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吉村昭の平家物語
吉村昭の平家物語
吉村昭/講談社
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総合評価

23件)
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    原文の空気感を残した、簡潔で読みやすい平家物語です。 時代劇等での義経はイケメン俳優か演じていますが、物語では色白で背が低く、前歯がとくにつきでているとなっています。これが本当の姿でしょう。 頼朝は、自分が清盛に助けられたために平家を滅ぼすことになった教訓から、平家を根絶やしにします。自分の兄弟までも殺してしまうような猜疑心が強い印象があります。 最後には頼朝の子孫が味方だったはずの北条氏に殺されてしまうというのは因果応報でしょうか?

    25
    投稿日: 2025.11.25
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    事実を淡々と記している感じ。 吉川英治は読了できなかったので、こちらで。 壇ノ浦とか合戦場面もあっさり。 全体の流れを知るには良いかも。

    0
    投稿日: 2024.10.11
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    原典を読む自信はないけど、内容は知りたい、とある舞台を見に行って思ったので読んでみた。教科書ではほんの一部しか出てこなかったし、話が繋がらなかったけど、一通りの流れを理解するには読みやすくてよかった。

    2
    投稿日: 2024.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    刀剣乱舞好きなので、お勉強に…と思って読みました。 だいぶ時間かかった。 平家万歳!の話と思ってたんですが、平家が滅びてく話なんですね。 あと誰がどっちの勢力なのかよくわからずページ戻って確認してました。 ところどころ大河ドラマや学生時代どっかで聞いたなーみたいな話がありました。 大河ドラマの影響で頼朝あまり好きじゃないんですが、やっぱり嫌いでした。 なんて疑り深い人と思いました。 ついでに梶原景時が嫌いになりました。 解説で最初子供向けに書かれてたとあって、これ子供向けなんだわー…と思いました。

    0
    投稿日: 2023.11.03
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    諸行無常。記録文学の名士が描く平家物語。歴史の証跡を辿るのではなく古典の記述そのものを再現する。盗作しているようで後ろめたさを感じたという。膨大な登場人物。それぞれの運命。少ない感情描写の中にその思いを想像する。流れる歴史を一話一話でも完結させてる。全盛期の驕り高ぶり。根にもたれた恨みは衰えた時に表出する。頭を丸め感傷に浸りながら生きる。敗れた後はそれすら許されない。栄枯盛衰。賢者は歴史に学ぶ。権力交代は何某かの進歩をもたらす。…栄えてなくても終わらぬ政権。過ちが正されることもない。現代日本の衰退は続く。

    0
    投稿日: 2023.09.16
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    吉村昭の作品は色々と読んでいるのだが、本作は「異色作」と言えるのかもしれない。が、なかなかに興味深く読んだ。 本作は「古典文学を現代語訳というようにすることで、少年少女向けとして世に問う」という企画で登場しているのだという。言わば「現代語訳『平家物語』 吉村昭 訳」というような一冊なのだ。 吉村昭は熱心に取材を重ね、そういう成果を踏まえた、作中世界で流れる時間や景色が強く感じられるような、濃厚で精緻な描写で知られていると思う。本作は必ずしもその「本来のスタイル」ということでもない。「翻訳」なのだ。同時に、伝えられている『平家物語』を詳細に訳出しようというのでもない。好いテンポで、「普通の小説」として読み易いように整理して綴っているのだ。そういうことで、作品の起りは「少年少女向け」ながらも、自身も含めて「嘗ての少年少女」、「少年少女と呼ばれた時期も在った筈」という人が読んでも、「有名な『平家物語』はこういう感じ」と興味深く愉しむことが叶う。 『平家物語』は、通読したことがなくて―と言うより、個人的には「通読した」という方に出遭った記憶が無い…―も、題名は多くの人に知られ、作中に登場する史上の人物達の一部、描かれる挿話の一部も意外に知られていると思う。そういう訳で、『平家物語』にも言及が在る人物や挿話に題材を求めたような小説も色々と在るとは思う。が、本作はそういうモノとも違う。 巻末の解説によれば、吉村昭は随分と悩みながら本作を完成させたようである。各作品で吉村昭が示した流儀を半ば封印して綴り続けたのだから、「産みの苦しみ」は大きかったのかもしれない。が、それだけに「『平家物語』とは?」に判り易い回答例を示してくれる一冊に仕上がっている。 『平家物語』で取上げられる所謂「源平合戦」に関しては、物語と史実との違いが指摘されている事項も色々と見受けられる様子である。が、所謂“琵琶法師”の「弾き語り」という芸能の題材となって伝播し、継承され、時代が下って読物となって伝わっている『平家物語』の内容は、「俗にこういうように信じられている歴史」という観方が出来るかもしれない。それが判り易く整理された本書のようなモノに触れるのは、それ自体に価値が在るかもしれない。 本作を読んでいて思った。「源平合戦」の時代は「遠い昔」である。が、実に「不透明な時代」で、当時の色々な人達の葛藤のようなモノが渦巻いている。そういう「時代の不透明さ」というような要素は、多分この『平家物語』の「源平合戦」のもっと以前から、現代に至る迄、「各々の時代なりに…」という具合に存在し続けているのではないだろうか。 『平家物語』の原本のような、所謂“古文”を読むのは敷居が高過ぎるかもしれない。が、本作はその内容を「普通の小説」という感じで知ることが叶う。なかなかに好いと思う。

