
総合評価
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powered by ブクログTHE ideas of my friend Watson, though limited, are exceedingly pertinacious. For a long time he has worried me to write an experience of my own. Perhaps I have rather invited this persecution, since I have often had occasion to point out to him how superficial are his own accounts and to accuse him of pandering to popular taste instead of confining himself rigidly to facts and figures. “Try it yourself, Holmes!” he has retorted, and I am compelled to admit that, having taken my pen in my hand, I do begin to realize that the matter must be presented in such a way as may interest the reader. (THE BLANCHED SOLDIER ) 本書は、ホームズ視点で書かれた物語が例外的にあるように、羽川翼の視点で紡がれる。 これは嫉妬と喪失のお話。そして少女が過去を受け入れ本当の自分になる物語。だからきっと解放と新生の物語でもあるのだろう。苛虎は過去、翼をなくした現在。でもそれは悪くない。悪夢から目覚めただけなのだから。
0投稿日: 2011.09.05
powered by ブクログ委員長・羽川が自分の黒い部分とうまく同居するための物語。 自分の中のネコだけでなくトラにも出会ってしまった羽川。 しかしそれは彼女の内なる部分に原因が・・・? という雰囲気で、なぜかひたぎとイチャイチャしたりということがあったり、次回の伏線っぽいとこがあったりしつつ、本来の主人公の暦はあんまし出てこず・・・。 なんか勝手に部屋荒らされてる男に成り下がってますが。 でもかっこいい設定!?みたいな・・・。 本当にこのシリーズはストーリーもギャグも素晴らしいな。
0投稿日: 2011.07.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
阿良々木が卑怯 卑怯すぎてグッときたwww 今までと打って変わって 羽川さんの視点で書かれてます なんだか新鮮 今までは阿良々木暦の主観で 語られていたので ほかの視点でみるとそうなんだなーとか新鮮でした
0投稿日: 2011.07.12
powered by ブクログ衝撃の「白」でした。 まさかの語り部交代。 今作は羽川さんが全編通して語ってくれます。 羽川さんを中心とした人間関係や羽川さんの思考回路が明らかになります。 これで、羽川さんの超人じみていた人間性がようやく理解できて、いろいろと納得がいきました。 他の視点から登場人物達を見てみるってのはなかなか面白いものですね。 次回作はどうなるのかな?
1投稿日: 2011.06.27
powered by ブクログもういろいろ素晴らしかった。今のところ化物語シリーズ最高の作品といって問題ないと思います。 語り部に度肝を抜かれたってのが大きいかな。 その内容の深さ、私の感情がものすごい勢いで振り回されたました。 もちろん羽川翼への思い入れってのが私に大きかったのが一番なのだけど、その彼女の思いの変化一つ一つにいちいち納得ができたことが大きい。 おそらく単純に私が彼女へのシンパシーを感じまくった事が大きいのかも知れない。 なので、羽川翼ファンでないと「化物語シリーズ一番」という評価は納得頂けないかも知らないけど、それでも推したい。 この作品はじっくり読んで欲しい
0投稿日: 2011.06.22
powered by ブクログ“何でもは知らないけれど、阿良々木くんのことは知っていた。”完全無欠の委員長、羽川翼は二学期の初日、一頭の虎に睨まれた――。それは空しい独白で、届く宛のない告白……「物語」シリーズは今、予測不能の新章に突入する。
0投稿日: 2011.06.19
powered by ブクログ猫物語(黒)までは面白さの中にホロリが少しあるだけだったが、本作はお涙頂戴で良かった。語り部が阿々木から羽川に代わったのも新鮮だった。
0投稿日: 2011.06.19
powered by ブクログシリーズ新章は語り部が羽川さんになり、比較的真面目な小説になっていました。(阿良々木くんのようなテンポ良い、笑える語りではないです。)▶優等生である羽川さんが今まで自分から切り離してきた暗い部分に向き合い清算するお話。障り猫との手紙のやり取りにはジンとしてしまいました。(また、自身をきちんと分析している辺りは、やはり優等生だな感じました)▶羽川さんと戦場ヶ原さんのシャワーの話は、実際の描写は無くとも百合好きの心を擽られました。
0投稿日: 2011.06.14
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このお話は、語り部が阿良々木くんから、羽川翼さんに変わっています。視点が違うと見え方も違うようで、羽川さん視点からすると阿良々木さん△ェ!ってなります。そりゃ恋もしますって。 話の内容は羽川翼さんが、普通の真人間になる話です。 人は何処かで羽川さんと同じように正しくありたい、正しくあるべきだと思っても羽川さんのように実行出来なくて、いつもは正しく生きられなくて、それとのギャップに苦しむ訳ですが、ありのままの自分を受け入れてくれる人が居るだけでずいぶん違うと思うのです。 作者の方がどういうつもりで書かれたかは真実は分かりませんが、私の受け取り方だと、上記のような正しくありたい、でもなれないというギャップに悩む人に、自分をさらけ出しても案外受け入れてくれる人はいるから心配しないで良いよ。というメッセージを感じました。 化物語シリーズの最初から読んで、羽川さんの行動を読んだ上でこの話を読むとより一層面白いと思うので、未読の方は先に出たこのシリーズを読んでからこの本を読む事をお勧めします。
0投稿日: 2011.05.28
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とにかく羽川がすごい魅力的 人間離れした羽川が人間らしくなる 素の羽川。もう不憫なんて思わない
0投稿日: 2011.05.21
powered by ブクログ読中。戦場ヶ原が羽川に事実を突きつける場面は、極めて西尾維新らしいというか。自分にも突き刺さるところがあって辛い。 読後。白々しいのは誰よりも西尾維新、お前だ! というのはいつものことなのだけど、しかし阿良々木くんは語り部じゃないと本当に本気でカッコいいな。
0投稿日: 2011.05.21
