
総合評価
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powered by ブクログ後半になればなるほど面白い、第1作と同じ。 やっぱりこういう法螺吹きは欧米には勝てません、緻密な科学的事実の上に妄想するのだからいやはや。続編も一定の熱量を維持するというのはなかなかに難しいのに、それをやってのけてます。 続きを読まないといけませんな、これは。 しかし人類はほんとにそんなに目を瞠る存在なのかな?現下を見るにその自信はなく。。。
0投稿日: 2025.11.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「星を継ぐもの」を再読してから新たに読んだ。 ガメニアンの登場から、ワクワクさせられた。 難しいところも多かったが、生きてきた場所も違えば、生きている動物も植物も違う、人格も変わるというのは面白かった。 今だけでなく将来を見据えると共存は難しいよなと思った。
0投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログ前作『星を継ぐもの』でさまざまな驚愕の遺物を発見した人類は、遂にファーストコンタクトへ……。 ガニメアンが草食動物のなのは惑星ミネルヴァの生物進化の過程で、肉食動物が衰退した為。 進化して宇宙を旅するようになったガニメアンにとって、生存競争の修羅場である地球は〈悪夢の惑星〉。 でも、トラブルによって遥か彼方の時を超え姿を現したガニメアンたちも、自分たちの星の行くすえを知って愕然とする。 そして謎はホモサピエンス登場へ…… 超ヒット作『星を継ぐもの』の続編はこのあともう一つある。前作同様に、この文章に慣れたらグッと面白くなるから、次も期待。
4投稿日: 2024.09.01
powered by ブクログシリーズ2作目。 進化をテーマに描かれているみたいで、人類の起源も驚きの視点で明かされている。 テーマが壮大過ぎて、ハラハラドキドキ感が少なくて中々のめり込む事ができませんでした。 しかし、最後でのダンチェッカーによる考察は流石! 素晴らしかった。
22投稿日: 2024.02.29
powered by ブクログ前作を読んでから一年後に読んだので前半は記憶を辿るのに一生懸命だったが、中盤以降一気に引き込まれた。最後の種明かしはメモしながら読まないと理解できないかも。 自分の運命と対決できることが示されたと悟り身を引く優しさ ハントとダンチェッカーがうまくいくようにガニメデに飛ばしたコールドウェル
1投稿日: 2024.01.21
powered by ブクログ本シリーズが上梓された1970年代は米ソ冷戦の最盛期で、日本は経済大国となっていたが、日本や日本人はとうとう描かれない。ヨーロッパの人間から見たら異星人みたいなものだったのかも。
1投稿日: 2023.12.17
powered by ブクログ『星を継ぐ者』の続編で、ガニメデにかつて存在した知的生命との邂逅と、人類のルーツにフォーカスされた話。 生物学の話がメインなので生物学の難しい話が結構続くんだけど、細かい内容はなんとなく分かればストーリーとしては理解できる。 生物として全く異なる進化をして異なる性質を持った知的生命体と比較することで、人間の性質や文化の特徴を炙り出している感じだった。 この小説では攻撃性は人間の特徴とされているから、宇宙戦争みたいなものは起こらず、あとがきにあったようにどこか牧歌的で平和なSFだった
0投稿日: 2023.07.23
powered by ブクログ前作『星を継ぐもの』はルナリアンの謎解きがメインだったけど、今回は異星人ガニメアンとのファーストコンタクト物。 思ったより障害の少ない交流に拍子抜けしたけど、異星人との交流はワクワクしたし、前作で明かされてない謎も明らかになって今作も面白かった。
0投稿日: 2022.12.28
powered by ブクログ4.0 前作で謎のまま残っていた人類、ルナリアン、ガニメアン、三者の関係が明らかに。ガニメアンの紳士的な行動に涙。
0投稿日: 2022.08.31
powered by ブクログ古典SFの名作『星を継ぐもの』の続編で、「巨人たちの星」シリーズの第2作。 月面で発見された5万年前の"人間(ルナリアン)"の死体のルーツを解明する中で、これまで信じられてきた"人類の起源"が大きく覆されることとなった前作。解明の立役者となったヴィクター・ハントやクリス・ダンチェッカーを始めとした科学者らは、木星の衛星ガニメデで発見された2500万年前の異星の巨人(ガメニアン)の宇宙船を調査していた。ガメニアンはなぜ、地球の動物を惑星ミネルヴァに運んでいたのか?化学的なプロセスでは自然に選択的に取り込まれることのない放射性同位元素を組み込んでいる、(ルナリアンを含む、地球の動物を祖先とする)ミネルヴァの動物が共通して持つとある"酵素"は、何を示唆しているのか?(...etc)―――今は無きミネルヴァで起こった出来事は、謎に包まれたままであった。 そんな中、太陽系外から謎の飛行物体がガニメデを目指して接近してくる。それは、遥か昔にミネルヴァを発ったガメニアン一団を乗せた宇宙船の帰還だった―――。 前作『星を継ぐもの』を読んでから1年半も間を開けてしまっていたので、前作を参照しながら読まないといけないと思っていたのだが、本作の中でかなり丁寧に解説してくれていたので、前作を読み返す必要がほとんどなかった。相変わらず丁寧なテキストで読み易く、読者に優しい異端のハードSF(笑)。 秘められたルーツを探求するという、知的好奇心を刺激する主題は変わらず、今作はガメニアンという異星人と邂逅する「ファーストコンタクト」要素が目玉となっている。(本作のタイトルのとおり、)このガメニアンが本当に心優しくて癒される。最近触れて印象に残っているファーストコンタクトものの異星人が、"Search and Destroy"(劉慈欣『三体』)だったり、意思疎通不可の自然災害的なもの(スタニスワフ・レム『インヴィンシブル』)だったり、容赦なく殺戮する火星人(ティム・バートン『マーズ・アタック!』)だったので尚更に。(アンディ・ウィアー『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の"ロッキー"は心優しい異星人だったが、あれは個人間の友情の印象が強かったな。)さすがにガメニアンのように"闘争"や"競争"を捨てるのは無理な話だが、彼らの思いやりや心遣いを見て、現代人には今一度我が身を振り返ってもらいたい。 「ミネルヴァから姿を消したガメニアンはどうなったのか―――。」まだ明されていない大きな謎。それは『星を継ぐもの』のプロローグで描かれた、とあるルナリアンとガメニアンのワンシーンを伏線にして、次の物語で解き明かされるものと期待している。
0投稿日: 2022.06.12
powered by ブクログ「星を継ぐ者」の続編で三部作の第二編は、2500万年前に姿を消した人類に比べて巨人な異星人、ガニメアン達との遭遇の物語。基本、人類が存在してるのは奇跡で素晴らしい存在だから未来は明るい〜だから頑張ろうと言ってて、その点ちょっと鼻につくけど、ベースとなる科学知識の弄び方は現在でも存在感を放っている。
