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ソウル・コレクター 下
ソウル・コレクター 下
ジェフリー・ディーヴァー、池田真紀子/文藝春秋
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総合評価

48件)
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2
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    コワッ!これはゾッとするし頭おかしくもなる。 メイン登場人物のラッキーぶりは笑える域に入ってきた。締まりが無くなりちょい残念。

    0
    投稿日: 2025.11.06
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    他人の個人情報を犯罪のために次々と改変していく犯人。途中でほぼ無双状態に。今回は勝てるのか?ハラハラドキドキ。 だがチーム・ライムは、物的証拠とチームプレイで立ち向かう!面白かった!

    0
    投稿日: 2025.09.07
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    データマイニングという言葉は初めて聞きました。 なかなか興味深い内容でした。 犯人は殺し屋ではないですが、ある意味最強ではないでしょうか。

    0
    投稿日: 2023.04.16
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    ジェフリー・ディーヴァーは大好きな作家だけど、シリーズ物は好んで読まなかったがリンカーン・ライム シリーズを初めて読んで見ました。 面白かった。 食わず嫌いはよくないですね。

    0
    投稿日: 2023.02.21
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    インターネットでの情報操作による恐怖が漂う非常に丁寧な描写がなされた今作のサイコキラー。ライムとサックスの周辺人物の関係の展開が素晴らしい。パムいい味出来てる。ウォッチメイカーの再登場もさすがだった。

    0
    投稿日: 2022.06.05
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    今作はちょっと異質な怖さだった(*´ー`*) 知らない間にデータで全て管理され、知らない間に変えられる…まるで違う人間に変えられる恐怖… ゾワゾワっとどんでん返しの巻:(;゙゚'ω゚'):

    8
    投稿日: 2022.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久々にリンカーン・ライム作品。 どんでん返しはあんま感じなかったけど、ストーリー的には面白かった。 情報を簡単に操作されて、それによって身に覚えのない罪を着せられて、、、怖すぎる。 SSDが把握してたような個人に関するデータって、実際どのくらい集められてるんだろう。 急にQRコード払いとかスマホ決済が怖くなってくる、確かに現金払いがデータ的には最も残らないな。 パミーが出てきて、おぉ〜ってなってたら、最後の最後でまさかのウォッチメイカー! リチャード・ローガンの事件は本筋とどう絡んでくるのかと思いながら読んでたけど、 そういう絡み方ね、楽しませてもらいました。 次はキャサリン・ダンスシリーズに手を出してみようかな。

    5
    投稿日: 2022.03.24
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    久しぶりのジェフリー・ディーバー 面白いのはわかってたけど、なんとなく先延ばしにしてもう5年以上 ウォッチメーカー以来、かな サックスとそんな関係になったんだったっけ 久しぶり過ぎて忘れてしまっている 2008年に書かれているが古さを感じない 面白かった! 次 キャサリン・ダンスにいくか リンカーンにいくか どうしようかな

    1
    投稿日: 2022.03.18
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    オミクロン株が猛威を振るい始めていますね また図書館が閉まってしまいそうで戦々恐々です というわけで謎解きの下巻です なるほど〜やっぱ面白いな〜 ジェフリー・ディーヴァーはほんとに職人だわ どんでん返し職人 それにしても今回の犯人はほんとに「恐い」と思いました まあ現実にはいないだろうけど(と信じたい) ネット社会いやデータ社会と言うべきか ならではの凶悪犯で自分が被害者として選ばれたら?って考えたときのゾッとする感じがちょっと異質というか 震えましたね なんというか巻末のおまけにもありましたが 「恐い」犯人を産み出す職人でもあるよな〜ジェフリー・ディーヴァーは

    14
    投稿日: 2022.01.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    リンカーン・ライムシリーズ8作目。シリーズでは毎回違った悪役が出てくるが今度の犯人は世界最大のデータマイニング会社から盗んだ個人情報を武器にする。いわゆるビッグデータというやつだろうか。そんなものが犯罪に使われたらと思うとぞっとするが、データマイニング会社は個人情報をサーバーにため込んでいるという事に作中ではなっている。どんでん返しは「ウォッチメーカー」に比べると弱めだが個人的には好みな一冊。詳細→ http://takeshi3017.chu.jp/file9/naiyou19108.html

