
総合評価
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powered by ブクログタイトルとは裏腹に、じっとりと暗く、哀しいお話だった。 まあ、「温室」の指す意味は、最後に明らかになるのだけど。 そして、瀬尾さんらしい、綺麗で後味のいい終わり方だったのだけど。 みちるの存在がとにかく眩しかった。 こういう、清々しい子を嫌み無くきっちりと描けるのが、瀬尾まいこという才能の本質だと思う。 過剰に飾り立てるのではなく、その清々しさを淡々と描写できる、透明で軽やかな文章。 一方で、陰湿で険悪な空間の描写もまた、同様の文章で描いてしまう。 このコントラスト。白と黒。セピアではなく、モノクロームの風景。 そこに、みちるという痛ましくも輝かしい存在を配置することで、その鮮やかさが映える。 今時の学校は、やはりどこか歪なんじゃないかと思う。 ぼくはその現場を知っているわけではない。もちろん。 けれど、時折すれ違う子どもたちの日常を目にしたり、時々伝わってくる噂話なんかを耳にする度に、おいおい、と思ってしまう。 本書には、その歪さの形がくっきりと描き出されていたように思う。 どこまでも続く閉塞感。行き場を無くして鬱屈していくエネルギィ。 優子と瞬という二人の登場人物は、そんな現状を託されたキャラクタなんだなと思った。 救いがないわけではない。 しかし本書でも、その救いは子どもたち自らの手で編み出され、示される。 大人たちは何をしてるんだ、と溜め息を付きたくなる。 本書で出て来る大人たちは、みんな情けない。 そして、これが現実の大人の姿そのものなんだと思うと、さらに情けない。 きっとみんな、自分のことだけで手一杯で、周りを見渡すだけの余裕がないのかもしれない。 それも一つの悲劇ではある。誰も、自ら望んでその状況にいるわけではないのだろう。 けれど、余裕というのはそういうものではないと思う。 余裕というものは、作ろうとしなければいつまでも生まれないものだと思う。 本書は薄い。 けれどこの中には、大人たちが真面目に正面から向き合わなくてはならない問題が、書かれている。 考えなければいけない。そして、変えていかなければいけないのだな、と改めて思った。
0投稿日: 2018.11.13
powered by ブクログ小学校、中学校の学校崩壊、いじめがテーマです。瀬尾まいこ 著「温室デイズ」、2006.7刊行、2009.6文庫化。いじめがテーマの物語、私はあまり好きではないですが、瀬尾まいこさんの筆にかかると、子供たちの子供たちなりの懸命な生き方、いじめがある意味成長の原動力になってるように思えるから不思議です。「努力は人を裏切らない」んですね(^-^)
0投稿日: 2018.10.29
powered by ブクログ過去にいじめを受けていた優子と加担したことを悔いるみちるが中学で再会し親友になり、崩壊の進む中学でいじめを受けるみちるは何故自分が逃げなければいけないのかと留まり、優子は別室登校からカウンセリングへと進み、やくざの息子が切れる自分に悩む。息の詰まる学校が迫る。その渦中にいるしかない中三生が逞しい…?
0投稿日: 2018.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
後ろ表紙に書いてあったような、小さな奇跡は特に起こらなかったような気が… ただ、自分で考えて行動を起こしたことで、本人たちが、しっかり自分と向き合えたんじゃないかな、と思います。
0投稿日: 2018.10.13
powered by ブクログ世の中には理不尽なことが多すぎる。それは変わらない。大事なのは、それとどう向き合うか。みちるは強い。でも、瞬や優子もそれぞれ強い。私もこの春、温室デイズを抜け出します。
0投稿日: 2018.03.11
powered by ブクログ中学3年生の女子生徒二人の目線で交互に話が展開。 荒れてる中学校の話がモヤ~っとダラダラしてる。 読み終わりの良さもなし。 学校ってこんなに自由に悪さができて薄情な集まりだったっけ?なんて思う。
0投稿日: 2018.01.09
powered by ブクログ学校って、なんでか、ちょっとしたきっかけで、崩壊するんだよね。 でも、崩壊している部分とそうでない部分があって、生徒によってそのどちらにいるかが違う。 私はどちらかといえば崩壊していない場所にいつもいて、だけど崩壊しているのを知らない訳でもない、微妙な位置にいた気がする。 小学校の頃は怖いもの知らずだったから、何とかほつれを直せないか試していたけど、結局途中でほつれの見えない場所に行ってしまって、どうなったかわからず仕舞いになってしまった。 それだから、みちるの行動を「それじゃ、無理だよ…」と思う反面、「それでも、少しは誰かを変えられるのかもしれない。変えることができていたのかもしれない」と希望を持たずにいられない。 穴が開くのは一瞬だけど、それを直すのには、とても時間がかかる。 直ったとしても、「はい、きれいさっぱり解決!」とはならなくて、どこか誰かに必ずしこりが残る。 それでも、できることがあるなら、何もしないよりましなのかもしれない。
0投稿日: 2017.11.30
powered by ブクログ大人は温室には帰れない.戻れない.引き返せない. それでも,同じことを引き起こさせないことはできる. この本を読んだ,いままさに温室にいる子たちが,繰り返さないように.
