
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホラーの短編集。日常的な話が多く気持ちが共感できるものもあった。思っていた結末と違く何度か騙された。忘れた頃に読み返そう。
0投稿日: 2026.09.24
powered by ブクログ▪︎おねえちゃん 受け手の捉え方次第で善意が悪意に、 善意も悪意もないことがその真逆になる ホラーじゃないのに怖すぎた ▪︎サクラチル 予感していなかった私の大好きな”大どんでん返し系”だった!! 後半の解説パート(?)で、じわじわ「ん?」って違和感が募って、「時系列合わなくない?」「辻褄合わなくない?」ってなって、「そういうことかあああ」→鳥肌(怖)だった!笑
0投稿日: 2026.05.01
powered by ブクログまさかの全部が全部ハッピーエンドで終わらない作品たち。 ドロドロしてたけど全作現実味があって嫌いではなかった。 物語はふとしたタイミング次第で、ハッピーエンドにもバットエンドにもなるんだと感じた。
0投稿日: 2025.12.25
powered by ブクログタイトルの通りオチが全てバッドエンド。 先入観で読んでいると最後の数ページで驚かされる。 読み始めるとどんどん先が気になって直ぐ読めてしまった。 私の中では「おねえちゃん」が1番怖かった。全ての物語に言えることかもしれないが、人の捉え方次第で善意や悪意のないことでも真逆になったりするんだと人との関わり方は難しいなと感じた一冊だった。
3投稿日: 2025.09.25
powered by ブクログハッピーエンドではない作品の方が興味を唆られます。 そういったきっかけでこの本を購入し暫く積読していました。 短編集なのでいざ読み始めたら読み終わるまですぐでした。 一編それぞれが読みやすく、どの話も不穏な空気を感じながらも予測できない結末で驚きもありました。 「防疫」「玉川上死」が特に印象深かったです。
1投稿日: 2025.07.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 ハッピーエンドじゃないお話の短編集。 ハッピーエンドじゃないとわかってて読むから、それ 以上それ以外のものを期待してしまうけど、裏切られ ない。 『おねえちゃん』 年齢を考えると、勘違いも許せてしまうんだけど、あれ はないわ。怖い。 『サクラチル』 最後まで読んだ後すぐに最初から読み返してしまった。 『天国の兄に一筆啓上』 手紙。亡くなった兄への心温まる手紙と思いきや… 『消された15番』 この母親の悔しい気持ちはよくわかる。何でもないよう に見える日常の一コマが誰かの大切な一瞬を奪っている こともあるんでしょうね。皮肉な結末です。 『死面』 まあ、そうなるよね。 『防疫』 幼少期には酷く同情したけど、その結果がこの子の人格 なのかもしれない。理由が「防疫」ってのがね…怖い。 『玉川上死』 親のジレンマ。 『殺人休暇』 最後の一行に「そう来たか」と思ったけど、この話、少 し切なく感じた。もっと早くからしっかり話していたら、 ストーカー的行動もなく、もしかしたら良い友人になれ たかもしれないと思った。生きていて欲しい。 『永遠の契り』 めちゃくちゃ短いけど、インパクトは大きい。 ミツルの願いが叶って(?)、苦く笑ってしまった。 『In the lap of the mother』 お前もだよ、とひとこと言いたくなるお話。 『尊厳、死』 最後に、そうだったのね…と思ったお話。 フジエダと中学生に違いはあれど、どちらも「価値観の 違う人間」に対する態度というのは興味深かった。
0投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログアンハッピーエンドを集めた短編集。ただハッピーエンドでないというだけでなく、小気味良いオチが全作についている。 各作品、タイトルとの繋がりもわかりやすく面白い。 読みやすさはあるが、個人的には短すぎる作品もいくつかあった。
0投稿日: 2025.06.16
powered by ブクログしっかりオチのついた短編集でした。全てハッピーエンドではないと知っているのにこのあとどうなるんだろうと読み進めてしまう。
0投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログ基本的に短編はほとんど読まないけど、これはどの話も一捻りあって結構面白かった! 読み手の想像を上手く裏切ってくれたなぁ笑
0投稿日: 2025.05.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホームレスは男だという先入観が強すぎる 脳をそろそろアップデートしないと 行為に夢中で焼け死んだカップル 哀れすぎるけど幸せの中逝ったのか ほどよくよくない後味 節が効いていた
0投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログタイトル通り、後味の悪い作品を集めた短編集。 後味が悪い中に、思いがけない展開があるのがさすが。 歌野さん、だからやめられないのだ。
0投稿日: 2025.02.12
powered by ブクログハッピーエンドを迎えられなかった11話が収録された短編集で、どの話も終始陰鬱な雰囲気が漂いつつも所々に見られる違和感がラストへ向けた伏線となっており短いながらも切れ味抜群だった。全部陰鬱なラストなのにさっぱりした読後感なのが奇妙だった。
5投稿日: 2024.10.21
powered by ブクログタイトル通りの作品でした。 ただ、どうしようもなく辛くなることはなく、少し心が重くなるなぁぐらいの物語が多いです。 身近に起こりえそう、実際にありそう、な物語だという印象。難しい内容ではないので読みやすいですが、ドキドキ、ハラハラ、ゾッとすることはなく淡々と読み進んでしまったことが残念。ちょっとだけ暗い物語を読んでみたいという人にはいいかも。
1投稿日: 2024.10.07
powered by ブクログ多分、個人史上ミステリー2作目?の読了。 初めて読んだときも本作と同じ歌野晶午さんの作品だった。でも、今回は短編集だ。 何を読もうかと悩んでいたときに、フラッと立ち寄ったブックオフで見つけて、毒々しい色合いと薬のパッケージみたいな警告書きされた表紙が気になって見たところ、以前にも読んだことある作家さんで気になったので買ってみた。 タイトルからも分かるようにハッピーエンドではない。 読むと少し思い気持ちにはなるけどニュースでよくみかける事件などが出てきたり、刊行された年は違うけど、どれも社会問題?がテーマになっている気がする。 事件にはどれも犯人側と被害者側の苦悩が詰まっていると知った。でも、重い描写が苦手な人は向いてないかも。ちゃんとどんでん返しのある作品もあるから面白かった。
4投稿日: 2024.09.18
powered by ブクログこれもまあ、個人的・夏のホラー特集。発表された年代は結構バラバラな短編集。氏の手になるアンハッピーエンド作品集となれば、それなりの品質が保証されているようなものだし、概ねそれは裏切られない。ただ、表題で結末の方向性を決定づけられてしまっている以上、そこまで意外過ぎる展開もまた期待しづらい訳で、その点では、どうしても物足りなさを感じざるを得ない。面白くはあったけど。
2投稿日: 2024.08.13
powered by ブクログ普段はどちらかといえばハッピーエンドを好むが、ひょんなことからこの本に出会い久しぶりに小説を読んだ。 短編集で読みやすく、しっかりオチがついているので満足度は高い。 タイトルのとおりバッドエンドしかないので後味が悪く一気読みすると少し暗い気持ちにはなった。
2投稿日: 2024.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2024.08.02 (金) 読了。 はあぁあああぁああああああぁあああぁぁあ〜〜っっっぱおもしろい歌野晶午!なんだろうな〜〜〜〜おもしろいんだよな〜〜なにこれ〜〜〜いっつも意味わかんないんだけど面白いのよ、読みたくなっちゃうのよ これは、ホラーとか背筋がゾクッとかそういう類のものではなくてほんっとうに日常に潜む影に感じた私は。 薬罐とかさ〜〜〜身近にあるもののスリルがすごい。ドキドキしてたら落とされちゃった〜〜〜楽しい〜〜 殺人休暇なんて最後笑っちゃったもんね。あ〜〜そういう締め方する?みたいな。だいすきなのよこういうの。 彼女が死んだと彼が知る→やっぱり生きてた。彼は知らない→彼が死んだと知る……このルート。彼女が生きていたというのが描写されているからこその「彼、本当に死んだのかしら」。気味の悪さがすごい!やっぱり追い込むようで追い込まれているのは彼女の方。ッッかああぁぁああ好き。 ずるい!おもしろい!これからも読んでく歌野晶午!
