
総合評価
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powered by ブクログ新撰組の隊員が持ち回りで自分の視点から、新撰組の歴史の一部を語る長編。結構一隊員の語りが短く、10人程度が時間を変えて何度か登場。時期による心持の変化が見えるのも面白い。 ただ、かなり土方よりのアンチ近藤なので、勇好きの人には微妙かもしれない。やっぱなんとなく、勇はちょっと単純だけど、やるときはやる男の印象があるので、若干違和感あったかな。
0投稿日: 2011.07.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
色々な人の視点で描かれた新選組の物語。 既に書き尽くされた感がありましたが、こういうやり方があったとは……。 巻末に参考資料が掲載されていたりして出展がわかりやすいです。 読みつつ今まで読んだ新選組物の登場人物が交互に思い出されました。 木原先生の「天まであがれ!」 岩崎陽子先生の「無頼」 大河ドラマ、三谷幸喜先生の「新選組!」 佐藤彦五郎さん視点とか、井上源三郎視点、永倉新八視点とかおもしろかったです。
0投稿日: 2011.07.16
powered by ブクログ秀逸な群像劇だ。 日本の歴史のクライマックスである幕末をよく描けていたと思う。 新撰組の隊員一人ひとりの個を通すことによって、全体を描く。 よって、主観がころころ変わるわけだが、それがまったく気にならず、逆にそれにより、深く新撰組という個に感情移入ができたと思います。 いやー、面白かった。。
0投稿日: 2011.05.19
powered by ブクログこれまでに幕末及び新選組を題材にした作品をいくつか読んできたが、この『新選組 幕末の青嵐』はかなり秀逸。主格が43回も変わるのに、話のテンションも雰囲気も維持したままで、とても読みやすい。特に、新選組の隊士だけではなく清河八郎や山岡鉄舟、鵜殿鳩翁など浪士組結成に関わった人や新選組結成初期に暗殺された芹沢鴨のモノローグが新鮮でおもしろかった。
0投稿日: 2011.05.09
powered by ブクログ青春小説を読んでるような感覚だった。その名を轟かせた新撰組のメンバーも実は普通の悩みを抱える青年なんだという印象。燃えよ剣よりも一人一人にスポットを当ててる分一人一人が身近に感じるし、より最期は哀しみを感じた。 木内さんの著作は初めて読んだけど、この人の書く文章は好きだと感じたので、茗荷谷の猫も読んでみようかな。
0投稿日: 2011.04.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公が度々変わると視点が絞れず散漫になりがちだと思うのですが、そんなことは全くなく、逆に新鮮で楽しめました。 新撰組の小説はたくさんあって、目新しさはありません。それだけに、新撰組ファンのツボをよく押えていて、泣き所が満載。小説書くぐらいだろうから、作者も当然新撰組ファンだと思われますが、それがよく伝わってきます。「あー、そうだよー。土方はこういう人なんだよねー」とか、何度も頷いては泣いてたり。ひさびさに号泣した一冊でした。
0投稿日: 2011.04.11
powered by ブクログ最初はいまいちかなと思ってたけど、読み進めるうちになかなか、、、 止まらなくなった。土方歳三好きですから。 直木賞作家のデビュー作。
0投稿日: 2011.04.10
powered by ブクログ龍馬派の私。この作品を読み、新撰組の印象がガラッと変わった。 その時代を精一杯生きた若者の姿が映し出されていた。
0投稿日: 2011.03.19
powered by ブクログ江戸での出会いから、京都へ上るいきさつ、新選組としての活動。つぎつぎに視点を変えて、時代の推移を追っていきます。 江戸では跡を継ぐ立場にない若者達が行き場を求めてあえぎ、どう転ぶかわからない時代の流れに乗ろうとしていました。 近藤勇は愚直で人がよく真面目で、養父を素直に尊敬していた。 頭がいいとは言えないが、幕府に一途に忠義を尽くす。武士になりたいと公言し、無理と笑われても言い続けていた。 土方歳三は鋭い目をして剣の才もあるが、ひねくれ者で何をやっても落ち着かない、居場所のない人間だった。京都まで行って、水を得た魚のように、見事な采配をふるうようになる。怖がられる存在として隊をまとめるために、周りとはうち解けない。 