2投稿日: 2022.05.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと過去に起こった謎を調べていたのに、彼らの一部が今も生きていて、目の前に現れた時の驚きはすごいものがあっただろうなと思う。平和的な交流が行われて技術や歴史の情報共有もなされたのに、ガニメディアン達が話したがらない過去の事実が最後まで明らかにならず続きが気になって一気に読んでしまった。交戦的なルナリアンはどこか自分たちとは違う野蛮な人種だと思って見ていたが、その血が地球人にも連なっておりその特徴ゆえにここまで劇的な進化や技術発達を見たというのがとても面白かった。
0投稿日: 2022.05.05
powered by ブクログ「星を継ぐもの」に大きな感動を覚え、続編の本作も手に取りました。 前作はミステリー要素が強かったが、本作は異星人との邂逅・交流を中心としたハートフル(?)な内容になっており、温かい気持ちで読むことができた。一方で、これまでの謎がしっかり解明されており、読み応えも充分あった。 オススメのSF小説は?と聞かれたら、星を継ぐものとセットで是非紹介したい、そんな素敵な作品でした。
1投稿日: 2022.04.06
powered by ブクログ人間関係の描写ちょっと増えて、前より小説っぽくなったかな、でも一作目を読んだときの面白い!って感じは少なくなった。巨人が登場しちゃったからかなぁ、もう死んでるチャーリーをめぐっての話だったから一作目は面白かった。
0投稿日: 2022.03.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作『星を継ぐもの』を読んでから少し時間が経ってしまったためこれまでの話はうろ覚えだったのだが、それにもかかわらず没入して読んでしまった。 異星人との遭遇は、地球人以上に攻撃的か狡猾な異星人との対立や戦いが描かれているものが多いが、これは温厚な異星人と平和に交流するのがいい。話の早いうちにファーストコンタクトがあり、その後の交流により様々な謎が解き明かされ、巨人たちと人間の違いが明らかになってゆく。 この本で描かれているのは異星人とのファーストコンタクトではなく、巨人を通じて描かれる地球人=人間そのもの。それゆえに母星を失った巨人たちは、暖かく受け入れら新たな定住地となるかという地球を去ることになってしまうわけだが。 巨人たちの選択は希望を持てるものではなかったが、残された地球人には彼らの行く末の希望を知ったという展開も良かった。
0投稿日: 2022.02.01
powered by ブクログ「星を継ぐもの」ほどダイナミックなストーリーの発展の先の「なるほどそういうことか」感はないけど物語の背景として一定の謎解きがなされて最後にはまた大きな謎が示されて終わる。全体として次の「巨人たちの星」への繋ぎの場面と言ってもいいのだろうか。ゾラックが「月は無慈悲な夜の女王」に出てくるコンピュータを思い出させるが小説としてはこちらの方が遥かに楽しめた。
0投稿日: 2021.11.20
powered by ブクログ名作「星を継ぐもの」続編。 心優しい異星人の登場、人類の起源は? 惨虐で、好戦的な人類を罪の子、彼らの失敗作として、また、暖かく見守る異星人の存在。 まさにSFの醍醐味。素晴らしい。
0投稿日: 2021.11.08
powered by ブクログ途中挫折(~P93/319)。モチーフ的には面白そうなので「未知との遭遇モノ」を読みたくなったときに再読したい
0投稿日: 2021.10.17
powered by ブクログ『星を継ぐもの』に続く「巨人たちの星シリーズ」第二弾。前作では異星人にまつわる謎が残されたが、当のガニメアンたちが2500万年の時間を越えて現れ、人類とファーストコンタクトを果たし、様々な事実が明らかになっていく。 地球の科学力を遥かに上回り、かつ友好的な地球外生命体が現れたら、というシミュレートをやっているようで、とにかくガニメアンとの邂逅が楽しい。ユーモアを解する人工知能ゾラックとのやりとりも面白くて好き。しかし、ハントとダンチェッカーがあらゆる分野の科学的検証を総合して謎解きをしていくミステリー要素は健在。ラストには前作を超える衝撃が待っていた。そしてまた大きな謎が立ち上がり、続編へ引っ張られる感じが最高。
0投稿日: 2021.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
audiobookにて。 シリーズを読み始める前は謎だったタイトル。読み終わった今、巨人の優しさが思い起こされ心に沁み、続編『巨人の星』のタイトルを見て期待で胸がドキンとする。名作。 展開された理論の全ては理解できなかったから、いつかゆっくり読み返したいな。
0投稿日: 2021.07.24
powered by ブクログ『星を継ぐもの』の続編。 ハントとダンチェッカーがガニメデでガニメアンの遭難した宇宙船の調査を続けているところに、はるか昔からガニメアンの宇宙船がやってきて、まさかの「生きた」ガニメアンと邂逅する。そこから人類とルナリアン、ガニメアンの関係について明らかにされていくスピードと内容とに圧倒される。すごく面白かった。 SF音痴の私が『星を継ぐもの』を楽しく読めるのは、人類や科学への前向きで明るい展望を、「よりよく」発展していくのだろうという希望を、作者が感じさせてくれるからなのではないかと思う。 人類と異星人の邂逅が、こんなに平和で友好的に描かれる作品って、あんまりないんじゃないかな? たとえばハリウッド映画で宇宙人が描かれたら、大体敵対するとか、襲ってくるとか、そういう感じになるのでは? 読んでいくと、後々明らかになるルナリアンとガニメアンの関係とか、悲しいというか刺さるものももちろんあるんだけど、全体を通して、科学技術、未来への期待を感じるから、かえって読後感が複雑なものになるところもあり……。 キューバ危機や東西冷戦をのりこえた時代に書かれたものであるという事が、戦争が無くなり、若者が戦争に行かない代わりに宇宙開発、宇宙へ冒険心を向けていたという描写などに、現代の実情を重ねて辛い気持ちになる。 現実へのがっかり感。 せめて、物語の中で夢を見たいね。
0投稿日: 2021.06.09
powered by ブクログ星を継ぐものの続編。前作で明確にされていなかった人類の成り立ちや、ミネルヴァで何が起こったのかなど、ガニメアンとの交流を通して明らかにしていくお話。 前作を読んですぐに読んだため、スムーズに話に入っていけました。メインキャラクターはそのままで新たな謎に挑んでいく形で非常にワクワクしました。 当然ですが、前作を読んでない人にとってはいまいちよく分からない内容になってしまうかなと思います。 ガニメアンとの遭遇からテンポよく話が進み、一気に読み進めてしまいました。最期の終わり方もなんとなく希望を残した良い終わり方だったかなと思います。 前作が好きな方であればきっと楽しめるお話ではないかなと思いました。
0投稿日: 2021.06.06
