
総合評価
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powered by ブクログ10代の時に買った本ですが、30代も後半になって改めてこの小説を読み返すことで違った視点で内容を感じることが出来ました。今改めて思ったことは同じマンション内での話とか日常の中にもそれぞれ違った人生の歩みがあること感じました。
1投稿日: 2025.04.12
powered by ブクログどの話も読みやすく想像しやすく、愛を感じやすかったです。切ない愛、悲しい愛も分かりやすく表現してあり、楽しい短編集でした。 あと二冊ある恋愛短編集も読むのが楽しみです。
7投稿日: 2024.10.24
powered by ブクログフリーマーケットで見つけ、石田衣良さんの本を読んだことがなかったので買うことにしました。 最近読んだ短編小説は、最後まで読むと実はすべてつながっていて…というものに多くふれていたので、今回のようなそれぞれ独立した作品を読むのもよいなと思いました。(舞台は神楽坂の高層マンションで共通。) それぞれの主人公に共感できることがあったり、なかったりして、愛ってなんだろうと考えさせられる作品でした。
37投稿日: 2024.03.03
powered by ブクログ「IWGP」で有名な石田衣良氏の恋愛短編小説集。わたしはこれが初めて手に取った作品だったが、どうやら三作目らしいということを著者のあとがきで知る。率直に感想を言えば、とても好みの一冊だった。ぜひ次の機会に他の二作も読んでみたいと思う。 神楽坂に建つ三十三階建ての高層マンション「メゾン・リベルテ」を舞台に展開される十篇の物語。日本語で「自由の家」と名付けられたマンションで暮らす人々の実情は、鬱屈とした不自由さに満ちている。経済的に豊かで、誰よりも空に近い場所で開放的な生活を送っているように見えるのに、そうではない。なんとも皮肉である。ごく一般的な庶民のわたしは、時折都心に聳え立つタワーマンションを見るとそこで暮らす人々の華やかな生活を勝手に想像して憧れたりしているが、「メゾン・リベルテ」の住民たちのように、実際は彼らにも彼らなりの不自由が存在するのかもしれないなどとも思う。 表題作「愛のいない部屋」は、DVを働く夫に悩む妻・愛子の物語。八歳になる娘は、父親が母親に暴力を振るうたびに泣きながら止めに入るが、当然のことながら彼女の力は及ばない。翌朝、昨夜の暴力の痕が顔に生々しく残る母親に、彼女はこう呟いて登校に向かう。「ママ、がんばってね。いってきます」。このシーンで描かれる、赤いランドセルを背負った娘を見送る母親の心情描写はひどく重たい。夫のDVは物理的なものばかりでなく、鋭い言葉でも愛子を責め立てる。「お前を生かすも殺すも自分次第だ。専業主婦のお前が、子供を抱えて一人で生きていけないだろう。誰のおかげでこんな家に住めると思っている。」……。物語の大半がそうした愛子の苦痛の日々の描写に割かれているからか、読んでいる最中はかなり胸が詰まる思いがした。 だからこそ、心身ともに疲労しきった愛子が、マンション内のロビーで出会った小粋な老女・咲との出会いによって希望を取り戻す展開に”救われた”気がする。「愛子さん、あなたは終わったと思っているけれど、まだ何も終わっちゃいないのよ。だってあなたは自分のことをかわいそうだと思っているだけで、何も自分で始めていないんだから。自分の力で生きる。女にはみんなその力があると思うんだけどね。」そう話す咲という女の人生もなかなかに波乱万丈だ。初婚でDV夫を引き当てて離婚した後、不倫関係にあった男との子供を出産し、一人で育て上げている。そのうえで再婚。連れ添った夫に先立たれ、今はリベルテで気ままな独居暮らしを謳歌している。”先人”の言葉ほど説得力のあるものはないだろう。 「由梨絵はこれからなにがあっても、ママと一緒にいてくれる?」と問う愛子に、賢い八歳の女の子はすました顔で言う。「なにいってるの。わたしがいなくちゃママはダメじゃん。」愛子と夫と娘の由梨絵、この三人が暮らす部屋には確かに「愛がいない」のかもしれない。けれど、これから新たな一歩を歩もうとする愛子と娘の帰る場所はきっと「愛がいる」部屋になるはずだ。そう思いたい。 以下、印象的だった話のメモ書き。 「空を分ける」 友人の紹介で知り合ったちょっとイケてる男性とルームシェアを始めることになった主人公。一昔前の月9のドラマみたいな設定だが、話自体もそんな感じで進む。悪く思っていない男性とひとつ屋根の下で過ごしているうちに好きになっちゃう。今まで男性側に恋人がいたせいで踏みとどまっていた一線を、酒に酔った彼が漏らした破局の知らせで踏み越えようとしてしまう……みたいな。ふたりが住まう十九階のベランダから見える空が主人公のお気に入りという設定があるのだが、それを受けて綴られる失恋の描写が綺麗なのでここで引用しておきたい。「この空をふたりで分けることは結局出来なかった。明日からはほんとうにただのルームメイトに戻るのだ。」 「いばらの城」 毒親(母親)から自立し、バリキャリウーマンになってもなお囚われている主人公・美広の話。女性一人で内見に行くと不動産屋にナメられるって聞いたことあるけどあれってマジなのかなあ。終生住まう”城”(マンション)の購入を決意した美広。理想の住まいを求め、恋人を引き連れて候補の物件の内見に向かうが、恋人は終始浮かない顔。一通り内見を終えた美広は、最後に見学した「メゾン・リベルテ」の奇妙な魅力に取りつかれてしまう。購入への気が逸る美広に、恋人は言う。「美広、ぼくと結婚しないか。ぼくたちは付き合って二年になるし、二人ともいい歳だ。共働きならもっといいマンションが買えるよ。」思いがけないプロポーズに心が打ち震えるものの、「女王」である母親の呪縛から逃れられない美広は、やはり恋人との結婚を選べず、独身でのマンション購入を選択するというもの。母親から「価値がない」と言われ続けて育ったせいで、好調な製薬会社で役職を持ち、人が羨む裕福な暮らしをしていてもなお、美広は自分を認めることができない。誰かを愛し、愛されることへの実感がない。それがとても切なく感じた。生育環境ってやっぱり大事だよ。 「ホームシアター」 出世街道からすっかり外されて窓際社員となり、定年までのカウントダウンを細々と過ごしている五十代の父親と、十七歳で高校を中退し、四年間ニートになっている息子。互いに場所は違えど、閉塞感に満ちた現状を過ごしている。