0投稿日: 2017.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【あらすじ】 みちると優子は中学3年生。2人が通う宮前中学校は崩壊が進んでいた。校舎の窓は残らず割られ、不良たちの教師への暴力も日常茶飯事だ。そんな中学からもあと半年で卒業という頃、ある出来事がきっかけで、優子は女子からいじめを受け始める。優子を守ろうとみちるは行動に出るが、今度はみちるがいじめの対象に。2人はそれぞれのやり方で学校を元に戻そうとするが……。2人の少女が起こした、小さな優しい奇跡の物語。 【感想】
0投稿日: 2017.08.04
powered by ブクログこのタイトルですから、いつもどおりのふんわりした瀬尾まいこを想定していたのに、いじめをテーマにした意外にヘヴィーな物語でした。 みんな仲良く遊んでいた小学校低学年。高学年になって思春期に入りかけた頃の女子のいじめはえぐい。誰がそのターゲットになっても不思議はないが、みちるはヤクザの息子で不良中の不良の瞬と幼なじみだったおかげで、同級生からご機嫌を取られる側。美人で賢く正義感にあふれる優子がいじめられる側となり、どれだけいじめられようと正しい行いに徹していた優子だったが、やがて隣の校区へと引っ越す。みちると優子は同じ中学校に進学して再会。しかしふたりは親友になる。中学校は崩壊が進み、校舎の窓ガラスは残らず割られて花壇は踏みつけられ、教師は生徒に殴られる。このまま中学校生活を終わらせてはいけないと、ある日突然立ち上がったみちるは、同級生からうざがられて酷いいじめを受けるように。 みちると優子、それぞれの目線で交替に語られます。教師の生徒への接し方もさまざまで興味深い。いじめられてもいじめられても学校に行くみちる。来なくてもいいのにという教師に対してみちるが発する台詞に心を貫かれます。「学校に行かなくても大丈夫にするのが先生なの?つらいことがあったら、逃げ場を作ってあげるのが先生たちの仕事なの?そんなんじゃなくて、ちゃんとみんなが普通に教室で過ごせるようにしてよ」。 優子が心の中で思うことについても考えさせられます。「義務教育というのはすごい。ドロップアウトした人にとことん優しい。学校に行きたくなければ次のものが用意される。教室でまともに戦うみちるには、誰も手を差し伸べないけれど、逃げさえすればどこまでも面倒見てもらえる。教室で戦うのは、ドロップアウトするよりも何倍もつらいのに」。 思いの外ヘヴィーな話でしたが、最後はちょっぴり救われる、いつもながらの瀬尾まいこなのでした。
0投稿日: 2017.04.27
powered by ブクログ実は昔に1回読んだことがあったのだけれど、忘れてまた借りてしまったもの。 図書館の神様読んでもそうだったけれど、教師になるのも悪くなかったかなって思うくらい、大変だけどきらきらしている学校生活が描かれていて、今はそういう気持ち懐かしいなと思って読むけれど、当時の私だったらどう感じていたんだろう、と思いました。
0投稿日: 2016.12.04
powered by ブクログ2016.7 市立図書館 6年前に単行本で読んでだけど、内容忘れてた。 久々に瀬尾さん読んだ。 やはり読みやすい。 重いテーマなのに、サクサク読めて、苦しい感じがしない。
0投稿日: 2016.07.08
powered by ブクログある意味、学校だけでなく会社という組織に属している状態も温室かもしれない。その組織にしか理解されない価値観で行き続けるという意味で。
0投稿日: 2016.06.10
powered by ブクログ小学校も中学校も中では少しずつ壊れていった流れでいじめが日常茶飯事になる中、いじめる側といじめられる側両方を体験。学校を変えようと頑張るものの結局は学校自体は変わらず、そのかわり、ほんのちょっと自分たちが変わって、たくましくなっています。 小学校より中学の方が陰湿で、高校になったらますます酷さは増すばかりかと思いますが、彼女たちなら大丈夫、もしかしたら高校では変えることができちゃうかもなんて期待も持てそうです。
0投稿日: 2016.06.07
powered by ブクログイジメにあって辛い状況でも「まだ 私は頑張れる」と思える心境が何だか分かるなぁ〜って思った…状況を知って「もう学校行かなくても良い」って言われると逆に大丈夫!って思えるんだよね…辛いのに何でだろう?