powered by ブクログ星を継ぐもの」の続編です。前作の衝撃的な終わり方で2作目である本作には読む前から相当な期待感が有りましたが、前作の印象が強すぎるせいなのか本作のモチーフが前作中でも話題であった地球人の起源で新鮮さに欠ける為なのか、ちょっと残念感のある作品でした。 前作からの情報としては、 1)かつてミネルヴァという惑星があり現在の地球の衛星である月はその衛星だった。 2)ミネルヴァには2千5百万年前にガニメアンンという巨人が高度な文明を形成していた。 3)ミネルヴァは二酸化炭素濃度が限界を迎えつつあり惑星の天候改良か別の惑星に移住する必要があった。 4)約5万年前ミネルヴァに別の人類ルナリアン同士の戦争が勃発し惑星ごと消滅した。 5)現在の地球人はルナリアンの生残りが起源である。 本作は前記、特に5)を起点としており木星付近で偶然に遭遇した天候改造実験に彼方の星に向かっていたガニメアンとの交流を中心として地球人の起源解明に注がれております。 作中、科学者の難解な推論シーンが多く少しゲンナリしますが壮大な物語の魅力に巻き込まれて項が進みます。 本シリーズは4部作ですので早速次作「巨人たちの星」に取り掛かります。
0投稿日: 2021.04.18
powered by ブクログ本当は優しくなかったらどうしようと思いながら読んだ、杞憂だった。裏切らない続編、おもしろすぎてやばい。
0投稿日: 2021.04.15
powered by ブクログ『星を継ぐもの』の続編。ガニメアンとの邂逅が描かれる。続編の常として第一作ほどの勢いは無いものの、それでも第一級の面白さ。巨人たちの性格には、作者の優しさが現れているように思う。続きが気になるのでシリーズを一気読みしてしまいたい。
0投稿日: 2021.04.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何回読んでもラストいいよね、ぶっちゃけ二部作完結でいいような気がするみたいなことを書いてあったが消えたので再登録。検索がamazonとリンクしてるせいか電子書籍ばっかり出てきて文庫の方が出てこなくてひどい。
0投稿日: 2021.03.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ガニメアンが地球人の戦争など、理解出来ない物に歩み寄る姿勢がほんとうに優しくてほんわかする。地球人の闘争心とか探究心とかが誇らしくもなる。読んでて嫌な気分にならないのとっても良い。 自分は地球人だからガルースとは全く思考回路が違うのだろうけれど、それでも希望のない宇宙に飛び立つって選択を自分なら出来るだろうか……って考えてしまう。親戚の罪を被るために家族を犠牲にするって選択を難しくしたものって考えたら本当に選べるかなあ……。 遺伝子学には疎いし、酵素についてはド素人で理解が難しすぎた……。進化論がダーウィンの物をベースにしているのだと思う……。少なくとも彼らの言う進化論はそう。だけど、それだと鳥のような空を飛ぶ生物が発生しないわけがないとは思うんだけど。逆に言うと、ミネルヴァの生物の進化の歴史を見て、地球のダーウィンの進化論と同じ内容の物が導き出されるのはありえない気がする。
0投稿日: 2021.03.11
powered by ブクログ「星を継ぐもの」の続編。 人類の前に2500万年も前の異星人ガニメアンが現れる。この時点でもう面白い...。人工知能の助けを借りながら意思疎通をし、人類側の謎、ガニメアン側の謎と双方の謎解きが始まる。 ガニメアンの設定も、彼らが進化してきた惑星の歴史を説明しながら納得のいくようにできていたし、思いつきではない、かなり入念に練り込まれた設定なのに感激。よくこんな話を作れるわ...。 双方の謎を解き明かしていく過程、描写も興奮する。めちゃくちゃよかった。
3投稿日: 2021.02.09
powered by ブクログ「星を継ぐもの」の続編。前作ほどの衝撃はないものの、前作では語られなかった、現生人類誕生の秘密について、驚くべき事実が明かされる。
0投稿日: 2021.01.27
powered by ブクログめちゃくちゃ面白かった…前作で骨で見つかった巨大な宇宙人との遭遇。 生活環境、進化により性格が決まる、というのが後半とても効いてきてすごい。
0投稿日: 2021.01.07
powered by ブクログ前作最後で胸熱展開となった、ルナリアン達の生への執着が、今作では凶暴さや闘争心という形で解像度を上げられたひねりに唸る。なるほど、そうきたか...とはいえ作品全体を包んでいるのは人類への信頼なのだが、素直に受け止めきれない違和感だけ、どうしようもない笑
0投稿日: 2020.12.10
powered by ブクログ前作は月の死体は誰なのか、というわかりやすい謎が最序盤に示されたが、今回それにあたるのは酵素。なんとなくだがその由来も想像できるし、オチまで引っ張っていくにはツカミが弱いと言わざるを得ない。 今回謎解き要素より面白く感じたのはガニメアンの成り立ち。体質や性格が二重三重に裏打ちされた設定で示され、説得力がものすごい。 スーパーテクノロジーや宇宙人が出てくる古い作品は今読むとと陳腐に見えがちだが、それもない。次作も楽しみ。
0投稿日: 2020.09.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全体としては争い等は無く、終始落ち着いた流れ。タイトル通りの優しい巨人でした。戦争、武器、戦うの言葉すら知らない。。。ゾラックの言葉が胸に刺さりました。。。
0投稿日: 2020.07.11
powered by ブクログ前作「星を継ぐもの」の続編小説です。前作で提示された謎を解くと、新たな謎が生まれる、なかなか楽しい筋立てになっています。当然、更に続きがあるそうです。
0投稿日: 2020.05.13
powered by ブクログ前作からの見事のつながり。 前作ほどの面白さはないが、それでも十分に面白い。謎が徐々に解き明かされていくのがよい。
0投稿日: 2020.04.15
powered by ブクログ「星を継ぐもの」で登場した巨人ガメニアンと5万年前に死亡したチャーリー。火星と木星の間にあったミネルバという惑星からガメニアンは旅立ったとされた。その後の調査を続ける地球チームだが、ある日その巨人たちが宇宙船に乗って地球にやってきた。争う事が遺伝子に組み込まれていないガメニアンと地球人、その考え方の違いがとても感慨深い。
0投稿日: 2020.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
星を継ぐものの続編。2500万年前の巨人、ガニメアンの宇宙船がガニメデに帰還。異星人との邂逅。タイトル通り、優しい巨人たち。現行人類の先をゆく科学力。前作からの謎、ミネルヴァの生物はなぜ絶滅したのか、なぜガニメアンは地球の生物たちを連れてきたのか。論理的に展開される理論の応酬は前作から変わらず、それでいてハラハラとさせられ、次を読まされてしまう。人類がガニメアンによって遺伝子操作された生物という展開は面白い。ラストはガニメアンたちは巨人の星目指して去ってしまうが、次巻でどうなるのか楽しみ。
0投稿日: 2020.03.13
