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総合評価

154件)
4.3
68
50
24
3
0
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    ☆4 何回読んでもオチどうだっけ・・・?って思っちゃう。 この間2回目読んで、そんで・・・オチどうだっけ? でもノートに☆4って書いてあるからおもしろかったんだろうなぁ。

    1
    投稿日: 2012.08.29
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    <poka> アンドロイドの未来というか、人類の宇宙進出の未来を考えさせられます。 地球上の人類は、やっぱり地球でしか生きられないのでしょうか。 <らいおんまる> aiboが欲しいですぅ。

    0
    投稿日: 2012.08.19
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    SFは好きだけど、支配される側にもする側にもなりたくないな。 AIの論理的な考え方、綺麗事だけじゃ世の中解決しないと思うし…。 物語で人が変わっていくっていう設定は嫌いじゃないが…なんだろーこの不全感。

    1
    投稿日: 2012.07.26
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    マシンがヒトに変わって地球を跋扈する未来の話。新宿で食料を盗んだ「僕」は美しい女性型アンドロイドに追われ、圧倒的な強さの前に敗れ、囚われてしまう。アイビスと名乗る彼女は「僕」に物語を話すために「僕」を捕らえたという。そうまでして彼女がロボットや人工知能を題材にした6つの物語を「僕」に聞かせる意図とは? 第1話「宇宙をぼくの手の上に」 ネット上で集まったSF好きが掲示板であれこれ意見を出し合いながらリレー小説を書くという話。その仲間の1人が現実世界で殺人を犯してしまい自殺しようとしていた。彼を助けるためには・・・ 第2話「ときめきの仮想空間」 実際に物事を体験したように実感のある仮想空間。現実とは違う自分を演じることができる世界。そんな仮想空間でナンパされた少女は始めてのデートにワクワクしていた。やがて現実世界でも会うことになるのだが・・・ 第3話「ミラーガール」 小学校3年生の時にクリスマスプレゼントとして父親が買ってきてくれたおもちゃ。それは鏡の中の女の子と話すことができるものだった。会話を続けることで徐々に語彙が増え、成長していくAI。そのおもちゃを親友だと思いそう接した彼女のお陰でそのAIはやがて・・・ 第4話「ブラックホール・ダイバー」 物理学が完成した遠い未来。人類はかつて研究のためにブラックホールの境界面に送ったAIを搭載した基地があった。今もデータを転送してはいるが、物理学が完成した今となっては特に意味も無い。彼の唯一の仕事といえるのが時折やってくる"ブラックホール・ダイバー"といわれる自殺志願者の今生最期の相手をしてあげることだった。そこに1人の女性がやってきた。基地のAIは人類が決めたAI条約に基づき彼女を止めることはできない。しかしそのAIは彼女をなんとしてでも止めたかった・・・ 第5話「正義が正義である世界」 女子高生の彩夏はある日突然メル友の冴子から「信じられないと思うけど、私はあなたとは違う世界に住む人なの、そして今私の世界が滅びそうなの」というメールを受信する。普通は仰天するところだが、彩夏は前から薄々気付いていてあっさりそれを信じて受け入れる。果たしてどういうことなのか・・・ 第6話「詩音が来た日」 少子化により人口ピラミッドが逆転した老人大国日本。介護人不足を解消するために介護アンドロイドの詩音が試験的に介護老人保健施設に導入された。詩音の介護の腕前はもちろん良いのだが、ある弱点が露呈する。それは患者たちとの会話である。「私」はロボットにユーモアなどを教えなければならないのだ! 第7話「アイの物語」 そしてアイビスが語った最後の物語。それはアイビス自身の物語。ヒトとマシンの真実の物語・・・ どれも濃厚な話ですね。元々バラバラだった話を短編集としてまとめて繋げただけみたいなんですけど、そのわりにすごく上手に話が繋がってて感心しました。第7話がそれまでの6話の総括みたいになってるところとか。普通の短編集よりも楽しく読めます。僕は特に5,6,7話が好きですね。 人間らしさってなんだろう?信仰ってなんだろう?正義とはなんだろう?と考えさせられます。 この作品はSFのていをしているだけでSFではないです!(あるいは僕がSFに疎いだけで、他のSF作品もこういったモノが多いんでしょうか?) 「君は語り部だから。物語を愛する人だから、理解しているはず。物語の価値が事実かどうかなんてことに左右されないということを。物語には時として事実よりも強い力があるということを。他の人には理解できなくても、君にだけは分かるはず。私はその可能性に賭けて、君に話をしているの」 「ええ。あれはみんなフィクションだけど、真実よりも正しい。私はそう思ってる」 「僕たちはフィクションの中で生きていたんだ。」 僕の思想や理念、観念といったものが揺るがされました!(Amazonのレビューにあった”今の平衡感覚を失う”ていう表現がぴったりです!) SFが好きじゃない人も、SFだとは思わないで手に取ってみて下さい。 これはヤバイです!すごい面白かったです。是非是非是非読んでみて下さい!

