
総合評価
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powered by ブクログたくさんの方の本棚に 〈 様々な思いの狭間で葛藤する元警察官が真実を追う、日本推理作家協会賞受賞作家渾身の長編ミステリー〉 ミステリーは苦手なんだけど (というか殺人が苦手なんですう) これは四国遍路と平行してゆっくりと時間が流れる 寺、宿、山、町 それぞれの描写 家族、刑事、加害者と被害者 丁寧に描かれていた 遍路の果て、結願寺に向かう 優しい慈雨 ≪ 悔恨が またよみがえる 悪夢消せ ≫
30投稿日: 2024.03.19
powered by ブクログ感動しました、素晴らしい作品です。 神場さん、鷲見さん、緒方さんの関係性が 絶妙でした。 神場=渡辺謙 鷲見=佐々木蔵之介 緒方=磯村勇斗 で映像化どうでしょう
1投稿日: 2024.03.18
powered by ブクログ半年に一度、とても仕事が忙しい時がある 今だ それなのに、この本を選んだ理由はわからない 楽しい気持ちになる本ではなかった フィクションだからこそリアルなところもあり、読んでいて辛くなることも多かった 特に千羽鶴さんの話は泣けた 神さんや緒方さんのような刑事さんだらけだったらいいのに
78投稿日: 2024.03.17
powered by ブクログ泣いたー。 緒方刑事かっこよすぎる! というか出てくる人皆いい。 でも私が香代子だったら、口数の少ない、礼も詫びもほとんど言わない夫にはイライラするだろうな。香代子が奥さんで良かったね神さん。2人の馴れ初めも知りたい。 冤罪関連の小説をもう一冊読み始めていて、そっちに出てくる刑事にムカムカしていた最中なので、余計に素晴らしく感じた。
25投稿日: 2024.03.13
powered by ブクログ重い話も最後には報われた内容だった。 解説にあった白黒の世界にピンクが差し込むという表現が、まさにその通りのだった一冊。
4投稿日: 2024.03.07
powered by ブクログ読み直し 最初は、哀しい雨のイメージだったけれど、2度目で慈しみの雨になった感じ。 刑事ものだけれど、主人公が現場で捜査にあたるのではなく、過去と向きあい、家族と向き合う中でストーリーが進む。 事件のことだけでなく、家族の背景にも心動かされた
2投稿日: 2024.03.05
powered by ブクログ図書館の何が入ってる? 読んで見てミステリーセットの中の一冊でした!!! 自分ではなかなか選ばなそうな表紙。笑 初めての作家さんだったし、ドキドキしながら読んだけど、面白かった!!!!!!!!!! この本の解説の方が、 この本一冊通して、ずーっと色彩の欠いた世界が広がってる。白と黒で埋まってる刑事や被害者の心境が、ラストでほんの少し色がつく、、、、 この解説みて。 書店員!?ただの書店員なの!?と、驚きました。 幼女殺害がテーマで、心底暗く、刑事たちが犯してしまった冤罪でさらに被害者を増やしたかもしれない、、、と、心の中に闇を背負わされた定年刑事が。四国遍路の旅で少しづつ事件とともに、心の闇も軽くしていく、、、、 このコントラスト、すごかった。 そして、四国遍路、、、 行ってみたい、、、、 こんな感じなんだ。と、読んでてより一層行ってみたくなった。 #四国遍路 #行ってみたい #初めての作家さん #面白かった #この人の本また読みたい #書店員の解説 #秀逸すぎる #なんかわかるなぁ #刑事の妻もすごいいい #なんとも言えない気持ちになる #幼女 #つらい、、、
2投稿日: 2024.03.05
powered by ブクログずっと根に残るものあるよなぁ。 解決出来るのはそれはそれで凄い事。 根に残るだけでもそれだけ向かい合っているという 事だよなぁ。
0投稿日: 2024.02.26
powered by ブクログ群馬県警を定年退職した元刑事が妻と一緒に四国巡礼の旅にでる。その間にストーリーが展開される。 400ページもの長編でやっと読み終わった。 途中から話に巻き込まれ、どう展開するのか興味をもって読み進んだ。 ただ同じ話の繰り返しが多くイマイチだった。 印象に残ったのは 見て見ぬふりをするという言葉 自分も過去を振り返り、何度したか 今でも弱い人間だったなあと悔いる。
21投稿日: 2024.02.09
powered by ブクログお遍路さんしよう!と軽い気持ちで、友人達と話したことがある。戯れに「行こう!」なんて言ってた自分を、少し反省しながら読んだ。 たまに?妻を気にしながらも、お遍路の先々で推理を巡らす堅物男の神場と、現場を駆け回る現職刑事たちが目の前に浮かびワクワクした。 なかなか重い事件の内容だったが、元刑事の夫のお遍路にムリムリ付いてきた妻の天然ともいえる明るさが、清涼剤となり癒される。 堅物な神場の償いを、慈しみの雨が包む時、お遍路最後の札所で何を祈るのか。。
2投稿日: 2024.02.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
登場人物それぞれの苦悩が色とか悪夢の描写とかで感じ取れる本だった。重苦しい小説の雰囲気の理由が徐々に明らかになって、それぞれの登場人物が覚悟をもって進んでいくのが印象的だった。 忸怩たる思いという言葉が何度も出てきたけど、本当にキーワードだったなと思う。
2投稿日: 2024.01.27
