
真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました (1)
池野雅博、ざっぽん、やすも/KADOKAWA
作品詳細ページへ戻る
総合評価
(2件)5.0
| 2 | ||
| 0 | ||
| 0 | ||
| 0 | ||
| 0 |
構成が巧み
タイトルの通りスローライフ物で、作中の8割はのどかで穏やかな雰囲気となっている。こののどかで穏やか雰囲気の描写が本当に上手く、見ていてほっこりさせられる。 一方で残りの2割は、他登場人物とのいざこざ、作中における過去エピソード、別の場所で展開される他登場人物の描写等。こちらは穏やかな雰囲気等はなく、シリアスな話や読者を不安にさせるような描写である。 この「穏やかと不安」のバランスが見事であり、単純なイチャラブスローライフにせず、かつ先が気になるような巧みな構成にしている。絵やテンポ、物語の構築も上手で、すらすらと頭に入ってきて読みやすい。 なろう特有のスキルやレベル等はあるが、なろうである事を感じさせない完成度。
1投稿日: 2021.06.16強さと優しさを感じることのできる物語
人間性や、本当の優しさや強さについて、考えることのできる物語り。 ありきたりの冒険ものではない、何かを感じられる作品でした。 薬屋をりながら、のんびり暮らしたい、という主人公の気持ちがわかります。 この先の展開が楽しみです。
2投稿日: 2019.05.18
