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別れる力 大人の流儀3
別れる力 大人の流儀3
伊集院静/講談社
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総合評価

76件)
3.2
6
15
34
10
3
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    伊集院静氏の大人気シリーズ第3弾。 今回のテーマは、「別れ」。 「出会ったことが生きてきた証しなら、別れることも生きた証し。」 「日本には四季があり、風情があり、人には人情がある。」 「仕事の根本は、誠実と丁寧。このふたつを成立させるのは、品格と姿勢だ。」

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    別れるにも力が必要だと思って読んだ。勉強になったけど、納得できない部分も。決めつけるような書き方は伊集院さんの当たり前らしい。

    0
    投稿日: 2024.12.01
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    2012年初版。著者が亡くなったことをきっかけに、読んでいます。一つのテーマが5ページくらい、読みやすい。酒・ギャンブルに浸り、想像するに数々の女性とも浮き名を流してきただろう著者。独善的な文章が歯切れが良い。思っていることを忖度して嫌われることを恐れて、戦々恐々としている私からすると羨ましい限りです。「会うが別れの初め、さよならだけが人生さ」知っている言葉ですが、身に沁みます。

    17
    投稿日: 2024.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    冒頭部分が切ない。 『第一章 別れて始まる人生がある』の冒頭『愛する人が残してくれたもの』というエッセイは「人と人は出逢いではじまる。」という書き出しで始まる。 その後、「私は三十五歳で若い妻を癌で亡くした。」という名前こそ出てこないが、夏目雅子さんの話へと続く。 次の『生きることの隣に哀切がある』というエッセイでは、伊集院さんが20歳の時に16歳の弟さんを海の遭難事故で亡くした話。台風の中、友人たちと手をつないで海に入り弟さんを探したそうだ。 別れについてだけを書かれているわけではないが、本人が経験した数々の別れを記す。

    1
    投稿日: 2023.12.15
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    言い切る文章が気持ち良く、この夏、大人の流儀3冊目。 「たとえ人が、バカなことをと笑ってもかまうことではない。正しいことというのは半分以上が人の目に見えないことだ。」

    0
    投稿日: 2022.08.06
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    ガンコ親父の、別れをテーマにした「説教」、いや失敬「教訓」本。 この年代の人達ってホントに大変な時代を生きているだけに、今の表面上の平和に余計違和感感じるのかな。 個人的には、ビートたけしに通じるキレ味があるような気がします。 この手のお本は、すごく複雑な気分になります。 やっぱり次世代の人間として、「この人頭硬いな」って思ってしまう反面、「こういう人がいる世代が終わってほしくない」と思ってしまいます。 今の世代より、よっぽど筋が通ってて、自分の生き方を貫き通すかっこよさんを持ってる。でも、それを今の時代があまり許さないのか。。 少し話しが横にそれましたが、自信が経験した別れを通じて、別れから来る力、そして別れそのものは何なのかという持論を展開しています。 出会うからには、別れを覚悟していなければならないという意見には、全くもって賛同します。それを受け入れた上で、どのように出会いと別れを積み重ね、それらをいかに人生の糧にするかというのは、生きていく上で非常に重要なことだと思うのです。

    0
    投稿日: 2022.01.06
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    伊集院静が「週刊現代」に連絡しているエッセイを、「大人の流儀」という書名で単行本化したもの。本書がその3冊目であり、2011年12月から2012年11月にかけてのものを、抜粋、修正したもの。私は1冊目も2冊目も読んでいる。 時々、「うんっ?」と思うような部分がないではないが、基本的には真っ当なことを真っ当に書いていると思う。 最近、この人が、阿佐田哲也、あるいは、色川武大について書いた「いねむり先生」を読んで非常に面白かったので、手にとってみたもの。 例えば、通勤の電車の中で、あまり頭を使わずに読む本(内容がないということではなく、文章がとても読みやすく、すっと頭に入ってくる)を探している方にはお薦め、という感覚の本。

    7
    投稿日: 2021.12.28
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    「たとえ人が、バカなことをと笑ってもかまうことではない。正しいことというのは半分以上が人の目に見えないことだ。」 「人というものはつき合ってみないとわからないことが意外に多いものだ。」 伊集院さん、ブレがない。特に嫌いなこと。

    12
    投稿日: 2021.10.08
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    伊集院 静。 言いたい放題だけど、なんで好感持てるんだろ。 この人、女性からは、もっとモテモテなんだけどね。 週刊現代への連載随筆集だけど、「別れる」をテーマにしている回は数が少ない。 なんで「別れる力」なのか。○○力っていう昨今のタイトルは辟易気味としても。 鮨屋のカウンターに子供を座らせるな、との持論。 夜の鮨屋のカウンターは男の場所だ。 若い女のうち、素人は来るな。主婦は奥の障子の向こうにいろ。 一方で、スペインは2時間のシエスタを今もしている、 いくら金融支援しても救われるわけがない。 ギリシャは社会主義政権の時に失業者をみんな公務員にして食わせた。 こんなこと続くわけないだろ。 日本も莫大な借金かかえて子供手当満額実行だの高速道路無料だの言ってるな。 と過去の有り様との”別れ”を提唱する。 伊集院さん、よく分からんが、憎めない。 田原総一朗的にいえば、 変わらなくてはいけない、と叫ぶのが革新だったはず。 今や“革新勢力”とは、これまでの”ぬるま湯”を守る保守に。 こういう感覚は、日本だけじゃないでしょうね。 アメリカは別として。

    1
    投稿日: 2021.03.15
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    伊集院節、やっぱり気持ち良いです。 氏のお母様と愛犬ノボ、素敵ですね。このお二方が出てこられるお話が特に好きです。 自分も大人の男になりたい、と思いつつ。。。 程遠いです。