powered by ブクログ巨人はどこまでも冷静で、優しく、争いを避けた。人間と違って。今の人間は? ★本の概要・感想 ハードSF小説の傑作。まごうことなき「科学フィクション」なのである。科学、つまり新しい真実や定説が、読み進めるほど連続的に浮かびあがるのが本書の面白さだ。前作ほどの求心力を持つ謎の提示はないが、作者が提示する世界観が魅力的である。まず異星人。ガニメデで出会う巨人たちの描写の実在感がすごい。人間と違って争いを本能的に避ける彼らから見た、人間批評も面白い。生存競争が常に繰り広げられる地球は「悪夢の惑星」だという。そして未来のテクノロジー。巨人たちの開発した人工知能「ゾラック」は、まるで現代のスマートスピーカーを高度に発達させたようである。そのような未来の世界感を描きつつ、我々人類に関する「科学的真実」が明らかになる。物理学や生物学に精通していないとこのような作品は書き上げられない。本書を読めば、作者の高度な知識と物語を作り上げる巧みさに感動する。そして、宇宙や生物学、物理学等科学への興味もさらに掻き立てられることになる。 ★本の面白かった点、かっこいいシーン この物語が生まれたのが「1978年」というのに驚く。そのころは、まだ大規模戦争の可能性が拭えない冷戦時代だ。一方で、本書の中で描かれる地球人の技術水準はかなり進んでいる。すでに惑星間飛行の優れた技術を獲得していて、「人類は戦争なんてばかなことをやめたんだ」という。まだ、核戦争の危険があった時代だ。異星人に地球人の愚かさを指摘させつつ、物語の最後には「人間賛歌」になる。本当に巧みな小説だ。
0投稿日: 2020.01.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
太陽系内で地球より外の軌道(火星と木星の間)に生命が生存可能な惑星があった場合、生物はどう進化していくか。 著者のホーガンさんは本作で別の惑星の生物進化をシミュレートしています。 やがて生まれた知的生命は、争いを好まない平和的な種族・ガニメアンだった。 私は地球人ではなくガニメアンに生まれたかった。 本作品の最後でガニメアンが選んだ行動にも共感します。 前作『星を継ぐもの』の感想で、学問の大切さを実感すると書きました。 本作品でもそれを実感します。 本作品では特に生物学方面の知識が活躍します。 著者ホーガンは生物学の知識を、過去を研究するのみならず、別の生物進化の過程をシミュレートするという応用に活用しています。これがSFの醍醐味でしょう。 本作品では前作ほど活躍しないヴィクター・ハント博士ですが、私生活で暴走しちゃいます。 業務連絡の案内嬢の声が気に入ったハント博士は猛烈にアタックを開始。 後で写真を見て好みのタイプだと確認し、デートにこぎつけます。 今の社会的状況から判断すると、パワハラ・セクハラに類する行為ではないでしょうか。 しかし、学問で立身出世して社会的立場が上になるほど恋愛や結婚に有利になるというのもまた現実であり事実です。 中学生や高校生が生意気に 「何で勉強するんですか?何でいい大学に行く必要あるんですか?」 と聞いてきたら、本シリーズを読ませればいいのです。(私も読んでおきたかった) さて、本作品の冒頭で提示された謎について。 ハント博士の盟友・ダンチェッカー博士が現在では失われてしまった酵素について問題にします。 この酵素の生成過程において、放射性同位元素が選択的に取り入れられているようなんだよ! な……、何だってぇ~~~~~! 酵素生成の際にラジオアイソトープを選択的に取り入れることは可能なのか? 答えは本書の最後に明らかにされます。 なるほどそうきたか。 しかしこれには専門知識が必要です。 生物学に詳しい人や理系学部で実験している学生なら想像がつくかもしれません。 (だから本シリーズを読むと学問の大切さを実感します) http://sanshirou.seesaa.net/article/471556328.html
1投稿日: 2019.11.16
powered by ブクログ一言、読んで良かった! 前作「星を継ぐもの」が私にとっては驚天動地、スケールが壮大で感動が大きかっただけに、続編でガッカリするのが怖く、避けてたんだけど。図書館で見つけてつい手にとった。 あとがきにもあるように、元々作者は三部作で想定してたようで私の杞憂だった、、 ということで、次も読む! 前作にも増してハントとダンチェッカー(←この人のキャラ、いいなー)の絶妙なコンビ感もいい! ゾラックに比べたら地球の今のAIはただの優秀な計算機。自分ですべきことと、やらなくていいこと、指示外のことは自分の意志と矜持(といえるのかな?)で行動を判断。辛辣でユーモアもあり、人間臭い。私もゾラックが欲しいー。ハントの珍しい色恋の場面でも活躍してたな。 前作で経験済みなので、どうしても解読できないところはフィーリングで理解して流した(そうしないと私には読破できない)。でも論証の流れは読み飛ばさずに頑張った。見事。読者が付いて来られるよう、前作より親切に繰り返し丁寧に語ってくれてたように感じられる。 遅読の私は時間がかかりすぎて(2500万年の長旅だから仕方ない?)冒頭の場面の意味が思い出せないまま最後まで読んだ。もう一度ざっと読み返して良かった! ガニメアンの知性や教養、平和を好む(というか暴力や対立を知らない)優しい性格、仲間の功罪を知り、人類を思い潔く地球を去る品格の高さ。素晴らしい。ただその特性さえ、人類含めDNAという生物的要因に左右されている、としているのも深い。 人類の欠点を認識しながら、それでも明るい未来を予感させる言葉をダンチェッカーに語らせてるところに、作者の希求が見える気もする。一見頭の固い融通の効かなさそうなこの科学者に、作者は一番重要なことを語らせるんだよなぁ。でも今の危うい時代でも作者は同じ作品が書けただろうか、、 この物語ではドラマティックな展開は起きない。起きてること自体は壮大だけど。 読者は淡々とノンフィクションのように成り行きを見つめ、論証されていく事実を受け止めていく。それなのにこんなにも私たちの想像力をかきたて、視野を広げてくれる。凄い作品だ。 地球での体験を心から楽しんでいるガニメアンの姿には気持ちが和む。地球(私にとってのこの世)の彩りを再発見させてくれた。 巨人の星からのメッセージ受信に心から乾杯。 こんな体験をさせてくれてありがとう!!!と言いたくなる一冊。願わくば、もう少し文字が大きいと最高! 追記:読み始め、最初にある登場人物の記載にガニメアンとありネタバレしたのには、見た私を後悔、笑。
2投稿日: 2019.10.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作「星を継ぐもの」と同様、科学的議論が面白かった。特に人類の罪の起源を解き明かすところが。しかし、結局前作で残された謎ー5万年前に巨人コリエルがルナリアンと共に月にいたのはなぜかーが解明されていない。次作「巨人たちの星」で2500万年前にガニメアンがミネルヴァを去った経緯が語られるようなので、そこでコリエルの謎も解明されるのだろうか。次作はかなり分厚く、前作・今作に比べて評価もイマイチな気がするが、読むしかないか…。ちなみに、今作で出てくるガニメアンの超優秀コンピューター「ゾラック」は、これからのAIの進歩の目標になりそう。
