みそが活性化する。それは極度に周囲意識を経て自分の行動が最適なものをどうなるか考えているからなのーだ。運動しよう、特に有酸素運動。
1投稿日: 2023.01.29
powered by ブクログ私は今までの人生で楽しかったことではなく、辛かったことの方をより鮮明に覚えているのだが、何故だか理解できてスッキリした。「あなたにも時々思い出すような辛い記憶があるかもしれない。それも脳が、同じことが起きないようにあなたを守ろうとしているのだ。」 運動と家族(大切な人)を大事にすることが、人生を生き抜くために必要だと学べた。
0投稿日: 2023.01.27
powered by ブクログ人類はかつてないほど快適に生きられるようになったのに、なぜ、うつや不安障害は増加しているのか。 不安やうつは防御メカニズムであり、壊れているとか病気というわけではなく、性格のせいでもないのだ。 ゆっくり睡眠を取って、運動をすることは大切である。
1投稿日: 2023.01.27
powered by ブクログ・人間の仕組みは10000年前の類人猿から何も進化していない。 ・なのに外部環境は著しく発展しているから遺伝子のプログラミングが誤作動してしまう(実際は誤作動ではない) ・人と一緒にいること、運動をすること、太陽と共に活動すること等、古来の生活を踏襲することがホモサピエンスのライフスタイルに合ってる。 ・人間は幸せになるためではなく、生き延びるために進化した。 取引先の社長におすすめされて読んだ本。本当に参考、勉強になった。たぶん自分の趣味では読まなかった本だから、人からお薦めを聞くのはとても大切。ヒトの身体の仕組みを理解すると、客観的に今起こってる現象の理由が分かって、必要以上に心配する必要がなくなると思った。やっぱり将来は自然と共に生きたい。
1投稿日: 2023.01.25
powered by ブクログ2023年、始まったばかりだけれど、今年これ以上の本に出会える気がしない。 個人的に、人生最大の謎へに対する答えを示してくれた一冊。「なぜ、私はうつになったのか」「あの時、私の中(脳)で何が起きていたのか」 ひとがうつになるのは、子ども時代の辛い経験とか毒親とか発達特性とか、まして心の弱さではない。私のせいではなかった。ただ、脳が「生き延びるため」正常に機能していた結果。そのことを知れたのがただただ嬉しかった。 星5つなんかでは到底表せないほど、私には価値のある内容だった。 「狩猟採集民」としての自覚を持ち、適度に運動し、よく眠り、SNSとの付き合いは1日1時間以下にとどめ、親しい人たちとの交流を大切にする。 この本を読んだ今、この先うつになることはないと思う。 将来に希望が持てる。この本を世に出してくれたこと、日本語で読めることに感謝しかない。
3投稿日: 2023.01.23
powered by ブクログ進化論ベースなのが最高の体調と一緒だなと思い再読。不安は生き延びるため(健康・幸せのためではない)の正常な防御メカニズム。
2投稿日: 2023.01.21
powered by ブクログ鬱になるは、脳が体を休ませようとするから。時代と共に環境はどんどん変わっていくが、人間の脳はずっと昔から変わらない。脳が時代や環境と共に変化していけば、人間は常にハッピーな気分でいられたのかもしれない。 脳が人間を、支配しているみたいだなと思った。だから脳の仕組みを知ることは、自分をコントロールできる1番の近道なのかもしれない。
0投稿日: 2023.01.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不安症やうつの原因、その解消方法について書かれてあります。 人間の脳が狩猟時代から、いかに進化していないか。不安症やうつは、命をつないでいくための進化の結果であること。 本書では、これらを知ることができ、けっして、不安症やうつがあるからといって、社会に適応ないダメな人間ではないことが理解できました。 また、孤独がうつに与える影響などについても書かれています。 そして、うつを避けるために定期的な運動が必要なことも書かれてあります。 本書にあるように、運動をして孤独を避け、ほかの人が孤独にならないように助けることができるように生活していきたいです。
0投稿日: 2023.01.09
powered by ブクログ運動やコミュニケーションが 健康にどれだけの影響を与えているのか、 行動する後押しをしてくれる内容。 スマホ脳と大筋は同じ。
1投稿日: 2023.01.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ほんとに面白い。なんで、歴史上こんなに快適に暮らせる、戦争の少ない、病気も治せる、そんな時代なのに気分が落ち込みイライラしているのか。この問題を問題と思わずに受け入れている人の多さに気がつかせてくれる。それは、アリスウォーターの言う当たり前にある状態こそが悪なのかもしれないが、本書は脳から解き明かそうとしてくれている。 スタートは、生き延びて子供をもうけるために進化したのであって、健康に生きるためではないと言う事実からだ。幸福感が続かないのも、バナナを食べてじっとしていたらその後何も食べられなくなり死ぬからだ。不安はそのために引き起こされる。 パニックも起きなかった場合であっても備えた方が良い、つまりヤバいと、思わずに食べられてしまうリスクより、たとえ起きなくとも備えた方が良かったからだ。記憶もヤバかった経験を2度繰り返さないための備え、美味しかったなという記憶より、死にかけた記憶が大事だ。不安は治療すべき病的なものではなく、我々を守るためのメカニズムである。深呼吸と言語化がその対策にもなる。この定義は、本当に驚くべき考え方だと思う。うつも同じで、反対語は幸せではなく、活力がある状態である。 他の本で述べられている運動がうつを改善するというのも、結果がではじめている。運動後、落ち着いた気持ちになり心配が減る。ストレスを悪いことと捉えない、ストレス脳とは、人類が歩いてきた道そのものを認めて、寄り添っていこうとする試みで、非常に納得感のあるロジックになっている。
0投稿日: 2023.01.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
脳みそはこの数十年の世界の進化についていけていない。 生存本能があり、カロリーをできるだけ使わず蓄えるようにできている。 鬱になるのは、本来運動しながら必要な食糧だったりを必要最低限の時間で得て、それ以外は家族と一緒に過ごしていた時代から、脳が進化していないから。 運動もせず、人ともかかわらず、必要のないネガティブな情報をネットから大量に浴びる。 そこから自分を守るための状態になる。 そして、幸せである必要性があるように世の風潮はなっているが、いつも幸せな状態というのは本来ない。浮き沈みがあってしかるべき。 食いすぎず、ちゃんと運動をして、家族や友達と楽しく過ごしましょう。 そういうことを言われている。
0投稿日: 2023.01.07
powered by ブクログ常に不安を抱えているのも、幸福感が長く続かないのも、脳がもともとそう作られているからだった。夢も希望もないけど納得感はある。そして、その気づきが一周まわって「救い」にもなる。自分の臓器のトリセツを知ることは重要だ。
0投稿日: 2023.01.04
powered by ブクログ科学的な根拠があり、筋道の通った平易な説明がなされており、とても読みやすくて良い本でした。 運動と、人との交流が大事なんだなと強く認識させられました。
1投稿日: 2023.01.02
powered by ブクログ・運動によってうつが予防できることを論理的にまとめられている ・幸せになるためには、幸せについて考えないことが大切 ・炎症などがうつと関連というのはまあまあ納得
1投稿日: 2023.01.01
powered by ブクログ25万年前のアフリカにエヴァという名の女性がいた。サバイバルの勝者である彼女の末裔が現代人らしい。 何万世代もの先祖から受け継いだ現代人の感情とはリスク回避として確度が高いのもとなり得る。 直感は的中する前提であれば、思考より行動を優先する【移動知】は正しい選択かもしれない。使い所によるが…
2投稿日: 2022.12.30
powered by ブクログ・日本でもスウェーデンでも、四人に一人が人生において鬱や強い不安といった、精神的な不調を経験する。 ・扁桃体は脳の各部と繋がりがあり、脳のゴッドファーザーと呼ばれている。 ・不安に感じるのはおかしくない。これは扁桃体が怖がれと命じているだけ。さらに扁桃体は記憶を司る海馬の前に位置している。だから強い感情が湧くのは、生き延びるために重要な情報と言う印。嫌な記憶は脳が生き延びるために重要だと認識したもの? ・脳の一番重要な任務は、劣悪な状態でもいいので、とにかく私たちを生き延びさせること。さらに脳は生き延びるために進化したので、あって幸福を感じるために進化はしていない。 ・不安を感じさせなくするために・・・。不安を感じるのは、脳が火災報知機を鳴らすため。だから脳に報知器を鳴らしすぎだと学ばせるには何回も繰り返すことが必要。恐怖を克服するのは2・3回の挑戦では足りない。100回ぐらい必要? ・うつになるのはセロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンといった脳内の伝達物質が足りないせいだという説もあるが、そんなに単純でもない。実際には脳内のいくつもの部分やシステムが影響を受けて、うつという結果になる。 ・ストレスを受け続けるような労働環境で、うつになるのは健全な反応。異常な環境に対する異常な反応はむしろ正常な反応。 ・孤独はリスクなのか・・・孤独とは、具体的に言うと「求めている社会的接触と実際のそれに不安を感じるような差があること」。だからこれには個人差があるということ。その人がどのくらい社会的接触を持っていたいのかということ。主観的。 ・やはり、うつには運動がいいらしい。運動でうつになるリスクが下げられるらしい。その効果の確認は、感情という形。落ち着いた気分が出たり、心配事が減ったりする感じ。 ・作者が考えるうつから守るライフスタイル。それは「運動」と「仲間と一緒に過ごすこと」。 ・作者は「宿命本能」に振り回される必要はないという。