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みんなちがって、みんなダメ
みんなちがって、みんなダメ
中田考/ベストセラーズ
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総合評価

(31件)
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    独特の言葉遣いや形式が読みにくく、本を通して伝えたいメッセージのようなものも分かりにくかったのですが、イスラム教に基づいた筆者なりの人生論と言うあたりは理解できました。 確かに一神教を信じていると視線が神様の方に向きますから、他人がどうこうと言うよりも、自分がどうしたいか?=神様がどうしろと言っているか?と言う気持ちになることの方が多いです。 自由や平等の概念がある時には不自由や不平等と言う前提があると言う事は改めて重要な視点になりました。 自由にしても平等にしても、その人が所属する共同体の規範の中だけと言うことなど簡単に分かりそうなのに、どうしてそんなに皆さんそんなに空飛ぶピータパンのように自由に振舞って良いと思うのか理解に苦しんでいるのですが、そのあたりを乱暴にバカと言わないでもう少し教えてもらえると良かったです。 ただ、アメリカが言う自由の例にもありましたが、権力を持つ側が組織や共同体の中で自由や平等を弄ぶ場合があり、そんなものに縛られない生き方をしている人を見るとたまに羨ましくもあります。

    0
    投稿日: 2026.07.12
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    うーん、イスラムの教えをよくわかってないニコとしては、あまり共感できなかったっす。 「君たちはどう生きるか」っていうちょっと前に流行って、映画化もされた本があるんですが、この本をディスってて、そこは痛快でした。あの本、表紙の絵からしてニコはノーサンキューでしたから。その後、宮崎駿が映画化っするっていう、もうノーサンキューの嵐。アレのどこがダメなのか、端的に示してくれてて、そこは納得でした。 一度、自分の立ってる地面を疑ってみる。 そういう体験をしてみたい方にオススメです。

    1
    投稿日: 2025.07.16
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    金子みすゞに真っ向から立ち向かう!?タイトルがまず秀逸! 自分のことを無宗教だと思ってましたが、いつの間にかキリスト教的価値観がたくさん身についていることを突き付けられます 例えば、昨今のLGBT関係の流れの中で、そこに反対する人と賛成する人との対立はよく見かけますが、それはどちらもキリスト教的価値観(世界で約24億人が信じる。)に基づいていて、 イスラム教的価値観(こっちだって世界で約20億人が信じる。)では、そもそもこの対立構造すら起き得ないし、この起き得ないことを非難するのも、これまたキリスト教的価値観だ、とか まさに"目からウロコ"(ちなみにこれはキリスト教から来た諺‼)の一冊でした Going Head-to-Head with Misuzu Kaneko!? The title alone is brilliant! I always thought of myself as non-religious, but this book forcefully showed me how many Christian values I’d unconsciously absorbed. For example, today we often see clashes over LGBT issues between opponents and supporters—but both sides are rooted in Christian values (believed by roughly 2.4 billion people worldwide). Under Islamic values (held by about 2 billion people globally, too‼), that very confrontational structure wouldn’t even arise—and condemning the impossibility of such a conflict is itself another Christian perspective. It was truly a “scales falling from one’s eyes” book—by the way, that proverb also comes from Christianity, haha!

    6
    投稿日: 2025.06.14
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    タイトルが、気になり読みました。 内容は、イスラム教についてフランクに書かれています。 学校では、イスラム教がどういうものかまで具体的に習わないので中身はとても新鮮でした。 こんな考え方があるんだって思えます。 悩んでいる人は、視点を変える意味で読んでみると心が楽になると思います。

    12
    投稿日: 2025.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルに惹かれて手に取った。 パラパラめくった感じだと面白そうと思っていたが、ちゃんと読もうとするとモヤモヤしてくる。 バカと連発するところ。 「むしろ幸せになろうとしないと幸せになる」とか「自己認識を合わせる」とか、言っていることは納得できるんだが、キツい言葉を何回も言われるとその表現の方が気になって話の内容が頭に入ってこなくなる。なんか最近こういうの多いな。 せっかく良い事言ってるんだから、もっと表現を和らげてくれたらお気に入りの本になる可能性が高かったな、と思った。ま、一読者の好みなんていちいち考えてられないだろう。 あと、私自身にイスラムに関する知識が足りないのでことある事にイスラムと絡められるとそこでも脳みそがフリーズする。 パッと見の印象で面白そうと感じた本が、読んでみたら実はモヤモヤする…という体験は初めてなので戸惑っている。逆パターンなら嬉しかったな。 p140まで読んだ