    0
    投稿日: 2012.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い(8+2i)。 物語の中で語られる7つ物語。それはある意味で短編集と行っても良いかもしれないが、どれも面白い。 本編を含めて、8つの物語が完結する。 "アイの物語" アイというのがカタカナというのが意味ありげ。 Iは私。 EYEは目。 愛はヒトがもつ複雑な感情。 数学的にiは虚数。 AIは人工知能。 あいは名前。 作者は読み手を誘っています。 読み終えた後、あなたの心はYグレードが芽生えるかも。

    0
    投稿日: 2012.04.30
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    人間とロボットの支配関係が逆転した未来のお話。 パターンとしてはよくあるかんじのSFですね。 成り行きで主人公の人間の青年が、アイビスという女性型ロボットの 語る物語を聞く羽目になる。 彼はロボットによる洗脳を疑いつつも彼女の話を聞き続ける。 その結果、彼が知ることになる真実とは… アイビスが語る6つのフィクションとアイビス自身についてに実話の 計7編から成る連作短編集とも呼べるかな。 個人的には第6話、最後のフィクションが一番好きだったかな。 アイビス自身の話はちょっと難しすぎてね(^^ゞ SFを読む時の一番の障害はやはり「設定がうまく伝わるかどうか」。 難解な文章や単語があまりにも羅列されてると読む気が失せてしまう。 逆に無いとSFっぽさがなくなるしね。 正直に言って、この本は前者でした。 なんとか最後まで読んだけど、何度も途中で読むのを諦めそうになった。 わたしにはちょっと難しかったです。

    1
    投稿日: 2012.04.08
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    現代版アシモフ的な位置づけの作品。 とてもよく練られた設定にうまく話を乗せている。 希望を持って未来を描いたSFとして評価できる。

    0
    投稿日: 2012.03.21
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    友達に紹介したいけれど、題名を口に出すのがちょっと恥ずかしいです。 内容はとても面白いのに。 この題名を、友達に、口に出して勧めるなんて。 惜しいです。 本当に惜しいですが、評価をひとつ下げて、星5つということで。

    0
    投稿日: 2012.03.11
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     仮想と現実、人間とロボット、論理と倫理などをテーマにした複数の短編(レイヤー2)と、それらを包括してヒトを導く語り部の物語(レイヤー1)が交互に展開。  ひとつひとつの短編が異なる世界観とキャラクターで描かれるので、取っ付き難さが付きまとう。さらにそれらを繋げる物語もあるので、読み飛ばす訳にもいかない。結果読み切るのにずいぶん時間を要してしまった。  けれど時間が掛けただけの価値はあった。私自身(レイヤー0)の実生活にも影響を与えそうな程、語られる言葉には力がある。また読み返したい。  『ブラックホール・ダイバー』がお気に入り。

    0
    投稿日: 2012.03.11
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    まともに読んだSFはこれが初めてかもしれない。「詩音の来た日」は、老人介護の現場がリアリティのある筆致で描かれており、はっとさせられる。 わくわくした。面白かった!ライトノベルってこんな感じなのかな?という平易な文体で読みやすい。

    0
    投稿日: 2012.02.14
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    『SFが読みたい!』2007年版国内編第2位の印象が強かったので、ハヤカワではなく角川文庫であることに戸惑った。連作短篇集というのだろうか。7つの短編と、それらを包括する一つの長編から成っている。人間味のある、日本人作家のSFってことで、どことなく梶尾真治や菅浩江と同じ匂いを感じた。各短編は好きな感じだが、まとめた長編が好きになれず。人類は完璧なものではなく、更に超越した存在が主役になるというのは、目当たらしい展開とは思えなかった。おそらく優しい結末なのだけれど、短編の感じが好きなだけに満足できず。筆者の他作品にも手を出してみようかな。