例えば学術的な根拠があると私たちは思い込みでうつになりやすかったり、治りづらいと思ってしまう。しかし、例えば動画で「脳は陶器というより粘土、可塑性がある」というようなビデオを見せられただけでも患者さんは少し改善していくらしい。 ・学問・技術・科学にしろ、日々進化しているから、不変だと思うのは無理らしい。白黒はっきりつける必要もない。 ・第9章幸せの話・・・。一番重要なのは幸せを無視すること。人が幸せだと考えるのは自分の期待と体験を比較してのことらしい。また、幸せとは楽しい経験の積み重ねだと考えるのも最も有害な誤解らしい。作者にとっての幸せは享楽を追い求めることでも、不快と名の付くものを最小限まで減らすことでもない。幸せの定義は「ポジティブな体験」と「自分自身に対する深い洞察」の組み合わせ。自分は何が得意で、それをどんな風に、自分そして他人のために使えるのかを理解すること。そうすることで自分の外側に広がっているものの一部になれるから。だからその人が人生で何が重要なのかを理解しそれに沿って行動している時が幸せ。まさに状況なのだ。 《メモ》ポジティブの定義がよくわからない。単に「楽しい」だけでは誤解だと書いてあるから。その人が好きな状況なのかな。「穏やか」「自分の成長を感じられる」「他の人の役に立てる」など? 《感想》 私たちが不安やストレスを感じるのは、狩りをして生き延びてきた人類最初の頃から、何万年にもわたっての脳の構造。自然なこと。人類は進化してきたけど、脳は急には変われない。だから、現代人の生活には合わない感情・行動も選んでしまうのだ。食べ過ぎとか。それを防ぐにはまず運動。そして人とつながることらしい。
3投稿日: 2022.12.30
powered by ブクログ脳は人を幸せにするためではなく、人類を生き残させるために進化した、という観点から、人の感情や鬱を解説した本。なるほどなー、と思いながら読み進めました。一歩引いて自分を見つめる際の新しい視点をもらいました。
2投稿日: 2022.12.24
powered by ブクログストレス回避は難しいが、唯一運動がリスクを下げる方法であるとのこと。なぜ運動でストレスを軽減できるのかをエビデンスに基づき語っている。散歩の後、スッキリするのはそういうことかと納得。
1投稿日: 2022.12.12
powered by ブクログ現代人の精神的不調の原因を、人類の何万年に渡る「闘争か逃走か」の生活を生き延びる為に備わった脳や身体の仕組みが急には変わらない為に現代人にはそれらが不具合をもたらしているとの考察、論理展開が、前作「スマホ脳」と同じなのは当然と言えば当然。 本作は、著者自身の経験も踏まえ、鬱など精神疾患に悩む読者に向けてアドバイスもあったりと、寄り添った面もある内容でした。
1投稿日: 2022.12.03
powered by ブクログこれもよく言われる内容ではあるのですが、科学的な根拠も含めて説明されたことで自分自身の理解が深まりました。 まず自分ができることを何か?という問いに対して答えが出ました。
1投稿日: 2022.12.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「スマホ脳」がかなり話題になりましたね。もちろん読みました。いろんな人におすすめしたい内容でした。 本書は、人はぜストレスを感じたり、精神を病んだりするのか、わかりやすく解決し、シンプルに言うと、「それは生きるために当然必要なことなのだ!」と訴えています。 著者はスウェーデンの学者ですが、スウェーデンと言えば、なんか、福祉が充実しているとか、高等教育が無償で若者は好きなことを学ぶことができるとか、良いイメージを持つ人が多く、実際それは間違いではない。しかしその反面、精神を病んで抗うつ剤を処方されるような人が非常に多いのだとか。衝撃ですね。福祉が充実して物質的に豊かで、制度にも問題がないのに、人は「幸福」にはなれない。 そもそも「幸福」とはなんなのか。 著者によれば、「幸福になりたい」と思うなら、「幸福になりたいと願わないこと」が一番大事だとのこと。わかるわー・・・・。 「自分が幸福かどうか」と考えるとき、どうしても私たちは、人と比べてしまう。そんなことしなければ、当たり前に家があって家族がいて、今日食べるものがあり、家に帰ったら伴侶なり親なり子供なりが「おかえり」と言ってくれる。隣国からミサイルが飛んできたりはしない。それだけで幸福なはずなのに、YouTubeやインスタでやたらおしゃれで幸福そうな誰かの情報を見せられ続ける現代は、なぜか幸福と思えなくなってしまう。 便利になった世の中だが、私たちの脳自体は、サヴァンナでサバイバルをしていた時と大して進化していない。集団から疎外されることは、即、死につながると脳が認識する。いじめられたり、集団になじめないと感じれば、脳が危険信号を出す。 今、教室で集団になじめなくて、不登校になっている子にも、あなたは当然の防御機能を働かせているんだよ!間違ってないんだよ!と言ってあげたい。
3投稿日: 2022.11.19
powered by ブクログストレスや不安を感じるのは、人間の正常な反応だと分かりやすく解説してくれるので、過剰に不安になる自分を卑下することもないと思った。 起きてもいないしない不安や悩みに関して、やたら心配することはないといった宗教的な教えに、気づきもあるものの、なかなか即座に切り替えづらかった。 どうしてこんなに不安を強く感じるのかと悩むことも多いけれど、生き抜くための反応なら深刻に考えなくてもいいんだって知らされる。 運動を続けることや孤独を避けることが、ストレスを減らしてうつを減らせる仕組みが分かりやすい本。 運動と言っても自分なりにできそうなことでも、大丈夫。 孤独を避けるため、ネットにはない生のつながりが非常に大切だと思う。また、孤独の認識も人それぞれだと。
2投稿日: 2022.11.18
powered by ブクログ精神の不調は当たり前のことであるということがわかったのは大きい。今後もし精神の不調を感じても、不安に思うことはないだろう。 宿命本能怖すぎる。これは占いとかも一緒なのではないだろうか。宿命だと思うことで引っ張られるのはなんとなくイメージしていた。 健康な精神を作る原料は、運動をして孤独を避け、他の人が孤独にならないように助けることにほかならない。これが全てだ。運動して友達と話すだけで健康な精神を作ることはできそうだ。
0投稿日: 2022.11.12
powered by ブクログ現代人が抱える不安、うつ、PTSDといった精神的な苦痛のメカニズムを、人類の進化の現地から解き明かしている本。 ただし、双極性障害や統合失調症に関しては触れられていない。 本書を通じて、不安の原因が生存本能によるものとわかれば、以前よりも自分のメンタルを客観的に見れるだろう。 また、メンタルを健全に保つには運動が最適と説いており、具体的な対策を立てるにはもってこいである。
0投稿日: 2022.11.07
powered by ブクログ人間の脳や進化に関しての学びは、すごく面白い。 最近多くなっているうつのメカニズムもよく分かり、予防方や対処方の参考にもなりそう。 改めて現代の人の脳は、何十万年もの環境の元で進化してきた範囲を越えてはおらず、その事を認識することが、考え方や生活スタイルの助けになると感じた。 太古の昔は絶滅するのが原則で生き延びることが例外だった。私たちの身体は生き延びて子孫を残すために進化したのであって、幸福を感じるためではない。脳が最優先するのは、何しろ生き延びることだ。生き延びて遺伝子を残せるように、脳が感情を使ってその人を行動させる。そして心配という感情を湧かせることで、私たちを引きこまらせたり、世界を危険だと感じさせたりする。記憶も何が起きたかを覚えておくためではなく、生き延びるためだ。生き延びるために重要だと思う記憶を優先して保存する。記憶は変化し、最高の道案内をするためには、どういう状況で記憶を取り出すかで、アップデートされてしかるべきなのだ。 長期的ストレスや運動不足による肥満は、体内で炎症を引き起こす最大の要因だ。ストレスに対して引きこもったり無気力になることは、病気てはなく正常な反応だ。 運動は非常に効果的で、また孤独感を軽減することも、精神的にとても良い。 幸せとは、幸せについて考えることをやめ、意義を感じられることに没頭した時に生まれる副産物だ。恒常的な幸福感など人間にとって不自然なこと。重要なことは幸せを無視することではないか。
0投稿日: 2022.11.07
powered by ブクログむずかしい‼️1ヶ月以上読んでしまったけど、わからん、の一言。生活の豊かさと心の豊かさは、違うことはわかっとる。
0投稿日: 2022.11.04
powered by ブクログ「快適に暮らせるようになったのに、なぜ多くの人が精神的な不調を訴えているのか?」 という素朴な疑問に、人間の脳の観点から答えを探す本。 著者は”スマホ脳”で有名な"アンデシュ・ハンセン"さんで、著者なりの疑問に対する提案も書かれており、ストレス関係の本として名著だと思った。 人間の脳は狩猟採集時代から変わっておらず、生物として生き延びることを最重要任務としている。 よって、今の時代に適応しておらず、人間が不安を感じるのは正常な反応である。 また、狩猟採集時代のように、運動することと仲間と一緒に過ごすことが不安から守ってくれる。 人間の脳の特性上、不安を感じるのは普通のことだと理解できる本でした。 何度も読み返したい一冊です。
69投稿日: 2022.10.30
powered by ブクログ当方不安障害など精神疾患を複数持ち。「不安はむしろ正常な反応」らしい。調子が悪い時は何だテメー!となってしまうのだが、調子が良い時に読むとところどころクスッとしながら、我々がなぜ不安を感じてしまうのか非常に納得できる内容となっていて、あっさり読める。原因から対処法までしっかり書いてあって、すぐには元気になれるものじゃないかもしれないけど、知って良かったなと思える内容だった。
2投稿日: 2022.10.29
powered by ブクログ鬱などの一見不合理な機能が残っているのは、狩猟採集時代での適者生存の結果というと納得できた。 運動や孤独でないことによるメリットは直感的にはわかっていたものの、科学的にも示されていることに意味を感じた
1投稿日: 2022.10.23