    1
    投稿日: 2025.04.19
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    軽妙な語り口で読みやすかった 内容としては田中真知さんの解説がまとまっていて分かりやすい 自分も「バカ」の一人だがコペルニクスになる夢はいくつになっても中々捨てられない ただ、生きづらさを軽減する一つの考え方として知れてよかったと思う

    1
    投稿日: 2025.01.05
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    私の大学時代の師の本です。 自分をヘビと勘違いしているミミズのたとえはしっくりきました。 イスラームの話もしばしば出てきますが、そこまで宗教めいた本ではなく、語彙も内容も平易な方で読みやすいと思います。 ただ、実践となるといきなりは多少難しいかも知れませんね。

    1
    投稿日: 2024.12.02
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    価値観が全然違う 日本には宗教の色が薄いけど、何かを信じ切れたら、学問をそこまで極めたら全く違う人生なんだなと思った。 普段の悩みの多くは自分が馬鹿だから、そう思ってるんだなと思うことにする。 できることすべきことしたいこと。

    1
    投稿日: 2024.08.20
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    バカが不幸になると本書は説く。バカとは自分はミミズなのにヘビと勘違いし、錯覚して身の丈に合わない生き方をしようとする人のこと。 ほとんど大多数の人はバカなのだから、自分がバカだと認識して、その中で何がしたいか、何ができるか、何をすべきかを考えて生きるべき。 著者はイスラームである。根底がそもそも一神教で、神に承認、認められるかが基本になっているため、視点が大きく異なる。ただそれゆえ、気づかされることが多かった。 以下抜粋 民主主義というのは存在しない。民主主義という口当たりのいいイデオロギーをかぶせることにより、大衆に自分たちが主権者だという愚かな幻想を生ませているに過ぎない。

    6
    投稿日: 2021.07.25
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    内容はものすごく辛口で、深く突き刺さりまくります。 表紙絵と、中身があっていない本ランキングは、間違いなく1位ですね。 宗教(イスラーム教)の視点から観る、人生論。 賢いとバカの違いは、シンプルで、 賢いとは、「何がしたいか」「何ができるか」の2つが分かっていて、分相応に生きること。 そして、バカは、例えるならば「自分のことをヘビだと思う、ミミズ」と1章で説きます。 こういった調子で、努力は報われる、自由に生きよう、などの言葉をバッサバッサと切り裂いていきます。 あれもこれもダメと言われると、どうしてもじゃあどうすれば?なんて、正解を求めたくなりますが、それこそがバカである、とさらにダメ押し。 私みたいな、本に影響されやすいタイプの人間は、少し距離をとりながら、読んだ方が良いのかもしれません。 最近ゆるく生きているな、なんて思っている方は、背筋を伸ばすチャンスです。 ただ、劇薬なので、心が折れるかも知れませんが。

    13
    投稿日: 2021.04.04
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    全然知らなかったイスラム世界の片鱗に触れることができた気がしました。もっとストイックかと思っていたけれど、意外と無理のない社会という印象。一方資本主義社会は、誰もが成功のチャンスを与えられているというが、実はほとんどが成功できない社会。そしてみんなが成功を手中にできないことにに苦しんでいる。 私にとって、新鮮な視点を与えてくれた本だと思います。

    5
    投稿日: 2021.01.06
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    文章は、読みやすく結構どんどん読み進めたんだけど内容が自分の考えと違っていたので最初から最後まで違和感があった。確かに、実力以上の目標を持って“もっとできるはずなのに…”とストレス溜めるより“俺の実力こんなもん”とストレスフリーで背伸びして頑張らないと言う考え方もあるんだろうけど。やっぱり、僕は上を見ていたいな。