powered by ブクログ定年退職後、妻と四国八十八ヶ所お遍路巡りの旅に出た刑事の話。 犯人が割れてからの後半の展開は面白かったのですが、それまでが長い。 四国八十八ヶ所お遍路巡りも2ヶ月程かかる道程らしいですが、事件の捜査も進展せずただ妻や他のお遍路さんとのやり取りが続くだけで、途中飽きてしまいました。 結局16年前の事件が冤罪だったのかどうかも曖昧なまま終わってしまい、残念です。 罪悪感と責任感、刑事としての職務を全うしようとする気持ちは分かりますが、守るべき家族がいるのに、私財を全て投げ打つ必要はあるのでしょうか。 そこまで一人で思い詰めなくても、と思ってしまいました。
31投稿日: 2024.01.24
powered by ブクログ自分を貫き通す一途さにさすがプロだなと思いました。 後悔の無いよう自分の気持ちに正直に生きるのも素晴らしいし、理解者がいるのも心強い。 札所の風景と共に楽しめました。
0投稿日: 2024.01.13
powered by ブクログ刑事として人生を懸けてきたからこその宿命というか呪いのようにも感じる「正義」を貫く姿勢に、一切のブレが無いのが良かった。ただ、出てくる人たち全員がそんな感じの人ばかりだから、読んでいて少し疲れてしまった…(あまりにも眩しい光を見てるような感じ…) 途中から話の構成や結末がある程度予想できてしまうのも勿体ない…
0投稿日: 2024.01.10
powered by ブクログ尊敬できるご夫婦に出会えた。 神場さんご夫婦みたいになりたい。 警察や刑事、矯正の方に対しての見方が変わった。 そういう職に就いて真摯に向き合っている方たちに対して深い感謝の気持ちが湧いた。 自分の生活や人生が変わってしまう程の大きな責任、重圧がある仕事なのだと気づいた。 神場さんが関わった人々の生い立ちにも興味が惹かれた。
2投稿日: 2024.01.04
powered by ブクログ神場が過去の誘拐事件に固執していた時点で結末は読めたが、どう紐解いていくのかが気になり、最後まで読みきった。事件だけでなく、刑事人生の苦悩、どの生も平等に生まれながら不平等を受けること、お遍路さん、家族、社会にある様々な問題が交錯し、読み応えのある一冊だった。自分の欲望と保身しか頭にない犯人への怒りは明確なやり場がないまま物語は終結するが、それが事件の真相が明らかになった時の感覚だと思う。
0投稿日: 2023.11.12
powered by ブクログ50/100 過去の悔恨を抱えたまま退職を迎えた元刑事が、妻と共に四国遍路の旅に出る。 旅先で知った少女誘拐事件は16年前に自らが捜査にあたった事件に酷似していた。 手掛かりのない捜査状況に悩む後輩に協力する。 事件の真相、そして明らかになる事実とは… 安易なジャンル分けを許さない、芳醇たる味わいのミステリー
0投稿日: 2023.11.11
powered by ブクログ死ぬまで刑事という生き様に引き込まれてしまった。心のどこかにある納得できなかった事にあそこまで向き合うことができるのだろうか? とても良かった。
0投稿日: 2023.11.08
powered by ブクログミステリーとしてはもとより、人の物語として読み応えがあった。 職業人の矜持、永い年月をともにしてきた夫婦と親子、主人公のこれまでとこれからの生き方が、お遍路の道中に描き出されていて、秀逸。 重いテーマなのに、読後感が爽やかなのは、真摯に生きる人々への信頼が根底にあるからか。
2投稿日: 2023.10.30
powered by ブクログ覚悟を決めた人の生き様は美しいものだ。そのあり方は、男女や年齢によって様々だが、とにかく「今を生きる」と決めたその一点の思いに、哀しさとともに人の強さを見る。これこそが美しさの本流ではないだろうか。 困難というのは、進んで逃げることも可能だが、越えていくものでもあるということを思い知らされる。やはりそうしようとする、その覚悟こそ賞賛できるものだ。 故にそこから逃れようと、人のせいにばかりする人間がどうしようもなく嫌いだ。それすら、そうならざるを得ない由縁によるものだと分かってはいても、どうしてもそういう人間がいると苛立ってくる。「弱さ」を隠れ蓑に「傲慢」を振るう輩にしか見えない。それでいて「不幸だ」と嘆かれても、そりゃそうだろ?としか思えない。 この認識の困難を越えるのが、今の…そしてこれからの課題だ。 解説にあった、夏目漱石の『夢十夜』は読んでみたい。
2投稿日: 2023.10.24
powered by ブクログ四国遍路の旅で出会った人たちの人生。 警察官を定年退職した1人の人生と後悔が出会った人たちと新たな事件と混ざり合う少々重めな内容。 驚きと感動の結末とまではいかないが、過去を一つ一つ紐解いていく過程は面白い。
1投稿日: 2023.10.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
旅のお共として、偶然選んだ本だったけど面白かった。何か誉田哲也を読んでる感じがした。妻に先立たれ、夫の方も殉職しちゃって、幼い娘の「おとうしゃん、あしゃよ。おきなしゃい、おとうしゃん」には思わず泣いてしまった。人生のなんと切ないことか。幸知が幸恵だというのは早いうちから分かったけど、こうやって名前を変えることができたとは知らなんだ。真犯人が捕まるところはあっさりしてたけど、まぁそこがメインじゃないってことなんだろう。でも冤罪をくらった側から見たら、違う物語になるんだろうなぁ。
0投稿日: 2023.10.04