    0
    投稿日: 2020.06.23
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    今回は副題とおり、別れに関する流儀がメインの話し。ここ最近の時事と共に著者の考えがよくわかる。耳が痛い内容もちらほら。おっさんも、若者もいるんな意味でボケちゃってると思う。

    0
    投稿日: 2019.06.12
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    「別れる」という意味を早合点していた。様々な「別れ」があって、それぞれに意味があり、大人の男としての対処があるということなのだ。すっかり離婚のことだと勘違いをしていた。悩めるオイラはこの本で頼りになる伊集院の兄貴から教えを乞うことができると張り切っていた。が、浮気というものが理解できないとあり、離婚などというものが肯定的に語られる訳がない。さすがである。  この人をつくった父親、母親は素晴らしい。父親は父親らしく、母親は母親らしい。実にシンプル。正しいのかどうかはわからない。でも、確かに迷いがなくて言い切る力強さがある。なにが正義かなんて立場によって変わってくるものだから、せめて自分自身にとって何が正しいのかくらいは胸を張って言えるようでありたい。

    1
    投稿日: 2018.07.28
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    【いちぶん】 談志は己を少し崩して生きた。若い時代に自己否定を一度考えたものは“崩し”を敢えてする。最初の内はただのバカにしか映らないが、歯を喰いしばってこれを続け、天運、人運に恵まれると、これが人をかたちにする。

    1
    投稿日: 2018.06.11
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    週間現代の連載を単行本化 別れることは切なく苦しいこと、だが私たちが生きていく上で別れは避けて通れるものではない。 別れたときには悲嘆したことが後になって自分の力になっていたことに気づくこともある。悲しいことがあっても、また人間は歩き出す。(エレファントカシマシの歌詞みたいだ) 全部が全部、別れについて書かれているわけではないが、本人が経験した数々の別れを記す。

    1
    投稿日: 2018.04.29
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    再読。 あれから、世の中はますます窮屈になったのか。海外で暮らすと、日本の几帳面さが長所にも短所にも見える。コロナの世の中、伊集院さんはいま何を感じていらっしゃるだろう。 (2018/03/16) なんだかこう、息苦しくて生きにくい世の中になったなぁ、と嘆きたくなる気持ちを持つ中高年にとって、最後の無頼派、伊集院さんの昭和の香り鋭いエッセイは痛快ですね。これは2012年と震災後の作品で、当時の世間の雰囲気を思い出しながら読みました。生き方は違えど、自分らしく自由に生きたいものです。

    0
    投稿日: 2018.03.17
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    読めば読むほど、眉間にしわが寄る本。 著者の否定から始まる言葉遣いや、性差別的なおかつ若者差別的発言に嫌気がさす。 この時代に、根性論を出し若者や職人はバケーションは取るべからずという発言にもどこか違和感しかない。

    0
    投稿日: 2018.02.25
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    離婚の話では無くて、人やペットととの死別の話。前半だけで、後半はあまり関係ない。雑誌の連載の単行本化ただからこんなもんか。ひとかどのものという表現を久しぶりに見た。寿司はつまむもの。自分もいい大人になりたいものだ。。

    0
    投稿日: 2017.07.30
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    ふと手にとったのだが、そういえば私も最近別れが重なっている。 死別よりはましでしょう。 また会えるかなと思いながら生きていこう。

    1
    投稿日: 2016.04.16
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    人との別れについて。 伊集院さんの文章には独特の雰囲気があります。 いい加減なようで筋が通ってる。 どうなるとこういう考え方ができるのかな、とその発言に魅力を感じます。

    1
    投稿日: 2016.02.20
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    あはは。面白い。真っ当な事を言ってるかとおもったら、ハチャメチャになったり。。 こういうのアリだと思う。 著者からすれば、お前に言われたくないわな。。と言われるでしょうが(笑)

    1
    投稿日: 2016.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本としてはかなり毒を吐いている部類です。 若者蔑視とか取られそうだけれども 一部だけですね。 というか、そういう人たちは行動がまずいのでは? と思ってはいますが 2点ほどすっきりとしたのは スマホに関する批判。 あれは正直同年代だろうが見ていて 気持ちいいものではないですよ。 目の前で事故起こしかけていた人もいますし。 それと成金に関して。 すべてがすべてでないでしょうが 得てして物を言わせる人間が多いこと。 まあ、某海外逃亡詐欺師がそうですね。 日本に帰ったら殺されますしね(笑) 評価は二分するはず。 ウッ、とは思ったけど気にするほどじゃなかったよ?

    1
    投稿日: 2016.01.04
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    先生そろそろ年取ったようでなんだかガチャガチャしてきたな。小うるさい頑固爺まであと少し。4巻目には完成していることだろう。

    0
    投稿日: 2015.06.06
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    様々な形の別れ。 それぞれの別れ方をユーモアを含めながら書いています。 大好きな恩師との別れ、家族との別れを経験し、それを糧にして生きていく。 別れは辛いし、それを受け入れなければならないけれど、大事なものは心にしまって、今日を生きる。今日も明日も明後日も、あっという間にやってくるので。

    0
    投稿日: 2015.04.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    弟の死は、私にふたつのことを教えた。ひとつは自分が人生を決め、そこに向かって歩き続けること。もうひとつは命を大事にすること 別れることが前提で過ごすのが、私たちの生なのかも知れない。出逢えば別れは必ずやってくる 明治期にはまだ、たとえ若者であれ、己の生に覚悟があった 

