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総合評価

152件)
3.4
12
50
67
14
0
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    半沢直樹作品の次に読んだので、若干物足りなかった気がします。庶務行員さん、少し動きすぎでリアリティに欠けるかな。

    0
    投稿日: 2025.12.19
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    池井戸潤さんの本は物凄く好き。 でも、最後はスッキリすると分かっていても、途中の苦難のパートが苦しすぎて読み進めない時がある。 それが、この作品には無い。 短編なのでその苦しいパートが、良くも悪くもスッキリと通りすぎる。 その分終わりもスッキリすぎる気もするが、それがこの作品の良いところだと感じる。 今後銀行に行く際には、庶務行員に恋窪を探してしまいそう。

    0
    投稿日: 2025.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    銀行が舞台の8つの連続短編集。 おそらく何かの続編だと思うのだが読んでないので図らずとも途中参加みたいな感じになってしまう。 内容的にはかつて、バリバリの出世争いをしていた主人公・恋窪が争いに敗れ、別の銀行の庶務行員というある種弱い立場から今一度立ち向かっていくというもの。 個人的な感想としては池井戸潤の作品は1つの壮大なテーマ(不正)に対して長い時間をかけて解決する方が相性がいいのだな、と認識。 短編で細かな闇を暴きつつ大きな何かに向かっていくのも悪くはないが作者本来の魅力であるパンチ力は薄れてしまった印象。

    1
    投稿日: 2025.07.29
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    お馴染み、銀行を舞台にし、なんと庶務行員が主人公。短編でありながら全体で一つのストーリーをなす。面白かった。

    0
    投稿日: 2025.06.05
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    先輩として、松木に対する恋窪の接し方が 大人だなーっと感じたと同時に 松木に対しても愛くるしさを感じました。 展開やスピード感もとても心地よかったです。

    0
    投稿日: 2025.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    普段のやつより少し難し目の内容だった気がする。 内容を簡単にまとめると大手銀行マンがある不正を追っていく中で途中で、潰されてしまい辞職してしまう。辞職後些細なきっかけで昔の不正について関わっていく物語。 今作はミステリとしてはかなり面白かったが普段の作品より金融的な事が多く全てを読み解く事ができなかった(T . T)。ただ共通してある作品自体の熱みたいなのは感じられたのでとても読み応えのある本だった。

    0
    投稿日: 2025.04.28
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    定番の池井戸作品。読みやすく、面白かった。ただ、いつもより殺されてしまう人が多かったような気がする。

    4
    投稿日: 2025.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    メガバンクで幹部の不祥事の追及に失敗し、地方銀行(とはいえ川崎)の庶務行員となった恋窪が元ライバルの不審な死をきっかけに、不祥事を起こした幹部を再び追い詰める。一般人がここまで行動に移せるかと思う部分あり、いつもの池井戸さんの懲らしめる部分が弱めであったり、ちょっと違和感を残した終わり方だった。

    0
    投稿日: 2024.01.27
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    初期池井戸作品。得意とする銀行ものを描く。メガバンクの不祥事を暴き損ねた主人公、恋窪がかつての怨敵に再び挑む、というのが本筋で「半沢直樹」をもっと硬派にした印象を受ける。経理の勉強をしていると固有名詞とかが分かって読んでいて面白かった。連作の短編ものとなっているのでさっくりしているのも特徴でテーマほど難しくないのも良い。恋窪を筆頭に見どころのあるキャラが多いが一番響いたのは、一瞬しか出てこなかったある会社の常務。志半ばで死んでいった部下を想い放つセリフが良かった。実に良かった。

    2
    投稿日: 2023.11.10
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    池井戸潤さんお得意の金融系連作ミステリかつリベンジ系 ミステリと言うよりはどちらかと言うとエンタメに近いかも 自分が読んできた池井戸さん作品の中では専門知識が要される作品の感じでちんぷんかんぷんなところもあったがそれでも面白かった 松木、河野の人物像も良かったなぁ

    0
    投稿日: 2023.10.26
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    短編だけど大筋が有るので、ドラマ向けの作品だと思います。 主人公は静かに燃えるタイプで、後輩の面倒見が良いので、上司に居たら良いな。 終りかたが少しあっさりして物足りなさを感じたけど、リアルはこんなものかも。

    8
    投稿日: 2023.05.21
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    池井戸潤さんは 流石だと思います! 読み出しからテンポよく 先が気になって仕方がない。 悪党な奴らは!!と天罰くらえ! です(笑)

    5
    投稿日: 2023.04.20
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    庶務行員による組織的犯罪へのリベンジという設定は面白かった。ただ、敵役の悪事性を考えると、主人公はとっくに殺されていないと不自然。そのあたりの矛盾が気になった。

    2
    投稿日: 2023.04.18
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    池井戸作品はやっぱり面白い。 けど、最後の最後にガツンとやり込む感じが今作では少なかったような・・・その点が少し残念。

    8
    投稿日: 2023.02.08
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    今更だけど、池井戸潤の作品ははじめて。流行りに乗らなすぎるタイプ。ドラマも見ずにいる。 根本的に無知なので、金融作品の基礎が理解できず、そこが問題点になるのかな。小説で社会を知る。