0投稿日: 2024.08.02
powered by ブクログ歌野晶午さん、かなり昔に読んだきりで、久しぶりに手に取ってみた。 でも実はアンソロジーでは見かけていたみたいで、「おねえちゃん」は読んだことあったみたい。 あまり気持ちのいい話ではないと思ってはいたけれど、やっぱりほの暗い気持ちになる短編集で、個人的にはあまり好みではない。 どんでん返しのイメージのある作家さんで、昔読んだ作品ではとても驚いたし楽しめたのだけど、今は少し苦手かもしれない。 すごく好みと書いている方も多いようなので、好きな人はハマるのかも。
1投稿日: 2024.07.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前から気になっている歌野さんの作品を読んでみた。 どの作品も、ふぇ?!となる最後が用意されていて、歌野さん独特の趣向に満ちた作品ばかりでした。 !!!!以下とてもネタバレ含みます!!!! •移住してきた老夫婦に隠された衝撃の事実(旦那でなく)がある「サクラチル」 •全てを捨てて育てた息子の晴れ姿を臨時ニュースで見逃す「消された15番」 •娘の小学生試験の無理矢理受験のイヤイヤな「防疫」 •ストーカー化した男からどうやって逃れられるかの物語「殺人休暇」 •パチンコ中毒母親が目を離して子供がパチンコ玉飲んじゃうブラックユーモア悲劇「In the lap of the mother」 •ホームレスが色んなものから今のままでいることを阻害される(実は女!)「尊厳、死」 この辺りの作品は、今後もきっと覚えていることになりそうなくらい印象が強いです。
10投稿日: 2024.06.10
powered by ブクログ短編集 いくつかの話の落ちに はっとさせられたものもがあったが、長い…と思う1本もあり なんとなく言い回しが古く感じられるものがあったが 全体的に面白かった
7投稿日: 2024.05.25
powered by ブクログタイトル通り後味のよくない短編集。 なのに面白い。 バッドエンドではなく、このアンハッピーエンド感がちょうど良い。 打ちのめされるようなショックの代わりに不幸な結末が用意されている。 全く予期せぬ展開に驚いたり、先入観にとらわれて騙されたりしながら、結局最後まで楽しんでしまった。
6投稿日: 2024.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
かなりおもしろかった!「サクラチル」が1番好きだと思った。 以下、ざっくりとしたあらすじ。 【おねえちゃん】 理奈は叔母である美保子に「相談がある」と連絡し、家に呼ぶ。 自分は母親から愛されていない、出来の悪い姉は甘やかされているのに、自分は些細なことで怒られると話をする。 家出をしようか迷っていたとき、偶然、両親の話を断片的に聞いてしまったようだ。 「おねえちゃん・白血病・仕方ない・移植・あの子は・理奈・おねえちゃんのために産んだ・骨髄・仕方ない・ドナー・あの子は・おねえちゃんのために・仕方ない・骨髄移植のために・里奈は」という単語を聞き、自分は姉のために作られたドナーで、用済みになったからいらなくなったのだと推理したと言う。 そしてここからが相談だった。理奈は両親と姉を殺してしまったらしい。どうしたらいいか、と。 実は、「おねえちゃん」で病気だったのは理奈だった。理奈には鳴美という名前の妹がいた。生後2ヶ月で白血病を発症した理奈のために、骨髄移植を目的として鳴美を出産した。しかし、鳴美は骨髄移植をしたあとに事故により1歳で死んでしまった。 両親は、理奈に鳴美のぶんまで充実した人生を送ってほしい、と厳しい躾をしていた。 真実を知れば、理奈は負い目を感じてしまうと思い、両親は黙っていた。理奈は自分が幼い頃の写真はないと嘆いていたが、病気のことを気付かれないように隠していただけだった。 美保子は、警察を呼ぶしかないと考えた。警察が裏を取れば、すぐに理奈に真実を伝えられるだろう。しかし、他人から無遠慮に知らされれば、理奈の精神は崩壊する。叔母である自分がどのように真実を伝えればいいのか、と悩むシーンで終了。 →理奈のお姉ちゃんはなにかしてくれなかったのかな?って思った。私にも妹がいるので、姉目線に立ってしまった。妹が過度に怒られたりしたら、例え相手が両親でも黙っていないけどな。理奈のお姉ちゃんは理奈のこと何とも思ってなかったのかな? 【サクラチル】 常磐一家の話。語り手が次々と変わっていく。 ・常磐の向かいの家 向かいの家の芙美子さんは仕事を掛け持ちしていたし、畑仕事もしていた。旦那はせいぜい50歳くらいなのに、まるで働かず、煙草や酒を嗜んでいる。毎晩、芙美子さんに怒鳴り散らかしていた。 芙美子さんが不便だ。芙美子さんのほうが年上のため、旦那を甘やかしたんだろう。旦那が暴れた次の日、ふたりは手を繋いで歩いていたから夫婦は分からない。 ・常磐泰三 泰三の実家は小さな作り酒屋だった。泰三は幼い頃から酒の香りが好きだったが、酒を飲む人間を嫌悪していた。 品川の機械部品工場に就職し、一生懸命働いた。工場で芙美子と出会い、男の子を授かった。幹久と名付け、今まで以上に仕事に励んでいたが、病を患ったことで会社から解雇されてしまった。 泰三は酒を覚え、朝から酒をかっくらい、芙美子に当たり散らした。そのうち幹久にも暴力を振るうようになった。 ・常磐家の向かいの家 常磐家は、2人暮らしだと思っていたが、常磐家の旦那がうちに来たことで、子どもがいると知った。うちの子が大音量で音楽を聴いていたところ、常磐家の旦那が、息子が大学受験の勉強をしているから邪魔をするなと怒鳴り込んできたのだ。 2月のある日、常磐家に回覧板を持って行った際、ポストに東京大学の入学願書が入っていたことに気づいた。そのとき、息子の名前は幹久だと知った。結果が気になり、合格者名簿を確認したが、常磐幹久という名前はなかった。 ・常磐幹久 父に構ってもらった記憶がなかった。父が病を患い、療養のために家にいる間は構ってもらえた。しかし、幹久も大きくなると、父の事情を察するようになった。そのうち父は酒を飲み、暴力を振るうようになった。中学を出たら働こうと思ったが、学歴のない父のようになるのでは?と思いとどまった。学歴がない父は必要以上に働かなければならず、体を壊した。学歴がなかったから誰にでも出来る仕事しか就くことができず、誰かに取って代わられないようにがむしゃらに働くしかなかった。結局、体を壊し、誰かに取って代わられた。そもそも、学歴があれば、不当な解雇に対応する術を知っていただろうし、そもそも不当な解雇もされなかったかもしれない。 「大学を出たら、今までの苦労を全部帳消しにしてあげる」と言い、大学進学に反対する母親を丸め込んだ。 ・常磐家の向かいの家 息子さんが落ちたことは、芙美子さんの表情からも察せられた。旦那もひどく落胆しているようだ。夜が更けても、常磐家の家の明かりがついていないことを心配し、お裾分けを装って伺うことにした。中に入ると、布団の中で旦那が死んでおり、芙美子さんは布団に覆い被さるように倒れていた。芙美子さんは「天命なのです」と呟いていた。 ・常磐芙美子 息子がいたから、夫の暴力にも耐えられたが、息子が社会に出たら、夫と2人きり。耐えられないと思った芙美子は、旦那を殺すことにした。肝臓を患い、入院した旦那に酒を差し入れた。結果、病気が悪化して死んだ。 幹久は、大学に落ちる度、「今までの苦労を全部帳消しにしてあげる」と言った。 高校の学習内容が何度も変更され、受験制度が2度改革され、ずっと家で勉強していた幹久はずるずると浪人を重ねた。 いつしか、2人は年の離れた熟年夫婦と間違われるようになった。芙美子も否定はしなかったし、幹久も受験生であることを隠し、芙美子の亭主を装った。 今年、幹久はまた落ちた。毎度の言葉に酒の臭いが含まれていた。芙美子は潮時だと思った。 幹久は不惑を通り越し、今年、知命を迎える。知命を迎えたとき、天から与えられた命の長さを知るのだという。芙美子は包丁を握った。で終わり。 →おもしろかった!昼間から酒を飲んで暴力を振るうような旦那は捨てちまえと思っていたけど、息子だったんだね。それは捨てられないね。学歴が全てとは思わないけど、学歴があるから優遇されることも多いだろうし、難しいな。 【天国の兄に一筆啓上】 たった3ページ。弟から死んだ兄への手紙。 兄が死んでから15年が経ち、時効が成立したので、自分は安心して眠れるよ。兄の保険金でみんなハッピーだよという内容。 →どうせ弟が殺したんだろと推察。予想通りだった。 【消された15番】 沼田紀美恵は美女と評判が高かったが、同性からいじめられ、高校生の頃に自殺を決意する。しかし、ふとしたきっかけから大学生と恋仲になり、身篭る。紀美恵の両親はふたりを認めなかったので、駆け落ちをするが、子どもが3歳になった年、彼が事故で亡くなる。子どもは恵太と名付けられ、野球強豪校へ入学。当初は1年生エースと持てはやされたが、野球の成績が振るわず、ベンチ入りからも外されてしまう。高校最後の夏、チームの選手が怪我をしたことで、恵太にベンチ入りの声がかかる。 紀美恵は甲子園を見に行く予定だったが、近所の人から裁縫の依頼が入ったことで、仕上げてから応援に行くことにした。甲子園をテレビでみていると、臨時ニュースが入る。近所で顔なじみの大学生が、就学前の男の子を誘拐・殺害していたというものだった。 息子の晴れ舞台である甲子園のテレビ中継で度々臨時ニュースが流れる。いらいらする紀美恵。息子が今まさに活躍するというときに中継が中断され、またもやニュース画面に切り替わる。恵太の学校は試合に負けた。 怒り狂った紀美恵は、取り調べを受け終わった大学生の左胸に包丁を突き刺す。 