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powered by ブクログ『破門』:直木賞受賞作 テンポとリアリティが炸裂する、 極道×カタギの凸凹バディ。 1.物語 建設コンサルタントの二宮と、イケイケヤクザの桑原。この「疫病神コンビ」が、映画製作への出資金詐欺被害をきっかけに、関西からマカオまでを詐欺師確保にむけて奔走する物語です。 2.選考委員(東野圭吾さん・浅田次郎さん)の書評 ●浅田次郎さんの評 細密なディテールの集積は、まったく映像の表現しきれぬ、小説ならではの世界である。(中略)強く推した。 ●東野圭吾さん 普通の人間社会の常識が通用しない異世界を見事に描いている。会話の練り方も半端ではない。(中略)作者にしか描けない独自の世界で、それを貫くことで勝ち取った受賞だと思う。 3.推しポイント 一気読み必至の「熱量」 読書のスピードを加速させるテンポの良さがこの本の最大の魅力です。 その要因は、選考委員の書評にもあった通り、まるで漫才のような会話中心の構成にあります。 二宮と桑原の関西弁による軽妙なやり取りは、緊迫した状況の中でも読者を飽きさせず、ページをめくる手が止まりません。 4.読みおえて 堅気の世界から想像できないほどのリアリティ この小説の大きな醍醐味は、極道のリアルな世界の描写です。 ・組同士の力関係 ・仁義 ・資金回収の手口 そのディテールは生々しく、読んでいるこちら側まで緊張感が走ります。 著者が、マカオまで数回取材に行かれているとのことで、海外パートも含めた描写のリアリティに圧倒されます。 その結果、「ありそう」と感じさせる描写が続き、頭の中で映像として甦るような感覚で読めました。
28投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログ疫病神シリーズ第5弾。 「疫病神」→「国境」→「暗礁」→「螻蛄」と計6冊を連続して読み、そして本作。本作で直木賞受賞。なので、タイトルだけは以前から知っていた。 今度は映画プロデューサーを追いかけて、香港、マカオへ。 桑原と二宮のコンビのやり取りは相変わらず楽しい。 シリーズ7作を連続して読んでいるので、若干のマンネリ感は拭えないが、それでも楽しい。ずっと2人のやり取りを読んでいられる。 いつものように移動、カチコミ、病院、移動という展開だが、面白いのだから構わない。 タイトルにもあるように桑原が二蝶会を破門になってしまったが、次作どうなるのか。しかし、本シリーズは残り「喧嘩」と「泥濘」しかないので、いったん休憩して違う作品を読むことにする。 星は3つでも4つでも。 あと、新作はでないのか。
5投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログ映画制作の裏側やヤクザのディープな世界が興味深い。 主人公2人の軽妙なやり取りが面白く、かつストーリーも最後まで飽きることなく面白かった。
15投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ本作読もうと思ったら、シリーズ途中作と気付き急遽疫病神を購入して事前予習を済ませた。 両作とも艶めかしいヤクザもので、ディテールの表現までいやらしいくらいの作品である。 主人公二人の切り離せない関係性が魅力で、ついつい読み進められる。 会話中心の丁々発止も読み止まらなくなる要因だった。 ヤクザの世界って怖いですね。
0投稿日: 2025.07.15
powered by ブクログ560ページぐらいあったけど、舞台が大阪と言うこともあってイメーションしやすく読みやすかった。ヤクザとカタギ?のコンビの掛け合いが最高に面白い。コミカルなバディものとして楽しみみした。直木賞作品なんですね。
11投稿日: 2025.05.18
powered by ブクログ分厚いけど面白くてサクサク読めました! ドラマきっかけで疫病神シリーズにハマり、他の話も見たいな〜と思っていたところ、図書館にあった小説を手に取りました。 ドラマだとセリフが特殊で一回じゃ意味が分からないようなところも小説だとしっかり理解しながら読めるのでより楽しめました! 次は国境を読んでみたい〜!