    0
    投稿日: 2021.11.23
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    このミス海外編2010年版5位。リンカーン・ライム シリーズ8作目。今回は、莫大な個人情報で世界を牛耳る企業に蓄積された情報の不正使用や改ざんより、他人に罪を負わす連続殺人犯との闘い。データセキュリティ管理やそれを破る方法が説明が長いんだけど何言ってるのか分からなくて苦痛。サックスが犯人と遭遇するのも唐突だし、これ誰だったっけという感じ。途中で一度、会話したあと逃げられたときも、その後関係者と面通すりゃすぐ犯人わかりそうなのに何もしないのも不自然だし。格闘シーンもよく理解できないところに唐突に予想外の人が登場してくるし、全体的に理解が追い付かず展開についていけませんでした。無駄な説明が飽きるほど続いたあと肝心のストーリーほとんど説明なしに急転する感じで感情移入とかも難しかった。

    0
    投稿日: 2021.04.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりに読んだライムシリーズ。 今が旬なテーマの事件、色々と勉強になりました。 つか、怖かったー……ほんとにシャレにならんわコレ。 相変わらず、え!?と思わせて、次の章でひっくり返すワザは健在。 むしろ今回の解説で、ディーヴァーの書き方を聞いて、これが一番の収穫だったかも。すごいわあ。

    1
    投稿日: 2020.11.01
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    システム開発や、データベースを 触ったことのある人なら 今回の犯人が、被害者に接触、犯行におよぶ ことを「トランザクション」と呼んでることに ニヤニヤしてしまう。 クレジットカード等の記録から 個人情報、趣向を読み取り殺人の罠にかけていく 凶悪犯が出てくる話 レベルは高いけど、上の下といった感じ。

    2
    投稿日: 2019.07.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    (上巻より) しかし、何よりも気になったのは、ブラスキー刑事。 マロイ警部が殺されてしまったのもあり、 前作以上に殺されてしまったのではないかと、はらはらした。 怪我で済んで良かった。 あとは、情報を持ち出した方法が、手書きというのはちょっと。 さすがにそれでは、持ち出せる情報量が限られてしまうので、 「神」と呼ばれるほど全知全能にはなれないだろう。

    1
    投稿日: 2019.02.21
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    リンカーン・ライムシリーズ8作目。四肢麻痺で身動きの取れない元科学捜査官ライム。今回はデータが溢れる現代への不安を増幅させるテーマ。小説の評価とは別問題として技術の進化はそのとおりだが過剰な心配は都市伝説的。

    0
    投稿日: 2018.10.09
  • 巻末まで読み応えあり

    最後の最後まで犯人の予想がつかなかった。 そして、犯人とサックスとの緊迫した攻防も見どころ。 個人情報は使う人間次第で有益にも有害にもなる核物質みたいなものだ。 コンピューターの進化に法律がついていけない現代においては自己防衛も大切だと思い知る。 今回は若き日のリンカーンがどういう青年だったのかが語られる。 その中ですでに鑑識としての才能を発揮してるのが面白い。 きっと今の仕事が天職だったんだろうと思う。 巻末の児玉清さんとディーヴァー氏との対談では、ディーヴァー氏の小説への熱い思いが伝わってくる。

    0
    投稿日: 2016.05.11
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    ややこしいテーマでも読みやすく常に面白いのはさすがディーヴァー流。シリーズ随一手口のいやらしい敵で、追い詰められる様が痛快。最後の1撃2撃はざまあ見ろだが、微細証拠物件の出番が渋かったのは少し物足りない。

    0
    投稿日: 2016.04.26
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    データ、データ、データ、データ・・・・ なんでもかんでもカードで決済しないようにしよう と思いました。 おもしろくて2日で読みました。

