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仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える
仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える
泉谷閑示/幻冬舎
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総合評価

74件)
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24
22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んだきっかけ わたしにとって仕事ってなんだろう?ってちょうど考えていたのでドンピシャだと思って手に取った 読んだ直後の感想 (全然分かりやすい本だと思うが)言い回しとか現代文の文章を思い出した。久しぶりにこういう本を読んだなあと難しさを感じてしまった 本から感じ取った自分なりの考え方 ☀︎生きる意味を考えて良い 生きる意味がわからないなんて、私大丈夫か?と不安に思っていたけど、この悩みを持つことを肯定してくれてすごく心が救われた 生きる意味は自然とは現れない、自分で求めて作り出さないと見つからない。私は「日常の中にも非日常の中にも、たくさん思い出を作って、最期は幸せだったあと心から思えるようにするため」にしてみる。1日1日自分なりの意味を持って生きる。 ☀︎頭で考えるな、心と身体で感じろ! 生産性、人としての正しさ、客観的な情報をもとに感心する、のではなく、自分の心と身体が大きく動くような、超主観的な感動を味わう。人に伝わらなくても、客観的に見て感心されなくても、自分の心と身体が感動していればそれでよいのだ! ☀︎自信をつける 私の生きる目的を達成するのを阻害しているものは、多分自分に強みがなく漠然とした将来のキャリアへの不安。そしてウジウジずーっとここ何年もこの悩みを引きずり成長していないことに対する停滞感からのますますの自信喪失。そうするとたまの非日常な贅沢も、私こんな贅沢していいのかな、とか、心から楽しめない時がある。 だから私が強みにしたいと言いつつ頑張りきれていない英語を改めて頑張る。一つ強みがつけば自信が持てると思う。そして目の前のことに集中して、オンオフをはっきりすることが心と体を踊らすには大事だと思った 決めたこと 目の前のことに全身全霊集中 英語を頑張り自信を持つ

    0
    投稿日: 2026.02.14
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    わかったようなわからないような。なんか思ってたんと違かったのかな。「愛」がどうとか言われるとうーんと。

    0
    投稿日: 2026.02.11
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    人が生きる「意味」を感じられるのは、決して「価値」あることをなすことによってではなぬ、「心=身体」な様々なことを「味わい」、喜ぶことによって実現される。 「心=身体」を中心にした生き物として自然な在り方に戻すことが今の私には必要。

    0
    投稿日: 2026.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    仕事を生き甲斐にするのではなく、自分の人生をいかにして楽しむかが重要って気付く本 走り読みでの感想

    0
    投稿日: 2026.02.02
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    「遊び」なさい 「意義」を求めるな わかりやすいもの、役に立つものに飛びつくな 自分にとって「意味」があれば良い 遊びはそもそも無駄の上に成り立つ 食事は生きることの大切な基本を成している 理をはかる 料理 偶然に身を開く アリとキリギリスは歪められて伝わっている キリギリスが夏歌っていたから食料がない 冬も踊らなきゃ --- ハングリーモチベーションと実存的な問い 仕事探し=自分探しではない

    1
    投稿日: 2025.12.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一見、題名にインパクトを与えただけの、世渡りのためのハウツー本と思いつつ読み始めたが、一読して著者の見識の深さがわかる読み応えのある本であり、読後に世界が変わって見えるほどの、人の生き方を変える力のある本であった。 仕事なんか生きがいにするなとは、「真の自己」が自分の外に想定され、仕事さがし=社会に用意されている仕事とのマッチング によって自己実現するはずだという終わりなき自分探しがいかに誤った考えかということであり、本当の生きる意味とは何かを考える本である。 今まで私にとっての芸術は、美しいもの、真理を表現したもの、しかし実際はよくわからないものであった。 しかし著者によると我々が人として成熟することは、芸術家になることだという。芸術というと、音楽や絵画、詩などが思いつくが、思考感情行為など自分自身を自発的に表現することの個人は芸術家であるとしている。 この言葉は私にとって、目の前の道を明るく照らすまっすぐな光、希望、道標と感じられる。 なぜならば、世に存在する、美しいけれどもよくわからないもの、理解することが難しいと諦め、まして表現することなど考えもしなかった「芸術」 が、目指すべきものであるということ、むしろ真実に生きようとする自覚が深ければ芸術に辿り着くということ、人間に不可欠であり贅沢品として身に纏うものでなないということは、人生の主人公がこの私であるということが、これ以上ない程にはっきりと意識させるからである。

    2
    投稿日: 2025.12.13
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    確かに現代は実存的な問いや、芸術に没頭すること、無駄を楽しむことよりも、価値が問われるようなものに躍起になっている。 休日でも、通勤時間でも、ニュースを見たりメールを返したり、いつ何時でも常に価値を生むことを求められる。有意義という呪縛の中で私たちは生きているから、意味とか遊びを想像する余裕がない。 でも量より質の方が大事で、頭を使わずに生きてみようという内容だった。

    3
    投稿日: 2025.12.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    仕事やキャリアに現代社会は価値を置きすぎているけれど、もっと人間として大きくなること、そのためにどのような視点を持てるか、など、考え方のヒントが詰まった本でした。 労働教、というのが出てきました。ニーチェやフランクル、アーレント、そして夏目漱石と言った方々の著作が参照されています。

    0
    投稿日: 2025.11.15
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    平日は仕事、休日は家族サービスを続けた結果、やりたいことがわからなくなった全サラリーマンにおすすめです。引用が多いですが、要点整理されているため比較的短時間で読了することができます。

    0
    投稿日: 2025.09.26
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    これもまた名著。 活動よりも観照(内観)の大切さを教えてくれる一冊。 世の中では「行動こそすべて」という教えが広がっており、それの言わんとすることも分かるものの、どこかでその教えに辟易としている自分がいた。 私自身、その教えを鵜呑みにし、手帳に予定をぎゅうぎゅうに詰め込んだこともある。けれどもそうするほどに、目前の出来事に集中できず、心に余裕がなくなり、焦燥感に急き立てられることが増えていった。 「行動こそすべて」にはきっと「人は価値を生まなければならない」「人の役にたたなければならない」など、効果や成果、成長を至上とする思想が根っこにある気がする。 けれども人の幸せは、必ずしもその成長の先にあるわけではないんだよな、とも思う。 たっぷり観照の時間をとり、自分と向き合おうと思えた一冊。

    7
    投稿日: 2025.09.08
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    「普通がいい」という病に続いて、2冊目の泉谷さんの本読了。 オーディブルで聴いて、活字で精読した。 まさに今、中年期の危機、真っ只中な私。 心の声に耳を傾けて、退職するを決意した。  本書にある、消費社会の空虚さもとても共感した。 アリを辞めることにした。 何者かにならなくてもいい。 エンデの文章も一部引用されていたが、大好きなモモの世界観を感じた。