1投稿日: 2025.01.17
powered by ブクログ感想 二宮もお金がないのに美味しいもの食べたり、博打したりどうしようもないな。 いつも桑原は最後の最後までお金を騙し取ろうとして失敗するパターンだな。 しかし、桑原の今後はどうなるのか?二宮も廃業か? あらすじ 二宮は暴対法の影響でサバキの仕事が減って青息吐息であった。そこに、二蝶会の嶋田がVシネに出資することになったので、桑原と二宮に脚本家にアドバイスするように言う。 プロデューサーの小清水は出資された金を持ち逃げする。小清水を追ううちに桑原は同じ川坂系の上部団体の滝沢組とモメる。 二宮が手に入れた情報で、小清水を追いかけて、マカオへ行く。二人は小清水を香港で捕らえて、詐欺の絵図は滝沢組が描いたことを知らされる。1400万円を取り返すも残りの2500万円が見つからない。 小清水を追い、滝沢組とモメる。小清水は逃げ出すが、なんとか捕まえる。滝沢から若頭の嶋田に決着をつけるように圧力がかかる。桑原は、滝沢組の上部の亥誠組の若頭に仲裁してくれるように金を預け、絶縁を免れる。滝沢組に小清水のガラを渡すように約束したが、小清水の残りの2500万円を手に入れるために約束を反故にして、2500万円せしめる。 しかし、川坂系の組内でモメたことが仇となって、桑原は破門される。
14投稿日: 2024.11.23
powered by ブクログヤクザ小説で極限のワルを描いているのかと思える節もあるけどそれを超えるストーリー展開で楽しかったです
1投稿日: 2024.03.20
powered by ブクログ建設会社と暴力団の間に入る「サバキ」を得意とする建設コンサルタントの二宮と二蝶会の桑原。 今回、二蝶会の下部組織の嶋田組が映画製作に出資した金の回収にまつわる話。 Vシネマを得意とする小清水なる映画プロデューサーに1500万円出資した嶋田。映画の内容に北朝鮮が関係するので過去に渡航歴がある桑原と二宮にアドバイスせよと二蝶会若頭の嶋田から指示が出る。 が、途中で小清水が出資金を持って姿を消す。取り立てに行き、小清水のガサで桑原が同じ直系の組筋とトラブルを起こす。 果たして出資金は取り戻せるのか?直系と揉めた桑原はどうなるのか? 相変わらず小気味の良いストーリーで長編ながらサクサク読める。
1投稿日: 2024.03.17
powered by ブクログシリーズ疫病神、5作目。直木賞受賞作。 映画製作の出資金をプロデューサーの小清水に持ち逃げされた桑原と、いつものごとく巻き込まれた二宮。小清水の行方を追ううちに、同じ組の本家筋の構成員が裏で糸を引いていることが発覚し、邪魔をしてきたチンピラを桑原が半殺しにしてしまい、それが組同志の込み合いに発展していく。 3作目の暗礁をすっ飛ばして5作目を読んでしまったけど問題なかったです。 ヤクザの同じ組でも枝別れした組織があって、その中でも格上とか格下とか色々あってちょっとややこしかったけど、とにかく逃げた小清水を地獄の果てまで追いかけまわしてぼこぼこに殴り飛ばして金を取り返すっていう今までのシリーズの中では一番単純明快でわかりやすいストーリーだったんじゃないかと思いました。 相変わらず桑原はイケイケで怖いものなしで立ちふさがる相手は同じ組内の格上組織の構成員でもお構いなしに半殺しにするから痛快。このシリーズあんだけドンパチやってても誰も死なないのすごい。 そして、二宮も桑原の扱いがうまくなってきてことあるごとに金をくすねようとするところ笑う。いいコンビだなぁ。ところどころ挟まる食事風景が妙に美味しそうなのも好き。あと、二蝶会若頭の嶋田さんが人格者で好きです。 同じ組内の構成員同士でいざこざを起こした罰で二蝶会を破門されてしまった桑原、これからどうなるんだろう。続きも楽しみです。
3投稿日: 2024.03.02
powered by ブクログ面白いんだけど、ヤクザ用語が多いのでわからない言葉が出てくる度に「ヤクザ用語 ◯◯」と検索しながら読み進めていったので、読了までにやたらと時間がかった。 正直、なぜこれが直木賞を受賞できたのかわからない。