    0
    投稿日: 2016.04.10
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    “522号”を追う展開の他方、ライムが従兄弟と疎遠になってしまった経過等、本人の過去の物語が綴られるのも少し興味深い… 本作では、ライムが“ルーキー”と呼ぶ若い巡査、プラスキーが活躍する。プラスキー…気に入っている劇中人物なので、少し力が入った… 各種の個人情報を操って、様々な犯罪を繰り返す“522号”の暗躍と、それを追うライム達捜査陣という物語の他方…「“情報”が盲目的に信用されるようなことになっていないか?」とか、「“情報”に囚われて、真摯に人間と向き合っていない傾向は無いか?」とか、「安全や平和のため、何処まで“情報”は利用して差し支えないのか?」というような、何か「現代社会の少し大きなテーマ」を考える材料のような要素も在るように思った…

    0
    投稿日: 2016.01.26
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    上巻は少しダラダラした感があったが、下巻ではかなり疾走感があった。 意外な犯人に、どんでん返しの連続。 犯人と主人公たちの駆け引きがとても楽しい。

    0
    投稿日: 2015.11.16
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    リンカーン・ライムシリーズ8作目。 今回の事件をざっくり言うと、「(デジタルデータ、ビックデータと呼び名はさまざまだが)個人のすべての情報がどこかに蓄積されて、それを犯罪に使われると本当にお手上げ」というお話。 絵空事ではなく、現実がそこまで来てる感じがしてうすら寒い。個人の情報は個人で守れと言われても、もうどうしょうもないところまで来てるのかも……。と、ちょっと考えさせられる。 今回は犯人が見えない感じで書かれてるので、個人的にはいつもより楽しめた。 シーン毎のつなぎが映像的な感じがして場面展開がアメリカちっくだけど、この作品の映像化したのがみたいなぁ。

    0
    投稿日: 2015.09.29
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    図書館で。 色々書いてたんですが消えちゃったんでもう一度書き直す気力が失せました。とりあえずネット社会怖い。通販も気を付けないとなあ… 楽だからつい頼っちゃうけど色々あなたの知らない所で情報がダダ漏れているというのは…真実なんだろうな。 そして人間関係もさらに複雑に。サックスさんじゃなくても付き合いだしてすぐの女子高校生に手を出す高校教師なんてカスだって思いますよねえ…。実際カスっぽいけどパムがきっちり一線引いてくれたので良かった、よかった。次も楽しみです。

    0
    投稿日: 2015.06.05
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    リンカーン・ライムの従兄弟、アーサー・ライムが殺人容疑で逮捕される。本人は犯行を否定するが、アリバイはなく物的証拠は十分。ライムは「証拠が都合よく揃いすぎている」ことを不審に思い、独自に捜査を開始。

    0
    投稿日: 2014.12.07
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    リンカーンシリーズの8作目。このシリーズを読むのは1年に1作と決めている。すぐに全部読むのはもったいないのと、読み始めると他のことに手が付けられなくなるから。 1作目の「ボーンコレクター」から、このシリーズ外れがない。ジェットコースター的なストーリー展開、探偵対悪者の息を飲む頭脳勝負、地味な証拠の積み上げからあっと驚く事実の発見。また、ストーンと音のするようなラストのすわりの良さも魅力的。 今回はリンカーンのいとこのアーサーが強盗殺人で逮捕されることから始まる。証拠が揃いすぎていることに疑問を感じたリンカーンは、何者かにアーサーの行動がすべて監視されていることを突き止める。 犯人像がボンヤリしている前半はシリーズ屈指の面白さと思うが、ビッグデータを利用した犯人像が判ってからの展開が少々だれるような気もする。しかし、シリーズならではの「仕掛け」も前作ほどの派手さはないが存在。また、リンカーンの青春時代の回想もあり、ファンとしてはうれしい。 結論を言えば、やっぱり8作目も面白かった。このシリーズを未読の人は幸せと思う。もちろん、未読の人は映画化された「ボーンコレクター」からお読みくださいませ。