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第懇話「つばさタイガー」 阿良々木暦の姉妹話『偽物語』後 羽川翼が”虎”の怪異に出会う話 阿良々木暦はほぼ登場せず 羽川翼視点で物語が進行する成長物語 羽川家が火事で全焼 羽川はひたぎの家に泊まったり阿良々木宅に泊まったり 忍野 メメの先輩・臥煙 伊豆湖 と出会い ”虎”の正体を知る 最後に阿良々木暦が登場 羽川翼告白するも玉砕 、、、すったもんだでハッピーエンド
0投稿日: 2011.05.09
powered by ブクログ委員長の一人称視点でやや読みにくい。 化物語/傷物語で広げた話の決着なんだろうが、そうゆう話は 話を広げてる時の方が絶対面白いのは当たり前で。 物語として考えるとちと弱いかも。
0投稿日: 2011.05.06
powered by ブクログ羽川視点で自身の歪さを自覚する話。羽川の性格の謎が明らかになってこれで羽川がメインの話は終わりかな。まあ、終わりと見せかけてまたメインの話が出てくる可能性も否定できませんが。視点が変わったのに掛け合いの楽しさは健在。特に羽川と戦場ヶ原のコンビは新鮮で面白かったです。そして阿良々木は良い所をかっさらい、好感度と変態度が更に上がるといういつもの展開。過剰な伏線がどのように解消されるのか楽しみです。
0投稿日: 2011.05.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おおっ。確かに新展開です。まずは語り部が 阿良々木くんじゃない!! 100%猫...じゃなくて 委員長の「羽川」さんの語りによる彼女のお話し。 西尾維新作品の登場人物の中で、一番異質なのは その当初から感じてはいたんですよね。この委員長は。 そもそも名前からして「羽川翼」なんて実在してそうな 名前だものね。それ自体は西尾維新作品では異質で異端。 そんな彼女の破壊と再生の物語はかなり重たいし、 悲壮だし、辛いけれど、やはりそれを飲み込んで 自覚して、再生していく姿は美しく、素晴らしいのだ。 なかなかに重たい作品ではあったけども、「羽川」さんと 「戦場ヶ原」さんとのラブい同棲生活パートのような しっかりとしたサービスも盛り込まれていて、 なんだかんだと惹き込まれる一冊。 そして...今作にも伏線がてんこ盛りw。飽きさせないよなーw。
0投稿日: 2011.04.21
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羽川さんが人間になるための本。 今回はギャグパートがいつもより物凄く少なかったような気がする。 やっぱり視点が主人公アララギのものではなく羽川さんのものだからかな? これからの羽川さんは今までのように完璧で自分の感情やその身を犠牲にして周りを助ける聖人ような人物ではなくなるかもしれない。 でも、聖人でなく人になったといえるのは成長といえるのかもしれない。 今後の羽川さんがどういった人物になっていくのかぜひ見てみたいですね! それにしても、今後の話はこういう風に語られていくのか。 次のキョンシーが楽しみです♪ -------------------------------------------------------- 名言収集のため再読
0投稿日: 2011.03.22
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阿良々木くんがカッコいい?! …という不思議体験のできる「猫物語 白」です。今までずっと阿良々木暦視点の一人称だったのですが、この「猫物語 白」は羽川翼視点の一人称です。 そうか、語る人が違うとこんなにカッコよく見えるのかー(笑) まあ、恋する乙女視点だから余計になのかもしれないですけれども。いやでもさ、いくら恋する乙女だとしても、そこは羽川翼ですから。ある程度というか、公平性の高い目線じゃないかと思うわけですよ。もしかして実はカッコいい人なんじゃない? と秘かに思っていたけど、もっとちゃんとカッコいい人だったよ、阿良々木くん。 中学生の阿良々木くんと高校生の阿良々木くんて印象違うじゃないですか。阿良々木くん本人はただ単に「落ちこぼれた」という風にしか語ってないけど、ちゃんとそこに理由があるんだろうなと想像させられました。ていうか羽川さんがそう言っていた(笑) 「人間強度が下がる」というのもね、そんな出来事があったのかもねぇ、みたいな。吸血鬼との関わりがなくても、うっかり誰かを助けるために奔走してたのかもしれないし、そもそも中学生の頃はそういう人だったみたいだし。だからこそ、ファイヤーシスターズの慕うお兄ちゃんでい続けられるわけで。 てか、困っている吸血鬼を通りすがりに見かけて、だからって自分の命を差しだして助けようとするヤツなんてそうそういないよ?(笑) やっと、更生後の戦場ヶ原さんが登場しました。面白可愛いなー、ガハラさん(笑) ガハラさんは、鋭い直感と厳しい事実でもって羽川さんにツッコめる人で、羽川さんにとって戦場ヶ原さんは手加減なしに切り返せる人で、この二人はこの二人でいいコンビでした。 案外、阿良々木くんがいなかったら羽川さんが戦場ヶ原さんを蟹から助けてあげたのかもしれない…なんて想像もしてみたり。 これはちょっとネタバレですが、羽川翼が語る「猫物語」なので、ブラック羽川の一人称も登場します。これがもう、ウザ可愛い。語尾が「にゃん」だし、「な」が「にゃ」になってるし(笑) > 「送っていってやるにゃ。俺ならあの廃墟までひとっとびにゃん」 て、かぁーわいぃーーー(笑) これはもう、阿良々木くんが > 斜め七十七度の並びで泣く泣くいななくナナハン七台難なく並べて長眺め と言わせたかった気持ちがよく判ります。(判るのどうよ) ちなみにこの台詞を言わせたのは「化物語 下」のつばさキャットで。 「猫物語 白」は、羽川翼が更正するお話。 要所要所で戦場ヶ原さんがいい仕事をしています。
0投稿日: 2011.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
はい,そんなわけで猫物語 白ですよ. といっても前作の猫物語黒とは対の作品じゃなかったよ. 今回の語り部は阿良々木君じゃなかったっす. このシリーズ始まって以来の事件ですよ,姉さん. 猫ということで羽川さんです. 真っ白い髪の猫なのになぜかブラック羽川さん. まぁそれはそれとして今回羽川さんは虎に遭遇するわけですね. 鬼,蟹,蝸牛,猿,蛇,猫,蜂,不死鳥ときてここで虎ですよ. 阿良々木兄弟の鬼やら不死鳥に続く感じの強さのイメージ. だって虎だよ. 世間はタイガーマスクブームだというのに…. まぁ執筆はブームの前なんだけど. ってそんなことはどうでも良いか. しかしブラック羽川さんと忍野忍の会話が良いなぁ. 「人事のように語ってるけど真っ先に規制されるのはお前だにゃん」とかなんとか. 確かに. 高校生男子と一緒に風呂に入っちゃう金髪幼女で しかも設定上年齢は500歳以上だとか. ノーマル羽川さんがなんとなく苦手だったけど,考えを改めた. いやー,良いものだ. そして阿良々木君本体の出番がラストチョットだけだとか. 今回の話の裏で八九寺真宵やら神原駿河とやってたようで その詳細は次作の傾物語(カブキモノガタリ)でっ!? そんなわけで「猫物語 白」面白かったよ!