0投稿日: 2024.03.01
powered by ブクログ男2人の会話がたのしい! ヤクザの桑原 そんな桑原を恐れないカタギの二宮 ストーリーよりも、この2人の会話がまるで漫才のように繰り広げられる楽しさがハンパじゃなかった! 内容はヤクザものだし、ゴリゴリの大阪弁なので好き嫌いは分かれてしまうかもしれないけど自分はすごい好きです! 他のシリーズが読みたくなった
11投稿日: 2024.02.06
powered by ブクログ疫病神シリーズ 第5段 二宮(にのみや)と桑原(くわはら)、2人の掛け合いに引き込まれる 口がよく回り憎めないキャラクターの二宮、頭がキレ計算高いが人情味のある桑原、2人の魅力が存分に発揮された作品
2投稿日: 2023.08.12
powered by ブクログたぶん、ストーリーのスピード感ある展開が読みどころだと思うのですが、ほぼ大阪弁の会話で構成されていて、上手く入りきれなかったです。
49投稿日: 2023.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ヤクザ系の話は苦手です。 うっ…ときます。これも、うっ…とくる部分も。 刺されて、肺に穴が開いて手術したのに、動き過ぎて傷口あいて再手術とか…。 直木賞や芥川賞の受賞作を最近まとめて読んでいるので、慣れたのか…評価される作品はやはり読みやすいのか…。 一気に読んでしまいました。 解説にもありましたが、スピード感があるのかな。 親がヤクザで、本人はカタギの二宮。生業とする建設コンサルタントは、建設会社とヤクザとの折衝をするので、交友はあるし、顔もきく。でも、ヘタレで、甘え上手。 ヤクザの桑原は、ずる賢い。暴力的であるが、ギリギリの線で、生き延びるすべを知っている賢さがあるのかな。 この2人のやり取りが、面白い。 映画プロデューサーの小清水が、逃げて、それによって、桑原やその親分の嶋田に損失が発生。小清水を探す中で、他の組が出てきて…組同士の闘争になっていく。 小清水が、なかなかの詐欺師で、桑原との化かし合い。うわ~まだ騙す…そこも…そんな巧妙に…すごっ!それに巻きもまれながらも、自分の立ち位置を思考していく二宮。基本の舞台は大阪ですが、マカオに行ったり…今治に行ったり…。 マカオのカジノの描写が良くわかなないけど、賭けの仕組みが詳細に書かれていて、ちょっと勉強したくなる。 「破門」は、黒川博行氏の「疫病神シリーズ」なのですね。 ・「国境」…二宮と桑原が北朝鮮に渡った話らしい。 ・「悪果」 ・「蒼煌」 「悪果」と「蒼煌」は、登場人物はかぶらないのですね。「国境」は、「破門」の中にも出てきた、二宮と桑原が北朝鮮に渡った話だそうなので、ちょっと読みたいかも…。 これも映画化されてるのですね。確かに見たいかも。 https://www.shochiku.co.jp/cinema/database/04885/ 小説読了185冊目。ブクログ内で。
4投稿日: 2023.06.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
登場人物の男性陣は誰1人まともな人がいない‥ 二宮の金魚の糞ぶりに呆れてしまうし、桑原の向こう水さは命がいくつあっても足りない! でも二宮も桑原も結局逃げずに戦い抜く姿に仁義を感じた。
3投稿日: 2023.04.06
powered by ブクログヤクザと建設コンサルタントのコンビ サクサク進む展開と読みやすい文体 まさに娯楽小説、気軽に読める
2投稿日: 2022.04.17
powered by ブクログ軽妙な語り口で陰惨な内容をそう感じさせない。ポイントは主人公の二宮をどうみるかによる。わたしは、他人として話を聞く分には楽しい輩だと思う。でも、身内や友人には持ちたくない。
2投稿日: 2022.02.11
