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ゴッホのあしあと
ゴッホのあしあと
原田マハ/幻冬舎
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総合評価

159件)
3.9
34
70
40
2
0
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    ゴッホの生涯と作品を照らし合わせながら旅するような作品。たゆたえども沈まずに作者が込めた思いも小説・フィクションを書く意義が感じられてより本が好きになった。

    0
    投稿日: 2022.02.11
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    ゴッホは何故、絵を描くに至ったのか。日本美術との関わりは。 ゴッホの足跡を辿り、彼や関係する者たちの想いを探る。 小説『たゆたえども沈まず』と共に、ゴッホを知る、一冊。 プロローグ 私とゴッホとの出会い 第一章 ゴッホと日本への愛、日本のゴッホへの愛 第二章 パリと林忠正  第三章 ゴッホの夢 第四章 小説『たゆたえども沈まず』について 第五章 ゴッホのあしあとを巡る旅 画像はモノクロ。ファン・ゴッホ関連地図有り。 著者のゴッホへの想いが溢れるばかりの、内容。 彼は何処から来て、何を見て、何を描き、葛藤し、消えたのか。 『たゆたえども沈まず』の創作でゴッホについて推測し、 彼の心に寄り添うようにして、想像し、創造してゆく。 様々な資料を調べ、再構築し、狂気のイメージを拭い、 人としての心の揺れやテオへの想い、 絵を描くことへの執心と成長を辿っていく過程。 更に、林忠正を配することで日本美術との接点を、 ゴッホの画業に絡めていきます。 林忠正に興味を導いてくれたことに、感謝。 埋もれているのはもったいない人物でした。 あしあとを巡る旅はゴッホの魂に触れる旅。 全体に淡々とした文章で書かれていますが、 ゴッホへの熱い想いと愛が込められています。 また、その後刊行された『リボルバー』。 こちらもまた、ゴッホへの愛に溢れ、視点を変えれば、 こんな想像も生み出せるという著者の凄みを感じました。

    5
    投稿日: 2022.01.29
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    22歳になってから初読書家 これを読んで、また小説読みたい!という衝動に駆られた あのころのパリに行ってみたいなー

    0
    投稿日: 2022.01.25
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    たゆたえども沈まずについて、どんな思いで作品をつくりこんでいかれたか、裏話が垣間見えて面白かった。 フランス、行きたいな

    0
    投稿日: 2022.01.22
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    まもなくゴッホ展が始まるので、予習として読んだ。 原田マハによるゴッホの解説。 思ったよりも主観的な内容ではあったが、ゴッホの生涯について知れたので良かったかな。 絵がどう見えるか、楽しみ。

    8
    投稿日: 2022.01.16
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    「たゆたえども沈まず」の副読本。マハさんが現地に行ってゴッホの追体験をする。 ゴッホは決して弱い人間じゃなかった。 マハさんのゴッホへの愛が感じられる本。 良かったです。

    6
    投稿日: 2022.01.07
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    ゴッホ展に行く前に予習として買ったけれど結局読まず(笑)、今更読み終えた。 これは「たゆたえども沈まず」を読んだ人のための副読本だと思う。 ゴッホと日本美術のかかわりや、林忠正とゴッホを題材にした経緯が書かれている。 歴史の教科書に出てきた日本人画家の名前もたくさんでてくる。 ゴッホの作品にはすべて「寂しさ」があるという。その寂しさが、最大の魅力だと。 たゆたえども沈まずは、結末を決めずに書き始め、途中からはゴッホや林忠正の魂によって導かれるように書き上げたという。 まるで古い友人であるかのようにゴッホに心を寄せる原田マハさん。すごい。 もはや、愛だなぁ。 もう100年以上前に亡くなったゴッホに対する、「その心を知りたい」という、愛。

    17
    投稿日: 2022.01.03
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    2021年ゴッホ展をみて、ゴッホのことをもっと知りたくなり調べていたらこの本に辿り着きました。 ゴッホの一生について、原田先生の考えも含めながら書かれており、原田先生のゴッホへの愛が感じられました。 弟のテオの献身的な支えもありながら、孤独の中で絵を描き続けるゴッホに胸打たれましたが、孤独で追い詰められていたからこそ現代でも人々を魅了するエネルギー溢れる絵ができたのではと思いました。 たゆたえども沈まずの製作に関することも書かれているのでそちらも読んでみたいと思います。 コロナが落ち着いたらゴッホのあしあとを巡る旅をしたいです。