    2
    投稿日: 2025.08.07
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    薄々気づいていたことではあるが、タイトルが斬新だったので、手にとって読んでみた。 ギリシャ時代には「観照生活」(瞑想や内省)が一番大切で、次はwork(芸術や職人仕事など)であり、laborは奴隷が担っていた。しかし、産業革命から、大量生産が主流になり、work(仕事)がlabor(労働、食べるための仕事)に成り下がってしまった。だから、現代人は、労働で疲弊しがちで、生きがいにするのは難しい。 ここまで読み進めてくると、仕事をしていくうえで、そのつどより良い、あるいは最善と思われる対応を自主的にしていくことによって、自分も周りもlaborからの脱却を少し図れるのではないか、という攻めの気持ちになってきた。 また、日常を非日常にする極意も、すぐに実行に移そうと思うものや、すでにやっているアイデアなどワクワク感がある。 少し難しいところもあったが、モヤモヤしていたことが言葉になった感じで、一気に読んでしまった。  

    8
    投稿日: 2025.08.06
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    頭と身体の関係という視点が良かった。身体が自然に遊びを求めているのに対し、身体は理性という名の不自然な合理性でそれを抑え込む。そこから様々な心の不調が出てくるのだという。

    0
    投稿日: 2025.08.02
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    本書は、仕事中心の生き方に疑問を投げかけ、生きる意味を仕事以外に見出す重要性を説いた一冊である。著者はまず、現代人が「仕事=生きがい」と捉えがちであることに警鐘を鳴らす。分業化や効率重視の働き方により、自分の仕事に創造性や意義を感じにくくなり、多くの人が虚無感やうつ状態に陥っている。こうした状況を著者は「歯車化」と呼び、人間性の喪失を危惧する。 著者は、かつての「ハングリー・モチベーション」―飢えや欲望を動機に生きる時代―は、終焉を迎えているとし、外部評価や経済的成功を目的に生きることの限界を示す。代わりに、内面の声や本来の自分に従って行動する生き方が求められているという。 また、現代人は社会的役割にとらわれ、自分自身の本音や感情を無視して生きていると著者は指摘する。生きる意味は、外から与えられるものではなく、自己との対話を通じて見出されるべきであり、精神的自由を回復することがその第一歩とされる。 さらに、古代ギリシャ人がかつて人間らしい在り方と捉えていた「仕事」や「活動」、そして「観照生活」を、少しでも今の生活に復活させることができるかが鍵だと説いている。 最後に、日常に「遊び」や「創造性」を取り戻すことの大切さが語られる。何かを作る、夢中になる、無目的に楽しむ―こうした行為が本来の自己を呼び覚まし、生きる力となる。著者は、創造とは最大の遊びであり、それこそが人間らしい生き方に繋がると説く。 本書は、仕事に疲れ、生きる意味を見失いかけている人に対して、心の奥底にある「本当の願い」に耳を傾けるよう促している。

    1
    投稿日: 2025.07.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現代では当たり前になった価値観(働かざるもの食うべからず、とか、コスパタイパ、とか)がどれだけ空虚なものである可能性を持つか考えさせられた。 “天気予報ですら、未だに「60%の確率で雨が降るでしょう」たいった結論しか弾き出せないことを見れば、算術的思考の限界は明らかです。”という部分、確かにそうだなぁと納得した。合理的な判断というのは、観測できる範囲の情報からくる合理的な判断でしか無いため、どこまでいっても指針でしかないものである。

    0
    投稿日: 2025.04.21
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    精神科医である著者が、現代の人間が抱える「生きる意味とは何か」という問いに対して、真正面から考える一冊。 個人的に好きな内容のため、星5つ。 本要約動画で紹介されていたので気になり購読。 だが、「結論→理由」でわかりやすくまとめられた動画を見た時と、現代人が如何にして生きる意味を失ったかを論じる内容を実際に読んだ時とでは、印象が全く異なっていた。 あるプロゲーマーが子供の頃になりたかった職業について話していた時、 「今思えば、子供の頃に言っていたなりたい職業って、全部『お金になる仕事の中では』っていう前提があった」と言った。 だから昔の子供の夢に「ゲーマー」なんて選択肢はないのだ、と。 そう聞くと、小さい頃から「お金にならない仕事は無意味」という考えが染み付いていたのだと思う。 自分がどうありたいかを、「仕事」なんて小さな枠組みの中に求めようとするな。 それが本書のタイトルの意味である。

    2
    投稿日: 2025.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    現代に倒錯している価値観に囚われず、意義に囚われず意味を見出すこと、そのために遊びが大事である。 「愛とは、相手が相手らしく幸せになることを喜ぶ気持ちである。欲望とは、相手がこちらの思い通りになることを強要する気持ちである。」 「道徳とは、われわれが個人的に嫌いな者に対してとる態度にすぎない」 「他人にそれがどう思われるかに関係なく、本人さえそこに【意味】を感じられたのなら【意味がある】ということになる。」 「もし大部分の人を惹きつける子どもの魅力がなんであるか問うならば、私はまさにこの自発性にちがいないと思う。この自発性は、それを感知する力を失うほどには死んでいない人々に深く訴えていく」 「受け取る聴衆の側にも、ある種の成熟が求められるのが芸術というものの宿命です。」 「そもそも人類が長い歴史の中で自然界から食物として得てきたあらゆるものは、何らかの意味において身体にいいものであると言えるはずです」 「やはり人間というものには、生きる意味を追い求めずにはいられない哲学的性質があり、他の動物とは異なる実存的な奥行きを備えた存在なのです。」 「人生に今を問う、というベクトルを向けること。これにより、自分が己の人生の主人であろうとすること。」 「人が生きる【意味】を感じられるのは、決して価値あることをなすことによってではなく、【心=身体】が様々なことを味わい、喜ぶことによって実現されるのです。」 「このように頭と心が対立せずに、互いが相乗的に喜び合っている状態。これを、私たちは「遊び」と呼ぶのです。」 「ところが、そもそも【遊び】というものは【無駄】の上にこそ成り立つのであって、その結果はあくまで二次的に過ぎないもので、プロセスのところにこそ面白みがあるものです。」 「あえて無計画、無目的に、自分の行動を即興に委ねてみることによって、私たちの決まりきった日常が、ささやかながらもエキサイティングな発見と創意工夫に満ちたものに変貌するわけです。」 「この【即興性】に加えてもう一つ大切なこととして、【面倒臭い】と感じることを、むしろ積極的に歓迎してみるという考え方があります。」

    2
    投稿日: 2025.03.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    働くが産業革命後に労働に変わったというのが面白い視点だった。仕事に多くの時間を割くのはやむを得ないとしても、もっと他のことにもチャレンジしたいと思えた。