powered by ブクログなんでこの本読むことになったんかは、よう覚えとらん 直木賞作品 たぶんそれが理由や 内容はやくざのはなしや 飛田新地やら新世界やら釜ヶ崎やらジャンジャン横丁やら 大阪のディープな場所がようさん出てくる アメ村、心斎橋、道頓堀、よ~お知っとる場所も 尼の七松町や立花や、兵庫でもガラの悪い場所も そこらにも組の事務所があるんやな~ ええんかどうか知らんけど、親近感湧くわ なんか血が騒ぐんやな 文章のほとんどが「○○○○。。。」 なんせ8割ぐらいかっこつけた文章 格好ちゃうで、「」やがな シナリオかいな?潔くシナリオゆうたらええのに それもどぎつい大阪弁ばっかりで わしは、ここちよかったわ 会話のリズム感がたまらんわ 癖になるし、なんやったら日常の会話もそれでいっとかんかい、ってなもんや 実際ここんとこ影響されてそっち寄りのしゃべり方や 「なんか柄悪い」言われてたからのう(^o^) 仕事も健康面も生活面も、災難続きやしうまいこと行っとらん それで、余計にこんな口調になってるんも有るかもしれん さ~けどまあええわ この本のリズムもノリもたまらんのや(^o^) 単純におもろかったわ ほんで、調べたんやけど なんやまたやってもたわ これ!シリーズもんの最終作や(^o^) 疫病神シリーズ 1「疫病神」 2「国境」 3「暗礁」 4「螻蛄(けら)」 そして第5弾が今回の「破門」 なんやねん ま、最初から読みなおしたらんかい ってことや 逆に楽しみ増えたわ(^o^) この話に出てくる桑原っちゅのが、頭の回転クリクリでイケイケや 面倒くさいやつやけど、ちょっと憧れるわ なんせ勢いとテンポが真髄の内容や これじゃわからんわな せやけど、どや、ちょっとぐらい興味湧いたんかい ほな、みつけて読んどかんかい
2投稿日: 2021.12.04
powered by ブクログ関西弁の会話がテンポ良く展開され、次第にストーリーに引き込まれて行きます。すごく面白いです。オススメ!
6投稿日: 2021.11.28
powered by ブクログ第151回直木賞受賞作。筆者黒川博行氏と言えば私の中では『後妻業』、これは無茶苦茶面白かったですねー。 で、この『破門』、一気読みです。私のドライアイが加速しました。いつも本当にありがとうございます。 テンポ良い関西弁での会話(ヤクザですが)、最後の最後までハラハラさせたままぶっ飛ばす黒川氏の上手さ、会話メインの話だと得てして安っぽい脚本を読まさせれている感になりますが、これはプロ、素晴らしい、あゝ目が乾く、スマホで読むとこれが辛い、涙が出ないです、困ります、さあ、今からネトフリで『イカゲーム』を見て夜更かしでもしますかね、。 皆様も素敵な1日になりますように、、、なんのこっちゃ。
2投稿日: 2021.10.20
powered by ブクログあらすじ 建設コンサルタントの二宮は、二蝶会のヤクザ・桑原から映画製作を手伝って欲しいと頼まれる。小清水という映画プロデューサーが二蝶会に持ち込んだ、映画「フリーズムーン」の企画書。二蝶会の若頭・嶋田が映画に出資したので、何としても売れる映画にしなければならないという。しかし小清水は、嶋田や他の出資者から集めたカネを持って愛人の玲美と失踪する。小清水の行方を追う二宮と桑原だったが、その途中、桑原が尼崎の亥誠組と揉め事を起こしてしまう。亥誠組は二蝶会が属する神戸川坂会の本家筋で、二蝶会よりも格上。亥誠組副本部長の滝沢は、桑原のことを不問にする代わりに「フリーズムーン」製作委員会の手形の決済を求める。実は「フリーズムーン」の詐欺は、滝沢組が裏で糸を引いていた。小清水がマカオにいるという情報を入手した二宮は、騒動を収束させるため、小清水を捜して桑原とマカオを奔走する。 感想 任侠物語、意外に面白かった。
4投稿日: 2021.09.01
powered by ブクログ第15回直木賞受賞作ともあったので、新分野開拓の第2弾としての購入本 ヤクザが主役という点と、シリーズものを途中から読んだ事になってしまったという点で、今ひとつ共感出来ない点は多々あったが、まぁ面白い。 とりあえず、シリーズ第1弾「疫病神」を購入した。
1投稿日: 2021.08.03
