Reader Store
後悔病棟
後悔病棟
垣谷美雨/小学館
作品詳細ページへ戻る

総合評価

225件)
3.6
26
92
75
12
3
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    3千円の使い方で解説を書かれており、その文章に惹かれて辿り着きました。不思議な話だった。でも惹きつけられる。伏線を回収してくれてモヤモヤせずに読めた。希望病棟も読みます。

    0
    投稿日: 2026.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「dream」 夢を追い続けていたら。 ただでさえ親の七光と言われているような状況だと、何をしてもネタとして拾われて普通の暮らしは出来ないだろうな。 「family」 話題が全く見つからず。 必死に家族のために頑張ってきたとはいえ、その姿を知らないうえ会話もなければ最期だとしても困ってしまうだろう。 「marriage」 未来を信じた選択だが。 自立できていない状況で、誰かのために頑張ろうと思ったとしても己すら支えられなければ現実は崩れるだけだろうな。 「friend」 奇跡的な回復で帰宅し。 末期と言われていたのならば覚悟は必要ではあるが、故人にもなっていないのに存在を消そうとするのはひどいだろう。

    0
    投稿日: 2026.02.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ルミ子は聴診器を拾って、不思議な体験をする患者の心の声が聞こえよるになる。すべて末期癌の患者である。人はいつか訪れる死、その時自分は生きてきた人生後悔せずに過ごせるか、また過去に戻れたら、どんな人生にするか、やっぱり今の人生しかないと思う、選ばなかった人生はただの夢物語に過ぎないので輝いて見えるのでは無いかと思う。

    0
    投稿日: 2026.02.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    小説を読んでいると、世の中には本当にいろんな人がいるんだなぁと、自分が実際に傷を受けずして知ることができる。実際に、自分が想像をしなかった行動をする人と出会ったら、直接その人にその背景を聞くことはできないが(聞いても答えてくれないかもしれないが)、この知識のおかげで想像することはできる。想像できた方が、自分の中で納得することはできるかもしれない。納得できれば、受けた傷は変わらないが、忘れられる日が近くなるかもしれない。 顔がいいだけで中身がスカスカな男や、純朴な男をいいように利用する女など、描き方がうますぎて、ムカついて仕方ない。ちっぽけな自分は、読んで賢くなって、そういう人の思い通りにならないような人になりたい。

    0
    投稿日: 2026.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    言葉選びを間違って勘違いしてしまう女医が、聴診器を拾って、患者の心の内が聞こえるようになる  過去に戻って、人生をやり直せる

    0
    投稿日: 2026.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    死の間際、誰しも後悔を抱えているもの。何の悔いもない人がいるだろうか。あの時こうしていればと思ったことをやり直してみることができ、その結末を知ることができたら、どう思うんだろう。人それぞれだけど、今の人生で良かったと思うのか、更なる後悔を生むのか。 主人公は懸命に勉強して医者になったが、「空気が読めない女医」として、女性なら優しく話を聞いてくれるというイメージに苦しんでいたりする。かくいう本人も、イケメン同僚にイメージで決めつけていることに気付く。事実じゃなくても想像だけで決めつけていることって、無自覚であると思う。 過去を悔やんだり、未来に不安を抱いても仕方ない。今の人生、現在しかないんだと言われた気がした。

    0
    投稿日: 2026.01.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    過去を振り返っても、やり直したいと思い詰めるほどの経験がないせいか、患者それぞれのストーリーには、いまいち入り込めなかったが、人の気持ちを読めない早坂ルミ子先生の葛藤や、恋路の行方はおもしろかった。

    0
    投稿日: 2026.01.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あの時に戻りたいと思う気持ちは私にもある。 この聴診器でその時に戻して欲しい。そして、私も結果やっぱり今の選択で良かった!と思いたい。 スッキリとした気持ちになれる一冊。

    1
    投稿日: 2026.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とても読みやすくて、おもしろかった! 自分の人生にも通じるような現実的なお話かと思っていたけれど、フィクション要素が強く、あくまで登場人物それぞれの人生の物語といった感じ。 でも、夢に挑戦しなかった後悔や、家庭を顧みず仕事を優先し続けてきた後悔など、テーマとしては共感できたり、思い知らされたりする部分もあるかと思う。 なかでも、第二章のfamilyが印象に残った。 気に入った文章を書き留めておく。 『裏返せば、長生きできる人生だったならば、残業続きの毎日でもよかったということか。もしも癌にならなければ、俺は定年までこんな生活を続けていたのか。つまり、人間らしい生活ができるのは、定年後の老人だけなのか。....老後のために二十代から定年までの四十数年にも及ぶ生活を台無しにするのか。つまり、日本人は老人になってやっと人間らしい生活が許されるのか。じゃあ老後のない俺はどうなる?』 『先生、一日一日を大切にしてください。人間誰しも明日死ぬかもしれないと思って生きているくらいがちょうどいいんじゃないかと思います。』 ルミ子と岩清水の関係性も良かった。岩清水が魅力的な男すぎて、ルミ子がうらやましくなった笑  もう少し2人の続きを見たかったけれど、もしかして別の病棟シリーズで出てきたりするのかな?? 医局での部長や香織先輩を交えた、 医者同士のさばさばした直球の会話も良かった。 ひとりひとりのキャラがたっているので、医療もののドラマを見ているような気分になった。 この本は、ドラマ化や映画化しやすい内容だと思う。

    1
    投稿日: 2026.01.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久々に読んだ小説、とても良かった。 四人の末期患者の思い残した過去を聴診器を通じてやり直していく、物語だけでなく 自分の人生についても考えさせられる。最後の岩清水とルミ子の物語も良かった!

    1
    投稿日: 2026.01.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    末期癌の患者の気持ちがわからないうえに、空気がよめずにデリカシーのない物言いをして人を怒らせてしまう女医のルミ子は、ある日患者の心の声が聴こえる不思議な聴診器を拾う。 その聴診器を使って末期の患者の「もし、あの時こうしていれば、、、」という心残りを、人生のやり直しをして体験させて、取り除いていく。 もし、あの時こうしていたらどうなっただろうかという思いは誰しも一度は考えた事があるだろう。 実際やり直したからといって良いことばかりじゃないけれど、その時の相手の気持ちが別角度から見れたのは面白かった。 その出来事の裏に隠された、周りの人の気持ちというものがわかって、自分のフィルターだけじゃない、違った見方ができるようになりたいなと思った。

    1
    投稿日: 2026.01.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人の死はいつかは訪れる。 果たして自分は後悔せずに過ごせるのか。 毎日の選択を吟味にしながら歩んでいきたい。

    0
    投稿日: 2026.01.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人の死が間近に迫った状況で医師が不思議な聴診器で気持ちを読み取ってその過去を覗く。そして、患者が望めばその気持ちを汲み取って適切なアドバイスを送り、もう一度過去をやり直してみないかと提案する。何とも現実離れした話である。大体はあの時こうしていれば!と思ってしまう気持ちが勝るのかもしれない。とりあえず気持ちが沈んでいる時には、あまり読まない方が良いかもしれない。

    4
    投稿日: 2025.12.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あまりにも話しのテーマ、内容が暗すぎる。 よく確かめもせず買ってしまった自分がばかだった。 久しぶりに垣谷美雨さんの小説を読んでみたいと思って買ったのだが、途中でやめてしまった。 けっしてこの小説の評価が低い訳では無い。 自分には合わなかっただけ!