0投稿日: 2011.03.20
powered by ブクログ黒があまり面白く感じなかったので どうかな…って思ってたけど おもしろかったー! 伏線は花物語に期待! 萌やしっ子……なるほど、確かになんか…いいかも(笑)
0投稿日: 2011.03.15
powered by ブクログ羽川翼のなぞがついに明らかに! 創作ならではの設定なんだけど、どっか「妙にありそう」なところが怖い。真の怪異は委員長にあり、という印象だった。 後半になってくると猫語の語尾がつらい。
0投稿日: 2011.03.09
powered by ブクログ語り部が羽川さんで思考が非常にすらすらとわかりやすく、まあ、気が付いたらよみおわちゃうかんじでした。 あれ、なんかいい話で笑いとか少なくてあららぎくんってこんなにかっこよかったですっけ?
0投稿日: 2011.03.08
powered by ブクログ自分が誰かを好きになったり、何かを望んだりして、好きだと言う勇気もなく失恋しそうになったらその苦しみや嫉妬から目を背けて、その気持ちを切り離して、傷つかないように代用品を探す。そして苦しみを認識せず柔らかな波の上を漂うように生きる。多分ある程度は正しいんだろうけど、そうしないと疲れてしまうんだろうけど、気持ち悪い。
0投稿日: 2011.03.08
powered by ブクログここからがセカンドシーズンといえばそうなんだろうけど、猫物語というより虎物語かなぁ。それにしても、委員長実は最強ですね。次の物語への伏線が完全にはられているので、すぐに本屋に買いに行くことになりました。会話の掛け合いだけでなく、物語的にも、どんどん面白くなってきてます。
0投稿日: 2011.03.04
powered by ブクログ<ブックレビュー> 面白くなかった。「化物語」本編に比べると、「物語」それ自体の面白さは、はなはだ劣っていて、キャラ愛が無ければ、相当きつい。キャラクターへの強い愛着があれば、物語としては面白くなくても、愛着のあるキャラクターのいつもと違った側面や内面の葛藤や苦悩がみれるので楽しめるのだろうが、物語としての面白さを求めるものにとって本作はものたりないものだった。 本作では、普段はアララギの視点から語られ、見られている世界を羽川の視点から語り、眺め記述する。それは作品冒頭で羽川が言っているように、いつもは助手のワトソン君の視点から語っていた物語を、探偵自らの視点から眺め、語るかのようでもあり、これまでシリーズを読んできた者にとっては新鮮さがあった。 また、本作ではアララギは本筋にとって重要ではあるが、表だっては登場せず、物語につきまとう影のように、背後で何か一人でやっている。そのアララギが何かをやっているというところが、第三者視点で語られる本作の新鮮さをまた高めており、想像力もかき立てる。
0投稿日: 2011.02.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
翼好きだぁぁぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああ うん。かっこいいよ。 ブラック羽川可愛いw ていうかキャラがみんな強い。
0投稿日: 2011.02.23
powered by ブクログ目を逸らしていたものを見る。そんな難しい事をする物語。最初のほうのページから「逃げ」の描写がうまく織り交ぜられていて、数字が飛んでいるのも伏線になっていて、面白かった。
0投稿日: 2011.02.15
powered by ブクログ黒よりも面白い。 怪異の発生も解決もわかりやすい。 最初はちょっとあららぎ君以外の視点で進めるのに違和感(偽物語は未読のためそちらの形式は知らない)を覚えたので大丈夫かと思ったが、大丈夫だった。 なんというか今後の伏線を張っていてて、それに対する期待が大きいのもある。
0投稿日: 2011.02.12
powered by ブクログ羽川さん完結編というのでしょうか。 暦視点ではない分、羽川、戦場ヶ原から見た暦象など、裏(本心?)の声が垣間見えて面白いし、羽川の自分自身との戦いと、ほろ苦くも素敵な再出発に感動させていただきました。 今後の新しい羽川さんに期待です!
0投稿日: 2011.02.12
powered by ブクログ羽川翼視点。弟から借りる時に、「(羽川視点だから)阿良々木くんがかっこよすぎる」としつこく言われたけど、かっこよすぎる…('A`)ちょっと自分と重なるとこがあって涙抑えられなかった。でもおかげで人に頼ることができた。人間だもの。です(笑)
0投稿日: 2011.02.09
powered by ブクログ語り手が羽川ということもあって、他の巻に比べて冗長な会話シーンが少ないのでスムーズに読み進められた。この1冊からセカンドシーズンの位置づけらしいけど、この調子で不思議キャラクターをどんどん更生させていってほしい。
0投稿日: 2011.02.04
powered by ブクログ化物語シリーズ「つばさタイガー」。 今作は、羽川翼視点です。 やばいなー、まじ、かわいい。 メインヒロインのわりに微妙に影の薄かったひたぎちゃんも活躍しています。 でも、暦くんが少年漫画の主人公に近づきつつあるのはどうなの? 猫100%でした。
0投稿日: 2011.01.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「物語」シリーズで初めて、阿良々木君ではない人物が語り手になります。 すなわち、羽川さんの物語。 語り手が違うだけでも新鮮ですが、 それがこのシリーズでかなり重要なキャラクターである羽川さんなので、 すぐに引き込まれてあっという間に読んでしまいました。 「虎」のエピソードはシリーズの中でもかなり秀逸ではないでしょうか。 個人的には「つきひフェニックス」や「こよみヴァンプ」といい勝負。 だんだん「怪異」のうんちくからは外れて、 結構強引な理由づけにはなっていますが、 羽川さんの心を語るに十分なエピソードだったと思います。 あとブラック羽川の献身ぶりになんだか胸が熱くなりました。 「つばさキャット」のあたりでは 「羽川さんも厄介な怪異に取りつかれたなあ」としか 思っていなかったのですが、 予想以上に深い話に仕上がっていて脱帽です。 阿良々木君への想いも切ないですね。 私はひたぎ派なのでこの二人の関係を 何とも言えない思いで読んできたんですが、 彼女がやっと思いを伝えたシーンは泣きそうになりました。 「ちゃんと失恋する」って大事なのかもしれませんね。 そして好きな人のことだから「わかっていた」というのも 本当に切ないです……。 というか阿良々木君がかっこよすぎてずるいと思いました。 これは羽川さんやひたぎじゃなくても惚れる。 最初はなぜ彼の周りにこんなにいろんな女の子が集まるのか 甚だ疑問だったのですが(笑)、 羽川さんとひたぎの会話を聞いていて何だか納得しました。 それにしても美味しいところ持っていったな……! 「物語」シリーズはこの作品から「セカンド」に入るそうなので、 続編を心待ちにしたいと思います。 西尾さんは筆が早いですし(笑)、本当に楽しみです。
0投稿日: 2011.01.23
