Reader Store
かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち
かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち
村山早紀、pon-marsh/集英社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

29件)
3.8
7
8
7
3
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっぱり村山早紀さんの書く言葉はすっごく素敵! ほんとにスラスラ読めるし、読むたびに心がじーんとする。 茜音の健気で明るい感じとか、かなりや壮の住人の優しい思いやりとか、紅林先生や史郎の幽霊で切ないけどそれを思わせない強さとか全てが好きだな!って思った。 シリーズ楽しみです!!

    0
    投稿日: 2025.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    コンビニたそがれ堂、花咲家シリーズと並んでよく読み返すシリーズ。 何度読んでも主人公のしなやかな強さに心惹かれます… 後半にでてくる神宮司さんと谷崎さんのお話のところも泣けてしまう…

    3
    投稿日: 2025.01.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文章が柔らかくて暖かいイメージ。 とにかく主人公や周りの人物が優しくて、常に誰かの為にを思っている。 私もこのような人になりたいと感じた。

    0
    投稿日: 2024.11.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    #66奈良県立図書情報館ビブリオバトル「母」で紹介された本です。 2016.5.21 https://m.facebook.com/events/1549622278670996/?acontext=%7B%22action_history%22:%22null%22%7D&ref_source=newsfeed&ref_mechanism=feed_attachment

    0
    投稿日: 2024.09.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スケッチブックを片手に。 ここまで無責任なことをしているというのに、それでも恨むことなく帰りを待てるなんて凄いことだろう。 現実として受け入れることが出来る人もいるだろうが、夢だと思っていた方が幸せなこともあるのだろうな。

    0
    投稿日: 2023.09.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    クリスマスイブの夜に住む場所も仕事も失った主人公の茜音が、カーレンという少女に出会ったことをきっかけに、洋館のアパートかなりや荘の住人になります。 かなりや荘の住人たちは皆心のどこかに傷を負っていますが、互いに寄り添い合って暮らしています。自分が大変な時でも他人を思いやる優しい住人たちに、心が温まりました。 繊細な性格の母を持ち苦労の多い人生を送ってきた茜音が、自分では目指そうと思わなかった漫画家になるという夢に向かうところまででこの巻は終わりました。 自分に自信が無かった茜音が才能を見出され、未来に目を向けていく様子に胸が熱くなりました。 続巻があるので、まだ深掘りされていない住人のお話も読みたいです。

    0
    投稿日: 2023.03.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ラノベでなくても行けそうなストーリーと構成。茜音と美月以外のキャラのあれこれは? あぁ、次作があるのですね! これは仕入れねばなるまい。住んでみたいぞ! かなりや荘!

    6
    投稿日: 2021.09.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    序盤の出来事が衝撃的で、あまりにもひどいと思ったのですが、それでもめげない主人公がすごい。 この状況でよく絶望しないなと。 だからこそ、素敵な出会いが待っていたのかな。 タイトルにもある「かなりや荘」なんだか訳ありな人が多そうですが、みんな優しくあたたかい。 傷ついているからこそ人に優しくできるのかな。 こんな場所に私も住んでみたいと感じました。 そして天才漫画家の幽霊さん。 幽霊ってものを見たことがないけれど、こんな風に実在?して、話せるなら話してみたい。 憧れの漫画家さんに会えるなんて夢見たいですよね。 シリーズもののようなので、これから主人公が何を感じて何を作るのか、みんなの変化とか、いろいろ楽しみです。

    0
    投稿日: 2021.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ですます調でないことではじめから入り込み易かった。こちらの文体の方がすき。クリスマスがぴったりにキラキラしたり、内側から仄明るく光るような雰囲気が心地好かった。主人公の健気さや良い子の自覚のない所が過剰に眩しすぎて距離を感じたり、才能に自覚がなくて絵に関しては他の前向きさと打って変わって下手だと連発する辺りにちょっと疲れたりしたけれど、これからの展開が楽しみになるような流れを感じた。純粋に善意の話なのかもしれないけれど、徹底した前向きさや考え方は現実を認めない事と紙一重な場合もあるよなあと感じたりもした。

    0
    投稿日: 2018.10.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    繊細すぎる作家である母が家賃を持って行方不明。雪降る寒空に一人残された茜音は少女と出会い、かなりや荘へやってくる。そこは一風変わった人々が集まる場所。固まっていた心が触れ合うことでほぐれていきます。

