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異世界薬局(1)
異世界薬局(1)
高野聖、高山理図、keepout/KADOKAWA
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総合評価

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    ごくごくありきたりの転生もの、ですが、主人公が過労死した薬学の天才研究者……。 転生した先は魔術と原始的医療が跋扈している世界で、おまけに10歳の少年だった……! そこのデタラメに近い医療と薬に驚愕した彼は自分の知識を使って只今6巻目でペストと戦っております。 バックヤードの知識がしっかりしてるのと、ほどよい複雑さ加減で小学校に入れたら読まれるのではないかと思う。 2021/02/26 更新

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    投稿日: 2021.02.21
  • 想像以上に完成度の高い作品

    「過労死した医師が中世の文明レベルの異世界に転生、現代の医学知識で大活躍する」という、結構ありがちなタイプのお話。………とは思えないほどに完成度が高い作品。 本作は「半端に聞きかじった知識で描いて後々ボロが出まくる量産型なろう作品」ではなく、医学知識に基づいている上、医師・医療関係者からの監修もしっかり受けて描かれている。 このため作中での知識・描写は概ね正しく、何より「難解な医学知識を漫画としてコンパクトにまとめる描き方」「医学知識を読者に分かりやすく伝える描き方」が抜群に上手い。 インフルエンザや歯周病等の身近な病気、人類を幾度となく苦しめた白死病やペスト等の重感染症、更にはちょっとした医学トリビアに至るまで様々な事を扱っており、とても興味深く新鮮な気持ちで読む事ができる。単に治療するだけでなく、感染経路や外科医術に関する事も扱っており、作者の引き出しの広さを感じさせる。 扱う題材が題材なので、ストーリーの緩急付けや緊張感の演出も上手く、なろう作品にありがちな「主人公が優秀すぎてダラダラした緊迫感のない展開」にはなっていない。 キャラクターも良く、特に主人公は純粋に人を救おうとする善良な人間で、他なろう作品みたいにイキったりしないのでとても好印象。他登場人物も影が薄かったり出番が少なかったり等がなく十分に個性的で、それらを表現する作画も水準以上。 医療関係以外にも主人公の出自の謎があったり、信仰・神云々の話があったりと物語の幅も広い。 敢えて欠点を挙げるとすれば、女の子のあざとい描写がちょいちょい挟まれる事。とは言ってもB地区やパンティラ等はなく、苦手な人が気になる程度。 長くなったが、なろうとは思えないほどに斬新かつ完成度の高い作品。コロナでうんざりしているこんなご時世だからこそ読んでもらいたい。

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    投稿日: 2020.09.23