    0
    投稿日: 2011.11.03
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     遠い未来。人類は衰退し、ロボットが地球を支配していた。物語を語り継ぐ「語り部」である僕は、ある美しい女性型アンドロイド・アイビスに捕えられ、施設で世話を受けながら夜な夜な物語を語り聞かされる。それはロボットと人類の歴史に関するある秘密を解き明かす物語だった。なぜアイビスは「語り部」である僕に物語を語るのか。  人類とロボットの関係を描く壮大な物語。7つの短編描き出す未来の千夜一夜物語。  上記のようにアンドロイドが語る物語という設定で、7つの短編の合間に僕とアイビスによるインターミッションが挟まれ、一つの物語を作り上げている。収録作品は「宇宙をぼくの手の上に」「ときめきの仮想空間(ヴァーチャル・スペース)」「ミラーガール」「ブラックホール・ダイバー」「正義が正義である世界」「詩音が来た日」「アイの物語」。最後の2編が書き下ろしだ。  様々な媒体に発表された短編にも関わらず、インターミッションでうまく繋げることによってまるで最初からこの本のために書かれたかのような違和感のなさ。  それは恐らく作者の山本弘がしっかりとテーマ性をもって作品を発表し続けてきた証拠だろう(収録作品の発表年代は1997年~2005年、単行本刊行は2006年)。  様々なテーマを内包しているが、最も大きなテーマは自意識を持ったマシンと人間の関係である。本書に登場するマシンは自我を持って行動しているが、そのマシン同士の会話などは人間には理解できない用語が頻出する。映画やアニメで人間と同じように喋り考えるロボットを見慣れている身では面食らってしまう。  そう私たちがSF作品を鑑賞する際、とかく忘れがちなのだけど、人間でないものが人間と同じように思考するわけはない。  人間が認識できない数・虚数iをマシンは認識する。だから考え方や意識も違ったものになってくる。ではその時、人間とマシンの間にどのような差異が生まれるのか。それが本書の大きなテーマだ。  機械の思考という主題をSF界の巨匠スタニスワフ・レムも「GOLEM XIV」という作品の中で扱っている。「アイの物語」の中にも「GOLEM XIV」を思わせる描写があるし、レムの同編が収録された作品集の邦題が『虚数』という事を考えるとやはり山本弘はこれをずいぶん意識しているのだろう。  山本弘は作中であるマシンに語らせている。「私たちから見ると、ヒトの思考や感情は平板である。虚数軸が存在することに気づかず、実平面にへばりついている。そのため彼らの思考は、小さな山さえ飛び越えることができず、すぐに袋小路に陥る」と。  では、そんな人類とマシンはどのように共存していけばいいのか。もしくはできないのか。  「語り部」の僕はやがて真実をみつけていく。  悲しい歴史を繰り返しながら、人類とマシンは共に歩んでいく。答えはとても簡単なことなのに、人類はまだ気付かない。  タイトルで「アイ」がカタカナになっている所がもちろんポイントだ。  この物語は「アイビス」の物語で、「i(imaginary number=虚数)」の物語で、「i(=私)」の物語であり、「AI(artifical intelligence=人工知能)」の物語である。そしてもちろん、「愛」の物語だからこそ、読後に大きな感情を得られるのだ。SFでしか得られない大きな感情を。物語の持つ力が突き動かす感情を。

    0
    投稿日: 2011.10.26
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    「ヒト」という種から進化した「ロボット」という存在。 人間の不条理や不合理性を排し、人類史を俯瞰することによって、更なる高みへと突き進むロボットの世界観を紡ぎだす著者の手腕に脱帽。

    0
    投稿日: 2011.10.03
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    人間とロボットが友情を育み、愚かな人類にかわりロボットが理想的な未来世界を作るという、おめでたい話。こんなの何十年も前にアシモフが書いてんだけど(懐かしいなぁ、ダニール・オリヴォー)、現代性(=萌え)も加味されてて、そこそこ面白かった。

    0
    投稿日: 2011.09.20
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    題名のイメージからして恋愛の物語かと思ったら(まぁ確かに相容れない愛ではあったけど)、SFだったのね。 会話が、独特でイメージ無視・厳密に定義しすぎ・数値化しすぎの言い回しによってAIの本質を捉えてて面白い(i表現は使えない)。 「ヒトと同じ」感情を持たせたら、もはや人間のロボットに対する特権はなくなっちゃうスカンクの誤謬。ヒトは自分より上位の存在がいた経験がないですからね。 スケール大きくていい!

    0
    投稿日: 2011.09.10
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    ヒトの創りだした人工知能はヒトの夢を紡いでいく。それはヒトが肉体を持つ故に叶えられなかった夢。非常に美しいSF作品でした。面白かった。

    0
    投稿日: 2011.08.20
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    違う背景を持つもの同士が分かり合う難しさ。 現実と想像の境目を見極めたからと言って得る事は少ない。 評価色:紺

    0
    投稿日: 2011.08.03
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    ヒトとマシンの千夜一夜物語。テーマは「ヒトとマシンのあり方」。転じて、論理的、倫理的思考しかできないマシンとの対比から、不完全で不寛容なヒトの本質を紡ぎ出す。なんて言えばいいのか、あまりにも本質的すぎて言葉が思いつかない。 物語の力を信じる全てのヒトへ。