    0
    投稿日: 2025.03.04
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    土日を有意義に過ごしたい、過ごせたと考えている自分にとって耳が痛い本だった。 この本の中では、いわゆる労働だとか資本主義、通貨が社会にもたらした影響は非常に大きく、それは個々の人間にも深く影響していることを述べていた。メリットデメリット、損得、結果などで動く現代人とは、まさに自分であったと痛感した。。まぁお金もなければ考える余裕もないから、さすがに仕事とかはしないといけないんだろうけど、、、 ちょっと違う目線で物事が見れるような気がしました

    1
    投稿日: 2025.03.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    フェルミ研究所の動画から知って購入。 結果、そんな買うほどのことでもなかったかな? 端的に言うと、 ハングリー・モチベーション、食べるために働かなければならなかった時代から、 働かなくても食べていける時代に移行して、何のために生きてるのか?何のために働いてるのか? と自問する人が増えた。 働くことを美徳とする時代の中で、 無心になって遊ぶことを忘れてしまったのかもしれない。 効率重視の風潮に流されて、無駄なことを避けるようになって、ますます遊ぶことを忘れてしまった現代人。 即興的な遊びを生活に取り入れることが、無意味感に苛まれる日常を救うかもしれない。 私がこの本を読んで受け取ったことは、こんなとこかな? ジョギングしたり、読書に絵描き、色々趣味に取り組んできたけれど、もっと色々なことにチャレンジしてみようと思った。

    1
    投稿日: 2025.01.22
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    生きる意味とはなにか?から出発し、自分探しと天職探しの混同を訂正し、頭が求める事と心が求める事のちがいを理解し、芸術とは何かを知り、最後には子供の様な好奇心を持って人生を遊べと言う感じの流れになっている。 脳死で毎日を生きている人には解毒として有効だろう。 生きる意味がわからないと言う人にはそもそも生きるに意味を求める必要があるのか?と再考を提案してくれるだろう。 色々な観念を植え付けられて育った人間だからこそ、この本を読んで今一度自分の人生を考え直してみてはいかがだろうか?

    0
    投稿日: 2025.01.01
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    八木仁平さんの「やりたいことの見つけ方」に参考文献として載っていたので読みました。勉強になった教えが数多くあり、レビューにまとめるのは難しいですが、まとめると「パンのために働くことがほとんどの生活でなく、「意味」が感じられるような生き方を模索する必要がある」ということです。これだけでは本書の一部を述べたに過ぎないので、興味を持った方は是非手にとって読んでほしいと思います。

    2
    投稿日: 2024.11.19
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    今悩んでいることドンピシャの内容だった! 働く意味とか、そもそも生きる意味とか、ずっと考えてしまう。そんな問いにヒントをくれる本でした。完全には答えを見つけられなかったので、また読み返したい1冊。

    0
    投稿日: 2024.09.27
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    健康なんだけど、ここ数年、本当に燃料切れという感覚を持っていて、不思議に思っていたのだが、この本に出会えて自分の状況が理解できたように思う。良かった。

    0
    投稿日: 2024.03.21
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     現代人は生きるために日々「仕事」をする。しかし、仕事や労働で忙しいあまり、多くの人々が疲弊しているのではないか。本書は、そんな疑問を持つ読者に向けて、精神科医の著者が答える。  まず、著者は、現代人の消費活動は受動的であることを指摘する。言い換えると、多くの人々は、自分の内面に向き合わず、周囲の情報に翻弄されて、生活を満たすために、何か代わりとなるものに依存し、満足してる。これと関連して、現代思想(ポストモダン)の問題点を簡潔にまとめている。科学技術の発展、また、人間の理性を過剰に信頼した時代、目新しいものやよくわからない物事を良しとする風潮があった。とにかく差異性を求めたが、結局は何かを解決したわけではなかった。このように、試行錯誤したものの、依然として近代的価値観は残っている。  では、労働を良しとする近代的価値観に、どのような対抗で打つべきか。そこで鍵となるのが、「即興」である。近代は、人間の理性、合理性を重視する。そのため、無駄なこと、非合理なことは悪いこととされる。ところが、著者はあえて、一見無駄で役に立たないことが実は大事だと唱える。効率や計画性を無視して、今すぐに思い浮かんだことを試してみる、そんな心構えが、今の生活が息苦しい人々に良いきっかけを与えるのではないだろうか。

    1
    投稿日: 2024.02.18
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    こんなに引用が多かった本は、はじめてかもしれない。 私たち現代人はいつでも有意義に過ごすべきだ と思い込んでいる、一種の「有意義病」にかかっている。 常に価値を生むことを求められてきた私たちは「有意義」という呪縛の中でもがき続けていて、大切な「意味」を感じるような生き方を想像する余裕すらない状態に陥ってしまっている。

    0
    投稿日: 2024.02.05
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    生きる意味・生きがいを見つけるヒントを得たくて手に取ったが、どうだろう 実践として、頭の前に心と身体がどう感じているかを大切にしていこうと思う… もう一度読みなおしてみようと思う

    0
    投稿日: 2023.10.17
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    生きる意味を考えるきっかけとなった 古典からの引用は、その原典を見ていない私としてはその真意をキチンと掴み取る事は出来ていない気がする

    0
    投稿日: 2023.08.07
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    一生手元に置いて読み直したいと思えるような、素晴らしい書籍だと感じました。仕事がどうして辛いと感じてしまうのか、世の中の状況や、過去の哲学者や文学者の言葉を用いて具体的に説明してくれています。 会社で働くのが何となく辛い、虚しいというのが何故なのかがはっきり理解出来ました。タイトルから、仕事の自己啓発本かと思いますが、仕事だけでなく生きることについて考えさせて教えてくれる本です。 何でも金に換算する消費社会の中で、効率と効果が崇拝されて、質は価値を失ってしまい、仕事のほとんどが単純労働化されてしまいました。こんな単純労働とすぐに消費されて消えていくものを作るために長い時間をかけて働いているのか‥、という違和感が虚しさとなってきます。 効率や効果は仕事だけでなく、日常生活も支配していき、日々を味わい楽しむという感覚が消えてしまっているんですよね。 書籍では、日常に遊びを取り戻すことを推奨しています。思考で考えて行動するよりも、身体の感じるままに行動してみる、それにより子供の頃に遊んだり探検したときに感じたようなワクワクが蘇ってきます。 本当に素晴らしい本なので、働くことに違和感を感じている方、生きるのに虚しさを感じている方はぜひ読んでみてください。

    2
    投稿日: 2023.06.26
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    you tubeの要約チャンネルで見て読みたくなった本。 よくある一般論が書いてあるのかと思ったら、作者の先生がとてもよく研究しておられる内容でとても読みがいがあった。 単なる精神論ではなく、根本的なものの考え方を教えてくれる。