    0
    投稿日: 2015.03.11
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    「別れは終わりではなく、始まりである」と定義。著者の豊富な経験から、そのことに説得力がある一冊に仕上がっています。別れることは決して誰かを何かを不幸にさせるだけのものではない。「日本人に関わりのない戦争、という発想を持つ人は、そのまま私には関わりのないことだからと平然と罪を犯している大人の男たちとまったく同じ視点である」(P168)は、示唆に富んだ一節だと思う。

    0
    投稿日: 2015.01.28
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    別れ力、、、大事ですよね(T T) 中盤から、別れ、、というトピックス以外もあったけど、自分の芯が強いってすごいなーと思わされる。。

    0
    投稿日: 2014.09.30
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    出会えば必ず別れはやってくる。 たとえ人がバカなことをと笑ってもかまうことではない。正しいことというのは半分以上が人の眼に見えないことだ。 勝負というのは徹しない時もあるから。それを含めて勝負の世界という。

    0
    投稿日: 2014.08.24
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    前半の、実話、実感を交えた家族との別れの話は秀逸。しかし、後半は全く読む価値無し。大人の男 (かっこつけて、飲んだくれて、口うるさい) が上で、女子ども、成金、世間知らずを見下し、言いたいこと言ってるだけの駄文。買ってからわかったが、こんな本がベストセラーになるとは、日本もまだまだだな。

    0
    投稿日: 2014.08.16
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    相変わらず偏った考え方してるなぁ。 でも、要所要所に素晴らしい意見がある。 そこだけは参考にします。

    0
    投稿日: 2014.05.17
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    けっこうですね、「おいおい、そこまで言っちゃう?」という偏った切り口もあるのだけど、伊集院先生だから許されちゃうのでしょうね。 そのまま読み進めて行くと、ハッとする一文に出会える。 だから読書は止められないし、伊集院静さんのファンもやめられない。 「ひとかどのことを成して、長くきちんと生きてきて、初めて座ることができる場所が世の中にはあるのだ」 北海道恵庭市のallpoolさんというカフェの本を読ませていただきました。

    0
    投稿日: 2014.05.08
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    著者の独断と偏見は感じるが、色々な経験を積んだ方の言葉として素直に読むと、納得できる部分も多い。 身近な大人(両親や上司などなど…)が、アドバイスや説教をする時と感じは似てる⁈から、拒絶するほどの内容ではない。 目上の人が経験に基づいて話すことは、素直に聞いておく(それを自分の中に取り入れるか否かは別として)べきだと思うから。

    0
    投稿日: 2014.03.22
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    第四章収録「恥知らずな行為は生死にかかわる」のためだけに、買う価値がある。 そして、「ひとかどのことを成して、長くきちんと生きてきて、初めて座ることができる場所が世の中にはあるのだ」(「大人の男だけが座れる場所」)に、得心した。 2014.02.19読了。

    0
    投稿日: 2014.02.19
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    久しぶりの伊集院さんのエッセイ(?) 基本的に8割ぐらいが伊集院さんの偏見です。でも、時々ハッとさせられる事がある。 大人の意見も時には大切です。

    0
    投稿日: 2014.01.12
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    人生に別れは必然であり、別れこそが人生だと、淡々と語っているようで、あとからじわじわ。。 出会ったことが生きてきた証であるならば、別れることも生きた証なのだろう、と。なるほど。。 人はなぜ死ななければならないのか、別れなければならないのか、ずっと考えている答えは見つからない事は分かっているけど、噛み締めながら踏ん張ること、それが生きるということなのかな…

    0
    投稿日: 2014.01.11
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    「大人の流儀」シリーズ第三弾です。 今回は「別れる力」がサブタイトルについていたので、その手の話を主に集めたのかと思ってましたが、最初の数話だけでした。 この人のエッセイは、内容はともかく、読みやすく、分かりやすい文章なので、頭に入ってきやすくて好きです。 内容を理解するために文章を解読する必要はなく、文字が意味として頭に入ってきます。内容はともかく(笑) タイトルにある「大人」というのは、ちょっと大上段過ぎる気がしますが…。 ただ、「粋」を理解できる人はやっぱり少なくなってきてるんですね。

    0
    投稿日: 2013.12.25
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    別れることは決して誰か何かを不幸にさせるだけのものではない。 死はただ逢えぬだけのことなのだが、二度と逢えぬことが真実である。真実は残酷である。 いかなる別れになるのか、今は想像もつかないが、それを受けとめるのも生きものと暮らすことなのだろう。自分が人間であったことを悔やむかもしれない。 別れが前提で過ごすのが、私たちの“生”なのかもしれない。 たとえ人が、バカなことをと笑ってもかまうことではない。正しいことというのは半分以上が人の目に見えないことだ。 その数字がきちんと国民の声を代表しているという根拠は何なのだ。電話を受け取った人間が、その時、そういう感情でいたのか、どういう立場でいたのか、普段、政治のことをそれほど考えているのか、まったく見えないのと違うか。 勝負というのは徹しないときもあるからです。 なぜ周囲と同じようにするのか?それは安堵、安心を好むためである。人と違った行動をするということは案外に難しい。当人が不安になるのである。 ひとかどのことを成して、長くきちんと生きてきて、初めて座ることができる場所が世の中にはあるのだ。 常識と良識 仕事の根本は、誠実と丁寧である。このふたつを成立させるのは品格と姿勢だ。これを覚えるのに下手をすると何十年、いや一生かかる。だから仕事には揺るぎない尊厳がある。

    0
    投稿日: 2013.10.24
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    http://bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2181533