    25
    投稿日: 2025.12.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    それぞれ皆過去に戻ってやり直した結果が必ずしも良いとは限らず考えさせられた。自分も時々あの時ああしていたらと後悔する事は多々あるので、改めて後悔先に立たずの言葉を噛み締めた。

    0
    投稿日: 2025.12.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    医師の早坂ルミ子は、ある日病院の中庭で不思議な聴診器を拾う。その聴診器を患者の胸にあてると、患者の心の声が聞こえ、過去へ戻ることのできる扉が現れる。 ①10代の時に母親に芸能界デビューを反対された30代女性、②妻と子供が2人いて仕事ばかりが忙しく家庭に時間を作れなかった30代男性、③娘の結婚を反対し40代半ばになった娘が未婚であることに対し後悔し続けている70代女性、④中学時代の友人を救いたかった40代男性、そしてエピローグではルミ子の父親も登場し、様々な境遇の末期がん患者のあの時をやり直せたら…という気持ちにルミ子が寄り添うストーリー。 どんな人生でもその時その時の選択の連続であるから、「あの時こうしていたらー」と思うこともあるけれど、自分の人生後悔のないよう歩んでいきたいなと改めて思った。

    18
    投稿日: 2025.12.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いろんなやり直し人生と顛末が見れておもしろかった、後書きもよかった。後悔すること、あのときああすればこうすればと自分自身たくさん思ってしまうけど…未来はわからなくともその時その時で後悔しない選択をしたいとも思うし、どんな風に選び取ったと思っても結局なるようになる…気の持ちようが大事か…などとも思ったりした

    3
    投稿日: 2025.11.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「コロっと息を引き取りたい」 そんな風に常日頃言う自分こそ いざ余命宣告されたら足掻いてしまいそうです。 あの時ああすればよかった。 こうすれば良かったと、死を目前に 悔いても悔やみきれない思いにかられてしまうのでしょうか。 さて、もしいま自分が余命宣告されたら 何を悔いるだろうと考えましたが なんとも思い浮かばない。幸せな人生を 歩んでいるのか、単に脳天気なのか。はて。 ファンタジーなんだけれども 患者が胸に宿す「後悔」にはそれぞれの人生が 沁みいる年齢になりました。 第3章marriageだけは胸糞悪いですけど(苦笑) エピローグではまさかの号泣です。 亡き父を思ってしまいました。 摩周湖にバトンタッチされた聴診器 続編を楽しみに読もうとおもいます。

    3
    投稿日: 2025.11.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人の心の声が聞こえる聴診器を手にした女医のルミ子。普段から患者さんとのコミュニケーションの取り方が良くないと評判が良くなかったのだが、この不思議な聴診器を手にしたことで、ルミ子は人の気持ちに寄り添うことができていく。 人は死期が近くなると過去に後悔してしまうが、果たしてそれが本当に後悔すべきことだったのか?あの時、あっちを選んでいたらどうなっていたんだろう?そういう後悔をルミ子と患者さんが一緒になって振り返ります。 ファンタジー要素がありつつも、現実を見せてくれる、そんな話でした。 私自身も後悔のないように毎日を過ごしたい!そう思いました。

    1
    投稿日: 2025.11.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    死期が迫った患者の後悔に寄り添う話。後悔していた過去をやり直し「もしも…だったら」の世界を疑似体験できるのが面白いが、必ずしもハッピーで終わる訳ではない話もあり、過去に縛られず一生懸命に今を生きることが大切だなと感じた。

    0
    投稿日: 2025.10.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    各章の終わり方に余韻がほしいというか、うまく進みすぎの感がある。エピローグも、憎くてたまらなかった父親の割にすんなり…。だから、気持ちが揺さぶられることもあまりなく、さらっと読めた。登場人物たちがみんな個性的だったので、錯綜することがなかったのも、読みやすさの一因かも。そしてとっても魅力的でした。高評価はつけていませんが、この医局のみなさんに会いたくて続刊も読むかもしれないな。

    0
    投稿日: 2025.10.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    医療ものかと思ったら、ファンタジーでした。ファンタジーかと思ったら、案外リアル感満載。 何でしょう、人生の分かれ道のもう一方を進んだら、、、のような世にも奇妙な物語感を感じました。 もう一つの人生を見てしまったばっかりにいい人かと思った人が案外最低で嫌~な人だったりが発覚するのも 副作用的な効果はあるような。 何を選んでも後悔する部分はあるし 全部納得できることなんてほぼあり得ないだろうし 折り合いつけることだけは上手くなってく気がする(諦観、、、) エピローグでの、聴診器の行方が素敵で 主人公の成長を感じられた。

    8
    投稿日: 2025.10.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    患者の気持ちが分からない医師と 余命宣告を受けた患者たちの短くて濃い物語でした☺️ 周囲から「空気が読めない」「鈍感」と言われてきた医師の早坂ルミ子。 ある日、患者の家族に無神経な言葉をかけてしまい上司からも睨まれた日、ルミ子は不思議な聴診器と出会います。 なんとこれは人の心が聞こえる聴診器だったのです! この“ 不思議な聴診器 ”を通して、余命宣告を受けた患者の後悔や苦悩に耳を傾けはじめたルミ子。 また、不思議な聴診器はルミ子と患者たちを過去に連れて行きます。 そこで患者たちは人生をやり直していくのですが… : もし、人生にやり直しが利くのならどこからやり直したいでしょうか?? いや、やっぱり過去には戻りたくない? 過去にこっちを選択をしていたら今頃こんな人生だったのかも、、と思う人は多いかと思います。 この作品から考えさせられることは沢山ありますが、まず私が思ったことは、 一度きりの人生、後悔せずに生き抜きたい! 長文を最後までお読み下さりありがとうございましたm(_ _)m

    25
    投稿日: 2025.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    病院の医師として勤める早坂ルミ子はある日、 心の声が聞こえる聴診器を拾う。 芸能界デビューを母に止められた女性、 仕事ばかりをしていて家庭を顧みなかった男性、 親に結婚を反対されていた女性、 友達に罪悪感を持ち続けている男性… それぞれの悩みや未練を聴診器で読み解いていく。 後悔しない人生なんてないよなと思いつつ、 死の間際になった途端に 『ああしておけば良かった』 『こうしておけば良かった』となってしまうよなと 感情移入し、とても辛い気持ちにもなった。 この作品を読んで、 後悔をしたくない人生を送りたいと思った。 とても読みやすくて様々な人間ドラマを 見ることができてよかったです!! 第2弾も続けて読もうと思います!