父親はさておき、息子の描写を見ている限りは心の病っぽくて、ホームケアの限界を感じた。正直なところ、一度福祉に繋げたほうがいいような気がしてしまった。 「興味のあることならまじめに集中できる。無理してでもやり遂げる気持ちもある。でも、誰か他人とうまく調子をあわせることが僕にはできないんだよ。人から見たらどうでもいいことで引っかかったりして、全然先に進めなくなったりする。誰にどんなふうに見られているかって想像するだけで、胸が苦しくてたまらなくなるんだよ。」健常者からしたら何を甘えたことを、とぐずついているように聞こえるかもしれないが、これが多分本人の包み隠しのない本心なのだ。先行きのない子供の将来に親が苦しむように、子ども自身もきっと自分のにっちもさっちもいかない現状に苦しんでいる。 部屋の外で嘆く母親を他所にして、父親が最後「働かなくても、学校に行かなくても、仕事を探さなくても別にいいじゃないか。なにがニートだ。要するに全部、経済のものさしで人を計っているだけだろ」と開き直ったのが清々しい。「おまえはゆっくりと自分の生き方に悩めばいい。五年でも十年でも、とうさんが元気なうちはいくらでも迷って苦しんでいい。おまえがくうくらいならどうにかなる。日本の経済に役立つ人間になんかならなくてもいい。すすむ道が決まったら、金にならなくていいから、自分が満足できるだけ働くといい。おれはいつだっておまえのそばにいてやるからな。」問題の解決には何一つ至っていないけれど、くよくよ悩み続けるよりはいい。少なくとも、行き詰った子供にとってはこれほどない救いの言葉であったと思う。 「落ち葉焚き」 お互いにパートナーに先立たれた高年齢の男性と女性の恋愛の話。男性の娘(既婚・子あり)が主人公の家に押しかけてきて「ふたりともいい歳してみっともない!お父さんはお母さん一筋の真面目でいい人だったのに、あなたのせいで狂ってしまった!」と泣きながらまくしたてるシーンは「おお……」となってしまった。ちなみにわたしも数年前までは高齢の男女の色恋についてはちょっと否定的な見方をしていたが、今は別にいいんじゃないか、とどちらかというと肯定派に立ち返っている。とにかく人生は長い。(むしろ長すぎるくらいに思う。)なので、他人に迷惑をかけない範囲であれば、どのように過ごそうと各々の自由なのではないかと思う。しかも今回のように夫や妻と死に別れ、子どもも既に独立しているようなパターンだったら、よりしがらみなく第二の人生を歩める気がするのだが、どうだろうか。 「本のある部屋」 スナックで出会った高給取りのおじさんの愛人をやっている主人公。メゾン・リベルテの一室を与えられているが、そこは不義に満ちた愛の部屋……なんて色っぽいことは全くなく、借主の趣味の本に囲まれた一室だ。主人公がここですることは一つだけ。帰宅してきた家主をスーツで出迎え、そして、彼が選んだ本「モンテーニュ随想録」を朗読する。彼女の声質は癒し効果があるようで、おじさんは彼女の朗読を聞くと日々の苦痛を忘れ、リラックスできるとのこと。斬新な関係である。こんなアルバイトだったらちょっとやってみたいかも。 余談だが、名越康文氏の文末の解説も良かった。日本人は明治期以降、外国から飛来した「愛」という言葉や概念にひどく毒されているのではないか、という問題提起が含まれている。「愛」というものが輸入される前の日本人は、そうではない言葉で自身の気持ちを伝えようと、そして他人と心を通わせようとする努力を怠らなかった。しかしその中身をよく考えようとしないまま、今では「愛してる」というセリフ一言でインスタントに語ろうとする。また、その「愛」そのものだって、いつも正しく清純で素晴らしいものだとは限らない。それは時に支配であったり、不安であったり、呪縛であったりといかようにも変容する。ただ、日本人は「愛」をいつも正しいものであろうと信じようとする。それこそが「愛」という言葉に考えを支配されていることにも気づかずに。……そうした鋭い指摘が続くが、中でも『「愛」を免罪符のように振りかざし、自身の未熟さをごまかし、相手との関係を編みなおそうとする努力を放棄している。』これがかなり痛烈な一文であり、痺れてしまった。 「愛のいない部屋」とは言うけれど、そもそもその「愛」の中身ってなんなのか?考える余地がまだありそうだと思う。
2投稿日: 2024.02.20
powered by ブクログ全く内容と関係ないけれど、一冊の本の中に、自分の名前と、夫の名前と、彼の名前が出てきて、なんかびっくりした。
1投稿日: 2024.02.11
powered by ブクログ10個の短編集でとても読みやすく読後感も良い。 色んな人間の色んな人生を生々しくもとても正直に描かれている。 感じ方は色々あると思うが主人公が己の善悪全てを受け入れて生きていく力強さが感じられる。 兎に角とても読みやすい。
4投稿日: 2023.12.04
powered by ブクログ高層マンションに住む、愛のいなくなった恋人たちをテーマにした短編集。何かが始まったり終わったりする予感がするところでどの話も終わってしまうから、なにか大きな感情を感じたい人にとっては物足りないかもしれないけど、停滞した淀みが流れ出す瞬間はちょっと気持ち良い。
1投稿日: 2022.12.26
powered by ブクログ初めは物語が始まりそうな予感で短編が終わるの繰り返しで少しモヤモヤしていたのですが 途中から、これは色んなストーリーの始まりのワクワクや、ここからどうなるんだろうの詰め合わせなんだと感じ そこからは、どんなストーリーを覗かせてくれるんだろうと期待して読んでいました。 読後は、あぁ、これが石田衣良の世界なんだよなと妙に納得してしまう一冊でした。
0投稿日: 2022.05.17
powered by ブクログ神楽坂の高層マンションに絡む人たちのラブストーリー。十人十色の恋愛は当たり前なのだけど、それぞれのストーリーを読むと、その振り幅に改めてう〜んと考えてしまう。 表題作「愛のいない部屋」での咲さんの言葉で、自分の幸せは自分の納得する方向に自分で切り拓いていくものなのだと…響いた。 ウクライナの避難される方々の報道を毎日見るから余計に響いたのかもしれない。
9投稿日: 2022.03.21
powered by ブクログ自然と、物語の主人公を自分に置き換えて深く考えてしまうことが、読んでいて何度もありました。 「自分もいつかこうなるのかなぁ、もしもこういう状態になったらどうするかなぁ。」と考えずにはいられませんでした。 そういう風に考えて心が暗くなりましたが、登場人物の言葉に救われたり希望をもらえたりして、この作品を読む前よりも元気に前向きになることができました。 頑張ろうと思える、力をもらえる作品です。