powered by ブクログ『スマホ脳』が日本でもベストセラーとなった精神科医の新作。 タイトルは『ストレス脳』だが、実はいわゆる“精神安定本”の類とはいささか様相が異なる。ストレスよりもむしろ脳に重点が置かれているのだ。 その要点は、①私たちは狩猟採集民の生き残りで、身体と脳は未だにそう思っている、②感情は人に行動を起こさせるために脳が生み出すもので、幸せも長続きしない、だろうか。逆説的だが、そう考えるとなるほどとうなずけることが多々ある。 ほかにもストレス過多な現代社会を生き抜く知恵がてんこ盛りで、読んで実践する価値はある……と思う。
1投稿日: 2022.10.22
powered by ブクログ【1行説明】 現代人の悩みは「生存するために脳がそうなっているから」発生する。 【趣旨】 不安や鬱など、現代人はこれまでの歴史の大部分ではお存在しなかった課題に直面している。 我々がそのようなことに頭を悩ませるのは、ひとえに我々の脳が1万年をかけて適応してきた世界と、現代社会の間に齟齬があるからだ。 本書では、なぜ我々の脳が不安や鬱を生み出し、パフォーマンスを下げてしまうのか、そしてどのように対処すれば良いのかを紹介している。 【引用文】 p42. 幸福感というのは消えてしかるべきなのだ。でなければ感情は私たちを動機づけるという本来の役割を果たせない。 p55. 安全な生活を送っているはずなのに強い不安を感じてしまう大きな原因としては、脳の警報が、ティーンエイジャーになる前に半数が死んでいた世界に設定されているせいだと考えられる。(中略)つまり、不安に苛まれるのはおかしなことではない。 脳は心配という感情を湧かせることによって、私たちを引きこもらせたり世界を危険に感じさせたりする。 p60. 忘れたい記憶は「重要な記憶」 脳は生き延びるために重要だと思う記憶を優先して保存する。 p75. 強い不安を感じた時に確実に効くのは呼吸を意識する方法だ。ゆっくり息を吐くと、体から脳に「危険はない」というシグナルが送られる p94. 人類の歴史のほとんどの期間、ストレスというのは身体にとって「感染リスクが高まった」という明確なシグナルだった。 p99. 私たちの行動自体も免疫機能だ。感染のリスクがあれば、脳が感情をつくって私たちを引きこもらせる。 脳は今でもサバンナにいると思い込んでいるから、ストレスを感じると感染リスクが高まったと解釈する。 その結果として、長期的なストレスを受け続けると、その間ずっとけがや感染の脅威にさらされていると勘違いしてしまう。 そのような脅威に対抗するために、脳は家にこもりたくなるような感情をつくり、精神的に立ち止まらせようとする。 つまり私たちがうつと呼ぶ状態にするのだ。 p105. 今では現代的なライフスタイルが炎症を引き起こしている。長いことじっと座っていると筋肉や脂肪組織の炎症につながることが判明しているし、長期的なストレスも全身の炎症の度合いを高めるようだ。 p108. 肥満がうつのリスクを高めるのは、肥満自体が社会的に不名誉であることも要因だが、脂肪組織の炎症のせいだという可能性もあるのだ。 座っている時間が長く、恒常的にストレスを受け続ける現代のライフスタイルによって、体内で炎症の度合いが高くなっている。それを脳が「危険にさらされている」と解釈する。人間の歴史のほとんどの期間、脳にそれを伝えることが炎症の役割だったのだから。そして常に攻撃を受けているのだと認識する。だから脳波感情を使って私達を引きこもらせる。脳波私達のテンションを下げ、気分を落ち込ませ、精神状態を悪化させ、そのせいで私達は引きこもる。 p147. 精神の健康を考えると、一番問題なのはスマホではなく、他のことをする時間が無くなったことだ。 p150. 現在ほど「地位が下がった」とかんじさせられる機会の多い時代はない。ソーシャルメディアを通じて常に他人の完璧な人生をみせつけられているのだから。 p163. 運動には抗うつ効果があるのではないかと思い始めた。研究を調べてみると、驚いたことにまさにそのとおりなのだ。 p187. なぜ人は歩かなくなったのか 脳波運動をするという環境を前提に進化したわけだが、それ以前に何よりも生き延びるために進化した。そして私達の歴史のほとんどの期間、飢餓は命を脅かす甚大な脅威だった。私達の脳はこの環境に適応していない。 p191. 進化を逆手に取る 人類のほとんどの期間、思考能力を最も必要としたのは運動をしている時だった。身体を動かすことで得た近く刺激からの情報や見つけた場所は覚えておかなくてはいけない。(中略)別の調査では運動しているときの方が集中力が高まり、発想力も上がるという結果が出ている。 p210. ここ10年で気分の落ち込みや不安が実際に増加していることを示す点が多い。(中略)医療と経済のめざましい発展にもかかわらず、私達は精神的に元気になっていないようだ。 p212 そこで重要なのが、現代の狩猟採集民は物質的には過酷な状況に暮らしているのにうつが珍しいという点だ。彼らのライフスタイルの何が、うつから守ってくれているのか。逆に言うと、私達のライフスタイルの何が私達を脆弱にしているのか。その「何か」とは、私は何よりも「運動」と「仲間と一緒に過ごすこと」だと思う。 p226. (遺伝子などの)生物学的な根拠があると思うと、私達のくらい感情は宿命本能によってコンクリートのように固められてしまう危険性がある。しかし、効果的な解毒剤も存在する。それは知識だ。(中略)動画ではわかりやすく、運動などが脳内物質の状態を変化させ、脳細胞の遺伝子の使われ方まで変わることが伝えられた。動画を見た後、被験者達は前ほど悲観的ではなくなり、急に打つから抜け出せる可能性が上がったように感じたそうだ。 p229.不安障害やうつは脳が正常に機能している証拠でもある。 p235. 私達は少ないより多い方を好むわけではない。私達は「隣の人より多い」のを好むのだ。 【感想】 不安や鬱は脳が生み出しているというのは、共通の認識として良いだろう。 ただ、「なぜ我々の脳がそうしているのか」という観点は今まで持ったことがなかった。 そのため、本書で詳しくそのメカニズムを紹介されて目から鱗が落ちる気分であった。 私達からとってみれば邪魔者でしかない不安や鬱といった感情も、そのメカニズムには「生存のため」という脳にとっての至上の目的が存在するとわかれば制御可能に思えてくる。 また、鬱の3分の1は炎症から起因するものであるなど、新たな知見をたくさん得ることができた。
0投稿日: 2022.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本を読んだことで、「うつや不安は仕方がない」ということが理論的にわかり、心が軽くなった。 仕方がない上でどのようにしたら良いのかまで、素人にもわかりやすく書かれているのが良かった。
1投稿日: 2022.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スマホ脳がよかったので(^^) スマホ脳でも出てくる脳の性質を下敷きにしながら、ストレス反応に対して深堀された本。 ストレス、不安、心身の不調…これらはみんな脳が正常に働いているからですが、一方で脳は未だに我々の祖先がサバンナの大自然で暮らしていたときからほぼアプデされていないという事実のもとで考えると新たな解釈ができるという。 著者も言ってますが、やはり『知識』は大切。 脳の特性を知っているのと知らないのでは大違いです。
0投稿日: 2022.10.21
powered by ブクログわけもなく不安になったり、小さなことでもストレスを感じたりすると、こんな自分ってダメだな、メンタルが弱いんだな、とか自分を責めてしまうことがあるけど、実はこういったネガティブな感情は人の生存戦略として正しくて、全然おかしくないよって勇気づけてくれる本。 脳の進化の過程と仕組みを知ることで、ストレスを感じ引きこもるのはむしろ正しい脳のはたらきなんだなと理解できた。 専門的な言葉も出てくるけど、全体的に読みやすくて、〇〇をする人はダメ、〇〇な習慣はダメ、という否定的な言い方ではなく、こういうこともあるよね、だったらこういうふうにしたらいいよ、というような肯定的な展開が良かった。(さすが精神科医) 対処方法としては、心拍数が上がるような運動を1日15分程度するのがいいそうなので、早速軽いジョギングをしてみたり、忘れないうちにとりかかってる私です。笑
2投稿日: 2022.10.20
powered by ブクログスマホ脳、最強脳に続くストレス脳。人はみな不安を抱えて生きており、幸せの感情は続かない。それらは生き延びるために必要。パニック、長寿、うつ、孤独、いろいろな要因でストレスは溜まっており、運動によりそれが軽減される。「幸せ」を追い求めてはいけない。 300冊目読了。
5投稿日: 2022.10.19
powered by ブクログスマホ脳を読んだ勢いで、最新作のこちらも読んでみた。 不安やうつになるのは、人間の防御反応の一環であり完全には無くせないという考えは、頷くところがある。視床下部など脳における担当部位の位置関係が影響してるのでは?という主張も分からなくはない。実験例は載ってるのものの、新書ということだからか文献が無く実際のところはどうなのかは、正直気になる。 対策として著者は前作同様運動の有用性を訴えており、この点についても一理あると個人的に思っている。
1投稿日: 2022.10.17
powered by ブクログちょうどストレスフルな生活をしてたからとても楽しく読めた。 人間の脳はハッピーに生きる為ではなく生き延びるために進化したって話はなるほどな、と思った。 個人的に感情は個人に行動を促すために作られる(ケガをしたら感染症にかける可能性があるから気分を下げて家に引きこもるようにする) 人間は協力することによって生き延びてきた。その為、孤独を感じると気分が落ち込むし、集合体に所属したいと思う。 脳は自分の経験と目標を比べて幸福度を測る。 その為、幸せになりたいのであれば無理に高い目標を設定するのではなく、自分が意義があると感じたことの為に行動して、それの一部であると感じる方がいい。幸福とはポジティブな経験の積み重ねであると言うことが一番心に残った。 気分が落ち込んでるのは、脳が異常なのではなく正常に働いているからだと知れて良かった。
0投稿日: 2022.10.16