それから時間が経った。大学生の家族は心中。大学生本人も刑が執行された。 紀美恵は殺人未遂で逮捕されたが、執行猶予付きの軽微な刑が科せられただけだった。仕事もこれまで通りで、世間からは、むしろ賞賛の手紙が届く。しかし、恵太は行方不明となってしまった。 →楽しみにしていたテレビ番組が、臨時ニュースで中止になった経験があるから気持ちは分かる。愛する息子が出るなら尚更辛いよね。にしても就学前の男の子が被害者になる事件なんて胸糞悪すぎ!!! 【死面】 登志雄は夏休みのたびに母の実家へ行った。かつては庄屋をやっていたらしく、土地も建物も広い様子。母の4人のきょうだいたちもそれぞれ家族を連れて帰ってきた。 登志雄が小学5年生のとき、いとこたちと駄菓子屋にいった帰り道、持っていた竹とんぼを壊してしまった。イライラした登志雄は、入ってはいけないと注意されていた部屋へ入ってしまう。なんの変哲もない部屋だった。しかし、文机の横にあった桐箱を開けるとまるで人間の首を縦半分に割ったような精巧な人面が入っていた。若くて美しい女性の顔だったが、苦悶の形相をしていた。お面といっしょに中に入っていた美しい布を取ろうとしたところで祖母に見つかった。 帰京後、母から、「お母さんは5人きょうだいではなく、本当は6人きょうだいだった。幸子という末っ子がいて、みんなより年が離れていたため、きょうだいみんなでかわいがっていた。幸子は病弱でひとりで留守番をすることも多かった。ある日、泥棒が入った。金目のものは盗まれ、泥棒と鉢合わせたと思われる幸子も殺された。残念に思った祖父が、幸子のデスマスク(亡くなった人の顔から型を取って作る)を作り、幸子が好きだった着物といっしょに保管していた。」と聞かされる。 登志雄が中学2年生のとき、例年通り母の実家でいとこたちと遊んでいた。子どもたちだけで肝試しをすることになった。登志雄は、あの幸子のお面と着物を身につけて怖がらせようとした。大学生のいとこも悲鳴をあげ、気を良くした登志雄は、もう一度驚かせようと躍り出たところで脳天に激痛が走った。 登志雄は叔父に殴られたのだった。登志雄は頭部が変形するほど何度も殴打されていた。 昔、家は裕福なのに小遣いが少なかったため、叔父は自分の家に泥棒に入った。幸子に見つかったため、叔父が殺した。罪の意識が薄れかけたころ、目の前に殺したはずの幸子が恨みを晴らすために現れたと勘違いし、幸子のお面をつけていた登志雄を殴り殺した。 登志雄は幸子の横に眠っている、で終了。 →なんか自業自得だね!遺品をイタズラに使うって不謹慎極まりない!中学生だったら分かるでしょ〜って感じ! 【防疫】 真智子は娘の由佳里に行き過ぎた教育を受けさせる。学習教室、ピアノの個人レッスン、お絵描き教室、受験の面接対策。痣ができるほど体罰も与えた。 しかし、幼稚園も小学校の受験も由佳里は失敗してしまう。 真智子は由香里にランドセルをプレゼントしてくれた両親に電話をかけると、長々と喋り続けた。由香里にはもう何も期待しない、もう1人男の子を作って生まれる前から教育するのだ、と。 優秀な長男を妄想してはニタニタする真智子に衝撃が走り、その後死亡した。 由佳里は裕太からプロポーズを受け、母親を殺した話をする。裕太との子どもを妊娠したからプロポーズされたらしいが、由香里は子どもを堕ろしたと告げる。血相を変えた裕太に由佳里が 「私は自分の子どもを自分と同じように育てると思う。小さい頃から勉強させて有名私立を受験させて。体罰は最低だと思うけど、子どもがクズだったら叩かないでいられる自信がない。子どもの辛くて暗いところにある風船が膨らんで膨らんで膨らみきったら、今度は私が殺される。だから殺される前に殺した。それでも私と結婚してくれる?」と問いかけて終了。 →まだ生まれてきてもないのに、殺される前に殺したのか。子どもは元気に育ってくれるだけで十分だけどな。 【玉川上死】 玉川上水を死体が流れていると110番通報があり、警察官が向かうと、「R高校 秋山」と書かれたジャージを来た人間が流れていた。思わず「止まれ」と声をかけると、死体だと思われていた物体が起き上がり「僕のことですか?」と声を出した。 高校2年生の秋山は高校時代の思い出作りをしていたのだと言う。4kmの川をゴーグルとシュノーケルを付けて流れる。シュノーケルは短く切られたうえに黒く塗られていた。死体と間違われ、警察がやってきたら負けというゲームを仲間内でしていたらしい。クラスのほとんどが参加しており、インターネットを使ってスタートとゴールを生中継、それ以外は掲示板に秋山の様子を書き込む。 秋山は、警察官に携帯電話を貸してもらい、中継を担当していた茂野と沢井という友達に電話をかけるが、繋がらない。 警察官と共に中継地点に向かった秋山。ビデオカメラが三脚ごと横倒しになっており、ノートパソコンも放置されていた。スプレー塗料による落書きもあった。橋の下には、茂野が倒れていた。背中を数箇所刺されていた。 違う場所で中継していたはずの沢井も同様の有様だった。 茂野と沢井が撮影したカメラには、秋山が流れていく様子が映っていた。音声から、2人はそれぞれ実況している途中、襲われたものと見られる。 茂野の母親である信子は、毎日、息子のお線香をあげにくる秋山を健気に思っていた。事件から1ヶ月経っていた。いつものように秋山は茂野の部屋に入り、ラジカセで1曲流す。 この日は、雨が降ったため、洗濯物を取り込もうと息子の部屋を開けた。秋山がベッドの上で大の字になり、ベッドカバーに顔をうずめていた。「茂野君、茂野君」と甘ったるい声で繰り返し、枕を引き寄せる。 信子は、旦那である久幸に報告した。息子はそういう趣味だったのか?秋山の片思いなのか?と。 久幸は、頭を抱えた。秋山は死んだ2人に虐められていたのだろう、と信子に話す。 今回の秋山、茂野、沢井の3人によるビデオ撮影は過去にも3回行われていたが、損な役回りは全て秋山がやっていた。ベッドで甘い声をあげていたのもおかしい。信子が来たことを分かっていたはずなのにその行為をやめなかった。おそらく、息子に奪われたものを取り返すため、部屋を少しづつ物色し、ベッドの上でより分けていたのだろう。秋山は息子を殺す動機がある。カメラには、秋山が川を流れていく様子が映っていたが、顔は映っておらず、おそらく身代わりを流し、秋山は息子を殺したのだと言う。 信子は、犯人を捕まえるために、殺人事件の被害者であるわが子をいじめの加害者として差し出さなければならない。もうこれ以上考えたくない、と信子は横になって終了。 →いじめをしていたなら自業自得だなって思った。むしろ、秋山すごいな。完全犯罪を企てたんだね。 【殺人休暇】 塚越理恵は合コンで出会った戸部修司と付き合う。修司は身長も高く垢抜けた顔立ちをしていたが、外見の魅力を打ち消すほどの暗いオーラを放っていた。2人きりの食事の際にも、むすっとした態度で会話もない。しかし、電話では明るく、1人で喋り続け、自分は人と面と向かってしゃべるのが苦手だと言った。薄気味悪かったが、修司は会うたびに高価なプレゼントをくれたので関係が続いた。しばらく付き合ううちに、プレゼントを1つでも身につけていないと不快を表すようになった。「美しくありたくないのか?」と。 修司が理恵の部屋に初めて来た際、理恵はプレゼントのお礼に一夜を共にしようと考えていたが、修司は部屋に入るなりプレゼントした香水が減っていないと憤慨。理恵はとうとう我慢できず、「二度と誘わないで、もう会わない」と言い放つ。「僕はあなたに恋しているのではなく、心の底から愛しています」「ぼくはあなたのために生きています」と修司は言い残し、部屋を出ていく。 修司は確かに誘ってこなかったが、電話をよこしてきた。 電話の最後には、ファッションについて一言言い残す。11度目の電話の際、もう電話をかけてこないでと伝える。 すると、次は手紙をよこしてきた。手紙の内容から、理恵が出したごみを漁っているようだ。 理恵は手紙を送ってこないでと手紙を書いた。もう手紙は来なかったが、今度は宅急便が届いた。中身は栄養補助食品の詰め合わせだった。モノを送るなと命じれば、その通りにするだろう。しかし、今度は自分の観察に専念するとは考えられないか? 悩んでいた理恵は職場の後輩である敏江に修司のことを打ち明ける。敏江は「彼を殺せばいい、殺せないなら理恵が死ねばいい」と言った。 理恵は修司宛の遺書をのこす。 それに対し、修司も手紙を書いた。 内容→理恵の遺書を読んで理恵の部屋にいったが、部屋は片付けられているところだった。近所の人が「首吊り」と話していた。理恵の両親と思われる老夫婦に声をかけられた。自分は小学生のときに父親を交通事故で亡くし、同乗していた母親も寝たきりになり、姉に育てられた。姉は準ミス・キャンパスにも選ばれるほど美しい人だったが、母の看護と自分の世話だけでなく、いくつものパートを掛け持ちし、日に日にやつれていった。早く姉を楽をさせてやりたいと勉強に励んでいたが、寝たきりの母が死んだあと、姉は後追い自殺をしてしまった。理恵は姉に生き写しだった。顔、背格好、声、名前も。理恵の前でうまくしゃべれなかったのは会話が苦手だからじゃない。営業の仕事だからそんなことではやっていけない。理恵の前だと姉を感じてしまい、胸が苦しくてたまらかった。姉に恩返しをしているつもりだったので、悪いことをしているという意識はなかった。自分を目覚めさせたのは憔悴しきった理恵の両親の様子だった。自分も理恵の後を追います。自分は地獄行きなので理恵と再会することはないでしょう。 修司の遺書を理恵はホテルで読んだ。実は理恵は死んでおらず、敏江の彼氏の力を借りて死を偽ったのだ。 