    0
    投稿日: 2023.01.14
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    「池井戸潤」の連作ミステリ作品『仇敵』を読みました。 『銀行総務特命』、『架空通貨』、『アキラとあきら』に続き「池井戸潤」作品… 2年前に女優の「杏」主演でドラマ化された『花咲舞が黙ってない』の原作本のひとつです。 -----story------------- ◆2015年7月スタート日本テレビ系ドラマ『花咲舞が黙ってない』ドラマ化エピソード収録作! ◆ 花咲舞が黙ってない 元エリートの矜恃――男は再び立ち上がる! 奴らがまた動き出した。 ライバルの仇をとってやる。 これは銀行員ではなく、人間としての戦いだ! 「池井戸潤」のミステリー魂に括目せよ! 地方銀行の東都南銀行で庶務行員の職を得た「恋窪商太郎」。 元大手銀行で次長職を務めるエリートだったが、不祥事の責任をとり退職していた。 融資課の若き行員「松木」から相談を受け、行内の事件を解決に導く充実の日々。 しかし、退職のきっかけとなった〈仇敵〉が恋窪の前に再び現われ、人生の闘いに再び立ち上がる……男の闘いを描く銀行ミステリー! ----------------------- ある不正事件の責任を負わされ大手銀行を退職し、現在は地方銀行で庶務行員として働く「恋窪商太郎」が、融資課の若い行員「松木」の手助けをしながら、行内の事件を解決しつつ、不正を続ける"仇敵"へ立ち向かったいく勧善懲悪モノの連作ミステリ作品、、、 「恋窪商太郎」の男気ある行動に共感しつつ読めましたね… 読後のスッキリ感は、他の「池井戸潤」作品に比べると少ないものの、愉しく読むことができました。  ■庶務行員  ■貸さぬ親切  ■仇敵  ■漏洩  ■密計  ■逆転  ■裏金  ■キャッシュ・スパイラル  ■解説――果つる底なき/霜月蒼 メガバンク東京首都銀行のエリート行員だった「恋窪商太郎」は、幹部行員の裏金工作を追及していたが、謂れなき罪を着せられ辞職を余儀なくされる… 彼は地方銀行の東都南銀行武蔵小杉支店に庶務行員の仕事を得て働きはじめ、仕事一辺倒だった生活から抜け出して人生の豊かさを知る、、、 「恋窪」は、駐車場の誘導や窓口でのお客様の案内、備品のチェック等の本来業務をこなしながら、融資課の若い行員「松木」から持ち込まれる支店を舞台にして日々持ち上がる問題を解決していく… だが、こうした日々の出来事の幾つかは「恋窪」の古巣である東京首都銀行での裏金工作と関係しており"仇敵"との因縁から逃れることはできなかった。 「恋窪」は旧知の部下で、現在も東京首都銀行企画部門に勤務する「河野」の協力を得ながら、過去に追い詰められなかった"仇敵"を追い落とせる道を見出していく、、、 一篇一篇の物語が、支店の日々の事件を描いた短篇として完結しつつ、それらの物語が連なることにより「恋窪」の復讐劇としての長篇小説としての意味を持つ作品に仕上がっています… 復讐は叶うものの、庶務行員の立場が変わるわけでもないので、登場する人物のうちの何人かは命も落としており、決して後味のよい爽快な終わり方でもないんですよね。 「池井戸潤」作品って、読めば読むほど、巨大銀行の伏魔殿ぶり… 巨額の資金が動く闇の部分が見えてきて、金融機関不信に陥りそうですよね、、、 『アキラとあきら』での産業中央銀行融資部長「羽根田」の、 「金は人のために貸せ。金のために金を貸したとき、バンカーはただの金貸しになる。」 という言葉を実践しているバンカーがいることを信じたいですね。

    0
    投稿日: 2022.11.24
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    池井戸潤さんの本は本当にハズレなしです。 こちらは現在中小銀行の庶務行員、 元大手一流銀行のエリート行員だった恋窪のショートストーリー。 短編が時系列に進んでいき、1話毎に仇敵と又渡り合う事になっていきます。 銀行の悪い権力者と渡り合うストーリーは痛快、サクサク読めました。

    1
    投稿日: 2022.08.23
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    銀行ミステリーになるんやろな。 普通のミステリーなら、現場にあるものから、事件解決のトリックを解明する。 それが、手形とかに残されたモノから、解明する。 その醍醐味は、池井戸さんは、筆力があるから分かるんやけど、金融商品なんかの知識はサッパリなんで、もっと、そん辺も知識入れたら、もっと面白いかも? 庶務行員って、はじめて聞いたけど、用務員みたいなもんなんかな? 都市銀行で、バリバリ働いていた恋窪さんやけど、不正を暴き損ねて、逆にやられて、退職…今は、地方銀行の庶務行員。 でも、それはそれで、良かったみたいやな。出世競争とかドロドロないし、仕事以外で、楽しめるし。(私は、こっち派なんで共感〜) しかし、そうは問屋が卸さない! やはり、過去の因縁に決着つけないとアカンのか… 今は、庶務行員と言っても、バリバリ総合職なだけに、意を結するとスゴい! 現実、ここまで出来るかは知らんけど、楽しく読めた〜 池井戸さんのは、最後は、ええ感じに終わるので、読後感スッキリ〜(^_^)v

    39
    投稿日: 2022.07.24
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    安定の池井戸さんの銀行ミステリーでした!庶務行員というのは本書で初めて知った役職でしたが、恋窪さんの不正を許さないという情熱が次々と事件を解決していきました。

    1
    投稿日: 2022.07.09
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    とても読みやすいので、一気に読めてしまった。ということは名作なのだろうけど、いつも程のスケールやドラマ性が無かったのが残念です。銀行員も命懸けなのはやだな。

    2
    投稿日: 2022.04.10
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    池井戸潤氏の金融サスペンス。と言うらしい。 今回は短編で連なるロングストーリー。主人公である恋窪が言われのない罪で大手銀行を追われ、地方銀行の庶務行員になったところから始まる。 短編でありつつ、最後には全ての物語が一つに。そして、恋窪を追い落とした敵に繋がっていくと言う。続きがあるならば読んでみたいと思わされる一冊。

    1
    投稿日: 2022.04.01
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    audibleで読んでいない池井戸さんの小説を探したらこれでした。つまりaudibleに載っているのはほぼ読んでしまっていたわけですね。 大銀行の企画部から地銀の1支店の案内係の主人公が、銀行員としての経験を活かして様々な問題解決をする。 そしてパンドラの箱を開けて不正を解明し、逆に大銀行を追われた主人公は、この地銀の課題を解決しながら次第に自分が追われた大銀行の役員の不正解明をして…。 サラリーマン小説としては痛快で気持ちの良いストーリーでした。

    0
    投稿日: 2022.03.05
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    金融ミステリというジャンルを初めて知った。 知識がない人間でもサラーっと読めるのは凄い。 ただもう少し人間同士の感情的部分に読み応えが欲しいな〜と個人的には思った。 説得で大体どうにかなる義理人情の万能感があまり自分には合わなかったという感じ。

    0
    投稿日: 2021.04.17
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    これも、池井戸潤の初期の頃の作品。 架空通過同様、「警察は何やってるの?」という感じで素人探偵が巨悪に立ち向かう話です。 何件の殺人がありますが、主人公の恋窪だけは殺されません。 巨悪側から見たら、真っ先に殺すべき相手と思いますが… ストーリーとしては、大筋があって複数の短編がその大筋のもと紡がれている感じです。 話としては、面白いです。

    0
    投稿日: 2021.03.30
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    安定の面白さ。ザ・池井戸金融ミステリ作品。 本作品は「相棒」の要素も加わった感じかなぁ。 ただ、いつも話が読めてしまうのが残念…