    0
    投稿日: 2013.10.16
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    ”時間はクスリ“という言葉がある。最愛の人を亡くして絶望の淵にいても、時間はいつかその気持ちをやわらげ、新しい光さえ見せてくれる。 楽して得られるものなんてない。 私は時々、彼に言う。野球だけが人生じゃない。人生を好打できる方が百倍もイイ。 「生きて帰ってこられたんです。それだけで十分ですよ」 「いろんな環境で伊集院、頑張ってます」 落ち着いて、落ち着いて……。年が越せるか、と大晦日まで心配した年もあったが、年が明けて、元旦の青空を見ると、ああなんとか越せたな。と思うのが常だった。以来、”過ぎてしまえば……“が、私の年末の心構えとなった。

    0
    投稿日: 2013.10.04
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    伊集院静氏のエッセイ。今や希少価値となった若者をしっかりと叱れるおとなのオトコ。私は伊集院氏のファンで、いつか一緒にお酒を飲んでみたい。伊集院氏のなじみの店でカウンターに座り、熱燗をさしつ、さされつというのをしてみたい。(こんな妄想するおばさんは下品だと叱られそうだが…)

    0
    投稿日: 2013.09.30
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    大人の男のエッセイですね。 特にテーマはなく、読み流せた。 うんうん、とか、いやそれは、とか 頑固親父が絶滅しかかってる現代、面白かったです。 ≪ 別れ経て 心の隅に 今日生きる ≫

    0
    投稿日: 2013.09.22
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    大人の流儀シリーズ。東日本大震災を経験したからか、ご本人が年を取ったからか、出逢いよりも別れが多くなったことを体現する題名に、内容的にも別れの話が続く。別れに力が必要というよりは耐性の問題かと思うけど、言いたいことは分からないでもない。ただ全般的に感傷的になっていて、初期のころの舌鋒鋭い感じが失われているところは従来のファンからしたら寂しいでしょうね。

    0
    投稿日: 2013.09.22
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    伊集院静、ここ最近名前をよく目にするのでついつい買ってしまいました。 なんだか、最初の辺り。第1章とかまでは別れることについてのエッセイになってましたが、 最後の方はただの年寄りの悪態ですね。 しかも、年寄りに多い、男至上主義の女子供を下に見ることばかり書いてあってなんだか不愉快に。。。 「グリーン車に乗るバカな若者へ」 って好き勝手言い過ぎでしょう…( ;´Д`) まあ、それはそれとして、読みやすいのは本当。 あと、選ぶ言葉が私好みなとこがあるのも本当。 もう数冊読んでみることにします。

    0
    投稿日: 2013.09.09
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    伊集院静ってこんな人だったんだーと思う一冊でした。 今まで小説を何冊かしか読んだことがなかったので。 こういう男くさい感じ、結構好きでした。

    0
    投稿日: 2013.07.26
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    その人生において、数限りない『別れ』を経験してきた作家、伊集院静。大人気連載の書籍化第3弾は『別れる力』と題して『人は人と別れることで大人になる』ということを厳しくも優しく説いております。 個人的なことを言いますが、まじめなことをいう伊の字先生を僕はあまり受け入れることが出来ていないのかもしれません。本書は週刊現代にて大人気を博す連載の書籍化第3弾です。僕の中にいる伊集院先生は昨日は麻雀、今日は競輪。明日は競艇とギャンブルまみれの生活の中に酒と女性との艶めいた話があるというのが印象で、かつての作品を読んでいると、何でこの人は生きているんだろう?と首を傾げたくなることが何度となくありました。 20歳で弟を海難事故で亡くし、35歳で当時の奥様(誰かはあえて書きません)を亡くされたことをはじめ、数々の『別れ』を経験したからこそ、『別れることで、人は大人になる』とおっしゃる理由がなんとなくわかる理由がするのです。作中には伊集院先生のご両親のことが幾度となく出てくるのですが、こういう話を伊集院先生がお書きになるのはたぶん、ここ近年になってからのことで、確か、若いときには当時、お父様が手広く手がけていた事業を継がず、肘を壊したことで野球もやめ、父親と伊集院先生がそれこそ取っ組み合いの大喧嘩をして実家とほぼ絶縁状態になったこともあったりしたので、言っていることはマトモでも本人の経歴は相当ハチャメチャで、普通の人が彼のマネをやると、まず半年は持たないでしょう。 しかし、そんな伊集院先生だからこそ、全うなことをいえる。そのパラドックスに僕は魅かれたからこそ、このエッセイを読み続けているのかもしれません。本書でも『女子供が鮨屋のカウンターにいてはいけない』ということがきっかけで相当なクレームが来たようですが、僕もカウンターの鮨屋に入ったのは人と一緒で、その方がそれなりの『ポジション』を持っていたからで、一人でそういったところに入るにはまだまだ修行がいるなぁと、そんなことを読み終えた後に考えたのでした。『大人の男』になる道はまだまだ険しいみたいです。

    0
    投稿日: 2013.07.20
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    最初の頃は死のことが多く、最後に近づくにしたがって日常的な著者の考えになっていった。 生も死も含めて生きることで、哀愁漂う気持ち、命に謙虚でいる気持ちが大切ということかな。 時々ふっと笑えました。 読んだ中では「生きる悲しみ」に言われていることが似ていました。 人の死はせつない。死はただ会えぬことなのだが、二度と逢えぬことが真実である。真実は残酷である。 別れが前提で過ごすのが、私たちの"生"なのかもしれない。 人生は結果ではない。 正しいことというのは半分以上は人の目に見えないことだ。 「いい女は世間の風評、風潮にまどわされない。自分の目で見たものに善しにつけ、悪しにつけ第一義とする。そうゆう女はつるまない。」 尊敬する友達を思い出しました。 便利が正しい、という考えは正しくない。 スマートフォンを使ってる姿には風情、情緒がない。 著者の母の母の言葉。 「男の子を三人産んだら、道に人を殺めた人が縄をかけられて歩いてるのを見ても決して人殺しなどというてはなりません。女の子を三人産んだら、道の角に身体を売る女の人が立っているのを見て売春婦と決して言ってはなりません。男の子を三人産んで育てれば一人は間違って他人を殺める子供はできるものです。女の子を三人育てれば一人は身体を売らねば生きていけない生活になるかもしれません。それが世間です。」 安ければそれが一番という考えが広まっている。「安物買いの銭失い」という言葉がある。ものを大切にしない。 仕事の根本は誠実と丁寧である。この二つを成立させるのは品格と姿勢だ。