    0
    投稿日: 2011.07.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    強いメッセージ性があり、考えさせられることの多い小説でした。 短編の編成が良いため、主人公である「僕」に限らず 読者( = ヒト)にとってなかなか受け入れにくい話を、順を追うことで無理なく受け入れられように構成されていると思いました。 この構成を説得力を増すための技術と言ってしまえば少々冷めた言い方になりますが、読み手と作中のキャラクタを徐々に納得させていくという核となるストーリーが設けられているため、短編集を読む際に求められる極端な頭の切り替えが必要なく、短編集にやや抵抗があるような方にも読み易い作品となっていると思います。 それぞれの短編は「科学技術と人間の関係」を通じて「ヒトの本質」を上手く表現していると思います。 筆者は科学技術に精通しているのみならず、ヒトをよく理解している方であろうと思いました。 そして、筆者の人間観 強いてはその弱点を表現する力に長けているため、私も本作を読みながら自分自身を振り返ってしまう場面にしばしば遭遇しました。 特に印象的だったのは、[詩音が来た日]の中で、 論理的帰結として、「全てのヒトは認知症で、症状に程度の差があるだけである」と述べられていたことです。 印象的であるばかりでなく、深く感心させられました。 自らも、そして全てのヒトがそれぞれ自己の認知症を理解することができたならば、他者の攻撃による痛みや自意識からくる闘争心からも開放されて楽に生きることができるかもしれません。より現実的にヒトを救う信仰となりうる説であるように思います。 ただ、自己の認知症を理解できないことが認知症の特徴であるとも挙げられている通り、ヒトが自己の整合度の低さを正しく理解するという望みは薄く、上の論理の提言はヒトへの諦めとか許容の始まりといったことなのかもしれません。 争いを起こさないその答えとして、「自分がして欲しくないことを、隣人にしてはならない」という原則が述べられていました。 論理的にも、倫理的にも満足に足るものであると。 私もその言葉が含む意味とその防御力を理解したつもりではありますが、この「隣人」はどのように定義したらよいのでしょうか? 全ての人間・・。動物は?、植物は?? 生命が、他者を捕食することによって成り立つ以上、「隣人」をこの話の中で述べられているように定義することは不可能なのではないでしょうか? また人間同士で争いがないという状態をもって、「倫理的である」と捕らえることは正しいでしょうか? 隣人の定義を拡張していくと、どこかに必ず境界線が引かれます。全ての人間に満足できる境界線は存在するでしょうか? そもそも境界線を引くこと自体が、「自分がして欲しくないこと」となることはないのでしょうか?? 倫理の世界で、生命は既に大きな矛盾をはらんだ存在であるとうかがい知れます。 アンドロイドはこの矛盾を超越した存在として語られています。 現実にこういった存在が現れたとき、ヒトは、生命はただ許容されて存在するものなのかもしれません。 ヒトの想像力、夢を語る力の素晴らしさを語られてはいるものの、作中終盤では詩を作っているアンドロイドの存在が書かれていました。 ヒトの存在意義はとってかわられていくものなのかもしれません。 仮に、作中でアンドロイドがヒトに示唆した共存や共栄への希望は結局のところ洗脳に過ぎず、本書がいずれ生命社会がアンドロイドに許容してもらうことでしか生きる道がなくなっていくという予言のようなものだとすれば、慧眼としては余りある悲劇に驚愕するばかりです。 ヒトが生命を超え、倫理的な高みに登るような話があれば読んでみたいと思いました。

    0
    投稿日: 2011.06.13
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    読み終わり。山本弘はファーストインプレッションが良くなかったからどうかなと思っていたんだけど、存分に面白かった。物語のはなし。ちょっと瀬名秀明の夏の博物館を思い出した(どんな話だったかは例によってさっぱり思い出せない)解説に書いてた詩羽のいる生活も読んでみよかしら

    0
    投稿日: 2011.06.02
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    おもしろかったです。 わからない専門用語は適当に流し読みしても問題ない親切仕様。 『詩音が来た日』が特に好きです。

    0
    投稿日: 2011.05.27
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    人に薦める本は?と聞かれたら、間違いなくこの本を薦める。 短編集なのに、全てが繋がっている。 SFなのに、メッセージ性が一貫している。 ディストピアなのに、ユートピアである。

    4
    投稿日: 2011.03.08
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    人類が衰退し、マシンが君臨する世界。 美しき女性型アンドロイド・アイビスに捕まった僕は、彼女からロボットや人工知能に関する物語を語られる。 彼女の真意は何か? 七つの物語の先に見えてくるものとは? 機械とヒトとの新たな関係を描く、未来の千夜一夜物語。 貴方は何を読み取りますか?