powered by ブクログお遍路を巡りながら、同時進行で事件の真相を進める。真実に近づくにつれて、暗雲の雰囲気だがラストは見事なまとめかた。
17投稿日: 2023.09.21
powered by ブクログ過去は戻るわけではないが、 なんとか償いたい 人との出会いが変える そして今後のためにも区切りをつけたい
1投稿日: 2023.08.15
powered by ブクログ四国巡礼の旅と事件がW進行 旅の記録、私的には興味ある内容だったし 事件の方も気になりつつで 最後までハマりました。その後は・・
2投稿日: 2023.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
#読了 2023.7.16 泣いた。美しかった。 凄惨な事件を追う泥臭い現場の焦燥感と、お遍路巡礼の景色の美しさ、主人公神場の奥さんの明るさ、少しずつ説明される過去の話。熱い想いと葛藤と後悔と。 スピード感は無いけど、靄から抜け出す美しい一歩が、穏やかな眩しさを放つ作品。 女性作家さんが書く無骨な主人公って珍しい気がした。いかにも昭和の身勝手父ちゃんだったね(笑)人の幸せを勝手に決めんなよな?w 旦那と交際してた頃のこと思い出した。 私が29歳当時、旦那は国試浪人してて、今年も受からなかったってときに「この歳になっても将来を約束できないし、浩子も子供産むとか考えたら今からでも他の人探した方がいい。俺は浩子を幸せにできない。ごめん。」って言われたんよなぁ。 人の幸せ勝手に決めんなよ?っつって、その後旦那は無事に医者になり、結婚して、今は一児のママしております。 主人公の責任感とか熱い想いとかもちろん素晴らしい人間性を感じるんだけど。 相手になにも言わずに苦しい顔すんな。 なにも言わないなら苦しい顔隠せ。 隠せないなら話せ。 「なにも聞かないでほしい」って顔だなと思って察して心配し続ける方がしんどいわ。 「これを伝えたら相手が苦しむから俺1人で抱え込むしかない。苦しい」「あなたどうしたの?」「うるさい!」じゃねえよ。 勝手に悲劇のヒロインすんな。 こーゆー昭和男ほんと嫌いww それに娘と血が繋がってないこと本人に言ってないっていうのが。。親も娘も理解してると思って読み進めちゃってたから、え?言ってないの?!っていうそっちの驚き。しかも理由が自分が家庭を顧みず仕事してたから離れていくのが怖かったからって…。自分本位過ぎん?例えば娘が情緒不安定で言うタイミング見計らってたら逃しててとかなら分かるけど、すくすく育ってるのに。戸籍なんてどこかのタイミングで見るかもしれないんだから、20代前半とかまでにはせめて伝えて心の整理させてあげないと。血のつながりがないなら、あとは信頼ぞ?幸知はいい子だったから戸籍見ても自分で整理付けてたけどラッキーなだけだからな?と思う。愛してるなんだと言って行動が伴ってないやつ嫌いだなぁ。 あ、登場人物みんないいひとですよ。 でも神場を旦那にはしたくないかなぁって話w 上司にはいいかもしれないけどね。 ◆内容(BOOK データベースより) 警察官を定年退職し、妻と共に四国遍路の旅に出た神場。旅先で知った少女誘拐事件は、16年前に自らが捜査にあたった事件に酷似していた。手掛かりのない捜査状況に悩む後輩に協力しながら、神場の胸には過去の事件への悔恨があった。場所を隔て、時を経て、世代をまたぎ、織り成される物語。事件の真相、そして明らかになる事実とは。安易なジャンル分けを許さない、芳醇たる味わいのミステリー。
12投稿日: 2023.07.16
powered by ブクログ結構前に読了したのに登録を忘れていたので追加。 そのため、感想も朧げになってしまった。 面白かったことは面白かったが、内容は割と薄めで別にこんなに本を分厚くする必要はなかったと思う。『盤上の向日葵』がドンピシャで面白かったので、期待値が高かったことはあるかもしれない。 良くも悪くも警察組織というものについて考えさせられた。どうしても組織というものでは間違いが起きてしまう。ただ、警察はそのミスが許されない。そこに対しての恐怖はリアリティがあったと思う。 重厚な小説。火曜サスペンス的なノリがあるものの、社会問題が好きな人にお勧めです。
2投稿日: 2023.07.12
powered by ブクログ四国のお遍路さんについて、今まで全然意識してなかったけど少し詳しくなった。魅力的な刑事しか出てこない。ストレートな内容で心に響いた。
13投稿日: 2023.06.12
powered by ブクログ退職した刑事とその妻のお遍路の旅路と、刑事が抱え続けた悔恨の結末が重なるように紡がれていく。 解決に至るまでに描かれる人たちの、人としてどう生きるのかという模索、仕事への誇りなど、人間の尊さや慈しみ深さがしみじみ胸に迫った。 文庫版の解説(書店員の松本大介さん)も面白く、色鮮やかな場面を思い返して「あー」と、声が漏れた。最後の最後、解説まで通しで一気読み。
6投稿日: 2023.05.28
powered by ブクログ警官を定年退職した神場。妻とお遍路旅に出た矢先、気になる少女誘拐事件を知る。それは神場が16年前に手掛けたある事件とよく似ており… 過去の事件への悔恨、 同僚の死、 家族、 そして明らかになる真相 刑事もの小説というのではなく 家族愛や正義への思いなど… 様々な要素に紡がれている小説で 読めば読むほどじわじわとこみあげて泣いた! ラスト、書店員・松本さんの解説がまたイイ! 小説を読んでいてモノクロからカラーに「色」がつく… そんな思いを私も確かに共感!