    0
    投稿日: 2013.07.07
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    エッセイ集。 タイトルの別れるについての話題は最初のみで、あとは特にテーマを決めずに書いている。 著者の肩に力を入れない生き方が分かる。

    0
    投稿日: 2013.07.07
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    求めていた内容とは少し違いはあったが、興味深い項もいくつかあり。 前向きにとらえられるようになれれば、と少し思えた。

    0
    投稿日: 2013.06.25
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    大人の男のいる場所に子供がいるべきではない。 同感である。 別れる事によって新たなスタートを切る。生きる力を得る。別れは否定的なものではない。 別れを新たな視点で見る事ができた。

    0
    投稿日: 2013.06.22
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    この人の、聞きたい言葉があり、 このシリーズを読めば、 やさしく、ときに厳しく、それらの言葉を聞く事ができる。 その幸せ、を、かみしめながら読んだ。 あたたかい人は、いつだって、 大きく、ときに鋭く、厳しく、そしてやさしい。

    0
    投稿日: 2013.06.08
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    ある日の王様のブランチで紹介されていた一冊。 恥ずかしながら、伊集院静さんが故夏目雅子さんのご主人だったことを その時に初めて知り、読んでみたいと思い手にしました。 『別れることは、悲しいだけではなく 人に新たなる力を与えてくれるものだ。』 『人生には決して無駄な事はない。』 私自身が別れを経験した時に感じた事と 同じ思いを綴ってあり、「うんうん、そうだよね」と 読み進めてみたものの・・・ 正直、伊集院さんの文章がどうも好きになれず 後半は読むのが苦痛に。。。 内容どうこうの前に、文章の切り替え、比喩、全てにおいて 私好みではありませんでした。 残念。 エッセイは、内容よりも文章力なのだと気づかされた一冊です。 残念ながら、伊集院さんの本を読むのは当分はなさそうです。 私はこの世で一番好きなエッセイ 向田邦子さんの『父の詫び状』を無性に読みたくなりました。

    0
    投稿日: 2013.05.31
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    前妻である夏目雅子や自らの交流ある人との色々な別れと生き方を紹介し、男の人生と付き合い方を勝手に定義付ける、大人の流儀シリーズ第3弾。 場末の酒場でオヤジがくだをまきながらぶつぶつ言ってるだけと判断するか、そんな勝手な独り言の中にも一本確かに芯が通った納得できる文言を見つけ出すかはご自由に、ということだろうか。これも一つの成熟した大人の生き方なんだろう。納得できる箇所も多かったので、まぁ面白かった。 ただ独り言風だからといっても、余りにも散文形式で読みづらいのは勘弁して欲しいwこういうコラムはやっぱ雑誌で流し読みして勝手にひとりごちる方がいいな。

    0
    投稿日: 2013.05.26
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    お年寄りが今の世の中を切る!ってかんじのエッセイでしょうか。 頑固おやじの説教を聞いている感じでおもしろくなかった。 情緒を重んじるのも大切だけど、時代の流れに身を任せるのも必要だと思うが。20130520

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    投稿日: 2013.05.20
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    タイトルに惹かれますが。 、より、エッセイ本。 一貫して! 【生きろ】って。 別れを経験して。 人は、それでも 【生きる】生き続ける。 何かを得て【生きる】生き続けていく。 って。

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    投稿日: 2013.05.14
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    この人は大人だなあ、としみじみと。 弟さん、奥様、と近しい愛する人を亡くしたゆえ、なのか。 つらいことが人を「大人」にする。 私にはまだもっとつらいことがこれからある、ということなんだな。

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    投稿日: 2013.05.08
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    別れる力を強く意識しすぎて読んでしまった。 以前のエッセイの続編。 全てとは言わないけれど 現代では見慣れてしまった不条理、不義理を批判している箇所が多いように感じた。 確かに彼のようながんこ親父、見ないなぁと思う。 普段、生活の近くに居て、頻繁に顔をあわせなければいけなかったら煩わしさを感じるかもしれないが こんなおじさんも良いと思う。 

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    投稿日: 2013.04.29
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    さらっと気晴らしに読む分には面白い本。ただし、随所に男尊女卑の記述が目立つ。毎日必死に働いているのは男だけではない。

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    投稿日: 2013.04.20
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    別れというより、伊集院静が世の中について思ったことを述べてる感じ。 彼の考えてることがダイレクトに分かるし、いろんな経験をしたからこそ言えることなど…なかなか面白かった。 ただ、なぜタイトルが別れなの?という感じだったから、むしろ別れる力の前作とかを読んでみたいな、と思った。

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    投稿日: 2013.04.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2013 (13) 話題になっていたので読んでみた。 伊集院氏の著書は初めてだったけど、 この人の文章は、あまり好きじゃない。 あまりこういうことはしないけど、 次に図書館で予約が入っていたこともあり 途中で読むのをやめました。 最後まで読んでいたら、少し違ったかな。