    1
    投稿日: 2021.12.21
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    原田マハさんのゴッホへの想いがつまった本作。「たゆたえども沈まず」の制作秘話な要素があるのでたゆたえどもの後から読むのが良いです。悲劇の画家のイメージがあるゴッホですが、ゴッホは作品として生き続けているという原田さんの愛が伝わりました。

    1
    投稿日: 2021.12.03
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    ゴッホについての解説。 原田マハさんのゴッホへの愛がわかる本。 小説『たゆたえども沈まず』を書いた後の内容の濃いあとがきみたい。 ゴッホについて知っていることは【ひまわり】と 耳切り事件を起こした狂気の画家だということだった。 でも原田マハさんがゴッホは狂気の人なんかじゃないよ、って教えてくれてる。 ゴッホ展見に行きたいな。

    14
    投稿日: 2021.11.28
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    初めて原田マハさんのアート小説『たゆたえども沈まず』を読んで、ゴッホ展に行き、その後この副読本を読んだ。今まで知らなかったゴッホをたくさん知ることができた。

    1
    投稿日: 2021.11.22
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    ゴッホのあしあとを辿ってくれてゴッホの事を深く知れます。ゴッホの研究やゴッホの事を書いている人はゴッホに強烈に引き込まれるとありましたが、マハ先生がゴッホは強かったから『星月夜』を描けたと、ゴッホの強さを改めて教えてくれた場面では自分はゴッホでは無いのに思わず涙が出てしまいました…。いつか、自分もこの本とともにゴッホのあしあとを辿ってみたいと思いました。

    1
    投稿日: 2021.11.16
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    ゴッホ展〜響き合う魂 ヘレーネとフィンセント〜 へ行き、以前から開催されれば行っていたゴッホ展であったけど、今回たゆたえども沈まずを読んだからか、ますますゴッホの魅力にハマってしまった。 本当にもっと生きて欲しかった。そしてもっともっと作品を残して欲しかった… たゆたえども沈まず…すごい情熱で書かれたんだなぁ、タイトル、素敵だけどこんな意味があったのかと裏側まで深く知ることができる。 やはり、原田マハさんの美術系の小説は本当に好きだ。美術作品、画家への愛がすごい!

    2
    投稿日: 2021.11.15
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    ゴッホの足跡をたどる。同著「たゆたえども沈まず」に出てくるゴッホ関連のことを教えてくれます。ゴッホと少し友達になれる気がします。 ゴッホ展に行きたくなりますね。

    2
    投稿日: 2021.11.05
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    ゴッホ展に行ったので、ゴッホについて知ろうと思って読んだ。読んだ結果、もう一度行きたくなった。 狂気の人というイメージが定着しすぎているけれど、本当はかなり計算して絵を描いていたらしい。しかも、かなりインテリで手紙の文章は文学レベル、聖書にも詳しかった。読書家でもある。 イメージががらりと変わる人だ。 私も耳を切り落とした人、病んだ人、ゴーギャンが大好きな人というキャラクターでゴッホ見てしまっていた。ゴッホという人間を知った気になってニヤニヤとした気持ちでゴッホ展に行ってしまったことを反省した。 美術館に行く前に関連の本を1冊くらい読むようにしたいなと思った。 話が変わるけれど、本中で弟テオの子供が産まれた時のお祝いの絵が紹介されている。 何枚か絵を載せているのにこの絵は無くて、不親切だなと思いながら検索して、見て、泣けてしまった。 色合いを見てもらうためにわざと本に載せなかったんじゃないかと思う。 ひまわりしか知らない私にはゴッホの絵に見えないなと思った。桜に似ているからか、色合いも含めて日本画の雰囲気を感じる。 マラさんの文章の力かもしれないけど、悲しくて優しい絵だなと思った。

    3
    投稿日: 2021.10.25
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    東京都立美術館で開催されているゴッホ展の予習的な意味で読んでみた。 原田マハさんと共に、ゴッホの人生を追う。 ゴッホが実際に生活した場所を辿るので、パリの豪華な街並みを、アルルの田園風景の美しさを、フランスという国の圧倒的な魅力に対するゴッホの孤独を、原田さんの視点から感じることができる。 小説「たゆたえとも沈まず」で描かれていたゴッホの人物像とはまた別の一面が見えて面白かった。 「たゆたえとも沈まず」が好きな人は、楽しめると思う。