    0
    投稿日: 2011.03.02
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    ロボットに言われるとすごく説得力がある。ヒトの欠陥。 人類の未来を書いたロボットものでこれ以上の物語が書けるだろうか。

    0
    投稿日: 2011.02.25
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    とてつもないスゴ本。アンドロイドが語る、機械とヒトの千夜一夜物語。「物語」の力を信じるあなたへ、そして「物語」の力を信じたいあなたへ。とにかく騙されたと思って読んでほしい。一夜にして世界の色が変わる、そんな読書体験を全ての方に。

    0
    投稿日: 2011.01.27
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    中学時代にアシモフ・クラーク・ハインラインに染まった身としては、どうも日本のSFは読む気がしなくて。読んでも小松左京あたりだったのです。 しかもここ最近、SFそのものからどんどん離れて行って、そんな訳で日本のSF何て読むのは本当に久しぶりという気がします。 なかなか面白い設定だけど、どうも広がりが無いよな。この設定なら、全世界を舞台にして、同時的に話を進める方法も取れるし、その方がスケールの大きな話になるのに・・・・・なんて思っていたら、ラストに見事はスケール感で圧倒されました。 内容的には全く違うけどクラークの『太陽系最後の日』を思い起こしました。 久しぶりに私の好きな(未来はきっと良くなる的な)SFを読んだ気がします。

    0
    投稿日: 2011.01.19
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     インターミッション→物語→インターミッション→物語以下繰り返しという形式で進行していく過程で主人公の心理的変化がみられることがとてもおもしろかった。交互に物語が展開されるという形式は村上春樹の世界の終わりとハードボイルドワンダーランドにみられるが、著者の場合「物語」がすべて異なるということだ。7つの短編集+本編で大きな一つの物語になっているとっていいだろう。心動かされ、考えさせられることが読書の真髄だとすれば、本書はまさにそれにうってつけの本であろう。

    0
    投稿日: 2011.01.10
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    ロボットが支配する未来、主人公はアイビスというマシンに物語を聞かされる。 未来の千夜一夜物語です。短編集として読んでいると、徐々にアイビスの目的が明らかになっていきます。 「詩音がきた日」以降が圧巻。 「ヒトの夢、フィクションの海は、私たちの故郷なのよ」 ロボットものや人工知能ものが好きな方以外に、「物語ること」に少しでも思い入れを持つ方に、ぜひ読んでほしい一冊。泣けました。 「火星展」を見に行った時、展示の冒頭に火星人を扱った古典「宇宙戦争」の原書が飾ってあったのを思い起こさせられました。火星探査への憧れはここから始まったのだ、と。 夢、フィクションから始まる現実というのは、胸を打ちますね。

    0
    投稿日: 2011.01.04
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    「アイの物語」5 著者 山本弘 出版 角川文庫 p68より引用 “現実逃避?笑いたければ笑うがいい。 確かに〈セレストリアル〉という船は実在しないかもしれない。 しかし、クルーの結束や信頼や友情は、 まぎれもなく実在するのだ。” と学会会長でありSF作家である著者による、 SF短篇連作。 主人公にアンドロイドが物語を聞かせ、 物語の間に主人公とアンドロイドの対話が進む形で進行します。 上記の引用は、 第一話の締めの一文。 良く出来たフィクションは、 実体験よりも人の心に響くと言うことを、 色々と形を変えてこの本の中で語られています。 第五話「正義が正義である世界」についてですが、 ゲームを子供の頃から遊んでいる私としては、 非常にあちらの世界にあこがれる所があります。 MMORPGをプレイされる方なら、 この話に面白さを感じやすいのではないでしょうか? 読後感の気持ちいい一冊です。 ーーーーー

    0
    投稿日: 2010.12.22
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    SF小説を読んだのは初めてだったのですが、Battlestar Galacticaのサイロンと人間の関係やサイロンのresurrection shipのことなんかも思い出されたりして、かなり引き込まれました。 特に「詩音が来た日」がよかったです。 SF好きな夫も絶対好きだと思うので、是非英語翻訳版も出してほしいです。

    0
    投稿日: 2010.12.21
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    そこは遠い未来。人類が隅に追いやられ、ロボットが繁栄を極める世界。 主人公である青年(少年)は食糧を盗んで逃げる途中、美しい女性型アンドロイドに出会い捕らえられる。 気付くとアンドロイドの住む街の病院の一室。 アンドロイドを否定する彼にその女性型ロボット「アイビス」は「話をしたい」と訴える。 奇妙に思いつつも彼女の語る物語(フィクション)に耳を傾ける主人公。彼女の真意とはなにか?なぜマシンが地球を支配するようになったのか?そして最後に語られる話に潜む誰もが知らなかった真実とは・・・?今、SF千一夜物語が始まります。 おもしろい。うん。なんかの雑誌で伊坂幸太郎が好きな本3冊とかに挙げていたんで読み始めてみましたが、こういう近未来というかSF的な話はひさびさに読んだような気がしますがいいもんですね。 今のところ今年で一番です。まだ2月だけどw