    0
    投稿日: 2014.08.16
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    ようやくトムさんのフルネームが判明したことよりも、あの人の以外すぎる個人情報の方がはるかに衝撃だった・・・。

    0
    投稿日: 2014.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻に入ってからはノンストップの一気読みしてしまった。後半反撃が始まってからの、犯人の万能っぷりが笑っちゃうほど凄いので、データ社会の恐ろしさもしっかり刻み込まれました。プラスキーはいい警官だなぁ。とても真っ当で彼がいると安心する。末長くチームで活躍してほしいなぁ。

    0
    投稿日: 2014.05.27
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    本書に登場する殺人鬼はデータマイニングに通じ、まったく関係のない第三者を犯人に仕立て上げる。それどころか物証まで用意するのだ。従兄弟が被害者となったことでリンカーン・ライムは捜査に乗り出す。 http://sessendo.blogspot.jp/2014/03/blog-post_1.html

    0
    投稿日: 2014.03.01
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    怖い。怖すぎる・・・。 『ウォッチメーカー』以降、 これまでの作品とか、あるいは、 他のシリーズ(キャサリン・ダンスシリーズ)との 関連性を、強く意識していますね。 いやぁ、でも、この手の話、 シャレにならないよね。

    2
    投稿日: 2014.02.28
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    伏線につぐ伏線だがは相変わらずだけれど、気がついて先読みして犯人逮捕に向かうけれど、今回は空振りが多いような気がする。 著者は自分でリンカーン・ライムシリーズの登場人物ファイルを作っているそうだ。 巻末特別収録で著者と児玉清氏の対談があるがその対談後児玉氏にそのファイルを進呈したとあり、それが羨ましい。

    0
    投稿日: 2013.12.24
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    平凡な学者が殺人事件の犯人として逮捕。無実を主張、が充分すぎる証拠。。疑念を感じる一人の捜査官。調べてみると過去にも類似の冤罪事件が・・。個人情報、データ分析による未来予測、ターゲットマーケ、オッカムの剃刀、心理プロファイリング等々旬な話題をこれでもかと盛り込むノンストップサスペンス。データ社会のリスクと将来性を究極のなりすましにて物語をかたどる。一気読みの傑作です!

    0
    投稿日: 2013.12.14
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    ディーバー作品らしくドキドキ感のあるエンターテイメントの佳作。個人的な意見としてこの作者の作品の出来は悪役のキャラクターにかかっている、と思っているが、第2作目のコフィンダンサーを超える悪役はまだ出て来ていないと今作を読んでそう感じた。

    0
    投稿日: 2013.07.21
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    後半のリストが連なるページを読みながら、個人情報をここまで握っている会社が実在しているとしたらと考えてしまいました。怖いですね。 今回はツイストがやや鼻につくので、星3つ。巻末の対談は価値があります。

    0
    投稿日: 2013.05.20
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    相変わらず素晴らしいジェフリー・ディーバーの小説。読者がどんな気持ちでこの場面を読んでいるということをしっかりわかっているんだろうな。と思うほど毎回騙されます。

    0
    投稿日: 2013.05.20
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    2013.3.31読了。 あらゆるデータを集め、売る会社から個人情報が悪用され、犯人がしたてられていることが判明。犯人はライム達もデータを改ざんし、色々操作の邪魔をするが、アメリアが家を訪ねてきて、捕まる。

    0
    投稿日: 2013.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は意外性に少しかけたかな。 いつもは、まさかその人がっ!!てなることが多いんだけど、今回はノーマーク過ぎて誰だっけって思い出すのに時間がかかった。 ライムが先を読まれて仲間を失うのは駆け引きの緊張感があって面白かったけど。 アメリアが危険な目に遭うのは定番だけど、今回はそこまでヤバい感じがしなかった。 全体的に面白かったけど、前作のウォッチメイカーの方が個人的には好きかな。