    4
    投稿日: 2021.10.23
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    ゴッホはもちろん「たゆたえども沈まず」という言葉に対するマハさんの思いを知ることができる。たゆたえども沈まずを読んでからゴッホ展に訪れ、本書を読んだため、理解しやすかった。ゴッホが今も生きているかのように思えてひたすら感動した。 孤独なのではなく孤高だったという言葉が頭から離れない。

    2
    投稿日: 2021.10.15
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    たゆたえども沈まずを描くまでに原田さんがどれ程ゴッホについて調査を進めていたのか、また原田さんなりのゴッホについての解釈が良くわかる本でした。 本の中で何度もゴッホのことは小説の題材にしようとする前は狂気の人だと思っていた、と仰っていて、私も学生時代の乏しい美術知識からゴッホのことは自分の耳を切り落とす恐ろしい芸術家くらいに思ってましたが、本書を読んで、否、狂気の人が果たしてこれ程多くの素晴らしい作品を生み出せたか、と考えを改めると同時に、孤独に生き続けたゴッホと弟のテオのことを思うと胸が締め付けられる様でした。 たゆたえども沈まずを読まずに本書を読んでしまったので、近々そちらを読んでからまたもう一度本書を読み返そうと思います。(個人的には、たゆたえども沈まずを読んでから本書を読まれる方が良いかなぁと思います。)

    4
    投稿日: 2021.10.14
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    マハさんのゴッホに対する思いがとても伝わりました。ゴッホの絵を観るとその激しい筆致や鮮やかな色の表現に感動すると共に、ゴッホの絵に対する激しい情熱や苦しみなどが感じられ胸が締め付けられる思いがするのですが、その理由をマハさんが全て代弁してくれたような気持ちがしました。 「ーゴッホのすごいところはーどん底に落ちても〈星月夜〉のような傑作を描ける点ですーそれは天才とも違います。天才とは、ピカソのような人をこそそう呼びたい。自分が意図しなくても、そっちの方に行ってしまうのが天才です。ゴッホは自分を鼓舞する努力もしているし、書き続ける努力もしている。努力家なのですー」 そうそう、本当にそうだと思いました。 これを読んでいつかどこかのタイミングでもう一度マハさんの「たゆたえども沈まず」を読み返したいと思いましたし、コロナ禍で海外旅行にも行けない中パリやアルルに思いを馳せる事が出来て嬉しく楽しかった。 そしていつかコロナが収束したら、この本を持ってゴッホゆかりの地を訪ねる旅に行ってみたいと思いました。

    0
    投稿日: 2021.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ゴッホについてとたゆたえども沈まずの解説本って感じでした。 原田マハさんは「一度入り込むととことんまでのめりこんでしまいそう」という印象をゴッホに対して抱いていたそうですが、私にとってもそうです。それくらいゴッホの絵も、そしてゴッホ自身も魅力的なんだと思います。 この本片手にいつかフランスで聖地巡礼してみたいものです。

    4
    投稿日: 2021.09.30
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    ゴッホ展が開かれ、行く前に事前情報として読んだ。 「たゆたえども沈まず」で感じたゴッホの孤高、狂気の人として言われるけれど、弟思いで誰よりも繊細で、パリから受け入れられずそれでも書き続けることができる強い人なんだという驚きと感動 それを原田さんの言葉で改めて読むことができてよかった。ゴッホ展が楽しみです

    0
    投稿日: 2021.09.26
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    東京都美術館で来週から開催される、ゴッホ展〜響きあう魂へレーネとフィンセント〜に行く前に復習のために。 たゆたえども沈まずは半年ほど前に読んだけれど、その内容が衝撃的で面白く、ゴッホのあしあとを読みながらまた思い出されて良かった。 2021.9.13