0投稿日: 2021.09.16
powered by ブクログハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、それぞれこ主人公たちの日常が短編で詰め込まれています。初めは、え!これで終わり?と思ったものの、読み進めるにつれ病みつきになりました。世の中には色んな"部屋"があり、それぞれに色んなストーリーがあることを感じました。恋愛小説や恋愛映画など色んなストーリーがあるけれど、私たち自身にも、周りにもたくさんのストーリーがあるんだろうなぁと思いました。
0投稿日: 2021.01.04
powered by ブクログ☆2と☆3の間が欲しい。人の心や生活にスポットを当てたこういうお話好きなんだけど、向田作品をいくつも読んだ後だと霞んでしまう。一番いいなと思った描写は解説の名越さんの「マッチョな意見」という表現でした。
0投稿日: 2020.07.25
powered by ブクログ短編集。一つ一つ寂しさを感じる話ばかりで、最後にはどうしたらいいのかとか、その後幸せなったのかなとか…気になる話ばかりでした。
0投稿日: 2019.06.24
powered by ブクログ神楽坂の高層マンションの住人のそれぞれの恋愛の形があって、自分にとってはみんな他人でもみんなそれぞれに違うと改めて感じられた
0投稿日: 2018.03.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
端的に言うと良かった。 全ての作品に女性への優しさ、リスペクトがあるから好き。 中には共感出来ない作品もあったけれど今後の人生を色々考える時間になったな。 特に好きな作品は『落ち葉焚き』。世代でもないのに泣きそうになった。娘さんと同じ立場になったら絶対受け入れようと思った。 『魔法の寝室』も好き。 1冊の中で一番刺さった言葉は『愛がいない部屋』の「あなたはずっとわがままなんていってないんでしょう。女はそれじゃあ、ダメよ。」本当にそう思う。そう思っていた中でこの一文を見つけてやっぱりな、と寂しくも嬉しくなった。私も変わらなきゃな、と思えた。
0投稿日: 2018.02.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
神楽坂の高層マンションの住人を舞台にした恋愛短編集。恋愛の形、家族の形は、本当に様々。上辺だけでは、誰もが幸せに見えるのに。心はあちこちと揺れていたり、苦しんでいたりもする。高層マンションに住むというのは憧れでありながらも、実のところ、中身は憧れの世界でもないお話がちりばめられています。短編なので、サラリと読めます。ただし、残るものは少ないかもしれません。 【愛】をテーマにした物語。それぞれの生き方で【愛の形】は違うということでしょう。 「落ち葉焚き」では、老後の生き方、恋はいつまでするのかを考えさせられる。不倫を繰り返す主婦の話「夢の中の男」は、奥深いものがあります。女性の心の闇が見え隠れする。 一番好きなのは「ホームシアター」ニートの息子と父親の繋がり。ホロリとくるセリフも。
2投稿日: 2017.11.25
powered by ブクログ夫のDV、セックスレス、不倫、妥協の結婚、などなど。全く違うようで似ている人間たちが同じ神楽坂の高層マンションに住んでいる。 250ページと読み易く、時間が無い人にもオススメです。
0投稿日: 2017.09.15
powered by ブクログいろんな夫婦がいて、いろんな愛のカタチがあって、でも冷めているような感覚。それでも忘れられないのが愛。愛とはなんだろうかと改めて考えさせられた。
0投稿日: 2017.07.17
powered by ブクログどうせお洒落な酒飲んでお洒落でウィットに富んだ会話をしてセックスするんだろーとガンガン色眼鏡かけて読みましたが(すみません)、そうじゃありませんでした。 大人のちょっとビターな恋愛短編集。こういう方が好き。
0投稿日: 2017.04.02
powered by ブクログ【 #愛がいない部屋 読了】 十の物語からなる短編集。 . いわゆる、俗に言う一般的な『愛』。 つまり、 『恋愛や夫婦愛を無くした、または、無くす』 という話が殆んどなんですが、 その恋愛バッドエンドの中に、 また違う定義の『愛』、 なんだろな、、、『人間愛』とでも言っときますか、、、。 それを感じる作品でした。 『愛がいない部屋』というタイトルの本で『愛』を知る。 不思議な体験です。 . それにしても、 以前の僕なら『失恋話集』ってだけで片付けてたかも知れません。 でも、その奥にある物を感じ取れた。 読書に慣れたってものあるでしょうけど、 恐らくは歳喰ったてのがデカいでしょうね、、、。 冗談じゃねーぞ、、、まったく。 勘弁しろよ。 ( ;`ω´)
0投稿日: 2016.10.19
powered by ブクログ一見サラサラとした感じの短編集。 やってんけど、最後の解説でタイトルに繋がって うまいなぁー!って感じた☆ のに、あまり内容思い出せない。悲しい。
0投稿日: 2016.06.03
powered by ブクログ短編集 最初の話、切なすぎる 男の考えていることがわからない 男女で恋人でもない限り、同居とか絶対しないだろ普通
0投稿日: 2016.05.25
powered by ブクログ久々の石田衣良さん〜。 一番最初「空を分ける」を読んだ途端に ちょっと絶望した。 「恋人でも男と女がルームシェア?しかも男には彼女がいてって、そりゃないぜ石平さん!」みたいな。笑 現実味が無いからあまり体に染みてこずそれを乗り越え、次からはやっぱり嫌いなようで惹かれてしまう石田衣良節が続いた。 前も書いたけど、この人、なんでこんなにリアルな女心を書き出せるんだ?性的描写もドキドキするくらい女性目線。こんなことに気付きながらこの人は青春を謳歌してきたのか? 怖すぎる!!笑 でもやっぱ気になる!
2投稿日: 2016.04.30
powered by ブクログサラッと読める短編集、共感できるところの沢山ある作品でした。 [落ち葉焚き]は63才、夫を亡くした女性の恋愛は切なくて、[指の楽園]は15才も年下の男性への淡い恋、10話入っていますが、どれも良かった!