理恵は修司を殺したいと思ったことはないが、事故にあって死んでくれればと何度も思っていた。事故死を願う気持ちと殺意を抱くことに違いはあるのか?手を汚すか汚さないかの違いか?彼は自殺したが、事故死と自殺では何が違う?私の願いは成就したはずだが、どうして私の心は重いのか。理恵は自分が分からなくなっていた。 敏江に「彼、本当に死んだんですかね?」というセリフで終了。 →修司は「あなたは姉に似ているのでよければ尽くさせてください」って言うべきだったね!下心がないのに尽くされたから、修司が不可解で嫌になったのかな。きちんと気持ちは言葉にするべき。 【永遠の契り】 大学生のミツルは2年間片思いをしていたハヤサカがノートを借りに部屋までやってくることになり浮かれていた。ハヤサカはお礼にケーキの箱を持ってきた。ケーキを食べていかないかと誘うと、乗ってきた。お茶を入れようとミツルはヤカンを火にかけ、考える。ハヤサカは自分に気があるのでは?と。ケーキを乗せるお皿を渡そうと手を伸ばすと、2人の手が触れた。ミツルはたまらずハヤサカをベッドへ押し倒す。事後、ミツルはハヤサカに謝りながら告白すると、ハヤサカも「私もずっとこうなることを望んでいた」「ずっとこうしていたい」と。ハヤサカから唇を押し付けられ、ミツルはハヤサカをきつく抱きしめる。夢でもかまないからいつまでも覚めないでほしいとミツルは願った。 フラッシュニュース。 ハイツから出火し、建物が全焼。出火元は205号室吉田溢さん方の台所。ガスの止め忘れによるヤカンの空焚きが原因とみられる。焼け跡からは男女2人の焼死体がー で終了。 →2人の「いつまでもこのままで」という気持ちが最悪な形で叶ってしまったね。ある意味ハッピーエンドかも? 【in the lap of the mothet】 パチンコに出かけるために幼い子どもを放置して死なせた母親をニュースで見かけては強い憤りを感じていた主人公。幼子からは片時も目を離してはいけないと考えている主人公は、膝の上に娘の亜里亜を乗せてパチンコを打っていた。 パチンコの騒音が子どもにいいわけない。主人公は亜里亜にノイズキャンセリングヘッドホンをかぶせ、携帯ゲーム機でディズニーアニメを見せていた。 幼子はいつもそばに置いておかなければならない。家や車の中に放置して遊び回るなどもってのほか。しかし、子どもにふさわしくない環境に連れていくのも好ましくない。不愉快な音を遮断し心地よい夢の世界に浸らせる、主人公が知恵を働かせた策だった。 亜里亜は「はん、はん」(ご飯、ご飯)と何度か空腹を訴えていたが、主人公はパチンコを打ち続けた。 6時間もパチンコを打ち続けた主人公は流石に疲労を感じ、ご飯を食べに行こうとした。亜里亜の顔を覗くと、目を閉じ、口をだらしなく開けている。抱き上げると、首がかくんと後ろに折れ、両腕もだらりと垂れた。 ニュース。 母親に連れられてパチンコ店に来ていた2歳の女の子がパチンコ玉を喉に詰まらせて窒息死。女の子は朝から食事を取っておらず、空腹に耐えかねてパチンコ玉を口にしたとみられ、母親を保護責任者遺棄の疑いでー で終わり。 →2歳の甥っ子がいるからつらい話だった。2歳の子どもって本当に本当にかわいいのに。幼子は本当に目を離しちゃいけないよね。甥っ子も何でも口に入れようとするもの。 パチンコに熱中して子どもを放置するニュースって昔に聞いたことあるけど、そんなにパチンコっておもしろいのかな。 母親は、他の母親を批判してたけど、結局自分も同じだったね。人の振り見て我が振り直せだ。 【尊厳、死】 ホームレスのムラノは、都心のターミナル地下通路で寝起きしていたが、人間関係が煩わしくなったので鵜野森公園にひとりやってきた。 駅の地下通路には50人ほどホームレスが居着いていたが、鵜野森公園には誰もおらず、ひとり気ままに過ごしていた。ひと月ほど平穏に暮らしていたが、8月の夜、ムラノの住まいが襲撃されていた。 駅の地下通路には仲間がいたが、鵜野森公園には仲間がいない。住まいだけじゃなく、自分が襲われるかもしれないと考えたが、ムラノは駅の地下通路には戻らなかった。ムラノは死に恐れを抱いていたが、あえて生に執着する理由もなかった。 ムラノは自動販売機の返却口を巡って小銭を集めたり、拾ってきた雑誌を読んだりして毎日を過ごしていた。 ある日、フジエダと名乗る女性が声をかけてきた。仕事や家族のことを聞いてきた。ムラノは何も答えなかったが、それからも週に1、2回やって来るようになった。 9月になり、ムラノは再び襲撃を受けた。男子中学生3人組のようだった。投げられた石が右目に直撃した。 翌日、フジエダは、商会に約束を取り付けたからそこで働けと言ってきた。右目の異変に気づき、タオルと弁当を置いていったが、ムラノは手をつけることなく捨てた。商会にも行かなかった。 5日後、フジエダはまたやってきた。心配しなくても大丈夫だから明日行ってらっしゃいと言い残していった。 3度目の襲撃を受けた。住まいの小屋の中に大量の爆竹が投げ込まれたようだった。翌々日、フジエダがまたきた。商会に行くことを強要してくるフジエダにムラノはうっとうしいと一言いってやった。 夜、また襲撃があった。3人組から肩を小突かれたり回し蹴りを受けたりおもちゃのキーボードを左腕に何度も振り下ろしたりした。 ムラノの左腕は赤く腫れ上がり出血もしていた。無抵抗であるほど、強者の勢いに油を注ぐことになることはムラノにも分かっていた。 ムラノは左腕の怪我のせいで熱っぽい感じがあり、意識も朦朧としていた。やってきたフジエダはムラノの不調に気付くと救急車を呼んだ。 病院で過ごし、体調もよくなったムラノ。フジエダは仕事だけじゃなく、家も用意したと言った。商会の寮に入れるようかけあったらしい。 その晩、ムラノは鵜野森公園に戻った。 鵜野森公園を離れる決意をしたムラノは荷物を探していた。救急車に運ばれる前にベンチの下につっこんでいた着替えだ。ゴミ箱を調べている最中、3人組の男子中学生がやってきた。 スプレー塗料を顔面に吹きかけられ、臀部を蹴り付けられた。羽交い締めにされ、ナイフを突きつけられた。ナイフはポロシャツの襟に押し付けられ、そのままゆっくり下降し、ボタンを弾き飛ばしていった。ナイフはなお下降し続け、布地を切り裂きにかかる。ムラノはたまらず、中学生の腕に噛みつき、股間を蹴り上げた。 怒り狂った中学生はムラノに膝蹴りを食らわせ、馬乗りになり、首を絞めあげてきた。ムラノの意識が遠のき、いよいよ死神が迎えに来たと覚悟したところで、パトカーのサイレンの音が聞こえてきた。通過しただけだったが中学生は退散していった。 しばらくしてフジエダがやってきた。病院を抜け出したムラノに目を吊りあげていた。 今日こそは商会に行かせる、引っ張ってでも連れていくと息巻くフジエダ。そんな汚い服じゃうちの車に乗せられないから着替えろと服を渡してきた。 それでも動かないムラノにフジエダは手を伸ばしてきた。ムラノは激しく身をよじった。ベンチの下に光るものが見えた。中学生が落としたナイフだった。 抵抗するムラノにフジエダは無理やり着替えさせようとしてくる。ムラノはナイフを振り回した。フジエダの首筋から血が水鉄砲のように噴き出していた。 取り調べでムラノは生い立ち、家族、仕事などを滔々と語った。ただ静かに死を待っていたいのに、フジエダはそれを許してくれず、人でなしと罵られ、ついに耐えきれず切りつけたのだと説明した。 しかし、フジエダに刃を向けた本当の理由は語らなかった。善意の押し売りは火薬であり、発火するには火が必要だ。 フジエダがムラノを着替えさせるために脱がせようとしたこと、これが火だった。 前夜ムラノが中学生に抵抗したのはナイフを恐れたからではなく、服を切られ、裸にされることを予感したからだった。 どうして公衆の面前で裸になれるのか。ムラノにも女としての尊厳は残っている、で終了。 →ムラノのこと、男性だと思っていた!フジエダみたいなお節介な人って本当に鬱陶しいんだよね。 3人組の中学生は許せない。弱者をいじめるなんて最低。ホームレスって実際に見たことないけど、そんなに目障りなものかな?
1投稿日: 2024.02.20
powered by ブクログ文章一つ一つに意味があり、丁寧に読みたい本。短編集ながら、人間の本質的な部分に迫った内容になっており、考えながら読むので中身がありすぎる。時代が少し古いので「保母」と言う言葉やジェンダーに関する感覚が今では違和感を感じるが、虐待など今も繰り返される問題と向き合い、知らない間に読者の心理が弄ばれ引きずり込まれる。読書というより、自分が当事者として実際に経験したような読後感。各短編の不気味な終わりかたがゾクリとして、それがまた良い。好き。
11投稿日: 2024.02.19
powered by ブクログタイトルの通りの作品で、救いが無く読み終わった後もスッキリはしませんでしたが楽しく読めました。最後の話の叙述トリックは、この作家の別な作品を思い出しました。
1投稿日: 2024.01.29
powered by ブクログ残念ながら推理という点においては期待ない方が良い。大体が先の読めるものだから。 とはいえ、ただのアンハッピーエンド集ではなく、物語のあちこちに世の社会問題を取り入れているところは良かった。 それでも、星3つ。うーん、イマイチ。
1投稿日: 2023.10.30
powered by ブクログいい意味で最悪な話しかないまさにタイトル通りの本ですね。読み終わった後にモヤモヤしたい人におすすめ!
0投稿日: 2023.06.06
powered by ブクログ寝る前に一つずつ話を読んでいましたが、面白くて続けて読んだりもしました☺️ ハッピーエンドではないからこその意外さや感慨深さがあり友達にもオススメしてかしました!