12投稿日: 2023.05.17
powered by ブクログ警察を定年退職した人が夫婦で四国のお遍路さんを回る話で、私はお遍路さんマップを見ながら読んだ。 過去担当した事件が冤罪の可能性があるにも関わらず、警察組織の隠蔽しようとする力に屈してしまい自暴自棄になり、その過去を清算したいとの思いでお遍路の旅に 出ます。途中出会った鶴という名前のおばあちゃんとの会話で以下のような場面がありました。“人生はお天気とおんなじ。 晴れる時もあれば ひどい嵐の時もある。それは御大尽様も私みたいな田舎の年寄りも同じ 。人の力じゃどうにもできんけんね。ほんでね、、、鶴はちょっとおどけるように肩をすぼめた。ずっと晴れとっても人生はようないんよ。日照りが続いたら干ばつになるんやし雨が続いたら洪水になりよるけんね。晴れの日と雨の日が同じぐらいがちょうどいいんよ。鶴の声には諦めや自暴自棄といった投げやりな色はなかった。人生の苦楽を 知悉した潔良さがある。“知悉:ちしつ、細かい点まで知っていること。 DNA型が同一で冤罪となった菅谷さん事件を彷彿させる。 警察が自らの身を守るが故に本当の犯人を逃してしまう。警察、検察は罪深い組織だ。袴田さん事件もすぐに謝罪し、真犯人を探すべき。もう遅きに失したが。
8投稿日: 2023.05.13
powered by ブクログ最後に泣いてしまった。 自分ひとりなら何でもできるけど、巻き込めない人がいる。 それでも自分の正義をとり、みんな理解してくれた。 幼女殺人事件の冤罪といった許されないが、組織の圧力に屈するしかなく、1人では抱えきれない問題をよく耐えてきた。 そんな神場を支えた奥さんと娘も懐が深い。 少し気になったのは神場が冤罪の後ろめたさがなかったら、今の時代では受け入れづらい亭主関白のタイプだったということ。 でも、分かりやすいキャラがゆえに感情移入しやすかったです。
3投稿日: 2023.04.30
powered by ブクログ私のブクログ本棚で一番長く、積読になっていた作品。 ナツイチ、ミステリーよまにゃのキャンペーンで手に取った記憶が有ります。でも、ミステリーではないよね。 当時の帯にもありますが、「落涙の人間ドラマ!」ですよ。 犯人に近づく後半は一気に読んでしまいました。 10章以降は周りに人が居なくて良かった。 本当に落涙してしまいました。 久しぶりの柚月裕子さん、堪能出来ました。
28投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログ四国と群馬、過去と現在の二重路線のストーリーがうまい。ミステリーとしてハラハラドキドキものではなく、サスペンス好きとしては物足りないが、深みのある表現力はもはや文学作品に近い。ラストでタイトルを絡めるのもさすがの演出。
2投稿日: 2023.04.16
powered by ブクログ退職後、奥さんとお遍路旅をしている元刑事が昔の事件とリンクする事件の発生を知り、その時の苦い経験を思い出す。それは自分が関わった事件でえん罪を作り出してしまったのではないかという思いを残したまま、その時に捕まえなかった犯人による事件の可能性を思い、事件解決に協力していくのだが、お遍路旅の中でヒントが得られて解決に向けて助言していく感じがちょっと都合よすぎる感じがしてしまう。が、通勤で読んで乗り過ごしそうになるくらい引き込まれる文章だった。
2投稿日: 2023.04.16
powered by ブクログお遍路の旅とマッチしていてよかった。 妻の香代子さんができた人で素晴らしい。 純子ちゃん事件と犯人が同一だったのかわからないままなのがちょっと引っかかる。 でも物語としては、この形が最良なんだろうな。 お遍路で出会った鶴さんの話が良かった
8投稿日: 2023.04.14
powered by ブクログこの設定か秀逸。四国のお遍路と事件が同一進行。過ちを認める強さについて考えさせられました。深いけどわかりやすく、刺さります。
40投稿日: 2023.04.13
powered by ブクログ定年退職した刑事が妻とお遍路の旅に出る。その途中で幼女殺害事件の発生を知り、16年前、自らも捜査に加った事件である消せない過去と向き合い始める。 組織、上司、同僚、家族との絆、そして刑事たちの心情が詳細に描かれていましたね。
34投稿日: 2023.04.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初読。図書館。警察小説。事件の謎解きに焦点はなく、事件を追いかける刑事達の矜持が描かれる。古いタイプの刑事像だとは思う。実際にはこういった刑事がいなければ、警察を信頼できる安全な社会はないのだろう。退職刑事の巡礼と現職刑事の捜査を絡める構造は面白かった。
1投稿日: 2023.03.17
powered by ブクログ泣けた何度も泣けた、幸知の人生のシーンが1番泣けた。 途中のばあちゃんのセリフ「長く生きとると、自分だけが不幸じゃなんて思わなくなってきたんよ。ええことも悪いことも、みな平等に訪れるんやなぁと思うようになったんよ。」で、涙がバァっと溢れ出た私は人生に休憩が必要でしょうか?このあとのセリフも込みで泣けたんだけども、長いので割愛。「人生とは」っていう壮大なテーマと向き合える1冊だったな。 お遍路さんの話も長々としてて知識のない私はハテナだなって最初は思っていたけども、最終的に「日本っていいな」という悟りの境地に達しました。
4投稿日: 2023.03.15
powered by ブクログ刑事を定年退職した主人公は、事件の被害者の供養のため四国遍路の旅に出る。丁度その頃、小学生の女の子が行方不明となり遺体で見つかる。事件を通して、人間の弱さ脆さ、そして強さを教えてくれた感動の一冊。
5投稿日: 2023.03.05
powered by ブクログ感情は比べられるものではない。悲しみはその人の ものでしかなく、当事者は抱えた辛さに、ひたすら独りで耐えるしかない。 ずっと晴れとっても、人生はようないんよ。日照りが続いたら干ばつになるんやし、雨が続いたら洪水になりよるけんね。晴れの日と雨の日が、おんなじくらいがちょうどええんよ。
2投稿日: 2023.02.23
powered by ブクログのんびりゆっくりと物語が進んでいく。 過去の事件がもしかすると誤認逮捕で真犯人を逮捕できていないのではと思いつつ黙っていたが、同時に後悔もしていた。そこに過去の事件と酷似した事件が起こり、部下たちとともに真犯人に迫ろうとする中で刑事としては引退した後だったが正義心を燃やし、過去の事件の犯人も捕まえようと… 最後には家族の愛も知ることができ、ミステリー小説で初めて感動した小説だった。 展開がのんびり進んでいくので、のんびりゆっくり読みながらでもおもしろいと思います
2投稿日: 2023.02.12
powered by ブクログ定年退職をした警察官が主人公。お遍路を奥さんと共にしながら過去の事件と向き合っていく。と共に現在発生している連続幼女殺害事件が絡み合いながら物語が進むのに夢中になって読み進めた一冊。
3投稿日: 2023.02.11重い
登場人物の心情を丁寧に描くのは作者ならではだが、重い話であったためか、もう一つのめり込めなかった。
0投稿日: 2023.02.08
powered by ブクログ主人公に愛着がわいてしまい、できれば周りに気づかれないでほしいという気持ちがあったり、真実があかされてほしいという気持ちでゴチャゴチャになりました…… 小説内容としては、面白かったです!!
