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特殊清掃
特殊清掃
特掃隊長/ディスカヴァー・トゥエンティワン
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総合評価

23件)
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    衝撃的で刺激的で知らない世界を見せてくれた。 だいぶ昔に読んだから、断片的にしか覚えてないけど、たしか腐敗した人の臭いに晒されると、お風呂入ってもその臭いが取れないとか… とっても読みやすくて、気持ち悪いはずの現場の状況もサッパリな文章でグロさがなかった!!(あくまで個人的な感想)

    0
    投稿日: 2024.12.29
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    面白かった! 読み応えある〜腐乱死体の描写が大好きで読んでみたのだけどその辺りは割とあっさり目に書いてあるように感じた。 「生きる」ことについて真剣に考える。 その日その日、今の今の今を生きる。 作者がこめた強いメッセージは否応なく伝わってくる。 本当に凄惨な現場なのですね…現場の空気がここまで届いてくるようだ、実際に現場に居合わせたことはないけど、この仕事に打ち込んでる人の心理は…私の理解を超えたところに達してる。 強い…。

    0
    投稿日: 2022.04.05
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    遺体痕処理から不用品撤去・遺品処理・ゴミ屋敷清掃・消臭・消毒・害虫駆除を行う「特殊清掃」。そんな特殊清掃を生業としている男性のブログをまとめたのがこの本だ。 自殺や病死など、死に至る原因は様々だけれど、発見されるまでに時間がかかる孤独死では、現場が凄惨なものになる。そこを清掃するのだから、まさしく汚仕事(おしごと)。 離れて暮らしていた息子が引きこもりになり、そのまま病気で孤独死をした。その父親が部屋の清掃を依頼。特掃隊長と共に、死体痕を自ら清掃した父親の愛情。 昔、世話になった知人が孤独死。苦しいときに助けてくれた“真友”への恩返しにと、特掃隊長に依頼する前にあらかたの清掃をしていた男性。 年老いて体の自由が利かなくなってきた。先も長くないだろう。「住み慣れた部屋でポックリ逝きたい」と生前契約をする老人。 死に関わる仕事について書かれているのだけれど、生と死は表裏一体。人は必ず死を迎えるし、それは今日かもしれないし、明日かもしれない。そんないつ訪れるかしれない死を心にとめて、今生きている“生”をどう生きるか?を考えさせられる。

    2
    投稿日: 2019.02.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人は自宅で家族に見守られて旅立つばかりではない。 不慮の事故や突然の病で旅立つ人もいる。誰にも気づかれないで無くなった場合の事例がこの本に多く掲載されている。 人は死んだ後、何もしなければ腐敗し、溶けてなくなってしまうことを私は初めて知った。そして、その劣悪な状況の中、清掃を行う職業があることも初めて知った。 人の死は常に生と隣り合わせで、いつ死を迎えるかなんてわからない。 いつも通りがいつも通りにならない時がいつか来る。 自分の死生観についても考えさせる本でした。

    2
    投稿日: 2014.12.08
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    当事者本系、有り難いのです。遺体処理なども含まれるそれは大変なお仕事なんですが、また作者の方の在り方がよくて。本当、紹介する言葉の無い本です。読めば分かる。 あ、でも最後の養老先生のコメント、こんなよろよろした文体のお方だったっけって失礼にも勝手に心配になったの私だけでしょうか…

    2
    投稿日: 2014.10.09
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    この本も確か5月の東京行きの新幹線の中で一気に読んだ記憶が・・・ 本のタイトルとおり、特殊清掃をされている方のお仕事をブログで書かれたもの そっか・・・人が死ぬって病院や家で誰かに看取られるだけじゃないんだ 孤立死や無縁社会と騒がれている昨今なのに、そんなことに今さらながら気付かされた 一人暮らしの私だって例外じゃないよね・・・ 昔々、大学の心理の先生が、「死に方は生き方」と教えてくれた どう死にたいかで、どう生きるかが決まると・・・ 当時まだ今より10歳近く若かったので「死」なんてものは、 祖父が亡くなって数年後だったけど身近にはなかった でも40歳を超えて一般的な余生から人生も半分過ぎてしまえば、「死」は段々と近くなってくる 人間ドックの結果が悪い年なんて尚更だ・・・ 「どう死にたいか」 自分の死を考える事は不吉だろうか・・・ いつ、どんな形で、この一生を終えるか分からないけど、それは神様しか知らないのだけど やっぱり、この本を読んでまた考えてしまったのでした

    0
    投稿日: 2014.08.17
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    「特殊清掃」― 死体処理や腐乱死体があった部屋の清掃や「ごみ屋敷」の清掃 ― を請け負う業者に勤める著者がつづるブログが元になった本。 「死」というものは現代においては隠されている(TVでは豚の死骸だってモザイクを入れられる)。この本には深い哲学的な考察などはない。その分、腐乱する身体というむき出しの現実があるということを単に提示する。淡々と行う作業の中での心の引っ掛かりがある種の謙虚さを持ってさらりと綴られる。 だからこそ養老孟司の解説がとても邪魔なものとなっているのだ。