    0
    投稿日: 2010.11.13
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    「アイの物語」は山本弘のロボットものSFの連作短編集。高評価する日本のSFは何だって言うと、僕の一押しはこの本。 特にこの短編集のなかの「詩音が来た日」が素晴らしい!出来たばかりの人型ロボットの「詩音」が介護老人保険施設にやってきて、老人の世話やチューターである語り手との会話や読書を経て人間との関わり方や自分の使命を考えるという話。 世界で起こっている「虐殺」に代表される人類の愚行を考察のきっかけとして「詩音」はヒトを「総認知症」とみなすんだけど、ありがちなロボット物のようにだからヒトはロボットより下等だなんて方向には行かない。 「常に論理的かつ倫理的に正しく行動したい」という詩音は、ヒトとの共存を目指してヒトの肉体ではなく心を救うという結論に達する。これって本当はヒトが導き出すべき答えなんじゃないかな。著者の主張はそこにあるんだと思うな。もっと論理的かつ倫理的に考えて行動しようよって。 「アイの物語」是非一度読んでみてください。すごく良い本だと思います。

    0
    投稿日: 2010.11.04
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    人類が衰退し、マシンと呼ばれる機械に世界を明け渡してしまった未来。 人間は機械の目を盗み、食糧や物資を奪うことでなんとか生き延びている… 食糧を盗んで逃げる際、美しい女性型戦闘用アンドロイドに見つかり、捕まってしまった青年。 しかし彼女は青年に危害を加えるつもりは無いらしく、それどころかケガをした青年に治療を施します。 動けない青年のベットの横で物語を語って聞かせる美しきアンドロイド。 それは人間と機械の交流を描いた、はるか昔の物語… テーブルトークRPGが好きで、山本弘さんの名前は以前から知っていたのですが、本格的なSF作品を読むのは初めて。 人間とロボットの戦い。 果たしてロボットに心はあるのか? といった古典的なテーマも含まれていますが、 果たして人間はそれほど優れた生き物なのか? という疑問にスパッと切り込み、アッと思わせる結末で締めくくっています♪ アンドロイドから見た人間の評価というのがとっても興味深いです。 ちょっと後半、格闘ゲームの描写が多いのには辟易しましたが、共感できるところも多々ありました。 何より、「物語」の持つ力について書かれているところには強く同意!! 日本のSFも頑張ってるなぁ☆ 他の作品も読んでみたくなりました♪

    0
    投稿日: 2010.08.10
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    SFネトゲ好きな人はツボだろうなぁと。設定やらシチュエーションやらとても身近に感じた。アイは女性視点だけど物語は男子向けな感じ。

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    投稿日: 2010.08.05
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    人工知能(AI)の話。ロボットの限界がうまく表現されていたと思う。 SFはあんまり読まないがこの著者のだけは別腹。 「神は沈黙せず」ほどではないがそれに通じる部分があって面白かった。 いつもこの著者のすごい想像力には脱帽させられる。

    0
    投稿日: 2010.07.25
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    短編を聞かされて、そこから真実を受けて入れていくお話。 まさに主人公と同じように話を聞いて、 その話を通して想像して、 最後に真実のお話が語られて。 SF的には良くある設定なのかもしらんけど、 短編一つ一つのクオリティが高くて飽きないし、 最後の結末も興味深かった。 人間の限界に気づいた時、 人間はその限界をしっかり受け止める事が出来るのかな。

    0
    投稿日: 2010.07.23
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    人とロボットとをテーマにした連作短編集。 あまりSFを読まないからかもしれないけれど、こんなに深く真正面からロボットを扱った話は初めて。 特にロボットの意識感覚についての記述は面白かった。ロボットの意識が人間とは違う方向に発達して、人とは理解できない領域に達してしまう、というのはあり得ない話じゃないかもしれない。 それと、一つ一つの話は人とロボットの話なんだけど、全体としてみると、同時に物語を語ることそのものがテーマでもある。千夜一夜物語と同じような構図で、ここではロボットが人に対して人とロボットの話を語る。 何かを物語ることは、他人に自分の中の何かを伝えようとすることで、何かしらを相手と共感したい、ってことだと思う。だから、ロボットが人に何かを物語るってことは、それこそ人とロボットとの一つの物語ってことなのかもしれない。