1投稿日: 2019.08.31
powered by ブクログいつか読もうと思っていた三部作の2作目。 前作で明らかになった星の生き残りたちとハントとダンチェッカーら人間が出会い、新たな謎が解明されていく! いわゆるファースト・コンタクトもの。良質だなぁ。ガニメデの巨人たちの優しさが、ちゃんと進化論ぽくまとまってるのがいい!人類たちの起源の秘密も明らかになる。 正直人類がなぜ発展したか、の秘密はよくわからなかった…いやなんとなくわかるのだけど、それぞれの要素がうまく繋がらないというか。頭の悪さ。なんか時系列をうまくとらえられなかったかなぁ。 あと前回はハントの学際的活躍にキュンキュンしてたのだけど、今回は控えめ。そのかわりダンチェッカーが活躍! セカンド・コンタクトにも紙幅が割かれていて、丁寧なのだけど、ちょっと退屈だったかしら。いや、ガニメアンが最初に降り立つべき土地論争とかガニメアンと一般的地球人とのコンタクトとかそれっぽくて面白かったよ!ただ個人的にはもう少し起伏がほしかったかなぁ。
1投稿日: 2019.06.25
powered by ブクログ「星を継ぐもの」シリーズ第2作、The Gentle Giants of Ganymede。 前作が、いわば考古学的な取り組みから地球や太陽系の来歴を解き明かす科学推理小説だったとすれば、この作品はSFの面目躍如といおうか、そのものズバリ異星人の登場から始まる。 かつて太陽系の5番目にあった惑星ミネルヴァで進化した人類・通称ガニメアンが、2500万年という時を隔てて21世紀の地球上に舞い降りる。今回、彼らとのやりとりを通じて明らかにされるのは、ほかならぬ地球人類の来歴である。 異星人とのファースト・コンタクトをともかくとすれば、科学的推理の課程と見事な結末は前作と同様、存分に堪能できる。 また物語の進行と合わせて作者が描きたかったのは、人類がかくも好戦的で、内輪で争ったり出し抜いたりし続けていることと(登場する「優しい」異星人たちは、そういう価値観を理解しない)、それは克服されなくてはいけない、という現代にも通じるテーマだろう。 そうしたユートピアチックな未来をオレは信じられないし、科学がこの先リニアに発展し続ける、あるいは地球上で人類が進化の最先端にある、という基本的立場(欧米的?)には現在から見ると違和感がなくもないが、総じて満足かつ爽快な読後感はさすがと言うしかない。
2投稿日: 2019.06.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
4 星を継ぐもの4部作の第2弾。前回に引き続きサイエンス要素が面白い。木星の衛星ガニメデで発見された宇宙船、ガニメアン、ルナリアン、ミネルヴァなどの謎が徐々に明らかになっていく。未知の異星人ガニメアンとの交流などなかなか面白い。「巨人の星」という謎を残しておりその後の展開も楽しみな感じ。
0投稿日: 2019.04.30
powered by ブクログ前作は熱気を帯びて謎を解明していたが、余韻も残して今回なりの味わいも出ててよい。なかなか素晴らしい物語でした。「人類は何処からやってきて何処に行くのだろうか?」そんなことをよく考える空想オヤジの私にぴったりの小説だ。
0投稿日: 2019.04.03
powered by ブクログ前作、「星を継ぐ者」がおもしろかったので続編も読んでみた。 前作に出てきた「巨人」がいい味を出していたので、本作でしっかりその巨人たちについて知ることができて満足だ。 私はガニメアンが好きだ。攻撃な人類よりずっといい。 次作、「巨人の星」も読みたい。が、邦訳では「巨人たちの星」なのかな? 「巨人の星」だと野球漫画みたいだもんな… あいかわらず、「どーせこれあれでしょ?ガニメアンが遺伝子操作で生んだのが人類の祖先だっていうんでしょ?テンプレテンプレw」と思いながら読んだら、その通りだった。
0投稿日: 2018.12.09
powered by ブクログ最高級クラスのSFです。星を継ぐものの破壊力がすごくて、ずっと気になっていた次作。けれど、前作を超えれることなどないだろうと思って手を出さなかった。馬鹿でした。のめり込むほどおもしろかった。こんがらがった謎がきれいに解けていって、フィクションなのに自分たち人間のルーツを学んでいるようで、ほんとにホーガンさんには脱帽です。SFとか読んだことないし難しそうって思ってる方も、最初は我慢して読んでほしい!すぐ続きが気になってはまりこみますよ。
1投稿日: 2018.11.30
powered by ブクログ異星人との遭遇モノ。対決姿勢ではなく、あくまで紳士的に話しは進んでいく。巨人たちの行動とその謎解きには本当にわくわくどきどきさせられた。
0投稿日: 2018.11.12
powered by ブクログ木星の衛星ガニメデで、氷漬けの宇宙船が発見され、地球の動物、植物がその中に収められていることが明らかになった。その調査中に、2500万年前にイスカリス系から脱出してきたシャピアロン号が姿を現す…。 ファーストコンタクト物ですね。ですが、よくある戦ったり、いずれかが異常に強く制圧されたりのないタイプで、「優しい」というタイトル通り、終始友好的に話が進む。 最初の部分は正直意味不明であったが(後に理由が判明)、地球からの調査船の話からは非常に丁寧に背景まで描かれ、さらには物理学メインではなく、生物学メインという描き方をされているために、個人的にはわかりやすかった。 たくさんのガニメデ人(ガニメアン)と地球人が出てくるものの、この作品の主となるのは、やはりコンピューターで通訳のゾラックであろう。非常に人間ぽく、「なぜそうするのか?」と聞き出してくれるため、ストーリーが展開していく。 メインの生物学の話、進化の話、一部遺伝学の話は非常によく考察されており、二酸化炭素がダメなどおかしなところは有るものの、素人から生物学者まで楽しめるはずだ。光のほとんど届かない星には、黒い植物が生えるし、肉食の動物のいない世界では、防御機能が発達している。 いやー、この歳になったし、ディックやホーガンの超有名所もそろそろ読破しておかないとな、と『星を継ぐもの』の前に、肩慣らしに読んでいたわけであるが、訳者あとがきに「『星を継ぐものの』続編である」と書かれており、腰がくだけた(裏表紙のあらすじや帯は読まない派)。初めの読みにくかった部分や、全く出てこない5万年前の月人(ルナリアン)は、すでに説明されとんかい。 いろいろツッコミどころは有るものの、生命の起源を根本的に定義し直し、パラレルではないが、パラレルワールドを描くというアイデアは、一読する価値がある。
1投稿日: 2018.10.27
powered by ブクログどこをとってもクライマックス。作り込みが細やかすぎてどこからが小説のためのウソなのか判別つかない。最後に、主役はダンチェッカー。
0投稿日: 2018.10.21
powered by ブクログオーディオブックで読了。 もうすっかりジェイムズ・P・ホーガンに魅了されっぱなしな僕です。 「星を継ぐもの」の続編ですが、前回謎だった部分が次々と明らかになって ますますこの世界観の虜になってしまいました。 今回は早い段階で「答え」と出会うわけですが、謎解き要素がゼロという わけでなく、”謎の○○”が最後の最後で活きてくると、見事な伏線回収を 見せてくれます。クリス・ランチェッカーかっこよす。 それから、この頃の「AIブーム」を見越したかのようなゾラックという コンピュータにも要注目です。81年って、機械学習とかまだなかったよな。