    0
    投稿日: 2020.11.15
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    言われなき罪を着せられメガバンク東京首都銀行を退職させられて、地方銀行の庶務行員となった恋窪商太郎。 自分を追い払った仇敵への復讐を行う。

    0
    投稿日: 2020.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。裏金や地位、派閥のために人殺しまでするかねぇ。とか、社外秘情報行き来しまくり!て現実味ないけれど、キャラクターが愛らしく、短編集てことで軽快に読めました。

    0
    投稿日: 2020.07.27
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    池井戸さんの中では今一つかも...。恋窪商太郎は銀行の庶務行員。駐車場の交通整理などに精を出す日々。のほほんとして見える恋窪だが、実は敏腕銀行員だった過去が。そして今、かつての『仇敵』との戦いが始まるー。相棒の松木くんはなかなかのナイスキャラだが、いまいちストーリーが面白くない。悪の親玉も描写不足だし、ラストも駆け足。

    0
    投稿日: 2020.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恋窪の優しい人柄と松木の後輩感! もともとエリート銀行員だった恋窪は、罪を着せられ地方の庶務行員として働いている。 銀行員の松木はそのことを知っていて、恋窪のことを信頼し、たびたび相談しにやってきた。 庶務行員と銀行員の間柄の2人。同じ会社だが部署は違い、共通点は多くない。 しかし松木は仕事で行き詰まると恋窪にアドバイスを求めてきた。それに恋窪は答え、時には共に問題を解決に導いてきたのであった。 上司と部下のような掛け合いは、穏やかでとても面白い。 『仇敵』には、ミステリー要素も大きく絡んで来る。 人が死んだり、暴力表現があったりなど、こんなのすぐ警察沙汰になるだろうと思われる描写も少なくない。 穏やかな掛け合いとダークな世界観のミスマッチング。この小説では良い味となっている。

    7
    投稿日: 2020.04.01
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    憎き仇敵の策略に嵌められてメガバンクを辞職した果てに地方銀行の庶務行員となった恋窪商太郎が執念で外道の悪党を懲らしめリベンジを果たす秀作金融ミステリ連作短編集。本書の8つの作品の中で無慈悲に殺された人が3人もいるという事で金権を守る為なら躊躇せずに殺人に踏み切るえげつない野郎どもが相手ですから、格闘家ではない普通の四十男・恋窪は荒っぽい奴らから殴る蹴るの暴行を受けて傷だらけですが人でなしの外道を叩き潰す気概と根性と負けん気の強さは超一流なのですね。著者の作風で少し惜しいのは物語に淡々と幕を降ろす癖ですね。 でもきっとそれは池井戸さんが大人で派手な演出がお嫌いだからなのか、もしくは敗者に向けた武士の情けからかも知れませんね。しかし東都首都銀行の峰岸・白山総業の中島らの人間が腐り切った外道どもに運悪く目をつけられたら命が幾つあっても足りないなと心底ぞっとしますね。逆に後輩・松木と元部下の河野の協力と存在が恋窪にとって誠に大きかったですね。また恋窪の巨悪を許さぬ猛々しい性格とは真逆の駐車場の誘導係に甘んじようが年下の中西課長から揶揄されようが少しも腹を立てずに涼しい顔で穏やかに受入れる姿勢を私は見習いたいですね。

    0
    投稿日: 2019.08.10
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    「ワケあって庶務行員」恋窪商太郎の、仇敵への逆襲物語。 「最強の万年講師」田口公平、「鬱屈した警部補」合田雄一郎、「孤高のPRマン」岡坂神策など思い出す(笑)。

    0
    投稿日: 2019.06.24
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    池井戸潤の仇敵を読みました。 主人公の恋窪商太郎はメガバンクの辣腕銀行員でしたが、不正を暴こうとした相手の策略でいわれなき罪をかぶせられ、地方銀行の庶務行員として静かな人生を送っています。 ところが、突然元同僚の桜井から電話を受けたその日、桜井が自殺に見せかけて殺害されてしまいます。 恋窪は桜井の仇を討つために、一度敗北した相手の不正を再度暴こうとするのでした。 8つの短編で恋窪が相手の不正を暴いていく経過が描かれていきます。

    2
    投稿日: 2019.04.09
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    物足りない(笑) 池井戸さん得意の金融ミステリー&鉄板の復讐モノ しかし、それが故に物足りないです。 短編連作形式の長編金融ミステリー。短編それぞれでまとまりながらも、ストーリ全体で巨悪に挑んでいく物語。 構成としては「7つの会議」と同じような構成です。 ストーリとしては、エリート行員の恋窪は、いわれなき罪を着せられ、メガバンクを追われます。そして今では、武蔵小杉にある地方銀行の庶務行員となって静かに日々を送っています。 ここで必殺仕事人よろしく、庶務行員として庶務作業をひょうひょうとこなす一方で、後輩の松木にはエリート銀行員のキレッキレのアドバイスをあたえ、さらには、前の職場の部下の河野と一緒に、自分自身を退職させたメガバンクの裏に潜む悪に挑んでいきます。 悪人たちにどう対峙していくのか? ハードボイルドのシーンもあり、最後は安定の終わり方。 物足りないのは、短編の完成度がイマイチで、全体の長編ミステリーがブチブチ切れる感じになってしまうところ。 さらに、悪者たちを追いつめるところが、あまりにあっさりなところ。もっと、恋窪自信が追いつめられながらも、這い上がって這い上がって、最後はこれでもか!ってぐらいにコテンパンに悪者をやっつけて欲しかったのですが、あまりにあっさり終わってしまいます(笑) 他の池井戸作品を知っている方は皆さんそう思うのでは? 本作を通じて「庶務行員」という職位があるのをはじめて知りました。さらには、銀行の仕組みも勉強になります。

    3
    投稿日: 2019.03.16
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    ハードボイルド的な、完全にそうでもない感じが少しイライラしてしまった。ドラマ向けな話の内容で、小説として中身の濃いものではない印象。

    0
    投稿日: 2019.01.20
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    1812 銀行内の不正に立ち向かう話。分かりやすく程よい緊張感で読み易いが、ラストになって急にあっさりなのが残念。

    0
    投稿日: 2018.12.19
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    前職を追われた経緯をひっぱるだけ引っ張っておいて、最後はなんだかあっけない終わり方だったなぁ。もっと悪者を懲らしめた方が、池井戸潤の小説らしいのになぁ。