powered by ブクログ阿良々木くん、かっこよすぎ~! 前作が変態チック(いつもなんだけどだんだん暴走が激しくなってるしね。うん、でもそれ羽川の言うようにひたぎちゃんのせいかも・・!?)なだけに絶妙なタイミングでしかも助けたのがブラック羽川なのがまたいい~w ブラックちゃんが活躍してくれなかったら羽川ちゃんを嫌いになりそうだったけどラストは泣けた。 人間らしく生きるために全てを受け入れていくことを決心した羽川ちゃんもそれを受け入れる阿良々木くんも凄く人間らしいよ。 西尾作品で久しぶりに感動した。
0投稿日: 2011.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私は羽川派なので、語り部が羽川でとても嬉しかったのですが、やっぱり切ないですね。 今まで直接伝える事の無かった気持ちを、とうとう告白したわけですが… 羽川派としては、最終的に阿良々木さんと羽川ENDを望んでいたので、苦しかったですね。 色んなところで羽川の事を好きすきと言っておきながら… あんなヒーローみたいな登場されたら誰でもときめいちゃいますよね… 阿良々木はズルい男です… ひたぎと羽川の絡みは、思っていたよりも女の子女の子していて可愛かったです。 この物語で羽川派が少しでも増えればいいな…
0投稿日: 2011.01.15
powered by ブクログ翼ちゃん視点の新しい感覚でけっこうおもしろかった! 新章突入ということで、時間も進みだしていいかんじでした。 今回は翼ちゃんが自分と向き合うとかそういう話で結構切なかったです。
0投稿日: 2011.01.15
powered by ブクログ今回の語り手は阿良々木ではなく羽川。 西尾維新らしく言葉遊びを糸口に事件の真相が明らかになっていく。まるで推理小説。 西尾維新がキレキレでヶ原さんがぱない!(日本語になってない) とにかくキャラクターが生きていた。 羽川の独白には胸にくるものがあったし、彼女が自分の異常性と向き合っていくところがすごく良かった。 本当の自分じゃない!なんて言う人いるけど、どれも本当の自分。自己っていうものは多面的で嫌いな自分も好きな自分もいる。嫌いな自分を遠ざけて都合の良い自分ばかりみてるとこのお姉さんみたいになっちゃいますよ~(笑)
1投稿日: 2011.01.14
powered by ブクログやっぱり猫パーセントで書かれたお話。 語り手が羽川翼だからか、今までのギャグちっくさが減っていて、前振りに160ページ使うなんてこともなく。 お笑いのように笑えるシーンは少かったけど、面白かったです。 我慢しているのではなく、切り離して生きているところとか興味深かったなぁ。
0投稿日: 2011.01.10
powered by ブクログ阿良々木くんがみることのないであろう、ヒロインたちの顔を見ることができて楽しかったし、羽川さんをより詳しく知ることで、この物語の未来を知りたいと思うことができて嬉しかった。
0投稿日: 2011.01.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
羽川翼のエピソードの羽川翼MC。2ndシーズンの始まりと位置づけるに相応しく、猫(黒)までに至る1stと比べ、より趣味的に偏ったぶん好みが分かれるところだろうけど、原作者に遊ばれてる、転がされてる感じがとても心地好くあれたかなという印象を持ちました。また「化」のスピンオフ的な位置づけだった阿良々木火憐と月火のエピソードを語った「偽物語」が今語りのプロローグを果たさせているあたりに感心させられるばかりです。「より趣味的に‥偏っている」とは云うものの、心の内と外、本音と建前、ひとが抱えるエゴイズムという普遍的な問題に踏み込んでるあたりはさすが、原作者自身の経る年月も加味され、これまで以上の冴え、切れ味に完敗・乾杯!
0投稿日: 2011.01.02
powered by ブクログ面白い!! 暦目線でないのが新鮮。 西尾さんすげー!!な一冊。 ストーリーも今までみたいな妖怪退治ではなく、 ミステリーっぽいです。 翼ちゃんかわいい。 ガハラさん、エロい。 ちょいちょい他キャラを出演させてるのは あからさまな伏線ですが。 西尾さんも連続刊行がお好きですね。 っていうか翼ちゃんって 西尾さんの趣味全開なキャラだよね。
0投稿日: 2010.12.30
powered by ブクログ別視点でダレるかと思いきや、気付いたら読み終わるくらい引き込まれました。 掛け合いは相変わらずのハイクォリティーで面白かったです。
0投稿日: 2010.12.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回の話は羽川さん目線です。優等生の心の裏側を見て切なくなりました。それにしても阿良々木くんの空気読んだような登場に、思わずときめいてしまいました。羽川さんとルンバの話が好きです。
0投稿日: 2010.12.18
powered by ブクログ初めて視点が違うという驚き。作者が新章というだけはある。 少女の成長をつづる一冊。自分と向き合ったラストはなかなか。
0投稿日: 2010.12.13
powered by ブクログ「化物語」シリーズの現時点での最新作。「猫物語 白」となってはいますが、前作の「黒」とは対になっておらず、話も直接つながってはいません。時系列的には「偽物語 下」の続きといったところでしょうか。珍しいことに、語り部が主人公ではなく、かつ主人公がほとんど出てこない独白録のような仕掛けになっている作品です。この作品のミソは、コレでひとまず完結させた、というだけでなく、そこかしこに後続巻への伏線が張られまくっているところでしょう。まだ出ていない後続巻が楽しみになる1冊です。
0投稿日: 2010.12.09
powered by ブクログ今までは阿良々木暦が語り部として、物語の中心にいたのだが、本作から語り部が怪異に取り憑かれる女性陣へと変化した。それゆえに、今までとは視点や心情が大きく異なったものになっている。言葉遊びの勢いが若干減少している気がするけれど、翼やひたぎの関わり等別の面白さが出てきていて面白かった
0投稿日: 2010.12.08
powered by ブクログもうこれ以上は早くならないかもわからんねw→読む速度。 羽川翼、再生の物語。 とにかく偽物語からあった停滞感は吹っ飛ばされた、これはまよいキョンシーも期待大。これからの物語は各キャラの一人称で語られるのだろうか? しかし、まよいキョンシーに対してマイナスのフラグが立っているような気がするのは自分だけではないはずだw。
0投稿日: 2010.12.02
powered by ブクログ西尾維新の物語シリーズ、セカンドシーズン第1作。 これまでの阿良々木暦視点の物語では無く、今回は羽川翼視点で描かれる、ちょっと新鮮なお話。 羽川の真実が全て描かれている羽川の本と言っても過言ではない。 主人公が変わったのか?と思ってしまうほどに。 たびたび章が飛んでて、伏線が張られてて今後の展開にも期待大です。 書くのが最後になりましたが、私の中では物語シリーズの中で一番出来がいいというか、好きな作品です。 きっとこれは何度も読み返すに違いありません!