0投稿日: 2018.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本書の魅力を以下に挙げます。 ・科学的演出 作中の科学技術は未来的で現実離れしていますが、その表現においては、現実の科学法則、手法に基づいて緻密に説明されています。そのため、設定が子供騙しのように感じることなく、世界観にリアリティがあって物語にのめり込むことができます。これについて作者の科学的見識の広さに感心せざるを得ません。 ・異星人 本書では、ようやく物語の核心となる異星人が登場します。かれらは闘争の概念を持たない、冷静かつ論理的な性質を持つ、おそらく理想的な人々として描かれているのでしょう。 異星人に対し、競争の無い社会においてどのように個人と社会の関係を規定し、個人の権利と義務を管理しているのか問う場面があります。人間社会は利潤という動機付けにより、社会から受け取るものに見合うだけのものを与えなくてはならないという自由競争経済の概念があります。これに対し、異星人は投入産出比の適正値は個人差があり、その決定は個人の権利である。また、社会に管理されておらずとも人々は社会に貢献したいとう欲求をもっているため、与えられるだけの人というものは考えられず、個人の権利を侵してまで成り立たなければならない社会というものが理解できないとあります。これは他者貢献をモットーとする哲学に通ずるものを感じました。 異星人と地球人の対比が人間社会への問題提起なのだと思いました。 ・AIと遺伝子操作 作中に登場する科学技術の中で、現実に発展が期待され、今まさに注目されているものがあります。ディープラーニングをするAIと動物に対する遺伝子操作です。当時話題になっていないであろうときにこれらを物語の重要な部分として取り扱ったことにまず驚きました。現実の未来を垣間見たような感慨があります。
0投稿日: 2018.07.03
powered by ブクログハードSFの金字塔『星を継ぐ者』の続編。 ホーガン氏の発想力や構想力には唯々驚愕させられるが、氏の凄いところはその洞察力なのかもしれない。将来に対する洞察はもとより(書かれたのは40年近く前なのだ!)、ガニメアンの人間への所見はSFというより哲学といえる。そして氏は人間に対して楽観的であり前向きな未来を志向させる希望溢れる終わり方が印象的だ。 前作のようなミステリー調のワクワク感は薄れているが、前作のルナリアンとミネルヴァの謎を科学的推察を以って落着させているのは素晴らしい。 『巨人たちの星』を含めた三部作だが、本作の質は相当高い。
0投稿日: 2017.09.11
powered by ブクログ星を継ぐもの三部作の二巻め。ますますダンチェッカー教授が好きになる。そしてコンピュータ・ゾラックが最高。読後にゾラックに接続したいと思う人はかなりいるはず。第三部への続きがとても気になるので、三部を入手してから読むのがお勧め。
0投稿日: 2017.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いよいよ地球人は、ミネルバにいた宇宙人「ガニメアン」と接触! そのガニメアンの目から見た、地球人の進化の歴史が語られる。 遺伝子の淘汰と突然変異。 専門的で難しいところもありますが、 我々地球人の現状を客観的に感じられるところが 興味深かったです。 ほんとうにリアルなノンフィクションを読んでいる気持ちになってきます。
0投稿日: 2017.05.12
powered by ブクログ『星を継ぐもの』の続編。 今回もおもしろかった。科学者たちによってだんだんと謎を解き明かされていく様子は、読んでいくうちにページをめくる手がどんどんはやまっていってしまった。最後にはやっぱりダンチェッカー。つぎの『巨人たちの星』をはやくよみたくなるエピローグ。 でも、前作を初めて読んだときの衝撃があったかというと、そこまでではなかった。異星人が実際に出てくるために非現実感が一気に大きくなってしまう。その点でも前作の方がすき。でも、ガニメアンたちもとても魅力的で、これはこれでおもしろい。ゾラックがいい。
0投稿日: 2017.01.17圧巻の物語集
まずもってこの本が発行されたのが1970年後半という事実である。 まだ携帯もなければパソコンもない時代にこんな未来を描けることが驚きです。 この本は前作に続きいよいよ地球の人たちは初めて他の知的生命体に遭遇します。しかも自分達が25000年前に存在していたガニメアンそのものです。 両者は交流を深めいよいよ地球にも? 正統派と言われるのも納得の作品です。 一冊でも十分楽しめますがシリーズでの完読をおすすめします。
0投稿日: 2016.05.30
powered by ブクログ2作目読了。 1作目の衝撃ほどはなかったけれど、謎解きが面白い、SFというより、SFミステリー。 人間とガニメデ人、どちらがより残酷なのかは一概に言えない気もする。闘争心、競争心を生まれながらにして持っている殺人も戦争もする地球人と、殺人や戦争は理解できないが科学実験の一環として惑星を崩壊させ、惑星の全種を改変してしまうガニメデ人。
0投稿日: 2016.03.19
powered by ブクログタイトル通り、優しい物語。 優しすぎて泣いた。 ガニメアンの子供の地球初体験も感動。 冗談を言うコンピューター・ゾラックも非常に魅力的。
0投稿日: 2015.11.14
powered by ブクログ壮大でいながら緻密なプロットによって組み立てられていくSF。新たな発見があるたびに興奮で震え、謎が解けていくのが待ち遠しくて一気読みした。
0投稿日: 2015.10.29
powered by ブクログ壮大だった。 ちょうど良いタイミングでガニメアンがやってくるのはすごい展開だし、ガニメアンも地球人と早く打ち解けすぎでしょ、とも思うが、最後に謎が解けていくのは圧巻で、ワクワクした。 3巻では、『星を継ぐもの』の冒頭の謎が解明されるのでは、と思う(●^o^●) 楽しみ!
1投稿日: 2015.10.12
powered by ブクログ星を継ぐものの続編。ガニメアンとの遭遇。 設定(ストーリーライン?)が壮大で面白い。 異星人を題材に、彼らを持ち上げるだけでなく、そこの対極にいる地球人の良さをまた語ってるのが良いですね。
0投稿日: 2015.09.20
powered by ブクログきっとガニメアンは著者の理想的な人種なのだろうなぁ。 この著者の奥深いところは、単に人間が愚かで暴力的だと言うだけではなく、そこに隠された強みや、将来はきっと解決できるんだという希望を含めているところだとおもった。
0投稿日: 2015.08.09
powered by ブクログ3作目を読むために再読。いまいちか。ガニメアンとの交わり方があまりにお気楽ご気楽で、早く仲良くなり過ぎ。敵対心や懐疑心が前面に来なくてもよいけど、例えばお互いの食べ物をそうも簡単に受け入れるものだろうか?