    1
    投稿日: 2023.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    経済至上主義に傾倒しがちな現代において、仕事なんかを人生の中心にせず、もっと無駄を大切に自分らしく生きていいんだと背中を押してもらえた気分。 引用がやや難解だったが、直後に著者による解説があるため抵抗なく読めた。 日常を「小児」のように遊び、芸術的に観照生活を送りたいと思う。「意義」より「意味」を。

    0
    投稿日: 2023.01.15
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    古典を多く引用しながら、著者の哲学や芸術論を述べ、そこから人生を豊かにする生き方、遊び方を論じていく。 色々吟味しながら生きてる方なんだなという印象を受ける一方、とにかく言いたいことを次々全部言っちゃったって感じもして、時々「これ、何の本だっけ?」って思った。ただ、それ自体がこの本で論じている"遊び"の中で書き殴った作品だとしたら、とても良いと思う。

    0
    投稿日: 2023.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人間という存在は「生きる意味」を見失うと、精神が衰弱してしまうのみならず生命そのものまでもが衰弱し、ついには死に至ってしまうこともある。 分業化された「労働」によって生産された製品は、もはや「仕事」が生み出したような、長く大切に使う作品ではなくなり、どんどん消費することが求められる単なる消費財になってしまいました。 アメリカ合衆国建国の父の一人ベンジャミン・フランクリンの言葉 「時間は貨幣だということを忘れてはいけない。 信用は貨幣だということを忘れてはいけない。 貨幣は繁殖し子を生むものだということを忘れてはいけない。 支払いのよい者は他人の財布にも力をもつことができる 信用に影響を及ぼすことは、どんなに些細なおこないでも注意しなければいけない」 「労働」から完全に離れてしまうことは、人間から活力と生命を奪い去ってしまうことになる。これは、生き物としての一つの真実です。 自分の経験したことのないものについて、「そんなものはない」と決めつけたりせずに、率直に「わからない」として捉えることこそ、真に理性的な態度ではないか。 何でもないように見える「日常」こそが、私たちが「生きる意味」を感じるための重要な鍵を握っているのです。

    0
    投稿日: 2022.12.21
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    感想 哲学的な思想があって、ちょいむずい 生きる意味は? 生きる意味を見失うと人は衰弱する 「実存的」な悩み 実存=existence 夏目漱石の高等遊民 意味と意義の違い 「有意義」をもとめてばっか 欲を満たしてあげる 第5章生きることを味わうために ①「即興」を用いる(「頭」の計画性・合理性を回避するため) ②面倒なことをする 人に教えてもらうとかじゃなくて、あえて自分で学んでいく難しい方法でやる。結果を求められる現代社会、そんな中忘れられてきた「プロセス」の重要性。 食 健康のためと言って「頭」で食べるんじゃなくて、ただ身体が喜ぶ美味しいと思うもの、身体が欲するものを食べる 身体で「味わう」 料理→ものの本質と向き合い、ものとものごとの法則を見つけていく 「蟻とキリギリス」は勤勉や忍耐を美徳とする文化を賛美。「今を生きる、楽しむ」ことを良くないと捉えられる危険的思想。 「何者かになる」必要はなく、ただひたすら何かと戯れても良い。それが遊びの真髄。

    0
    投稿日: 2022.10.02
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    ■「自分がない」という困惑~現代の「うつ」の根本病理  個人差はあるものの、その人の「我慢」のタンクが一杯になったとき「心」は分かち難くつながっている「身体」と協働して何がしかのシグナルを発してくる。食欲がなくなる、いろいろな物事に興味が持てなくなる、妙に怒りっぽくなる、睡眠がとりにくくなる、仕事で凡ミスが増える、等々。  それでも本人がこのシグナルを無視して過ごしてしまうと「心=身体」側は、いよいよストライキを決行する。ある日突然、朝起きられなくなったり、会社や学校に行けなくなったりする。これがうつ状態の始まり。 ■「生きる意味」を問うということは、とても人間的で必然的な魂の希求であり、そこにたとえどんなプログラムを課したとしても、人をそれを問わなかった昔の状態に戻すことはできない。もちろん単に転職すればどうにかなるという簡単な話でもない。  解決可能は方法はただ一つ、その問いを真正面から受け止めて、本人なりの「意味」を見出せるところまで諦めずに進むサポートをすることだけ。  しかし、人は「主体性」を奪われた状態のままで、自力で人生に「意味」を見出すことは原理的に難しいもの。まずは、人生の「意味」を求める前に「意味」を感知できる主体、即ち「自我」を復活させることから始めなければならない。 ■分析心理学を提唱したユングは人間の精神的危機が訪れやすい三つの時期として、青年期の危機、中年期の危機、老年期の危機というものを挙げた。  青年期の危機は人が社会的存在となっていこうとする出発点での様々な苦悩、つまり職業選択や家庭を持とうとすることなど、「社会的自己実現」の悩みを指すものであるが、中年期の危機はある程度社会的存在としての役割を果たし、人生の後半に移りゆく地点で湧き上がってくる静かで深い問い、即ち「私は果たして私らしく生きてきただろうか?」「これまでの延長線上でこれからの人生を進んでいくのは何か違うのではないか?」「私が生きることのミッション(天命)は何なのか?」といった社会的存在を超えた一個の人間存在としての「実存的な問い」に向き合う苦悩のこと。青年期には重要に思えた「社会的」とか「自己」とお言ったものが必ずしも真の幸せにはつながらない「執着」の一種に過ぎなかったことを知り、一人の人間として「生きる意味」を問い始める。  通常この「中年期の危機」は文字通り中年期である四十代後半から六十代前半あたりにかけて起こってくるが、近年ではこの種の苦悩が二十代あたりにまで若年化してきているのではないかという印象がある。

    1
    投稿日: 2022.09.07
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    色褪せた日常に、積極的に遊びを入れていく、というのは面白いと感じた。 かなり読み応えのある内容で、消化不良が多い。 再読必須。。