0投稿日: 2010.12.01
powered by ブクログ珍しく阿良々木暦視点ではなくて意表を突かれた。 今回一番面白かったのは翼とひたぎの朝食の時の掛け合いかなー これで委員長ちゃんの猫にまつわる話は一段落(だと思う)。 シリーズは今後も「傾物語」、「花物語」、「囮物語」、「鬼物語」、「恋物語」と続くみたいなんで、これからどんな展開になるのか期待!
0投稿日: 2010.12.01
powered by ブクログ2学期の初日、羽川翼は1匹の虎に遭遇する。 これは、虐待されてきた子供が、自我を取り戻す話だ。 いままでのシリーズが阿良々木の一人称で語られていたのに対して、これは、羽川の視点で語られる。 そして、ここには阿良々木の空白という絶対的な絶望がある。 残酷な日常を、残酷だと認識しないことでやりすごしてきた羽川が、恋をしたことで自我が芽生える。が、その葛藤が怪異を産む。 恋する少女は、このように膨大なエネルギーを秘めているものなのだ。 それにしても、ひたぎいわく「王子様のような」という阿良々木が、本当に王子様のようで妙に感動してしまった。 そりゃ、羽川も好きになってしまうしかないよね。 やっとその家の<子供>になれた羽川の最後の言葉が、胸にしみた。
0投稿日: 2010.11.30
powered by ブクログアララギ君ではなく羽川さん視点なのでちょっと新鮮。 いつもの長々とした言葉遊びが少ない分、読みやすくてストーリーはシリーズで1、2を争う出来だと思った。
0投稿日: 2010.11.29
powered by ブクログ前作の黒の時には委員長本と過度の期待を抱きすぎていたので、妹が出張り過ぎにガッカリしてしまったクチなのですが…今回は委員長成分的に大満足でした(笑) ガハラさんと委員長がセットでいるだけで幸せです。そのお泊まり会に交ぜて下さい…! しかし西尾さんはアレですか。今は化物語シリーズに全力投球なのですか??
0投稿日: 2010.11.26
powered by ブクログ”何でもは知らないけれど、阿良々木くんのことは知っていた。” 完全無欠の委員長、羽川翼は 二学期の初日、一頭の虎に睨まれた―――。 それは空しい独白で、届く宛のない告白・・・・・・ <物語>シリーズは今、予測不能の新章に突入する! これぞ現代の怪異!怪異!怪異! 君がため、産み落とされたバケモノだ。 (背表紙引用) 猫物語下巻、 切なく物悲しくも、 一つの終わりと一つの始まりが絶妙に描き出された作品でした。 ここから、新章の幕が上がります。 続巻が楽しみだ―――。
0投稿日: 2010.11.21
powered by ブクログ今回は趣向を変えて、サブヒロイン視点でのお話。そのせいもあり最近悪ノリしすぎなパートが多かったなか、全体的に落ち着いた感じ。とはいえ作者の力量はどんどん上がっている感じ。初期はセンスはあるものの、その癖の強さのせいで読みにくかったのだけど、センスに技量がついてきた感じ。安心して追い続けられる著者の一人。
0投稿日: 2010.11.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
新章突入. 今巻はいつもの阿良々木暦視点ではなく,羽川翼視点で描かれている. 今回の怪異は羽川の嫉妬が生み出したもので,一応,これで羽川は完全にすっきり整理した感じ. 残念だったのは戦場ヶ原の「ドロ」っぷりがあまり感じられなかったところ.
0投稿日: 2010.11.14
powered by ブクログ西尾維新自身も先がどうなるかわからない,キャラクターがかってに動き続けると言っている新章第1弾. これまでの阿良々木暦視点とは異なり,羽川翼視点で描かれた新ストーリー. 流石に言葉遊びは面白いな,とも思いましたし,会話での言葉の掛け合いも面白く,語録として残すためもう1度読み直したいくらいです. 前回(猫物語(黒))同様,今回もそこそこメタメタしてました. 電車等公共の場で読むとニヤニヤしてしまうので注意.
1投稿日: 2010.11.14
powered by ブクログ新章突入というだけあって、ストーリーの基盤がしっかりしている。 阿良々木くんが語り手ではないので、かなり印象が違うし。 なんというか、西尾さん凄いの一言に尽きる。 それこそ西尾さんの描く主人公の、どこかズレた視点で書かれた物語を戯言にしろ化物語にしろ好きなわけだけれど、 だからこそなのか、「そういう」視点でしか物語を書かないのだと漠然と感じていたからこそ驚きだったのかも知れない。 (三人称では書いているけどそれは別ものだろうし、「そういう」視点でしか「書けない」と思っていたわけでもないけれど) 内容もとても好みのものだった。翼ちゃんが普通を目指すお話。 いや、受け入れるか。それとも対峙するか。 裏で平行している物語の伏線を張れるだけ張っているのも良い。 まあ、完全な宣伝なのだけれど。セルフツッコミもあるから許されるかんじだ。次巻も気になる。 キャラ小説でありながら、キャラ小説を逸脱した新境地を見たような気がする。 もうこれは、ライトノベルではない。
0投稿日: 2010.11.14
powered by ブクログ面白かった。 シリーズ初(ですよね?)の阿良々木視点ではない化物語。となると、この後のシリーズも、八九寺視点とかガハラさん視点とか、そういうことになるのかな? 神原視点の作品とか、想像すると怖いようで楽しみではありますね。
0投稿日: 2010.11.13