0投稿日: 2016.04.07
powered by ブクログ茂人!!すてき!いばらの城。 さらーと読むにはいいかなぁ。いばらの城なら何度読んでもいいかもしれない。
0投稿日: 2016.03.20
powered by ブクログ2016/02/16読了 読了までに多少時間がかかってしまったが...石田さんの書く短篇小説は読みやすさだけではなく、心の奥底に石を投げかけるようだ。 読者に何かを問う。それが恋愛をベースにしながら、子育てや雇用や社会の問題、不倫や恋愛や家族問題、そんな「核」を登場人物に添えて送り込んでくる。そんな感じだ。 今回は高級マンションーいわば人生の成功者が住まう領域をテーマにしているが、そこにはかならずしも「幸福」があるとは限らず、むしろ人々はその反対側にいる。 悩みを持ち、それぞれの「幸福」の領域に疑いを抱いている。 それらのアフターが老女だったりマッサージ氏だったり、カーテンやインテリアだったりする。アフターや展望もなく、もやもやを抱きその日を終える人もいる。 幸福の建物で幸せを感じていない人物らが 救われるのか そうでないのか その一切は、本書には無い。 しかしその物語のその後を想起させるのが石田衣良さんなのであろう。 「幸せ」が外見だけでは判断できないように 「愛」というものが善良なものであるとも限らない。 幸福、成功、それらが「良い」ものか否か 当人しか分からないものを読者が噛み砕き、それぞれが昇華して物語は完成するのだろう。
0投稿日: 2016.03.06
powered by ブクログなんとなく切ないが少しだけわかる気がする夫婦生活。いろんな夫婦の形があるとは思うが、どれが正解で自分の幸せの形がどんなものか? なんて、それぞれの夫婦によるわけで。。。 なんとも言えない複雑な一冊でした。 全編同じマンションに住む夫婦の一コマで成り立ち、出来たらそのそれぞれがシンクロしつつ交わって欲しかったな。 と、思う私でした。
0投稿日: 2016.01.27
powered by ブクログ「人生の半分が終ったとはいえ、女なんてカンタンだ。ちょっと気になる異性のひと言で、幸福な気持ちで眠りにつけるのだから」 …男も同じならば いいけど 「男と女って、最後までいくと、急にむずかしくなる。」 …ホント そうだね
0投稿日: 2016.01.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
神楽坂の高層マンションを舞台に紡がれる人生のかたち。ハッピーでないはなしがほとんどの、苦かったり虚しかったり。『いばらの城』と『愛のいない部屋』がよかったかな。
0投稿日: 2015.11.24
powered by ブクログ恋愛に関する短編集。素直になるのも簡単じゃないし、表に出てることがすべてでもない。自分の気持ちに本人が気づいてないことも多い。
0投稿日: 2015.11.14
powered by ブクログどの話もスッキリとはしない。ドロドロしていても妙に透き通っているので、やっぱり男性の描く女性だよなぁ、という気がした。石田さんから見て、女性はなんだかんだ言っても、強くてしたたかに見えているんだろうなぁ(いい意味で。 せっかく舞台が同じマンションなのだから、ほかの話とリンクさせるような話があってもよかったのじゃないかな。
0投稿日: 2015.05.31
powered by ブクログどれも印象に残らない話ですっきりしなかった。 官能小説のような話もあったりと、世界観が自分には合わなかった。
0投稿日: 2015.05.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
神楽坂にある高層マンションを舞台に繰り広げられる人間模様。恋を中心に、そこに住む人のいろいろな顔や感情を見ることができる。決して他人ごとではなく。 近くにあるのに、遠い相手の感情。 悩むは尽きることはないね。
1投稿日: 2014.10.14
powered by ブクログ神楽坂の高層マンションを舞台にした短編集。 婚約破棄をされ、ルームシェアを決めた女性、夫婦間にもやもやを抱えた専業主婦、DVに悩む主婦…etcと皆、大証の問題を抱え悩んでいる。 ―どうして愛はいつも、悲しみに変わるんだろう。 帯のキャッチコピーにあるとおり、どの話も愛についての話でありながら悲しい。 愛が深ければ深いほど、そのバランスが崩れた時の悲しさは深いのだということを一つ一つの作品から感じます。 愛ってなんだろう、と苦い気持ちの残るお話でした。
0投稿日: 2014.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「スローグッドバイ」「1ポンドの悲しみ」の後に読みました。 前2冊は明るい気持ちで物語は終わるけど、これはそんな終わり方をしない話もあります。 あまり印象に残らないけれど、優しい雰囲気に包まれて心地よい感じが好きだったので、今回は少し違和感を感じました。
0投稿日: 2014.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
神楽坂の高層マンションを舞台にした恋愛短編小説。 読み始めてすぐに失敗に気が付きました。残念ながら自分の趣味ではないですね。好きな人もいるんでしょうが、少なくとも中年男向きではない(笑)。石田衣良は他に読んだ事ありませんが、こんな感じなんだろうか?
0投稿日: 2013.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この作者さんの恋愛短編を読むのは、初めてでした。 というか、読んだこと有るのはアキハバラ@DEEPという素晴らしきオタク世界の文章だけで、まさかこの作者さんが恋愛小説を書くとは思えなかったから、ちょっとびっくりでした。 しかも、そっちの方が数が多いんですね。 なんというか…… そこまでオタクでもなく、何となくオタクよりの立ち位置に立っていて、そこまでオタクにもなれない私には個人的には、知識の宝庫だったのでアキハバラ@DEEPはかなり好きだったんですが、この話は微妙……かなあ……。 短編は、同じマンションを舞台にいろんな主人公が入れ替わり立ち代わり。 いい恋愛だったり、とてもいいとは思えなかった恋愛だったり。 でも、それに「答え」はなくて、何が正しいとも間違いとも言い切れない。 そういう話でした。 「正しい」って難しいですよね。答えなんて何もない。 それが正しかったなんて、わからない。 後になって、それが「正しかった」なんてわかっても意味がないんだよなあ……って思ってたり。 個人的には、もっとこの人の個性を生かした文章を読みたいなあって思うんですが、まあでも、恋愛は永遠のテーマなので、しょうがないかなって思います。
0投稿日: 2013.10.09
powered by ブクログあるマンションを舞台とした短篇集。なんとなく共通点としてどの登場人物もどこか冷めているような印象を受けた。本気で誰かに向いていないような、そんな人たちのそれぞれの部屋での物語が少し物哀しい雰囲気だったように感じた。
0投稿日: 2013.08.01
powered by ブクログ石田衣良の作品を続けて手に取ってみました。 設定は、誰もがあこがれる都内高層マンション。たくさんの人が住んでいるんだから、たくさんのストーリーがあるんでしょうね。。。10の短編ラブストーリー。
0投稿日: 2013.07.25
powered by ブクログ1話ずつ1話ずつ思い出しては手に取るように読んでいたから記憶が曖昧なのだけれど、石田衣良さんの、あとがきがとても温かくてよかった。
0投稿日: 2013.07.23
powered by ブクログ読み終わると、神楽坂を歩きたくなる一冊。くよくよしても、腐らない。それが人間の強さかもしれない、などと思ったり。
0投稿日: 2013.06.21
powered by ブクログ以前一度読んだことがあった。 気づかずに、本棚から手にしていた。 多分、石田衣良の本としての記憶ではなく、誰かから聞いた日常のお話としてのように記憶していたのかもしれない。 マンションを舞台に、各階の各部屋の人たちのお話。ありふれた題材だけど、みんなちょっとずつ傷ついていて‥。 なんで石田衣良って女性的なんだろう。作家さんてそうゆう人が多い。
0投稿日: 2013.05.14
powered by ブクログ10人の女性と10個のラブストーリーの短編集 「落ち葉焚き」連れ合いを失くした老人達の恋。いくつになっても恋をすると素敵な気持ちになれるものです。 「空を分ける」男女でルームシェアをするお話。女性はだんだんと男性に想いを寄せていくが、男性はそれになびかない。ルームシェアする時には素敵な人か全く興味ない人とするのがいい?