    4
    投稿日: 2021.01.05
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    多くの人が、まずタイトルに導かれて手に取ってしまうと思う。 「多様性、多様性」と言われオンリーワンが素晴らしいように謳われるこの時代に、このタイトルはぶっ刺さる。 ボクもそうだった。 「なぜ、みんな違うことがダメなのか?」 その主張の根拠を知りたい。 著者の考え方を知りたい。 そう思って、気がついたらAmazonでポチッていた。 手元に届いてまず著者情報を読んでビビった。 自分がミミズに思えるくらいの高学歴!! なおかつ、「イスラーム」と馴染みのないワードが書いてある。あまりいいイメージのない宗教ワードだっただけに、逆に学ぶにはいい機会だと思ってしまった。 冒頭から「バカ」という言葉を滝のように浴びることになった。おもしろい。 気持ちいいくらいにバカと言われる。 俺もバカ、みんなバカ、世の中バカだらけ。実際、そうだよね。だから社会がギクシャクしてる。 ソクラテスさんの「無知の知」を思い出した。まずは自ら気づくことから。 本書は宗教が信じられなくなった時代に、信仰の重要性を説く。信仰なき人間に「すべきこと」などない。確かに、そうかもしれない。 どう生きるべきか、何のために生まれたのか、そんなこと考えるより「したいこと」をすればいい。それが信仰なき人間の幸せな生き方だと著者は言う。 ちなみに多くの日本人は自分は無宗教だと信じているけど、それ勘違いだと思う。だって、「これはやっちゃダメ」とか「こうした方が正しい」とか道徳的な基準はしっかりある。こういう規範となるものが海外では宗教なだけだと思う。

    5
    投稿日: 2020.10.07
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    「みんな違って、みんないい」とは、 "みんな"のそれぞれに価値を認めるということ。 しかし価値があるということはそこに比較が否応なしに生まれる。 比較は評価、競争へと向かう。「みんないい」は そうした価値の評価によって生まれる差別や不平等から目をそらして 「みんな大丈夫」と丸め込むような欺瞞をはらんでいる。 みんなダメ="バカ"は バカな自分を"バカ"と認識するところから始まる。 イスラムでは神以外の一切が他人を評価することを許さない。 人は産まれた時点で神によって承認されており、イスラムにおける「すべきこと」さえ淡々と遂行していれば生きているだけで承認され続ける。 非イスラムな大半の日本人には「すべきこと」すらないので、「したいこと」をしていればいい。

    3
    投稿日: 2020.09.05
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    複雑な時代の価値観の中で、いかに生きていくのが一番良い生き方なのだろうかと問いている本である。自分と言う存在の真の価値を知らないまま周辺の情報に流されて知らず知らずのうちに自分の本当の姿や価値に気づかないまま誤った情報を鵜呑みにした、言わば誤った観念を認識したまま、生きていること、そんなバカは辞めよう、と気づかせられる。

    1
    投稿日: 2020.07.08
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    近頃、中国ガー、韓国ガーとか言わない保守の人の意見に考えさせられることが多くなった。自分はリベラルだと思っていたけど、保守寄りな部分も大きいのかもしれない。この本は、保守派でムスリムという、日本人としてかなり珍しい立ち位置から今の日本の社会や推奨されがちな生き方を批判的に書いた一冊。前向きに!努力して!負けないで!目標を持って!やりたいことやって自己実現!考えて!という、ありがちな自己啓発を批判している。同意できる部分もあるけど、異を唱えたい部分もある。 著者が本書を通じて言いたいことの一つは、やたらと自己実現やら承認欲求やらの自我が肥大して自意識過剰になっていくのはいかがなものか?多くの人を不幸にしているのではないか?ということだと思う。それに関して、自分がミミズのようなものだと自覚できるかどうかは別にして、異論はない。 ただ、語り口の問題はあるのではないか。読んでいる側としては極端な語り口ほうがおもしろいけど、おもしろくしようとするのも考え物だ。最後に収録された対談部分を読むと、例外とか言葉足らずな部分が明らかになってくる。この本に書かれた「考えるな。隣の人のマネをしろ。」は言葉足らずだと思う。マネができなかったらどうするのか、という問題もある。マネできないと孤立しかねない。仲間はずれにされかねない。その時、考えないでいられるだろうか?しかし言葉を尽くして「場合によるから、考えるのも善し悪しだ」みたいに書かれたら、つまらない読み物になる気もする。そもそも、考えないで隣の人のマネをした結果が今の社会なのではないか?そして、「考えないで、隣の人のマネをする」のはごく自然なことで、意識的にやることではないと思う。 まったく語り口が違うけど、みうらじゅんも割と同じことを言っている。考え過ぎるな。自分はない。答えはない。憧れの人のマネをしろ、なり切れ。そこでなり切れなかった部分が個性というものだ・・・。憧れの人=隣の人と考えれば、言ってることはほぼ同じだ。しかし、語り口の魅力という点では、みうらじゅん大先生の圧勝と言わざるを得ない。なんか、反発したくなるんだよね、この人の語り口は。ただ、考えすぎる奴が大学院に進学して病んで精神科に通うハメになる、とかいうくだりにはちょっと笑った。 著者は自分を棚に上げすぎではないか?と思う部分もある。過度の承認欲求に疑問を呈していて、それはわかるんだけど、本を何冊も出しているアナタは一体何なんだ?自分の名前を全面に出して。自我が肥大した承認欲求のカタマリではないのか?ありがちな自己啓発を批判するのもわからなくはないけど、この本だって自己啓発だと思う。一つの別視点としておもしろい一冊だったけど、この自己啓発本のおかげでますますわからなくなった。人の価値観を混乱させることで、軸のない人を不幸にする一冊かもしれない。バカはこの本読まないほうがいいね。たとえバカでも、そんなことを考えずにはいられない。