    2
    投稿日: 2014.05.06
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    特殊清掃という仕事を初めて知った。 新聞にも載らないような訳ありの死は今もどこかで起こっていて、彼が清掃に翻弄しているー。 死後の精神がどうなるのかはわからないが、 肉体は腐敗する。 そんなのは考えればわかることなんやけど。 まだ私は死を自分事として考えられていない。 そういう危機に面して初めて、 想いを巡らせることができるのだろうか。 「メメント・モリ(死を思え、死を忘れるな)」

    1
    投稿日: 2014.04.08
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    特殊清掃という、大多数の人がやりたくないけれども、ちょっと興味をひかれる職業。ブログをまとめただけであって若干だれる部分があったが、いろいろ考えさせられる本だった。

    3
    投稿日: 2014.02.19
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    主に遺体痕の処理を担う特殊清掃業者のエッセイ。期待していた肝心の仕事内容の詳細は薄め。主題は遺体に向き合った著者の死生観。だがその感覚が自分と合う所がなく、スピリチュアルとまでは言わないが、臆面もなく「前向きに生きていこう」とか「死に対するとき、人生は輝くのではないか」とか「生きるって、こういうことか」とか言われてしまうと、僕のようなひねくれた人間には正面からは受け入れ辛い。こーゆーのが好きな人が世の中にいることは知ってるが、そーゆー人こそこの本を手に取ることはないような…。ミスマッチというかニッチな一作。

    0
    投稿日: 2014.02.04
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    本書は、特殊清掃を行う「特掃隊長」と呼ばれる男性のブログ「特殊清掃・戦う男たち」を書籍化したものです。『ニンゲンは死ねば腐るだけや』この言葉が意味する現実を突きつけられる内容が次から次へと登場します。 本書は人気ブログ『特殊清掃「戦う男たち」』の書籍化したものだそうで、僕も本書を読み終えた後でサラリとではありますがブログのほうを確認しました。筆者は大学を卒業後、この特殊清掃の仕事に就き、肩書きはヒューマンケア株式会社ライフケア事業部所属であるそうで、1992年から遺体処置・湯灌納棺・遺体搬送・遺品処理・ゴミ処分・特殊清掃・消臭消毒・害虫駆除業務の現場を踏み、現在は特殊清掃部門を担当されているのだそうです。 「人間は死ねば腐るだけや」 そう嘯いて自らの人生を思うままに駆け抜けていったのは白洲次郎と彼の父親でありますが、実際に人が死んで腐っていくとどのような結果になるかということが本書の中に詳細に記されていて、遺された遺族や現場を清掃、復旧している彼らのことを考えるとなんともいえないものがあります。ここに登場する孤独死した人間と、病院であれ自宅であれ、家族に看取られてという形でも、『ひとりで逝く』ということは変わらないわけでありますが、『その後』というのは大きく違ってくるかと思われます。 自らもかつて札幌で過ごした最期の1年が本当にここに出てくる人たちのような『最期』を遂げていた可能性があり、また将来もそうなってしまうことが否定できないことが、心のどこかにいつもあるがゆえに、本書をてにとって読んだのかもしれません。やりたいことをやって生きている人間で『末路哀れは覚悟の上やで』というのは常に頭の片隅にあることなのでしょう。 話がだいぶ外れました。筆者が踏んでいる現場というのは過酷そのもので、家の中を覆いつくさんばかりに積み上がったごみの山だったり、人型にくっきりと床や壁に痕跡を残した『生の証』を徹底的に掃除し(処理しきれない場合が大半で全面改装になる)遺族と共に逝ってしまった人間を思い、涙する…。ここに記されているのは本当にあけすけもない現実でありました。もともとがブログを下敷きにしているので、さらりと読むことができますが、内容は本当に重いです。

    2
    投稿日: 2013.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館に行ったら返却された棚に置かれていた。 きっと自分じゃ探して求める事もなかったと思うが、 とても気になってすぐ借りてみた。 いろんなサスペンスの本を読むよりリアル。 人も魂がなくなったら、ただの生物と一緒でどんどん腐っていってしまうんだな。そうなんだけど。 そして、そういうのを片付ける仕事がもちろんあるわけで、 家族だけじゃなく、こういう人たちのお世話にならないように、 キレイに死んでいきたいと思ったし、 とにかく、生きる事死ぬ事を考えさせられるものでした。

    5
    投稿日: 2013.08.30
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    恥ずかしながら初めて知ることが多かった。特殊清掃という言葉に単純に凄惨な事件現場やゴミ屋敷を連想していたが孤独死や自殺という新聞に載らないような場所の清掃がほとんど…。 そうだよな、人間も生き物なんだよなと思い出した。 依頼人とのコミュニケーションもかなり繊細な意識で臨むだろうし、身体も気持ちも酷使する大変な仕事だ。

    2
    投稿日: 2013.07.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文章の巧さを味わう本ではなくて、 語られているものごとに非常に意味のある本。 個人的には、死ぬ迄にあと何回食事を出来るか、だとか、 今日無事に帰宅出来るか分からないから、出勤前の部屋は きれいに保っておこうだとか、ごく常々思っているが、 死んだ後の自分の体について思いを巡らすことは少なかった。 文中の故人は、浴槽に沈む「自分の歯」を思ったことはなかったのではと察する。 解説の“致死率100%”も、当たり前とはいえ、はっとした。