0投稿日: 2013.04.04
powered by ブクログ石田さんは、きっと女性にすごくもてるんだろう。 女性の話に耳を傾け、相手が満足するまで、話を聞いてあげている、そんな気がするお話でした。 人の弱さに対する偏見がない。その弱さに直面した人々の、ちょっぴり、寂しかったり暗かったりするお話。いつもみたいに、石田衣良ハッピーエンドなワールドではなかったけど、人生には悪い面もあるということで、こういう作品ありなのかなと思った。
0投稿日: 2013.03.24
powered by ブクログ舞台設定は面白い。 いろいろな世代のいろいろな形の恋愛。 綺麗じゃないし幸せでもない。 でも体温のある話たち。
0投稿日: 2013.02.27
powered by ブクログ神楽坂の高層マンションに住む人々を描いた短編集。 世の中には色々な人が暮らしているのだな と改めて実感。 女性の視点で書かれている作品も多いのだが、 やっぱり石田衣良さんは男性だなって感じる。
0投稿日: 2013.01.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
恋愛短編集。神楽坂を舞台にした高層マンションに住む登場人物たちの悲喜こもごものお話しです。 いつも電車の車窓などから見上げるマンションには、一体どんな人たちが住んでいるのだろうと思うことがあります。 豪華な装飾を施した立派な建物だったり、まるでコンクリート製のミツバチの巣箱の様だなと思ったり… 本作では、IWGP(池袋ウエストゲートパーク)シリーズの様な疾走感はないですが、代わりに人間の内心を深く切り取った深みのあるお話しになっています。 瀟洒で華やかな建物の外観とは違ってそこに住む人たちの誰にも言えない心の闇であったり、出口の見えない男女関係であったり、思うように生きられない心の葛藤を描いています。 これを読んで自分の悩みと重ね合わせ共感する読者も多いと思いますが、その中でも石田氏はきちんと私達を問題の解決へと導いてくれています。 ある時は自分自身の気づきであったり、またある時はこじゃれた老婦人の導きであったり…です。 神楽坂は、新宿区にある坂道の住宅地で大正時代には花街として盛えた場所でもある様ですね。 神輿が重くてこの坂を上ることができなかった時、神楽を奏すると容易に上ることが出来たのが地名の由来となったとか。 筆者は過去この地に住んだ経験から物語の舞台に選んだとのことですが、付近の様子がよく伝わってきます。 全10編、スキマ時間の読書でしばし日常から離れ、人間関係の機微や登場人物たちのその後に思いを馳せるのも良いかもしれません。
1投稿日: 2012.12.27
powered by ブクログ神楽坂の高層マンションの住人、それぞれの生活。 家族で住む人、女性一人で買おうと考えてる人、カップル、共働き、様々な背景。どの短編もまだ課題は残ると言った感じで、明るい兆しなどは見えない。みんななんらかの形で折り合いをつけようとしている。それが人生?!
0投稿日: 2012.12.10
powered by ブクログ都会の高層マンションを軸とした短編集。 住民や住民になろうとしている人達 それぞれの背景・人生がある… 誰もが羨む高層マンション、 しかし住民はなんらかの悩み・問題を抱えている。 この対比にリアリティを感じます。 う~ん、どうやら私はこの作家さんは苦手っぽい(笑)
0投稿日: 2012.12.07
powered by ブクログ一つの高層集合住宅で暮らす人々の短編集。 スローグッドバイや1ポンドの悲しみのようなものを期待していたからか少し物足りないものの、ひとつひとつの作品はそれぞれ読みごたえあり。 母からのトラウマで誰かがずっと自分のことを好きでいてくれる自信がなくて、結婚に踏み切れない、いばらの城。茂人が男前。 指の楽園、会話や関係性が好きでした。 表題作、愛がいない部屋。 重いテーマを優しく描いた作品。由梨絵ちゃんの存在が一番の救いだなぁ。 空を分ける/魔法の寝室/いばらの城/ホームシアター/落ち葉焚き/本のある部屋/夢のなかの男/十七カ月/指の楽園/愛がいない部屋
0投稿日: 2012.11.08
powered by ブクログ久々の石田衣良作品。 恋愛短編集第三弾。 「神楽坂のマンション」 という『場所』をテーマに これだけの話を書き上げた著者にまず脱帽。 結構レビューの評価は低いんですが、 個人的には当たりでした。 決してハッピーエンドだけで終わるでなく、 何か余韻と含みを残した、グレーな結末を迎える… こうした物語のトーンが、自分が知ってる 神楽坂という街にふさわしい気がするからかもしれませんね。 で、将来は絶対神楽坂に 住むと決意しました。早稲田近いし。まあ単純。 文庫本なら買いでしょう。 オススメ。
0投稿日: 2012.10.10
powered by ブクログ神楽坂に建つ「メゾン リベルテ」自由の家のいう名の高層マンションに住む人々のお話。 よくある短編集だったが誰しもが当てはまる話ばかりでとてもリアルに感じられた。 子育てをしている身として「十七ヶ月」は自分のことのように心が痛くなり距離感がいかに大切か改めて考えさせられた。 最後の「愛がいない部屋」では自身の経験と繋がる箇所が多く苦しくなる作品だった。愛子が涙すればわたしも涙したりして… ただ哀しいまま終わるのではなくどこか希望がある。だからまた読みたくなるのかもしれない。
0投稿日: 2012.09.23
powered by ブクログ神楽坂に建つ高層マンション「メゾン・リベルテ」を舞台に、そこに住む人々のドラマを描く連作短編集。 ルームシェアの相手に想いを寄せる女性、母親の呪縛で結婚に踏み切れない女性、ニートの息子を抱える父親、60歳を超えて新たなパートナーとして出会ったカップル、待望したはずの子供を前に途方にくれる母親…。どれもどこかで聞いたような話なのに、逆にそれがリアルな印象を与えて物語に思わず集中してしまった。最後に収められた表題作の「愛がいない部屋」もそう。夫のDVに苦しむ女性が同じ過去を持つ老女に初めて胸のうちを明かすという(ネタバレ御免)いたってシンプル、いたってありそうなストーリーなのだが、主人公の女性と一緒に心の泥を吐き出したような、爽快感が残った。
0投稿日: 2012.09.19
powered by ブクログ解説を読むとよくわかる、「愛」にまつわる短編集。恋愛小説ともとれるが、今を生きる人々が持つ生きづらさにそっと触れてくる、そんなストーリィが多い。作者も言うように、ハッピーエンドで終わった主人公たちよりも、悲しみや苦しさを抱えたまま取り残された人たちを、そっと後押ししてあげたくなるような勇気が湧いてくる一冊。
0投稿日: 2012.09.01
powered by ブクログマンションにまつわる短編集。それこそいろんな人がでてくる。 その切り取り方が、抜群に巧い。そして、この人男の人?と思うほど女性心理にも肉薄していると思う。
0投稿日: 2012.08.09
powered by ブクログかなしいというか、ハッピーエンドじゃないから、アッパーの本じゃない。 さら2読めるのは相変わらず。 いくつかいいね!って言葉があったし、落ち着いて読めるし、やっぱいいね。 そして誰だか知らないけど、後書きがとてもいい。つっぱしってて、勝手に解釈してるんだけど、これくらい突き抜けてくれた方が、なんだそれ!って嫌いな人もいるだろうけど、大ファンもできるだろう。何より心に残る。