0投稿日: 2023.04.21
powered by ブクログ短編集なのでサクサク読めました。 タイトルから想像できる様にハッピーエンドでは終わらない話しばかりでちょっと気持ちが重くなりました……
0投稿日: 2023.03.14
powered by ブクログ「どんでん返し おすすめ」とかで検索するとヒットする作品で、前から気になっていたので購入。 「そうきたか!」と唸ってしまうようなどんでん返し、かといえばそうじゃなかった。ラストの数行でこちらの予想をある程度裏切ってくれるのだけど、自分の期待値は越えていなかったかな。 とはいえ、一定以上のクオリティは間違いなくあると思うので、買って失敗ということにはならないとはず。 可もなく不可もなくということで☆3つ。
1投稿日: 2023.03.03
powered by ブクログおみごとです! 表題でおおかたの想像はつくのですが、その期待を裏切らないアンハッピーエンドの11連発。 あ…と軽いものから、おお!…と周到なものや、嗚呼…とやるせないものまでいろんなイヤミスが盛りだくさん。 短編集なので、通勤通学にいかがでしょう!と言いたいところですが、1日のスタートにこの世界観に浸ればどんよりすること請け合い。 「おはよう!」と声をかけてくれた友人や同僚に引き攣った笑顔を見せることになるやもしれません。 11話もあるのに、読後に各目次を振り返るとどれもストーリーをしっかり思い出せるインパクトある短編集になっていると思います。 個人的には 「サクラチル」 「消された15番」 「尊厳、死」 が面白かったです。 人の心はその人にしか分からない。そこにどんな深い闇が潜んでいるのかは、実は本人にだって分からないから怖いのです。 今年の4冊目
10投稿日: 2023.02.06
powered by ブクログどれも面白く、楽しめた。飽きないし、読むのが止まらない。歌野さんの作品は初めて。他のも読みたくなった。
1投稿日: 2023.01.08
powered by ブクログ短編集で読みやすい。でも話の終わらせ方があまり好みじゃなかった。スッキリしない感じ。「殺人休暇」は好きだった。
0投稿日: 2022.12.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全部アンチハッピーエンディングと聞いて、そんな本があるの!?と気になって読みました。 今のところまだハッピーエンドになりうる、、と思って読むと見事にアンチハッピーエンディング。 不思議と後味の悪さとかはなかった。 叙述トリックが大好きな私は「サクラチル」と「尊厳、死」がどんぴしゃでした。この2作品は読み終わったあとに、あの文もあれもそれも、そういうことだったのか、ああーってなって読み返しました。 「防疫」「In the lap of the mother」の2つは特に、現代でも起こりうる、むしろ現代だからこそ起こりうることだなと他人事ではないような気がしました。何気なく見逃しているニュースにも私たちの知らない報道されないようなところでも同じことが起きているかもなとゾッとしました。 個人的に「永遠の契り」は描写(女の子と男の子の学校生活など)が少なかったので、ほんとに両想いだったの?これも仕組まれてる??と思ってしまった。考えすぎ?笑 でもやかんの空焚きで火事って、、切ない、、、 他の作品も感想をあげたらキリがないのでそれは個人のまとめ用として別で記録します。
0投稿日: 2022.12.07
powered by ブクログ黒い… ハッピーエンドがお望みの方は、 本書には手を出さないでください。 最初の「おねえちゃん」から この時点で相談されても 自分が美保子だったらと思うと 絶望感しかない。 両眼の前を覆った手のひらの 指の隙間から覗き見する感じですかね。
4投稿日: 2022.11.14
powered by ブクログ11作もの短編が収録されていて、どれもアンチハッピーエンドで新鮮だった。どれも面白かったが、「おねえちゃん」、「サクラチル」、「In the lap of the mother」、「尊厳、死」が好きだった。人の不幸を喜ぶ人には面白い作品だ。
0投稿日: 2022.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
個人的には防疫と尊厳、死が面白かった。 特に「尊厳、死」を読んで自分の先入観に気づかされた。これこそ歌野さんが書く私が好きな話だ!と感じた。
0投稿日: 2022.07.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
かっこいいタイトルだなぁ〜と思って読んでみたら、ハッピーエンドの話無いじゃん?!全部、トラウマになりそうなくらいなバッドエンド!! 特に以下三作がとても怖かった、、 ・サクラチル ・防疫 ・殺人休暇 殺人休暇は、名案だし、ハッピーエンドじゃん?って思ったのに、相手がもしかしたら自分と同じく生きてるかもしれないっていう一文で、一気にバッドエンドになってしまった 登場人物がおおかたサイコパスだったから恐ろしい でも先が気になる小説
1投稿日: 2022.04.30
powered by ブクログとくに繋がっているわけではない短編集 共通しているのはバッドエンド 数ページの短編ばかりなので読みやすい 世にも奇妙な物語みたいな話 記憶に残らない短編集 ただ、読みやすい
0投稿日: 2022.04.25
powered by ブクログ表題名の通り、アンチハッピーエンドな11作品の短編集。 初読、歌野晶午。 私が小説読書デビューした際、ミステリ作家を調査していた時に出逢い、入手するもずっと本棚に鎮座し続けていた本作品。約600日の時を経て、ようやく通読に至った。 サスペンスあり、ミステリあり、ホラーあり、コメディあり。 総じて皮肉に満ちた物語たちに痛快さを感じた私は悪趣味だろうか。 どの作品もエグみほどのインパクトはない。どちらかと言えば薄味だ。だからこそリアリティがあって嫌な後味を残している。よって、バッドエンド…よりもアンチハッピーエンドの方がしっくりくる。シュールなのだ。 しかも、短編の中にショートショートも塗されていて、緩急をつけているところが小賢しいじゃないか。兎角、読者の想像力に委ねる物語の終い方が良い。こういうアプローチは好きだ。中でも個人的に『殺人休暇』『玉川上水』『尊厳、死』は絶品。 人間の数奇で自堕落に陰惨な側面を垣間見たい方、「うわっ」もしくは「ええっ」と呟きたい方にお勧めしたい一冊である。
164投稿日: 2022.04.09
powered by ブクログ良くも悪くも歌野氏らしい作品。後味が悪い短編集。ハッピーエンドだらけの小説にお腹いっぱいの方にはお勧め作品です。
2投稿日: 2021.10.08
powered by ブクログタイトル通り、バッドエンドの話を集めた短編集。 ブラックジョークのような面白い話もあるが、子供が親の犠牲になる話も多く子持ちの自分には辛かった。
1投稿日: 2021.09.06
powered by ブクログ作品の性質上仕方が無い事なんですが、短編かつバットエンドありきなので内容が薄いです。上手く言えませんが、短く読みやすい作品が多いので普段本を読まない人に進め易い作品だと思います。 内容が薄いと酷評したものの、最後の「尊厳〜」だけは★5にしたい程素晴らしい作品でした。
0投稿日: 2021.08.30
powered by ブクログ11編からなる短編集 理不尽なバッドエンド集というよりは、因果応報というほどでもないけれど 共感し辛い登場人物をシニカルに描いていて、悪い意味でなく醒めた気持ちで読み切れる話が多め 短い話の中にもちょっと仕掛けがあり、時にははっとさせられるものの、 全体的にはちょっと物足りなかった ゾクっとさせられるラストの一言が印象的な「殺人休暇」、公園で暮らすホームレスの話「尊厳、死」あたりが好き
0投稿日: 2021.05.12
powered by ブクログおすすめ短編ミステリと言われて読み始めたが、はっきり言ってこれはミステリでは無いと思う。多少それらしき要素のある話もあるがどちらかと言うとホラーの方が雰囲気が近い。この本のせいではないが、ミステリを期待して読みだした分肩透かしを食らってしまった。 また、内容についても「ハッピーエンド回避」ありきの話という印象になってしまった。後味の悪い話、というのを目指して作られていて、それ以外の仕掛けやメッセージ、何かしらの面白さが私には伝わってこなかった。現実ってこんなものだよねと浸る分にはいいかもしれないが…。正直私には全然合わなかった。
0投稿日: 2021.04.09
powered by ブクログタイトルの通り全てがバッドエンドで胸糞悪いような終わり方の話もあったけど全体的に良かった。 ちょっと怖さもあるけどクセになるような感じで読み出したら止まらなかった。 他にも読んでみたい。
0投稿日: 2021.04.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