    0
    投稿日: 2022.07.17
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    2022.01.24 Twitterでバズっていたので発見。Kindle Unlimitedで読了。 生きる意味を見失いがちの人々が陥る現代の新型うつ病。自分もそんな節がありうるので読んでみたら、かなり思考が深まり、整理された。 将来子供ができたら、好奇心が膨らむように、潰してしまわないように過ごさせてあげたい。 人生は壮大な暇つぶしと思って遊び尽くしたい。 気持ちが楽になった?。 印象に残った言葉↓ ・消費社会が加速していて、「分かりやすい」物が増えている。だから、「質」に飢えている人が増えている。 ・人は自分の内の空虚を追い払うために物を詰め込む。これこそが受動的人間なのだ。不安を忘れようとして消費する。刺激に対する反応、外部の力による能動は、基本的には受動である。→ぐさっとささる!!! ・有意義に過ごしたいがために、語学学習をしてみたり、スケジュールの空白を埋めたり、ネットサーフィンをダラダラしたり。「空虚」との直面を避けるための受動なのだ。→グサっ!!!! ・質が低い時に、量で埋め合わせようとしている。 ・中年の危機の若年化が起きている。なぜなら、空虚な舞台裏を早くに知れてしまうから。昔は情報も少なく、何も知らずに仕事に没頭できた。 ・仕事と労働は違う。仕事は人間らしい作品を残す行為であり、文明を作り世界を作ることに貢献する。労働は、仕事が断片化されたものであり、虚無感や徒労感を生み出している。ただし、労働によって、生命の喜びが得られることも確かである。 ・本当の自分はある。見つけられてない人が多いから、探すのは無駄という言説が蔓延っている。 ・未熟な0人称→一人称(本当の自分)→超越的0人称(私という執着から解放される) ・現代人は何でも有意義に過ごさなきゃいけないという有意義病にかかっている。 ・意味とは固定的に存在する物ではない。人が「意味を求める」という「指向性」を向けることによって初めて生ずる性質のものだ。自信の内的ベクトルの先に生まれる。 ・仕事探し=自分探しは嘘。職業という狭い範疇のものに求めていることと、真の自己を外に求めることが間違っている。真の自己は内にある。 ・「からの自由」と「への自由」の二つがある。前者は一次的なもの、受動的なもの、後者が2次的なもの、積極的なもの。 ・愛とは、相手が相手らしく幸せになることを喜ぶ気持ち。欲望とは、相手がこちらの思い通りになることを強要する気持ち。 ・お前が楽しそうなのが気に入らない、と他人を引きずり下ろしたい時に用いられるのが道徳。 ・人間の最も成熟した姿は小児だ。対象に好奇心を持つ、愛を持つ心。深く味わう創造的な身体と心。 ・美しいと感じる時、「その通り」と思ってる。それは、悠久なるもの、懐かしいものとの再会なのだ。 ・頭は考え過ぎてしまうから、即興的に振る舞って、後から頭で考えるような体験を意図的にすることで、感性を鍛えることができる。つまり、それは遊びだ。 ・私たちはナニモノかになるのを目指す必要などなく、ただひたすら何かと戯れていればよいのではないか。遊びを極めるのだ。人生の壮大な暇つぶしとして遊ぶのだ。

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    投稿日: 2022.05.21
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    20221016 再読 ブルシットジョブやフロムの自由からの逃走、愛するということを読んだあとではまた違った印象で、各章に詰め込まれた情報を一つ一つ噛み砕いて読むことができた。 ブルシットジョブでは空虚感に対する解決策の提言として、マクロの視点からベーシックインカムを挙げていたが、本書ではミクロ視点で「遊び」「即興」を挙げていた。つまり、小児(超越的0人称)になるということだろうと思う。 それは、効率や意義を求めるものではなくプロセスそのものを楽しむという人生観への切り替えである。 --------------------- 童心を失って、「頭」に従って生きていくことの無意味さは痛感した。 即興的に生きる。 面倒くさいことをあえてやる。 の二つを意識いて「今を生きてみたい」

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    投稿日: 2022.03.07
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    表題からイメージした内容とは異なる内容でした。歴史的な思想家や哲学者の言葉を多数引用し、生きるとは何かを考える内容ですが、引用が多く読みにくい上、この本の主張したいことが何なのかわからなくなりました。おわりに、で書かれてる内容から察するに、作者の方も大風呂敷広げすぎて力尽きた感じが伝わってきたので、最後まで読まなくていいかな、と読むのをやめました。内容も難解だったし、まだ読むべきときではなかったことにします。

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    投稿日: 2022.02.28
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    現代人は「生きるための意味」というものを見失ってる人が多いという説を実例やわかりやすい例えを例にあげてまとめられており興味深い内容でした。 ただ他の文章からの引用が多く読み辛さを感じました。

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    投稿日: 2022.02.20
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    思っていた感じの本とは違い、哲学的な本でした。 言葉の定義などを丁寧に考察して、「生きる意味とは?」という哲学的な問に対する答えを求めていく内容でしたが、私には少し難しかったようです。 ぜひ、読んでみて下さい。

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    投稿日: 2022.02.15
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    ちょうど同時期に似た内容の本を読んでいたので、そちらとの比較になるが、はっきり言って読みにくい。まず、何について論じたいのか冒頭に明示していない。それゆえに、長すぎる引用のどこに注目すればいいのかわからない。その引用についての解説も、そもそも結論が分からないので理解不能。そして最後のまとめも抽象的でなにひとつ納得できないまま終わる。 これだけ薄い本にも関わらず引用が大半というのもどうかと思う。正直途中から内容はどうでもよくなったので「なぜこの本は読みにくいのか」を研究するためのサンプルにした。 ニーチェを引用に出す時点でどうかしてる。

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    投稿日: 2022.01.31
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    「人間は、生きることに「意味」が感じられないと生きていけなくなってしまうという特異な性質をもつ、唯一の動物です。」という秀逸な一文から始まる本書。 様々な古典から引用し、論を立てていたのが非常に興味深かった。 全体として「頭」(損得勘定や価値を求める)だけで考えるなよー。無駄なことを楽しんじゃえよー。な、稼ぐために働く(労働)んじゃなくてだな、自分で意味を求めて行動(仕事)するのよ。「頭」と「心=身体」切り離しちゃダメだぜ。という感じを受けた。 1歳の息子がいる身としては、自我の表現は「好き」より「嫌い」を表明することから始まるという話が面白かった。イヤイヤ期は、自我の初めての表明なのか。