    1
    投稿日: 2020.02.16
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    中田考という人の事ははじめて知った。 またイスラムの考え方についてもほとんど知らなかったので、たまたま手に取ったこの本の考え方には結構衝撃を受けた。 いまの産業資本主義全体を覆う生きにくさの原因は、 本当の意味で、 「何をしたいか」 「何ができるか」 「何をすべきか」 についてそれぞれが知らないことだという。 著者の表現では、 「自分をヘビだと勘違いしたミミズ」と書かれている。 勘違いしたミミズはカエルを食べてやると言い残してで出かけていったっきり戻ってこない。 身の程を知る。 つまり、「自分には何ができるか」ということに対して、より現実的にならないといけないし、 そもそも生きる価値や人間に価値はないと言うことを認められるかどうか。ということ。 たいがい出来もしないのに、もっとやるべきことがある、こうならなくちゃいけない。にふりまわされているのが現代の人々である。よく言われることだと、 「承認欲求が強すぎる」という一言になるんだと思う。 無限に肥大化する「承認欲求」とうまくつきあうべしということには、自分も大きく賛同するし、 改めて自分を戒めないといけないなと。 一方で後半のくだりの、しょせんみんなバカなんだから、何も考えず優秀な人やボスと思った人に黙ってついていけばだいたい幸せ。という話はちょっと分かりにくく感じた。 誰かが決めたすべきことや、価値があること、承認欲求にふりまわされるな。と説いておいて、何も考えずにボスについていけば大丈夫。と言うのはちょっとな。 全体的にはものの見方を広げてくれる良著だとおもう。 キュートな表紙も良いね。

    4
    投稿日: 2020.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「『君たちはどう生きるか』を読むとバカになる」という煽りに惹かれて買って、長らく積読してしまったけどようやく読了。 こんだけ「バカ」と「ダメ」という言葉が出てくる本はそうはないのではなかろうか(笑) 身の程を知る人生の劇薬論というだけあって、読んでいて痛快なところも多々(特に老人批判とか)。何だか生きるのが辛くなってきたな、と思ったときにまた読みたいと思える本。 承認欲求は誰にでもあるものと認識し、それとどううまく折り合いをつけて縛られすぎずに生きていくかが誰しもが抱える課題。そういう意味では、神と個人との関係に帰結するイスラム教は最強だなと。 そして、身の程を知って分相応に生きるべし、それがというのが一貫して書かれていること。なるほどこういう価値感だから「えらいてんちょう」とも仲良しなんだなと。 賢いということは、自分が何をしたいのか、自分には何かできるのか、そして自分が何をすべきなのかを知っていることという言葉も印象的。そして学校は、自分には何をできるのか、をぼやけさせると。今の学校は、できないことを認識させないということには、教育現場に詳しくない自分でもなるほどなと思ってしまった。

    6
    投稿日: 2020.02.16
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    イスラーム教徒である著者による人生論。 判りやすい言葉でありながら内容は剛速球w 内容はとても論理的、なのに小賢しさは感じられないので受け止めるのは結構大変かも。 言ってる事は難しいことじゃないんだけれどね。 >人が知るべきは「自分が何をしたいのか」、そして「自分には何ができるのか」の二つしかありません。 >本書を読み終えて「自分が何をなすべきか」が気になり始めたあなたとは、主がお望みなら、またどこかでお会いすることになるでしょう。 内容に賛同するも反感を持つのもあるのだろうけれど、前書きにあるこの言葉は真理なのだろうと思う。

    4
    投稿日: 2020.01.01
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    今まで考えもしなかったイスラームの視点を提示されて、初めこそ戸惑うものの、段々と既存の視点を客観視できるようになるのがとても新鮮。今抱えてる悩みは、自分で勝手に無駄に難しく考えてるんだと思えるくらい、頭スッキリしました。