    15
    投稿日: 2025.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人生やり直しするとしたら、何歳からやり直すか。 もっと子供に優しくしてやれば良かったと思う事が多いから、子供が赤ちゃんの頃からまた育児したいかな。元気でいてくれたらそれでいいのに、つい多くを望んでしまう。いや、甘やかしすぎてそれはそれでまた厳しくすれば良かったと悔やむ可能性もあるのか? 今日健康であることに感謝して、今からでも可能な限り悔やまないやり方で生きていきたいと思う。 終末期医療のお話ではあるが読了後はポジティブになれる一冊。

    10
    投稿日: 2025.09.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    余命宣告された患者が,不思議な聴診器で過去に選ばなかった人生を生きる。やり直しても思い通りにいかないのが,人生の醍醐味。後悔のない人生はないから,日々を大切に生きるしかない。

    12
    投稿日: 2025.09.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    聴診器を当てるとその人の心の声が聞こえ、さらにその人が願えば人生をやり直せるというちょっとファンタジーみのある話。どの患者も末期癌で余命宣告を受けているから、人生に対する諦めや後悔をみんな持っていて、あの時ああすればよかったと悔やんでいる。聴診器を通して人生をやり直すけど、誰も上手く行かず、むしろこれなら現実の方がマシでは?と思うほど。まさに隣の芝は青い。 主人公のルミ子は鈍感で人の感情に鈍いが、人に寄り添おうとする姿勢はホンモノ。ルミ子も患者と一緒に人生を追体験することで成長していくところは、死を目前にした患者とこれからも生きて成長していくことの対比でもあるのかなと思った。割とあっさり読後感もさっぱり。

    0
    投稿日: 2025.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【一言感想】 自分の人生を信じる大切さ 患者とのコミュニケーションにコンプレックスを考えている女医が、ある日患者の本音とその人のやり直したい過去に戻って選択を換える体験ができる聴診器にて終末期の患者と対話をしていく話 今が上手くいっていないと、過去に執着してしまうのは仕方が無いけれども、執着したままでは、今起きていることを悪く見てしまいがちで、物事を悪い方悪い方へと考えてしまいがちになると思います そんな時に「あの時にあぁすれば良かった」という後悔は誰しも考えてしまいがちですが、もしその"あの時"に戻ってやり直したとしても、それが今よりも良くなる保証が無くて、むしろ最悪の選択になることもあるので、今まで自分の選択してきたことが、正しかったのではないかと自信を持たせてくれて、前向きにしてくれる本だと思います

    1
    投稿日: 2025.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ファンタジーな聴診器に導かれて、不器用な医師であるルミ子が、終末期の患者に人生における後悔を語ってもらう、そんなお話でした。 短編ごとにテーマが大きく異なっていたので、飽きることはなかったです。後悔していることをやり直したからといって、全てがうまくいくわけではない、世の中そんなものかなと思いました。 医療の中で終末期は、肉体だけではなく精神的な面でも、患者と深く向き合わなければならないイメージです。ルミ子の空気の読めなさは致命的ですが、聴診器のパワーで本当に成長できたのかはもやもやします。

    12
    投稿日: 2025.07.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公が働く癌病棟に、都合よく関係者が入院してきたりするのはうまく行きすぎてるけれども、それなりに楽しめる。 人生なんてやり直したって良いことはない!が、結論かな?

    8
    投稿日: 2025.07.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ファンタジックなヒューマンドラマ。 4作からなる短編連作ストーリ。 末期がん患者を診ているルミ子がある時、病院の庭で聴診器を拾う。 その聴診器を患者に当てると、患者の心の声が聞こえてくる。 さらに、患者はその聴診器を通して、過去をやり直せるという設定。 ■dream 大女優の母親を持つ小都子。高校時代に芸能界入りを母親に大反対され、その夢をあきらめる。 そして、聴診器を通して、高校時代に戻り、女優デビューを果たし、芸能界に入ることに。 しかし、現実はいろいろ厳しかった。 やり直した人生が順風満帆ではないところがミソ! ■family IT会社に勤める日向。全く家庭を顧みないで生きてきて、奥さんの幼さに気が付く。 いやいや、そんな奥さんいないでしょ(笑) ■marriage 娘の結婚に反対したことを悔やんでいる千登勢。 娘の好いていた男は貧乏+クズのような男。 しかし、最近、その男がチェーン店の社長として大成功しているのを知る。 あの時、結婚させておけばよかったのか? 聴診器を通して、過去に戻りその結婚を認めることに。 しかし、その結果は... これは、本作の中でも一ひねり効いてて、大好きな展開でした。 ■friend 中学時代の選択を後悔している八重樫。 万引きした女生徒をかばって、自分がしたこととして名乗り出た友人。 その友人の人生の転落ぶりを人から聞くたびに、なぜ自分が名乗り出なかったのか.. そして、聴診器を通して、過去に戻り、友人が名乗り出る前に自分がしたこととして女性をかばいます。 しかし、そのやり直しもうまくいきません。 そして、明らかとなった真相。 この展開も好きです。 過去をやり直しても、決してうまくいかないというところがミソ。 過去どのような選択をして、どう生きてきたか含めて自分の人生。自分の選択に自信をもって生きなさい!とうメッセージだと思います。 そして、聴診器は摩周湖という女医にバトンタッチされます。 楽しめました。

    102
    投稿日: 2025.07.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人は誰しも後悔して生きていると思うが、果たして別の道を進んだら正解だったのかは分からない。 もちろん後悔のないように生きることは大切であるが、自分の置かれた状況が1番幸せだと思えるようになりたいと感じた。 自分が死ぬ直前良かったと思えるように、明日死んでもいいように毎日全力で生きたい。 そう思わせてくれる本でした。

    10
    投稿日: 2025.07.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    垣谷さんの作品の登場人物は大抵最初は何だか鬱陶しいな、とかウザいなと思ってしまうことが多いのですが、本作に関してはそんなことはありませんでした。 で、タイトルにもあるように本作に登場する人物(末期のがん患者)はそれぞれ何らかの後悔を抱えているものの、最後にはその後悔もなくなって人生の幕を閉じるという話だったのですが、現実にはなかなかそんな風に『我が人生に一片の悔いなし』と言って人生を終えられるようなラ◯ウみたいな人はいるはずもないので、私も今際の際に出来るだけ後悔することが少なく出来るよう心掛けていきたいと思いました。

    8
    投稿日: 2025.06.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    帯にはヒューマン・ドラマと謳ってあるがファンタジー要素多め。 主人公である女医の成長物語ではあるが、読み終わっても主人公が全く成長したように思えず。また、魅力的な部分がないので感情移入し辛い。イケメン医師はどうしてこの魅力のない女医に惹かれたんだろう。 とはいえ、自分に死期が近づいていて、どこかのポイントからやり直せるとしたら 一体どこからやり直すか。そうしたらどんな人生だったのか。考えてみたが、やり直しても今の人生と大して変わりがない事が安易に想像できてしまった。

    1
    投稿日: 2025.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    患者の気持ちがわかり死期が近い患者にifの過去を見せられるようになる聴診器を拾った女医さんの話。 短編集で独立したはなしだがエピローグだけ伏線をきれいに拾っていって心地よい感じ。

    9
    投稿日: 2025.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    患者の気持ちに寄り添えず自信を無くしていたルミ子が心の声を聴ける聴診器を手にする。末期がん患者の後悔していることが聞こえてきたりし、過去を振り返る時間を共にする。考えさせられることが多すぎた。

    0
    投稿日: 2025.05.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人の気持ちが分からない女医、ルミ子。いや、彼女だけのせいではないと思うけれども。医者という職業にありがちな空気の読めないタイプ? ルミ子は不思議な聴診器を拾い、治療末期の患者の後悔を受け入れ、「ではなかった方」の人生を共に体験する。総じて「ではなかった方」は思っていたような幸せな結末にならない。千登勢さんなんて、孫までできたのに。隣の芝生は青く見える、というやつだ。それで思い残すことなく逝ける。 死という悲しい結末を迎えるのに、穏やかな読後感。不思議。 自分もよく考える。たとえば戦地で銃口を向けられて恐怖のまま死ぬのと、「さっきまで話したのに」と言われながら眠るように亡くなるのの違い。同じ「死」なのに全然違う。そして死後の世界に思いをはせる。

    19
    投稿日: 2025.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    末期がん患者の心の声が聴こえる聴診器を使う医者。 設定は面白かったけど、セリフや地の文が説明だらけで物語に没入出来なかった。 結局、どの人生を選んでも後悔はするんだろうなあ。

    0
    投稿日: 2025.05.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久しぶりに面白い本に出会えた。 私の大好きなジャンルでこんなに夢中になって ページが進むのは珍しいほどにとても良かった。 パート2の希望病棟も読むのが楽しみで ワクワクする。 違う人生を選択していたらどんなだっただろうなと想像してみることはあるが、是非体験してみたい。 こんなドクターに看取られて死ねたらいいな。

    0
    投稿日: 2025.05.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    患者さんの気持ちがわからない看護師が 不思議な聴診器を拾ったという話らしい、 ここだけ読んでもすぐ 読みたい!!っておもった。 他にも病棟シリーズがあるみたい!