0投稿日: 2016.03.05
powered by ブクログすごいリアルな話だと思う 実際、公立の中学ってこんな感じだよ 今いろいろいじめとか問題になってるけど これ教師に読んでほしいと思うね
0投稿日: 2016.01.04
powered by ブクログ気持ちの安らぐ本を読もうと思って、久しぶりに小説を手にした。 中学校を舞台にしたイジメがテーマだった。 でも、結末に希望を感じた。
0投稿日: 2015.07.21
powered by ブクログあっさり読める。 温室というぬくい言葉とは裏腹に、内容は激しいいじめや学校崩壊が描かれている。ちょっとした理由でいじめられていた優子をかばったことでいじめの対象になったみちる。彼女はそれでも学校へ通いつづけた。 印象的なのが、辛いのなら学校を休めばよいという人たちにこう訴えるみちるの言葉。 「どうしてみんなそんな風に言うの?優子も先生も、教室行かなくたっていいって。学校なんて休めばいいって。どうして?だって、私何も悪いことしてないんだよ。病気にもなってない。なのに、どうして教室にいくの、放棄しなくちゃいけないの?どうして普通に教室に行けないの?」 また、教師は逃げ場所を作るのではなく、学校にふつうに通える場所にすることが大事であると訴える。これにはガツンとやられた気がした。学校の代わりになるフリースクールなどの逃げ場としての存在をどう考えるのか。安易に考えてはならない問題だと感じた。教師という視点でも、また、親という視点でも。
0投稿日: 2015.06.29
powered by ブクログ一気に読んでしまった〜。中学生たちが学校生活を送る物語。ただ普通の学校ではなくて、不良が暴れ、いじめが横行する生活。はっきりと学校の雰囲気が変わったわけではないけど、変えよう、変わろうと努力した人たちの周りは確かに良い方向へと変わったはず。これも一つの青春の形。
0投稿日: 2015.05.10
powered by ブクログ中学1年のとき、すごいささいなことがきっかけでイジメられていたことがある。 先生も頼りにならず、本当に辛かったあの日々が思い出されて少し辛かった。 みちるほど強くなかったけど、ちゃんと自分を見てくれるひとがいるそれだけで、嬉しかった。 そして、1日も休まず学校へ通えた。 子供しかわからない世界 あるんだよねーー。
0投稿日: 2014.11.01
powered by ブクログ誰かのリアルを読んでるような温度のお話だった。 そんな理由で学校に行かなくなるし いじめや学級崩壊、登校拒否の あまりにもありふれた話におもえて いつもはこれでもかっていうくらい感情移入して読むのに、登場人物をかわいそうとまったく思わなかった。 淡々とした文章がよかったのかな。 結局斉藤くんはなにものだったんだろう。 温室デイズってタイトルの響きが好きです。
0投稿日: 2014.09.26
powered by ブクログ瀬尾まいこさんだからほっこりしたものだと思って読んだら大違いだった 題名も「温室」だし 中学の崩壊、いじめ 重いなあ 大人ってなにもできないのかなあ これはスーパーマンが一人も登場しない 日が流れていく 《 大嵐 大人は言うよ 温室と 》
0投稿日: 2014.07.30
powered by ブクログいじめられているみちる、不登校になった優子、不良の瞬、みんな激変したハッピーエンドでは到底ないけれど、みんなほんの少し何かが変わっている。 きっと人の変化ってそんなものなんじゃないかな、と。 中学校が舞台で、もちろんタイトル通りに温室のような要素もあるのだろうけれども、それぞれの立場や苦しみを抱えて、正解がわからないままあがく中学生たちは、決して社会人よりぬるいとは言い切れないだろう。 そのくらい深さを感じる物語であると感じた。
0投稿日: 2014.07.11
powered by ブクログどんよりしていたって、それさえ懐かしく思う日っていうのは、100%来る、ってことだ。きっとそうなんだ。