    0
    投稿日: 2013.02.14
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    いつもゆっくり通院の車中で読むだけにしているのだけれど、今回は通院から帰っても気になって結局夜と朝で読んでしまった。 最後までドキドキ、ハラハラ ネット犯罪など増えてきている昨今 データが盗まれたなど被害も出ている現在 これを読んでいると空恐ろしくなる。 実際個人データ―なんて簡単に盗まれてしまう時代だものね。 それにしても面白かったわ~ 児玉清さん推薦の本を少しずつ読み始めたんだけど、著者とのインタビューを読んで、改めてもういないんだなぁと思ったら切なくなってしまった。

    0
    投稿日: 2013.01.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっと文庫になったしと思って読み始めてみたものの…なんかこれまでのリンカーン・ライムシリーズと違う気がしてならなかった。何が違うのか色々考えてみたら、まずはグリッド捜査や科学捜査のシーンが少ない気がする。そこが醍醐味なのになんだか残念。その分なんだが潜入捜査やアリバイとかを推してきて、なんだかキャサリン・ダンスの影響か?とか思ったりもした。ただプラスキーの活躍は個人的には嬉しい。あと物足りないのはなんといってもいつものどんでん返しがない。なんとなく最後まで予定調和というか…いつもは数カ所で思う、やられた!とのが一度もなく、なるほどなるほどと思っているうちに読み終わってしまった。最初に出てくるロンドン市警を巻き込んだ事件が絶対にどこかで絡んでくるんだろうと思っていたら、最後の最後まで絡んでこずがっかり。しかもそこでウォッチメーカーなのかって思ってしまう。新作に出てくるらしいのでその布石なのかもしれないが。最後の最期に伏線を全部回収していくのがこのシリーズの醍醐味な気がしたのに、次回への布石で終わるとは少し残念。 ただ次回作への楽しみが1つ。サックスはどんな新車を買うのか(笑) ストーリー自体は全てを知る男という情報化社会の産物のような犯人の話だが、文庫になってしまう間に話題としてもはや古いものになってしまったように思う。出た頃に読んでいればまた違ったのかもしれないが、今では少し違うよなと思ってします。 そういう意味でも新作は文庫になるのを待つか、すぐ買うか悩むところです。

    0
    投稿日: 2012.12.17
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    今回の敵は、いつもの緻密系な敵と少し毛色が異なり、それはそれでなかなかだった。最後の方は、ちょっとお間抜けでもあったけど。一介の犯人があんなにデータ改竄出来たのは、やや納得いかないところもあったけれども、相変わらずのジェットコースターっぷりで楽しめました。

    0
    投稿日: 2012.11.25
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    現在社会においてはあらゆるところで個人の行動ログが取得されている。それを一箇所に集約することができて、そのようなデータを有効活用して、自分に最適な情報がレコメンドされるのなら良いのだが、今回の話のように改竄され、本当はおこなっていない行動を裏付けられたとしたら… あり得るようで怖い。 事件解決に向け、ライム、アメリア、新人プラスキー、セリットーといったおなじみのメンバーが尽力する。 ライムのいとこ迄登場し、ライムの過去を振り返るシーンも面白い。 相変わらずのジェットコースター的な展開であっという間に読了。 (出張中に読み終わればと思いつつ、下巻は往路のみで読了) 著者は本当にいろんな事を詳しく調査されているのに感心させられます。(上から目線過ぎですが)

    0
    投稿日: 2012.11.20
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    下巻に入っても犯人の恐ろしさは増すばかりで、ギリギリまで犯人が突き止められない。情報を改竄できる犯人は強すぎる!最後のドンデン返しは流石。ディーヴァーは安定感あって外さない作家だと、再認識。