    0
    投稿日: 2018.11.29
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    ★4.5 半沢直樹、花咲舞のビッグネームではない、池井戸初期の金融ミステリー。 かつてのエリート銀行員が挫折、しがない庶務行員で働く二流銀行で、新米融資係とともに不正解決にとりくむうちに、かつての仇敵と対峙することになる。 ヤクザとか、殺人になるとかは安易に思うが、なかなか経理会計とか金融に関わった人間ならば楽しく読めるお話。主人公の昼行灯設定が、いかにも「必殺仕事人」じみていて、胸がすく。後半の畳みかける展開から目が離せない。一気に読んだ。

    0
    投稿日: 2018.11.07
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    あぁ〜すっきりした(^^) 池井戸潤作品の良いところは正義は勝つ!ってところですね。 本作も謂われもない罪でエリート銀行員が地方銀行の庶務行員となり、新しい一歩を踏み出した矢先に、元ライバルから電話が再び運命を揺るがすことに。

    0
    投稿日: 2018.10.15
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    庶務行員という職種も初めて知りました。 出世の世界から離れた職で銀行員の面白さからは離れた職種なのでしょうけれど、その人の人間性、知識や視野の広さから、若手営業マンや旧職場の部下からも頼られる姿はとても素敵。 本人の知識や知恵で広がる世界もあるのかなと思うと、自分も頑張りたいなと思えた。 恋窪さんにもあこがれるが、彼を慕う若手や友人たちにも愛すべき人が多くて、楽しく読めた。 小さな話それぞれも面白く、大きな流れとしてつながって、池井戸ワールドの面白さにはまりました。

    0
    投稿日: 2018.10.12
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    恋窪商太郎は大手銀行のエリート銀行マンだったが、ある策略に嵌められて職を負われる。小銀行の庶務行員として働きながら、銀行の内部問題を解決して行く連作短編小説から自分を追い出した行員を追い詰める流れへ。 そんな感じだったかな? ちょっと前に読んだのでうる憶えです。

    0
    投稿日: 2018.10.09
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    地銀の庶務行員、実は元都銀エリートで組織と戦った末に立場を奪われた主人公がかつて戦った巨悪に挑むストーリー且つ短編集。設定は違えど半沢直樹シリーズがデジャヴる。

    0
    投稿日: 2018.10.09
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    そこまで執着するかな・・・と思いながら初めは読んでいたが。 本編っぽい話に入ったあたりからメキメキ面白い!! けっこう古い話だけど、古いを感じさせないねえ。 河野さんに何事も起きなくて本当によかった笑

    0
    投稿日: 2018.10.08
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    いくつか読んだ池井戸作品と違い、ワクワク感があまりなく、あっさり終わった感じ。初期の頃の作品なのかな。

    0
    投稿日: 2018.06.04
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    親戚の人にもらった本。 表紙の絵がこの画像とはちょっと違う。 軸は通しだが、短編集に近い感じ。 銀行の不正を暴いていくのが清々しい。 結果どうなったのかがちょっと物足りないけど。 銀行の難しい話はもっと勉強しないといけないな。

    0
    投稿日: 2018.04.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    普段全く関わりの無い銀行の裏側の世界の雰囲気をこの小説を通して感じれた。数字のややこしい話が少し複雑過ぎて頭に入ってこなかったところもあった。

    0
    投稿日: 2017.09.03
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    主人公の恋窪は小さい銀行の庶務行員。駐車場整理くらいしか仕事がない。しかし、実はは以前はメガバンクに籍を置いて、当時の幹部の不正と対決した実力者。対決に敗れて退職に追いやられた。若手の銀行マンを助けつつ、元の幹部の不正を暴くことになるという構図。 実力はあるのに低い身分に身をやつすなんて設定は日本人好みですね。水戸黄門、遠山の金さんと同じパターンだ。池井戸さんは通俗的な勧善懲悪でありながらリアリティは失わないという作風で、この作品にもそれが生きている。 8つの短編からなり中には【TV】花咲舞が黙ってない の原作になっているものもある。 池井戸印なので面白いのだが、解決部分があっけなかったり、敵が殺人も平気でするというヤクザまがいだったりするところが少しバランスを欠いているかもしれない。

    0
    投稿日: 2017.08.16
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    内容(「BOOK」データベースより) 幹部行員の裏金工作を追及した恋窪商太郎は、謂れなき罪を着せられメガバンクを辞職。エリートから地方銀行の庶務行員となるが、人生の豊かさを知る。だが、元ライバルからの電話が再び運命を揺るがす―。不正を知った男は謎の死を迎え、恋窪は“仇敵”への復讐を誓う。乱歩賞作家、渾身の連作ミステリー。

    0
    投稿日: 2017.06.15
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    都市銀行の企画部次長として幹部の裏金工作を追及していた恋窪商太郎。 今は地銀の庶務行員。 しかし、元ライバルからの電話で、再び、仇敵へと戦いを挑む。 果たして、恋窪の復習は。 ハラハラドキドキ

    1
    投稿日: 2017.05.08
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    テンポよく話が進むので、読んでいて楽しい。 登場人物がたくさん死亡する割には、主人公の恋窪はいつも助かるという展開がやっぱり小説だなと思った。

    0
    投稿日: 2017.03.09
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    これも花咲舞の原作本。 何作か読む内に、池井戸作品の「型」が 掴んできたな、と思ったのを覚えている。 主人公の恋窪は結構好きで、頭のなかで 水谷豊さんを思い浮かべて読んでいたなあ。

    0
    投稿日: 2017.02.01
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    さいきん、忙しくて活字から遠ざかっていたけど、何気なく読んだら、面白くて引き込まれました。 遠ざかっていたのに、ぐいぐい読ませる力は本当にすごいなぁと感心しました。 ただ、最後の結末は時間なくて無理やり終わらせた感が半端なく、残念の一言。 上下巻にしてたら、

    0
    投稿日: 2017.01.28
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    銀行を舞台に、庶務行員の恋窪が、ある電話をきっかけに、新人行員とともに、ある不正を暴こうと尽力する。不正をしたとされる側は、銀行の旨味を利用とし、様々な事件が起こり、恋窪達と攻防を繰り広げ、次々と不正が暴かれ、ついには私利私欲の為にはどのような手段も厭わないのは、見ていて怖さとミステリー性を感じてしまう程だった。恋窪は過去のエリート行員と違う、充実さを感じているのが伝わり、総合職、一般職とはまた違うよ庶務行員の仕事があるのを初めて知り、目から鱗であった。