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    投稿日: 2013.03.20
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    伊集院静のエッセイはやはりおもしろい。人間は、誰かと何かと別れることで成長し、前に進めるのだと感じた。東日本大震災以降、著者の言葉は身に染みる。

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    投稿日: 2013.03.20
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    読みやすく、最近時々読んでいる伊集院さん。 時々すごく心に染みるどきりとするいい言葉があります。が、 時々すごくだめ親父っぷりを感じさせられる言葉もあり。 そのバランスが絶妙です。いい味出ています。 でも正直、書評の絶賛っぷりを読むと、「イやそれ程でも」と思う。

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    投稿日: 2013.03.16
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    シリーズ3作目にもなると、よくも悪くも飽きが来るのか、そんな一冊。彼の始点や切り込みは嫌いじゃないけど、短編集としては失敗じゃないかな。出版社の方針なのか。「グリーン車に乗るバカな若者へ」や「大人の男だけが座れる場所」は焼き直しだし。でもこう叱ってくれるオッサンが必要なんだろうね、理不尽だなぁと思いながら。

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    投稿日: 2013.03.15
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    私の中で伊集院静さんと言えば、夏目雅子さ んの事が思い出され、読み始める。今までに 別れなければならなかった人たちのことを語 っている。伊集院静流の大人な考えが満載だ が、理不尽な話ばかりでは無い。別れる事は 誰しも悲しい事だ。ただ、別れることは終わ りではなく始まりなんだと思えると人は成長 できるのかな。卒業シーズンだし多くの人が 成長してゆき日本に良い風が吹いてくると… いいなぁ

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    投稿日: 2013.03.11
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    「別れる力」って言うより、 日々感じたことを綴った感じ。 伊集院静が言わんとしていることはわかるが、 言い方が独断的で、「大人の男」とは何なのか、 今一つ腑に落ちない。

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    投稿日: 2013.03.10
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    人は生まれた瞬間死へのカウントダウンが始まる。同じように、人は出逢った瞬間、別離へのカウントダウンが始まる。 だからこそ、ありがとう、ごめんなさい。を相手にきちんと伝えておくべき。 伊集院静さんの、社会をナナメに見つつも純粋さが残ったアンバランスな感覚か面白い。エッセイ苦手な方にも楽しんで頂ける一冊。

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    投稿日: 2013.02.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    以下お気に入りフレーズ ・ものの正当な値段は、労働の価値と対等である。 ・電話で済む用は大人の男には一切存在しない。 ・大人の男は辛い、酸っぱいトンネルを出てくれば、風情・かたちが良くなる。 にしても風情ある大人になりたいものである。その為に自らを磨きつづけたいと日々思う。