2投稿日: 2023.02.02
powered by ブクログ主人公の心情な部分か多く、ミステリー好きな私が期待していた分、少し間延び、、盛り上がりに欠けるように感じてしまった。悪くはないが物足りない、、、
0投稿日: 2023.01.16
powered by ブクログミステリーで読み始めたらどうにも物足りなさがあった…最後の結末も曖昧でモヤモヤ… 人の感情やお遍路をする中での景色はとても丁寧に書かれてて美しい文章ではあったけど途中の中弛みが私は長く感じてしまった…
0投稿日: 2023.01.13
powered by ブクログ本筋外の話が多い トラックで車両を運ぶなんて大昔のルパン三世であった気がするけど… とにかく、本筋外の話ばかりでなかなか進まない。 私財を全額お詫びに使うなんてのもおかしい。 ちょっと無理のある小説だった。
0投稿日: 2023.01.12
powered by ブクログ自分が親になった時を想像して感情移入し読み込めた。 重大な過ちがあった時、それを正そうとする正義感が必要である一方で、その代償として被る全体への負の影響を考えると人間は選択を苦悩する。 今回は小説であるため正す方向に展開されたが、人間は脆く自分が可愛いものだ。 現実では、周囲の圧力に屈して正されないことの方が多いことをどこかで理解しているからこそ虚しくもなる。
5投稿日: 2023.01.02
powered by ブクログ孤狼の血シリーズの柚月さんだから、いまにくるーとの期待も次第に薄れ、結局最後までこねー。期待を大きくしたつもりはないし、グッとくる場面はあるにせよ四国遍路を絡ませたことを除けば、ミステリー、刑事ドラマ、家族ドラマとも、どこかで読んだ気がしてしまう。お遍路のことはよく調べているのだろうけど、効果的な演出にも思えなかった。主人公妻の辛抱強さは光ってる。
0投稿日: 2022.12.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ミステリーかと思ったが、終盤まで心理描写や回想が多く、盛り上がりがなく自分には合わなかった。結末も曖昧なままで終わってしまった。お遍路は行ってみたいと思った。
3投稿日: 2022.12.01
powered by ブクログとってもよかった。主人公の古い固まったしこりがお遍路を経てどんどん解けていくのが気になって、どんとん読み進めたくなった。 久しぶりにミステリーを読んだけど、やっぱり面白いなあ ただ最後、事件が解決したのか、ふたつの事件が関係があったのか明記されてなかったからよくわからなかった。少しモヤモヤ。
1投稿日: 2022.11.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ストーリー 主人公は退職直後の元刑事。 真面目で同僚部下の信頼も厚い。 退職後妻とお遍路巡りをしているが、その際旅先で 少女誘拐事件が起こった事を知る。 後輩刑事からの連絡で16年前自身が担当した事件と非常に似ている事を知り協力することとなる。 警察組織の理不尽さ、自分への罪の意識、刑事としての責任感が描かれた作品。 感想 どんでん返し的な物語ではないが、読み応えがあると思います。被害者側の描写があまりないのはわざとなのかな? 面白かったです。
0投稿日: 2022.10.26
powered by ブクログ警察官を定年退職し、妻と共に四国八十八ヶ所の遍路巡礼へ来ていた主人公。彼は、刑事として過去に関わった幼少の殺害事件に関する悪夢に長年苛まれていた。 そして旅先にて、過去の事件を彷彿させるような幼少殺害事件が彼の地元群馬県にて発生したことを知る。 居ても立っても居られず、元の部下に連絡を取り、現在の事件と過去の事件に携わることになる。 何故、彼は夢をみるようになったのか、そして現在の事件の真相は如何に。 元刑事の過去の事件への悔恨、様々な心の葛藤の様子が四国遍路を通じて描かれる。
12投稿日: 2022.10.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
神場は、警察官を定年退職し、妻と二人で四国八十八か所遍路の旅の途中。 そんな中、少女誘拐殺人事件が勃発し、それにあたる現役刑事である緒方に協力することに…退職後にも関わらず。それは16年前の自分も関わった事件の冤罪の可能性が頭から離れないため。 緒方は神場の娘である幸知と付き合っている。 神場は娘に妻と同じ苦労をさせたくない。 なので二人の交際を認めることができない。 たまたま見た光景から、16年前の事件の見逃していた、というか、考えつかなかった事柄に気づく。そこからの犯人逮捕までは、とても早い。 この事件の解決で、神場は、後輩である緒方なら大切な娘を託せると思い至る。 ミステリーなので感動などは特にない。
0投稿日: 2022.10.06
powered by ブクログ世の中、綺麗事では廻らない。 自分の中の蟠りを捨てられない人と、流されて生きていく人の違いなのか。 真実の追求。その正義感は、人生の半ばを過ぎ定年後に人生を振り返る、時間の余裕が出来た人間の、単なる暇つぶしの自己満足ではないのか?それに引き摺られた周りは、区切りも何もない。何とか自分を納得させ、追いついていくだけだ。 お遍路にも興味がわいた。八十八箇所を巡った後に残るのは?自分の意識、価値観等、何か変わる事はあるのだろうか?そもそも自分の為の巡礼とも限らないか… 人のために…は自分の衝動を納得させるための体のいいこじつけではないのか? 眠ったものを起こすことを良しとしない、事勿れ主義の私は腐ってるかも。 でもこの後起こるであろう膨大な処理の事を考えると…
25投稿日: 2022.08.22
powered by ブクログタイトルのように、お遍路さんのように、しっとりじっくりと。 ミステリーというより、四国遍路と共に向き合う生き方のお話し。 夫婦、親子、上司部下それぞれの関係性がすてきだった。
1投稿日: 2022.08.15