powered by ブクログ黒川博行さんの疫病神シリーズの5作目。めちゃくちゃな面白さ。 映画製作への出資金を持ち逃げされた暴力ヤクザの桑原と建設コンサルタントのダメ男二宮。失踪した詐欺師を追っているうち、桑原は邪魔するゴロツキを病院送りにします。ところが、なんと相手は本家筋の構成員。本書は、組同士の込み合いの中で危険な状況に追い込まれた桑原の生き残りを賭けた大勝負とそれに巻き込まれる二宮の活躍と災難を描きます。 予想のつかないストーリー、テンポの良さ、大阪弁の美しさ(?)で読ませるのはいつもの通りですが、今回はヤクザ組織の込み合いで二宮を必死に救おうとする若頭・嶋田の侠気が光ります。また、本書では桑原と二宮の食事のシーンが頻繁に出てきます。「天空の城ラピュタ」でパズーとシータが目玉焼きパンを食べるシーンを思い出しました。やはり、桑原と二宮は「仲間」です。 前巻と同様、本書も睡眠時間を削っての一気読み。登場人物が多く、詐欺師、本家筋が複雑に絡み合うので、一気読みをお勧めします。直木賞を取った本書だけを読んでも楽しめると思いますが、二宮と桑原の腐れ縁を理解するためにも第1作の「疫病神」から読んで頂ければと。超一級のエンターテイメント。読んでない人は幸せです。
3投稿日: 2021.03.30
powered by ブクログ直木賞受賞作。今回は映画への出資がこじれる話。相変わらず疫病神コンビはあっちに行ったりこっちに行ったりして忙しい。二宮は一般人だが稀に異様なほど腹がくくれる。桑原は相変わらず。関西弁のやりとりも、何気ない話に関係ない描写も世界観を造っている。
0投稿日: 2020.07.11
powered by ブクログイケイケヤクザの桑原が破門 小清水から騙しとられた金を取り返すために東へ西へ遂にはマカオまでその執念は流石。 二宮は嫌と言いつつも桑原から金を頂戴している図々しさがすき。 テンポのいい掛け合いとストーリーの軽快さが読み手の心を掴んで離さない。 そんな一冊 シリーズ全巻読破必至です。
2投稿日: 2020.03.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
任侠もの。 こういう系は初めて読んだけど、大阪のヤクザらしい言い回しが読んでて心地よかった(笑) 一時期大阪に住んでいたので地名に一部懐かしさを感じました。楽しかったです。
0投稿日: 2020.03.08
powered by ブクログ裏社会の攻防とシノギあいを活写。スピード感をもって最後まで読ませる。いつの間にかページをめくっている。関西の極道に染まりたい人におすすめ。
0投稿日: 2019.11.22
powered by ブクログ直木賞受賞作とシリーズ物だったって事は知らずに買った本。 タイトル見てもっと重い内容の本だと思っていたが、そんな事はなく、スピード感があり軽い感じの内容で面白かった。 会話中心で物語が進んでいくのは読みやすかった。 ヤクザ物の内容なのに予想に反して人が一人も死んでない小説でした。
1投稿日: 2019.09.04
powered by ブクログ疫病神シリーズ。 直木賞受賞ということで 内容知らずに読んだが 面白かった。 今後、初期の作品から 読んでみようと思います。
0投稿日: 2019.08.15
powered by ブクログ『国境』がおもしろかったので、いつか読んでみようと思っていた黒川博行「疫病神」シリーズから直木賞受賞作でもある第5作を読了。スリリングな展開と洒脱な会話、絶妙なペーソスは健在だが、全体的な完成度と魅力は『国境』を読み返した方がいいレベル。 最近の直木賞は、功なり名を遂げた作家の代表的傑作を選考し損なってしまい、その後の佳作に賞をあげてかろうじて面目を保つということが頻々あるのだが、これもその典型的な例だろう。
0投稿日: 2019.07.25
