
挙動不審者
佐竹一彦/KADOKAWA
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総合評価
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パソコンが使えない ≠ 仕事ができない
「挙動不審者」って、立ち振る舞いに落ち着きがなく、怪しい行動をする奴って、多くの人が思うに違いない。だがこの小説の容疑者は、まさかの誤認逮捕?と思わせるくらい異質な存在として登場する。 そんな容疑者を、50代半ばの巡査部長が別な形で調査に当たることになる。この巡査、パソコンも携帯もろくに扱えない、いわゆる「使えない奴」なのだが、地味かつ丹念な捜査で徐々に真相に迫っていく過程は、なかなかに読み応えがあった。 しかしラスト、えぇ!?となる まさかの結末に消化不良に・・・ 「パソコンが使えない」=「できない奴」ってレッテルを貼られるのは、多くの職業や職種でパソコンが必要不可欠な道具だからであろう。もしかしたら、パソコンの画面上で仕事が完結すると錯覚していた自分がいたかもしれない。企画や計画が完璧でも、実際に動くのは人。人との関わり、結びつきを大切に仕事をしていこうと再認識できました。
10投稿日: 2015.09.21