powered by ブクログ『つばさキャット』『猫物語・黒』と猫の怪異に魅せられた羽川翼の物語、完結編。 猫物語・黒は読後正直いまひとつと思っていたのでタイトルが共通の猫物語・白もあまり期待せずに読んでいたのですが、これはおもしろかった! 語り手はいつもの阿良々木暦ではなく委員長・羽川翼。 語り手は違えども面白さは健在でした。 猫物語・黒でもやもやっと残っていたものが晴らされたような、すっきりとしたエンディングでした。 まさに猫物語完結編。 “更生後”の戦場ヶ原ひたぎや、阿良々木暦以外に対する他のキャラクターの接し方なんかも見所。 猫物語・白から始まる化物語第二シリーズはどうやら時間軸は一緒で同時進行の物語のようなので、他の物語も期待して待っています。
0投稿日: 2010.11.10
powered by ブクログ相変わらずの西尾節で、シリーズを読んできたファンには安心のクオリティーでした。 しかし、完結に向かっているだけあって最終回の様な展開に少し淋しく感じす。 読んでて思ったのは今後出る、まよいキョンシー、するがデビル、なでこメデューサ、しのぶタイム、ひたぎエンドのストーリーがほぼ同時期に発生し、それを主人公である阿良々木暦が解決していく...という流れになるのかな?、まぁ最後には彼女たちが勝手に助かるんでしょうけどね
0投稿日: 2010.11.09
powered by ブクログ本物。羽川翼のお話。 序盤、異質さがこれでもかと強調されていて。 だからこそ、受け入れた彼女はすごくて、良いお話で。 ストレスを切り離すなんて、誰でもやることなんじゃないかな。 少なくとも自分は大小あれど、そうしている気がする。 最後の阿良々木君もブラック羽川も格好良かったなー(´ー`)
0投稿日: 2010.11.09
powered by ブクログ怪異以上の怪異、羽川翼の物語。 忍野メメをして、「あの娘はヤバいよ」と言わしめた「異常」である彼女の苦痛は怪異そのものであった…。 「異常」であるが故に「正常」であろうとする彼女の存在は「異常」と「正常」をテーマとしてきた西尾維新のキャラクター群のなかでもひときわ際立つ存在となった。 化物語、セカンドシーズンの始まりは「異常」が「正常」になる物語から始まったのである。
0投稿日: 2010.11.07
powered by ブクログ聖人君子羽川さんが普通の子になっていくお話。 羽川視点がからこそ彼女の凄みが増していましたね。 でもそうかぁ。 ストレスや痛みを放棄するとああいう人間が出来るのね。 主人公不在でどうなることかと思いきや……さすが彼女、ガハラさんが見事に穴を埋めてました(笑) しかし恋とは恐ろしい! 羽川視点だと阿良々木くんがイケメンだこと! しかしラストよかったなぁ。 羽川さんには幸せになって欲しいす。 今回は阿良々木家総出演だし何やらリッチな雰囲気でございました。 しかし表紙の羽川さん。 イメチェン設定が頭からすっぽぬけてたわたしは一瞬新キャラかと思ったですよ(*_*)←
0投稿日: 2010.11.07
powered by ブクログ号泣しちゃった。 僕には翼ちゃんの気持ちが良くわかる。 と言っても僕は幸せな家庭に生まれた。 両親は離婚したけれど愛されていた。 そこは翼ちゃんと違う。 でも僕は中学に上がって間もなく壊れてしまった。 親の期待に答え続けた結果 僕は自分を殺し、殺しきれなくなった。 親に勉強を強要されるのが嫌でたくさんの反発をした。 自分が何故勉強をするのか、その意味が明確じゃなかったから。 僕は自分の意に反することはしたくなかった。 自分の正義を貫きたかった。 だから翼ちゃんみたく、引かれた猫を見つけたら僕は埋葬しただろう。 世間から空気読めないと思われたって、自分が正しいと思うことはしたかった。 そうしてして生きた。 翼ちゃんが眼を逸らしていた自分の汚い感情と僕はそうそうに向き合った。 中学二年生でだ。 自分と向き合うこと、それがどれだけの苦痛を伴ったか、僕は死ぬかと思うほど自分に絶望し軽蔑し悲しんだ。 自分に厳しく他人に優しくいたかったのに。 汚れたくなんてなかったのに。 けれど見て見ぬふりは出来なかった。 真っ白でいたかったのに無理だった。 僕は既に汚れていた。 心に汚物を見てしまった。 僕は受け止めきれずに壊れてしまった。 でも、正しいことをしたと思ってる。 嫌なことから目を背けなかったから。 翼ちゃんは向き合うことにした。 自分の熱い嫉妬に、自分の熱い恋心に。 翼ちゃんを見ていて、感情に突き動かされる僕は悪くないのかもしれないと感じた。 破れた恋に大泣きしたから。 破れた恋をまだ大事に抱えてるから。 破れた恋はまだ痛みを僕に残すから。 本物に僕はなりたい。 けれど本物は人間じゃない。 そして僕は俗物に紛れたただの人間だ。 それでも今を生きる。 失恋したことを感謝する翼ちゃんほど僕は心が広くないけど 失恋出来るのはいいことかも知れないとはじめて思った。 どんなに傷つこうとも、それすら僕の心が正常に動いてる証拠なのだから
1投稿日: 2010.11.06
powered by ブクログ羽川さんの心情が凄く今回は分かりやすかった。 アララギくんの登場が何だか格好良すぎる。 あれは羽川翼視点だろうなぁ。。 面白かったです!言葉遊びも結構あったな。久しぶりなような。 そして秘策士ひたぎ! ↑カタナガタリっぽく面白いです。
0投稿日: 2010.11.06
powered by ブクログ前半部分での翼とひたぎの会話が秀逸で楽しかったが それだけに後半部分のシリアス展開がすばらしかった。 読んでいる途中で涙でてきました。
0投稿日: 2010.11.06
powered by ブクログまさか羽川視点とは! 暦視点じゃないので会話自体が面白いとかにはならないけど、全体的には面白かったです。
0投稿日: 2010.11.05
powered by ブクログ素晴らしい!!面白い!!羽川翼が、自分をちゃんと取り戻して「羽川翼」になる物語。羽川のキャラクターと、シリアスな物語展開と、戦場ヶ原とのガールズトークが何とも言えない雰囲気を漂わせる。最高だぜ!
