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外道の歌(7)
外道の歌(7)
渡邊ダイスケ/少年画報社
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総合評価

3件)
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    復讐という行為の本質は、「バランスを正す」ということなのだろう。それをビジネスとして行う以上、ブレックファーストクラブの榎加奈子の譲れない規範があるということなのか。加奈子の人間性をさらに掘り下げていくエピソード。外道シリーズになってから、焦点が犯罪者の在り方(どういうふうにして犯意が形成されてくるのか)にシフトしてきているのだが、この巻に収録されているのは先述のエピソードともう一つのものと、どちらも歪んだ身勝手な自己愛が犯行動機となっている。彼ら犯罪者の意識に渦巻くのは「バランスを正せ」「バランスを正してやる」という、これも復讐なのだ。ブレックファーストクラブもカモトラの行為も復讐が加害者の殺害(とその周辺)になるのは、被害者の命が奪われるケースがほとんどだからだが、最初に芽生えた復讐心でもし人の命が奪われなければ、「バランス」は死をもたずしても贖われえるかも知れない。もう一つのエピソードはかなり異色作だが、バランスはささいなことで調整されることもある、ということを示唆していると思う。あるいは周囲の人間や社会がもう少し接し方が違っていれば、歪んだ自己愛の持主は犯罪を犯さないで済んだかも知れない。一歩踏み込んで、間違った方法である犯罪という行為も、根は「バランス」の問題なのだとしたら、犯罪は犯罪者の身体を通して社会が生んでいるものと言えるのかもしれない。

    8
    投稿日: 2026.05.19
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    第七巻 仕事に対するプライドって感じかな… もう一つは拗らせた男の妄想の先にあったものって感じ。こう言う殺伐とし過ぎないエピソードも悪くないですね。

    2
    投稿日: 2025.06.10
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    SNSでのささいな嫌がらせから、人の秘密を暴きたて人生、家庭、生命を破壊する。悪ノリの「悪」は悪意の「悪」。悪意は際限なく拡大する。『朝食会』のお仕事。意外な弱ってる榎さん。 * ひねくれてしまった男の犯罪と出会い。裏切られないという経験ひとつで救われる。

    1
    投稿日: 2023.09.27