沖田は無邪気で何も考えていないようでいて、時には人を見抜くような鋭い視線を向けてくる。 三人は最初から無二の親友といったつきあいだったわけでもないという書き方だが、どう事情が変わっても信頼を貫き、他から見れば際だった絆があった。 まったく個性の違う隊士たちが、お互いに向ける視線も面白い。 鬱屈を抱えた破滅的な芹沢鴨。 平凡だと自分では思っているが、冷静で豪胆な永倉。 知的で穏和な人柄だが、どこか弱さがある山南。 兄のように試衛館道場の皆を見守る穏やかな井上源三郎。 新選組乗っ取りを狙っていた高慢で端正な伊東甲子太郎。 真面目で誇り高い若者・藤堂平助。 剣が第一で、寡黙で孤独がちな斎藤。 いい加減に立ち回ろうとする者も。 苛立ち、勇気、疑惑、嫉妬、決断、悲壮、信頼、慚愧、感嘆。 息詰まるような空気を表現して、臨場感があります。 精いっぱい生き抜いたさわやかさも。 北へ向かった土方の一人でも軍を動かせる有能ぶりと、鬼の副長だった肩の荷を下ろしたかのような優しさ。そんな土方に信頼を伝える斎藤。 小姓の市村に兄へ遺品を届けるようにと命じて戦場から離れさせる土方。 思い出しても泣けてくるよう。 2003年に書かれた作品。
4投稿日: 2011.03.05
powered by ブクログいくら木内とはいえ、歴史に疎すぎる私には読めないだろうと思っていたら、すごくおもしろく読めた。 誰もがとても魅力的で、視点がころころ変わるにも関わらず迷子にならずについていける、なんて読みやすく面白い! 勉強してから読んだらもっともっとおもしろく読めるんだろうな。 また読み返したい一冊!
0投稿日: 2011.02.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久々に物語世界に没頭した新選組作品。超おもしろかった! 特に、思春期に出会った司馬新選組がファースト新選組な私にとって、木内氏の人物造形は司馬氏のものを踏襲されている部分も多くて受け入れやすい。 とはいえ、二番煎じにとどまらない異なる面白さがあって、その最大の魅力は、各章ごとに視点を変えて進んでいくという構成にあると思う。 一つの事象も、受け取る人が違えば、それぞれに見え方は違うのだということ。当たり前のことだけど、その現実を浮き彫りにしていると思う。 同時代の作家だけあって、社会に対する現代的な感覚が随所にちりばめられていて、共感できる部分も多かった。 あと、司馬氏の燃えよ剣はスピード感のある時代劇を見ている感覚、一方、木内氏の幕末の青嵐は丁寧に掘り下げた点と点を繋いでひとつの物語に仕立て上げた印象。 あんまり面白かったためツイッターでちょこちょこ途中経過での感想をつぶやいていたんだけど、以下、その時の呟きまとめ。 (2011/2/2) まだ読み途中だけど、「新選組幕末の青嵐」おもしろい!一章ごとに人物を立て、視点を変えながら、試衛館時代から鳥羽伏見まで順を追って話が進んでいくというめずらしい構成。山南、永倉、原田、藤堂といった新選組の中心になった人物たちの輪郭が知りたいひとにおすすめな感じ。 あとこの作品は近藤さんが比較的良く書かれている。燃えよ剣を読んでいる途中の相方には「なんで土方が近藤にそこまで執着してたのかいまいちわからん」と言われちゃったけどさー。司馬作品だとそう思っちゃうよね… 良く書かれているといえば、山南さんもそう。というかこの小説は、章ごとに視点を変えることによって、同じ事象・人間でも、立場や人間が違えば受け取り方も変わるのだ、ということを描いているんだよね。一方では評価が低くても、一方にとっては心揺さぶられるほどの出来事だったり、というような。 あと自分的に大事なのは、土方と沖田の解釈が、司馬氏とそれほど大きくはずれてないってとこ^^ やっぱりファースト新選組が司馬作品だっただけに、ここは重要。私にとっては史実が一番大事ってわけじゃないの(あくまで人物解釈の範囲内において。歴史的事件が間違っているのは嫌だけど;)。 どの章も、現代に通じる悩みや葛藤を描いていて、すごく共感できる。立場が違っても、「わかるわかる」っていうのはあるよね。特に、山南さんがすごく人間らしい悩みを抱いていて。要するに、あの個性極まる人間が集った集団にあって常識人すぎたのがいけなかったんだな…と。 (2011/2/7) 最近忙しいからというのもあるけど、あまりにおもしろいのでちびちびと大切に読んでる木内昇「新選組 幕末の青嵐」。ようやく山南さんの最後まで到達。山南さんの性格や物の考え方、だからこそ辿り着いてしまった結末に、ひどく納得させられた。 