powered by ブクログ面白かった!本当は「疫病神シリーズ」というシリーズものらしく、順番どおりに読み進む方がよかったらしいが、そんなことはどうでもよいと思えるぐらい、なかなか面白かった。私が大阪生まれだからかもしれないが、関西弁のひとつひとつに味が合って笑えた。桑原のキャラが憎めなくて、韓国映画の「チョンチョン兄貴」のようだった(←わかる人にはわかるはず)。おすすめです。
0投稿日: 2018.11.24
powered by ブクログ疫病神シリーズ、3作目。直木賞作品とのことで楽しみに読みました。相変わらずのスピード感でしたが、ラストが中途半端な感じです。セリフの嵐でした。この続きがあるのでしょう。
1投稿日: 2018.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小清水はどこまでも桑原に追われ、益々人生を狂わされた。 極道からは逃げられない。これからの時代はますます逃げるのが難しくなっていくので、悪いことはできなくなってくると感じました。これからの時代はモラルや自分の中の美意識を高める努力をする必要があると考えさせられました。
0投稿日: 2018.08.19
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 「わしのケジメは金や。あの爺には金で始末をつけさせる」映画製作への出資金を持ち逃げされた、ヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。失踪したプロデューサーを追い、桑原は邪魔なゴロツキを病院送りにするが、なんと相手は本家筋の構成員だった。禁忌を犯した桑原は、組同士の込みあいとなった修羅場で、生き残りを賭けた大勝負に出るが―。直木賞受賞作にして、エンターテインメント小説の最高峰「疫病神」シリーズ!
0投稿日: 2018.08.15
powered by ブクログ黒川博行三冊目、本作は151回直木賞受賞、2017年には「破門 ふたりのヤクビョーガミ」佐々木蔵之介と横山裕のダブル主演で映画化された。文庫本の表紙イラストは著者の奥さんの作品である。内容と合っているいるかというと、微妙な感じがする笑 小説としては文句なく面白い、興行としての映画はいまいちだったらしいが、ぜひ映像も観てみたい BSスカパー連続ドラマにもなっている。佐々木蔵之介の桑原か、北村一輝の桑原かどっちがはまり役だろう、とっても気になる。
1投稿日: 2018.05.05
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 「わしのケジメは金や。あの爺には金で始末をつけさせる」映画製作への出資金を持ち逃げされた、ヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。失踪したプロデューサーを追い、桑原は邪魔なゴロツキを病院送りにするが、なんと相手は本家筋の構成員だった。禁忌を犯した桑原は、組同士の込みあいとなった修羅場で、生き残りを賭けた大勝負に出るが―。直木賞受賞作にして、エンターテインメント小説の最高峰「疫病神」シリーズ! 著者の本を何冊かは図らずも読んでいましたが、意識して読むのは初めてかもしれません。正直賞を取った作品なのでミーハーな気持ちで読みました。そうしたらシリーズ物の5作目だったようで非常に残念な思いです。こういう作品は順を追って読んで、登場人物に情を湧かせてからが正当な評価になるものですから。登場人物自体はとっても魅力的です。みんなどうしようもない人間ばっかりで、真っ当な人なんてほとんど出てきません。そこがまた魅力的です。 文章の構成で会話の部分が異常に多く、心象風景が全く出てこないのと、右往左往している部分ばかりの話なので少々中だるみします。びしっと引き締まった文章ではなく、会話のテンポでほんわか読ませる雰囲気なので、このスタイルとしては完成されているのだろうと思います。ハードボイルドとというか、やくざコメディーかな。
0投稿日: 2018.02.01
powered by ブクログ西の言葉が小気味よいテニスのラリーのようにポンポンと飛び交う。ストーリーもテンポよく進行し、あっという間の500ページ。正月にはこんな本でくつろぐのが一番でしょう。