powered by ブクログ自分は何万年続く人類の歴史の中で生き残りのひとりだと考えるだけで、自信が持てることに気づかせてもらった。 その視点で周りを見ると、多少苦手な人でもあまり気にならないから不思議だ。 今いる心許せる人を大切に、カロリーを保持しようとする脳に争い毎週1時間から6時間の運動を心がけ、デジタルデバイスは一日1時間と、よく寝ること。 それくらいしないと、ここまで命を繋いでくれたご先祖さまたちに申し訳ないと感じた。 エビデンスを理解するのは難しかったが、あまり考えずに、まずは歩こう。
1投稿日: 2022.10.16
powered by ブクログこれだけ文明が発達したにもかかわらず、本能的な部分は人類が誕生してからほとんど進化していない(環境に順応できていない)というのは目から鱗。これまで以上に精神医学や心理学に興味を持たせてくれる内容だった。 自分自身鬱になった経験はないが、仕事のストレスが原因で体調をひどく崩したことがあるので、不安などのネガティブな感情や体調の変化は、生存の危機に対する本能的な防御反応というのには納得できる。まさに東洋医学(漢方医学)で言うところの「心身一如」。 著者が言っているように、自身の状態をある種客観的に見るためにも、脳の仕組み・本来の機能を知っておくことは、鬱であるかどうかにかかわらず、メンタルヘルスを健康に保つ上で重要なことだと感じた。 スマホ脳を読んでから、毎日スマホ依存を意識するようにはなったが、どうしても他人と比較する癖があるので、今後はそれも意識しないとなと思う。
1投稿日: 2022.10.11
powered by ブクログ【まとめ】 1 健康的な時代に何故心を病む? 今までになく快適に暮らしているはずなのに、多くの人が心を病んでいる。スウェーデンでは大人の8人に1人が抗うつ薬を飲んでいて、世界保健機関(WHO)の試算によると世界で2億8400万人が不安障害を抱え、2億8000万人がうつに苦しんでいる。60万人のアメリカ人を対象にした調査では、2005年〜2015年の10年間で、ティーンエイジャーのうつが約40%も増加したことが分かった。あと数年もすれば、うつが他のどんな病気よりも大きな地球規模の疾病負荷になるという。こんなに快適に暮らせるようになったのに、私たちはなぜ気分が落ち込むのだろうか。 2 人間は今も昔のままだ 私たちの身体と脳は、1万〜2万年前の狩猟採集時代からたいして変わっていない。 私たちの身体は生き延びて子孫を残すために進化したのであって、健康に生きるためではない。脳も同じ理由で進化したのであり、幸福を感じるためではない。 3 感情のメカニズム 感情とは、私達の行動を指揮するために脳で作られたものだ。 感情というのは、自分の周囲で起きていることに反応してほとばしるのではなく、脳が私たちの内と外の世界で起きていることを融合してつくり出す。内側とはバイタルサイン、つまり体が発する心拍数や血圧、呼吸数などの情報であり、外側とは私達が視覚や聴覚や嗅覚で感知している現実世界の情報だ。その感情を元にして、脳は私たちに生き延びるための行動を起こさせる。つまり感情というのは実はただの「任務」にすぎない。生き延びて遺伝子を残せるように、脳が感情を使ってその人を行動させるのだ。 幸福感がすぐ消えてしまうのも、感情が人間を次の動機に向かわせるためである。一度バナナを食べたくらいで何ヶ月も満足なままだったら、新しい食べ物を探すモチベーションが湧かず、餓死してしまうだろう。 4 なぜ人は不安やパニックを感じるのか? パニック発作は扁桃体から始まると考えられている。 扁桃体には周囲の危険を察知するという任務がある。危険の可能性にも反応し、身体を「闘争か逃走か」の態勢に備え、ストレスシステムのギアが入って心拍数が上がり、呼吸が速くなる。脳はそんな身体のシグナルを誤解し、本当に危険なことが起きていると思い込んでしまう。するとますますストレスシステムのギアが上がる。それで、さらに心拍数が上がって呼吸が速まり、脳はやはり危険なことが起きている証拠だと誤解する。こうやって負のスパイラルに陥り、激しいパニックを引き起こしてしまうのだ。 何故不安が極端に増大するかというと、人間が今まで危険な世界に暮らしてきたからだ。茂みの中でガサガサと音がしたとする。ほとんどは風の音だが、もし不安に駆られて逃げたとしても、せいぜい数100キロカロリーを消費するだけだ。だが万が一ライオンだったとすると、あなたは死亡する。脳はわずかでも疑いがあれば脅威となりえる危険に反応するよう設定され、そのおかげで生き延びられる確率が上がったのだ。 そのため、不安に苛まれるのはおかしなことではない。 5 記憶は変えられる 脳は生き延びるために重要だと思う記憶を優先して保存する。 殺人や災害といったなんらかの脅威にさらされて扁桃体が起動すると、海馬が「今体験していることを覚えておかなくてはいけない」というシグナルを受け取り、明瞭な記憶を保存する。そして、過去に体験したトラウマをわずかでも思い出させるものは何であれ、私たちを守るために脳に記憶を取り出させてしまう。その結果、一番忘れたい記憶こそが脳にとっては最も重要で覚えておかなくてはいけないものになる。 思い出すことで精神状態が悪くなったとしても、脳にしてみればたいしたことではない。脳は生き延びるために進化したのであって、幸福を感じるためではないのだから。 ただし、嫌な記憶を和らげるためのヒントはある。実は記憶というものは取り出すたびに不安定になり、変えられることが分かっている。どのように変わるかは今現在の気分や体験次第であり、あなたの精神状態によってポジティブにも塗り替えられる。これがPTSDの治療に利用されている。安全だと感じられる状況で恐ろしい記憶を取り出すと、時間をかけて記憶が変化していき、脅威が減っていくのだ。 6 うつが起きるのも生化学的反応 うつ病の症状は人によって様々だが、うつを引き起こす原因は驚くほど同じだ。ストレス――特に長期間続いたストレスや、自分では制御できないと感じるストレスだ。 つい数世代前まで、人間の半数は大人になる前に死んだ。そして、そのほとんどが感染症だった。歴史的には、ストレスというのは身体にとって「感染リスクが高まった」という明確なシグナルだったと、アメリカの精神科医チャールズ・レゾンが述べている。 ストレスが私達の感情を変え行動を促すと考えれば、この一連のサイクルは一種の免疫機能だと言える。感染のリスクがあれば、脳が感情をつくって私たちを引きこもらせる。脳は今でもまだサバンナにいると思い込んでいるから、ストレスを感じると感染リスクが高まったと解釈する。その結果として、長期的なストレスを受け続けると、その間ずっと怪我や感染の脅威にさらされていると勘違いしてしまう。そのような脅威に対抗するために、脳は家にこもりたくなるような感情をつくり、精神的に立ち止まらせようとする。つまり私たちがうつと呼ぶ状態にするのだ。 7 孤独というリスク 孤独は病気のリスクを高める。今や3人に1人以上が孤独に陥り、2人に1人は非常に深刻で、タバコを1日1箱吸うのに等しい危険にさらされている。 孤独を医学用語で定義すると、「求めている社会的接触と実際のそれに、不安を感じるような差があること」である。重要なのは、その人がいくつ社会的接触を持っているのかと、いくつ持っていたいかの「差」だということだ。そのため、慎ましい社交範囲で満足する人もいれば、年中友人とともにいなければパニックを起こす人もいる。独りで過ごしていることと孤独であることは違うのだ。 孤独はうつの原因になる。ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの研究者たちが4200人を12年間追った大規模な調査では、50歳以上のうつの人のうち20%が孤独によるものだということが判明している。つまり5人に1人が孤独が原因でうつになったのだ。孤独は1日に15本タバコを吸うくらいに危険だという結論を出している研究者もいる。 地球上にいた99.9%の時間、私たちは生き延びるためにお互いを必要としてきた。集団は生存を意味し、社会的な絆を大切にしたいという強い欲求をもっていれば命をつないでいけるオッズが高かった。脳は集団に属すと幸福感という報酬を与えてくれるが、それはまったく自己中心的な理由によるもので、集団でいれば自分の命を守れる可能性が高いからというだけだ。つまり孤独によって感じる不快さは、脳があなたに「社交欲求を満たせ」と語りかけてきているのだ。 そのため、孤独でいると副交感神経(落ち着き)ではなく交感神経(興奮)が活発化する。独りでいると、脳はこれが誰にも助けてもらえない状態だと解釈し、危険に対して警戒しておかなくてはと考える。すると身体は軽度ではあるが長期的なストレスを抱えたままいつでも警報を鳴らせる状態、つまり交感神経が優位な状態で暮らし続けることになる。長期的なストレスは血圧を上昇させ、炎症の度合いを上げる。 しかし、バーチャル世界の発達によっていつでもどこでも繋がれるようになったのに、何故孤独感が増したと感じるのだろうか? 答えの一つは皮膚にある。皮膚には軽く触れられた時に反応する受容体が存在する。ただし肌に感じる痛みや寒さや暑さ、あるいは誰かに肌を圧迫されるといった刺激には反応せず、唯一、軽く触れられた時にだけ反応する受容体だ。人間で言う愛撫、ゴリラでいうところのグルーミングの瞬間である。また、接触によって下垂体が反応すると、エンドルフィンが放出される。エンドルフィンは生化学上、友情や親密さを感じる際の中心的存在だ。エンドルフィンには鎮痛作用があり、強い幸福感を与えてくれる。 いくらネットが発達しようとも、私たちは対面で会い、お互いに触れ、肉体の存在を感じなければならないのだ。 8 人は進んで運動しようとしない 運動は自信を高め、人生に満足させ、うつから守り、不安やストレスを和らげ、感情のサーモスタットを落ち着かせ、さらには身体の各器官を強めてくれる。 ならば、なぜ私たちには「ソファに座ってネットフリックスを観るより、どうしてもジョギングコースに出たい」という欲求が内蔵されなかったのだろうか。なぜ脳は明らかに自分にとって良いことをさせないようにするのか。 この矛盾を理解するためには、2つの点を頭に入れておかなくてはいけない。脳は運動をするという環境を前提に進化したわけだが、それ以前に何よりも生き延びるために進化した。そして私たちの歴史のほとんどの期間、飢餓は命を脅かす甚大な脅威だった。