
総合評価
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powered by ブクログ静謐な作風の葉室氏と新選組のイメージが合わないと思いながら読み始めましたが、なるほど新選組讃歌ではなく近藤、土方という2人のスターを私利を追求する劣等感を持つ俗物扱いにして、一方の薩摩主導の倒幕運動も美化するとこなく描かれていて安心しました。
0投稿日: 2026.09.28
powered by ブクログ幕末を生き抜く凄さ。近藤、土方と争いながら出来た世の中は、幕末の志士たちが目指したものだったのだろうかと考えさせられた。
1投稿日: 2026.09.11
powered by ブクログ新選組に関する本は結構読んでいますが、視点を変えた内容で面白く読みました。 主人公は、伊東甲子太郎の後を追って新撰組に入隊した、監察兼柔術師範の篠原泰之進。 近藤、土方の反対派からの視点で描かれており、近藤の影を執拗に追う篠原泰之進もまた、鬼と化してゆく。 新撰組好きなら読んでみたい一冊だと思う。
0投稿日: 2026.07.27
powered by ブクログ新選組の小説などで脇役を演じて来ていた篠原泰之進が主人公の小説である。 新選組から分派した高台寺党の御陵衛士の懐刀として伊東甲子太郎に信順する。 泰之進の思考や生き方が題名である影踏み鬼として、何度も著される。 新選組の卑劣な組織との対比が、高台寺党の洗練さを浮き出させる。 最後は、葉室作品らしい感動を誘うクライマックスである。 クライマックスは、葉室作品をまた読みたくなる麻薬である。
0投稿日: 2024.10.27
powered by ブクログ幕末:沢山の若者が命をかけて思想を貫いていった時代、新撰組への見方も変わった。登場人物に中村半次郎が出て来たのには驚いた。時代も変わった最後のシ―ンで泰之進が萩野と松之助と出合って交わす言葉がとても切なく感じた。
0投稿日: 2021.12.16
powered by ブクログ史実をもとにした物語。 あいかわらず、どこまでが事実でどこまでが創作なのか分かりませんが、幕末の新選組の物語です。 主人公は篠原泰之進。伊東を慕って、新選組に入隊。その泰之進の目線から語られる新選組。 新選組内の内紛、それぞれの想いが描かれています。 伊東が近藤たちに暗殺されると、泰之進は仇を討つため、近藤を追います。 全体的に、盛り上がるシーンはありませんが、その時代がわかります。 土方、近藤、斎藤と出てきますが、斎藤の描かれ方が単なる殺人者としていないところが、興味深いです。 新選組を脱退し、激動の時代を生き延びた泰之進。 最後はハッピーエンドでよかった
5投稿日: 2021.11.20
powered by ブクログクライマックスにかけるが最後はジーンと来た 淡々と描写されているタイプで新撰組がどういう組織なのかを作者の主観的だが筋道に沿った解釈で窺い知ることができた
0投稿日: 2021.05.09
powered by ブクログ土方歳三を人生の師と仰ぐ僕としては新選組物はほとんど読んだし所縁の寺や土地にも結構行った。 今まで読んだものとは別の視点から書かれているので新鮮だった。 エンディングが現代風でちょっとビックリしてホッコリした。 久ぶりに新選組物を読んで懐かしくなった作品。
0投稿日: 2021.02.25
powered by ブクログ副題「新撰組 篠崎泰之進 日録」 葉室麟さん去年の12月にお亡くなりになってしまいました。 実は本の貸借する友人が好きで読んだのを貸してくれるのと、 夫が作者初期の頃好み、家に本があったりで、かなり読んでいます。 (たしか、わたし葉室さんはもういい、といったような 笑) でも、もう作品は増えないのですね。 司馬遼太郎さんような強い個性ではなく、臭みがないというのでしょうか、 さわやかな人間観察なのにちょっとおかしみのある描写、真摯な筆はこび。 この本の解説(朝井まかて)によると 葉室さんも司馬さんに啓発を受けていらっしゃったそうです。 「新撰組」という、映画に芝居に超有名な幕末の組織を 近藤、土方、沖田というお決まりの登場人物が中心ではなくて、 組織が瓦解する後半を篠原泰之進という人から見ています。 あの幕末はほんとうに混とんとしていたのですね。 武士社会が崩壊して、農工商の人々が武力修行して台頭できる世界。 でもそれは弱肉強食、邪魔者は殺して自分が生き残るっていう世界でもありました。 新撰組はそのモデルのような組織で、思想などあってないようなもの、 結局権力欲に収れんし、崩壊の憂き目を見るのです。 新撰組はちょっとアウトローな組織、と思ってましたが、 幕末に一つの役割は果たしているわけで、 作家が描きたくなるのも、もっともとわかりました。
0投稿日: 2018.10.10
powered by ブクログ【生きている限り、人は何事かをなすことができる】伊東甲子太郎を慕い新撰組に入隊、後に赤報隊に身を投じた久留米藩脱藩隊士、篠原泰之進。彼の目を通じてみた新撰組の隆盛と凋落。
0投稿日: 2017.10.02