    0
    投稿日: 2025.04.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    好きだなあー。この本。 人生をやり直しても、思うようにはならなかったり、色々あるけど、後悔しないように生きたいって思わせられた。 続編も一緒に借りてるので、早速続編も読みます!

    0
    投稿日: 2025.04.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    死を目前にした患者との重いやり取りだけど、深刻にはならなくて、さくさく読み進んでしまう。 (ゆっくり味わいながら読みたいのに) 軽やかだけどしんみり来て、ちょくちょく泣くのを我慢。読み終わった今、ほっこり、胃の辺りがあったかい。次回作を読むのが楽しみ。

    1
    投稿日: 2025.03.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    33歳の医師・早坂ルミ子は末期のがん患者を診ているが、「患者の気持ちがわからない女医」というレッテルを貼られ、悩んでいる。ある日、ルミ子は病院の中庭で不思議な聴診器を拾う。その聴診器を胸に当てると、患者の心の”後悔”が聞こえてくる…聴診器の力で過去をやり直すというファンタジー的設定でした。 自分の選んできた人生を肯定的に捉えようと思えたお話でした。でも死を感じたらやっぱり後悔は感じるだろうな…

    15
    投稿日: 2025.03.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    聴診器を胸に当てると、患者の心の声が聞こえてきて、束の間ではあるが人生のやり直しを体験できる…そんなファンタジックな小説。 それぞれの章で様々なテーマで患者の後悔が描かれるが、特に印象深かったのは中年男性が主人公の章だなあ。 仕事優先で子育ては妻に任せきりだった男が不治の病で入院してくる。 若い頃に都会のマンションか郊外の一戸建てかを悩み、一戸建てを選んだために通勤に片道2時間。早く家を出て、残業続きで家族と話すこともなく馬車馬のように働き、そして病に倒れた。奥さんは見舞いに来ても、ベッドの横で死亡保険金の計算をしている…自分が家族にとって何なのか『給料運搬人』だけだったのか自問自答する…何だか身につまされた。 彼に聴診器を当てたら…新たな人生が再び訪れた。狭いが都会のマンション生活。そして家族や子供たちとのふれあいもある。会社では上司に気遣いをしなくなったので干されたがそれはそれで幸せだ…結局、彼は息を引き取ったが、一日一日を大切に生きた想いが残る。 『もし』とか『もう一度』が人生にはある場合とそうで無い場合がある。その時点での選択が正しいのかどうかは誰にもわからない。やり直せる場合があったとしても、それがベストな選択では無いかもしれない。大切なのはできるだけ後悔はしないように、その時点での選択が一番だったと思い、生きてゆくことなのだろう。 実はこのシリーズは好評で続編も既に発刊されており、不思議な聴診器は別の医者に引き継がれ、新たな患者の人生を描いてゆく。(『希望病棟』、『懲役病棟』と3部作。)

    0
    投稿日: 2025.03.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    想像上ではあるものの、やり直した未来が良いわけではない、というのが良かった。=今の生き方も間違ってはいなかったのだから、救われるのでは。どの話も それで結局どうなの? という終わり方だが、話の主人公(患者)である患者が死んでしまうのでやむを得ない。 最後のルミ子の生き別れた父とのエピソードで不思議な聴診器を使わずに心を通わせれたのも素敵。

    0
    投稿日: 2025.03.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    思っていたより医療色は弱めだった。 ファンタジーと現実が混じっている感じで面白かった。ただ、構成的に同じようなことの繰り返しのようにも思えてしまった。

    0
    投稿日: 2025.02.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人生のたられば。 末期がんで余命が分かっている時に何を思うだろうか。人生を振り返った時に、「あのとき、ああしていれば。」「もしも〜だったら。」を、体験する。後悔がある人の病棟であり、一度きりの人生を後悔しないために読んでおきたい本だと思う。

    7
    投稿日: 2025.02.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    33歳の医師・早坂ルミ子は末期のがん患者を診ている。美人なのだが、脳天気で鈍感な性格で看護師からの評判が悪い。ある日、病院の中庭で患者の思いが聞こえてくる魔法の聴診器を拾う。さらに患者は過去の世界に飛び込んで若い頃の後悔をなくすことができる・・?。末期の患者の安らぎをルミ子は与え、密かな評判が高まる。患者を通じて、いろんな人生が読める。

    0
    投稿日: 2025.02.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    結局、選ばなかった人生を見たとしてもかならずしも現状の不満が解決するわけではない。しかし、そう思っても後悔をしないということはあり得ない。自分を否定せず、生きる人は、それでもなお、と思って行きているのだろうか。

    0
    投稿日: 2025.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    心の中が見える、まあなんとなくよくあるお話かと。 しかしながらどの章もあるあるでありながらなんとなくジワーっとくる、優しくなれる、そんな短編集。 優しい気持ちになれる。

    0
    投稿日: 2025.01.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    オーディブルで聴きましたが、面白くてあっという間に聴き終わりました。 相手の気持ちが読めないと言われる女医さんが聴診器を拾ったことから患者さんを癒していく素敵なストーリーの連作短編集です。女医さんの恋の行方も気になりましたが、同僚や先輩の医師、看護師のキャラが濃いので今後の展開が楽しみです。

    0
    投稿日: 2025.01.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とても読みやすかったです。 命が終わると分かったとき、自分は後悔しないだろうかと考えさせられました。 後悔しないように大切に日々を過ごしたいと思いました。

    19
    投稿日: 2024.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    空気を読めない女医さんが相手の心が読める聴診器を手に入れ活用するお話。 もしもあの時こうしてたら、こうしてればというタラレバはよくある話だけれど実際に見られたらどうなるんだろう。短編集で全部おもしろかった。

    0
    投稿日: 2024.11.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の話は好き。 途中まで流れが同じようで、後悔からの過去に戻りやり直し、やっぱり今のままでよかったんだ! と、、 そうなのかもしれないけど、流れが同じで違和感がありました。

    1
    投稿日: 2024.10.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人の心の声を聞くことができ、選ばなかった方の過去をやり直すことができる、不思議な力を持った聴診器。 その聴診器を手にした医者のルミ子と自分の過去の選択を深く後悔する患者たちの物語。 自分が選ばなかった方の人生ではどう今に至っていたのだろうか。それは全て想像の世界であるからこそ、良いように捉えてしまう。だが、結局は自分の選んだ道が正しい、そう思わせてくれる小説だった。