powered by ブクログ柚希裕子さんにしては、珍しくあまり引き込まれなかった。 お遍路さんと進行中の事件を電話で繋いでいくって設定の時間差があまりやったんかな。 お遍路さんの説明もとばしてしまった。
0投稿日: 2022.08.14
powered by ブクログ本当の正義とは ひとつの事件をきっかけにずっと燻っていた本心が動き出す。 自分や周りの人間の安寧の生活と人としての正しさの狭間での葛藤。
0投稿日: 2022.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
刑事という職業に誇りを持っているからこその自責の念と後悔。 そこに葛藤する登場人物の心情が心に残った。 自分で自分に言い訳するのは本当にしんどい。 それぞれが自分の心情を整理して正義を貫く姿がカッコよかった。
2投稿日: 2022.08.07
powered by ブクログお遍路の旅。 私も行ってみたくなった。 過去を振り返って、人生を見つめ直す。 そんな年齢になってきた。
1投稿日: 2022.08.06
powered by ブクログ背表紙にミステリーって書いてあったけど、ミステリーとしてはミステリー弱い。でも小説として面白かったので一気読みしました。 『孤狼の血』の映画見てみたいのよね〜←関係ない
1投稿日: 2022.07.24
powered by ブクログあぁ、泣いた。 これは背表紙にミステリーとありますけどね、ミステリーなのかしら。 ジャンル:胸アツ これにしよう。 刑事モノ、全然ハマらなかったのですが、熱すぎる! すっかり柚月裕子信者の私です。
53投稿日: 2022.07.17
powered by ブクログ雨、お遍路さん、かつてのご近所さんの殺人事件、お遍路さんの途中で出会った人がかつて殺人を犯してしまった人だった、そして新たな幼女誘拐殺人事件・・・暗い要素ばかり。全編とおして雨模様。 後半からはおもしろくなってきたけど、前半は長かった。 そして事件解決はあっさり。 警察小説としてではなく、人間ドラマと思えばいいかもしれない。
0投稿日: 2022.07.11
powered by ブクログ一気読み。男達の熱い想いに、幾度も涙が溢れてくる。幸知の生い立ち?にも涙する。最近はよく泣くなあ。歳だな。
1投稿日: 2022.06.22
powered by ブクログ定年退職後の元刑事。過去の事件への思いと、固い決意。信頼しあった同僚らとの絆に熱くなりました。思わず引き込まれて、1日ちょっとで読み終えました!
1投稿日: 2022.06.21
powered by ブクログ定年退職した刑事が、犠牲者の供養でお遍路の旅に出る。そんな中、自身が関わり悔恨を残した事件とよく似た児童誘拐事件が起こる。 単に警察ものとして読むこともできるが、絆を描いたものとしてとらえれば、深みが増してくる。 昭和的ではあるけど、理解のある家族がいるというのは、刑事にとって幸せなことだろう。
4投稿日: 2022.06.19
powered by ブクログ定年退職した刑事神場は妻と四国遍路の旅に出る。 16年前の冤罪の可能性がある事件の十字架を背負って旅に出たところ似たような事件が世の中で起こり、過去の事件の重石と重なっていく。 良くある刑事ものとは違う重たくも家族の優しさ、強さを教えてくれる温かいストーリー。
1投稿日: 2022.06.15
powered by ブクログ主人公神場の過去の事件に対するお遍路旅、回顧録、過去の事件に類似した事件の解決の物語 とにかく濃密な人間ドラマが感情を揺さぶられた ミステリーとしてあっ!と驚くようなどんでんがえしなどは無いが、葛藤、焦り、悔恨、警察組織内部のジレンマ等、物語全体としては暗めな印象ではあるが、ラスト付近には思わず涙が出そうになった
1投稿日: 2022.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
警察官を退職後、妻と四国巡礼の旅に出た神場。 四国自体一度も行ったことがない私には、お遍路について、自ら旅するように興味深く読んだ。 お遍路さんは自分達に代わって巡礼してくれているので、地元の人はお遍路さんをお接待すること。 お寺に参ることを「打つ」という表現も独特だ。 1~88までのお寺を順番通りに打つことを「順打ち」、逆に打つことを「逆打ち」。 歩くのが苦手で体力に自信のない私でも、一生のうちに一度は経験してみたいかも・・・と思ってしまいました。 幼女へのわいせつ殺人事件と家族愛が、この本の主題。 お遍路しながら、神場が警察官人生を振り返る・・・。 警察官でなくても、仕事をしていると、後悔が残ることはあります。 それが、人の人生を左右することならなおさら。忘れられないだろう。 ちょっと違う話かもしれないけど、私は子供の時から人の気持に気付きすぎたり、傷つきやすいタイプだった。大人になってからも、人生の生きづらさを日々感じている。大雑把な人に出会うと、ああなれたら人生の苦しみは少ないだろうな・・・と何度も思った。だから我が子が生まれたとき、自分のような苦しみはこの子は感じませんように、私の性質に似ませんように・・・と強く思った。 神場が、妻、娘、娘の恋人に対して抱いた思い(苦しませたくないという気持ち)って、神場自身が相当苦しみ抜いたからこその感情だったのだろう。 警察官が神場のような真面目な人ばかりだったら理想だな、と思うけど、組織としてはこういう真面目な人ばかりでは回らないという現実もあるんだろうし。難しい兼ね合いだ。 司法に携わる身としては、最終的に裁判官が判決を下したのだから、裁判の結果について神場が責任を感じて全財産を処分する・・・なんてことはしないでほしい。 それをし始めたら、その判決を下した裁判官は、公判を担当した検事は、弁護士は、どうなってしまうのか。 神場が誰かの人生を狂わせたというのなら、その後神場が全財産を処分することで神場の人生も狂い、神場の人生が狂ったことを知った他の関係者は正気でいられるだろうか。一つの事件が人の人生を狂わせるドミノは、どこまで倒れていけば良いのか・・・。憲法で保障されている裁判官の立場すら、揺るがすことに繋がりかねないのではないか。 財産を処分しなくても、弔いの気持ちや反省の気持ちを持ちながら生きていくことが、贖罪になると、私は思うんだよ。 じゃあ、誰が悪かったのか?それはもちろん、幼い子どもをターゲットに卑劣な犯罪を犯した犯罪者だ。真面目な神場がこうまで苦しむそもそもの原因を作ったのも、犯罪者だ。 そこを忘れてはいけないと思うんだよ。