0投稿日: 2014.06.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いつも通り、ほっこりする話かと思いきや、救いようがないほどに寂しくて、悔しくて、辛い話だった。 でも、きっと、みちるのように、あんな思いをして学校に通ってる中学生たちはいるのだと思う。 みちるたちにとって一体誰が味方なんだろー。 高校生活を楽しんでくれてたらいーな。
0投稿日: 2014.05.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2人の主人公、みちるも優子も、けなげで強くて読んでてたまらなくなる。積極的にパシることで仲間の秩序をなんとか維持しようとする斉藤君にしてもそう。みんないい子なんだけどなぁ 不良も苛めに加担している子も見て見ぬふりをしている子も、きっと別の視点でみたらいい子なんだろう。彼らだって被害者の一面もあるのだろう。自分の平和な生活を維持するためにせざるを得んことをしているのかも知れない。 悪者的に描かれている教師たちだって、一人一人は悪人じゃないんだと思う。それなりに考えてはいるんだと思う。 誰も彼もが戦々恐々として萎縮して、たまらず背伸びしようとした個を潰して、それがまた新たな萎縮を生む… これじゃ戦争に突き進んで行った時の日本と一緒やん。「100年前に尾崎が歌ってた」って言われるくらい成長してないって思うよな。 こんなんじゃだめだと思うけど、こんなんが現実でもある
0投稿日: 2014.04.05
powered by ブクログ完成度は高い。が、いじめがテーマのものって、個人的に読むのつらいんだよなあ。ラストがああなったのは救いではあるけれど。
0投稿日: 2014.03.29
powered by ブクログ人生で2冊目に読んだ作品。ちょうど私も中学生。主人公の強さと、中学生はまだ子供だと思っている大人たちの描き方が、リアル。
0投稿日: 2014.03.10
powered by ブクログ斎藤君がよかった! 読んでいて、ううーとなってしまうことが多かった。教師という職業柄かな。かっこいい教師が出てくるわけでも、支えてくれる友達が現れるわけでも、クラスメイトが改心してくれるわけでもない。でも、それが現実で、救いがないといえばそれまでだけど。 ただ、 自分がぐちゃぐちゃにしたプリントのことを涙目になりながら謝りにきてくれる子 ドッチボールで当てられてむしゃくしゃしてる子を次がんばれって励ましてあげられる子 友達が掃除をがんばってたことをこっそり教えにきてくれる子 そんな子達もちゃんといて、そんな場面に日々触れるたびに泣きそうなほど嬉しくなる。嬉しくなれていることを、感謝しなくちゃいけないなあと、思いました。 最後の登校が、とてもきゅんとしました。ほっこり。
0投稿日: 2014.01.16
powered by ブクログ面白かった! 次読みたい、次読みたいと私の中の「読欲」を呼び覚ましてくれた気がする。 山田詠美さんも読んでいるのだけれど、わたしは瀬尾さんの方が断然合う。 似通っている部分もあると思うので、好き嫌いで読めばいいかと。
1投稿日: 2014.01.08
powered by ブクログイジメ、学級崩壊をテーマにした物語。 今はすっかり大人になってしまったわたしも、かつては、中学生だった。ぬくぬくしてあったかくて、楽しくて、でもしんどくて、そして、生活のすべてだった学校。20年以上も前のことなのに、あの感覚はすぐに蘇ってくる。 深刻なイジメにあったこともないし、授業にならないといったような学級崩壊もなかったけど、それでも、やっぱり、子どもにしかわからない、子どもの世界特有のしんどいことは、思い返せばいっぱいあった。 正義感のカタマリそれゆえにイジメの標的になってしまった主人公みちる、小学生時代にイジメにあい転校を余儀無くされた経験があり、ふとしたきっかけで不登校になってしまったみちるの親友、優子。そして、暴力団の親を持ち、家庭環境が最悪の札付きの不良、瞬。 子どもにとって、学校生活は親が介入できない、まさに、子どもにしかわからない子どもの世界。 