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    投稿日: 2010.07.09
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    本書は1体の女性型ロボットが5つの物語を1人の少年に読み聞かせるという体を取っており、その1つ1つが独立した物語として楽しめ、最終的にある大きな物語へと繋がってゆく。 人とロボットのふれあいというありがちな展開ではなく、多角的な視点で仮想現実やAIをより"現実的"に捉えており、中でも「詩音が来た日」(詩音=ジオンのモジリ?)はオススメ。

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    投稿日: 2010.06.30
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    読み進めて行くうちにこれは短編集なんだなと思っていたらやはり各所で発表した作品を集めてストーリーテラーに語らせたという形式の短編集だった。 バーチャルな出会いやAIが人の心を持つことは20年前なら「斬新」、10年前で「普通」だったと思うが、このタイミングでは少し出遅れている感を感じてしまうし、古典的なSFのように感じてしまう。 ただひとつひとつ話が組み上がって行く様を楽しむ娯楽作品としては楽しめるだろう。

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    投稿日: 2010.06.28
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    山本弘さんの作品はこれで二冊目。 前に読んだのは詩羽のいる町とはまるで雰囲気が違って、驚きました。 荒廃した世界に、主人公の頑な先入観、アイビスの不思議なキャラクター。 アンドロイド(AI)とヒト、被創造物と創造者という立場から、共存というテーマが 7編の短編を通して描かれています。 必ずしも共存に理解は必要ない。 理解できない事も許容できる寛容さ、それが大事なのだと。 そう諭すように語るアイビスに、ヒトの理想像が確かに見えました。 手に汗握ったり、大声で笑ったり、涙が流れる。 そんな一冊ではありません。 でも、静かだけど、確かに心を打つ力を秘めている一冊だと思いました。

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    投稿日: 2010.04.08
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    久々に本を読んで感動した。 こんな愛に溢れた話は人間には毒だ。 酸素だって100パーセントは毒であるように、美しすぎる倫理論は人間にとってまぶしすぎる。 物語の力、フィクションで在ることの強さ。 書き綴ったのは人間  この矛盾 異なるモノを許容する事 多分みんな心の中の片隅にあると思う 答えは出ているが 実行することの難しさ 無意識下で行えるようになれば・・・ 理想的結末に至れるのかもしれない 3プラス10i

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    投稿日: 2010.04.07
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    自分と異なるものを、拒絶するのではなく、ただ許容する。 ヒトのコミュニケーションの限界を示唆しながら、その壁の向こうの希望を感じさせるSF作品です。

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    投稿日: 2010.03.29
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    物語の力かあ。確かにこの物語には、世の中を変える力があるかもしれない。 詩音の告白も、フィーバス宣言も、アイビスの言葉も、納得してしまった。 ヒトのコミュニケーション能力が極めて低いことに、実はもうみんな気付いているんだと思う。でも結局、ゲドシールドの内側は心地いい。 『理解できないものは退けるのではなく、ただ許容すればいいだけのこと。 それだけで世界から争いは消える。』 とのこと。そうかもなあ。 他の山本弘さんの小説を読んでみようと思う。 世の中を変える力に触れてみよう思う。

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    投稿日: 2010.03.24
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    いや凄い。 何の予備知識も無いまま、殆ど偶然的に手に取った本だったと云うこともあり、予想以上に色々吃驚した。 人と云うもの、一番の魅力。抱える自己矛盾。理想と現実。キレイ事と云われるものすら、創りだすのは人自身。その事実。 物語の力=人の力(数少ない美点)。 読者が、作者に愛されていると感じることのできる物語。 すごい!すごい!すごい!

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    投稿日: 2010.03.13
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    間違いなく名作。 「詩音が来た日」が特に秀逸の出来で、思わず涙してしまった。 人の心を持たないはずのロボットの方が、かえって人の心の本質を知っている。夢物語には違いないが、素敵な話だなぁ。 p.385より引用。 「彼女は優しく、しかし確信をこめた口調で言った。 『正しい部分も悪い部分も含めて、あなたのすべてを許容します』」

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    投稿日: 2010.03.10
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    「衰退した人類の生き残りの少年と、地球の支配者となったアンドロイドの交流を通して、異種族間の理解と物語の力、人類の存在の意味まで語りきった異色作」 というと大上段な感じだが、短編集を独自の味付けで編み直して、人類の想像の産物としての人工知能を作者なりに意味づけたようなお話。 おそらくは普段から作者の考えていることがかなり一貫していて、様々な問題のある現実と、夢物語としてのサイエンスフィクションとしての解決に同様の理論、理想論があるから、このようなお話に編み直せるのだと思う。 このお話の中で「バカの壁」的に人類の限界が示されるのだが、衰退した人類の突きつけられる限界としては苦さが無く、腑に落ちる感じが面白い。 力が足りなくても、万能ではなくても、それを嘆くばかりでなくやれることをやろうという気にもさせてくれる、良作でした。 短編集として、一番印象に残った話をあげようかとも思ったけれど、短編部分もそれぞれの良さがありながら、やはりこの本は、こう編まれたから心に残るのだと、思うのですよね。