0投稿日: 2010.11.05
powered by ブクログシリーズ初の阿良々木くん以外の視点しかも羽川さん視点ということで、今まで超人だった羽川さんが人間になる話。本当に彼女は障り猫の素質があったんだなあとしみじみ。その才能というか特性が今の内に摘まれたのは間違いなく彼女にとって良かったことなのだろう。どう考えてもこれから大人になるに当たって支障が出るし。 今まで徹底して女子(ヒロイン)同士の会話が出なかったので気になってたのですが、阿良々木くん不在の穴を埋め尽くす勢いで初お見えの更正New戦場ヶ原さんが阿良々木くん化したでごじゃる。夫婦は段々似るというけどそんなとこまで似なくていいから! というかコレはヴァルハラコンビ時代そうだったのが復活したのかそれともやっぱり阿良々木くんのせいなのかどっちなんだろう。神原さんを考えるとあながち前者も否定できない。 とりあえず更正戦場ヶ原さんも思ったより変わってなくてちょっと残念ちょっと安心。いや、アンタ誰な勢いの「綺麗なガハラさん」を想像してたので。でも阿良々木くんの前だとより綺麗になるんだろうか。 阿良々木兄妹のブラコンシスコンぶりが浮かび上がったり、阿良々木くん驚愕の過去が仄めかされたり色々気になりますが、今回から第2シーズンということで、もしかして次回からヒロイン視点が続くのかな。神原さん視点とかどんだけ酷いことになるかちょっと期待してしまいそうだ。 そういえば幽霊は怪異に分類されないのだろうか。「私たちの周りに残ってる怪異は神原さんの腕と忍ちゃんだけ」って言ってたけど、羽川さん真宵ちゃんが浮遊霊だって知らない……可能性は低いよなあ。迷い牛のこと知ってたし。 あの瞬間の阿良々木くんは間違いなくヒーローだったけど、実質的にはやっぱり戦場ヶ原さんのヒーローな辺りがニクイ。ってことはメメさんの再登場もあるかな? と思いつつ、ひとまずは何でも知ってる臥煙さんに期待。
0投稿日: 2010.11.05
powered by ブクログ羽川翼の、羽川翼による、羽川翼の為の物語。 個人的には黒よりよかったです。というか、黒の阿良々木君がアレすぎたのか…(笑)。今まで恐ろしかった「羽川翼」という異質な存在が、初めて可愛い女の子に見えました。 そして羽川さんと戦場ヶ原さんの二人という組み合わせは、阿良々木君でなくても羨ましく思ってしまうはず!というか羨ましい!
0投稿日: 2010.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回は羽川翼視点 相変わらず羽川翼は気持ち悪い 化物語(黒)とちがって、ひたぎさんが絡んでくるのでそこはGood! まいまい成分と撫子成分はほとんどなし。 阿良々木暦もほとんど出番がないが、ラストはカッコ良すぎ! そんなことより、随所で番宣している次巻が楽しみすぎるぜ!!!! ただ次回は、ひたぎ成分は少なめっぽいのが残念で仕方がない。 追記 2012年02月11日 更正した戦場ヶ原ひたぎのギャグ会話が見られるのは、セカンドシーズでこの巻だけ(?) 相手は羽川翼なので、あまり会話のなかった更正前との比較ができないのが難点。 読み直してみて感じたのは、他のセカンドシーズと比べて意外と本筋がしっかりしてた。 セカンドシーズは(おそらく)執筆時間の関係で、本筋が全体の流れから必要ないものが多い気がする。 そんな作品の中、羽川翼の物語に一応の終止符を打たせた本作はマル。 それでも羽川翼は気持ち悪いけど…
0投稿日: 2010.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前巻の「猫物語(黒)」とは対になっていない話。セカンドシーズンとは言って妙というか。 語り部からして違うのに、あまり違和感ないのはガハラさんの変わりっぷりに衝撃を受けたせいかも。 ツンデレはどこいった。 あと、あまりにもあけすけな次回作の伏線はどうかと。それを登場人物に話させるメタさも。 まあ、それが面白いのではあるが。
0投稿日: 2010.11.03
powered by ブクログ基本的にひたぎが好きな自分が初めて羽川翼を好きになれた気がした。 終盤のブレイクスルーした後の羽川のセリフには泣かずにいれなかった。これからの羽川と、これからの化物語シリーズがどのように進むのかが本当に気になる一冊。
0投稿日: 2010.11.03
powered by ブクログ2010.11 今回は羽川翼の一人称。テーマは『家族』。 二学期初日、彼女は一匹の虎と対峙する。 暦からの視点では見られなかった彼女の内面が描き出され、 彼女は何を思い『完全無欠の優等生、委員長の中の委員長』であり続けたのかが語られる。 終盤に訪れる羽川翼の宛てのない告白… 決意の果てに新しい羽川翼が始まり、物語は終わる。 しかし、「変わったけれど何も変わらない」そんな物語。 『誰しも見ているようで見えていないものがある』そんなことに改めて気付かされる。
2投稿日: 2010.11.02
powered by ブクログ知らず知らずに切り捨てていたものに気が付く話。 そして、それを再び手に入れる話。 破壊と再生か・・・ ついつい自分に置き換えてしまうと、しんどいな。 まだ取り戻せないということは、破壊が足りないということ。 長年かけて作り上げた「自分の在り方」を破壊するのは、しんどい。
0投稿日: 2010.11.01
powered by ブクログ我輩は虎である。俺は猫である。私は羽川翼である。彼女のおはようからおやすみまで。いってきますからただいままで。彼女が彼女になるための物語。
1投稿日: 2010.10.31
powered by ブクログ翼が、暦に恋して、失恋した話。 後半はボロ泣。 白猫の想い、翼の想い、、、誰かのために体を張る姿に号泣。 暦が実はすごい奴だったと初めて知った。そして、あの登場シーンは反則(笑)思わず、私も暦が好きになってしまいそうに、、、さすが主人公、、、 今まで出番の少なかったひたぎがたくさん登場していて、嬉しい。 ひたぎとお父さんの会話でも、号泣した。 翼を思いっきり好きになった一冊。 読めて良かった。
0投稿日: 2010.10.31
powered by ブクログ萌やしっ子イエーv 化け物とまで云われた彼女が、その自分を自覚して 受け入れて一歩踏み出して、イタイなぁと思いつつ よかったと思える終わり方だった。 二人のガールズトーク最高!振り切ってて最高!
0投稿日: 2010.10.31
powered by ブクログ2010/10/27発売の西尾維新氏の最新刊。 今回はストーリーテラーが別という辺り、既刊と一寸テイストが違うかも。 随分と、次巻以降の伏線も張り巡らされていたようだけど(笑) しかし、面白さは既にご存知の通り。 よーく注意を凝らして読んでいると、あれがこの伏線になっていたのか!と感心します。
0投稿日: 2010.10.31
powered by ブクログ素晴らしい。西尾作品で泣きそうになったのは久々。言葉遊びも会話の妙も少なめにして、徹底的にキャラの掘り下げに入った一作。登場人物が「キャラクター」から「個人」に音を立てて変わる瞬間が見られる。羽川は好きなキャラじゃなかったけど、これはシリーズで一番好きな作品になった。
0投稿日: 2010.10.31
powered by ブクログ羽川さんが生まれ変わる、新章の始まり。色々と新鮮だし、語り部が変わったなりにいい味を、惜しみなく出している。BDのコメンタリーでしか味わえなかったひたぎさんとの共演は単にキャラのぶつかりあいではなく互いに成長したものだったのが好ましい。そして同時進行している別の物語への伏線もうまく織り交ぜながら新シリーズへの期待が高まる。なんというか本当に面白い物語。
0投稿日: 2010.10.31
powered by ブクログつばさキャットから未解決だった羽川翼の問題解決編。 すっきりするいい終わり方だったと思う。 最後の手紙、書くあたりからの展開は好き。阿良々木くんおいしいところを持ってくなぁ。 阿良々木くんや八九寺が何してたのかは次巻か~。楽しみ ってか、もやしって萌やしって書くんだw
2投稿日: 2010.10.31
powered by ブクログ君がため、産み落とされたバケモノだ。 完全無欠の委員長、羽川翼は二学期の初日、一頭の虎に、睨まれた―。 それは空しい独白で、届く宛のない告白… <物語>シリーズは今、予測不能の新章に突入する!