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    投稿日: 2013.02.15
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    伊集院 静著、「別れる力」を読む: 昨今、出版界では、何々「する力」というタイトルの本が、多く出版されているような気がする。「聞く力」とか、等々。従って、大人の流儀その3とは、タイトルをつけなかったのかも知れない。出版編集者の某かの臭いがしない訳ではなさそうである。大人の流儀は、その続編は、あまり、面白そうでなかったので、読んでいない。今回は、伊集院静のことであるから、3度目の結婚から、そろそろ、女と別れる為のノウハウ本だなどと、(失礼千万ではあるが、)期待すると、とんでもないしっぺ返しを喰らってしまいますよ。(まあ、そんな読者はいないと思うが)、数少なくなった絶滅稀少危惧種である無頼派の作家であり、飲む・打つ・買うの遊び人の奥義を究めた人物の、或いは、作詞家の一面も有する、更には、在日の思いも熟知したその生い立ちを有する作家によるこの著作は、なかなか、人生を斜めから見た毒舌風評論で、面白い。もう、こうした「大人の毒舌」自体が、もう既に、世の中から、消え去りつつあるし、それを口にする人物も稀有である。同世代としては、当たり前に、結構、同感するところが多いが、若い人向けにこそ、読まれるべき物であるかも知れない。人生とは、時代を捉える目を持つとは、人生に於ける経験の価値とは、本当の大人の男になる美学とは、品格とは、立ち位置とは、野球、相撲、テニス、ボクシング、サッカー等のスポーツを通じて、男の美学の観点から、世の中の風潮を改めて、考えることになる。更には、男の覚悟とは、誇りを以て生き抜くとは、どういう意味なのか?カネだけで、幸せになれないことがあるという本当の理由、自分の生を真剣に考えることの重要性、遊ぶことの意義と仕事の神髄、遊ぶから、よく仕事も出来ること、そして、大人の人前で採るべき態度とは、目線とは、現代の若者についても、考える。同世代としては、同感するところがおおいにある。遊びを極めた著者だからこそ、別れを余儀なくされた著者だからこそ、そんな様々な体験をしてきた著者だからこそ、我慢さえすれば納まるのであれば、、、、という人生素晴らしき哉と、結べるのかも知れない。もう少し、肝臓も労って貰いたいところである。毒と共に、読後は、それが昇華してなのか、何か、清涼感が漂うのは、どうしてだろうか? 少々、気に懸かる文章を章毎に追いながら、しばし、一緒に、考えてみることにしましょう。 人は、出会った瞬間から、別れることを運命づけられていると、愛する人を失ったとき、悲哀のどん底に落とされた時でも、いつしか、再び、歩み始める目には見えない力、生きる原動力が、備わっていて、それこそが、人間の有する尊厳と美しさでもあると、 別れることは、決して、誰かを不幸にさせるだけではないと、 「別れて始まる人生がある」:海ガメや競走馬の例から、生きる物は、生まれてすぐに別れを経験する。別れこそが、一つの生を、生涯を与えることになると、夏目雅子との死別から、小説家になる人生が、始まったのだろうか、 「生きることの隣に哀切がある」:人間が生きると謂うことは、辛いことや切ないことが向こうからやってくるものである。それらを経験したことで、生きることの意味を知るのであると。それは又、限られた短い時間であることも、又、知ることになると。若い弟の水難事故死の体験から、自分が人生を決めて、そこに向かって、歩んでゆくこと、そして、命を大事にすることを教えて貰ったと、 「飲んで笑って、別れて飲んで」:また、ひとつ酒をやる理由とは、、、、、? 「二度と逢えない、それは真実、残酷でもある」:立川談志の想い出のこと、笑い声が絶えなかった家に静寂だけが拡がっていたことの意味とは、、、、、、? 「ギャンブルの流儀」:競輪、競馬、麻雀、博打打ちの哲学について、 「出逢いが生きた証しなら、」:別れることも、生きた証しであると、犬との別れを受け止めるのも生き物と暮らすことなのであろう。別れが前提で過ごすことが、私達の生であろうと、 「恋に死ぬ男は、馬鹿なのか?」:時間は薬という言葉の意味の考察をしつつ、、、、、。 「あの人は私の中に生きている」:クリスマス・カードと送り主の想い出、 「楽して得られるものなんてない」:哀しいかな、人間というものは辛酸を味わう時に、心の姿が見えてくることがおおいと、それを知らずに、人生を終えるより、少なくとも気づかされてよかったと、それに気が付くと、名誉や、ましてや金などは、大したモノではないと謂うことがわかると説く。あの人を観るとホットすると謂う人ほど、そんなことを経験したひとであると、成る程、苦境苦節こそが、人を成長させ、新価を得ると。人生は、決して、結果ではないのであると、大人の男が、苦境の時に、何をなすべきなのか?正しいことと云うものは半分以上、人の目には見えないものであると、成功体験だけでなく、挫折も、辛酸も、考えようによっては、病気も、回り道も人生には、必要なものであろう。 「忘れ去られるものたち、時代遅れで何が悪い!」:公衆電話、携帯電話のこと、電話を使うときの風情、情緒とたたずまいのこと、時代を捉える目とは? 便利が正しいという見方への疑念、現代人には、やや、耳が痛いところである。 「安けりゃいいワケないだろう」:高速バス事故について、食べ放題を考える、確かに、価格優先の現代の風潮に警鐘を鳴らしているようである。 「人生に無駄な経験などない」:どんな些細な出来事であれ、当事者として接すれば、無駄になることはない。大人の男への訓であると、大人の男は、辛い、酸っぱいトンネルを抜けて出てくれば、風情・形がよくなると、松井秀喜に対して、謂うところの野球だけが人生じゃない、人生を好打できる方が百倍イイと、 「マーケティングという名の巧言令色」:広告会社や市場調査会社の中に宿る巧言令色のこと、実際に、どっぷり、浸かっていた業界だから、よく分かるのであろうか?相撲の八百長の件と自らの義理の兄になる野球選手を通じて、勝負の世界で闘う者の情念・情愛を語る。 スペイン、イタリア、ギリシャ、各国の生き方に触れながら、各金融・経済・政治分野での危機に関して論じる。まるで、クルーグマンに似たコメントには、驚かされてしまう。 「大人の男だけが座れる場所がある」:子供を鮨屋のカウンターに座らせてはいけない理由とは?、グリーン車にふんぞり返る若者や我が物顔の子供への思い、ひとかどの事をなして長くきちんと生きて初めて、座れる場所というものがあることを知ることの大切さ、成金の品格のなさ、そして、鮨屋は、どんな時でも一席は空けておくべきであると云う持論、 若いエコノミストが何故、私達大人の前で分かったような口をきくのかと、 「勝てばいいってモンじゃない」:スポーツ中継のウィンブルドン・テニス、サッカーのヨーロッパ選手権、等の観戦を通じての品性論の展開、 「誇りを捨てずに生ということ」:鯨の太地町とシー・シェパードを引き合いに出しながら、誇りと命を懸けて生きることの大切さを語る 「大人の男の覚悟とは何か」:子規の俳句、六月を 綺麗な風の吹くことよ と、夏目漱石を引き合いに出しながら、たとえ若者であれ、己の生に覚悟を持っていたと、大人の男の覚悟を語る。そして、己と時代とを見る目がないと置かれた立場に気づかないと、更に、若い人に何かを任せられない大人はつまらない大人であると、日本の四季を、風情を感じ、人には人情があること、金だけで幸せになれぬことを若い人に教えなければならないと、 「本物の大人はこう考える」: 「綺麗に遊んでグッドバイ」:金に遊ばれるのではなくて、綺麗に遊び続けるとは、そこから、逆説的に、仕事の神髄とは、誠実と丁寧、そして、品格と姿勢、だからこそ、仕事には、揺るぎない尊厳があると、遊んだ経験があるからこそ、こう言えるのではないか? 仙台で体験した震災と津波の体験から:自分達とは何だったのかという問いかけ、震災孤児に対する大人の使命、メディアの仕事について、問いかける。原発事故の瓦礫拒否に対する恥知らずな行為への憤り、 「グリーン車に乗る馬鹿な若者へ」:世の中には若者が座って然るべき席があることも知らない無知さは、どこから来るのか?、金を払えば何でもOKと考える親が育てた子供は、更に、馬鹿な人間になると、大人の男のいる場所に子供を入れるなと謂う論理とは?、 「大人が人前でとるべき態度とは?」:石田礼助翁と父を引き合いに、目線をちゃんとすること、品格というものを考える。更に、シリアで殉職された山本美香さんの死を、今一度、考察する。 「我慢すればおさまるのなら」:雪にも堪えて、凜として立っていた杉の木が、地震に耐えられず、枯れてしまったこと、家人(篠ひろ子)の実家である見ず知らずの土地である仙台で暮らすことになった自身の宿命と重ね合わせて、、、、。 「道に倒れて泣く人がいる」:行き倒れと、年を越せないということを考察しながら、長期ローンを考える。 「親は子供の云うことを聞かなくて良い」:子供は父親をただ観察して、大人の男というものを理解してゆくもので、それで十分であると、 そして、最期に、素晴らしき哉、人生!と、締められている。