0投稿日: 2012.07.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
超高層の集合住宅に住む様々な女性たちの恋愛が描かれた短編集 読んでいたら、苦しくなって読むのをやめてました笑 でも、それぞれの登場人物たちとかぶるところがあってちょっと共感した 一番印象的だったのは「十七ヵ月」 「どの母親も一度はこの子が地上から消え去ってくれたら」 「母親は子どもを産んだというだけで、自分という存在のすべてを子どもに差し出さなければならないのだらうか」 読んだ瞬間、自分もそう思われてたのかなと思う悲しさと同時に、もし自分が親になったらそう感じてしまうのかなと思った。
0投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログ短編集はお風呂で読むのが好き。 ビターな恋愛の纏う空気、と言うのか…それを忠実に描いてくれる石田氏。 でもやっぱりIWGPが最高峰だな~… この中では「ホームシアター」が一番好き。 高校生で不登校になって、働かずに四年過ごしてる長男と、その父親の会話が温かい。
0投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログあるひとつのマンションを舞台にした短編集。 石田さんのお話はどれも読みやすくて、そして軽くてちょっと物足りない…かな。 でも短編はサラッと読めて好きです。 「ホームシアター」が良かったです。 その他のお話もそれぞれ面白く、色々な愛の形があるんだなあと、沁みる年齢の私にはちょっと心が痛かったです。
0投稿日: 2012.05.20
powered by ブクログなんか寂しい。 そういう効果を期待している小説だから、それでよいのでしょうが、、、 高層マンションに住む人たちの日常(結構非日常だが)から愛を探しつつ、でも最後にハッピーエンドになりきらない、といったお話。 描写・コトバ・雰囲気はいいけど、小説としてはちょっと軽いかなあ、と。
0投稿日: 2012.01.14
powered by ブクログホームシアターがよかったかな。これだけ男の人の視点で書いている。どの家族も神楽坂のマンションで都会の優雅な暮らしをしていて、それぞれに苦しみはあるんだけど、なんか違うんだなあという気がする。
0投稿日: 2012.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短編集。悲しかったり、寂しかったり、ラジバンダリ(TM)。 今風な文化的な雰囲気を丁寧に描写している。 「空を分ける」 「魔法の寝室」 「いばらの城」 「ホームシアター」 「落ち葉焚き」 「本のある部屋」 「夢のなかの男」 「十七ヶ月」 「指の楽園」 「愛がいない部屋」
0投稿日: 2011.12.23
powered by ブクログ神楽坂の高層マンションの住人達それぞれの「部屋」にまつわる、それぞれの「愛」のかたち。 自分もエレベーターであったり、挨拶したりする程度だが、同じマンションの人たちにもやっぱりいろんな愛の形があるのかな、と考えさせられた。 衣・食・住とはいうけれど、住は確かに大きな要素だな、と。
0投稿日: 2011.12.04
powered by ブクログ神楽坂のとある高層マンション。 そこに住む人々の様々な愛の形を描いた短編集。 共通するのはその高層マンションくらいで、各々の繋がりはほとんどありません。 気持ちの通う純愛。悲劇的な恋。あるいはそれ以前のもの。 日常発生しうる恋愛が、細々と描かれています。 ものすごく感動するようなお話はないけれど、誰にもひとつくらいひっかかる恋愛があるかもしれません。
0投稿日: 2011.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あまり印象に残らないのが残念 石田さんの作品は. かるーく読書を楽しみたいときに おすすめだな.
0投稿日: 2011.09.23
powered by ブクログ「妙なところで男らしさにこだわるような幼いタイプではなかった」って文に、「ああ、こういう人いるー」と思った。著者、男性なのによく分かってる!
0投稿日: 2011.08.21
powered by ブクログきれいに建つマンションは たくさんの幸せが詰まっているように見える それでも、みんな色んな問題を抱えて生きている 1つのマンションを舞台に広がる オムニバス小説
0投稿日: 2011.07.12
powered by ブクログ読み終わった後の虚脱感というかなんというか、、 タイトルの通り、愛がいない。 色んな家族がいるのに、なんだか寂しい。
0投稿日: 2011.06.15
powered by ブクログ私の知ってる仮面夫婦も、この中のひとつの話だと思えば耐えられる気がする。あと、私は都会のマンションで暮らせない。田舎の一軒家がいいなぁと。これからどういう選択していくか、真面目に考えた。都会のマンション無理。 解説も。『愛』という言葉に縛られていたかもしれない。 どうしようもない状況を変えれるのは自分しかいないんだから。考え方ひとつなんだから。
0投稿日: 2011.06.05
powered by ブクログこの本で読んで欲しいのは、名越康文さんの「愛」に対する解説かもしれない。すごく納得させられた。 石田衣良さんの書く本はエロい描写が多くって、官能小説じゃあるまいし、正直なところ、ここまで表現する必要があるのかな、と感じることはあるかな。 ひとつ覚えておきたいと思ったのは、 「動かずに自分のことだけを考えている人間は、結局自分を憎むようになる」って言葉。 「ホームシアター」はちょっと泣いてしまいました。
0投稿日: 2011.06.05
powered by ブクログ宙ぶらりんのままどうやって生きていけばいいのかわらんけどこのままじゃよくないなという人たちの話やった ことごとく空虚 ハッピーエンド掠ってるようなないようなみたいな 解説がおもしろかった!愛は罪悪だよ 言葉の罪だよ
0投稿日: 2011.05.03
powered by ブクログいつの日か、本屋さんで立ち読みしただけなのに、すごく思い入れのある短編集。 っていうのは、この本を読んで、見込みのない4年越しの片思いにやっと終止符を打てたから。 表題にもなってる「愛がいない部屋」を読んで、ただただ、「うん、終わりにしよう」って思えた。 すごく大事な作品です。ありがとう、石田さん。
0投稿日: 2011.02.02
powered by ブクログ幸せすぎるわけでもなく、不幸すぎるわけでもなく、ちょっとありそうな身近な物語。 こういう語り口は、うまいなぁ。
0投稿日: 2010.12.21
powered by ブクログ神楽坂の高層マンションに住む住人たちの人生を描いた短篇集。 設定がすごくもしろいです。 ハッピーエンドがすべてじゃない。 豪奢なマンションと対比的にすべてのストーリーに影があります。 だけどそれがよりリアルで現実にリンクしていていい。 甘くなくていい★ この本は本編以上に名越康文さんの解説が秀逸すぎました! ほんの七ページで心にずっしりくる文章が詰まってます。 こんなにすばらしい解説、初めてです。 解説がすばらしいゆえ★5つです!