    1
    投稿日: 2021.09.13
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    「たゆたえども沈まず」の解説本 MoMAでゴッホの「星月夜」を直接見てみたい ゴッホが日本を愛してくれていたことは誇りに思うし、ゴッホが恋していたパリに行ってみたい セーヌ川を見たい ゴッホが生きている時に、もっと絵が売れてほしかった 生きてる頃は絶望の連続だったけれど、今では日本、世界中から熱狂的に愛されてるよって伝えたい 中学生の時に、美術室でゴッホの「ひまわり」と「夜のカフェテラス」を模写して描いたことを思い出す 教科書の中の数ある絵画の中から選んでしまうほど情熱を感じる絵

    0
    投稿日: 2021.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    芸術家を題材にした小説が多い原田マハ この作品は「ゴッホ」の生涯の謎や思い出を ゴッホが訪れ住んだ地を原田マハ自身が巡りながら 考え紹介していく。 今までに読んだ原田マハ作品での表現や、画家たちの解釈なども紹介していて とても面白い。 ゴッホの足取りをたどりたいゴッホファンには 旅先のガイドブックになること間違いなしだ。 ぜひ ゴッホの作品集を眺めながら読むと また違ったゴッホに出会えるかもしれない。

    1
    投稿日: 2021.08.22
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    「たゆたえども沈まず」執筆の経緯・裏側や原田マハさんが小説に込めた想いが書かれており、小説を読んだ後に読むとゴッホや美術史への理解が深まる。 資料を基に史実を辿り、画家ゆかりの場所を訪れイメージを膨らませ、「こうであってほしい」というフィクションを交えながら小説を書いていくという過程を知ることができて、原田マハさんのアート小説好きな私には興奮必至な作品。

    0
    投稿日: 2021.08.15
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    ゴッホにより興味を持つきっかけとなった1冊。 また、この本を読んで、ゴッホのあしあとを辿る旅に出てみたいと強く思った。 恐らく数年後にフランスとオランダに行くなー。

    1
    投稿日: 2021.08.12
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    読みやすく、わかりやすかった。ゴッホの人生や、関わった人物、暮らした場所などを巡る話。人となりなどがわかった。

    0
    投稿日: 2021.07.08
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    著者がゴッホを知る為に聖地巡礼して理解していく本。ゴッホの絵は現代では大きな価値である。そんなゴッホも頭でっかちの時期があり、長いトンネル時期があった。偉人にもトンネルの時期があったと勇気が湧いてくると思った。

    0
    投稿日: 2021.06.25
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    ゴッホの人生についてとてもわかりやすくかかれていた。 マハさんのアート小説もいろいろと登場し、そちらの小説の理解が深まることも。

    0
    投稿日: 2021.06.02
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    [たゆたえども沈まず]を読み終わった直後に読んだので、小説の中のどの部分が実話でどこからがフィクションかすぐ分かりました。 ゴッホに対する思いがすごく伝わってきて、またすぐにでも[たゆたえども沈まず]を読みたくなりました。 マハさんの本を読むと勝手に自分もゴッホなどの絵画や印象派について知った気になってしまいますが、自分でも少し調べてみたいなと思います。

    0
    投稿日: 2021.05.30
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    たゆたえども沈まずの副編であることを知らないまま読んでしまいました。ですが筆者のゴッホに向けた想いや追いかけてみつけた物などはとても興味深く、途中で本編の小説を読もうかと思いましたが一旦はこちらを読み切ってしまいました。たゆたえども沈まずを購入したので、これから読もうと思います。