司馬氏の小説では割と軽くすっとばされた感のある(笑)、山南さんの心の揺れだとか内面の軌跡をきっちり丁寧に描いていて、納得と共感、同時に涙がでる。あと、山南さんを兄と慕っている総司との関係がよいです。 燃えよ剣は、時代劇を見ているみたいに流れるように物語を引っ張っていき、読んでてスピード感を感じたけど、幕末の青嵐は、流れる感じよりも、丁寧に掘り下げていった点と点をうまく繋げてひとつの物語に仕立てているって感じ。 なにより、自分と同時代の作家が書いているので、すごく共感できる部分も多い。登場人物の抱く悩み、感じる閉塞感、焦燥感など「自分のことか、これえええ!><」と思ったりする。登場人物たちの「ままならない日常」に、自分を重ねるサラリーマンは多いと思う(笑)。 あと木内氏の人物解釈が個人的に肌に合う。基本的には司馬氏の造形を踏襲しながら、新しいなという部分もある。近藤土方沖田原田辺りは従来通りだけど、原田と同系列に描かれがちな永倉が、ここでは常に冷静なリアリストでありながら情に深いというキャラ。従来より2割増しかっこいい^^ そして土方さんと総司の関係がいい。司馬氏の土方と沖田が好きな人はぜひ。池田屋で喀血して昏倒している沖田を見たときの土方さんの反応は見もの^^ (2011/2/8) 幕末の青嵐、油小路の辺りまで読了。電車内だというのに、藤堂の最後にうっかり涙が出そうになった…;伊東絡みの話になる後半では、斉藤がいい味出してる。むっつり一匹狼な人斬りなんだけど、気付かないうちに変化していた内面に自分でうろたえるさまが(笑)。 (2011/2/9) 幕末の青嵐、昨日、ベッドの中で総司が死ぬとこまで読んだ。総司が近藤たちについて行った理由がわかるところや、剣で一番になりたかった彼が今際の際に最後に到達した境地について語る場面で泣けて泣けて仕方なかった。木内さんの沖田大好き。ベッドの中で読んでてよかったな〜。目が腫れてる(笑) 帰宅途中、幕末の青嵐読了。最後の章が彦五郎さんなのはずるいずるい(;∀;)彦五郎さんの優しい目線で振り返られてしまったものだから、涙腺緩みっぱなしじゃないか〜(´Д`)久々にどっぷり浸かって満足感の残る読書だった^^ つか、伏線の張り方がうまくてさ。ある章で出てきたたわいないエピソードが、あとの章で別の視点からさりげなく出てきて、静かな感動を呼び起こすエピソードに繋げてたりするの。 あと、複数の異なる人間の異なる生き方を、よくもまぁここまで同時平行的にきちっと書けるよな…。頭の中で、一人一人かなり緻密に作り込んでる気がする。歴史上の人物だからベースは既にあるとはいえ、すごいことだよ。
0投稿日: 2011.02.10
powered by ブクログ視点をくるくると変えつつ独白で綴る新撰組は初めて読んだ。斎藤一の造形がすこしありきたりな感じだが、資料も無く、やむをえまい。
0投稿日: 2011.02.07
powered by ブクログ新撰組が辿った道を時系列に、近藤、土方、沖田、井上、山南など様々な人の視点から語られています。 沖田の描き方が特に面白い。 こんな若者だったんだろうなと納得できます。 山南が伊東甲子太郎ととのことで落胆するところなど、読み応えがありました。 基本的に土方歳三を中心に置いてるので、土方ファンには気持ちのよい作品です。
0投稿日: 2010.09.19
powered by ブクログ各章ごとに視点が変わる珍しい新選組小説。単純な熱血漢として描かれがちな人物たちもなんだか屈折した感情を持っていて深みがある。 やっぱり総司を大事に思っている土方さんが断トツに好きです。
0投稿日: 2010.08.06
powered by ブクログ「新撰組」とひと括りにされがちデスが、 集団である以上、個人の集まりであり 当然 想いはそれぞれ違ってるわけで。 各人の観点から「新撰組」を捉えたお話。 歴史物というより青春物って感じでシタ。 ワタクシ的には斎藤さんの描きかたが、かちょよく思えまシタ。 あと芹沢さんの長所を初めて知ったのがちょっとした収穫かも(笑。 これまで歴史に興味なかったかたにはダイジェスト版みたいに新撰組の経緯が判るのでは? ってほど 良く言えばスピードある展開でシタ。
0投稿日: 2010.06.09
powered by ブクログ中学生の頃に司馬遼太郎さんの「燃えよ剣」を読んで以来の新選組好きですが、本書は新選組初心者(?)の方にもおすすめの一冊かと思います。 各章(?)ごとに主体を変えて、物語が進んでいくのですが、それぞれの視点での思惑や、人に対しての評価が異なるのが面白いです。 読みやすく、不器用な彼らと、一つの時代を共に駆け抜けたような読後感です。 本書の中では、個人的に斎藤が良かったです。特に最後の方での土方との場面はグッときました。