0投稿日: 2010.11.26
powered by ブクログひとつの建物のなかに、たくさんのドラマがあるっていう、 そんな本当に当たり前のことを改めて感じれた一冊。 あとがきに、石田さんが悲しい結末の作品に出てくる登場人物は、抱き締めてやりたい気持ちになるって書いてあるけど、本当にそうだなって思う。ちょっとでもしあわせになってって思う。 空を分ける、のひとも、心のあたたまる出会いがあるといいなって思った。
0投稿日: 2010.10.16
powered by ブクログ石田衣良氏のあとがきの後に、名越康文氏の解説が書かれている。石田氏の本文はもちろん期待を裏切らなかったが、名越氏の解説はより深く石田氏の小説の心髄に誘う。これほど、解説をよんで感嘆したことはない。 名越氏は云う。現代の日本人が人生において怠惰で、身勝手になってしまったのは、国民全体が「愛」という言葉のトリックにひっかかってきたためだ。と あまりにも簡単に使われている「愛」。今一度「愛」の意味を考えてみよう…。
0投稿日: 2010.10.13
powered by ブクログ石田衣良の恋愛短編集の三作目。以前に読んだ『1ポンドの悲しみ』が良かったので期待して購入。 今度の作品は、超高層の集合住宅が舞台。場所は著者が以前住んでいたという神楽坂である。全部で10篇。 『愛がいない部屋』の10編では、まさにそのタイトル通り「愛」という名のもとに、幸せな雰囲気を感じる物語はほとんど出てこない。神楽坂という風情を感じさせる土地で、少々金銭的に余裕がある人々が住めるマンションの中で、いわゆる普通の人々の暮らしが描かれている。 日常的な不安や絶望が各篇に表現され、どんよりとした空気が流れ出ているので、一般的な読者はどこかしらで共感をおぼえるであろう。やはりこれも『1ポンドの悲しみ』同様に身近に感じる作品である。 最後の「愛がいない部屋」のように何篇かは、現状を脱却できるような展開を感じさせるものがあるのだが、これもごく普通の人生に起こりえると思える展開として描かれているのが、現実性を見事に表現している。 全篇通して物語がクライマックスに達する直前で終わっているような感じを受けるので、各篇の今後が気になってしまう。いつか続編を書いてもらいたいものである。 未読の『スローグッバイ』も楽しみになってきた。
0投稿日: 2010.09.24
powered by ブクログ『スローグッドバイ』 『1ポンドの悲しみ』 に続く恋愛短編集第3弾。 今回のテーマは神楽坂の高層マンション。 今までの2作とは違ってほとんどが悲しい恋愛。 読んだ後は切なくて心に穴が開いた感じ。 恋愛している人にはオススメしません。笑 結婚を憧れている人は考えが変わるかも… *いばらの城 *ホームシアター *指の楽園 *愛がいない部屋 が印象的でした。 大人になったら共感できるのかな~? 今のあたしにはちょっと考えられない。 愛って難しい!
0投稿日: 2010.06.22
powered by ブクログ同じマンションの中での人々の形 石田衣良の作品は、何故こんなにも女性の気持ちが分かるんだろうという心理描写が魅力だと思う。
0投稿日: 2010.05.16
powered by ブクログ一気に読んでしまった。他の短編集に比べても寂しい話が多かったが、あとに引く。またゆっくり読み返したい。なんで石田衣良は女の人の気持ちがこんなに分かるのだろう…
0投稿日: 2010.05.15
powered by ブクログ誰もが憧れる高層マンション。そこに住む愛子は、幸せな結婚生活を送るはずだった。しかし、ある日「愛」は暴力に変わり――短編集。あるマンションに越してきた人たちの物語。どれもすんなり入ってくる爽やかさなんけども、うーん。ガキの私には不倫の話ばかりあるのはな…。けど、文章は好き。
0投稿日: 2010.05.11
powered by ブクログ様々な愛の形が描かれた短編集。 どの話も、悲しいとは思わなかった。 切ないとも思わなかった。 この世界のどこかで、こんな人たちもいるんだろうな、と。 ただ、それだけのこと。。
0投稿日: 2010.04.30
powered by ブクログ短編集。でも、どれも同じタワーマンションに越してくるのが共通している。 マンションて不思議だね。同じ場所に住んでいるのに、隣の部屋の人は笑ってても、隣の人は泣いてるかもしれない。色んな人が集まる場所だから、色んな物語がそこから生まれる。
0投稿日: 2010.04.22
powered by ブクログ「部屋」や「家」といった棲家にこだわるのは女が多いのだろうか? 同じコンセプトで男を主人公にしたらどんな作品群になるのだろう。
0投稿日: 2010.04.09
powered by ブクログ久々の読書が石田衣良だった。 誰もが憧れる高層マンション。そこに住む愛子は、幸せな結婚生活を送るはずだった。しかし、ある日「愛」は暴力に変わり―――(表題作)。セックスレスの夫婦生活に疲れた、うらら。彼女はマッサージ店で働く15歳年下の青年に想いを寄せるようになる。だが、突然彼にホテルへ誘われて……(「指の楽園」)。切なくて苦しい恋に悩みながらも、前を向いて歩いていく女性の姿を描いた10のラブストーリー。(裏表紙より) 私は石田衣良の恋愛小説が好き。 予約数がべらぼうに多かったのでそんなに面白いのか!?と期待していたのだけれど肩透かしをくらったかんじ。恋愛小説というよりも、家族愛や苦悩を含む10人の生活を描いたドラマのようだった。ハッピーエンドにならないところが良かったのだけれど。 石田衣良がコメントしているように、『スウィートなホワイトチョコレートから砂糖をほとんど使用しなビターなブラックチョコレート。』な作品でした。
0投稿日: 2010.04.03
powered by ブクログ主人公が同世代女性中心だからか、妙に共感する部分がありました。同世代の女性が読んでも違和感を感じさせない「リアリティある女性」を描ける男性作家って本物だと思います。都内の超高層マンションの吹き抜けを吹き抜けていくような、すっきりとした後味でした。長い人生の中間地点。自分次第でまだまだ人生は変えられるはず。
0投稿日: 2010.03.04
powered by ブクログ同じ某高級マンションに暮らす人々それぞれの短編集。 都心のマンションのさみしさをうまく描写していると思う。 石田いらはどうしてこんなに現代人のせつない気持ちをうまく書けるんでしょうか。
0投稿日: 2010.02.24
powered by ブクログ表題作の愛がいない部屋は、DVの話。最初に読んだ時、自分にぜんぜん関係はないけど、人はこうなることもあるのかと思って読んだに違いない。多分すべてのことが、実際には隣り合わせ。どんなことも、いつか自分の身にふりかかるかもしれないこと。 #bookoff
0投稿日: 2010.02.17
powered by ブクログ読んでるとき、とっても落ち込んだけど・・・笑 読み終わってからはなぜかがんばらねば!と思った。 神楽坂っていう立地がまた素敵。