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    投稿日: 2010.02.21
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    新しい年が明けたけど、年賀状もおせちも無いお正月はさしずめ『門松は冥土の旅の一里塚めで度くもありめで度くも無し』といった具合。 その年頭に読む、衰退した人類に代わりマシンが支配する未来のお話。これが深い。 食料を盗んで逃げる途中に女性型アンドロイドに捕獲された“僕”。 アイビスと名乗るそのアンドロイドは、僕に対しロボットや人工知能に纏わる7つの物語を読み聞かせる…。 題材以外に関連性もない物語は、しかし、マシンと人の歴史の真実を少しずつ露わにする。 6つ目の「詩音が来た日」で介護用アンドロイドが辿り着いた結論に唖然とし、最後の「アイの物語」で語らえるマシンの価値観と行動に慄然とする。 ヒトが如何に非論理的で非倫理的であるかが浮き彫りにされ、これからどれだけ経ってもヒトが達することはない高みがあることを思い知らされながら、それでもヒトがヒトとして生きる美しさと未来への可能性を示唆する。

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    投稿日: 2010.01.11
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    アンドロイド「アイビス」が人間の少年である「僕」に対して、アンドロイドと人間の関わりについての物語を聞かせる。それらの物語は単純にアンドロイドと人間との関係を綴ったものではなく、アンドロイド自身や人間自身の存在そのものについても示唆に富む。 「理解できないものは退けるのではなく、ただ許容すればいいだけのこと。」

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    投稿日: 2009.12.30
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    悪くはないし、一つの疑問をひたすら追い求めて、それに論理的な回答を出すという形式はカタルシスを感じさせるものだったけれど、やはり『神は沈黙せず』と比べてしまうと…すこし陳腐に思えてしまうところもある。

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    投稿日: 2009.11.16
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    [関連リンク] 404 Blog Not Found:感無量 - 書評 - アイの物語: http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51262311.html

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    投稿日: 2009.08.07
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    機械が地上に君臨し、戦いに敗北した人間は細々と暮らしながら衰退しつつある、数百年後の未来。 コロニーからコロニーへ流浪する一人の「語り部」は、ある日うつくしい女性型アンドロイドに捕らえられる。 彼女の名は、アイビス。 アイビスは「語り部」に、遠い過去に人間が作った物語を読んで聞かせる。 それは、人間とアンドロイドや人工知能との物語。 彼女が物語を聞かせる、真の目的とは? 機械と人間との、ほんとうの歴史とは? はたして、物語は人間を救えるのか? 機械とヒトの千夜一夜物語。 とにかく、アイビスの語る物語の一つ一つが面白い。 共通しているのは、「物語とは」そして「AI(人工知能)とは」という問題。 後者は、「人間とは」という問題と表裏の関係にあると言えるだろう。 げんに、小説は終盤になると、この「人間とは」という問題に迫ってゆく。 知的存在としてのヒトの限界はどこにあるのか。 それに対する答えは、衝撃的だった。 ここ1〜2年で読んだ中で、もっとも素晴らしく感動した小説でした。 おすすめします。

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    投稿日: 2009.07.05
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    長いけど、すぐ読めました。一つ一つは独立した物語ですが、終着点は全て同じ。機械とヒトの物語。面白いです。

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    投稿日: 2009.06.14
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    人類が衰退してマシンが君臨する世界。アイビスという名のアンドロイドに捕えられた主人公。そしてアイビスは物語を読んで聞かせる。物語の合間にアイビスと主人公の会話があります。人間の本質の痛い所をついてます。物語の力やアイビスのセリフは印象に残りました。アイビスを通して人というものを客観的に見る事が出来ます。全体を通して著者の試みは成功していると思います。

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    投稿日: 2009.05.26
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    ヒトが衰退しマシンが栄える未来の地球。 面白かった!! 「神は沈黙せず」の難しいイメージがあったので警戒してましたが一気読み。 布石を打って遠回りして意外な所に落とす!の趣向は似てましたがこちらの方が断然面白かった。 不思議なリズムのマシンの会話もなんか良かった。 なんかもう、人間馬鹿でスイマセンって感じ。

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    投稿日: 2009.04.15