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    投稿日: 2022.01.18
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    生きる意味を見出せなくなったクライアントが、それを掴むことができるようになったのはなぜなのかー。 泉谷先生が臨床を通したご経験や、哲学者、心理学者、作家、料理人など、「人生を生きた」方たちの言葉から深くゆっくり生きることについて考えることができる。 精神医学医として、様々なクライアントと面接をしてきたからこそ、ここまで深く向き合える「生きる」というテーマだと思う。 ・子供たちはその雲のない感性で、親や教師を始めとする大人たちが空虚な生を送っていることを敏感に感じとっています ・人間心理を扱うということは、外科手術に匹敵するような熟練と深く普遍的な人間理解を要する ・消費され消耗してしまうような労働の生産物と、ある程度の永続性を持っていて世界を作り出すような人間的な仕事の質的な違い ・古来は最も価値のあることとされていた静かな「観照生活」の意味はすっかり忘れ去られ、単に怠惰で非生産的なもなとしてしか捉えられなくなってしまった ・人が生きる意味を感じられるのは、決して価値あることをなすことによってではなく、心=身体が様々なことを味わい、喜ぶことによって実現される ・愛とは単に他の人に向かうものだけを指すのではなく、世界の様々な物事や人生そのものに向けられるもので、対象に潜む本質を深く知ろうとしたり、深く味わおうとしたりするもの ・食への態度は、その人の人生の態度を反映している ・料理はものの本質と向き合うこと。自然を手のうちに扱い、ものの本質と向き合い、ものごとの法則に従っていく。従わせていく。こうすることで否応なく自我が落ちていく。 ・心の向くまま気の向くまま気軽にやってみる。気が向かなければやらない。継続など堅苦しく考えたりせず、ただ壮大な人生の暇潰しとして遊ぶのです ・生きることを謳歌する #仕事なんか生きがいにするな #泉谷閑示 ★★★★★ #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本 #本好きな人と繋がりたい #本のある暮らし #本スタグラム #読書記録 #読書倶楽部 #キャリア #キャリアコンサルタント#キャリアカウンセラー #働く #人事

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    投稿日: 2022.01.06
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    筆者の思考を垂れ流して、それを体系立てて分類はしました、といった構成。 筆者の主張は「動物と違って人間は意味がないと生きていけない。昨今の生きるためだけの労働なんてのは空疎で何も生み出さないんだから、生きがいにすんのはやめて、芸術のような高尚なこととか、能動的に、心のままに好きなことしようぜ。どうせやるなら"労働"じゃなくて"仕事"な。」という感じ。 意見は理解できるが、ある程度金がないと生きていけない世の中で、生活を担保しつつその"仕事"を見つけることについてもう少し考察が欲しかった。 ・意義――頭の損得勘定によって判断されるもの ・意味――心による感覚の喜びによって捉えられるもの ⇒人は"意義"に囚われて行動しがち。もっと"意味"を求めて生きるべき。 ・仕事――人間の熟練や専門家によって行われ、人間ならではの永続性のある何かを生み出すもの。 ・労働――バラバラな断片に分業化されており、生活のため必要に迫られて行うもの。ここで生み出される産物は消費され、永続性を持たない。 ⇒やるならば"労働"ではなく"仕事"を目指すべきである。 といった似た言葉の違いについて考察していた点は、今までになかった見方に気づかせてくれておもしろかった。

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    投稿日: 2021.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    生きる意味は心で様々な事を遊び、味わい、また、頭と協働することで感じることができる。 しかし、現代は「質よりも量」の時代。 心ではなく頭で判断することが多くなってしまっている。 そこで、頭の合理性をうまく回避するために、無計画に即興で行動してみる。 結果や合理性などは考えず、心の向くまま気軽にやってみる。 そうすれば本当の自分を取り戻し、生きる意味も感じることができるようになるだろう。

    0
    投稿日: 2021.12.13
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    生きる意味は何かと色んな偉人たちの話を元に語る本 色んな所から引っ張って着てるけど、芸術に重きをおいてる感じが何となく好きじゃなかった。教養のある文章にはなっている。 ユング:中年期の苦悩、なんのために生きるのか 消費される労働と、世界を作り出す仕事 単なる労働をしているだけでは人間らしいとは言えない 生きる意味を問い続ける、自分の人生の主役であろうとすることで、本当の自分が見つかる。 自分探しの問題:外に求めている、職業という枠は狭い 本当の自分:能動性・創造性・遊びを生み出す 真の芸術家、子供の純粋さや創造性+強さと成熟 真理の表現としての芸術 遊ぶ:偶然に身を開く、面倒を歓迎する

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    投稿日: 2021.11.24
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    ちょと難しかった。また、いつか読み返して見ようと思います。今回感じたことは自分を生きると言うことを労働する事の中にだけ探してはいけないと言うこと。

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    投稿日: 2021.10.26
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    楽しむことを犠牲にしてまで働く事を美化する必要はない。仕事最重要思考からの解放がいくらかできると思う。 巷に溢れる価値があるや為になるという無駄を排除した価値が現代が生きづらくなっている原因だと感じた。 芸術や花鳥諷詠に重きを置いた観照生活を労働生活と同じくらい大事だと重きを置いて生活していきたい。その為には精神の自立性を持って日々の生活で興味関心の和を広げていきたい。

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    投稿日: 2021.08.28
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    高校生にはまだ早かった、けどなるほどなって思うことがたくさんあった タイトルからはわからない内容の濃さだった 大人になったらまた読もうかな

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    投稿日: 2021.07.18
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    将来の為に今を犠牲にして 真面目に働く時代って終わったんやな。 最後の段落、 『私たちの日々の生を、倒錯した価値観から解放し、臆することなく堂々と美と喜びに満ちたものにして生きること。それが、「生きる意味」の感じられる人間らしい生なのです。』 がこの本のメッセージの全て。 良かった。 現代のしょーもない価値観捨ててぇ。

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    投稿日: 2021.06.17
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    自分が重度の労働嫌いということもあり、なんとなく暇潰しで買ってみたが、内容は過去の文学作品や哲学を例に出して現代の労働に対しての考察を進めていくなかなか思弁的なものになっている良書。 自己啓発本的な分かりやすさがないので、タイトルと内容が乖離してるような気がしないでもないが、著者と自分の考えがわりかし近く感じたので、著者の別の作品も手に取ってみようと思う。

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    投稿日: 2020.12.28
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    とても高尚な書きぶりで読み応えがあった。いまの世の中がいかに、合理主義、資本主義で塗り固められているか、価値にこだわり、心との対話ができていないかを思い知った。 やはり、これからは、人生を楽しむために、自分の心や身体に素直でありたい。

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    投稿日: 2020.12.19
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    「本当の自分というものは、どこか外に待ち受けていてくれるものではなく、自分の内部を、心=身体を中心にした生き物として自然なあり方に戻すことによって達成される」 頭は心の手下。まず心ありき。心と頭がどっちも満足されることをしよう。でも優先されるのは心。心と頭の妥協点を探る。 真理を知ろうとすることが生きる意味か。 量から質へ。 量を追い求めて効率主義になると、好奇心や遊び心が萎縮しちゃう。 味わう。心のまま、気の向くまま、遊ぶ。生きる意味とかよくわかんなくて、いろいろ悩む中で、それだ!と感じられたとき、本当の喜びに出会えて、生きる意味があるのかもしれない。 量から質へ。焦らないで味わって学ぼう。 味わうがキーワードだな。

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    投稿日: 2020.10.08
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    仕事人間にとって、現役を退くことは、仕事からの開放ではなく、生きがいの喪失に他ならないのではないか、迫りくる現役引退に怖ろしさを感じ、苦悩を抱えていた私にとっては心に染みる著書でした。