0投稿日: 2010.02.08
powered by ブクログ同じマンションで起こる、色々な生活。 なんで現代の生活はこんなに寂しいんだろう。 何かを求めてしまうんだろう。 短い時間に一話づつ、すこしづつ読みたい本かもな。 ・空を分ける 男女ルームシェアの話。 同居人に恋愛感情をもったら・・・。 ラスト以降が気になるお話。 ・魔法の寝室 寝室の壁紙がきっかけで夫婦間が変化する話。 ハッピーエンドかと思ったら、浮気の告白をされるという。 正直っていうのは残酷だから。 ・いばらの城 35歳の女がマンションを買う話。 全てを受け止めてくれるボーイフレンドがすばらしかった。 最後の プロポーズを断った主人公に対して 「ホテル代わりに来て、一泊するたび料金払うから ローンの返済にあてて」 と言うところがせつない。 ・ホームシアター ニートの息子と会社窓際の父親の話。 ・落ち葉焚き 60代の恋愛の話。 年をとったからといって別の生き物のように見られる主人公。 すべてがひとつながりの時間にある、ということ わかっているつもりでも、 意外と現実には受け入れられないことなのかな。 実際に自分の親が恋愛をしたら、と考えさせられた。 ・本のある部屋 朗読するだけの関係をもつ話。 愛人が他の愛人ができるのを嫌うっていうことが、 なんか妙に印象的だった。 ・夢の中の男 たぶん・・・夫への想いが思うようにならず 似た男と関係してしまう話。 わからないでもない。 きっと実行しなくても そうしたいと思っている人はいっぱいいる。 ・十七ヶ月 子供とずっといることに疲れた母親の話。 ・指の楽園 マッサージ師の男とその客の女の話。 恋人関係にならないことを選び 「色っぽいボーイフレンドっていうのが貴重なの」 という女の気持ちがわかる気がした。 ・愛がいない部屋 暴力夫を持つ女が老女に相談する話。 個人的に主人公の子供に感情移入。 8歳のこの子は全部状況をわかっていて 私がいないとママはだめじゃんって思って。 子供はなんでも気づいているものです。 親が思っているより 子供は大人です。
0投稿日: 2010.02.03
powered by ブクログ主人公たちは、「自分は愛されているのだろうか、自分は愛しているのだろうか」と悩み、自分の人生を生きていないという強烈な後ろめたさに苦しんでいる。 実際には形のない曖昧なものであっても、名前を付けた瞬間に自分の形を持とうとする。 誰かを「愛しい」と思う気持ちに形なんてない。 それなのに人は、その気持ちに「愛」と名付けたがる。 そしてその気持ちを「愛」と名付けた瞬間に、「愛に飢えている」と錯覚を覚え、渇望感に苛まれる。 形のないものに言葉を当て、求める行為は苦しくないだろうか。 だって、それを手に入れることができたのかどうか、分からないだろうから... もしかしたら、手に入れていることに気づかないことだってあるはず。 気づけなければ、ずっと求めて走り続けなければならないのかもしれない。 それって辛くないだろうか。
0投稿日: 2010.01.26
powered by ブクログ10話の恋愛話が詰まった短編集。 もともと長編小説の方が好きな自分としてはやはりもの足りなかった 「空を分ける」→見知らぬ男女がルームシェアする話。 「魔法の寝室」→部屋の壁紙を変えて妻が今まで何も感じなかった夫との繋がりに敏感に反応できるようになり、夫婦がお互い分かり合うようになる。 「いばらの城」→コンプレックスを抱いた女性が彼氏との結婚より自分だけのマンションを購入する決意を描いた話 その他、親子愛、晩年の恋、出会い系サイトで知り合った男とのスリルを楽しむ不倫、身体の関係を持たずに本を朗読しあう中で結びついている愛情、年下の担当マッサージ師との絡み合い・・・。 色んな愛の形があり、それは世代や性別を超えて広がるものなんだなぁと感じてしまった。 私的には「落ち葉焚き」といぅ話が一番好きです
0投稿日: 2010.01.14
powered by ブクログ表題作は素敵だった。 いろんなことを経験した後でも それ以前の人にやさしくありたいと思う。 ときおりくそばばぁになるから気をつけよ。
0投稿日: 2009.12.27
powered by ブクログ昔はすごく石田さんの本を読んでたんだけど、ある時からぱったり・・・ ひさしぶり石田さんの作品はすごく静かな作品だったような。 男と女って不思議だなぁ・・・って。 またいろいろ読んでいきたいと思えました。
0投稿日: 2009.12.16
powered by ブクログ2009年夏に読んでました。 高級高層マンションに住む、一見羨ましいくらい素敵に見える住人達・・・でも、みんな愛に飢えてるんです。淋しいんです。
0投稿日: 2009.12.11
powered by ブクログ同じ高層マンションに住んでいる人たちの様々なラブストーリー10個の短篇集。 最初の二個くらぃゎ自分になんとなく似ている気がした。 愛の形にゎいろいろな形があるけど、結局ゎ独りよがりなもので、人間なんて所詮そんな真面目でもなく愛に対して従順な生き物でゎなぃのだと思う。 それよりか自分の心の隙間を埋めたくて求めているのだと思った。 全体的にさみしぃ話ばかり。 でもこれが今の人たちのリアルな気がした。
0投稿日: 2009.11.30
powered by ブクログ石田衣良の恋愛小説三冊目。 本人も言っているようにビターな味わい。短編だからさらっと読めるのが良い。重くなりすぎず、軽すぎず。 『1ポンドの悲しみ』の方が好きです。
0投稿日: 2009.11.08
powered by ブクログひとつの高層マンションで繰り広げられる様々な日常。 なんでこんなリアルなのか。 石田衣良の小説は何でこんなにも響くのだろうか、毎回。 そして写真が、なんてイケメンにうつっているのだろうか。 寂しさと切なさと静けさが ごちゃまぜになって ひとつひとつの話ができてると感じる。 ところで表紙の猫が可愛いのだが。 覗き見してるよ、猫。かわいいぞ。
0投稿日: 2009.11.05
powered by ブクログあるマンションに住む、様々な人たちの様々な物語。 主に恋愛なんだけども、ほろ苦い話ばかりが詰まった、ビターチョコのような一冊。 「あーーーー、楽しかったーーー。」で終わる一冊ではないけれど、何度も繰り返し手にとってしまう。 高校生のころ、同じ建物の中に住んでいるのに、お互いを全く知らない「マンション」というものに突然何とも言えない現実を突き付けられた感じを思い出しました。 お勧めは「空を分ける」「夢の中の男」 文庫本のカバーも素敵ですが、ハードカバーの方もたまらなく素敵です。
0投稿日: 2009.10.28
powered by ブクログ神楽坂の高級マンションに住む人々のお話。ルームシェアをしている人だったり、ニートの息子を持つ家族のお話だったり、夫を愛してるのかよく分からない女性、などなどバラエティー豊富。読んだ後のシャボン玉に乗っているようなふわふわ感はこれでしか味わえないと思うんだ。オススメは「魔法の寝室」です。
0投稿日: 2009.10.22