だけど、この物語に描かれたみちる、優子、瞬、それぞれの行動は、親がちゃんと子どもをみているかどうか、家庭に子どもがホッとできる居場所があるかどうか、というそのことがすごく影響していた。 この3人は、クラスの中では、いわゆる特別な生徒。でも現実は、この物語では脇役として描かれているその他大勢の生徒がいる。イジメを見て見ぬ振りをするというその他大勢。 この"その他大勢"という子どもを作り出しているのも、もしかしたら、それぞれの家族の結果なのかもしれない。 もうあと数年で、中学生になる娘たち。中学校生活は、親の手出しのできない世界だとわかっているから、不安もたくさんある。 でも、それでも、親としてなにもできないわけじゃないんだ。そんなことを考えさせられた物語だった。
1投稿日: 2013.12.16
powered by ブクログ荒れている宮前中学校に通う中三のみちると優子。同じ小学校に通っていたのに、優子は小六の時にイジメから逃れるため、転校をしていた。そしてまたイジメが始まリそうな気配を感じたみちるは、激しい怒りを感じ…… ほんわかした作品が多い作者様ですが、この作品は真逆でした。 かつてイジメにあった優子の葛藤。 現在イジメにあっているみちるの苦悩。 学校が荒れた原因を作ったみちるの幼なじみ、瞬が抱える孤独。 作中で、学校なんて温室みたいなものだと先生が言ってたとふたりの会話があるのですが、実際はそんなことは全然なくって、戦いそのものでした。 この見解のズレが、中学生である彼らと、彼らの親との関係のようだなあとおもった。
0投稿日: 2013.12.06
powered by ブクログ瀬尾まいこさんの作品だから読んだ。頑張って生きてる子が出てくる。みんな中学生なので、少し感情移入は難しいけど。 ネタバレかもしれないけど、必死に花壇の花を守ろうとした先生には感動した。
0投稿日: 2013.08.18
powered by ブクログいじめ、不登校、学級崩壊、学校崩壊。 中学3年生のみちると優子。 それぞれの立場でそれぞれの境遇と立ち向かう。 しんどいだろうな・・・ しんどかっただろうな・・・
0投稿日: 2013.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「もう、学校なんか来なくたっていいのに。そんなにつらくて悲しいんだったらやめてもいいんじゃないかなって思う。」 「どうしてみんなそんな風に言うの? 優子も先生も、教室行かなくたっていいって。学校なんて休めばいいって。どうして? だって、私何も悪いことしてないんだよ。病気にもなってない。なのに、どうして教室に行くの、放棄しなくちゃいけないの? どうして普通に教室に行けないの?」(中略) 「そういうの、すごく変だよ。学校に行かなくても大丈夫なようにするのが先生なの? つらいことがあったら、逃げ場を作ってあげるのが先生たちの仕事なの? そんなんじゃなくて、ちゃんとみんなが普通に教室で過ごせるようにしてよ。私は、教室に行こうって言ってほしい。…」
0投稿日: 2013.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
学校でのいじめを題材にしたお話。フィクションだけど、作者が執筆当時中学の教師だったということで、妙に現実的な内容に感じられるから不思議。 そして、以前読んだ同著者の作品からほんわかとしたノリを期待していたため、それとのギャップが激しすぎて読んでいてどんよりとした気分に。 終盤に向けて状況が改善されていったので、読後感は悪くなかったです。けれど、陰惨ないじめとそれがもたらすいじめられる側の悲惨な状況の記憶は残り続けるわけで。 主人公はそんな日々さえポジティブに受け取ってますが、私はそこまで前向きな印象を抱けそうにないです…
0投稿日: 2013.06.25
powered by ブクログ瀬尾さんの作品はほっこりする感じが好きで読んでいるのですが これは正直イマイチでした。 全体的に大きな動きもないし ラストもパッとしないし なんだか何が伝えたかったのか結局よくわからなかった。 ただ、いじめられているわけでもないのに教室に行けない不登校の子の気持ちはこの本を読んでなんとなくこんな感じなのかーとわかった気がしました。