    0
    投稿日: 2012.11.17
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     ライムの従弟が、逮捕された。  周到に用意された証拠に、かえって違和感を覚えるライム。  「クリミナルマインド」で「インターネットは人類が作り出した人智を超えたもの」っていってたけど、まさにそれなんだよね。  でもって、ネットに熟知しているってことは各種の記録を改竄できるってことで。  これが怖い。こわすぎる。  も、手も足もでないじゃないかって状況から、まぁ、ライムなので無理矢理解決をこじあけていく。  安定の面白さです。  にしても、やっぱ「ボーンコレクター」は、白人の俳優で作り直すべきだよね。いや、デンゼンワシントンは最高によかったんだけどね、どーしてもあれがちらつくとぶれる。今回のようにライムのバックボーンがかかわってくると余計にぶれる。  それがしんどいです。  うん、せめてテレビシリーズにしてっていう案はないんですかねぇ。  にしても、<感覚>っていう感性は、すごいなと思うのである。  

    0
    投稿日: 2012.11.13
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    リンカーン・ライムシリーズには被害者に選ばれた人物の描写が続き、犯人が詰め寄り、そこで優秀なチーム・リンカーンの横槍が!という気持ちよいパターンがあるんだけれど、今回の犯人はかなり最後のぎりぎりにいたるまで常に優位に物事を運んでいる雰囲気があって、ぞっとする瞬間が延々と続いた。おかげで読むのがやめられなかった。ああこんなに急いで読んじゃダメ、もっとゆっくり立ち止まって、と思ってもスピードを落とせずひっぱられるこの感覚。堪能したわあ。

    0
    投稿日: 2012.11.03
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    スケールのでかい史上最大の犯罪に仕上がったようだ。コンピューターやネットを駆使した恐ろしい社会だ。知らないうちに個人情報が改竄されて、多重債務者や犯罪者に仕立てられている。想像しただけで背筋がぞっとする。

    0
    投稿日: 2012.10.31
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    あいかわらずのおもしろさ。ディーヴァー大好き。 わたしがディーヴァーを好きなのは、犯人さがしや謎解きだけじゃなくて、脇役でも、その登場人物の育った環境とか日常の暮らしのこととか、ストーリーには関係なくてもちょっとしたことがちゃんと書かれているところ。 たとえば、アメリアがわが子のように思っているパムの恋愛とか、新人巡査のプラスキーの少年時代のこととか。それぞれの人物に愛着がわいて応援したくなるというか。シリーズものには大切なことだと思う。 ライムの過去、学生時代のこととか、家庭や父親のことなんかもわかってきてすごく楽しい。(もう、楽しい、としかいえない。なんかヘンみたいだけど)。ライムをどんどん好きになる。 ラストも、事件の謎解きとは関係ないけど、しみじみよかった。ミステリで読後感がいい、ってすばらしい。世の中の悪人や嫌なしくみ、できごとをずっと読んできて、最後に、それでもやっぱり人間とか人生ってそう悪いものじゃない、って思えるというか。いつも読むたびに思うけど、ディーヴァーって絶対にいい人だ。 それにしても、個人情報を悪用した犯罪の話で、それは恐ろしかった。もう絶対にアンケートには答えない、とか、ネット通販も控えよう、とか、なるべく現金払い、とか考えた。

    1
    投稿日: 2012.10.30
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    ネットでの事件が報道される中、タイミングが良いというかなんというか。いろいろネットに書くことが怖くなります。

    0
    投稿日: 2012.10.29
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    情報社会の恐怖。膨大な個人情報が企業によりデータベース化され、それが悪用されたなら… リンカーン・ライムと恐ろしく頭の良い犯人との知恵比べ。なかなか読み応えのある作品だった。 ディーヴァーも外さない作家だな。

    0
    投稿日: 2012.10.23
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    とある箇所で犯人分かったつもりが、全然見当はずれで情けねぇ。 ストーリーも興味ある分野なんで楽しめた。 ライムもまるくなったな~あのツンデレぶりはどこにいったのか。 し・か・し!個人的にデルレイが好きなんでせめて登場くらいはさせてやってくれ~

    0
    投稿日: 2012.10.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    〈リンカーン・ライム〉シリーズ第8弾 盗まれる個人情報 改竄されるデータ 知らぬ間に、罪を着せられる――恐怖 ミステリ: ストーリー: 人物: 読みやすさ:

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    投稿日: 2012.10.11