    3
    投稿日: 2013.07.08
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    死生観を考えるきっかけって、昔は宗教の中にあったりしたものだけど、今は法医学とかこういった職業の中にあったりするのかなと思う。 いい本。

    3
    投稿日: 2013.03.03
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    決して上手な文章ではないと思う。矛盾したことも書いているし、ときにキザな言い方だなとも思う。だけど、普通の人では体験できないことに日常的に接しているからこそ、惹きこまれる本だった。 冒頭にこう書いてある。「私は、今まで、幾人もの死を体感し、幾人もの生を垣間見てきた。目に見えるものを片付ける中で、目に見えないものをたくさん目の当たりにしてきた。すべての儚さを思い知らされつつも、死痕を消して生跡を刻み、死を生に転化させてきた」。非日常的なことの連続の中で、目に見えるものはもちろんのこと、目に見えないけど、確かにそこにあるものを実感できるのだと思う。それは、故人の人生という営みの足跡であり、そこに刻まれた想念なのだろう。 『続・悩む力』だったろうか。姜尚中がこんなことを言っていた。現代は成長し続けるという神話が支配している時代。死を遠ざけたことで生をも遠ざけた時代。そして、いつのまにか変容し、逸脱してしまった資本主義が支配する時代だと。 だからこそ、著者の特掃隊長は、いま目の前にあることを一生懸命にやろうという。「今日が変われば、明日が変わる。明日が変われば、明後日が変わる。一日一日が変われば、人生が変わる」。死を遠ざけるのではなく、死を身近に感じるからこそ、いまの瞬間を走り抜けるというパサージュが生まれるのだ。

    3
    投稿日: 2012.10.31
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    文章が上手い下手の世界ではない。『死』を日常的に接している人の『死』への考え方を赤裸々に述べられたもの。養老先生に逆らうようだが普通の人は『死』には顔をそむけ、いや、避けているのが通常であろう。色んな状況に遭遇した事を客観視したこの本は老い先短かい単身生活の私には参考とする点が多い。

    2
    投稿日: 2012.09.02
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    ”特殊”な清掃を請け負う、特掃隊長。 本書で語られる多くは、特殊な状況下に置かれた遺体とその周囲の清掃。 ”特殊”な状況下ゆえ、周囲の人たちも我をモロに出す。 遺体の状況、故人の周囲の人たちを見る中で、在りし日の姿も垣間見えてくるようだし、そこから世の中の空気も感じられるよう。 普段接点のない仕事、分からない世界だったので衝撃もあったが、淡々とした語り口で読みやすい。 「死」「どう生きるか」を考えた。 巻末の養老孟司さんの解説も、「さらに考えさせられる感じ」でよかった。

    3
    投稿日: 2012.07.27
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    本書に登場する死の多くは、おそらく訳ありの死であり、しかも終わったあとの「死」。 失礼ながら、さほどうまいとは言えない文章を、シチュエーションが読み物にしたてあげた印象。 淡々と書かれているものを淡々と読みましたが、清掃の対象が、はからずも知人であった、というエピソードには、他と少し違う迫力がありました。世の中には「あかの他人」がやるべきことがあるんだなあ。

    2
    投稿日: 2012.07.19
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    こんなに活字から逃げたいと思うの初めて。装飾のない文書なので読みやすい。だけど受け止める勇気は必要かなと思います。

    1
    投稿日: 2012.07.07
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    物語で読んだことはあったがリアルは初めて。誰かがやらないといけない仕事。全ての仕事は尊いという言葉を思い出す。納棺師も素晴らしいし同じカテゴリーに感じる。きっとこの人は往生したら天界で人間を助ける役目とか担うんじゃないかなあと思った。

    2
    投稿日: 2012.05.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    GWにはちょっとそぐわないか、と思いながらも手元の本を順番に読んでいるもので。 もっと感傷的になるかと思ったけど、割合淡々と読めたのはじぶんが薄情なのかな?あまり重い話題は選ばなかったのですかね? 書き方がかなり平易なのであっさりと読めました。 にしても、この本を読まないと「腐って溶ける」という生モノなら当たり前のことを忘れている、というか考えないよね。畳の上で死ねたからって綺麗に棺に納まるとは限らない、という現実を知りました。どうやって棺に納まるか、ぼちぼち考えるべきことなんだろう。 「生きているうちから腐る」という話、自分にも思い当たる節が。この話を読んで「そうだったのか」などと納得。あとは「真友」「天居」の話が良かったかな。 「おわりに」に共感を覚え、また、作者の真摯さを感じました。 「ありがとう」と「ごめんなさい」、大事にすべき言葉ですね。

    2
    投稿日: 2012.05.03
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    興味本位で手に取ったけど、とても心に響いた。死を見つめて生を感じる。どの章も面白かったけど特に心に残ったのは「人生は良いことと悪いことの合計点を誰かと争うものではない」という件かな…

    2
    投稿日: 2012.04.15