1投稿日: 2013.05.14
powered by ブクログ荒れた中学校で過ごす優子が主人公。小学校の時、いじめにあい、隣の学校へ転校した優子だったが、その間、手紙をくれた子みちる。再び中学で会い、親友になる。卒業まであと5ヶ月という時始まった優子への酷いいじめに、許せなくなったみちるが立ち上がり、翌日からみちるがいじめの標的となってしまう。一度いじめを体験しているみちるは、かばうことも無視する事もできずに別室登校となる。卒業間近に、作った花壇を守り、みちるにも明日への光が見えるところで話は終わるが、かなり酷いいじめの状態に(重松清もそうだが)読むのが辛くなる。教師は誰一人信用出来ないというのも、残念すぎるところ。途中でやってきた若い講師のみがみちると心を通わせ、出来ないキャラなりの使命感を持っている。現代の子達には、まともな大人像はリアリティがなく、こういう設定のほうが好きなのかな?終わりは悪くないが、その他大勢のいじめる側の気持ちは全く描かれていないので、これよりも、後藤竜二の「十二歳達の伝説」の方が良いと思った。
0投稿日: 2013.03.03
powered by ブクログ瀬尾さんにしては、珍しいタイプの本だなぁと思った。簡単にハッピーエンドじゃないところが良いんだろうな。悪い点はないが、特に良いと思った点も無いかなといった感じかな…。
0投稿日: 2013.02.21
powered by ブクログ瀬尾まいこさんの作品の中では、あったかい気持ちにならない本ではないだろうか?こんな中学生活だったらそれからの人生もかわるだろうなぁ。私は、恵まれた環境にいたなぁと思った。これから子育てをして行く中で子どもが巻き込まれたらどうしよう。もしいじめるような子になったら。いろいろ考えてしまう…。。そうならないようにしっかり子育てしよう。
0投稿日: 2013.01.20
powered by ブクログいじめを題材にした作品というのは、 どうしてもじめじめした陰湿さから抜け切れないが、 本作はその点で異質である。 いじめられていても、 光りを感じる必要がある。 いじめられているからこそ、 光りを感じる必要がある。
0投稿日: 2013.01.12
powered by ブクログあいかわらず文章は読みやすくて一気に読めた。 学校崩壊って、ここまでひどくなるもの!?と思ったけど、実際教師の瀬尾さんが書いてるってことはこれが現実なのかな? だったら怖すぎる!! 私の出身中学もかなり荒れてたけど、一応教師に威厳があって歯止めになれてたもんね。 今はいわゆる「キレる子供」のせいで、例え教師といえど簡単に止められない(身の危険を感じる)ってことだろうな…と感じた。 話自体はラストはみんないい子になって…みたいな丸くおさめる感動ものじゃなかったから逆によかった!! でもなんか感情移入できなかった(特に優子)んで評価低めにしちゃいました。
1投稿日: 2013.01.09
powered by ブクログ学級が壊れ、学校が崩壊し、成り立たなくなっていく。そんな中いじめも生じる。それに立ち向かったみちるは強い。空手を習っていることで親近感が湧いたけれど、私はみちるみたいに強くなれない。きっとそう。でも常にそういう人でありたいなぁという憧れはあるなぁ。きっとこれからこういう学校が増えてしまう気がする。教師は学校に来れなくなってしまった子に新たな場所を提供するのも大切かもしれないけど、戻る場所を正しくするのも必要よね。みちるの言うとおり。
0投稿日: 2013.01.03
powered by ブクログ自分も中学生時代に加害者にも被害者にもなった経験があるので他人事の様には思えずに読んだ。 自分はみちるの様に強くはなかったから、時間が過ぎるのを待った。 付属の帯にはとびきりの青春小説!なんて書いてあるけど、とんでもない 救いのないリアルな描写の学生の記録であり、資料の類であると感じた。 途中で読む事が辛く感じたけど 当時の自分の弱さを省みる意味でも、読んでよかったと思う。