5投稿日: 2010.06.05
powered by ブクログ色々な人物の視点での短編が連続して物語が進んでいく。新選組の主だった面々だけでなく、支援した人、上役などの視点も絡んでくるので、それぞれの内面や人物評が面白かった。 特に土方・永倉さんの視点や立ち位置、考えが格好良い。そして沖田・井上さんの視点でじんわりした。池田屋・原田さん視点、池田屋で固まって黙り込んだままの土方さんを見て軽口をたたいた原田さん。それに井上さんが激高した時のセリフが、今までに読んできた池田屋事件のシーンにはないもので特に印象深かった。
0投稿日: 2010.06.02
powered by ブクログ身分をのりこえたい、剣を極めたい、世間から認められたい―京都警護という名目のもとに結成された新選組だが、思いはそれぞれ異なっていた。土方歳三、近藤勇、沖田聡司、永倉新八、斎藤一…。ひとりひとりの人物にスポットをあてることによって、隊の全体像を鮮やかに描き出す。迷ったり、悩んだり、特別ではないふつうの若者たちがそこにいる。切なくもさわやかな新選組小説の最高傑作。 読みやすく、面白い。心理描写がうまく、切なくなるような書き方。 筆者が女性ということで、司馬遼太郎の『燃えよ剣』よりも、心に入り込んでくるような文章だった。 新撰組の流れや人物像を把握してから読むといい
0投稿日: 2010.05.19
powered by ブクログ読んでいて、胸が熱くなりました。 新撰組のそれぞれの面々が各章ごとにピックアップされていて、 それぞれが格好良く描かれていて、改めて新撰組の魅力を感じました。 特に土方、齊藤が格好良かった。 不器用ながらも、情に篤い。 そんな人柄が一冊通して、伝わってきました。 実は、新撰組を題材にした時代小説を読むのは、これが初めてだったのですが、 丁寧に描かれていて、引き込まれるように読み切りました。 読み終わって、グッと来るものがありました。 良い一冊を読めた、そう思います。
0投稿日: 2010.04.19
powered by ブクログ人物それぞれの目線が折り重なってひとつの大きな話になっている感じ。 永倉さんと土方さんの関わり方がすき。斉藤さんのかっこよさもつぼでした。それまで持っていた新撰組のイメージと少しずれていて、そこがよかった。 土方さんかっこよろし…!
0投稿日: 2010.02.25
powered by ブクログ04年、単行本のときに読んだ。多摩〜鳥羽伏見までの出来事を、色々な人物の視点から書いた物語。隊士の等身大の若さを感じる爽やかさがあり、その年の大河ドラマの流れや若々しさとイメージが重なりました。読みやすく面白かったです。あまり歴史モノ読まない人にもおすすめ。
0投稿日: 2010.02.17
powered by ブクログ新撰組が辿った道を、様々な人の視点から語られる。 永倉の視点で描かれたものをあまり読んだことがなかったので新鮮。 間違わないで、思い描いたことをまず現実にする。というのが印象に残った。
0投稿日: 2010.02.11
powered by ブクログ新撰組ものはなんだか食わず嫌いで読まなかったが、すんなり読むことができた。次々と視点が変化して読みづらいかと思ったけれど、読み進めるうちにそれぞれに感情移入し読みやすかった。それぞれの立場から構成させるため、どの人物にもそれぞれ利があるのだということがよくわかった。それがこの作品に深さを与えているだろう。理由・思想は様々だが、皆が自分の気持ちに正直に幕末という波乱の時代をかけていった。そんな姿にさわやかな風を感じだ。最後をしっかり語らないことでなおさらそういった余韻を残してくれている。幕末の青嵐というタイトルの意味が最後によくわかった。
0投稿日: 2010.01.30
powered by ブクログ余り期待してませんでしたが、面白かった! 新撰組モノはハズレが多いんですが、これは良かったです。 土方、斎藤がひたすらかっこいい。 沖田の描き方もワタシ好みでした!
0投稿日: 2010.01.26
powered by ブクログ読みやすく、面白い。とても素敵な作品だと思います。 解説で女性が書いてると知ってなんだか納得しました。どこか優しく切ない小説です。
0投稿日: 2010.01.14