    2
    投稿日: 2024.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ファンタジー小説のようで実際は現実的な小説。 後悔したところで過去は変えられないし、別の選択をしたとしても幸せになれるとは限らない。 人生は選択の連続だけど、選んだ方を正解にしていくしかないと思った。

    0
    投稿日: 2024.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    終末期医療に従事するちょっと空気が読めない早坂ルミ子医師が主人公。病院の花壇で不思議な聴診器を拾ったことから物語が始まるファンタジー。その聴診器は患者の心の声が聞こえ、さらには過去に戻ってif体験をさせてくれるというもの。そのif体験により患者たちは安らかに召される。あっ、でも1人だけ治験の薬が効いて退院した人もいた!なかなか面白い話だった。シリーズ化しているようなので、今後も楽しみ。

    0
    投稿日: 2024.09.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大好きな垣谷美雨さんの本だけど、今回はそんなにどんどん進まなかったな。 入院してる患者さんの後悔を聴診器で聞き取る話し。

    0
    投稿日: 2024.08.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    相手の心情がうまく汲み取れない、いわゆる空気を読めない内科医早坂ルミ子が主人公で彼女がある日相手の心を読みとれる聴診器を手にするところから物語は始まる。死が迫った末期癌患者とその聴診器を通してコミュニケーションをとることでルミ子は成長して行き、また患者たちの過去の後悔を精算していくことで患者自身が自分の人生に納得していく。人は誰しも過去にあーしてればよかったとか他の選択肢あったなって思うことはあるけど実際そっちの方がいいとは限らない。大事なのはその選択をしたことに自信を持って現在を生きることなのかもしれない。後悔しないなんてのは無理な話だと思うけど、

    1
    投稿日: 2024.07.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     不思議な聴診器を拾った医師とその患者たちの物語です。もしも過去に戻れるとしたら。何かをやり直せるとしたら。そんな世界を見せてくれる、不思議な道具。どちらかというと医療小説というよりはファンタジー小説でした。  主人公は、患者の気持ちや患者の家族の気持ちがわからず、不用意な言葉で相手を怒らせてばかりの女性医師。ある時、不思議な聴診器を拾ったところから患者への接し方が一変する。その聴診器は当てた相手の『心』が聴こえる聴心器で、聴こえるだけでなく、相手の中にある『過去への扉』から時間を遡行することができるというもの。死を目前にした患者たちが望む、『もしもあの時に戻れたなら』という後悔や願望。主人公は患者たちを過去の扉へと誘っていく。  正直な感想として、私は今作の主人公のような医師には診てもらいたくないと思ってしまいました。  患者の気持ちがわからないから、心が聴こえる聴診器を使えば聞き放題、これで自分がコミュニケーション能力がなくても問題ない、万事解決。そんな理屈はどうかと思ってしまいます。確かに、高齢で自分のことが話せなくなることも、病気の状態によって会話すら億劫になってしまうこともあるとは思いますが、だからといって好き勝手に心の中を覗いて、考えていることがわかるなんて便利だ、なんて感覚でされたらたまらないと思うのです。患者と見舞に来ている親族や友人たちとの会話を、用もないのに立ち聞きしているのも、やりすぎです。そして、医療関係に勤めている身からしてみれば、夜勤の医師は、そんなに暇ではありません。  初めの章の段階でもやもやと思ったことが、それでも最後まで読み切ったら印象が変わるかもしれないと思っていたのですが、エピローグまで読んだ感想としては何も変わりませんでした。  続編があるようですが、このスタンスで進む物語であれば受け付けないと感じるため、おそらく手を出すことはないと思います。  もしも、過去のどこかに戻ることができたのなら。  私も違う道を選択していたら、と考えることはたくさんあります。でも、もしどこに戻ったとしても、きっとあの日違う方を選択していれば、と何度でも考えてしまうのだろうなと思います。  過去の私が選んできた道が、今の道。きっと、それがすべてなんでしょうね。

    0
    投稿日: 2024.07.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    末期のガン患者を診る医師ルミ子が病院の庭でふと拾った聴診器。なんとこの聴診器は患者の心の声を聞き、人生の後悔した部分をやりなおし選択していなかったifの世界を体験できるものだった。 医療小説だと思って読んだらファンタジーでした。そうきたか。わりと、こう後味が悪い話が多いなーという印象。なんか妙などろどろっぽさ。死期近い患者さんのお看取りというだけで十分に暗い話なのにね。 ただ2章の自身の死について「子供たちの生きる指針なってくれるかもしれない」という考えはグッときましたね・・・ そしてエピローグでなんか綺麗にまとめられた感が。シリーズ続くってのは知ってたけどあからさまに「第二部へ」な終わり。エピローグだけでの登場にしてはやけにキャラが濃いなとは思ったんだ、摩周湖さん。 気が向いたら次作も読んでみたいと思います。

    1
    投稿日: 2024.07.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    相手を励まそうと思っていた言葉が傷つく言葉になっていたり、その場の空気に合う言葉が分からなくなったりしながらも、医者という職業に向き合っている姿はステキだと思いました。 魔法のような聴診器は、死期が近い人にとって過去にタイムスリップしてやり直せるチャンスでもあるのかもしれませんが、自分の本当の気持ちと向き合う最期の機会なのかもしれないと思いました。

    15
    投稿日: 2024.06.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    垣屋さんの「リセット」が好きで、この小説も同じように過去に戻ってやり直すところが面白く、そういう内容を描くのが本当に上手だなと思った 面白い小説だった

    0
    投稿日: 2024.06.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    患者の気持ちが分からない医師 早坂ルミ子 彼女はある日、病院の中庭で不思議な聴診器を拾う。その聴診器を患者の胸に当てると、患者の心の声が聞こえて来る。垣谷美雨さんには珍しくファンタジー要素があり、とても新鮮だった。 本作は、ルミ子が担当する4人の末期癌患者に焦点を当てた以下4つの短編集 「dream」 「family」 「marriage」 「friend」 どれも趣が異なっていて、それぞれに面白い作品だった。 ファンタジー要素にあたる不思議な聴診器や、心の声を通じて過去に遡る体験といった設定が、リアルの方にある現実とどう関わり、どう影響するのかといった細部には、拘らない方が楽しめる。 イメージは単純に夢体験といったところか・・・ 実は、この曖昧な設定と、医療従事者にあるまじき対応に、途中まで気持ちがついて行かなかったので気になる方は一定数いると思う。 どうせ若くして亡くなるんだったら、あの時こうしていれば、あの時こうしなければ・・・ 主人公達は、皆が大きな後悔を抱えている。そして、ルミ子の聴診器で過去をやり直す体験をするのだが・・・ 本作の面白味は、やり直した過去が必ずしも主人公の思い通りに行く訳ではない所だ。 ふふふっ、そりゃそうだ。 別の道が正解だとは限らないから、誰しも悩みながら生きているのが人生だ。この匙加減が絶妙で、私たちの現実問題でもきっとそうなのだろうと思わされる。 だから、過去を悔やんで後悔ばかりしていないで、未来を向き、今日という1日を大切に生きようという作者からの強いメッセージを感じる。 読後にふと考えてみれば、私には戻りたい“あの日”が特に思い当たらない。 現実を変えられないなら、後悔しても仕方ないと楽観的に考えたり、嫌なことは忘れるという最強の術を、年々磨いてきたおかげかもしれないが笑 けれど、それと同時に、辛い経験や悲しい過去はあっても、そんな生き方が少しずつ出来始めたのだと、本作を通じて気付かせてもらえた。 エピローグでは、聴診器のバトンが新しく赴任した女医、その名も黒田摩周湖(くろだましゅうこ〜!)に渡る。 垣谷さん、お名前で遊び過ぎでしょう。笑 続編も読んでみようとおもう。

    26
    投稿日: 2024.05.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    医療者として思うのは、こんな医者絶対嫌だし、一緒に働きたくない。 内容薄いし、共感出来るとこ全然無かったです。

    0
    投稿日: 2024.05.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私が看護師なので医療系は興味があるので購入。 フィクションだけど聴診器云々の話以外はリアリティがあって違和感を感じなかった。 日々患者と接しているが、みんな色んな背景や思いを抱えながら闘病してるんだろうな。そこまで話が聞けたら最高の看護師になれるだろうなと思わされた。

    0
    投稿日: 2024.04.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    よくあるストーリーかも知れませんが、一つ一つの話がよく出来ていると思いました。僕的には刺さりました!心が癒しを求めているのかも...次も読もう!