    1
    投稿日: 2023.06.27
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    祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり。 誰もが一度は耳にする平家物語の冒頭であるがその内容は初めて読んだ。 独特の死生観を持った吉村氏による現代語訳で読みやすかった。 清盛の横暴、それを諫めバランスを取っていた子重盛。その重盛の死後、一気に破滅へと突き進む平家一族。源平の戦いとその間で激流に巻き込まれる子や女性たち。頼りない法皇。イメージとは違う気性の荒い義経と嫉妬深いが情に厚い頼朝。 様々な思惑とサムライたちの尊厳が栄枯盛衰の儚さを際立たせている。

    0
    投稿日: 2022.12.04
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    吉村昭氏を初めて知りました。 あの有名な平家物語をこんな読みやすい現代語訳にしちゃうなんてすごい。  祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響あり... って冒頭部分は中学生の頃だったか暗記させられた記憶しかなく、読んでみたいっていう好奇心だけではどうにもならない高いハードルがありますからね。 大河ドラマで見た『平清盛』と今放送中の『鎌倉殿の13人』の理解を深めるのにいいと思う。 こんな読みやすいのに、正直言って清盛の孫たちの名前を把握してるわけじゃないから、途中で飽きてくる。あはは。 でも読み切りましたよ〜 終盤の平家没落の物悲しさが痛々しい。 身内を信じない頼朝の哀れも痛々しい。

    12
    投稿日: 2022.08.18
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    読んだことがなかった平家物語。1冊にまとまっているので読みやすい。その分、ダイジェスト感が強くていまいちのめり込めないところがあるけれど、終盤に向けて平家の人びとが大人はもちろん子どもも罪人としてはりつけになったり河原に首がさらされたりする様子はなかなか凄惨。そういう風習が明治初期まで続いていたかと思うと日本もなかなか野蛮だったなと思う。

    0
    投稿日: 2022.01.27
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    図書館で。 合戦に入ると誰が誰なんだか~と段々訳がわからなくなります。そうやって考えると、これは日本の内戦だったんだろうな。日本が二つに分かれて争ったのだから。 平家も落ちていくように見えて結構粘るので戦争って大変なんだなぁと思ったり。そして諸悪の権化(として語られている)清盛は平家の滅亡を見ずに死んでいくんだからなんだか皮肉。とは言え清盛が生きて居たら平家ももう少しもったのかも知れないし…歴史が変わったんだろうな~

    0
    投稿日: 2019.06.05
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    吉村昭による平家物語の現代語訳。初出は少年少女古典文学館の一冊で、ちょっとそっけない感じはするが大変読みやすい。初版時の制約もあって省略も多いが、「ダイジェスト版にならないように心がけた」と述べられているように、文庫本でも500ページ超。大人にとってもこれで十分読み応えがある。もっと本格的な現代語訳や原文に挑戦したいと思う方達にもちょうど良い肩慣らしかもしれない。 さて、自分で驚いたが、平家物語の主要なエピソードはみんなすでに知っているのであった。それは取りも直さず、平家物語が日本の文化に深く浸透し、様々な部分が様々な形で再生されているからだろう。 それにしても後半の合戦は血なまぐさい。武士の世の中になって、無常の感は深まるばかりであったのではないかな。