0投稿日: 2015.08.02
powered by ブクログ「星を継ぐもの」で発見された「チャーリー」と名づけられた5万年前の死体。それは地球上に人類が現れるずっと前に今はない太陽系の惑星「ミネルヴァ」で文明を築いた高等生物のものだった、と前作で判明した。 しかしガニメデで氷の中に埋まっていた宇宙船の正体は、謎のまま残されていた。 今作はその謎を解くべく描かれた作品。 今度はなんと、ガニメデの宇宙船を作った高等生物であるガニメアンが地球と接触してくるのだ。 しかもそのガニメアンたちは2千500万年の時間を超えてやってきているというのだから、驚きだ。 さあガニメアンと「チャーリー」ルナリアンとのつながりは? ガニメアンの仲間たちは今も宇宙のどこかで生きているのか? あなたの知的好奇心を満足させてくれること間違いなし。もちろん前作から続けて読んでください
0投稿日: 2015.07.25
powered by ブクログ緻密な描写と設定から、宇宙人という未知との遭遇な展開にわくわくすることができた。 ガニメアン視点で見た、客観的な地球人の評価はどこか感動もの。 ただ前作と比べるとラストの衝撃などは薄く感じたので4つ星。
0投稿日: 2015.07.06
powered by ブクログ漸く2作目を読みましたが、このシリーズほんと世界観に圧倒されますね…次々と解き明かされていく謎にのめり込んでしまいました。 中々に切ないラストでしたが、続きが気になる…。 ハントとゾラックのやり取り可愛かったです。
0投稿日: 2015.06.14
powered by ブクログJ.Pホーガンの前作「星を継ぐ者」の続編。 前回は数々の謎が解き明かされて、謎と人類の関わりが明らかにされて物語が終わったが、まだいくつかの謎が残ったままだった。 調査が大きく進展しないあるとき、2500年前に惑星ミネルヴァを飛び立ったガメニアンが時空間を超えて現代にワープし、人類との邂逅を果たす。 そしてさらに謎の解明は進んでいくのだが。。 謎がそんなに多く残されていないかったのと、前作ほどの衝撃はありませんでした。 ただ人類が異なる知的生命体からどのようにみられるか、そしてどう変わっていったのかという視点は巨視的で凄いと思います。
0投稿日: 2015.06.08気持ちが明るくなる物語
異星人とのfast contactをはたした人類は異星人との交流をはかり新たな知識を収受する。 この様な交流は人類の未来に希望が持てる。 SFという形式をとっているが、物語の根底には人類が負の感情や倫理観を乗り越え正の倫理を獲得しつつある楽観的な未来が提示されており、久々に心が温まる物語だった。
5投稿日: 2015.04.19
powered by ブクログ個人的には前作よりも面白かった!改めて人間(作中では地球人)いうのは内に凶暴な性質を秘めているのだなと考えさせられる。終盤は読む手が止まらなかった。
0投稿日: 2015.03.12
powered by ブクログ星を継ぐものの続編です。 今度の謎も人類にまつわるもの。そしてガニメデの巨人達の歴史がついに明らかになります。 論理が解きほぐされていくのが面白い作品でした。
1投稿日: 2015.03.01
powered by ブクログ前作は学者同士の議論を元にした謎解きに重点が置かれた作品。 本作は謎解き要素にガニメアンとの交流・SF要素も加わり、より物語に入り込める作品になっている。 寂寥感に襲われるラストは必見。
0投稿日: 2015.02.22ガニメデの優しい巨人
電書が出たので買いたして再読。傑作なのはわかっている。二重循環器系いいな! ダンチェッカー先生のシメの長台詞が味わい深い(本シリーズ実はこれがたのしみだ)。
1投稿日: 2015.01.30
powered by ブクログSF小説『星を継ぐもの』の続編。異星人と地球人との交流を描き、両者の関係に迫る。 両者の交流は極々平和裏に推移するが、異星人にはいくつかの秘密があって、それがストーリー展開に緊張感を与えている。 作中の二酸化炭素と免疫に関わる理論は著者か誰かの創作だろうが、その理論の蓋然性が十分に示されているとは思えず、釈然としなかった。
0投稿日: 2014.12.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
[ 内容 ] 木星の衛星ガニメデで発見された異星の宇宙船は二千五百万年前のものと推定された。 ハント、ダンチェッカーら調査隊の科学者たちは、初めて見る異星人の進歩した技術の所産に驚きを禁じ得ない。 そのとき、宇宙の一角からガニメデ目指して接近する物体があった。 遥か昔に飛びたったガニメアンの宇宙船が故郷に戻って来たのだ。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
0投稿日: 2014.11.08
powered by ブクログ前作に引き続き、この最後の一行を読み終えたときに押し寄せる感動をどう表現したらいいものか……。 まさに、サイエンスフィクションのもたらす、宇宙に心の広がるような感動でした。 けれど、まだ残ったままの謎の解明を求めて――「巨人たちの星」に、即座にブックカバーを付け替えたところです。
0投稿日: 2014.11.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作の謎解きがあまりに鮮やかであるが故に本作の謎はそれを補完するに留めるものではあったが、それはインターミッション的な物語であるが故で、次作に話が繋がるであろう結末が期待させる。それにしても人間の種としての在り方の不自然さを見事に解き明かしながらも、その在りように絶望感を抱くことなく、未来の在り方に展望をもたらす作者の世界観の在り方は本当に素晴らしい。書かれた時代が冷戦時代であることからして、その時代にオンタイムで読まれた方は幸せであろう。
0投稿日: 2014.08.01
powered by ブクログ前作「星を継ぐもの」に続く2作目。 今回もかなりのめりこめる内容であった。 高度な物理の話も出てくるが、完全に理解できない部分も全体を読み終われば問題ない。 ただ最後の終わり方はどうもすっきりしない。 と思ったら、続きの本「巨人たちの星」も出版されているということで、さっそく読んでみようと思う。 壮大な内容のこのシリーズ。 小説をあまり読まない私も入り込んでしまう本である。
0投稿日: 2014.04.30
powered by ブクログ「星を継ぐもの」の続編。2500万年前から現れたガニメアン。地球人との交流が丁寧に描かれ、謎もほどかれていく。ミステリーとしては前作には及ばないが、必読の一冊であることに疑いはない。
0投稿日: 2014.04.02
powered by ブクログ星を継ぐもの4部作(3部作?)の2作目。1作目を大変に興奮しながら読んだものの、大分時間が開いての2作目読了。 変わらず面白い。太陽系の別惑星における知的生物の進化、および進化過程に得たその生物的特性等、リアリティあふれる設定にただただ圧巻。 とはいえ、1作目よりストーリーの起伏が少ないというか、引き込まれ度合いはやや弱かったかもしれない。(あくまで比較ですが。)
0投稿日: 2014.03.29
powered by ブクログ星を継ぐものの続編。前作に比べるとややインパクトに欠ける内容になったものの、読む手は止まらなかった。異星人、良いね。浪漫。
0投稿日: 2014.03.27
powered by ブクログ前作とはまた方向性の違う面白さ! 謎解きよりも、巨人と人類の邂逅部分を丁寧に描写しています。 人類と闘争本能について、種の起源から説明されています。 ガニメアンたちが人類とは全く違う習慣や考え方を持っていることで、人類の本質や特殊性をいろいろと考えさせられます。 自分自身の闘争心も、気の遠くなる時代から受け継がれているのだろうかと思いを巡らせて読みました。 だけど、批判的に描かれているわけではなくて、希望がもてる描き方をしています。そこがとても気に入りました。 正直言って、酵素の話なんかはすべて理解できたわけではありませんが、また勉強してから再度読みたくなる。
0投稿日: 2014.02.11