    0
    投稿日: 2021.05.28
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    【概略】  「たゆたえども沈まず」にてパリ・林忠正・日本とゴッホを繋ぎあげた筆者が、その作品「たゆたえども沈ます」創作秘話とともにゴッホの半生を紹介。筆者が持つ独特で柔和で優しい思索がゴッホの新たな顔を見せてくれる。 2021年05月22日 読了 【書評】  山田五郎さんの YouTube チャンネル「オトナの教養講座」で特集されてから俄然興味がわいたゴッホ。原田マハさんのこの本、未読だったなと思い、手に取ってみた。ちなみに「たゆたえども沈まず」も積ん読な状態。  弱くて強い人なんだね、ゴッホ。相手のことを考えすぎちゃって、思いを馳せすぎちゃって、気を使いすぎちゃって、その熱さが時に疎まれ、自身の悩みとなり、でも打ち勝ってきて。ココロの中で先に築き上げられる情景や展開(例:他の画家達と集結して・・・云々)に胸踊っちゃって、でも現実は違ったりして。なんて強烈な存在感なのだろうね。  三角形の相似のように、面積比は全く違うけど、自分の周囲にはゴッホみたいな人、いる。数年前は、彼の放つ言葉に相当イラつかされた。周囲も彼の言葉にイラついていた。でも、彼は変わった。彼は自覚したかしらずか、彼のおかしみを全て許容するようになった。ネガティブな意思表示ではなく、ポジティブな意思表示の率を上げることで、イラつく人間は減っていった。今や彼は、とあるコミュニティー内では、全国区の人気者だ。ゴッホが気に入った人にその方の肖像画を送ったように、彼も彼が気に入った相手に対しては沢山喋る。何かしらの贈り物もする。本当に三角形の相似のようだ。  原田マハさんは、作品として具現化させるにあたり年単位、場合によっては10年以上、向き合うそうだ。その対象となる相手と対話して対話して対話して・・・浮き上がってきたもの、研ぎ澄まされたものの一滴一滴の蓄積が、あのような心動かすストーリーテリングとなって表に出てきているみたい。インスタントとかコスパとか、本当に、くだらない、この分野においては。  原田マハさんへの興味、そして、ゴッホへの興味、しばらくは続きそうだ。

    1
    投稿日: 2021.05.22
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    ゴッホは狂気の人と言ったイメージが強く、ゴッホの絵を見ているだけで何となく息苦しさを感じる事があるので、実は苦手だったのだけれど、この本を読んで少しイメージが変わった。 これを機に小林秀雄のゴッホの手紙も合わせて読んでみたけれど、確かにゴッホの手紙はそれだけで告白文学となる位の秀逸なもので、とても面白く、ゴッホの頭の良さを理解できた。

    9
    投稿日: 2021.05.15
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    たゆたえども沈まずを読んだあとに読みました。 日本好きなゴッホ、テオとの関係、耳切事件など狂気的な人物像に関心をもっていました。 読み終わり、ゴッホは恋い焦がれたパリに手が届かず、日本に代替を求めたんだろう、と思い、少し納得、少し(日本人として)振られた気分になりました。 それと、ゴッホはかなりインテリだったんだろうな〰️とか、作られたゴッホではなく、人間ゴッホが見える本でした。 南仏と、パリと、林忠正の故郷富山に旅行してみたくなりました。 たゆたえどもを、もう一度読み返しました。

    1
    投稿日: 2021.05.03
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    ゴッホの人生と日本の関わりを、わかりやすく読ませてくれる。ゴッホの生涯をさらっと、でも彼の人柄やその時代の彼の状況など深いところまで。 ゴッホといえば狂気の人というイメージがあったが、努力家でインテリという面を見つけることができた。 原田マハさんは、ゴッホが好きらしく、その愛着もあって、あたたかで読みやすい、素敵な本になってると思う。

    3
    投稿日: 2021.05.01
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    ★★★2021年4月★★★ 小説『たゆたえども沈まず』の副読本。 ゴッホと林忠正の生涯をノンフィクション形式で追う。 小説のどこがフィクションで、どこがノンフィクションなのか。 ゴッホと林忠正に接点があったというのはフィクション。 このような創作ができるという事が小説の楽しさだろう。

    0
    投稿日: 2021.04.11
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    まさに「たゆたえども沈まず」の副読本。「たゆたえども沈まず」を読んでから、この本を読むと作者の狙い、そしてどこからがフィクションなのかが分かる。「たゆたえども沈まず」は、ゴッホとテオがメインかと思いきや、林忠正がスタートだというのは非常に面白い。

    2
    投稿日: 2021.03.16
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    『たゆたえども沈まず』を読んだ直後に読ませていただきました。 『たゆたえども沈まず』の裏側やより詳しい史実が説明されており、とても勉強になりました。 ますますゴッホ、テオ、そして林忠正さんが大好きになりました! また、死ぬまでにゴッホの聖地巡礼をしなければ絶対後悔するなと確信しました。笑 ありがとうございます! 原田マハさんの作品を全て読むのが今年の私の目標の一つです! 今年の一月に初めて楽園のカンヴァスを読んでから、まんまとマハさんの作品にハマってしまい、毎日毎日とても楽しんで読ませていただいています! これからも楽しみです^ ^