俺はハッピーエンドが好きじゃない。後味が悪くて嫌な余韻が残る話が好きだ。そんな俺のためにあるような短編集だった。 『おねえちゃん』 ほぼ女子高生(理奈)のマシンガントーク台詞だけで構成されてるのが面白い。ト書きと理奈以外の登場人物の台詞は最小限。近所のお喋りオバチャン顔負けの息継ぎなしトーク炸裂ともだちに居たらウザイタイプだわ笑 ドナーの為に子作りの発想はなかった。実際にありそうでリアリティーある。適合確立UPなら1つの方法としてアリかも。でも、生産された子供が成長して事実を知った時、かなりショックで立ち直れないだろうなぁ。 『サクラチル』 酒と学歴で崩壊する家族の話。酒で堕落したニート父、東大目指す40年浪人生の息子、身を粉にして働く母親。うーん、マトモなのが母しかないね。男運なさすぎるお母さんが不憫でならない ...最後ぶっ殺しちゃうのも無理もない。 50歳になるまで大学落ち続けたのは置いといて、父を反面教師にして東大を目指す息子の熱意だけは素晴らしい。何十年も落ちて諦めないのはさすがにアホだけど。いい大学を出て安定した就職をする、ダメ親父になりたくないという想いが強かったんだろうな。俺も母を泣かせるダメ親父の元で育ったから、父親のような人だけにはなりたくない、そう思いながら大人になった。 『天国の兄に一筆啓上』 3分くらいで読める超短編。短編集の箸休め的存在かな。亡くなった兄貴宛ての手紙形式の話。感動系の話かと思いきや、まあハッピーエンドな訳ないよね。 完璧なアリバイで兄を殺し、15年の時効を成立させた弟さん天才すぎ。密室の偽装も隙なかったみたいだし素人の業とは思えん。探偵小説の犯人だったら最強だっただろうな。 『消された15番』 息子(恵太)の甲子園中継を邪魔されたから、連続殺人犯(中垣晋)を殺そうとする母(紀美恵)。動機が面白い。進展も無いくせに同じことを繰り返すニュースって鬱陶しいもんね。殺人未遂で終わったから良いものの、もし成功してたらかなり後味悪くなっただろうな。そもそも、紀美江が仕事を断って甲子園に行ってたら全て丸く収まってたのに。息子の晴れ舞台の日なんだから仕事なんて断ろうぜ。 恵太が会いにこなくなった理由が分からない。甲子園に来なかったから、殺人未遂の母親に失望したから、はたまた自殺してるのか、など理由はいくつか考えられる。親子関係は良好だったはずだから、ぴったり会いに来なくなるのは不自然だなー。個人的には、もうこの世にいない説だと思う。 『死面』 私が実は死んでましたオチが面白い。幸子のデスマスクのおかげで真犯人の富雄を暴けた訳だから、バッドエンドでもあるけどハッピーエンドでもある。 デスマスクに義眼を入れた祖父母に狂気を感じた。ただでさえ不気味なのに目までギョロギロしてたら怖すぎるっしょ。肝試しでそのデスマスクを使うなんてなかなかの勇気だ。俺じゃビビって手に取れないね。 『防疫』 度を超えた教育ママの話。行き過ぎたしつけは虐待と紙一重だと思った。教育熱心なママさんよく居るけど、それって自分を投影してるだけだよね。アレしなさいコレしなさい命令ばかりで、子供の気持ちは考えてなさそう。その点ウチの両親は、俺に勉強やら進路やらを押し付けてこなかったので、窮屈なく伸び伸びと育つことが出来たので良かった。 真智子の教育方針は理解できない。しかし、人は生まれた時から社会人、という考え方は納得できた。社会人に子供も大人も関係ないと思うから。働いてからが社会人なんて誰が決めたんだろう。社会人という言葉、あまり好きじゃない。 自分の子に殺される前に殺す。妊娠したお腹の子をあっさりと堕ろしちゃう由佳里が怖い。こんな彼女前にしたら逃げちゃうね。何も知らずに由香里にプロポーズした恋人はさぞ後悔してるだろう。 『玉川上死』 イジメられっ子の復讐劇。冒頭はひたすら川に浮かぶ物体の描写が続いてシュール。死体じゃなくて生きてる高校生だったのビックリ。コメディタッチな導入からいっぺん、殺人事件が起こり操作パートに突入する。 茂野と沢井のビデオシーンで、秋山がイジメられてるんじゃないかと思った。わざと仲良く見せるのは、イジメられっ子特有のような気がしたから。最近のいじめはパッと見じゃ見抜けないかもね。秋山がイジメられてるのを利用して、茂野たちに復讐するのは痛快。 『殺人休暇』 イケメン高身長&金持ちなのにストーカーしちゃう修司が謎。性格さえ良ければモテモテだっただろうに。モノに釣られた理恵も悪いと思う。キリのいいところでバッサリ切ってれば、ズルズル関係続くこともなかろうに。 ストーカーの撃退方法が面白い。死んだと見せかけて自殺を誘導するのは良いアイデア。最後の敏江の一言が怖い。修司は本当に死んだのか気になる所。彼の真面目っぷりからすると死んだとは思うけど...これで生きてたら怖い。 『永遠の契り』 童貞っぽい男×美人。ラブコメが最後のニュースで崩壊。アツアツの2人が本当に熱々になっちゃって可哀想に。女とヤる時は火元に用心せねば...。 ハヤサカにがっつくキスはキモかったけど、ヤッた後に裸で正座して謝るミツル笑った。ミツルとハヤサカの今後の展開が見てみたかったなー。 『In the lap of the mother』 子連れのパチカス母が子供を死なせる話。パチンコ全く興味ないから、子供連れてまで夢中になる理由が分からなかった。子供放置して6時間もぶっ通しってヤバイだろ。 『尊厳、死』 最後の1行のどんでん返しに騙された。ホームレス=男性のイメージが強かったから。だとすると中学生たちは女性に暴行したことになるしヒドイな。 フジエダのおせっかいもウザかった。一見善人に思えるフジエダよりも、あからさまに嫌悪感むき出しの中学生の方がまだマシかも。
6投稿日: 2021.01.20
powered by ブクログ物語をどこで終わらせるかで、それがハッピーエンドなのかバッドエンドなのかが決まると思う。 この本は、一番悪いタイミングで終わらせた話の集まりだ。 個人的には「死面」が好きだ。ホラーのような不気味さがあり、ミステリーの要素もあり、最後までゾクっとさせるものがある。死面のビジュアルが色鮮やかに脳裏に浮かぶのも恐ろしい。 どうしてもこういう本、特に短編集は、最後ばかりが気になってしまって、途中を読み急ぐ傾向がわたしにはあるようだ。あっという間に読んでしまってこれという感想はないが、いくつかの話は本当に面白かった。
2投稿日: 2020.08.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ハッピーエンドにさよならを」、タイトルの通り収められた11篇の短編全てがハッピーエンドにならない。 ショートショートも含めた全ての作品がそれぞれミステリであり、その結末に驚きを感じる。 今までに読んだ短編集と比較すると読後の満足感が高く楽しめた。 説明 内容紹介 史上初、本格ミステリ大賞2度受賞の偉才が紡ぐ衝撃の結末! 望みどおりの結末なんて、現実ではめったにないと思いませんか? もちろん物語だって……偉才のミステリ作家が仕掛けるブラックユーモアと企みに満ちた奇想天外のアンチ・ハッピーエンドストーリー! 内容(「BOOK」データベースより) 夏休みのたびに私は母の実家がある田舎へ行った。新鮮な山海の料理に、いとこたちとの交流。楽しい夏の日々だ。あの部屋にさえ入らなければ…。(「死面」)理恵が合コンで出会い、付き合ったのは、容姿はよいがかなり内気な男。次第に薄気味悪い行動を取り始め、理恵は別れようとするのだが…(「殺人休暇」)。平凡な日常の向かう先が、“シアワセ”とは限らない。ミステリの偉才が紡ぎだす、小説的な企みに満ちた驚愕の結末。 著者について ●歌野 晶午:1961年千葉県生まれ。東京農工大卒。88年『長い家の殺人』でデビュー。2004年『葉桜の季節に君を想うということ』で日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞をW受賞。2010年『密室殺人ゲーム2.0』で本格ミステリ大賞を史上初2度目の受賞。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 歌野/晶午 1961年千葉県生まれ。東京農工大学卒。88年『長い家の殺人』でデビュー。2003年に刊行された『葉桜の季節に君を想うということ』が「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」の第1位に選ばれ、日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞を受賞し、ベストセラーとなる。10年には『密室殺人ゲーム2.0』で史上初、2度目となる第10回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
2投稿日: 2020.05.19
powered by ブクログタイトル通りハッピーエンドではない。かといってバッドエンドでもない。人生ってきっとこんなもんだろう。そんなある種ありふれた普通の結末。それを外側でなく内側からみた、そんな感じのお話たち。いいねー。
0投稿日: 2020.03.12
powered by ブクログミステリ要素、サスペンス要素、等等バランス良く高水準で織り込まれていてショート・ショートでも読み応え有り。
1投稿日: 2019.10.25
powered by ブクログ期待を上回る面白さ。 某テレビ局の『世にも●妙な物語』と似ているところがあった。短編集なので、読み易く、スラスラ読めた。 『おねえちゃん』、『防疫』、『永遠の契り』が特に好き。 こういう不幸な話を読むと、自分がどれだけ恵まれていて、幸せな人生を送っていることに気付かされる。
2投稿日: 2019.10.21
powered by ブクログタイトル通り、どのお話もハッピーエンドではないのだが何故か読後感は爽やかである。ミステリ、短編としての面白さがしっかりしているからなのだと思う。以下、自分用メモ。 おねえちゃん… 割とオーソドックスなどんでん返しではあるが、なるほど、と思わせられる内容。 サクラチル… これもちょっとした叙述トリックが効いていて、良い感じに騙された。 天国の兄に… 超短編。よくある話ではあるけど、ニヤリとする。 消された15番… ミステリ?とも少し違うけど、普通に面白い短編話。 死面… ミステリ+ホラーという感じ。死者への冒涜、良くない。 防疫… テーマとしては結構あるお話。割とすっきりした。 玉川… 良い感じに予想させてくれる。 殺人休暇… 比較的ハッピーエンドっぽいけど、最後が少しぞっとする。 永遠の契り… これは多分、ギャグ枠ですね。世にも〜の短編とかでありそう。 インザ… 女の子可哀想だけど、何故か嫌いになれないお話。これもあーなるほど、と思わせられる。 尊厳、死… 叙述トリック。単純に人間の心理とかそういうものを描いてると思ってたけど、やられましたね。
0投稿日: 2019.09.27
powered by ブクログ読み慣れた方はオチを薄々感づいてしまうような、大がかりでは無いもののブラックな雰囲気が効いている短編集
1投稿日: 2019.07.26
powered by ブクログおねえちゃん★★★★ サクラチル★★★★ 天国の兄に一筆啓上★ 消された15番★★★ 死面★★★★ 防疫★★★ 玉川上死★★★★★ 殺人休暇★★★ 永遠の契り★ In the lap of the mother★★ 尊厳、死★★★ タイトルにある様に、全てアンハッピーエンドな物語。 ただ、最近良くあるイヤミスほど、嫌な後味は無いので、個人的には面白く読了しました。