9投稿日: 2022.05.23
powered by ブクログ神場は真面目、実直、頑固。 いわゆる古い男という感じで感情表現が下手。 四国八十八ヶ所を巡りながら、現代と過去の事件や人生について考えます。 重い話に自分のことも重ねて読みました。 「人生楽ありゃ苦もあるさ」です。
1投稿日: 2022.05.20
powered by ブクログ警察官を定年退職し、妻と共に四国遍路の旅に出た神場。旅先で知った少女誘拐事件は、16年前に自らが捜査にあたった事件に酷似していた。手掛かりのない捜査状況に悩む後輩に協力しながら、神場の胸には過去の事件への悔恨があった。場所を隔て、時を経て、世代をまたぎ、織り成される物語。事件の真相、そして明らかになる事実とは。
3投稿日: 2022.05.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2022.5.6読了 警察官を退職した神場は、妻と共に四国へと遍路の旅に出る。 神場が遍路をするのは、事件の被害者の供養の為だった。彼には未だに夢でうなされる事件がある。 旅の途中、神場はふと見たテレビである事件が起こった事を知る。それは、彼を悩ませ続ける事件の様相に酷似していた。 神場はある可能性に思い当たり、陰ながら捜査に参加する事になる。 その可能性とは…。 本作では、事件の帳場のジリジリとした焦燥感や、事件が警察官に与える苦痛が色濃く描かれている。手掛かりが掴めなくて身も心も疲弊し、それでも被害者の無念を思えば愚痴を言うことも許されない。ギリギリの所で闘う刑事達に、何か糸口はないのだろうかと自分もジリジリとしたもどかしさを感じながら読み進めた。 事件を解決できないまま退職し、今なお悩み続ける神場は遍路によって何を感じ、そして救われる事ができるのだろうか。 神場に寄り添う妻の香代子の優しさが温かく、二人のように素敵な夫婦になりたいと思った。
8投稿日: 2022.05.07
powered by ブクログミステリー要素強めだと思ってたのに全然なくて、私は期待ハズレ。お遍路の件が長くて途中ダラけてしまった。
4投稿日: 2022.05.01
powered by ブクログ超絶胸アツ、刑事の信念と家族愛の描写がお見事! 元刑事の信念が涙を誘う警察小説ミステリーの傑作 #慈雨 退官した主人公である元刑事は、妻と一緒に四国遍路にでる。 地元で少女誘拐事件が発生したことを知った主人公は、かつて自らの疑問にもっている過去の事件に酷似していた。お遍路参りを続ける中、現役の刑事と捜査を進めていく。自身の因縁と事件は解決できるのか。 作者お得意の警察小説、そして家族愛であふれる作品ですね。こんなの書かせたら、ホント一級品ですね、もう最高! 魅力的な男性を描くのが大変お上手な作者ですが、本作でも渋すぎるっ カッコいい! 過去の背景と現在の事件が少しずつ判明してくるこの感じ、まさに警察小説。お遍路参りの旅情描写もお見事で、道中で交わされる長い間連れ添った妻との会話は、深すぎて言葉になりません。 本作で一番すばらしいところは、主人公と家族が歩んできた警察官としての迷いと信念です。正義感といった陳腐な一言では表しきれない、様々な思いが読み手の胸をうちます。そして家族への愛情も深く深く描写されていて、人間ドラマが豊潤な作品でした。 ストーリーは序盤中盤なかなか物語に進展がなくてうずうずしますが、後半からは怒涛の展開が待っています。読後感もすっきりポジティブで、これからの自分の生き方を見つめなおす、良い機会になりました。 仕事や家族の問題で悩んでいる人がいたら、ぜひおすすめしたい作品でした。
73投稿日: 2022.04.30
powered by ブクログYouTuberあべしぃさんの24時間リーダーソンで見かけた本。初柚月裕子さん。久しぶりの社会派ミステリーだ。主人公が退職後で四国遍路中という安楽椅子探偵パターン。なかなか苦しい展開やったな。清水潔さんの本を思い出す。お遍路での交流に救いがある感じ。
2投稿日: 2022.04.24
powered by ブクログ警察モノが好きなので読んでみた 読書中はひたすら主人公の無念、後悔を追体験するので気分は暗くなるけど先が気になりさくさく読める 終盤のまとめ方は上手い 「犯人の逮捕劇」や「感動」を求めると評価は低そうですが 刑事の苦悩、葛藤、懺悔を堪能したいならお勧めできます
1投稿日: 2022.04.22
powered by ブクログ父から譲り受けた本。主人公が奥さんとお遍路参りをして過ごす現在の時の流れはゆっくりだけど、過去の事件の反芻との絡みが面白くて一気読み。 正義とは、真実とは、などの問いについて、主人公と一緒に考えながら読み進められるミステリー。サブストーリーだけど、いろんな形の家族愛にも胸が熱くなる。
1投稿日: 2022.04.20
powered by ブクログ途中の鶴さんの言葉には胸を打たれた。そう思えるような人になれればと思った。 単純なミステリーとしては浅めかも、それよりも夫婦愛など人情的な要素が強め。
1投稿日: 2022.04.20
powered by ブクログ終盤、電車の中で読んでいなかったら涙を流したかもしれない が、そこまでが長すぎる おもしろかったのは後半の3割程度のみ あの前半のなくても良さそうな巡礼シーンがあったからこその最後の感動なのかどうかはわからない 八十八ヶ所巡礼に興味がない私にとってはすこしツラかった
22投稿日: 2022.04.08
powered by ブクログ2022.4.3 こんな口数の少ない旦那さんについていく奥様。 偉大過ぎます。 人間性を疑ってしまうくらい偉大過ぎる。 てか無理じゃない?