    0
    投稿日: 2018.04.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    出てくるひとのキャラクターはとてもいいのですが、どうにも主人公の母が心弱すぎて挿し木を背中に入れたくなります。シリーズなのでかなりや荘で主人公には目一杯幸せになってほしいです。

    0
    投稿日: 2017.09.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    母親が家出をし、家賃を滞納していたアパートから追い出され、行くあてがなかった主人公の女の子が、またまた迷子の子を助けた縁で「かなりや荘」という下宿に住むことになる話。 シリーズものでこれから話が展開していくのだが、主人公の女の子は絵が上手く、漫画家を目指して成長していく話になりそう。 かなりや荘には過去に心に傷を負った人たちが住んでいるので、今後その人たちのエピソードも出て来ると思う。 ライトノベルだから仕方ないかもしれないが、ここに住むことになる過程があっさり端折り過ぎじゃなかろうか・・。 そして、高校は卒業してるとはいえ、未成年の子を置いて家出する母親を「いい人だ」というのはどうかと思うので、あんまり入り込めない。 あんまり世間を知らない中学生くらいまでの人向けかなあ。

    0
    投稿日: 2017.08.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館より。 まさかの風早!(笑) こちらのに見知った地名があって正直びっくり。 基本、苦労してる主人公や心に傷をもつ人の話は好きなので(ヒドイ)満足感いっぱいで読了。 主人公の強運に、若干の疑問が浮かばなくもないけど、作者様の書き方が好きなので、あまり不満はない。 シリーズものか~どこまで進むのか、色恋含めて気になる。

    0
    投稿日: 2017.01.04
  • サクセスストーリー

    いきなりの超逆境なのにとってもポジティブな主人公茜音がかわいらしいです。いろいろわけありげな人々がたくさん出てきてこれからがすごく楽しみな滑り出しでした。ものすごく大変な事態が起こっているのに、悲惨さを感じさせません。優しくて強いお話です。まだお話は始まったばかりで、これからの茜音がとっても気になるところです。

    7
    投稿日: 2016.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2016/8/2宝塚西図書館から借りた。 エバンゲリオンの映画版以来かなぁ。 山口県の酒「獺祭」が出て来るのは、しかもスパークリングとは。

    0
    投稿日: 2016.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表紙が見えるように飾られていた2巻を手に取ったら、児童書で見たことのあるお名前の方でした。 マリリンのシリーズを読んだことがあったなと1巻を探して一緒に借りてきました。 って都合よすぎるって言う人もいるかもしれないけれど、私は好きです。 気に入ったので珍しく魔法とか妙な設定とか出てきてない、おすすめよ、と話をしたくらいです。 でも落ち着いて考えるとファンタジーですよね、きっと。 どうやら読んでくれているようなので、感想言い合えたら嬉しいです。

    0
    投稿日: 2016.04.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すごくきれいな物語だと思った。でも、同時に隠れた切なさや悲しみが伝わってきて、胸をきゅっと掴まれたような気がした。それよりもずっとあたたかさや優しさが詰まっているなあとも思った。こんな物語を紡ぎ出せる村山早紀先生は、ただただすごいなあと尊敬してしまった。

    0
    投稿日: 2016.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    村山さんの新シリーズ 風早の町で今回は魔法と言うより幽霊? 村山さんらしいちょっと不思議で優しい話。 主人公の女の子が明るくて優しいしっかりした強い女の子! 幸せになってほしい。

    0
    投稿日: 2016.01.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    クリスマスの夜に家なき子になってしまった不運な少女が、持ち前の出会いと運と幽霊に恵まれ、新たな一歩を踏み出すお話。ふんわりした雰囲気が優しい、心がほっこり温まる物語です。 母のましろ、楡崎さん、大家のマダム、編集者の神宮寺美月に漫画家の幽霊・紅林玲司。脇を固めているキャラクターもまださわりの部分ですが魅力的です。 続編でもっと掘り下げられるといいな。

    0
    投稿日: 2015.06.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    不遇ながらも、出会い運だけは素晴らしく良いという笑顔の似合うヒロインが、かなりや荘の住人となり、漫画家の道を歩む決意をするまで。 ロマンスはナシですが、冬のクリスマスから始まる奇跡の物語のほっこりするストーリーは、悪くなかった。 ただ、ラブ馬鹿な私のニーズとは違った。 http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4473.html