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    投稿日: 2016.07.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    連作短編集。 不正を暴こうとして逆に銀行を追われてしまった恋窪。ライバルだった男の死をきっかけに再び敵に挑んでいくという話。エリート時代とは違い、庶務行員という立場ながら再就職した恋窪は、あるきっかけから融資担当の松木の相談に乗り、それがかつての敵と絡んでいくことになるという展開で、面白かったです。

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    投稿日: 2016.07.13
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    一気に読み終わった。池井戸作品未読があるので、残りもぼちぼち読むとする。いずれも読み応えあり。私腹を肥やす悪者と戦う銀行員の半沢作品と同じ構図だが分かり易い。

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    投稿日: 2016.06.13
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    2016年5月27日 不正を暴くために動いて左遷された庶務行員の仕返し。庶務行員が前職の経歴と繋がりをいかして様々な不正を解決していく。 最後が少し腑に落ちない。

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    投稿日: 2016.05.27
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    支店の現場描写が、いかにも銀行の現場らしい生き生きとした、また淀んだ感が、銀行経験のある作家だからこそというところだろう。 二日で読了。

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    投稿日: 2016.05.15
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    幹部行員の裏金工作を追及した恋窪商太郎は、謂れなき罪を着せられメガバンクを辞職。エリートから地方銀行の庶務行員となるが、人生の豊かさを知る。だが、元ライバルからの電話が再び運命を揺るがす―。不正を知った男は謎の死を迎え、恋窪は“仇敵”への復讐を誓う。乱歩賞作家、渾身の連作ミステリー。 解説でディック・フランシスの「競馬ミステリ」との比較がされていた。なるほどね。

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    投稿日: 2016.05.05
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    金融ミステリー小説の良作 2006年の作品なので、少し古く感じる場面もあるが、展開の妙がありミステリーとして楽しめる良作部。 全体としてはドラマ、映画のシナリオ本的であり。文章的な表現、心理描写共に浅い感じもします。ドラマ、映像化向きの作品。

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    投稿日: 2016.03.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の恋窪さんが、なぜ「庶務行員」をやっているのか、すぐに明かされないのがじれったくて、先へ先へと読み進めてしまう。 恋窪さんの過去が少しずつ明かされるにつれ、かつてのライバルが殺され、恋窪さん自身も痛めつけられ、そしてまた関係者が殺され。。。ハラハラドキドキの展開。

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    投稿日: 2016.02.28
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    面白かった。 1章ずつが単独の謎解きになっているうえに 章が進むごとに敵を追い詰めていく創りになっている。

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    投稿日: 2015.11.13
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    読書日数 7日 「銀行ミステリー」の短編集。今作は主人公が「庶務行員」という立場の銀行員。 短編集でありながら、一つの物語になっているという、風変わりなものだった。 主人公がとある銀行員の庶務行員となったのは、以前勤めていた銀行で、巨悪な不正を暴こうと奮闘するが、逆に罠に嵌められその銀行を辞める羽目になったから。 そこで自分が「出世と名誉に明け暮れていた自分」に別れを告げ、ゆっくりと生きていく実感を得ていた。 そこで、とある事件をきっかけに、まだその不正をしていた常務が、のうのうと生き残っていたことがわかり、又、自分のライバルでもあった行員が、謎の自殺をしたということで、主人公が真相を突き止めようとする。 短編集でもあったので、エピソード自体は、基本的に短めでわかりやすいのは当然として、それが全体の事件とリンクしていくというのが、面白いと感じた。

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    投稿日: 2015.09.03
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    まだ未読の本があったので。ちょうど今クールのドラマでの原作にもなっているらしい。ワンパターンであることは間違いないが、それでも訴えかけてくるものはある。

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    投稿日: 2015.08.30
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    エリートバンカーから、ある悪の組織に立ち向かって戦いに敗れ、地方銀行の庶務行員となっていた主人公の恋窪が、宿命とばかりに再度、悪の組織と対峙していくこととなり、その復讐劇を描いた銀行員ドラマです。 短編集ですが、基本的には長編のような一連の話しになっており面白かったですね! 半沢直樹とは、また違った視点での銀行幹部の汚職に立ち向かっていく1人のバンカーの姿が良かったです。 現在の「花咲舞は黙ってない」で紹介されたエピソードも含まれてました。

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    投稿日: 2015.08.20
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    2015.8.16-48 メガバンクから濡れ衣を着せられ地方銀行の庶務行員となった恋窪が元のメガバンクの不正を暴く短編連作8編。 銀行内部の話としては面白いが、終わりが呆気ないところもあり。

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    投稿日: 2015.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    各章ごとに短編としても楽しめるし、全体としても話が繋がっている。テレビの刑事ドラマのようで、移動中や休憩時に細切れで読む場合も読みやすい。 他の方もレビューで書いておられるように、ラストがあっさりしていて、え?これで終わり?と少し物足りなかったが、内容はしっかりしていておもしろかった。

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    投稿日: 2015.07.23
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    主人公は大手銀行の闇をあかそうとするが、逆に自分の立場を追われ、今は庶務行員として地味に働く。しかし、因縁の銀行とのつながりが見え隠れし、さらにかつてのライバルの不審死などがあり、闇に再び迫る。

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    投稿日: 2015.07.06
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    20150704 さすが、池井戸潤さんの作品はやはり面白い。 どの作品も映像化されるべき、ハラハラドキドキの中に、人情もちりばめられたストーリー展開。 自分自身も、元銀行員なだけに、設定や、専門用語も分かる分、余計にストーリーにはまり易い。 この作品は、短編集となってはいるが、話しは全て繋がりがあり、8話完結の上質な金融ミステリードラマを観ているよう。

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    投稿日: 2015.07.04
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    半沢と同じく、やられたらやり返す話ですが、結構死人が出ているし、主人公もボコボコにされたりとハードな展開。その割には敵への復讐があっさり。

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    投稿日: 2015.06.09
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    2015.5.20(水)読了。 登場人物は同じの短編集。なので1話がぱっと終わってしまう感じ。面白かったんですけど、もっとじっくり読みたいです池井戸さんは。

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    投稿日: 2015.05.21
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    主人公が庶務行員の現状に、収まっているのか、収まり切っていないのか。ちょっと設定が素直に入ってこないところが気になりました。

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    投稿日: 2015.03.27
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    自分の職場で仲間同士の駆け引き、蠢く策略。良く知らない金融業界ですが、この作品で書かれたような面がきっとあるんだなと。この世界では私は生きていくことはできないと思う。もっとタフでないと。

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    投稿日: 2015.01.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    会社が行き詰まることより、自分を信頼してくれた友人たちを平気で裏切ってしまうことのほうがよほど問題。 イマイチな題名の付け方は変わらず。もう少し捻りが欲しい。今回はお得意の連作ミステリーで全作の底流にある仇敵との対決に収斂していく。ただエピローグがあっけなさ過ぎか。

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    投稿日: 2014.12.28
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    池井戸作品全制覇まであと少し! 本作は短編的な描かれ方ですが、全体が繋がっていて、絶妙(^^) 結構前の作品みたいですが、銀行員の痛快活劇という半沢に続く流れがすでにできてたんだなー 半沢シリーズや空飛ぶタイヤなどの超名作には及ばないものの、やっぱりレベル高いわ!