0投稿日: 2010.10.31
powered by ブクログ読み始めて驚いたのが、暦視点でなく羽川視点だったことです。 びっくりです。なんか騙された感じです。新章と銘打っていたので何が変わったのかと思ってはいたのですが・・・。 でも、新鮮で楽しかったです。前回までの、前半は雑談ばっかりとかではなく、全てが内容に直接絡んでいたのもよかったと思います。でも、雑談があまりなかったのも寂しかったり。 それを踏まえての★4です。
2投稿日: 2010.10.30
powered by ブクログ驚きの羽川視点。故に毎回恒例の面白掛け合いは少なかったけど、ガハラさんとのガールズトーク(?)が多めで楽しめた。本編は以前からの狂気じみた完璧少女が、ようやく普通に戻っていくお話。阿良々木さん、ヒーロー過ぎるだろう。想いをちゃんと言えてよかったね、羽川さん。でも次以降でひたぎさんよろしくぶっ飛んだキャラチェンジするのだけは勘弁な(笑)
0投稿日: 2010.10.30
powered by ブクログシリーズ初の暦以外が語り手! どっちかっていうといつもの暦のばかな掛け合いのがすきかなーw テンポいい会話が売りのひとつだと思うし・・・ でも、それはそれでこれはこれで最高! この@に出るシリーズも各キャラが語り手なのかなー? ひたぎのはひたぎ語り手に期待したいw
0投稿日: 2010.10.30
powered by ブクログ2010 10/29読了。有隣堂で購入。 『猫物語(白)』と言いつつ、(黒)と対にはなっていない新章突入第1段。 何が新章って、2学期になっただけじゃなく、語り部が阿良々木さんではなく羽川さん本人。 阿良々木くんが全然出てこないこともあって話が進む進む。 『物語』シリーズは中身がほとんどなにもない上に無茶に過激な阿良々木くんとキャラクター陣の掛け合いが好き、と公言する自分だけれど、阿良々木くん以外の視点での物語シリーズってのも新鮮だった。 ちゃんとした話があるし、盛り上がりもあるし、個々のシーンで「ここが好き!」ってのははっきりとはないけど、全体としては物語シリーズの中でもかなり好きな巻だったかも。 さあ、次はいよいよまよいキョンシーだ!
0投稿日: 2010.10.30
powered by ブクログこの猫物語[白]では語り手がいつもの阿良々木ではなく羽川で新鮮な感じがした。そして話の内容も主に羽川に関わる事である。 あとがきで作者が書いているようにこの猫物語[白]からセカンドシーズンという感じで書かれている。 忍野メメ曰く、一度でも怪異に『遭遇』してしまった者は、その後の人生において、怪異に逢いやすくなってしまう。そして以前障り猫という怪異と関わっている羽川はまた逢ってしまった、今度は虎の怪異に。解決しようにもなんと阿良々木は他の事の解決のためどこかで走り回っていて相談しようにも相談出来ない状態。仕方なく戦場ヶ原に相談したり色んな人との会話からヒントを得て羽川自信で解決しようとするというのが大まかな話。 これまでのような阿良々木のテンポ良い突っ込みとかはないがそれでも登場する人物達の会話は面白い。 読んでも読んでも阿良々木が出てこない。このまま出てこないのかと思ったらいいところで登場したw いやホント阿良々木さん格好良すぎですよ、惚れますよw 羽川自信のことはとても重いものがあり、しかしこれまで生きてきた環境がこれでは羽川がこうなってしまったのは仕方ないというかどうしようもなかった気がする。それでも羽川は最後には自分で気付くことができ、ちゃんと向き合えて良かった
0投稿日: 2010.10.30
powered by ブクログヒロイン自身が語り部となる、『化物語』2nd-Seasonの初刊。阿良々木暦が語り部ではなくなったことで、連鎖爆発の如き怒涛のボケ&ツッコミの応酬がほとんどなかったのは残念でしたが、一人のキャラクターをとことん掘り下げ、且つ成長していく姿を書ききったという本筋の展開は良かったです。かなり重かったですが。 しかし今回の扉絵。イメージチェンジした羽川翼の初のお披露目絵でしたが、あまりの「記号のなさ」=「普通さ」に、正にエピソードくんの「え、誰?」の感覚でした。 今後はイメージチェンジした各ヒロインの立ち絵が各巻の扉に載ることになるのでしょうね。 「髪を短くした状態での障り猫は、『HUNTER×HUNTER』のネフェルピトーにそっくりだな」と思ったのは、私だけではないはずだ。
0投稿日: 2010.10.30
powered by ブクログ羽川さん視点ですすむので、今までの阿良々木くん視点では見られない各キャラの一面が見れたように思います。 やっと羽川さんは変われたんでしょうね。 目を背けて、目に入れないできたもの、自分から切り離したものを、自らの意思で抱え込む。 それがないから、人間らしくないような、自己満足な自己犠牲を行ってこれたし、気持ちが悪いほどの善人でいられた。 今回の阿良々木くん、出番は少なかったけど、めちゃくちゃかっこよかったです。 戦場ヶ原さんもとっても素敵でした。デトックスの成果がでてますね。すんげぇ可愛い。
0投稿日: 2010.10.30
powered by ブクログやばい、言葉遊びは一旦休憩、戯言シリーズを彷彿とさせる重厚感。物語シリーズセカンドシーズンと言うだけのことはある。
0投稿日: 2010.10.29
powered by ブクログ西尾維新いつものテーマ。本当の異常者は誰なのか。前作で異常性の明らかになった化物たる彼女が人間になる物語。 第二部スタート!
0投稿日: 2010.10.29
powered by ブクログ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・感想、書けない。絶対書けない。 名作。
0投稿日: 2010.10.29
powered by ブクログ読む暇が...とか言っておいて、その日のうちに読了。バサ姉の物語はこれでようやくひと段落かな。いつもとは違う語り口だったけど、面白かった。
0投稿日: 2010.10.28