    0
    投稿日: 2021.02.27
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    たゆたえども沈まず、とセットでどうぞ!という一冊。 たしかにゴッホへの先入観って多かれ少なかれあって、それでなんだかマイナスイメージに振れがちだけど、現代でいえば心身症を患ってムラがあっただけなんだろうな。 あれだけの作品を短期間で残して、命を燃やして、セーヌを描きたくても描けなくて、弟を思えば思うほど距離感が難しくて。 きっと本人は生きてるときに評価されたかっただろうけど、いま彼は永遠の命を手に入れていつまでも生きているようにわたしもおもう。 あとやっぱり星月夜はさいこうだよ。あれをMoMAで見られてほんとうによかった。

    3
    投稿日: 2021.02.25
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    もともとゴッホが好きで、本編を読んでいる、というところから手に取った本書。 ゴッホの孤独と希望、誇り高さ、繊細さ、力強さが感じられ、そこから副読本と本編のループに入ってしまいそうになりました。 コロナ禍の中、パリで書かれたあとがきは、今でなければ描けないであろう感覚の描写があり、「たゆたえとも沈まず」の言葉が改めて深く沁み入りました。

    0
    投稿日: 2021.02.17
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    生前一枚しか絵が売れず、三七歳で自殺したフィンセント・ファン・ゴッホ。彼は本当に狂気の人だったのか?その死の真相は?アート小説の第一人者である著者が世界的謎を追う。フランス各地に残されたゴッホのあしあとを辿り、努力家でインテリ、日本に憧れ続けた「人間・ゴッホ」の魅力を再発見。旅のお供にも最適な名解説。 目次 プロローグ 私とゴッホとの出会い 第1章 ゴッホの日本への愛、日本のゴッホへの愛 第2章 パリと林忠正 第3章 ゴッホの夢 第4章 小説『たゆたえども沈まず』について 第5章 ゴッホのあしあとを巡る旅

    0
    投稿日: 2021.01.30
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    原田マハ著「たゆえども沈まず」の副読本。 実はまた上の本を読んでいない。。ゴッホのことは昔色んなテレビ番組で少しは知っていたので読み進められた。 フィクションも交えつつこうであったら、という著者の気持ちもとても納得する。 「たゆえども沈まず」も本棚で眠っているのでこれを機に読もう。

    7
    投稿日: 2021.01.27
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    フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890) は何故〝狂気の人〟とされ、自殺に追い込まれたのか。著者【原田マハ】が、その真相を自著『たゆたえども沈まず』を振り返り〝炎の人ゴッホ〟の生涯を模索しています。「気がふれての自殺」ではなく、自らの勇気を試す人物として自己完結を遂げた姿を描き出し、<星月夜>に込めたゴッホの心境を小説のなかで語りたかったと綴っています。ゴッホと弟テオの二人の墓は、テオの奥さんヨ-の計らいにより、ゴッホ終焉の地(オーヴェル)に並んで眠っており、今も訪れる人が絶えないそうです。

    3
    投稿日: 2021.01.22
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    2021.1.18 たゆたえども沈まずの副読本として大変楽しく読ませていただきました。 マハさんがどんな想いでゴッホ兄弟や林忠正と向き合い、彼らをどれだけ尊敬し、愛しているのか、よく分かる一冊だった。 いつかわたしもゴッホのあしあとを辿って、パリへ、アルルへ、サン=レミへ、オーヴェル=シュル=オワーズへ行ってみたい。

    2
    投稿日: 2021.01.18
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    入口が林忠正で出口がゴッホ。なるほどそうだったのか、と理解できた。 狂気と情熱、というレッテルの奥にある本当のゴッホの姿を見つめている原田さんの思いに感動した。

    1
    投稿日: 2021.01.16
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    「たゆたえども沈まず」の後に読むのにちょうどいい本。いわば小説の解説本。私は林さん自体がフィクションだと思い込んでいたので、実在の人物と知って衝撃。さらに、日本の美術品を世界に知らしめたのにも関わらず、国賊扱いをされたとは。前述の小説のどこまでがフィクションで、どういう思いでそれぞれの場面を書いたのかがわかって、小説を二度味わうことができた。 それはさておき、冒頭筆者のゴッホに対する思いに共感。あまりに有名すぎて好きな画家はと聞かれてゴッホの名前を挙げにくい、なんだかバブル期の日本人みたいでミーハーで恥ずかしい、みたいな部分が少なからず自分にもあると思う。かといって19世紀以前のクラシックな画家はよく知らないし、有名すぎない印象派の1人を挙げておくのがちょうどいいかな、みたいな。自分の感性に素直に従って、好きなら好き、苦手なら苦手と言えばいいのに。なんてことを思いながら読み始め、改めてゴッホの作品を見たくなった本でした。