    3
    投稿日: 2019.12.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本、20年前のドン底の時に出会っていたら、どうだったろうか。 受けても受けても落とさる就職氷河期を実感し、バイトを複数掛け持ちし、不眠に悩まされ、睡眠導入剤を飲みながら、就活をしていた。 「どんな環境でも喜びなさい。」なんて誰も言ってくれなかった。働かなくてはいけないという考え方は、資本主義による洗脳であると、今なら理解できます。「幸せを手放せば幸せになれる」ということも。

    3
    投稿日: 2019.11.03
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    タイトルにビックリして手に取りました。 金子みすずも仰天することでしょう。 表紙のイラストのかわいらしさに油断してはいけません。 読み始めるとけっこうな辛口評論。きつい言葉の上に、自論が語られていきます。 知るべきことを知らない人はバカであり、不幸な人間も基本的にバカ。 バカな自分をバカなままに見つけることが大事ですが、気づくだけではだめで、何をするかが大事だということ。 「バカ」が頻発しますが、ようやくこの辺から変わります。 「何をしたいか」「何ができるか」「何をすべきか」がわかるのが賢い人間だという話になります。 これは「何をしなければならないか」ではないとの注意が入ります。 それは善悪の問題で、その判断基準は神であり、自分ではないのだそう。 なるほど。バカの羅列が消え、ようやく挑発的な表現が薄れてきました。 先ほど、不幸な人間はバカだと語りましたが、それは幸せを求めようとする気持ちがある限り、不幸を感じてしまうのが問題なのだそう。 幸せでなくてもかまわないと気づくと幸せになれるということで、仏教的な考え方が感じられます。 また、自殺の原因は、承認欲求であるため、生きていることに意味がないと知ることで、生きることができるということ。 これもまた仏教的ですね。 挑発的な表現のタイトルから入りましたが、著者が言わんとすることはかなり哲学的な内容だったということに気づきました。

    4
    投稿日: 2019.10.24
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     表紙の絵にだまされた感。  こういう売り方が現在のやり方という事。  宗教観に対しとやかく言うつもりはないが特定の宗教だけが特別だと考えるその思考に嫌気がさす。  せっかく良い事を書いていたとしてもその信頼性に欠けてしまえばもったいないと思うのだが、まぁ信者はいずれにもいるわけで嫌なら読まなければよいのでしょ。

    2
    投稿日: 2019.06.24
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    ”自分自身が思っている自分と、実際の自分自身とがちがうことに無自覚である。これがバカです。” がんばらねば。

    3
    投稿日: 2018.12.16
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    タイトルからして素晴らしい。 金子みすゞの詩も好きだけれど、このタイトルも好き。 表紙カバーもいい。 「君たちはどう生きるか」の漫画版も手元にあるのだが、ずっとそのままで(なんか読む気がしない。自分で買ったわけではない)、それを読むとバカになる、というこちらの方を先に読むことになった。 全ての内容に納得するわけではないけれど、確かにそうだよなと思うことがたくさん書いてあった。こういう考え方もある、とか、そういう考え方をしたらいいんだ、とか、思考が広がった。 いや、バカは考えてもバカなことしか考えないから考えるな、ってことが書いてあるのだけれど。 確かにホントそうだ。 一生懸命になって、疲れている人が多いような気がするから、そういう人が読めば救われるのではないか。いや、納得できないままの人も多いかも。でも、その柔軟性のなさが、その人を疲れさせているんだろう。 最後の構成者の解説は、スッキリ本書の内容をまとめてくださっていた。

    3
    投稿日: 2018.12.01
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    バカバカバカと小気味いい。 バカがバカなりに幸せに生きるためには自他のバカ受容がポイント?良くなりたいという気持ちは承認欲求?必要以上に求めることで自他を苦しめていないか? 生き方の指針がないと刹那的な願望快楽を追い求めて疲弊する(若い内は体力があるから疲弊しない)。 どう生きるかはどう死ぬかを考えること。その側には宗教がいる。