    0
    投稿日: 2017.10.16
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    「講談社少年少女古典文学館」シリーズに収録された『平家物語』のダイジェスト版です。 著者自身が初めて『平家物語』を読んだのは中学3年生の夏のことで、同じ年代の読者に向けて書かれたものでしょうか。平明でありながら端正な日本語で、『平家物語』のあらすじをたどることができます。 『平家物語』には多くの入門書や解説書、現代語訳やダイジェスト版などがありますが、個人的には『平家物語』の世界に触れるための最初の一冊として、優れた道案内になってくれるように思います。

    0
    投稿日: 2016.12.25
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    古典は絶対手にしないと思っていましたが、お友達に勧められて読んでみました。 思っていたよりずっと読みやすかったのですが、やはり苦手ですね 平家がどのように滅びていったか、よく理解できました

    0
    投稿日: 2016.05.17
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    前に誰かの(司馬さん?)平家物語1巻だけ読んで ちょう面白かったけど 1巻でとまってて気持ち悪かったから 読めてよかった~ 現代語訳 すっきりしてて読みやすいー! すごい首はねたり引き回したりものすごいな すごい時代だ 那須与一とかね、名前しか知らなかったし もりもりした平家一族も誰が誰やらだったけど イケメンあつもりとかね 重盛いいひとだし これもりかわいそうだし けっこうさらっとよくわかった 読んでよかったー

    0
    投稿日: 2014.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現代の史実を調べることでは定評の著者だが、平安時代を描くと、平凡としか言えない内容だった。しかし聞き覚えのない話が多く、興味深かった。奇界ケ島に一人残された俊寛のその後、資盛の恋、維盛の自殺、通盛の恋、重衡の妻との別れの場面、宗盛や維盛の小さな子供の殺戮・・・。平家の公達の悲恋にまつわる話が多く、平家一族そのものを主人公とした無常の物語であることを改めて思い知る。清盛・宗盛の性格の欠陥と、理想的な重盛が両極端であったり、義経を梶原梶時が讒言したと断定!していることなど、底の浅い常識が支配している印象が強い!原典がそのようになっているのだろうか?

    0
    投稿日: 2013.10.15
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    読みやすそうな文体に惹かれて購入。 中学レベルの日本史の知識しかない状態で読んだけど、すごくわかりやすく面白かった。 あらすじは知っているものの、後半は切なくなってしまう。 そんな最後の最後まで追い詰めて殺さなくてもいいのに…。 純粋に思ったのは、人死にすぎ、首斬りすぎ。 この時代、その辺死体だらけなんじゃないだろうか… あと、義経が不憫。

    0
    投稿日: 2012.08.29
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    平家物語の現代語訳。小説風のものは前に読んだが、おそらくほぼ原典を忠実にしつつ、シンプルにわかりやすく落とし込んだ印象。 平清盛が想像以上に悪逆非道に描かれ、後白河法皇もそれほどの人物ではない感じ。頼朝は嫉妬深く、義経はひたすらの猪突猛進型。平家側はまったくの軟弱かと思いきや、所々は頑張る。やはり基本平家に同情的な形なのかな。 通史としてさくっと読むにはいい本かも。涙を流してばかりの記述は多い。

    0
    投稿日: 2012.07.20
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    平家物語の入門書として最適。非常に読み易く、一気に読んでしまいました。源氏も平氏も、どちらも酷い事してますね。ただし、戦国時代より優雅でもあり、まだ人間味がある気がします。

    0
    投稿日: 2012.02.07
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    平清盛フェアを書店でやってたので、購入。 まだ1ページも開いてません、もう少ししたら読もうと思います。

    0
    投稿日: 2012.01.22
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    2011/12/11 来年の大河ドラマに向けて読んでみた。 清盛もひどいけど、頼朝もひどい。 数年前の義経が見たくなった。

    0
    投稿日: 2011.12.11
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    来年の大河ドラマに向けての予習に、最適の一冊!読みくだし文や現代語訳にしてあるというのではなく、吉村昭調に読みやすくなってます。栄枯盛衰・ものの哀れを味わってください。

    0
    投稿日: 2011.09.13
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    少年少女向けの現代語訳として書かれたということで、非常に分かりやすく且つ簡潔。 以前読んだ吉川英治氏の新平家物語が大河ドラマなら、こちらは2時間ドラマ。 平家物語の入り口として良書だと思う。

    0
    投稿日: 2011.08.08
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    いろんな手段が時代と共に変化をしても人間が感じることが出来る情報量ってのは変わってない気がする。人間、昔っから開きっぱなし。

    0
    投稿日: 2011.05.09