    2
    投稿日: 2021.01.04
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    何年か前に京都にゴッホの展覧会を見に行ったけれど、その時にゴッホのことは少しだけ勉強していったので、その復習みたいな感じで読みました。 原田マハさんのゴッホ愛が伝わってきます。

    1
    投稿日: 2020.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    たゆたえども沈まず に込めたメッセージなど ゴッホといえば情熱と狂気。ではなく彼は人を殺めたわけでもなく自己完結しているし手紙からその文才やインテリも感じられる。ひまわりも、画面に対してバランスよくかかれている。本もたくさん読んでおり一時は聖職者となることを目指していたくらい。 当時パリで画商をしていた林忠正の偉業も知ることができる。

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    投稿日: 2020.12.02
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    たゆたえども沈まずに続いて、セットで読んでより楽しめて、ゴッホの魅力にまた惹きつけられて、原田マハ先生の本がさらに好きになった。ゴッホのあしあとを巡る旅したいなあ。 "「Fluctuat nec mergitur」〜大変美しい日本語で「たゆたえども沈まず」〜「揺れはしても、決して沈まない」" "嵐のときは小舟になればいい。たゆたいこそすれ、決して沈まずに。”

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    投稿日: 2020.11.07
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    小説「たゆたえども沈まず」を書くにあたっての、著者の考えや、取材の内容を簡単に書かれています。この小説のあとがきのようなものです。著者と西欧の印象派といわれる芸術との関係、こういった小説の過去2作品との共通点と違い、主人公であるゴッホとその弟に対する想いなど、単純にあとがきだけでは書ききれなかっただろう部分が、一冊の本となったのかと思われます。小説を書くにあたって、どのように取材を行ったのか、どこに行ったのかは、簡単な観光案内のようにもなっていて、旅行に行ったときなどの参考にもなるのかと思います。この小説を読むとき、またはこの地に旅行等で赴くときに、傍らに読んでおくと良いと思います。

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    投稿日: 2020.10.22
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    アート小説の第一人者である著者・原田マハ氏が世界的な謎を追う。生前一枚しか絵が売れなかった男、フィンセント・ファン・ゴッホ。37歳で自ら死を選んだ彼の生き方の真相は?

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    投稿日: 2020.10.15
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    アート小説作家、原田マハさんが、自身の小説「たゆたえども沈まず」で描いたゴッホのリアルな足跡を辿る、孤高の芸術家ゴッホの解説書。 小説「たゆたえども沈まず」でフィクションとして作りこんだ部分について、その思いを作者自身が解説しているところもあり「たゆたえども沈まず」を読んでからこちらを読むとより一層楽しめる一冊です。 私はさらに、映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」を観てから、この本を読みました。 新型コロナウィルス感染症の騒動が収まったら、ゴッホの足跡を訪ねる旅に出てみたい、と思わせる一冊。 小説「たゆたえども沈まず」 ↓ 映画「永遠の門 ゴッホの見た未来」 ↓ 本書「ゴッホのあしあと」 この順番がおススメです。 芸術の秋にぴったりです。

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    投稿日: 2020.10.15
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    著者の『たゆたえども沈まず』を読んで以降、ゴッホがとても気になる存在になっていましたが、この本を読んで印象が深まりました。 あとがきに書かれたコロナのところ、この作品の流れの中では異質なものに感じましたが、でもこのあとがきがあることでこの作品が大きく変わった気がします。