カロリーは滅多にお目にかからない贅沢品で、見つけたら即座に食らいつかなければいけないものだったのだ。 それが数十年前から、カロリーが常にいくらでも手に入る状態になった。冷蔵庫を開くか食料品店に行きさえすればいいのだ。しかし進化には非常に時間がかかり、何十年ではなく何万年という単位の話なので、私たちの脳はまだこの環境に適応していない。 「エネルギーを取りすぎだから消費せよ!」というスイッチは、人間の脳にはまだ存在していない。人間はむしろ飢餓に備えて怠惰でなければならないのだ。 9 今が一番精神状態が悪い時代なのか? 現代は一番精神状態が悪い時代なのかというと、それははっきりしない。時代ごとに「精神状態が悪い」という概念はまちまちだからだ。 最も慎重で良質な実験の多くが「時代によってあまり大きな変化はない」ことを示唆している。ただし例外はティーンエイジャーの女子で、ここ10年で気分の落ち込みや不安が実際に増加していることが示されている。それはSNSで他人と自分との格差やヒエラルキーを見せつけられるようになったからだ。脳が他人の成功を見すぎて「自分は充分ではない」というシグナルを発するようになり、精神状態の悪化に繋がっている。 注目すべきなのは、むしろうつの人の数が減っていないことではないだろうか。医学の発展により感染症との戦いが大きく飛躍し、寿命は伸びたものの、多くの国の調査では、うつ病患者が医学の発展ほど目覚ましく減少してはいないことを示している。 私たちのライフスタイルの何が私たちを脆弱にしているのか。その「何か」とは、「運動」と「仲間と一緒に過ごすこと」だと思う。今でも狩猟採集民として暮らしている人たちは1日に1万5000〜1万8000歩ほど歩いていて、身体を動かしている時間は2、3時間、そのうちの1時間は激しく身体を動かしている。加えて社会的な絆で強く結ばれ、互いに近くで暮らしている。その2つの要素が彼らを不安やうつから守っている。 10 幸せの定義 あらゆる体験を自分の期待と照らし合わせるように進化したからこそ、幸せを追い求めるのはやめたほうがいい。現代では「幸せは自分で掴み取るもの」という考えが蔓延しているが、それがゆえ、私たちは幸せになれるし、ならなければいけないと思ってしまう。毎日最高の気分でなければだめだという気がするのだ。 それによって脳は私たちの主観的な経験を、事実上達成不可能な目標と照らし合わせてしまう。恒常的な幸福感など人間にとって自然な状態ではないというのに。自分の情動への期待が非現実的に高くなってしまい、その期待に添えないことに気づくと、落胆する。 幸せとは独立したゴールではなく、あくまで状況の一部なのだ。自分は何が得意で、それをどんなふうに自分そして他人のために使えるのかを理解する。そうすることで自分の外側に広がっているものの一部になれる。幸せが生まれるのは、人生で何が重要なのかを理解し、それに沿って行動したときなのだ。 だから、幸せを追い求めてはいけない。幸せとは幸せについて考えることをやめ、意義を感じられることに没頭した時に生まれる副産物なのだ。
26投稿日: 2022.10.09
powered by ブクログ人の脳は幸せを継続できるようにはできていない。 うつなどになるのは、脳の正常な反応。 生活様式が著しく変化した時代に脳は追いついていない。 とにかく動く、体を動かす、それに尽きると思った。 バスや車ばかりに乗っていないで、歩いて自転車に乗って、そんな生活を少し心がけたい。 それが抑うつ剤よりも効果があるとわかった。
0投稿日: 2022.10.07
powered by ブクログとりあえず運動が大事 これに尽きる。 スマホ脳も読んだが、この著者は主張が一貫していてわかりやすい 付き合いが大事とか、運動が大事とか、当たり前と言えば当たり前のことを書いているが、精神科医で世界中の実験データをもとに語ることで説得力があるように思う 似たような本の出版が続いてるのが気になるが、それはきっと本人の意思ではないのだろう
0投稿日: 2022.10.02
powered by ブクログまず、人間の脳は幸せを継続できるようにできていないことがわかった。満腹である、など満足した状態、感情が持続するようにできていたら何かを行動しようとしないからだ。幸せが持続することは非現実的であるという事実を認めなければならない。また、幸せ=精神の元気ではなく、人生の方向性に対する満足度である。SNSの使いすぎで、他人と比較し落ち込んだり自分の目標を高い設定にしてしまうことが多々ある。本来の自分と設定の自分の差異に辛くなり幸せは遠のいている。幸せであることを考えるならば、SNSとうまい付き合い方をし、幸せの持続を諦め、人生で何が重要なのかを理解し、それに沿って行動するべきだ。 また不安を感じることや軽い鬱状態を病気と思わず、自然であると思えた。不安やうつを感じるのは防御メカニズムである。私たちは長期に渡り狩猟民族であったため、さまざまな外的要因(事故や感染症など)から身を守る必要があり、そのために引き籠らせた、などうつ状態にはメカニズムがある。 脳や内分泌系など生物学的観点や様々な論文の引用により、根拠を持って上記事項を説明しており今後の人生の役に立ちそうだと思った。 世界がデジタル化したのなんて最近なんだから、たしかに体がついてきてるわけないなと。狩猟民族としての時間の方がよっぽど長いのだから。 また呼吸法やすぐに見返せる10か条など本に載っているため時々見返そうと思う。
1投稿日: 2022.10.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
運動と孤独 うつや不安障害の予防には適度な運動と孤独感を感じないようにすることが必要になってくることがわかった。 そもそも人間は生物であり、生物の歴史を考えた時に今のような快適な暮らしはできていないわけで、その時の環境は今よりもたくさん歩いていたし、仲間と行動を共にしていたということが脳に刻まれているので、それを踏まえて生活するのは理にかなっていると思った。 また個人的に、「うつや不安障害は自身の性格のせいではない」とハンセン先生が言い切ってくれたことが嬉しかった。 この言葉のおかげで救われる気持ちになる人はたくさんいると思う。 とにかく今の私は全く運動していないし、気づいたら携帯を開いてSNSを見たりしているから、その時間をジョギングや友達と一緒にいる時間に変えたいと思った。
0投稿日: 2022.09.25
powered by ブクログ面白かった。読みやすかった。 脳の機能不全と言われるようなうつは、実際は非常に正しく機能している。 なぜなら、脳の機能は人間を幸せにすることではなく、人間を生き延びさせることに特化しているから。 脳は狩猟採取時代から進化しておらず、生き残ること、を最優先とする。 その目的で考えたら、コルチゾールの過剰分泌/扁桃体の過剰活動も、神経伝達物質の分泌レベルの低下も、つまりうつは合理的である。 テーマとしては、脳機能を進化的な観点で、なぜそのようなメカニズムになるのか、を平易に語った上で、その脳機能の前提で、求めるべき幸せとは何か?というようなもの。 常に楽しい状態を維持することは、現実的でなく、各種プロモーションによる非現実的な状態。 これに幸せレベルの照準を合わせるのではなく、正しい幸せの定義(=自分が重要だと思うことを理解して、それに沿って行動をしているときに副次的に感じる気持ち)に合わせるべきだと。 そうすることで、SNSやマスプロモで喧伝されているような、常に楽しい、という非現実な幸福像を捨てて、本当の幸せを実現することができる。
0投稿日: 2022.09.25
powered by ブクログストレスを感じやすく、体調を崩しがちなので読みました。「スマホ脳」に続き本書も大変読みやすく、適度にエビデンスを示しながらストレスの原因を人類の脳の進化の観点から紐解いて紹介されています。ストレスに対する対策としてはシンプルで、「運動して孤独を避けよ」です。また、幸せという状態は本来不自然なので、それを追い求めるものではない、という主張も示唆に富んでおり、日々のストレスと向き合う観点になりそうです。
0投稿日: 2022.09.25
powered by ブクログ不安、うつは脳の正しい作用。 運動と親しい友人 幸せの定義を無視する。 納得いく説明でもう少し早くこの本に出会えたら良かった。
0投稿日: 2022.09.23
powered by ブクログストレスがいかに脳に影響与えるかという内容かと思ったが、身体と脳は密接に結びついて、身体や習慣を変えることで精神が安定するという内容だった。例えば、職場まで歩くとか自転車に乗るとか、エレベーターではなく階段を使うとか。何でもいいから習慣にすればいい。いつの間にかやっているようなことがよく、深く考えずに毎日歯を磨くように体を動かす。週に2時間ほど心拍数が上がる運動するのが最も効果的。アンデシュ・ハンセンさんの本は、長期スパンで調べているしっかりしたエビデンスに基づき、さらに20年間精神科医として患者を診てきた見地からも語っているので信頼できそう。鬱の予防として、運動で鬱になるリスクを下げられる。強い不安を感じたときに確実に効くのは呼吸を意識する方法。普段から生活の中に瞑想を取り入れておくのもいいかもしれない。 「生きる意義を1つでも持つ者は、いかに生きるかという問いのほとんどに耐えられる」何がその生きる意義に値するかは人の数だけ答えがあるだろうが、確かな事は、「常に楽しい体験をする」というのは、その答えには入っていない。だから幸せ追い求めてはいけない。幸せとは幸せについて考える事を止め、意義を感じれることに没頭したときに生まれる副産物である。 結論:運動して孤独を避け、他の人が孤独にならないように助けること。
1投稿日: 2022.09.18
powered by ブクログ運動をして孤独を避け、他の人が孤独にならないように助けること。 こんな事を意識して暮らしていきたいと思った。 なるほどと納得できる事が多かった。
0投稿日: 2022.09.17
powered by ブクログやはり読みやすい。 今の生活と脳の進化のミスマッチ。記憶は生き延びるためのアラーム、だから恥ずかしい記憶とか覚えてるんか 運動しよう! 幸せとは独立したゴールではなく、状況の一部。幸せが生まれるのは人生で何が重要なのかを理解し、それに沿って行動した時、自分や他人のために意義を感じられるものの一部になった時。なるほど!