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    投稿日: 2020.10.03
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    泉谷さんのテーマは難しすぎて自分にはまだ早い感。 一応、労働・仕事の話は共感できた。なんかさらなる労働を生むために労働している感は日々否めない。新たに生まれる労働の質は良くなっていることを祈る。(ここから先は本に書いてあることではなく、所感)いつも思うけど、人が進歩のスピードをそこそこで妥協することを合意すればみんなでまったり暮らせると思う。しかし実際には羊飼いの抜け駆けの話で、抜きん出ようとする者がでてくるからこの戦略が安定ではなくて、結局今くらいの形に落ち着くってことなのだろう。

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    投稿日: 2020.06.14
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    タイトルと内容が違うという感想があるけど、そうなのかなぁ。自分は読み方が浅いせいか、タイトルもわりとしっくりきた。 なんとなく、仕事仕事で追われて生きる意味を見失っている人は、という前提のうえで、将来を考えて縛られて生きるのではなく、自分で生きる意味を見出し、仕事以外に自分が今やりたいと心から思うことを楽しんでやろうよ、それが答えのひとつじゃないかい、ということを言ってるのかなぁという気がした。 哲学的なことはよう分からんが、今の時代、仕事がどうしても生活の中心になってしまうことは否めない。そんな中で、みんな仕事でなんらかの成果を出すことを求められている。しかもそれは他人と比較される成果。そこに生きがいを見いだせるのは、他人より優れた成果出し続けられるごくわずかな人だけ。しかもその人ですら、本当に生きがいを仕事に見いだせているのかもわからない。 仕事に生きがいややりがいがないとおかしい、生きる意味ない、という風潮はおかしいよ。仕事以外にも楽しいことや生きがいだと思えることはあるのだよ。ということをちょっと丁寧に難しく書いた本だと思う。でもそんな難しくはなかったと思うけど。個人的には素直にいい本だった。

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    投稿日: 2020.05.19
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    ・精神療法の面接を重ねて、苦悩や症状が緩和されていくにつれて、「量」に偏っていた価値観に変化が起こります。「質」の大切さに目が開かれ、日常のすべてを丁寧に味わうようになっていくのです。 「社会的成功や世間的常識などにとらわれず、俯瞰的にこの世の趨勢や人々の在りようを眺めることができた時、人には必ずや『実存的な問い』立ち表われてくるものです。  この『実存的な問い』と向き合う時に必ずや立ち現れてくるに違いない様々なテーマについて、先人たちの思想を参照しつつも、あえて真正面から考えて見た時、そこから現代人が抱える空虚感の正体や、苦悩から脱するヒントが立ち上がるのではないかと思います。  誰しも子供時代には、自然に『遊び』に夢中になっていたはずなのですが、それがどうして、こんなにも縁遠いものになったのでしょう。それは、物事の『質』を『量』に還元する貨幣経済が、支配的な価値観になってしまったことが挙げられるでしょう」  冒頭と結びの言葉を勝手に繋げたこの部分に、私が自覚する症状の原因と緩和するための方法が示されている。合理性や利便性など「量」に偏っていた価値観から「質」の大切さに目を開くのだ。 「現代の市場経済の中で『すぐに役に立つこと』とは、すなわち『売れること』に直結してしまっています。そして『売れること』を追求するとなれば、『わかりやすい』『簡単』『役に立つ』『面白い』といったアピールポイントが求められることになるでしょう。  需給バランスによって価値が決定される市場経済において、これはどうしても避けがたいことです。しかしその結果、本来は奥行きのある『質』を追求すべきものまでが、陳腐化するような事態があちこちにはびこっているのは、大きな問題ではないかと思います」 『すぐに役立つこと』とは『物事を損得で判断する』ということ『かつてはすべての仕事人に要求されていた厳しい専門家が作った物ではなく、機械化の増大や労働の分業によって大量生産されたモノを選ぶ』ということ。  大量生産されたモノの仕様は、消費者の様々な欲求を調査してバランスよく満足させるように決められていますが、作り手の拘りは薄められ、愛着という意味では、満たされにくいモノになりがちです。

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    投稿日: 2020.04.30
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    日本社会からドロップアウトしたことがある人は共感できる内容だと思ったが、具体的な解決策などの提示はとくになかった。読むと元気になれると思う。

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    投稿日: 2020.02.13
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    自分の生き方そのものを真っ向から否定された気分。出来合いのレジャーや娯楽で時間を使ったり、通勤時間に新聞読んだり(これは最近やめた)、ツイッターやったり、ゲーム、ネットサーフィンしたり。こういうのは空虚を避けるための受動的行動なんだそうです。 また、今を生きることを犠牲にして、その分何かを溜め込んで将来うまくやってやろうという発想は卑しいのだそうです。 うーん、辛い。。 ではどうするか、 > 「心」の向くまま気の向くまま気軽にやってみる。気が向かなければやらない。「継続」などと堅苦しく考えたりせず、ただ壮大な人生の暇潰しとして「遊ぶ」のです。 だそうです。歳とると新しいことを始めるのも億劫になりがちですが、色々チャレンジしてみないといけないですね。というありきたりな結論に落ちる。

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    投稿日: 2019.11.20
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    副題が本の中身の要素としては強い。 労働病的な、仕事だけに自分の世界をせばめるのではなく、自分が何をしたいか、何もしない時間も大切にすることの重要性がかかれてる

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    投稿日: 2019.06.12
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    仕事の話。ビジネスの話ではないです。 生き方の話。 人生の意義と、人生の意味 これは大違い。 意義は人間にとって利益となるものを得ること。 意味は人間が意味を見出す行為をすることで生まれること。 心の動きから生まれること。 社会は、頭でっかちに直ぐ効果があることだけに価値を置き、一見無駄に思える遊びや、無意味なことに価値を見いだせない。 価値を認められない人間は、自己を確かなものと考えられなくなっていく。 頭から離れ心で自分が本当に求めているものに、愛をもって真摯に向き合う事、自分を見つめることが重要。 何が好きなのか。何をしたいのか、大層なことでなくてよい。 時間が空くことを無駄だと考え、何か情報を得たりすることで、結果的に不安感を埋めているような過ごし方は、いまいちだなと思った。 一見何でもない時間、回り道、無駄な営みに見える事でも、自分自身の余裕を生み出し、自分を楽しませることができると最高なんだろう。 引用される文章 漱石、ニーチェ、フランクル、ミヒャエル・エンデ。 短いフレーズだけど、詩的でいて、深く世界を、そして一人の人間を洞察している。 とんでもない人たちですね。 ハンナ・アーレントは文章も哲学的で頭に入りずらかったですが。

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    投稿日: 2019.06.09
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    エーリッヒフロムの「自由からの逃走」が中心。天職、本当の自由、高等遊民、自分探し、ヴィクトールEフランクルの夜と霧、等。