    1
    投稿日: 2024.04.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    04月-10、3.0点。 30歳代の女医、空気が読めず患者家族からクレームが来ることも。ある日、ふしぎな聴診器を拾うと、患者の心の声が。。。 面白い。ラストのエピソードが特に良かった。

    0
    投稿日: 2024.04.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    もしあの時こうしていれば、過去に戻れるならどうしますか? 最期の時、後悔を持つ患者さん達のお話。末期の癌患者を当している早坂ルミ子医師。彼女はある日、不思議な聴診器を拾いました。患者の心の声を聴き、患者達は過去を旅する事ができるのです。ファンタジー的要素がありながらも、主軸はあくまでも現在。もし、あの時別の道を選んだらどうなってたんだろう?別の世界を見た後、現実に戻った患者達は、、、。様々な人生に寄り添う事でルミ子は人間的にも成長していきます。患者の気持ちがわからなかった彼女はもういません。 単行本「if サヨナラが言えない理由」を文庫化にあたり改題。加筆、改稿有。後悔病棟の方がしっくりくる題名だと思いました。

    14
    投稿日: 2024.04.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    過去の後悔を聴診器を通じて実際に、その後どうなっていたのかを体験できる。 ファンタジーっぽいけど、現実は思い通りにいかず、今の人生が良かったと思わせるのは現実的だったと思う。 読みやすい作品。

    4
    投稿日: 2024.04.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    **「過去に戻れる聴診器と開かれる人生」** 「後悔病棟」は、患者の心の声を聞き、後悔に満ちた過去へと彼らを導く不思議な力を持つ聴診器を中心に展開するヒューマン・ドラマです。主人公の早坂ルミ子医師は、この聴診器を使って患者たちが自らの「もうひとつの人生」を見つめ直す旅に出ます。家族、夢、結婚、友情といったテーマを通じて、人生の価値や選択の重要性を問う物語が展開されます。 各患者のエピソードは、日々の生活の中で忘れがちな時間の大切さや、人生の脆さ、そして変えられない過去とどう向き合うかという普遍的な問題を浮かび上がらせます。「tomorrow never knows」――明日がどうなるか誰にもわからないというメッセージを通じて、読者に日常を大切にし、後悔のない選択をすることの重要性を伝えます。 この作品は、多くの女性から支持を受ける著者が描く、深い感動と共感を呼ぶヒューマン・ドラマです。過去への後悔と向き合い、それを乗り越えていく人々の物語は、私たちに時間と日々を大切にすることの大切さを教えてくれます。

    10
    投稿日: 2024.03.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    犯罪者である前にその人は被害者であるのかもしれない 罪を犯す理由は人それぞれ ある聴診器を使えばその人の心の中まで分かる不思議なもの

    1
    投稿日: 2024.03.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「あの時ああしてれば、、よかったかもしれない」 きっと誰もがそう思ったことがあるかもしれません。 もしかしたらテレビでよくみるあの有名俳優にも大物芸能人にもそういった思いを抱いたことがあるかもしれません。 この本では主人公の早坂ルミ子が患者のそういった後悔を聞き、魔法のような聴診器でやり直すという物語である。 「この時ああしておけばよかった」をやり直すことができても今現在の自分があるのは過去の失敗の積み重ねの賜物でありやり直すことがそこまで劇的にいい未来が待ち望んでいるわけではないということがこの本を読むことにより感じ取られるかもしれない。 今の自分を作っているのは間違いなく過去の自分なのだから過去に後悔を抱きすぎることなく 前を向いて生きていればいづれその失敗も取り返せるかもしれないと自分にそう気づかせてくれる物語でした。

    2
    投稿日: 2024.02.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「あの時ああしておけば....」という後悔は、誰しも一度は経験があると思う。それを疑似体験させてくれる不思議な聴診器。 後悔している過去をやり直してみて「今の人生で良かった」となるのか「やっぱりあっちの方が良かった...」となるのか。

    2
    投稿日: 2024.02.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    患者の気持ちがわかる聴診器、患者の意識の中に現れる過去に戻れるドア。 余命を知り、やり直したい過去に戻り、やり直してみた人生を知る。 その結果、今の自分の人生で良かったと思う、というようなお話。 読みやすかったが、個々のエピソードがつながるわけではないのね。

    0
    投稿日: 2024.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1話完結?の短編だからサクッと読めて隙間時間にちょうどいい。設定はあり得ないけどそれぞれのストーリーが決してハッピーエンドじゃないあたりリアルで面白かった。 全体的に、女って怖いなって印象w 特にmarriageの最後はゾッとした。

    1
    投稿日: 2024.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    インスタでのおススメを見て読んでみました。 末期がん患者を受け持つ医師の早坂ルミ子が主人公。彼女は他者との関わりが苦手で、患者にも配慮のない言葉を口にしてしまう失敗続きの日々。 そんなある日、胸に当てると心の声が聞こえる不思議な聴診器を拾う。患者の本心に耳を傾け、後悔のない穏やかな最期に導くべく努力する。  面白くて一気に読んでしまった。家事そっちのけで・・・。コミュニケーションっていつ学ぶんだろ。小さいうちにたくさん失敗出来ると良いのかな。  岩清水苦手って思ってたけど、、、私も鈍感。

    15
    投稿日: 2024.01.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    末期のがん患者の人生の後悔を魔法の聴診器を使ってやり直させてくれる話。 人生は選択の繰り返しだから、いいこともあるし、悪いこともある。人の人生を一緒に振り返っている感じで、そこまで暗くなく、読み終えた。

    1
    投稿日: 2024.01.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    患者の気持ちがわからないと言われ悩む女医早坂ルミ子は患者の心の声が聞こえる不思議な聴診器を手に入れる。 余命宣告をされた患者さん達の後悔を聞いて人生をやり直す手助けを始める。 過去をやり直せたら…誰しもが思う願望。 実際振り返ってみたら意外な気づきがある。 今を大切に、ということが言いたいのかな。

    2
    投稿日: 2024.01.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    間違えて希望病棟を先に読んでしまったw でも、正解だったかもw 同じ聴診器から聞こえてくる患者の声に過去に遡り後悔していたことを改めて歩んでみる。 今の人生で幸せだったと感じて人生を終えるってそれはそれで幸せだ。 みんなあの時間違った人生の帰路を後悔するが全てあの判断があったら今がある幸せも噛み締めなくちゃいけないんだなって改めて感じる。 特に第二章のファミリーは家族を持つ人たちに読んでもらいたい