0投稿日: 2022.09.17
powered by ブクログ鬱について書かれた本。ウイルスにとって人はビュッフェみたいなもの。 そして、幸せは消えていくもの。それだけで救われますね。
0投稿日: 2022.09.13
powered by ブクログ表紙に惹かれて買った本。 全然本を読んでこなかった私でも、興味のある分野だから楽しく読めた。 脳は奥深いな。
1投稿日: 2022.09.08
powered by ブクログこれをきっかけにカウンセリングに通ってみた。運動を増やし孤独を減らす。この言葉がこの本の中で刺さった。
1投稿日: 2022.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【ありのままを受け入れて、まだ進化できる】 運動と他者との繋がりを大切に生きていこうと思う。 また、幸せは過程の中にあるのであり、「ポジティブな体験」と「自分への深い洞察」の組み合わせにある。 自己分析を節目で行いながら、どう自分を輝かせられるのか、うつに苦しんだ自分の経験を踏まえて、もっと進化していきたいと思わせてくれた一冊。
1投稿日: 2022.09.04
powered by ブクログ人間がストレスを抱える理由を、生物学的見地から解説している。何故現代人に鬱病が多いのか、何故運動が鬱病防止と治療に効果があるのか、非常に分かりやすく解説されている。 人は元々「狩猟採集民」であったという観点で考察すると、人間が集団から離れること(衣食住が確保できないこと)への恐れ、体力を温存するため怠けてしまう性質、食べ物を得たら満腹になるまで食べてしまうといった特徴に納得した。 また、興奮状態やジャンクフードによって、身体が「炎症」している状態が慢性化し、精神に異常をきたすとのこと。前作『スマホ脳』でも取り上げられていたが、SNSは人間の「帰属本能」を強く刺激し、不安を煽るので、長時間の使用は本当に危険。 最後に「幸福」についても、「他人と比べて羨んだり追い求めるのものではない。自分の生きる意義を意識して日々を過ごすこと」と結んでいる。ニーチェの「超人」と繋がる考え方であった。
15投稿日: 2022.09.04
powered by ブクログ鬱や不安が進化の過程で得られた反応というのは、結構前から指摘されていた。 そのエビデンスを示したのが本書の特徴だろう。 鬱が感染症への防御反応として、いくらか説明できるとの仮説も興味深い。運動が大事というのももはや常識だ。幸福は副産物、持続性はないというのは示唆に富む。
2投稿日: 2022.09.04
powered by ブクログ精神科医の視点から、脳科学の事実も織り交ぜ、人類史を根拠にしながら 脳が(現代には不要、むしろ足枷と思われるような)ストレス、不安、うつなどを引き起こすのは それゆえに我々の祖先を守った防御反応だからしょうがないのよ、 と説いていく。 解決策としては、ローテクだけど、運動したり家族との時間を増やすことが 脳科学的にも効果的だよ、とのこと。 また遺伝情報も確率にすぎないし、脳には可塑性があるし、感情は(それゆえ行動を変化させないと生き残れないから)変わるもの。 ずっとその悪い状態が続くわけではないので、悲観するな諦めるなと言っている。 幸せな気持ちは長続きしないもの(なぜなら次の行動に移させないと危険だから)である。 また人は自分の体験に対して[絶対的な幸せという感情を持つのではなく]、 自分の期待と照らし合わせる[相対的な幸せを感じる]。 *[]は私の解釈 広告やSNSの虚無な幸せイメージに踊らされると、現実の状況や体験にがっかりするので、「たわごとセンサー」を敏感にせよとの注意喚起。 幸せになりたいなら幸せを(イメージして)追い求めるな。 上記も面白かったが、個人的には最後の方に記載があった筆者の「幸せ」についての考え方が興味深かった。 幸せとは、楽しい経験の積み重ねではない。 自分が何が得意か、それがどう自分や他人に使えるかを理解し、行動することで [他者や世界]とのつながりを感じる時、幸せを見つけるのではないか、とのこと。 自分の経験からも同意するし、確かにこれは絶対的な幸せなような気がする。 人生のその後の幸せにも正のフィードバックを及ぼしそう。 ----- 感情(エモーション)が行動(モーション)を引き起こし、その後にフィーリングがやってくる。 不安が命を守った狩猟採集社会でのセレクションを我々は引きずっている。 私たちが病気として見ている(精神的な)ものの多くが実際には防御メカニズムだ。 【不安について】 不安を騙すテクニック ①呼吸 吸う時は交感神経、吐く時は副交感神経が活発に。→吐く時間を長く ②辛さを言葉にする。 感情を言葉にして前頭前野を活発にする→ 危険に反応する扁桃体を落ち着かせることができる。 【うつについて】 一生の中でうつになる確率 女性 4人に1人 男性 7人に1人 [女性の方がやっぱり多いんだ] 世界で2.8億人がうつを患っている(WHO試算) うつの要因はかなり共通 長期間(何ヶ月、何年)のストレス ただし遺伝子によりその脆弱性は異なる 人類の歴史の大部分で、半数が大人になる前に死に、その殆どが感染症で死んだ。 怪我→感染 怪我のリスク→ストレス ストレス→免疫機構発動(体内機構だけでなく、精神的立ち止まりも→うつ) 免疫系を発動させるサイトカイニンを注入されたマウスは引きこもり、人間は気分が落ち込んだ(うつ状態) C型肝炎やチフスの免疫系関連治療を受けた患者が一時的な気分の落ち込みやうつに 免疫系と脳は緊密に連携 免疫系の活動が精神状態に影響を及ぼし、それが活発になるとうつの要因になる 体の中で最も中心的なストレスHPA系 視床下部(H)→下垂体(P)→副腎(A)へシグナル→副腎からコルチゾール(ホルモン)放出 コルチゾール:エネルギーを動員。また過多の場合には自身に負のフィードバックがかかる。 うつになるとHPA系が活発になりすぎる。ほとんどの抗うつ治療はこの平準化。 【運動の効用】 運動は多様なうつの要因を抑える。 e.g. 神経伝達物質(ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリン)、BDNF (脳由来神経栄養因子)のレベルを上げる。 過剰な免疫系の活動を抑え、長期的には慢性的な炎症を抑える。 海馬の脳細胞を増やし、HPA系を平常化させる。 体の各器官を強化→良いシグナル→良い感情 運動はうつ同様、不安に対しても有効。 心拍数の上がる運動は、どんな運動でもよい。 心拍数を上げることで身体が「心拍数が上がるのは大惨事の兆候ではない」ことを学ぶ。 →コルチゾールのレベルが下がる 運動により「身体にストレスに強く反応してはいけない」と教え込む。 週に2-6時間の心拍数が上がる運動をするのが最も効果的(ほとんどの実験では2時間寄り) 運動中は血中のコルチゾールレベルが上がるが、運動後1時間~数時間は下がる。 HPA系の2つの重要ブレーキ 海馬:記憶の中枢 前頭葉:抽象概念や分析的思考を司る 運動により大きくなったり細かい血管ができ、酸素供給や老廃物除去の能率が上がる →定期的な運動がHPA系の活動を落ち着かせる 【対処法まとめ】 目を見張るような研究が発表され、より多くの国民に精神科の薬が与えられるようになった。 しかし、最大の効果を発揮するのはおそらく、古臭くてローテクに思われるかもしれないが 散歩を増やしたり 家族を頻繁に訪ねたりするのがよい という知識を広めることだろう。 気持ちの浮き沈みや性格という程度のもの と 医者の診断が下されるような症状、障害などのいわゆる「病気」の境界について、 単純な答えはない。 精神状態が悪いせいで生活が制限されるなら受診した方がいい、ということくらいしか言えない。 遺伝や脳の研究(機能)は絶対的なものでなく、確率に過ぎない。 宿命本能に囚われて諦めてはいけない。 脳には可塑性がある。 また感情も変化していく。(そうしないと(行動を変えるという)役割を果たせないから) 【幸せについて】 幸せの感情は消えていくもの(そうでなくては次に何もしなくなる) →幸せで居続けるのは不可能 人間はあらゆる体験を自分の期待と照らし合わせる、比較する(客観的(絶対的)な分析ではなく、) →幸せを追い求める(幸せのイメージをもつ、期待を上げる)と落胆する 「幸せとは楽しい経験の積み重ねだ」と考えるのが、現代社会で最も有害な誤解。 幸せはゴールではなく状況の一部。 自分が何が得意で、それをどういうふうに自分や他人に使えるか理解し、行動する→自分の外に広がっているものの一部になる、近づいているとき、「幸せ」を見つける。 幸せになりたいのなら、幸せを無視するべき。 広告の虚無な幸せメッセージに目をつぶり、「たわごと検知器」の精度を上げる。
1投稿日: 2022.09.02
powered by ブクログスウェーデンの精神科専門医 アンデシュ・ハンセンによる『現代はこんなに快適に暮らせるようになったのに、私たちはなぜ気分が落ち込むのか』『人間にとってストレスとはどのようなものなのか』を生物学的な見地から人間の精神状態を理解する方法を解説していく本 日々感じるストレスや不安障害などを感じている人に提案したい一冊
1投稿日: 2022.08.31
powered by ブクログ「スマホ脳」も面白かったがこの本も非常に面白かった。 ストレスとどう付き合っていくかで人生が変わる。そして充実した人生を送るのに必要なのは「運動」だということ。
1投稿日: 2022.08.29