0投稿日: 2019.05.11
powered by ブクログ短編集だがタイトル作はない。このタイトルにも意味があった。この作家だからこその流れやオチが読めてしまい、残念。でもそれは作家のせいだけでもないか。
0投稿日: 2019.05.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
文体が少し苦手だが、10年前の作品と考えると、今にも通じる話題が数々(YouTuberとか児童虐待とか)あり面白かったのかなと思う。ただ終わり方がどれも味気ないというか、物足りないかなーと思ってしまった。
0投稿日: 2019.05.10
powered by ブクログ11編、全て不幸な結末 読み始めは何も問題ない一見して幸せな物語が続きますがラストで一転して落とします。タイトルの通り「ハッピーエンドにさよならを」です。 こういう短編集は好きなので一気読みでした。 たった5ページで終わる簡単な不幸な物語から怒りが出る不幸な物語、哀しくなる不幸な物語。全てなんかゾワゾワします。
1投稿日: 2019.05.06
powered by ブクログアンハッピーが軽いタッチで書かれています。読みやすく、時には考え、感情が通り抜けていきます。短編集好きですが、これはなかなか読んで良かった一冊。
0投稿日: 2018.07.15
powered by ブクログ歌野晶午はね、こういう無慈悲な話を書くのがピカイチ上手。 密室殺人ゲームのときから思ってたけど、理由のない理不尽な話がわたしは好きなのかもしれない。歪んでるかなぁ。 特にお気に入りなのは、プレゼントを送りつけられる女の話と、パチンコ狂いの母親の話。 どっちも加害者の方は罪に対して無自覚なの。とっっても自己中! プレゼント送りつけられる女の話は、最後の一文がゾワっときた~こわい! 2018.04.22
0投稿日: 2018.04.23
powered by ブクログ短編11作品を収録した物語。 タイトルの「ハッピーエンドにさよならを」のとおりどの物語もハッピーエンドとは遠い結末になっている。 読んでいて感じたのは、「これってミステリーだろうか?」という思い。 「おねえちゃん」にしろ「死面」にしろ、ミステリーというよりもホラー色が強い感じがした。 登場人物たちはどれも強烈だ。 思い込みの激しさは、そのまま事件へと繋がっていく。 平凡な人間が何かをきっかけに間違った方向へと突き進んでいくのか。 スイッチが入っていないだけで要素は最初からあるのか。 それとも少しずつ積み重ねられていく何かがあふれたときに間違えてしまうのか。 人の抱える恐ろしさを垣間見るような物語が多かった。 これといって突出した物語はない。 歌野さんの物語を初めて読む人には他の物語をお勧めしたい。 けっして出来の悪い物語ではないけれど、最初に読む物語は歌野さんらしい傑作が他にもある。 これぞ歌野!という物語を読んでほしいと思う。
0投稿日: 2017.03.24
powered by ブクログ小説にはまり始めてから読んだ、初めての短編集。どのお話も、短くて黒かったです。特に気に入ったのが、「殺人休暇」です。あの最後の一行の怖さ?ったら、何とも言えません。
0投稿日: 2016.07.16
powered by ブクログ物凄いひきこまれた!! 基本、短編は好みではないけれど短い中にギュギューっといろんなものが詰まってた。そして、あれだけの数がある作品にはずれがなし。 素晴らしい。
2投稿日: 2015.07.30
powered by ブクログ見事に後味の悪い話ばかり! 叙述もちらほらあって、飽きることはない。 短編集だけど、各話の登場人物が大抵3人前後で収まっているため、読みやすい。 後味が悪いのは小説として決して嫌いではないけれど、暗い気分のときは読まないほうがいいかも 笑
0投稿日: 2015.06.30
powered by ブクログ毒注意。 看病中読んだが、ほんの10数ページのいやーな話が満載。 たとえば「おねえちゃん」姉の移植のために生まれてきた家族から微妙に差別を受けてきたという少女。 この微妙さがなんともやりきれない。結末はもっとやりきれない。タイトルの意味もかなりいや。 末娘のデスマスク作ってしまっている家とか、受験戦争の話とかもうもうもう勘弁みたいな、アンハッピーエンドてんこもり。 ただ、短い分だけ薄いので消化不良にはならないかな。
2投稿日: 2015.01.12
powered by ブクログハッピーエンドじゃないエンディング。でも、そう判ると、エンディングを想像してしまう。想像通りのものもあれば裏切られるものもあり・・・それもまた楽しい。
0投稿日: 2015.01.05
powered by ブクログどこか怖くなるような、読後感がひんやりするような話の詰め合わせ。 報われない最後っていうのも面白いんじゃないかな。 (詳細なレビューはたぶん後で書きます)
0投稿日: 2014.10.15
powered by ブクログ歌野晶午1作め ブラックな短編集。自分の出世の秘密に疑問を持っていた女子高校生が両親を殺害。でも、その疑問は間違っていて。お受験の果てに、親に見放された子どもが、母親を殺害。自分は我が子に殺されたくないから、子どもはおろしたと告白。気分んが悪くなるような話ばかりだけど、今の社会での犯罪の心理や人間の闇みたいなものが、沢山織り込まれている。ブラックな落ちが、救いの無い現代社会を表している。
0投稿日: 2014.06.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編集だと、どうせ叙述だろ!と構えてしまうのであまり良くない気がしました。 話が面白いかどうかはさておき、葉桜みたいなのを期待して読み始めたので途中で止めてしまいました。タイトルは切ない感じなのかと思ったら、本当にハッピーエンドが無いということだとは笑
0投稿日: 2014.02.01
powered by ブクログ歌野さん好きなので読んでみた。読みやすいんだけど・・残念ながら、ダークやホラーが苦手な私にはちょっと合わなかった。 やっぱりハッピーエンドがいいなっ
0投稿日: 2014.01.27
powered by ブクログ久々にヒットしました! 話は不幸な感じなんだけど、意外な終わり方してみたり、なんでこんなこと思いつくかなってエピソードばっかりで面白いです。
0投稿日: 2014.01.16
powered by ブクログブラックな話の短編集。ホラーチックなのもあって良かった。 最後の一行でひっくり返されるのも多い。 しかし、どんでん返しものばかり読んでると予想できてしまうのもちょっと寂しい。
2投稿日: 2013.12.03
powered by ブクログタイトル通りすべてが ハッピーエンドじゃない(*_*) 残酷にも感じるし、悲しくも読めるし、 人間らしいな…とも思える結末。
0投稿日: 2013.07.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
歌野ぉ……。 テンション低いときに読んではダメです。あとドM推奨。タイトル通り、ハッピーエンドがひとつもない、後味の悪い短編が十一個。やっぱりこのひと、天才だわ。どの話もラストでぞくぞくした。ミステリ的な謎があるというより、お話にオチがある。そのオチがまたひどいから、うまいなぁ、と思う。 すっきり爽やかな話を期待しているひと(歌野を手に取ってそれはなかろうが)、求めているひとにはお勧めしません。 十一編もあるので、なかには単純すぎるもの、微妙だなぁと思うものもございましたが。ミステリとしては「玉川上死」が面白かった。「殺人休暇」も好き。お話としては「おねえちゃん」が印象強かったかな。 抜粋「死面」より。 私は今、片波見にいる。あの夏の日から、ずっと。
0投稿日: 2013.04.26
powered by ブクログ歌野晶午さんの本初めて読みました。 『葉桜の季節に君を想うということ』が有名だったので、ずっとそれは読んでみたいなと思ってたんですが、とりあえず読みやすそうな短編集からと思ってこれを読みました。 ぱっと見はかわいらしい表紙と思ったんですが、よく見たらなんか怖い表紙でした。 そして内容も全部タイトル通りなようで、私はハッピーエンド派なのであんまり期待せずに読みました。 短編なので全体的に物足りない感じはしましたが、その分読みやすかったので、あっという間に読み終わってしまいました。 どの話も確かにハッピーエンドじゃなかったです。 でもバッドエンドというよりはアンハッピーエンドっていう感じがしました。 必ずしも嫌な終わり方じゃないけど、幸せな終わり方はひとつもないって感じです。 読んでて楽しくはならないけどおもしろかったです。 私的には『おねえちゃん』『サクラチル』『玉川上死』がおもしろかったです。 この3つは長編で読んでみたいなと思いました。 歌野さんの本もっといろいろ読んでみたくなりました。 『葉桜の~』も読みたいし、ほかにもおもしろそうなやつ読みたいです。
0投稿日: 2013.04.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトル通りハッピーエンド無し。 あぁ…と溜息が出てしまう結末 はぁ…と深く息を吐いてしまう結末 アンハッピーだけれど、そこまで後味が悪くなく。非常に読みやすい。 歌野晶午いいとこ取りを満喫出来ると思う。
0投稿日: 2012.07.26
powered by ブクログ3 「尊厳、死」を読み終えた瞬間「うまい!」と膝を打ったが、少し考えて「いや、ちょっとおかしいな」と思い直す。仕掛けは上手いが理由付けが弱い。それでも「葉桜」を読んだときは上手いとも面白いとも思わなかったのだからアレよりはずっと良い。他、本格っぽい仕掛けの「玉川上死」あたりが目を引く。本書のタイトルのせいか、読み始めてすぐにオチの予想のつく話も少なくないのは残念。
0投稿日: 2012.05.20