    7
    投稿日: 2024.01.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    末期がん患者が入院する病院で、医師として働く30代のルミ子。 「空気が読めない」「患者に失礼ないことを言う」と言われていて、患者からも看護師たちからも評判が悪い。 あるとき、病院の敷地で聴診器が落ちているのを見つけた。その聴診器を患者の胸に当てると、患者の心の声、記憶を聞くことができるのだ! 死を前にして、人生の後悔が残る患者たち。 芸能界デビューすればよかった。 仕事ばかりせず子育てもすればよかった。 娘の結婚を反対しなければよかった。 自分が罪をかぶればよかった。・・・ 選ばなかった人生を選んだら、どうなっていたのか? 人の思っていることがわかるというと、下世話な好奇心を満たしたくなる気がするけど、その点ルミ子はどうだったのだろうか。 ルミ子は、患者が人生の後悔を残さずに安らかに死ねることを一番に考えていたのは本当だと思う。好奇心もあっただろうとは思うけど・・・優しい医師だと思った。 思いがけずガンからサバイブした患者について、なんか生き残ってがっかりしているような?そんなことないか。 ラストでは、小学生の時に別れた実父と聴診器なしに心を通わせることができ、聴診器はもう必要ないと思えたのだろう。 でも、私ならお守り的に持っておきたいけど・・・笑。 聴診器は、ルミ子より空気が読めない摩周湖に渡り、これからこの病院はどうなるのだろうか。

    7
    投稿日: 2024.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ん~まぁ~、、、 魔法の聴診器で心も治療する女医さんのお話。 自分は?って考えると特に後悔していることなくて人生をやりなしたいと思ってないので、良い人生歩めてるやん!って改めて思えました。まぁ~死ぬ時ってどんなんやろなぁ~なんて

    24
    投稿日: 2024.01.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Audibleで聴了。 それぞれの末期がん患者が思う”if” 死が迫る中で、思い出すかのようにもし・・・ と頭で考えてしまうのかな。 もし芸能界デビューしてたら、 もし家族みんなが仲が良かったら、 もし娘が結婚していたら、 もし自分があの時の罪をかぶっていたら・・・。 良かったこともあるし、前に進んだこともあるし しなくてよかったこともあった。 しかも、それを診るのが患者の気持ちが分からないと言われている女医。 でも逆にここまでリアルにもしもを見せられてしまったら、 気持ちが分からない=まっさらな気持ちでその人を診れる ってことなんじゃないかなーと思った。

    9
    投稿日: 2023.12.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    患者の心の声が聞こえる聴診器。おまけにその聴診器は患者を、過去のやり直したい時代に送り返すことができる。この設定に、ちょっとついていけなかった。医者が聴診器を当てたまま、患者と会話するか? 花壇に落ちていた、持ち主不明の聴診器を何で本物の医者が使うの?聴診器を当てたまま、5分もじっとしてるって、どう考えても不自然でしょう。家族を捨てて、愛人との生活を選び、残された家族に多大な迷惑をかけた父親が、死を前にして突然現れて、赦す気持ちになるか? 垣谷美雨さんの人生やり直しみたいな作品は好きで、「姑の遺品整理は迷惑です」や、「リセット」、「あなたの人生片付けます」などは、面白かったけど、本作はちょっと無理があったかな?やり直しストーリーの部分にはリアリティがあっただけに、聴診器の設定に一工夫が欲しかった。

    1
    投稿日: 2023.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    患者の気持ちがわからないと言われている医師の早坂ルミ子が、ある日病院の中庭で拾った聴診器を使うようになり、死期の迫った患者の後悔を取り除くというストーリー。 その聴診器を当てると、患者の考えていることがわかるだけでなく、患者自身も過去への扉を開けて、今後悔していることをやる直すべくもう一つの人生を追体験できる。その結果、患者はやはりこの人生でよかったのだと納得し、心穏やかに死を迎える。 4章からなり、それぞれ別の患者を描くものの、後半は少しマンネリ気味だと感じる。 人間誰しも後悔したり、あのときこうしていたらどうなっていただろう、と思うことはある。最期に自分の選択が間違ってなかったと感じられれば、かなり気持ちは楽になるんだろうと思う。 自分は最期に何を思うだろう? 後悔も執着もなく死ねるように、生きたいものだ。

    43
    投稿日: 2023.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    聴診器ひとつで、過去の自分と対面とは。。。 ぐーっとひきこまれて、後悔病棟、絶妙なネーミングと妙に納得。人生やり残したことが必ずしもよい選択だったか実際に体験するといったのが興味深かった。続編の希望病棟、今度はどんなドキドキが待ち受けているのだろう。楽しみ。

    4
    投稿日: 2023.12.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    過去に戻ってやり直せたら…と思うことはあるけど戻ってやり直したことが今より幸せな結果になるかは…と考えてさせられた。主人公の人柄にどんどん色がついていくような感じが好きでした。 テンポも良くて読みやすかった!

    0
    投稿日: 2023.12.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人生の最期、後悔していることをやり直してみる。 誰しも後悔しないことなんてないと思いますが、もしこっちの道を歩んでいたら……っと考えたこともありますね。 四人の人生が描かれていて面白かったです。

    1
    投稿日: 2023.12.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    死を目前にした患者たちの過去に遡ってやり直す。あの時こうしておけば良かったという話もあれば、今の生き方の方が幸せだったとわかる話もあり、考えさせられる。

    3
    投稿日: 2023.12.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人の心が聴けて、選ばなかった過去を体験させられる聴診器を拾った女医のお話 以下、公式のあらすじ ------------------------- 「過去に戻れる聴診器」を使ってみたら… 33歳の医師・早坂ルミ子は末期のがん患者を診ているが、「患者の気持ちがわからない女医」というレッテルを貼られ、悩んでいる。ある日、ルミ子は病院の中庭で不思議な聴診器を拾う。その聴診器を胸に当てると、患者の心の”後悔”が聞こえてくるのだ。 「過去に戻って、もう一度、人生をやり直したい」 聴診器の力を借りて、”もうひとつの人生”の扉を開けた患者たちが見たものは――!? ●dream――千木良小都子(33歳) 母は大女優。「芸能界デビュー」の夢を諦めきれなくて… ●family――日向慶一(37歳) 俺はもうすぐ死ぬというのに、なぜ妻は金の話ばかりするのか。 ●marriage――雪村千登勢(76歳) 娘の幸せを奪ったのは私だ。結婚に反対したから、46歳の今も独り身で… ●friend――八重樫光司(45歳) 中三の時の、爽子をめぐるあの”事件”。俺が罪をかぶるべきだった。 この世の中の誰もが、「長生き」することを前提に生きている。 もしも、この歳で死ぬことを知っていたら… 家族、結婚、夢、友情。 女性から圧倒的な支持を受ける著者が描くヒューマン・ドラマ!! ------------------------- ・dream 有名女優の娘 自分も芸能界で生きたかったという夢 それに反対し、芸能界から隠すように一切の情報を表に出さなかった母 母にとって自分は表に出せないくらいの娘なのか?という疑惑 しかし、母には母なりの実体験による考えが…… 私なんかはひっそりとした人生を送りたいと思うけれども 人によっては、特に身近で人目に触れる仕事をしている人がいたら「自分も」と思ってしまうのも仕方がない それよりも若くして癌になって母よりも早く逝ってしまうという状況が何とも刺さる 最初の頃の病室での態度、不用意な発言をするルミ子が担当医というのを差し引いても悲観的 ま、本人よりは母親の方が噛み付いてくる展開も納得 でも、最後のセリフがいいな ・family 家族のために仕事をしていたはずが 妻は自分の死後のお金の話しかしない、息子も何を話せばいいのかわからない 果たして自分の人生は何だったのかという疑問 仕事はねー 仕事のできる人より、要領のいい人の方がよりよく生きることができる 特にブラックな職場なら特に ・marriage 娘とチャラ男の結婚を許さなかった母 まぁ、親としてはまともな判断ではあるんだけどね やり直した際の、「こんなはずでは」感がやっぱりといった感じ 何だかんだ言って、娘さんの判断は間違ってなかった気がすると思えるラストがよい ってか、資産家というのか、富裕層の生活はどうも馴染みがないので、読んでいて親近感は得られなかった ・friend 憧れの女子の窃盗の身代わりになり損ねた男 身代わりになって落ちぶれた人生を送った友情への罪悪感 この話だけは他のと違った終わり方なわけで まぁ、最近聞いたリアルな話でも実際に治った人もいる なので、ありえなくもないかなと思う それにしても、この後はどんな展開になったのかも気になるな そして最後にルミ子の父親 父親にも事情があったと…… んー、でも結構なクズ野郎ではあると思うよ 一番気になったのは岩清水という存在かな 序盤からルミ子に何かと絡んできたり、意味ありげな背景を想像させる 終わってみれば、そんな過酷な過去があって聖人のような人だったわけだけれども そして、新人の摩周湖 読み終わってから続編があることを知ったので早速買ったんだけど 続編ではこの人が主人公になるのかな?