powered by ブクログ心がけないことが大切で、運動と呼吸は生活に馴染ませたいと思いました。やらなきゃとついつい思ってしまいがちな自分にとっては「幸せ」の言葉の強さを改めて感じ、「幸せになる」ということは意識の外に置いておきたいと思いました。
1投稿日: 2022.08.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不安やうつは、自分を守るための防御システムで。正常な状態なのか。10代の人に精神的不調を起こす人が多いことは、人類がその年代まで生きていることを想定してこなかった。と言う点が興味深かった。
1投稿日: 2022.08.27
powered by ブクログ前著の「スマホ脳」がとてもよかったので、読んでみた。 現代社会は物質的に恵まれ、ほとんど生命の危機にもさらされていないのに、なぜ精神状態が悪い人、うつの人が増えているのか、その状況から脱するにはどうすればいいのか、という内容。 人間の本能は命を守るということなので、身体の反応はすべて自分の生命を守るための脳の反応で、正常に機能しているということ。 人間は協力し合ってきたから生き残れたので、「孤独」がリスクということだが、人と関わることの方が肉体的な意味でも精神的意味でもリスクとも言えるのではないだろうか? 「運動」もうつのリスクを下げるとのことだが、精神的な面だけでなく、身体的な面でも「運動」が大事なのはそれはそうだが、「運動」がストレスになる人もいると思う。 「幸せになろうと考えてはいけない。幸せとは意義を感じられることに没頭したときに得られる副産物なのだ。」
1投稿日: 2022.08.24
powered by ブクログ人の脳は幸せを感じるために出来ているわけではなく、生き残るため、そして子孫を残すためにあるという。 ストレスやうつは、決して不必要なものではなく、人が生きていく上で、なくてはならないものという。 孤独についても、25万年前から、人は集団を作り協力することで、生き延びてきた。だから孤独は死を高めることになるという。 25万年前から人の脳の構造は変わらないが、現代のライフスタイルが大きく変わっていく。恐怖の対象も、自然や猛獣から糖尿病などの現代病に変わっていく。 処方箋として、運動することで、過度なストレスや鬱の症状を和らげる。 登山がや自然ブームになっているのも、過度なストレスの反動により、本来の姿に戻ったということかなと感じたりしました。
2投稿日: 2022.08.21
powered by ブクログ★幸せになるために最大限の努力をしたいなら、いちばん重要なのは「幸せを無視すること」だと思う★ ストレスや孤独を感じるのは、それぞれの個人によって分野や時期、限界などの要素によって異なるが、人間というくくりでみたときにどうストレスが影響するのかを述べている。 狩猟や農耕時代からつい最近まで、人間は生き延びることが最重要目標であったため、不安やパニックは必要不可欠であった。人間の脳は何世紀という長い時間をかけて時代に適応し変化するため、現代に脳が適応出来ていない状況。不安を感じるのは人間としての反応。
1投稿日: 2022.08.18
powered by ブクログ0 どんな本? 脳の目的、情動の役割、そして幸福との関わり方 を教えてくれる本。幸福と言う人類が追い求めるも のに対する新たな付き合い方を科学的に提案してく れる本。人生観が変わります。 1 何で読んだの? (1) 著者の全著に感銘を受けたから。 (2) ストレスに対する向き合い方を知りたい。 (3) 日々の生活に具体的な行動を増やしたい。 2 構 成 全9章247頁構成 日本の読者の皆さんへで「脳に関しては、人生の殆 どがそうであるように、知識こそが武器なのだ」と はじまり、「幸せとは幸せについて考えることをや め、意義のある事に没頭した時に起こる副産物なの だ」と終わる。 3 著者の問題提起 これほど快適に暮らせるようになったのに何故多 くの人が精神的不調を訴えてるのか? 4 命題に至った理由 生物としての基本条件を思い出し、魂のメカニズ ムを覗いてみるため。 5 著者の解 脳は幸福になるように出来ていない。脳の目的は 生存と繁殖である。原始の世界では気分の不調は生 存に必要な情動であり、我々の身体は原始の頃から 変わっていない。 6 重要な語句・文 (1) 常に精神的に元気でいるのは非現実的目標 (2) 感情は行動する為。身体と周囲の状況をまとめ たものが感情であり、体内の状態は思っているよ りも重要 (3) 不安とうつは防御メカニズム。性格と無関係 (4) 記憶は安心できる環境下で話す事で脅威を減ら す事ができる。 (5) 睡眠不足、長期的なストレス、SNSで危険な世 界に居ると思い込む。 (6) 運動は週に2〜6時間 (7) 孤独は体に悪い。広く浅いより狭く深い方が良 い。 (8) 遺伝子で決まらない。宿命本能に惑わされない (9) 常に幸せでいようと思うのは辛いだけ。 7 感 想 読んでいて人生観が変わった。刺さったのは幸福 を追い求めない事。深く知りたい事は運動の内容。 人に勧めるなら孤独は不健康である事。全著タイト ルと内容の落差が凄いので変えたらもっと売れると 思う。 8 todo (1) ミッションステートメントの更新 (2) 社会的な取り組みの強化 (3) 運動脳で日々の運動を習慣を更新する。 (4) 子供に伝える。 9 問 い 至福とは? 10 答 え 規模に関わらず、社会貢献である。
1投稿日: 2022.08.16
powered by ブクログアンデシュハンセンの本は『スマホ脳』『最強脳』と読み、こちらで3冊目です。 『スマホ脳』がとてもセンセーショナルかつ納得できる内容で感心したのですが、『最強脳』は同じ著者のものでこういうのも変ですが亜流に思え、物足りないものでした。 なんといっても『スマホ脳』が衝撃的だったので、この著者の言説は気になるからとりあえず手に取って読もうとこちらも購入したのですが今作は『スマホ脳』の内容からより脳、さらにタイトル通りストレスにきちんとフォーカスした別の読み物で面白かったです。 『スマホ脳』の時から言われているベースの”脳は何万年前から進化していない”ことが徹底してこの本でも貫かれており、だからこそ何万年前からすさまじくスタイルが変わった現代の生活の中で感じる不調に対してどう捉えるべきなのか、どう情報処理すべきなのかを実験・研究結果から導き出しており、つかめないものと思っていた感情やストレスを冷静に分析していくことで脅威が治まるように思え、為になる知識を得られた気がします。 ふと、何てものをS・J氏はこの世に生み出したのかなんて思いましたが彼がしなくても別の人が技術の進化の波の中で生み出していただろうし、そのものが悪なのではなく使い方・付き合い方に問題があるのだなと思い直しました。 つくづく思うのが、ネット利用が嗜好だった黎明期、ネチケットを学ぶ場が設けられていたというのは有難いことだったのだなと。 ネットが日々の生活で当たり前になり使わない人はごく一部となったほどに生活に浸透した今、ハードとしての使い方でなくソフトの面での教えは浸透せず人々が暴走しているように思えます。誹謗中傷に対する法の整備など進もうとしている部分はありますがどうしても法という分野だからこそ慎重に進めなくてはならずスピード感が追いつけず収拾がつかなくなっている気がして先が不安で仕方ないです。 良い面が多くあるからこそ、全面禁止にすることはナンセンスなので付き合い方・使い方についてもっと人々が真剣に考えるような土壌を作っていかなくてはいけないのではと思う日々です。 全面禁止はなくとも、現代では異常かつ過剰にスマホでSNSに触れすぎていると思うので使う時間を減らすのがひとまず大事な一歩かと思います(自分に突き刺さる~ Twitterを2009年か2010年に始めたころはとても楽しかったし、やる人はほぼ匿名のオフ活動の人が多いイメージでした。 インスタが勢いを増した時に今までBBSとか絶対やってないだろう陽キャが参入してきて匿名ではなく実名かつ顔出し、リアルなつながりをネットにも持ち込んだのは衝撃で、その勢いのままTikTokが若者に浸透している様子は、かなり衝撃でした。 動画編集技術の高さや、自己PRのうまさ、情報収集など利点が多く非難はしきれないですが、見てるとね、感じるんですよ、どんどん精神がすり減っていくのが。なのに中々やめられないんですよ、延々とおすすめされ続けるものをスワイプする指が。 でもそうでなかった頃を知っているから、違和感を抱きブレーキをかけることができます。それは年の功だと思うのですが、Z世代の中で心配症や負荷を感じやすい子がそこから能動的に抜け出せることに気づくことができるのか、心配です。 自己肯定感が気付かないうちにぼこぼこになりますからね…みんなルッキズムに振り回されすぎないでね…と老婆心から思います。 フランクルやロスリングの名前が出てきたとき、彼らの著書を読んでいるからこそ理解が深まるなと思い、自分の読書体験の意義にうれしくなった。
1投稿日: 2022.08.16
powered by ブクログ人はなぜ不安に思うのか、こんなに恵まれた環境で鬱になるのか、そしてどうしたら抵抗力を高められるのかわかりやすく書かれていた 特に不安に思うことは脳が正常に働いているっていうメッセージはシンプルで、鬱病や適応障害で悩んでる人にポジティブなメッセージを与えてくれたと思う
1投稿日: 2022.08.15
