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倫敦千夜一夜物語 ふたりの城の夢のまた夢
倫敦千夜一夜物語 ふたりの城の夢のまた夢
久賀理世、sime/集英社
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総合評価

12件)
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    サラが意外と大人でびっくり。サラとアルフレッドを応援したくなる。そうするとヴィクター切ないなあ。使えるイイ子なのに。

    0
    投稿日: 2021.03.14
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    19世紀末のロンドンを舞台にしたヴィクトリアンミステリー。名作文学の話や本に関する謎解きみたいなイメージが強かったけど… 今回は最終話で大きくイメージがかわるし、アルフレッドとサラの二人の関係にも、驚かされた。 しばらく続編出ていないみたいだけど…。

    1
    投稿日: 2020.04.23
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    今までの話に貼られていた伏線が最終話で結びついて、新たな謎が・・・、グリフォンて?アルフレッド達の叔父との関係は?カイルはなぜサラの顔を知ってたの?アルフレッドとサラの本当の関係は?このままではヴィクターが当て馬扱いでかわいそすぎる!で、続きは出ていない・・・。大人の事情で出ていないのかもしれませんが、始めた話はきちんと終わらせてほしい。

    0
    投稿日: 2020.03.12
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    19世紀ロンドンを舞台にした書籍ミステリーの2巻目。 前巻では謎と書籍の内容がリンクしていてこれは文学少女的だなあと思ってたんだけど、今巻はお話の内容よりも書籍自体に関わる謎が多くて、ビブリア古書堂的だった。 微笑ましい話が続くなあと思っていたら、ラストの急展開! 対決場面はハラハラさせられた。 いやあ面白い。これは侮れないなあ。 そして明かされる兄と妹の関係。 あーこれは、ヴィクターくんの恋心はちょっと報われそうに無いなあ。 可哀想だけど、めげずに頑張れ、と言っておこう。

    0
    投稿日: 2020.02.05
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    貸本屋を兄と一緒に営むサラ。そんなサラが兄やヴィクターと共に解き明かす、本にまつわる小さな謎が楽しかった。優しい気持ちになれる「答え」が見つかることも多かったし。それに、読んでいるとサラが本好きなのが伝わってきて、この「千夜一夜」に行ってみたくなった。 まだまだ謎の多い兄妹。今後どうなっていくのか気になる。

    0
    投稿日: 2020.01.22
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    シリーズ二作目。19世紀のロンドンで貸本屋を営む兄妹に訪れる日常の謎ものという感じで、周りの人々との真摯で柔らかな関わりにうっかりほのぼの読み進めていましたが、そうだった、この二人ワケアリなのでした。最終話で彼らは連続殺人に関わり、物語はあれよあれよという間に血生臭い展開に。彼らの過去を示唆する部分も少し現れて、目の離せないことになってきました。特にラストの数ページにはちょっと驚かされました。ちょっとミステリのライト文芸レーベルですがしっかり読まされましたし、続きがとても気になります。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    ちゃんと舞台背景を捉えた描写と堅実な登場人物の造形は変わらぬ長所なのだけど 主役3人で完結してしまっている狭さも相変わらず ミステリだから成り立っているが ミステリは味付けなのだからもう少し広がりある登場人物間でのお話が見たいかんじ せっかくのふんいきを活かしきれていないもったいのない作品

    0
    投稿日: 2018.10.19
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    塗り絵の蔵書票、仔犬と少年、背中を咬み荒らされた連続婦女殺人事件とアルフレッドを人質に誘き出されるサラ。一巻にあった知っている本やお料理の魅力が薄れてしまって残念。少ないそれには変わらず嬉しくなった。知らない本なら沢山登場するけれど小さな脇道よりも大きな流れと兄妹の曰く付きな事情の方が本筋みたい?

    0
    投稿日: 2018.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一年ちょっと開いた二巻です。 お兄さんが敵対するものがなんとなく見えてきている(というか分かっていることが分かってきた)ような話、と総括して問題はないと思いますが、最後の1ページのサラの述懐2行でひっくり返りました。 ちょっと待ってソレってあり得るのあり得たらそりゃなんか色々まずいってーか一体どういう家よ!とありとあらゆる想定が頭の中に浮かんでパンク。この話はそりゃ外には漏らせないし超極秘っていうかヴィクターが知らないの当たり前っていうか、女には何にも知らせないはずのイギリス貴族でお姫様のはずのサラが何で知ってるの?とか。 ………この次一年とか待たされたら泣きます。

    0
    投稿日: 2016.09.19
  • 文学と紅茶とお菓子の香りが漂う中での謎解き

    何気無い謎から始まる1話目、少しだけ孤独な少年の未来が変わった2話目。短編の最終話では兄妹たちとヴィクターが大ピンチに陥ってしまう大活劇となります。 それにしても、相変わらずヴィクターはアルフレッドから犬扱いなので気の毒になりながらもクスクス笑いながら読めるのが楽しい。 ヴィクター君は愛しいサラの為にものすごーく頑張るんですけどね。 英国のお茶とお菓子がしょっちゅう出てきて、美味しそうでたまらず、読んでいる途中に紅茶とお菓子を買いに走ったほどでした(笑) 巻末に、そうだったのか~とびっくりして終わるので続きが気になります。

    4
    投稿日: 2016.09.19
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    一巻で面白いと感じだのだだが、2巻目はあまり話が進展せず、サラの気持ちが見えないだけに物足りなさありだった。とはいえ、ラストの作品で謎の多い兄妹の一片がかいまみえて、続刊が気になる。 短編2本と、中編一本 3話目はかなり気持ちの悪いお話だった。アランポーに影響されすぎ? 気に入ってます。 http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5216.html

    0
    投稿日: 2016.08.08
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    表紙のイラストは嫌いじゃないのだけど、兄妹の背景にある事情の深刻さや、物語に出てくる殺人事件などにはイメージが可愛らし過ぎなのでは?この兄妹は、ただ仲が良いと言うだけの関係ではないのね。その点ビックリ。ヴィクターは当て馬なん?

    0
    投稿日: 2016.04.29