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    投稿日: 2014.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    昨年社会現象になるほど爆発的ヒットだった「半沢直樹」の著者、池井戸潤による銀行ミステリー。 私はまだ半沢直樹シリーズの小説3冊しか読んでいない初心者であるが、著者の人物描写や組み立ては私好みであり、機会があればもっと読みたいと思っていたところなのだ。 本作品は1999年から2002年にかけて週刊小説などで連載された短編集を集約したものであり、今から10年以上前の銀行が舞台ではあるが、それほど古臭さを感じず読み進められた。 感想としては一言。 面白い。 300ページほどのボリュームだが、あまりの楽しさに、数時間で一気に読み終えてしまった。まず、主人公の設定がお見事。かつて都市銀行にてエリートバンカーの道を歩んでいた恋窪が、とある事件をきっかけに失脚して退行し、現在は地銀にて庶務行員をしている。そんな恋窪が、融資課の若手:松木に優しくアドバイスしながら降りかかるミステリーに挑み、また過去自身がハメられた事件の真相をも解明していく、というもの。 腕力が弱くていつも喧嘩には負けてしまうし、控え目な態度により多くの人間に舐められてしまうのだが、静かな闘志を秘めながら穏やかに突き進む…。 本書にて印象的だった記述は以下のとおり。 「ミスは誰にでもあるんですよ、松木くん。ところがそのミスが更に大きくなる、取り返しのつかないところに行ってしまう時には、もう一つのミスが重なる時なんです。自分ひとりで解決しようとする、というミスです。会社は組織で動いていて、決してあなたの個人商店じゃない」 →これはどの組織においても言えることである。私も部下や後輩がミスをした時にこの言葉を借りよう。 「具体的にどうすればいいと思いますか、恋窪さん」 「それを考えるのが松木くん、あなたの仕事じゃないですか」 恋窪は、松木が融資係として成長する過程では、何度か高いハードルを越える必要があることを知っている。それを飛び越えてこそ会社内容を見通す目が育ち、一人前のバンカーになれる。スキルを取得する一番の近道は自分の力で考え、解決していくことなのだ。 →現在部下が3人いる私だが、私自身の考えを示して指示することが多い。時期をみて考えさせるようシフトしていかねば。 「松木くん、融資をするのが全て顧客のためになるとは限らないのです。貸すも親切、貸さぬも親切。つまり、相手のためを考えればあえて貸さない方が良い時もあるということです。経営者も間違うことがある。その間違いに気付いたら、正しい道を示してやるのが、あなた方融資係の仕事なんです。」 →これも私の仕事に通ずる。保険金を払うことが正しいとは限らず、時には厳しい態度で出ることも大事なのだ。 2014年11月08日

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    投稿日: 2014.12.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大手銀行 東京首都銀行にかつては次長の役職にまでなり勤め、今は地方銀行の庶務工員として勤める恋窪が主人公を務める連作短編集。 短編としては1つ1つの事件を解決していく恋窪の姿を描き、本書を通じかつて都市銀行を追われたいきさつ、そして自分を追いやった仇敵を追い詰める姿が描かれる。 これまで読んだ池井戸作品同様、読みやすく緊張感もあり面白かった。 星4にしたのは、結末があまりあっけなく、苦しんだ分の報酬が少ないという感じが少し不満のため。

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    投稿日: 2014.12.05
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    2014.11.16 東京出張中に持参した本が終わってしまい、急遽、八重洲ブックセンターで購入した。 やはり、鉄板!

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    投稿日: 2014.11.16
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    地方銀行の庶務行員が古巣メガバンクの役員の不正を暴こうと奮闘する姿を描いた作品。庶務行員となり、ようやくそれまで経験出来なかった大事なことを悟り始めたのに、一本筋の通った性分が闇との闘いに深入りさせる。そう、これは性分なのである。下から慕われる恋窪のキャラクターは、年齢以上に落ち着いた「おじいちゃん」のような雰囲気を醸し出している。その反面、さすが、メガバンク時代も屈指のエリートだっただけある鋭さや客観性を備え持ち、事件解明のためのひたむきさがこの作品に優しさを与えている。不正を暴き、元ライバルのくやしさを晴らすため、そしてかつて自分を辞職に追いやった人間へ仇を撃つのに奔走する姿に心から応援したくなる作品。 受ける感じは、半沢シリーズほどのパンチがないということ。痛快さに欠けるが、これはこれで面白かった。

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    投稿日: 2014.10.21
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    銀行を舞台にした短編集。一つ一つの話が独立しているかと思いきや、読み進めていくうちに関連性が。バラバラな話かと思いきや上手く纏めているところは、作者の力量が分かるのではと思います。主人公の境遇と、それをバネに巨悪な不正を暴く話は読んでいて夢中になれます。

    0
    投稿日: 2014.09.16
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    元都銀のミドル恋窪が地方銀行の庶務行員として謎を解いて行くショートストーリー。メモ。(1)会社というのは組織で動いていて決してあなたの個人商店じゃない。 (2)スキルを獲得する一番の近道は自分の力で考え解決していくことなのだ。

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    投稿日: 2014.09.14
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    総合職の一般行員が謎を解明し、ライバル(悪役)を打ち倒すパターンが多かったため、庶務行員に焦点を当てた今回の構造は面白かった。勧善懲悪ものが好きな人、池井戸作品が好きな人には面白いと思う。

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    投稿日: 2014.08.20
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    理不尽なことは世の中にたくさんあって、 特に銀行の中にはたくさんあるらしい。 池井戸さんの銀行モノを片っ端から読んでいるせいか どれがどれだか分からなくなってきているけど この「仇敵」はそのなかでも印象深い。 (タイトルが内容を連想させやすいというのもあるけれど) 銀行が、こんなに危険な職場だとは知らなかったー。