    1
    投稿日: 2023.12.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初垣谷さん作品 サクサク読めるけど、正直内容はうーん…。 主人公ルミ子は不思議な聴診器を手に入れて患者の手助けをするようになったけど、それで医者として人として成長したかというとそうでもない気がする。 患者たちが選ばなかった人生を体験する場面でも、薄っぺらでいかにも素人が考えそうな展開に読んでいてシラケた。 エピローグでルミ子と父が再会を果たすが、家庭を捨てた父をあれだけ恨んでいたわりに二言三言言葉を交わしただけですぐに和解へと転じるストーリーも、ルミ子という人間性が最後まで掴めないモヤモヤへと繋がった。 「希望―」と「懲役―」もまとめて購入してしまい後悔してる。この2作品はもう少し読み応えのある内容であることを期待する。

    0
    投稿日: 2023.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    敢えて自己啓発のカテゴリーに押し込んだ。 もうこれは『懲役病棟』を読んだときに懲りて手を出さなきゃよかったと”後悔”した。 作者の上からの高圧的な啓発小説としか思えないし、『懲役~』ではこんなにひどくなかった聴診器を当てると口でしゃべらず意思疎通になり、扉が開いて過去に戻れるとかもう三流漫画でも描かないわw しゃべるのがしんどいから聴診器であてて延々と会話シーンとかなにこれ珍百景かよ、挙句の果てに韓国ドラマでもやらないべたべたの過去ストーリー、逃走中に割りこます物語よりもつまらない院内ラブコメ、まだこのシリーズに『希望~』があるそうだけど、アホすぎる女医もここまでくると笑えなさ過ぎて無理。なんでシリーズ化したのか意味不明である。

    0
    投稿日: 2023.11.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    余命わずかの患者の思いがわからず、患者さんが怒ってしまうような発言をしてしまう医師の元に突然現れた不思議な聴診器。 余命わずかな患者さんの後悔に思いを寄せ、体は末期患者のままだが、空想の中でもう一度過去をやり直す機会を与えてくれるその聴診器。 やはり、今の現実で良かったと思えることがほとんどだが、今とは別の選択をしていたら自分の人生はどんなものになっていたのだろうかと興味が湧いた。 希望病棟も読んでみたい!

    0
    投稿日: 2023.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    美人だけど不器用で可愛げがなく、女たらしの父のせいで男性不信気味なルミ子。 「あ、コイツルミ子の事が好きだな。ラストでくっつくな」ってわかりやすいイケメン、岩清水。 香織というルミ子と岩清水の仲をからかいつつも時に真剣に後押ししてくれる都合の良いキャラクター。 摩周湖とかいう当て馬…  垣谷先生の作品は前半は重々しいのに後半で事態が好転しまくってハッピーになる。 今回はあくまで患者メインの物語だが、それでも都合の良い展開にお腹いっぱい。昭和のラブコメを見せつけられてるようで読んでて辛かった。一番面白かったのは娘の結婚を反対したのを後悔してる婦人の話かな。 ルミ子に当たりが強かった看護師が「苦労知らずのお嬢さんかと思ってました、すみません」とか謝ってきたのは流石に失礼じゃないかなって思った笑

    0
    投稿日: 2023.10.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読み始めてすぐにこれはファンタジー要素強め内容だったら自分にはちょっと向いてないかもと思ったけれど内容は極めてリアルというか選ばなかった人生を体験できる、というようなもので誰しもが考えることでまして癌宣告を受けて余命わずかと知ればその思いも強いはずだ。その体験をして安らかに死んでいけるのであればある意味、良いことをしたとも思える。ルミ子自身も医師として成長できたはず。成長できたからこそ聴診器を後輩に託す決断も自然とできたのだろう。自分なら手放したくないけれど!

    1
    投稿日: 2023.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    垣谷美雨さん5作品目。 垣谷美雨さんの話は読後感がよく、ドロドロしすぎることもないので気軽に読みやすい。 自分が今死ぬなら、今の自分は幸せなので、やり直したいとは思いません。 でも、この話を読んで、もしやり直すとするならば、高校生かなとも思いました。高校生の時にもっと本気で勉強していたら一体どんな人生になっただろう。 自分が死ぬ時に、この話の登場人物のような大きな後悔がないように生きたいと思います。

    2
    投稿日: 2023.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「もしあの時、別の選択をしていたら…」ということは、誰でも一つくらいはあるものだろう。 今生きている現実が自分の人生。別の選択をしたからといって、その方がよかったなどということは決してない。自分の選択をよいものにするのは自分次第。 現実にはあり得ない設定から、そんな事を気づかせてくれるお話。

    1
    投稿日: 2023.10.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おもしろかった この世を去る時に 何の後悔もない人は少ないだろう あったかも知れないもうひとつの人生を想像することは誰もが経験していると思う やり直してもやり直さなかったとしても いいところもそうではないところもあるだろうから この人生でなかなかよかったと思って最期を迎えられるように生きていきたい

    12
    投稿日: 2023.09.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2023年72冊目 垣谷美雨さん/後悔病棟 主人公は患者とのコミュニケーションに悩む医師。偶然見つけた聴診器を患者に当てると、心の声や後悔を聴き、かつ「if」の人生を追体験できるようになるが‥。 設定にはファンタジー要素があるけれども、 自分の人生、悪くないやんと感じさせてくれる作品。 #読了

    1
    投稿日: 2023.09.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ずっと気になっていた本 後悔している事をやり直すという話だが、 第3章は、やり直しても、 現実とは違う結果になって 以前の選択に本人も納得できたのでは。 続編では主人公がバトンタッチしそうですが 想定外でした。

    4
    投稿日: 2023.09.06