
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
演義全120回中、30回までが掲載。1回ごとに、「次回のお楽しみに」的に終わるので講談の形式を感じた。演義ではあるが、敵方として曹操も丁寧に魅力的に書かれていると思った。同時にいくつもの敵を意識しながら戦わないといけなかった状況が良く分かり、「そりゃあ大変だ」と思った。意外と文は淡白と言うか、心情とかよりも出来事ベースに進むので、小説ではあるものの歴史年表を小説化した感じ。
0投稿日: 2026.02.18
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黄巾の乱から始まる群雄割拠の時代。洛陽を恐怖のどん底に陥れた董卓を討つべく決起する連合軍。董卓を裏切った呂布も、最後には曹操らに討ち取られる。許都に献帝を移しその後ろ盾となった曹操が権力を握ると、官渡にて袁紹と決着をつけることに。 旗揚げ時から夏侯惇、夏侯淵、曹一族が配下にいる曹操はやはり強い。さらに典韋や許褚、徐晃なども加わるのだから、曹操の人を見る目は確かで、カリスマ性があるのだろう。改めて読むと典韋の死が思いのほか早いことに驚く。猛将との出会いの中でも特に、呂布配下の張遼と相見えるところがワクワクする。 一方の劉備は、お人好しすぎて関羽、張飛がヤキモキするのが面白い。だがその慎重さは乱世を生き抜く強かさでもある。二人の義兄とは違い直情的な張飛の欠点が、後に災いとなるだけに何とも居た堪れない。忠義を尽くして曹操のもとを去る関羽のシーンは、三国志のハイライトの一つ。 呉については、改めて孫堅の退場があまりにも早いことを実感する。孫策が盛り立て、父親の時代から付き従う者に加え、周泰や太史慈が配下になる展開が熱い。だが晩年の孫策は、あまりに粗暴で意固地過ぎる。古くからの優秀な人材に支えられ、新たに魯粛も陣営に加わり若き主君孫権が立ち上がる。 時折原文が挟まれることで臨場感や情緒が味わえたり、当時の人々の心情に思いを馳せることができる。訳が流麗で非常に読みやすい。
0投稿日: 2025.09.16桃園の誓いから官渡の戦い
【桃園に宴し豪傑三たり義を結び黄巾を斬りて英雄首めて功を立つ】三国志の世界は小説、漫画、アニメ、映画、ドラマなどでさまざまに描かれているが、全ての基本はこの羅貫中作「三国志演義」であろう。実際はこの前にも各種あるようだが、それらをまとめ史実を元にした創作として後世まで残った。(そのあたりについて詳しくは“はじめに“に記載してある。)冒頭に記載した漢文調のタイトルと「原書に脈打つ快いリズム」を正確に訳した本文は、まさに基本の雰囲気がある。詳細な訳注や挿絵も良い。面白さで言えば、もっと面白い小説や漫画はあるだろうが、それでもそれらと比較しながら読むのも楽しいものだ。第一巻は桃園の誓いから官渡の戦いまでである。
0投稿日: 2024.05.09
powered by ブクログ〜官渡の戦い。 吉川英治の三国志を読んだあと、演義を読み始めたけど、吉川英治の方がさらに脚色してるので、演義はあっさりしてるなぁという気がした。 小説として読むなら吉川英治は感動的に書かれているし、不思議な出来事は少なくして比較的現実的な書き方をしている。 それでも、三国志演義は面白いなと思う。 この三国志演義の嬉しい点 ・登場人物の紹介あり。 ・注釈あり(由来、間違いの指摘など各章の終わりにある。Kindleではリンクになってないのが残念) ・挿絵あり。 ・地図あり。 ・年表あり。 ・巻末の解説あり。
1投稿日: 2017.06.24