    1
    投稿日: 2014.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    エリートから庶務行員に落ちぶれた銀行員が主人公。 池井戸潤の中では初期の作品だろう。 はっきり言うとイマイチ。来月には主人公の名前すら忘れてそうだ。金融ミステリだからって無駄に人が死にすぎ。 池井戸潤ファンがファンと言いたいが為に読むには良いが、それ以外の目的ではおすすめできない。

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    投稿日: 2014.08.17
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    私は、経済について、疎いのだが、池井戸潤の金融ミステリーは、凄く読みやすく、解り易い。 この「仇敵」は、8話の短編が、大きな長編への流れに変わる。 エリート銀行マン恋窪商太郎が、卑劣な策謀の結果、辞職せずにはならなかった。 小さな銀行の庶務行員になるが、元の銀行のライバルでもあった友人の桜井の変死から、自分を陥れた不正の根本を、専門知識を苦慮し、追い詰めて行く。 少し、ハードボイルド的な所が出てくるが、恋窪は、いつも、殴られているところが、ちょっと、悔しい。 殴られ損と言うか、入院までするのに、やはり、庶務行員のままと言うのも、なんだか、悔しいようなするのは、私だけであろうか? 命をかけて、闘っているのに、、、、 小説だから、少し、ハッピーエンドな所もあればいいのにと、思ってしまった。

    1
    投稿日: 2014.07.28
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    素人探偵まがいの短編毎の問題解決が、苦杯をなめさせられたかつての仇敵に結びついていく。やり残した人生最大の仕事の完結♪。

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    投稿日: 2014.07.26
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    中年の主人公が因縁の相手に戦う決心をして様々な行動をするのは自分に勇気を与えてくれた。 しかし、最後またまったりに戻ったのでもう少し行動が変わった主人公をみたかった

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    投稿日: 2014.07.21
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    子どもの頃、大好きだった本。 『わらしべ長者』、『長靴をはいた猫』、『小公女』。 相手の求める物を提供することで、思ってもみなかったほどの見返りが与えられ自分も幸せになる。また、恩人である主人のことを思い、先回りして智恵と勇気で最良の結果を手に入れ、自分の目標も達成する。辛く苦しい毎日の中にも、理解者や支えてくれる人のおかげで自分を見失うことなく、最愛の父親が戻ってくるのを信じ、厳しい生活に耐えることができた。 どれもハッピーエンドのサクセスストーリーで、平凡な日々を送っていた子どもの心をくすぐるものだった。 そうそう、『セロ弾きのゴーシュ』も。 思わぬ人のおかげで、思わぬことが自分の成長を促してくれるというのも、好きだった。 本書を読んでいて、思い出したいくつかのおはなし。 妙にわくわくするのは、そのためか? 信頼、成長、戦略、義憤。そして、復讐。 サラリーマンのおとぎ話ともいえるエンターテイメント。 恋窪商太郎は、メガバンクをわけあって辞職し、地方銀行の庶務行員となって毎日過ごしている。ふとしたきっかけから恋窪のもとへ、若手社員の松木が意見を求めてやって来るようになった。松木と恋窪の間には、本来の立場を越えて、師弟関係のようなものが形成されていく。 やはり、能ある鷹は爪を隠してはおけないものなのかも・・・。 松木も恋窪の助けを借りながら、融資の担当として見る目を養い成長していく。 また、恋窪は以前勤めていた銀行で自分を追いやり、また、自分の派閥に属する恋窪のかつてのライバルを保身のために追い詰めた黒幕への反撃に転じる。 この辺りは、池井戸さんが得意とするところ。 企業のクレジットファイルの中の情報を読み解き、敵の企みを見抜く恋窪の視点や思考方法は興味深く、謎解きのおもしろさを堪能できる。 以前勤めていたときの信頼できる部下や、取引企業の尊敬できる役員など、水戸黄門的な登場人物の配置も勤め人のロマンと思えば、うらやましいかも。 恋窪さんと松木くん。 なかなか魅力的なキャラクターだと思いますが、 池井戸さん、シリーズ化はどうでしょう? (もしかして、シリーズ出てます?)

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    投稿日: 2014.06.29
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    半沢直樹、花咲舞と個性的な名前の主人公が登場する池井戸潤の銀行小説シリーズ。本作の主人公は恋窪商太郎。かつて大手銀行のエリートだったが、派閥争いによる不正事件に巻き込まれ、銀行を退職。地方銀行の庶務行員として再就職する。庶務行員とは、制服を着て銀行の受付で客の苦情とかをさばくガードマンみたいな人のことだ。もしも半沢直樹が大和田常務に敗れ銀行を追い出されると…、というイメージ。 庶務行員なのに、銀行マンとしての豊富な知識と経験を持つ恋窪は、彼を慕う若手銀行マン松木と組んで、人知れず銀行内のトラブルを解決する。そんな恋窪の活躍を描いた連作短編集。さらに短編が積み重なり、やがて恋窪が過去に巻き込まれた不正事件に迫るというスリリングな展開。これぞ池井戸エンタメ小説。 ところで銀行マン同士の争いなのに、殴り合いやら殺人やら、武闘系ないざこざが多い。ホワイトカラーたちがそこまでやるか。ここまでくれば、銀行内の大ボスとのラスト対決も警察を巻き込んだ銃撃戦くらいを期待したが、そこは意外にあっさり。同じく金融ミステリーの松本清張「眼の壁」のラストくらいぶっ飛んでほしかった。

    1
    投稿日: 2014.06.25
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    エリートバンカーの恋窪商太郎は、いわれなき罪を着せられ東都首都銀行を辞職、地方銀行の庶務行員となって静かな日々を過ごしていた-素同僚・桜井からの電話に出るまでは。その翌日知らされた、桜井の死。一体何をつかんだのか。忘れたはずの過去が蘇り、恋窪はやり遂げられなかったあの男への復習を誓う。

    0
    投稿日: 2014.06.22
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    元エリート銀行員が金融事件を解決していく連作ミステリー。 人望と実力があるので元の部下までもが慕う凄い男である。

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    投稿日: 2014.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ここ最近、池井戸作品続きですが、やっぱり面白い! 恋窪さんと松木君のペア、好きです。 庶務行員って初めて知りましたー。            これも逆転劇なので、ドラマにできそう。