0投稿日: 2018.01.04
powered by ブクログなかなかいいテンポで読めた。 ヤクザの道理でどうにかしのいでいくけど、次はどうなるんやろな。シリーズになっとるみたいやけど、初めて読んだ。次回作が気になるところやけど、前作を読みたいと思うほどではないかな。
0投稿日: 2017.12.28
powered by ブクログ投資詐欺にあったヤクザが詐欺師を見つけ出して報復するというのはヤクザものとしてはありきたりなストーリーなのですが、そこにひとりの堅気(ヤクザとは関係のない一般ピーポー)を主人公として加えてヤクザとコンビを組ませたところが、この本を面白くしていると思いました。 直木賞受賞作品という事で初めてこの著者の本を読んだのですが、全部読んでしまってから、この本はシリーズものの第5作目だったという事に気づくという、読書あるあるをやらかしてしまいましたが、別に1作目から順番に読まなくても十分に楽しめる作品だと思います。
0投稿日: 2017.12.17
powered by ブクログこのミス、2015年版8位。裏社会系のハードボイルド。シリーズ5作目らしいけど、いきなり読んでも問題なし。この作者のはじめて読むけど直木賞受賞作だけあって力量感じます。大阪弁の会話中心でテンポ良く話が進んでいき、良くできたテレビドラマを見てるように先が気になって途中でやめられなくなる。いろいろ考えて相手をはめにいくところとか、それでもミスってしまうとことか、妙にリアリティがある。軽妙なユーモアにも溢れてて、悪役なんだけど親しみを感じて感情移入してしまう。自分の青春を過ごしたところが舞台となってるのもあるけどとても面白かった。
0投稿日: 2017.10.22
powered by ブクログ疫病神を買った時点でのシリーズ最新作がこの破門で、破門まで読んだらもういいかなー、なんて思っていたけれど、こうなってくると次の展開が気になるね。桑原、どうなっちゃうの? でも直木賞は、「五回も落としてごめんね」分が加味されてると見た。最近読んだ「恋歌」「蜜蜂と遠雷」ともにとても良かったから、それと比べるとね。
1投稿日: 2017.04.09
powered by ブクログ20170403 初めての黒川博行氏の作品を読んでみた。 やはり直木賞作品は面白い! 他の作品も読んでみよう。
0投稿日: 2017.04.04
powered by ブクログ第151回直木賞受賞作。大好きな役者さんで映画化されたので、ミーハー的な気分で読もうと思ったけど、シリーズものと言うことで、ちゃんと1作目から読んで、これ作品が「疫病神」シリーズ第5弾。暴排条例により、仕事がない二宮。そして、金回りの悪くなった桑原。二人は映画製作の出資の話に乗るが、またもや逃げられ、今回はマカオまで追いかけることに…展開自体はいつもと一緒だけど、ラストはなかなか衝撃的!次作で、どんな展開になるのか、気になる。
2投稿日: 2017.03.21
powered by ブクログヤクザの桑原・二宮コンビの疫病神シリーズにして直木賞受賞作です。本作を読んで一番面白かったのは映画プロデューサーの小清水のキャラクターでした。ウソをついて逃げては捕まり桑原に殴られ、またウソをついて逃げては捕まり桑原に殴られ・・・悪いやつなのですがちょっと間の抜けたところの造型が秀逸で、桑原にボコボコにされるところなどは十分すぎるほど笑わせていただきました。 もちろんこのシリーズの醍醐味である登場人物たちの関西弁のやり取りについても、いつもながらいい味出しています。本作は映画化されたようですが、文章じゃないとこの掛け合いの面白さは半分も伝わらないんじゃないかなあと思えるほど、地の文を含めて非常によく練られたものになっていました。 作品の豪快さという点では『国境』に一歩譲るものの、受賞作として何の問題もありません。未読の方は『疫病神』『国境』を事前に読んでおくとより楽しめると思います。
0投稿日: 2017.03.09軽快な会話のリズムが面白い!