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    投稿日: 2013.02.11
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    震災後の日本のあり方、松井選手の去就等、最近のネタが盛り込まれているが、前2作の方が深みがあった気がする。子供が父親と対峙するのは数回で十分というのは分かる、大人だ。

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    投稿日: 2013.02.10
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    何事も経験。人生において無駄なことは何一つ無い。出会い、別れ、喜び、怒り、苦しみを経験し本物の大人になりたい。

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    投稿日: 2013.01.29
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    一時の別れ、永遠の別れ、した方がいい別れ、突然の別れ… いろんな「別れ」があるけれど、どれも乗り越えたからこその力を自分に与えてくれる。 大切な人が、ある日突然目の前からいなくなってしまったら。 私にはまだ経験のないことだけれど、いつかはやってくること。 そのための心の準備って、しようと思ってもできないんじゃないかな。できたとしても、きっと全然足りないんだろうね。 東日本大震災後に伊集院静が感じたものを通じて綴った本書。 彼の毒舌にも少し笑っちゃったけど、まあそうだよなって思えることもあり。 大人の流儀シリーズ、前から気になっていたから、前巻も見てみようかな。

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    投稿日: 2013.01.28
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    共感できる部分も多くあったが、共感できない部分も…。 東北での震災瓦礫の受け入れのくだりは、本当に強く共感できた。(自分の故郷ですが…行政は受け切れ体制でいたのに、市民が断固拒否したというニュースがあり、本当に恥だと思っていたので) ただ、学者はバカだとか、野球選手がバカだとかアナウンサーがバカだとか…決めつけないでほしい。決めつけているわけではないのかもしれないけれど…読んでいる私の品格が伊集院さんとは比べ物にならないものなんだろうけど…読んでいていい気分はしなかった。

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    投稿日: 2013.01.27
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    大人の男、誠実と丁寧、品格と姿勢、出会いと別れ。確かにその通りと思うところと、すっと入ってこないところと、まあまあかな。

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    投稿日: 2013.01.10
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    大人の男というか、ある程度年をとると怖いものがなくなって好き放題に言っている感じ。それが、やんちゃだから粋にも見えるのだけど。『鮨屋に子供が座るべきではない』とかは、確かに、そんな贅沢をしていいのは自ら汗を流した人のみとも思うので、納得。震災瓦礫のくだりは私も激しく同意。 表題の「別れる」ことへの悲しみは時々垣間見える。たぶん私自身も今後別れが増えていくと思う。喪失感に打ちのめされるかもしれない。そんな時筆者のように、世間に毒づいたり、季節の移ろいを愛でたりして、何とか前に進みたい。

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    投稿日: 2013.01.06
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    月日(経験)からでる言葉が良かった。以降は本からの引用です//私たちは経験したことで何をしる。なにかとは、生きることである。別れるということは、人間を独り立ちさせ、生きることのすぐ隣に平然と哀切、慟哭が居直っていることを知らしめる…。人生は結果ではない。ひとかどのことを成して、長くきちんと生きてきて、初めて座ることができる場所が世の中にはある。金を頼りに遊ぶ。仕事の根本は誠実と丁寧…この二つを成立させるのは品格と姿勢。

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    投稿日: 2013.01.02
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    2013初読書。 僕の調子が悪いのか、 著者の文体が合わないのか、 内容が全然入ってこない。 面白くない文書を書くひとは、 結局喋っても面白くないことをいいそうな人が多いような、 この本を読んで著者にお会いして話を伺いたいとは思えなくなった。 「大人の流儀3 別れる力」 と書いてあると、 著者が実体験から得た見聞みたいなものがこの本を通して得られるものかと思っていたが、 自画自賛に近い自己満足な文書と、 見出しに合わない支離滅裂な短文が気持ちが悪くリズムが悪い。 吐きそう。 ごめんなさい、 正直よくわかりませんでした。

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    投稿日: 2013.01.01
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    いつの間にか、このシリーズは国民的ベストセラーになったらしい。 週刊誌の連載ものなので、内容はまあ、予想通りの程度のものだが、 たまにはっとするポイントが。 仕事の根本は、誠実と丁寧。 この二つを両立させるのは、品格と姿勢だ。 城山三郎が車内で姿勢をただし続けていた石田元国鉄総裁を偶然見た奥さんの感想を聞いて、 「そういううちでも外でも姿勢がきちんとした大人が昔は日本にいくらでもいたんでしょうね」 あと、鮨屋に子供は座ってはいけない、は前作からちょくちょく出てくる話であるが、ここはやはり面白い。

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    投稿日: 2012.12.27
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    飛行機の機内誌のコラムを読んで好きになった。 筆者の書籍は初めて読んだが、帯に「国民的ベストセラー」と書かれていたため購読を躊躇ったのだが、ますます好きになった。ちゃんとした人である。この書籍が「国民的ベストセラー」なら、もうちょっとこの国は大丈夫なはずだが。。。

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    投稿日: 2012.12.13