powered by ブクログ生き延びるため、脳が、感情と行動を連携させている。感情によって行動が決まるし、行動によって感情が決まる。行動と感情が連携している脳の働きがある。生き延びるために。
1投稿日: 2022.08.14
powered by ブクログスマホ脳に続き、興味深く読むことができた。 脳科学の知見から、鬱やストレス、孤独、幸せについて理解を深めることができた。 納得できることが多々あるので、一読をお勧めする。 ----以下、読書メモ---- 人間(脳)は、1万年変わっていない。 「運動」と「仲間と過ごすこと」が重要。 p.36 脳の任務は、生き延びて遺伝子を残すこと。 p.38 人間のように群れで生きる動物は、それぞれ違う必要がある。 p.109 感情とは行動を制御するために存在する。 p.122 孤独感は主観。孤独だと感じるなら孤独。 p.127 脳は他人が自分に対して否定的である兆候に非常に敏感。 p.138 健康に歳を重ねるには、人間関係。何かあった時に誰かがいてくれるという認識が大事。 p.176 最終的に気分の落ち込みから守ってくれるのは歩数(運動)。 p.216 人間は精神的に元気に生きられるようには進化しなかった。 p.230 人生の一時期に大きな不安を感じたからといって、一生そうではない。 p.235 自分の期待と経験を比較するようになっている。これが幸せのもと。だから幸せを追い求めない方がいい。他人と比較した結果でもある。 p.240 幸せとは独立したゴールではなく、状況の一部。 p.241 地球上で最も優勢な動物になったのは、強かったのではなく、賢かったのではなく、協力するのが得意だから。そのため、孤独にも苦しむ。
1投稿日: 2022.08.13
powered by ブクログこのストレス社会において大多数の人が精神的な不安に悩まされるはず。それが自分の弱させい…?なんて思い始めている人は思い詰める前に本書を手にとってほしい。 『スマホ脳』と同様のアプローチでの論理展開で、それはもう読んだなぁと思う所も確かにあるのだが、本書はプラスアルファの研究理論が存分に織り込まれていて、脳科学の世界に読者を誘うほど面白い。
1投稿日: 2022.08.12
powered by ブクログ不安を感じる理由は、生き延びて子孫を残す為。 高い所(落ちたら危険)人前で話す(失敗したらグループから追い出させる)ことに不安を感じるのは、命に危険があるから。 不安を解消するには ①呼吸 ②辛さを言葉にする ③孤独を避ける ④運動をする
1投稿日: 2022.08.10
powered by ブクログ人間はそもそも幸せになるようにはできておらず、不安やストレスを感じるようにできている。 理由は、生き延びるため。私達の祖先が生きてきた何十万年もの間、疫病、怪我、飢餓、他の動物による殺害など、危険だらけで、平均30年も生きられなかった。 生き延びるためには、常に食べ物を探しに動き回り、しっかり休息を取り、仲間と協力するしかなかった。そのように生きて、進化してきた子孫こそが、今の時代の私達。 そう考えると、常にいつでも食べ物が手に入る我々が肥満になって糖尿病になったり、運動不足になったり、スマホによってオンラインでのつながりが増えてリアルでの仲間とのつながりが希薄になった今、不安や鬱が増えるのも当然と言えるだろう。 ざっと内容に触れてみたが、この本が改めてとても本質的で核心を突く内容であり、現代を生きる皆が読むべき本であると感じた。
1投稿日: 2022.08.08
powered by ブクログ『スマホ脳』、『最強脳』、『一流の頭脳』を読んでいたが、また新たな情報が盛り込まれ、読み応えのある内容であった。「人は幸せでいたい生き物」、そう思い込んでいたが、ハンセン氏が記述しているように、「人は生き延びたい生き物」、という見方をすることで、人体の不思議が解明できていくと感じる。たしかに、気の向くまま、欲の赴くまま生活することでうれしいかと尋ねられたら、答えに窮するだろう。
6投稿日: 2022.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スマホ脳の著者の最新作。 ストレスが人間にとってどういうものかを人間という生物的観点から紐解いていくもの。 そもそも不安というのは人間が生き残るために必要であり、幸せが長続きしないのも生き残るためには必須だったというのはうなずけた。 また、他のところでもよく言われているが運動はやはり重要で、少しでもいいから徒歩でもいいからやるのが良さそう。 あとは、自分が幸せになっているとは思わない方が結果的に幸せになることであったり、孤独の解消もうつへの 1 つの大きな治療薬になりうるというところが印象に残った。
1投稿日: 2022.08.05
powered by ブクログスマホ脳、最強脳に続き今度はストレス脳。ストレスや不安が多く悩んでいる人はぜひ読んでほしい一冊。うつや引きこもりになるのは狩猟採集時代からの人間の防御メカニズムで正常なことだと理解できると少し気持ちが楽になるかもしれないと思いました。 ストレス脳や最強脳でもとにかく訴えていたのは、「運動」すること。それは昔からの言われているのでほとんどの人が分かってはいるはず。だけど我が子を例に挙げると、体育嫌い、文化部、スマホ使いすぎ…。若い子にいくら「運動は大事!」と言っても運動好きな子じゃないとやらないよね〜。 と色々考えながら読んだけれど、とにかく今我々が生きているのは祖先様が死なずに生き延びてきたからなので、私たちもストレス社会と上手く付き合って生き延びよう!
11投稿日: 2022.08.03
powered by ブクログ鬱という症状が出るのはごく当たり前だということ、 また鬱になるのは大きなストレスをかかえている時もあれば、ストレスを抱えながらも事を終えてから発症するということもあることを知った。 読みやすかったので再読したい。
2投稿日: 2022.07.31
powered by ブクログ人が不安になったり、うつ状態になるのは、進化の観点から見れば当然であり、正常なことである。「自分と他人を比べてしまう」のも、「あればあるだけ食べてしまう」のも、「できるかぎり動きたくない」のも、同様に正常。 問題は、こうした脳と身体の特性が、現代の生活スタイルに適合していないことである。では、どうすべきか? 現代人のメンタルの問題ついて、世界の調査研究や著者自身の精神科医としての経験をもとに、進化という観点でまとめ上げ、新たなとらえ方、立ち向かい方を提示してくれる。 個人的には、もともと人間「一生物として見る」というアプローチが好きなので、どのトピックも面白く読み、付箋だらけになってしまった。あとがきに要点がまとめてあり、将来的に復習するときに使えそう。 「ストレス脳」という書名には商業的な胡散臭さを感じないでもないが、中身は誠実に書かれているように思う(紹介されている個々の研究の出典を明示されていないのが残念ではあるが)。他の著作(「スマホ脳」「最強脳」「運動脳」)も読んでみたい。 また、本書が気に入った方には、少し古くはなるが、レイティ&マニング著「GO WILD 野生の体を取り戻せ!」(NHK出版)もお薦めしたい。
2投稿日: 2022.07.31
powered by ブクログ感想 先祖に必要だった機能と現代人に必要な機能は異なる。ストレスは必要悪だと言われるが、過重なストレスは回避したい。脳の負担を軽減する方法論。
1投稿日: 2022.07.29
powered by ブクログスマホ脳→最強脳からの本書。 不安やうつは、自分たちが生物だという見地から考えると自己防衛のための当たり前のシステム。ということをわかりやすく解説されてます。 そして運動がそのリスクを下げる、心の健康を守る、というのは彼の本で何度も言われてきている事。読むたび走ろう!スマホやめよう!と思います。 あと、幸せとは自分が生きる意義を持っていられる状態、というのがストンとお腹に落ちました。人が孤独に耐えられない理由も、サバンナ時代を思えば至極まっとう。今いろいろ人が抱える不安や悩みの理由を脳という観点からみると明らかになることがたくさんあります。そっかー!そして、運動しよう!しよう!
2投稿日: 2022.07.23
powered by ブクログ鬱などの症状は体の機能が正確に動かなくなった結果だと考えていた。 ただそうではなく体の機能が正常に動きすぎているが故の症状なのだと分かった。 脳は2万年前から大きく変化をしておらず、脳の第一優先は生存し子孫を残すこと。 そのため充実して幸福感を味わって生きることではないと言うことが一番衝撃的だった。 ここ近年の自分探しや、やりたいこと探しもこの脳と思考のギャップにモヤモヤしている人が多いからこそなのではないかと思った。 その部分を理解できると危機的な状況になったときに、脳が本能的に感じる事を思考として客観的に理解ができるため自分の行動を最適が出来るように感じる。 ==== ジャンル:自己啓発・マインド サイエンス 健康・フィットネス 出版社:新潮社 定価:1,100円(税込) 出版日:2022年07月20日 ==== アンデシュ・ハンセン(Anders Hansen) 1974年スウェーデン生まれ、精神科医、経営学修士 現在は病院勤務の傍らメディア活動を続け、『スマホ脳』が世界的ベストセラーに ==== flier要約 https://www.flierinc.com/summary/3079
1投稿日: 2022.07.23