4投稿日: 2022.04.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2022.3.29 読了 警察官を定年退職し、妻と共に四国遍路の旅に出た神場。旅先で知った少女誘拐事件は、16年前に自らが捜査にあたった事件に酷似していた。手掛かりのない捜査状況に悩む後輩に協力しながら、神場の胸には過去の事件への悔恨があった。場所を隔て、時を経て、世代をまたぎ、織り成される物語。事件の真相、そして明らかになる事実とは。 少女誘拐殺人事件が大きく動き出すのは最後の数十頁辺り それまでは今回の事件と16年前の事件とを重ねながらお遍路を通して神場が自身の過去と向き合い葛藤する姿が描かれている。 お遍路で出会う人々や妻、刑事時代の仲間たちがみな温かく優しい人たちで神場の頑なさが少ししんどくもあったけれど最後はしっかりと加代子の手を取れて良かったと思う。 感情が大きく揺さぶられる派手さはないけれどじっくり読ませる良作だった。
2投稿日: 2022.03.29
powered by ブクログ引退した刑事が妻と共に御遍路を巡る最中、かつて捜査した幼女殺害事件と共通項の多い事件が発生するのだが……。 手堅くまとまった警察ものであり、隙のないミステリ。
1投稿日: 2022.03.25
powered by ブクログ本筋である、幼女殺害事件の解決もさることながら血の繋がり、家族愛、心に響きました。 家族を、妻を大事にしようと思います。
1投稿日: 2022.03.21
powered by ブクログずっしりと重い刑事物。 刑事物であり人情物でもある感じ。 お遍路の道中と、過去の罪、現在の犯罪捜査の推移がリンクして話が進行しめ、結末には清々しいカタルシス。 まさに旱天の慈雨のごとし。
6投稿日: 2022.03.19
powered by ブクログ警察官を定年退職し妻と四国遍路の旅に出た神場。 旅先で知った少女誘拐事件は16年前に捜査にあたり悔恨を残した事件に酷似していた。 過去や自分と向き合い葛藤しどう生きるのか。 人間味のある作品で派手な展開はないものの非常に引き込まれた。 『人生はお天気とおんなじ』 沁みる。
1投稿日: 2022.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
雨はさっきから降っている 夢十夜、成程 夢と雨、そして罪という共通点 色のない世界から溢れんばかりの様々な色 もし解説通りの意図で書かれたのなら、追いかける価値のある作家だ
1投稿日: 2022.03.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ストーリー自体も面白かったが、 神場、緒方、そしてその周りの人たちの 人間味が素晴らしかった。 理想の警察、理想の家族、理想の上司だなと思いながら読んだ。 四国巡礼に私も行ってみたい。
3投稿日: 2022.02.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
巡礼途中で、逆打ちをしていた男性が何かを握っているのかとハラハラしたり16年前の逮捕は冤罪だったのかどうか、など様々な点に思考を巡らせながら読み進められ非常に面白かった。 ラストを敢えて明らかにしなかったところが想像を掻き立てられた。個人的には冤罪であったような気がするが真相は闇の中というわけで。
2投稿日: 2022.02.24
powered by ブクログ退職した元刑事が妻とお遍路の旅をしながら過去と現在を語られていくストーリー。ミステリーとしては難解なものではなく刑事という仕事と葛藤、家族、夫婦の在り方等人間ドラマに近いような感じ。単純な自分はお遍路に興味を持ってしまった。いつか自分も、、体力的に難しいかな。
2投稿日: 2022.02.23
powered by ブクログ『小説も生きている』 読み終わって言いたくなった。 この人の文章はスッと入ってくるし、登場人物が実在すると思わせる。 捜査とお遍路、推理と人生観、うまく整合性がとれていて読みやすい。 でも正直言うとその先が知りたい。 誰かの為に尽くした人に、慈雨があるといい。
4投稿日: 2022.02.20
powered by ブクログ退職した刑事が妻とお遍路の旅に出る。刑事はお遍路に行き理由がある。刑事には娘がいる。実の娘ではなく殉職した同僚の娘を自分お娘として育てた。娘には恋人がいる。恋人は部下の刑事である。過去と、現在とが交錯して進んでいく。刑事の人生が深く描かれると同時に現在の事件が進行していく。謎解きと人生の深みを描くことの両立は、普通は困難であるが、この作品は見事に果たしている。
1投稿日: 2022.02.20
powered by ブクログ刑事物とお遍路さん物の掛け合わせ。 犯行原因の解明や冤罪問題など、解明されてないまま終わってる部分が気になるところ。
2投稿日: 2022.02.20
powered by ブクログラスト100ページは夢中で読みました。神さんと鷲尾、緒方の責任感の強さに熱くなりました。 ただ、この先がどうしても気になる。思わずここで終わるのかと思ってしまいました。
3投稿日: 2022.02.06
powered by ブクログその先の物語が気になって仕方がない。 事件の結末がどうなったのかも、結局よく分からない。 そこまで、責任を感じるべきものなのかな? もしそうなら、自分はなんと無責任なことか。 面白かったけど、ちょっと消化不良かな汗
4投稿日: 2022.02.01
powered by ブクログ登場人物全員がかっこよくて素敵だった。 神さんの刑事としての生き方も素敵だったし 妻の香代子の献身的な姿も素敵で そんなふたりに育てられたサチは幸せだな、と。 犯人が早く見つかってほしいというハラハラだけではなく 胸がジーンとなるような物語の展開が素敵だった。 柚月さんにハマりそうだなあ。
2投稿日: 2022.02.01
powered by ブクログ定年退職した元警官が妻と共にお遍路の旅へ。 警察官としての半生を振り返りながら、過去の事件と再び向き合う。 どう生きるかついて考えさせる、心に沁みる。
1投稿日: 2022.01.27
powered by ブクログ仕事一筋の男が退職を期に四国にお遍路する。何故かを物語が進むうちに明らかになっていくが、そのお遍路の意味に疑問を持ちながらも歩く。 同時進行で娘のこと、若い頃、場面がガラッと変わるのではなくグイグイ引き込んでいくので飽きる事なく読み終わる。 2冊目の柚月さんの本。 流行りの人なので避けていたけどもったいないことをした。
1投稿日: 2022.01.25
powered by ブクログありがちなストーリーのせいか 読みやすく、展開、流れが読めてしまう。ただ、タイトルの慈しむ 雨は、眼にも耳にも優しくよいのでは
1投稿日: 2022.01.22