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    投稿日: 2019.01.20
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    生きる意味、生きる意義、本当に生きるとは?悩める現代人は一読してみれば、得るところも多いと思う。哲学的で若干とっつきにくいが、その分中身は濃い。生きる意味を求めて悩んでいる人は、この本から得られるところ多いと思う。

    5
    投稿日: 2018.11.12
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    働くことこそ生きること、何でもいいから仕事を探せという風潮が根強い。しかしそれでは人生は充実しない-。気鋭の精神科医が、仕事中心の人生から脱し、新たな生きがいを見つける道しるべを古今東西の名著を繙きながら示す。

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    投稿日: 2018.07.10
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    浮世から離れたフワフワした議論で、論旨が全く不明である。自称知識人の観念上のお遊びはチラシの裏にでも書いたらいい。 おまけに著者の思い込みと事実が区別されてなくて、『ホントにそうか?』の連続。 例えば産業革命で仕事が労働に変質したと決めつけているが、それは一般化できるほど普遍的な事実なのか?少なくとも僕は自分の『仕事』をパンを買うためだけの『労働』とは認識してないし、周りにも己の仕事に誇りと使命を持って働いている人は数知れない。また、仕事よりも遊びや芸術の方が尊い活動だとの考え方は、仕事が何よりも尊いと言うのと根が同じで、どちらにも絶対的な根拠はない。優劣をつけること自体が『意義』至上主義の裏返しである。 最後のアリとキリギリスの寓話の珍解釈も意味不明だ。蟻の無慈悲を非難しているが、キリギリスは不幸な事故によって困窮したのではない。散々遊び呆けた挙げ句の自業自得なのだ。資産家の親のすねをかじって引きこもっていた人間が、親の死後に年金がもらえず生活に困窮したとして誰が喜んで暖かい手を差しのべるものか。 こう言う現実に立脚しないフワフワの議論は誰の何の指針にもならないし、価値を生まない。

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    投稿日: 2018.05.30
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    20171215 タイトルと中身の違いに驚いた。 文章のリズムが合わずに読み進められないので 久々に途中でギブアップ。 残念。

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    投稿日: 2017.12.20
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    仕事というものは本来人類にとってどんなものだったのか。それが如何にして労働に組み込まれ、人間的な手応えから半れていったのか。「働く」ということに係る歴史的変遷と文化的バックグラウンドを紹介したうえで、「そのように」なってしまった今、如何にして人類は生に意味を見出していくか(意義ではない)を解説している。医学、科学、哲学、心理学と多方面から考察を深めているが、結局落ち着くところは『何者になるでなく、ただ何かと戯れる』というシンプルかつ唯一解。おそらく、重要なのは、その着地点よりも、それに至る複雑なプロセスの中で自分に響く部分を見つけ、それを主体的に昇華することなのだろう。それこそが、面倒臭いことをして人生を楽しむ、ということ。

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    投稿日: 2017.06.04
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    看板と中身が大きく違うなぁ。著者の言いたいことはもちろんわかるんだけど、ならば、そのことをもっとタイトルにきちんと表現してもらいたい。

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    投稿日: 2017.04.17
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    自分は今まで、ハングリーモチベーションで生きてきて、ここにきて行き詰っているのだと認識した。実存的な問いにぶち当たっている。ハングリーモチベーションだけで働いてきて、今の仕事は「労働」に成り下がってしまている。ときに誠実さを欠く。活力資産も減ってきて、精神が疲弊している。ここらでギアチェンジしたい。 自発性や愛が大切ということは分かったけれど、その先は少し難解で自分には理解が追いつかなかった。そこから芸術につながっていくところが難しい。ここが授業やカウンセリングや行動、と「ただ本を読む」との間に横たわる大きな溝だと思う。

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    投稿日: 2017.03.08
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    <目次> はじめに 第1章   生きる意味を見失った現代人 第2章   現代の「高等遊民」は何と闘っているのか 第3章   「本当の自分」を求めること 第4章   私たちはどこへ向かえばよいのか 第5章   生きることを味わうために <内容> 言いたいことはわかった。「ハングリー・モチベーション」の時代(いわゆる”高度成長期”)は、「生きること」=「仕事」で、そこに生きがいを求めることもあながち間違えではなかった。しかし、もはや満ち足りた現代、「生きること」ために「仕事」を死ぬほどにやらなくてもいいではないか、と著者はいう。 成熟社会において、人間は次の目標を見失っているようだ。著者は古今東西の本を引っ張り出して説く。生活を遊べ、と。

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    投稿日: 2017.02.28
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    『ワークライフバランスがー』、『プライベートの充実がー』といった今の労働問題を取り上げたものではなく、精神的自立を説いた本。 『この問題を解決すれば幸せになれる』というハングリーモチベーションの時代は終わり、満たされてしまった故に『仕事』にアイデンティティを見出せない時代に移り変わった。 『新型うつ』なども、原因の1つがこれではないかと言われているらしい。 そう遠くはない仕事をリタイアした後の人生も決して短くはないので、『自発性』を身につけ何かにもたれかからず生きたい。

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    投稿日: 2017.02.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    精神科医である著者の臨床現場での実感から、生きることの意味・生きがいを見出せない人が増えている理由と、どのように解決していけばよいのかが論じられている。 労働に価値創出を見出しづらくなり、効率や有意義であることがひたすら追求されてしまう現状を指摘し、芸術や遊び、意義ではなく意味のある今を生きることのために、「頭」と「心=身体」を協働させること、即興に身を委ね、面倒臭いことの豊かさを楽しむことを提案する。 自分本位や無駄の大切さなど、直前に読んだベネットの主張との重なりに驚くが、本書の方は漱石やニーチェ、フロム、フランクルなどの思想を多く引用しての説明であることから、(もちろん著者の主張を補強するための、ある意味、都合の良い引用ではあろうが)納得感は高かった。 17-28

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    投稿日: 2017.02.24
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    タイトル一点買いだが、当たりだった。 漱石やアレント、オスカーワイルドなどを引用しながら、仕事について、また生き甲斐とは何かについて考察した本。 自分探しを外に求め、しかも職業という狭い範囲に求めるのが間違いというのは腑に落ちた。 仕事は人間の活力になるはずのものだったのだが、いつのまにか労働教に堕してしまった。 いまや人間らしさを取り戻すべきだ。 道徳は「お前は不快だ」の言い換え。 後半が抽象的で分かりづらいが、 そもそも現在の我々に支配的な、量の概念から離れたことを言ってるし、生き甲斐とか充足感も抽象論の話なので、しょうがないかもしれない。 与えられた価値に振り回されず、自ら価値を探していきたい。

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    投稿日: 2017.02.20