表紙のイメージから、深刻なサスペンスかと思ってしまいましたが、全く違いました。 ヤクザがでてきて、結構な暴力シーンがありますが(……得意ではない) ポンポンと軽快な会話のリズムが心地よく、面白かったです。 イチゴのシャツ(パジャマ?)とか、ちょっとしたネタがちょっと笑えて やさぐれた、コメディタッチの面白い小説でした!
1投稿日: 2017.02.25
powered by ブクログ疫病神シリーズ5作目だが、だんだん話が面白くなってゆく。シリーズで一番面白く、直木賞受賞も納得。 とくに桑原と二宮のやりとりは、次第に漫才コンビかと思うほど。
0投稿日: 2017.02.09
powered by ブクログ全シリーズ面白いけど、特に面白かった。テンポもいいし、二人の関係にも年季が入って読んでいて楽しい。続きが気になるなあ、さすがの桑原もピンチだと思うけど、どうなるのか。
0投稿日: 2017.02.09
powered by ブクログ相変わらずの面白さ。 会話のテンポが本当にすごく良い。特に二宮と桑原の会話がおもしろくてどんどん読める。 ドラマがすでに放送されていて、映画も今月やるということなのでどちらも観てみたい。
0投稿日: 2017.01.11
powered by ブクログ関西弁と任侠の言葉が何とも言えない味を出している。 それがこのストーリーの雰囲気のようなものを醸し出しているのだと思う。 話しの流れとしては独断奇抜な所は感じないが、この雰囲気が飽きさせずに読者を惹きつけているんだと思う。
0投稿日: 2017.01.06
powered by ブクログ初めての黒川博行作品 ヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮コンビの軽快なやりとりがスピード感を感じさせる 「疫病神」シリーズを最初から読んでみようと思う。
0投稿日: 2016.12.18
powered by ブクログ疫病神シリーズ五作目。直木賞受賞作。変わらぬ世界観である、桑原と二宮の掛け合いには笑わされ、桑原のイケイケっぷりにスカッとさせられる、エンターテイメント娯楽作品の最高峰。 シリーズ全て読んできたが、今回は暴対法施行後で渡世人達のシノギは厳しくなり、哀愁漂う空気が全編にあった。また、他シリーズより、同じ川坂会内の込み合いで対立構造がわかりやすく、一層の読みやすさを感じた。次作も楽しみ。
0投稿日: 2016.12.10会話のやり取りが面白い
イケイケではあるがどこか計算ずくのところのあるヤクザの桑原と 建設コンサルタントという一般業を持つ二宮のコンビ。 騙されて持ち逃げされた金を取り戻すためにあちこちと走り回るのですが このコンビのやりとりはもとより、騙した詐欺師というのがなかなか個性的で 詐欺師とのやり取りもすごく面白い。 大阪在住の作家ということもあって、会話の掛け合いや間合いが 文章中からも感じられます。 また実際にある地名もたくさん出るので 土地勘のある人にはさらに楽しめる作品になっています。
9投稿日: 2016.12.02