powered by ブクログ前作で解決したと思っていたルナリアンの謎に続きがあったとは。。。 ゾラックがいい味を出していると思います。 自分も、ああいうコンピュータが欲しいです。
0投稿日: 2014.01.23
powered by ブクログ前作からさらなる宇宙の拡がりを見せた今作。まさかの異星人種ガニメアンと遭遇!なんということか。 宇宙ってすごい。 いつものハント博士とダンチェッカー先生の談義はアツイし、ゾラックちょっと可愛いし、まったく飽きさせない展開。 いくつかの謎が解明されて、さらなる謎へ。 優しいガニメアンの旅路にどうか幸あれ。 そして彼らの思いやりと期待に恥じぬよう、我らは背筋を伸ばし、誇りを持って生きなくては。
0投稿日: 2013.12.06
powered by ブクログ前作「星を継ぐもの」を読んでて、続編を読みたいと思いながらも、なかなか機会がなくやっと読了。 ややパワーダウンしたと思うが面白い。前作からの謎が引き続き提示されて、また新たな謎も・・・。 ただ、前作と違って、この作品では地球人と異星人のコミュニケーションが頻繁に描かれており、その辺は好みに合わない。安っぽいアニメや漫画を見せられてるようだ。とは言え、テーマは人類の起源等、興味深いものだけにお子様向けの小説じゃない。 続編の「巨人たちの星」も読みたくなった。
0投稿日: 2013.10.02
powered by ブクログ「…(人類は)もう最悪の段階は通り越したんだ」 この物語が生み出されたのは、1978年だそうだ。 冷戦真っ只中。70年代初頭は、一瞬東西の緊張が緩和する方向へ動き出したかのように思われたが、後半は新たな火種が燻り始めた時でもあった。 冷戦と云っても、アメリカとソ連が直接交戦しなかっただけで、その代理戦争は世界中で起きたことは周知。 そう云う時代背景を踏まえると、この物語に込められたのは楽天的な人類賛歌ではなく、作者の祈りにも近いようなものだったのではないか。 先年、ホーガンは亡くなったが、未だ紛争の絶えない人類を、彼はどんな風に捉えていたのだろう。
3投稿日: 2013.09.07
powered by ブクログ第一作の星を継ぐものも面白かったが、これはそれ以上に面白かった。謎を解く要素は第一作に軍配が挙がるが、ガニメアンの人柄に笑みがこぼれる内容だった。現実の人類が地球外知的生命体と邂逅する時も本作のようなものであればと願わずにはいられない内容。また、人類に対する著者の賛美も美しく勇気付けられる素晴らしいものだった。
0投稿日: 2013.07.20
powered by ブクログ星を継ぐものの続編。 むっちゃ好き。 今読むと何だかなあ、と思うところが無くもないが、中学高校辺りで何回も読んだ。 果てしない人類礼賛はちょっと恥ずかしいけど、それは更に巨人たちの星に続いて行く。 さて、うちのどっかにある筈やけど、探すのが大変。
0投稿日: 2013.06.22
powered by ブクログ名著『星を継ぐもの』の続編。巨人がめっちゃ優しい。明かされる人類誕生の謎は、やや無理矢理感もあるけどなかなかに良い論理建て。読んでて『リング』シリーズの続編っぷりを思い出した、やや無理はあるものの面白い、的な。
0投稿日: 2013.06.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホーガンの構成力はやはり凄いと思った。 今回はダンチェッカーがかっこよかったのも良かった。 ガニメアンの特性について、きちんと科学的な根拠を述べていく様が非常に面白かった。 人間にも言えることだけれど、心理学的哲学的要素に対してしっかりと歴史的根拠を持って読み解いていく姿勢は非常に好きだなと思った。
0投稿日: 2013.05.15
powered by ブクログ2500万年という圧倒的な時間の流れの中での生命の営みを、まあ、よくこうも想像できるモノだと感心するしかない。 最近の文庫と比べればその圧倒的ボリュームは2冊にも3冊にも相当して、読み切るのに何日もかかるが、本当に読み応えがあって素晴らしい。
0投稿日: 2013.04.12
powered by ブクログ『星を継ぐもの』の続編。前作は五万年の謎だったが、今度は更にスケールアップして、なんと2500万年の謎です。2500年前の宇宙船が出てきます。地球外知的生命体が出てきます。地球にやってきます。 宇宙船や宇宙人と聞くと宇宙戦争が起きるのかと思ってしまうが、とんでもありません。人間と彼らとの交流が描かれています。彼らが人間と違う社会性を備えた経緯などはとても面白いです。 しかしラストの謎解きのもっと上手いやり方はなかったものかなと思ってしまいました。二人で話してるだけじゃ・・・。
0投稿日: 2013.02.26
powered by ブクログ傑作SFである。星を継ぐものほどの推理要素は無いにしても,読んでいてこれだけワクワクする小説というのも久しぶりだ。
0投稿日: 2013.01.21
powered by ブクログ―――木星の衛星ガニメデで発見された異星の宇宙船は二千五百万年前のものと推定された。 ハント、ダンチェッカーら調査隊の科学者たちは、初めて見る異星人の進歩した技術の所産に驚きを禁じ得ない。 そのとき、宇宙の一角からガニメデ目指して接近する物体があった。 『星を継ぐ者』の続編 前作で残された謎が次々と解き明かされる この本は 異星人との対面を通じた、すなわち、異星人という比較対象を置いたことでより強調される、人間讃歌の物語である。 ……とか思ってキュンキュンしてたら 最終章とエピローグでさらに持ってかれた これは更なる続編『巨人たちの星』読まざるを得ない
0投稿日: 2012.12.30
powered by ブクログタイトルが素敵よね。ガニメデの優しい巨人。 2作目と並行して星野之宣版読んだんだけど、展開の違いにびっくり。あれはあれで先が楽しみだけど、やっぱりホーガンの原作面白い。若干話がわかりやす過ぎるかな。
0投稿日: 2012.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・「星を継ぐもの」の続編。前作は発見した事物から結論を掘り起こすスタイルを取っていてそこに魅力があったが、本作ではいきなり結論の塊とも言えるガニメアンそのものが登場する。なんだそりゃと思いつつ、それでもホーガンの描く未知との遭遇は興味深く面白い。特にガニメアンには闘争本能が一切無く、人類の歴史が信じられないという行はゾクゾクしながら読んだ。そしてその血塗られた歴史を持つ人類の創造主が明かされるまで一気に読み終えた。 ・この続編も結局「星を継ぐもの」のプロローグにあるガニメアンについては触れず、更に続編を読むしか無い。
0投稿日: 2012.09.03
powered by ブクログほんとに壮大な発想。 あんまりSFって多く読んだことないんだけど、 このシリーズが人気あることはすごい納得できる。 初めて出会う宇宙人がこんなにやさしい、 聡明な人達だったら、ほんとすてきだと思います。
0投稿日: 2012.06.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「星を継ぐもの」の続編。前作からさらに新しい人類の謎に迫るハントとダンチェッカーのコンビが頼もしい。 ファーストコンタクト、重力制御技術、人格を持ったAIコンピュータ、人類誕生の謎の探求などSF要素的にも満載。 現世の人類が人為的に変異を加えられたものという観点で人を描き、ともあれ我々は生きていく。という流れで人を描くのはナウシカもそうだけど、わりとある設定なんですかね。
0投稿日: 2012.06.01
powered by ブクログ「星を継ぐもの」の続編。 科学的視点は前作の方が多く、こちらは異星人との交友がメイン。 前作の科学的な内容に惹かれていたので、そういった意味では前作の方が好きかな。
0投稿日: 2012.05.26
powered by ブクログ朝5時に目覚めてジェイムズ・P・ホーガン作品を読む。異星人とのコンタクトは紳士的でこうありたいものです。ゾラックがいい味出している。続編がまた気になってしまった。
0投稿日: 2012.04.03