powered by ブクログ「おねえちゃん」 その使命をはたした時、あたしの存在意義も消滅した。 今ここにいるあたしは生きる屍。 「サクラチル」 東大に入ったら、今までの苦労を全部帳消しにしてあげる。 「天国の兄に一筆啓上」 どうかあきらめて成仏してくれ。 「消された15番」 復讐しなければなりません。 「死面」 すべては幸子の導きによるものだったのか。 「防疫」 それでもあたしと結婚してくれる? 「玉川上死」 ということだよ。 「殺人休暇」 塚越さんが死ねばいい。 「永遠の契り」 ずっとこうしていたい。 「In the lap of the mother」 はん、はんっ。 「尊厳、死」 そんな汚い服じゃ、うちの車に乗せられないでしょう。 本文から一言ずつ抜粋しました。 固定観念って本当に怖い。 考えればわかることなのに、オチを読めたのは、ほんの3作のみ。 バッドエンドばっかなのに面白かった! 歌野晶午さんの作品、どんどん読んでいきたいです♪(´ε` )
0投稿日: 2012.05.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やっぱりハッピーエンドのお話の方が好きだ! って思ったから★×3。 どの短編もしっかり面白かったけど、バッドエンド×11回はつらいね・・・
0投稿日: 2012.05.09
powered by ブクログハッピーエンドじゃないどころか、かなり後味の悪い物語ばかりが集まった短編集。だけどその後味の悪さが突き抜けていて、逆に爽快。すごく面白かったです。
0投稿日: 2011.12.19
powered by ブクログ全編バッドエンドな短編集。 新聞のどこかで見かけたことがあるような事件の真実をのぞきみてしまった感じ。 読後感は良くないし、内容自体はすぐに予想できるけど、話としてすっきりまとまってるので、あんまりもやもやしなくて良い。
0投稿日: 2011.12.09
powered by ブクログ歌野晶午のショートショートミステリ。かなり古いものからも入っているので、玉石混淆。あと、他のオムニバスに入ってたのも入っていた。とりあえずタイトル通りノーハッピーエンドなので読んだ後暗い気持ちになる。
0投稿日: 2011.12.03
powered by ブクログこの人の小説は初めて読みました。 どの話も皮肉めいた結末やアンハッピーエンドな結末だったけど、楽しく読めました。 割と最後の方でどんでん返しがあって、読んでておぉってなった。
0投稿日: 2011.12.01
powered by ブクログアンハッピーエンド物としては、ちょうど読みやすい長さのお話がたくさん。 これが大長編の結末だとしたら「後味悪すぎる」と思うとこだけど、短編集なので却ってよかった。 ど素直に誘導に引っかかって、ラストでそっちかー、と驚くもよし 彼の作風を深読みしてこうくる筈だ、と予測を当てにいくもよし。 読み応えありました。
0投稿日: 2011.11.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
後味の悪い短編集だけど、読みやすさと展開が面白くて、必要以上には欝にならない感じ。 一番きつかったのは「おねえちゃん」。もの悲しかったのは「サクラチル」「消された15番」。そのイベント挟んで真相が二転した!と思ったのは「玉川上死」「永遠の契り」。 そして玉石混合な意味でも短編集です。
0投稿日: 2011.11.10
powered by ブクログタイトルに偽りなし。重いネタからブラックユーモアまで、読後にモヤモヤを残す作品ばかりの短編集。本当の意味でのハッピーエンドは一つもなし(^ ^;
0投稿日: 2011.10.24
powered by ブクログタイトル通り。え、そこで終わり!?とか、あぁやっぱり↓↓の連続の短編集。全編文句なしの悲惨っぷりで気が滅入りますが、中途半端に救いがあるより却って清々しいかも。何故かちょっとクセになる。
0投稿日: 2011.09.21
powered by ブクログタイトル通りハッピーエンドの無い短編集。 全編テンポが良く、ミステリ要素を加えた短編もいくつかあり、単にバットエンドを楽しむだけでなく、そういう面でも楽しめます。 自分は次は登場人物がどんな目に遭うのだろう、とSの気分で読みました(笑) 好きなのは姉と比べて親から厳しい扱いを受ける妹の話『おねえちゃん』いきなりの少しシリアスなバットエンドです。 川に死体が流れているという通報から意外な展開を見せる『玉川上死』これは自分にとっては終始予測のつかない展開でした。 他には働かない夫と受験生がいるらしい家庭で起こった事件の真相が明らかになる『サクラチル』 最後でストンと落とす『尊厳、死』 可笑しかったのは『永遠の契り』まさかのいきなりのバットエンドが可笑しく、こういうドラマ性の無い悲劇を小説にする発想がすごいなぁ、と思いました。 全編通してどこかで起こってそうな話ばかりです。
0投稿日: 2011.08.30
powered by ブクログ面白かった。私は好きです。 絶対にハッピーエンドにならないと分かってるのに読んで暗い気持ちになる。でもただ暗い気持ちなだけでなく、落ちがあって、軽くえぇーってなります。
1投稿日: 2011.08.08
powered by ブクログタイトルどおりハッピーエンドではない話ばかりの短篇集。生活感溢れる一般人が登場人物なので、ストーリーも非現実的でなく、オチの場面でゾッとすることも。 歌野作品は長編もいいが、短篇のうまさにも感服する。
0投稿日: 2011.07.26
powered by ブクログミステリー好きにはたまらない!(と思う) 想像をいい意味で裏切られ 「へー」となる。 短編集だけども、どれも面白い。 再読ですが 1度読んで結末が分かっててもわくわくしてしまう。 他には無いような話ばかりで 好きです。
0投稿日: 2011.07.20
powered by ブクログ【どうしてあなたは、いえ、あなたをふくめて多くの人は、おなかの子どもを人として認めないのかしら。私はその感覚のほうが不思議。心臓は動いているし、手足を伸ばして運動はするし、ごはんだって私を通じて三度三度とっている。ただ、外の世界に出てきていないだけで、立派な人間よ。】 あぁ、そういう本だったのか。短編集だとは知っていたけど、タイトルのとおりハッピーエンドにならない結末を集めた短編集。気分が沈んでいるときに読むとがくっときそう。。話はあいかわらずうま句読みやすい。
0投稿日: 2011.07.17
powered by ブクログ歌野晶午の得意なテイストの一つ。後味が良くないと分かって読んでも、やはり最後にもやもやした気持ちが残る。
0投稿日: 2011.06.07
powered by ブクログやっぱり私、歌野晶午ファン!短編で読みやすいけど、ちゃんと一つ一つのストーリーに仕掛けがある。 歌野さんの手口を私は何個も目撃してきたから、なんとなくこうくるかなと予想したりはするんだけど、毎回最後に、ほほう、となる。さすが。
0投稿日: 2011.05.22
powered by ブクログ短編集なんですけどね, 僕,基本的にあまり短編集は好まないタチなんですけどね(;´Д`) さすが歌野晶午先生! その全てが面白かったです! その全てに,歌野晶午先生の作品全てにある『裏切り』があります 読者の「読み」に対する『裏切り』です 短編集でこの『裏切り』を盛り込むなんて,さすが歌野先生! 感動です (つω-`*)゚+゚*。グスン タイトル通り,『ハッピーエンドにさよならを』してます いやー,すごいですよ,本当に! 歌野先生!ついていきまーす!(笑
0投稿日: 2011.05.08
powered by ブクログ歌野晶午の短編集。 タイトル通りに一つとしてハッピーエンドがなくどれも社会風刺やブラックジョークがきいたはなしになってた。 全体的に読みやすくスラスラと読めた。 個人的には死面と玉川上死が良かったと思う。
0投稿日: 2011.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトル通り全てがアンハッピーエンド。 短編集といえば筒井康隆のイメージが強くあったので、殺人というのがなかなか新鮮でした。 犯人当てという犯人当てはあまりありませんでしたが、「玉川上死」のお父さんは何者(笑)と思わず突っ込んでしまうほどの探偵ぶりでした。 「殺人休暇」と「尊厳、死」のオチが好きです。 あと「防疫」は風刺がピリピリきいていてはじめからおわりまでが美しく完璧にまとまっているなあと感心。 オススメの本です。
0投稿日: 2011.02.01
powered by ブクログ2011 1/29読了。ACADEMIAで購入。 『密室殺人ゲーム』が好きだったので他にも何か読んでみたい、でもいきなり別の長編はちょっと思い・・・と思ったら文庫化された短編集を書店の平台で見つけたので購入。 タイトル通り、ハッピーエンドはただの1つもないのだけれど、はっきりとしたオチのある話が多くて、読後感は決して悪くない。 その中では比較的あやふやな「殺人休暇」と、逆にかなりはっきりしている「サクラチル」がかなり印象深かった。 次はまた長編に手を出すと思う。
0投稿日: 2011.01.29
powered by ブクログ11篇の作品を集めた短編集。 歌野さんの短編は初めてでしたが、長編作品同様、読みやすいです。 タイトルどおり、各話とも結末はハッピーエンドではありません。 そのため、読後感が良いとは言えませんが、歌野さんお得意のどんでん返しは見事です。 ショートショート作品もあり、内容はバラエティに富んでいますが、全体的に日常に潜むこわい話が多いかも・・・。 個人的には、「殺人計画」と「尊厳、死」がおススメです。
0投稿日: 2011.01.29
powered by ブクログすごい。 おねえちゃん★★★★ サクラチル★★★★ 天国の兄に一筆啓上★★ 消された15番★★ 死面★★★ 防疫★★★ 玉川上死★★★★ 殺人休暇★★★★★ 永遠の契り★★ In the lap of The mother★★★ 尊厳、死★★★★
0投稿日: 2010.12.06
powered by ブクログ一章目から全部ハッピーエンドなし、オール・アンハッピーエンド。 後味が悪い、ブラック・ジョークのような結末ににやにやしてしまう。ぐいぐいと引き込まれる。でもさくさく読める。『サクラチル』はちょっと微妙だったけれど、個人的にw
0投稿日: 2010.11.29