    3
    投稿日: 2018.11.17
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    正直に言おう,まず表紙のイラストに惹かれた。 明らかに『漫画 君たちはどう生きるか』の表紙を意識しているものの,帯には「『君たちはどう生きるか』を読むとバカになる!」とある。 サブタイトルは「身の程を知る劇薬人生論」。一体どういうことか。 「自分の能力をちゃんと理解して分相応に生きるのが賢いということです」 自分をヘビだと勘違いしたミミズは,ある日「カエルを食ってくる」と出て行ったきり,戻ってこない。 「自分にできること」を知らずに生きるとは,そういうことらしい。 著者がイスラーム法学者であり,それを軸に議論が進められるため,イスラームに明るくない私にはあまり理解できなかった。

    2
    投稿日: 2018.10.18
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    殆どの人間はバカである。 ミミズなのに自分をヘビだと思い込んで失敗する。 バカだと自覚することが大事。 ま、こんな感じ

    2
    投稿日: 2018.10.03
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    イスラーム入門とかを書いてる人の本。 イスラムでは、存在するだけで神から承認されているものとされる。 進行し、神に承認されていれば承認欲求はなくなる(?) わからないものがあると教えるために古典があった。 今の教育は、わかってもいないのにわかっていると感じさせてしまうからバカを量産しているだけ。 民主主義はどこにも存在しない。あるのは制限選挙寡頭制。 ニュースにして騒ぎ立てるからテロが起きる。ニュースにしなければ誰もやらない。 何をしたいか=快感原則 何ができるか=現実原則 何をすべきか=超自我 自己認識が、ずれている人がバカ。 自分をヘビだと思っているみみずがバカ。バカだから不幸になる。 あなたに辞められたら困ります、は褒め言葉じゃない。自分に代わる人間を育てられなかったという意味で有害な人間。 この人に言わせると8割の普通の人はバカで、残りは狂ってる人。笑 言葉を暴力に変換する回路を自分でつくっているからそうなる。 なんかすごく横暴な本な気もするけど笑、あなたはできる、人とは違う価値がある、と言われ続ける類の本に比べてなんか発想が自由に(この本では、制限のない自由なんかないって書かれてるけど)なる気はする本。 なんか言ってるようで何も言ってないものよりはだいぶ良い。

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    投稿日: 2018.09.24
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    世間一般に流布しているバカの言説を一掃してくれます。 一読しただけでは消化しきれませんが、すごいことを言っているのは分かる。 読後感としては、心がふわっとして、楽になります。 イスラームの考え方に則り、現在の日本に蔓延している、ミミズに向かってお前はヘビだと言うような、バカを生み出す言説を打ち砕いてくれます。 社会という枠組みで考えるから、自己啓発のような勘違いが生まれる。 宗教という枠組みで考えると、答えはないだから、人間に生きる資格や生きる権利など初めからなく、がんばらなくてもいいということがよく分かります。 大ヒットとなった「君たちはどう生きるか」に関して、かつては、そこで語られるような自己啓発的なものが少数派だったから成り立っていたが、今はかつての多数派の言説であったものが少数派になっており、逆にそちらのほうがコペルニクス的になっている。 だから、諦めて、長いものに巻かれるのが、大多数のバカにとっては幸せなのである。 本書の中では、「ツイッター」「ONE PIECE」「男はつらいよ」「キングダム」「宇宙兄弟」など、サブカルや漫画についての言及も面白いです。 みんなちがって、みんなダメなのだから、自分の身のほどを知って生きることが今の時代には大切です。 自分が何をしたいのか、自分は何をできるのか、自分は何をなすべきか。 自分の身の丈に合ったことをなせばよいことが分かり、心が楽になる一冊です。

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    投稿日: 2018.09.20
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    ツイッターで「〇〇礼拝だん」と淡々と呟くハサン先生。以前から気になっていましたが、今回初めて読んでみました。 自己肯定感の低さと、それと裏腹に生じる自己承認欲求の強さというのはたしかに現代の病理だと思う。 それは、資本主義・リベラリズムが生んだファンタジーに洗脳されているからだ、というようなお話。 まずイスラム教的には、生まれてきた時点で承認されているから、承認を求めるのは無意味ということがあるらしい。これは自己啓発系の方々が好む「だからあなたには価値がある」という言説に繋がっていきそうだけど、もちろんそんなことはなく、「だから自己実現など無意味な努力はやめておけ」というところに繋がっていく。 仏教ではなかなか到達しづらい、じゃあ実際この社会をどう生きていったら良いか?という部分を改めて考えるのに良い材料になると思った。というか、その、バカが下手に「考える」のは、頭の中でこねくり回すだけでなんの意味もないからやめろっておっしゃっているんですね、そもそも。

    4
    投稿日: 2018.09.05