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    投稿日: 2020.09.27
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    「たゆたえども沈まず」を読んでから副読本ということで手に取りました。 原田さんがどんな思いでゴッホについて本を書かれたのか、 そしてゴッホの本当の人物とはどんな人だったのか などと美術史や歴史などのあらゆる点からゴッホという 人物と人生と芸術を分析されて解説されていたので とても分かりやすかったです。 今まで誤解していたゴッホという人物=狂気的 というイメージを作品と共に更に違っていたということが分かり、 芸術だけでなく文学などにも優れていて とても努力家でインテリだったということが頷けました。 ラストの章ではまるで原田さんがガイド役で ゴッホにまつわる名所を案内していたので、 まるで観光気分にも慣れて楽しい気分になりました。 グーグールアースと合わせて読んでみたら 更に面白そうな気がしました。 ゴッホがこれだけ有名になったのも 林忠正という人がいたお陰でここまで来たのかも しれないという推測も頷けたので、 これからはどんどんと日本でももっと紹介されても 良いなと思いました。 ゴッホに対することがあらゆる方向から 分かったのも、原田さんがこれだけゴッホを好きで興味を 持って研究をしてくれたからここまで分かったので、 本当に事実が知れて良かったです。 益々これからゴッホの絵が見たくなり 見方を変えていかなければいけないなと思いました。 とても読みやすく分かりやすいので、 ゴッホの真実を知りたい型にはお勧めな作品です。

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    投稿日: 2020.09.24
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    「たゆたえども沈まず」を読む前にこちらを読了。ゴッホのドラマチックな人生をざっと知ることができ大変面白い。最近美術館でひまわりをみて、その美しい黄色と特徴的な筆跡の生命力に圧倒された。そんな絵画を生み出したゴッホの生・魅力がわかった。 孤独だけれど、強い。描くものに対する真摯で一生懸命な気持ち、そして弟テオへの想い…。ゴッホが見た景色をわたしもめぐりたい。

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    投稿日: 2020.09.16
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    『たゆたえども沈まず』の副読本。 ゴッホのことは知っていても 実在しパリで奮闘した林忠正という画商のことは全く知らなかったので なぜ彼を扱ったか、原田マハさんがどのような気持ちで『たゆたえども沈まず』を創作されたか、の心の内を知ることができ良かった。 特に林忠正氏の名誉回復に努めるという心持ちに胸打たれた。 小説家、漫画家、映画監督、など創作できるひと、作り上げ世の中に発表できる人の力の強さを感じれてただ感謝。 自分の出来ることと使命感。 目先のお金稼ぎ、世の中の混乱のために情報を流すのではなく ご自身が今までの人生で培ってきた美術の知識と芸術への愛を持って行動された姿勢が美しく感動。 林忠正のことを 伝えてくださってありがとうございます。 ゴッホの作品について 数枚写真?も載っているが 載っていないのがほとんど、そして私は知識が足らず知らない絵もありネット検索して絵を見ながら読みました。 本編でなく 副読本であるのならば、そしてゴッホに終始した本の副読本であるならば 絵画の参考として写真イラストを載せても良かったのではないかな?とそこだけ気になりました。 ただそういうものを載せると権利とか費用とかどのようにかかるのかわからないので、難しいのかもしれませんね。 『たゆたえども沈まず』が大好きなので またその世界に触れられる本を読めて嬉しいですし、また読み返してみようかなと思いました。

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    投稿日: 2020.09.04
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    「たゆたえども沈まず」を読んでから読みたい一冊。 原田マハがなぜゴッホについて書くことになったが、どの部分がフィクションなのかがわかる。 芸術の鑑賞の仕方は人それぞれ考え方があると思うし、実際「13歳からのアート」では、解説や作品の背景に囚われることなく自分がなにを思うかが大事と書いてあったが、私はこうやって背景を知れた方がより楽しめる。 ゴッホの作品は幾つか目にしていたが、ゴッホがどのような時に書いたかなどわかっていなかったので、改めて見に行きたいと思った。

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    投稿日: 2020.08.30
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    ゴッホにとって、絵を描くことは生きることであったと思う。 オランダ時代の初期作品から絶筆とされる「木の根と幹」まで、彼の作品からはとにかく描きたいという強い意志がひしひしと伝わってくる。 ゴッホの作品に、一度目にしたら忘れられない強烈なインパクトがあるのは、きっとその色彩や構図のせいばかりじゃない。 ゴッホ終焉の地、オーヴェル=シュル=オワーズはいつか訪れてみたい場所のひとつ。

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    投稿日: 2020.08.15
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    個人的には、 原田マハさんの作品だから、ではなくて、ゴッホが大好きだから、読んでみたいです。       yuka♡さんの本棚から♪

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    投稿日: 2020.08.08