    0
    投稿日: 2015.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    母親が家出をし、アパートを追い出された茜音は、心の奥深くに傷を持つ人たちがあつまるかなりや荘へに住むことになる。天才的な能力を持ち、運命を引き寄せる力のある茜音。彼女が運命を引き寄せる力は、周囲の人をも、明るく前向きにしてくれるような...そんな力です。 続きがありそうな気もしますが(かなりや荘の住人達がどのようになっていくのかも気になるところです。部屋の前の住人である、死んでしまった天才漫画家の幽霊も今後どうなるのか。)なんとなくこのまま完結でも違和感はないかもしれません。 この作家さんのお話には、悪い人も出てこないし、みんな優秀すぎるのではないかな?と思う部分も確かにありますが、この作家さん独特のほんわかとした温かさのようなものがあって、すべてをくるんでいる気がします。それが風早の町のオーラにつながるのかな。

    0
    投稿日: 2015.05.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    心が傷ついた人たちが集うかなりや荘に茜音が招きいれられることにより、みんながどのように幸せになる方向へ進んでいくのか、この後がとても気になります。

    0
    投稿日: 2015.05.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一人ぼっちになってしまった茜音。たどり着いたかなりや荘に住むことになったのは住む人の優しさゆえか彼女の優しさゆえか。きっと両方なんだね。前向きに明るく生きる茜音はきっと大丈夫だと思う。

    0
    投稿日: 2015.04.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全体を通して、あたたかな物語(舞台はほぼ冬だけど) この本は、これから続く物語の序章のような感じ。登場人物がみんな優しい人ばかりで読んでいると、こちらも優しい気持ちになれるような、そんな本です。 とりあえず、焼きたてのメロンパンが食べたくなる…と思います(笑)

    0
    投稿日: 2015.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まさに村山さんという優しい世界が嬉しい。 シリーズものということで、これからの展開が とても楽しみ。

    1
    投稿日: 2015.04.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作家買い。 村山氏の作品にある、柔らかい空気が好き。 微温湯に浸かるような、ほわんとした物語。 シリーズの導入…という事で良いんですかね? 成長の伸びしろがいっぱいある登場人物たちに今後を想像させる終わり方。 これだけいっぱい布石を打ってれば、面白い話がいっぱい作れそう…とか思ってしまいました(。-_-。) 今後に期待して、次作を楽しみに待とうと思います。

    0
    投稿日: 2015.04.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    こういうタイプの小説は初めて読んだ気がします。目が良すぎて、自分の絵を評価できない。主人公の性格は「童話」よりですが、著者の経歴をみて納得。児童文学畑の方なんですね。児童文学からの小説家って、梨木香歩先生とか大好きなので、ちょっと期待。オレンジ文庫ではじめて、シリーズ物を前提に、とあとがきにあったので、続きが楽しみです。

    0
    投稿日: 2015.04.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ただいま!風早の街。 村山早紀さんの、新しいシリーズが始まりました。 舞台は、風早の街の山の手にある、かなりや荘。 マリアさまのようなマダムに迎え入れられた、心に傷を持つ住人たち。 プラス、優しい幽霊。 まだやっと、スタートラインという感じなので、早く続きが読みたくてたまりません。 かなりや荘の近くにある、三日月パン屋さんのメロンパンが、とても美味しそうで、読んでいると、パンを食べたくなってしまいます。 海馬亭や竜宮ホテルに続き、また、住んでみたいところが増えました。 読み終えた後、外はまだまだ寒いのに、心がぽかぽかとあたたかくなります。

    0
    投稿日: 2015.03.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の須賀茜音(すがあかね)も、母親の須賀ましろ、 他の登場人物も、才能あふれる人です。 しかし、才能があっても、どこか心の中に傷を持ち、 寂しさを抱いているように見えまました。 自分の才能を信じられない。 道半ばにして消えてしまう。 その時はよかれと思って進んできたけれど、結果がついてこない。 自分にとって何がいいのか、正しいのか、見えてこなくなることがあります。 読みながら登場人物の中に、自分の姿を映している。 7章の 魔法のハンカチでの神宮司美月(じんぐうじみつき)と 谷崎史郎(たにざきしろう)の会話の所で泣いてしまいました。 じんわりと胸に沁みて。 津軽言葉がよかったのですよ。 物語は始まったばかりです。 今後の茜音や美月たちのこと、楽しみにしております。

    0
    投稿日: 2015.03.23