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    投稿日: 2014.06.06
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    大手銀行でエリートとして活躍していた主人公は、 銀行を喰い物にしていた政敵を追い詰めたものの、 あと一歩のところで謂れなき罪を着せられてしまう。 大手銀行を去った主人公は、地銀の庶務行員として再就職。 仕事の内容も、行員から向けられる視線も、 エリート時代のそれとは全く異なってはいたが、 季節の移ろいに心癒されるなど心に余裕が生まれ、 むしろ生き甲斐を見出す日々であった。 だが、そんな日々を揺るがすような事件が起こり・・・。 銀行という著者お得意の舞台で繰り広げられるである本作は、 いつものように主人公の描写がしっかりしていて安定感抜群。 最後まで飽きることなく一気に読むことはできたが、 著者の他の作品と比べると、敵方の描写がやや甘いのと、 簡単に敵方の本丸に乗り込んで行ってしまうやや安易な展開、 解決に至る最後の詰めの部分が拙速なところが目についてしまい、 やや残念な部分はあった。 おそらく、短編連作という形式が池井戸潤氏には あまり向いていないのではないかと思えて仕方ない。 このモチーフを使って長編を書いたら絶対面白いはず。

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    投稿日: 2014.05.05
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    この作家さん得意の銀行ネタ。 短編がつながるストーリーで、主人公がスマートに小さなできごとに対処し、最後に繋がる大きな事件を解決する。 主人公の人間性など、入り込みやすく読みやすい。 銀行ってコワイと感じるストーリー。

    0
    投稿日: 2014.04.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

     エリート街道から叩き落された男が取り戻したのは、桜の花を美しいと立ち止まり眺めるような心の余裕と豊かな感性だ。彼はそのまま、平和で安穏とした生活を繋いでいくことだってできた。  しかし男は、かつて暴き損ねた「不正」が今なお醜く渦巻き、遂には人の生命までいとも簡単に引き摺り込んでいくのを看過できない。暴力によって脅され命の危険を感じても、這ってでも立ち向かっていく。彼のこの執念は復讐心からか正義感からか。「仇敵」からすれば、満身創痍の男が執念に取りつかれた亡霊のように「不正」の核心に迫っていく様は恐怖にも映っただろう。  これは、ひとりの男が己の人生の意味を懸けた戦いである。男の自己満足のための闘いともいえよう。しかし、男のエゴの一言で片づけたくはないと思わされる。池井戸の描く、社会的地位の圧倒的に劣る主人公が大組織の悪意に抗う姿には、利権・保身で動く強者への挑戦が通底したテーマとしてある。池井戸の最近の作品群のようなスカッとする作品とはいえないのでそれを期待した人にはモノ足りない感があるかもしれないが、ミステリーとしての読みごたえは十分にあったし、主人公の心情や周囲との関係性の変化を追うと人間ドラマしても面白い。

    0
    投稿日: 2014.04.15
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    東都首都銀行の企画部次長というエリートバンカーだった恋窪商太郎が、ある陰謀から罪を着せられて退職し今は東都南銀行の庶務行員を勤めているという主人公のスタンスが面白い。最初は融資係の若手の松木君を影から助ける銀行世直し物的な話かと思いきや、徐々に恋窪さんを陥れたかつての仇敵との避けることのできない闘いへと舞台を移して行く。しかしながら、登場人物の死や渦巻く怨念、さんざん煽られた敵対心に対して、あまりにも最後があっさりとし過ぎていてカタルシスを得られない結末となっており、やや素材を活かし切れていない感じ。

    0
    投稿日: 2014.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2013年10月から2014年3月20日までに読了した本。 この期間、読書メモをさぼっておりました。 恋窪さん あんまり内容思い出せない。

    0
    投稿日: 2014.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

     東京首都銀行の企画部次長だった恋窪は、訳あって東都南銀行の庶務行員を務めている。主役の恋窪さんが、くたびれた中年男として描かれているので「恋窪の半分ほどの年端で融資課の松木啓介が直面する問題に、昔取った杵柄で助言していく」というほのぼのとした物語なのかなと思ったが、途中から『果つる底なき』を彷彿とさせるハードボイルドな展開に変化する。  対立構造は明確なはずなのだが、金の流れを隠すために仇敵がつくった仕組みが複雑なため関わる会社や人物が多く、それを解明する恋窪も大変だが、読者も把握するのが容易でない。  最後まで仇敵が登場しないというのは意図的なことなのだろうが、読者としては残念、宮部みゆきさんのように、全ての登場人物の背景を克明に描いて欲しいとは言わないが、何らかの示唆は欲しかった。  今の池井戸さんがリメイクすれば、半沢直樹と超えるカタルシスを読者に与える事ができそうな題材だと思われるだけに惜しい。

    0
    投稿日: 2014.03.24
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    エリート行員だった恋窪は、上の不正を暴こうとして罪を着せられ、退職に追い込まれた。 その後は地銀の庶務行員として勤務。 もはや恋窪にとって過去の出来事となった醜い不正だったが、ひょんなことから新人行員の相談に乗るうち、また不正に行き当たる。 黙ってみていられなくなった恋窪の反撃が始まるが、銀行が舞台の割に少々内容はハードかな? 2014.3.22

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    投稿日: 2014.03.22
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    「いわれナキつみを背負い、大手都市銀行の管理職の地位を追われ、地方銀行員となった男。亡き友と、己のプライドにかけて、男は復讐を誓う。メガバンクの内幕と、地方銀行の実情を描いた銀行ミステリー。」 短編集。主人公は普段、駐車場の車の誘導とかをしているんだけど、それって、警備員の仕事なのでは?そんな「雑用係」が、いくら顔が広いとはいえ、経済やくざみたいな連中に立ち向かうなんて!はらはらしたけど、現実味はない(笑)また、途中までかなり手強かった敵が、最後、あっさり捕まってしまったような、拍子抜けの感じ。追い詰め方も、「半沢シリーズ」に比べ、だいぶ手ぬるい。

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    投稿日: 2014.01.16
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    今回の作品は、銀行員は銀行員でも、庶務行員が主人公。メガバンクの次長職を追われた恋窪商太郎は、何故、地方銀行の庶務行員におさまり、日々の仕事の他に何と対峙していこうとしているのか。

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    投稿日: 2014.01.12
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    池井戸作品は何冊読んだだろう。本質的な所はワンパターンと言えばそうなのだが、やっぱり面白い!(ようこそわが家へや、民王など異質なものもあるが) 組織の中に身をおくものには共感できる部分が多々ある。 残りの別作品も楽しみです。

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    投稿日: 2014.01.08