0投稿日: 2012.12.09
powered by ブクログ大人たちは学校を温室と呼ぶけれどその閉塞感を息苦しく感じる子もいる。必死に闘っている子もいる。 派手な苛めではなく無視であったり、過剰にどちらか側にスポットを当てないのがリアルだなと思った。 枠から外れられないだけだとみちるは言うがやはり彼女は強くて優しいと思う。中学生の頃に読みたかったな。
0投稿日: 2012.11.18
powered by ブクログ現場を知る教師による教育現場の実態。やはり一種の「告白書」なのでしょう。 今もたびたび報道される「いじめ」。しかし「いじめ」そのものは報道されなくても昔から存在した。極端に言えば江戸時代に制度として存在した「村八分」もいじめの一つだろう。 いじめが悪質化するかどうかは、そこに居る人の組合せのほんの小さな差なのでしょう。その差が埋められない。 多分、画一的な答えの無い問題だから、難しいのでしょうね。 ===================== 09-054 2009/07/14 ☆☆☆☆ 瀬尾さんと言うと「やさしい」と言う言葉が思い浮かぶのですが、これはちょっと違いました。 瀬尾さんは現役中学教師ですから、多分今の中学の実態はこんなものなんでしょうね。荒れる学生と無力な教師。 主人公二人の動きから大きな奇跡が起こるわけではありません。ほんの少し明かりが見えてくる位。でも、その分リアリティが有る様に思えます。 ただねぇ、現役教師としてこういう話も書くべきだと思ったのかもしれませんが、私は瀬尾さんにはもっと心がホカホカするような話を書いて頂きたいと思うのです。
0投稿日: 2012.11.03
powered by ブクログ小・中学校でのいじめを描く。 現代の子供たち(当事者・傍観者含め)の、いじめへのドライな受け止め方、あるいは距離の取り方が興味深い。 その中でも、少しずつ、自分には何が出来るか模索していて、希望が持てる展開だった。
0投稿日: 2012.10.17
powered by ブクログ『どうしていじめられてる方が、学校を去らなければならないのか』という主人公の考えに、はっとしました。私もいじめられるぐらいなら学校なんて行かなくていいと思っていたので。今年はいじめのニュースが絶えなかったし、教育に携わる人、中高生に読んでほしい本です。 いじめを題材にした話って、それが如何に凄惨なものであったか、そしてそれに対し主人公が如何に屈せず立ち向かったか、ということにばかりにスポットが当てられているように思います。しかも最後は無理矢理のハッピーエンド。そういう嘘っぽいお決まりのパターンが嫌いで、いじめの話って読む気になれませんでした。 でもこの話は、いじめの惨たらしい内容ばかりを徒に描くでもなく、取って付けたようなハッピーエンドもありません。ただ主人公は強く静かにいじめをやり過ごす。強力な助っ人も現れません。しかし、それでもそんな主人公を支えてやる人がいないわけではありません。強力ではないものの、それぞれがそれぞれの出来るやり方で、学校をよくするために動きます。その姿がとてもリアルで、瀬尾さん、流石に学校の先生だなあ、と感心してしまいました。 いじめはなくならない。でも、変えられるものもきっとある。そんな優しい終わり方も好きです。 個人的には斉藤くん、そして吉川先生がとっても好き。
0投稿日: 2012.10.13
powered by ブクログ宮前中学は荒れていた。不良たちが我が物顔で廊下を闊歩し、学校の窓も残らず割られてしまっている。教師への暴力は日常茶飯事だ。3年生のみちると優子は、それぞれのやり方で学校を元に戻そうとするが……。
0投稿日: 2012.10.02
powered by ブクログいじめる立場、いじめられる立場にスポットを当てがちな作品が多い中、この作品のなかではきちんといじめという行為を観察し分析するという人物が登場していて読みやすかった。 いじめは悪いこと、あってはならないこととは誰でもが認識しているのだが、いじめに歯止めが利かない、いじめられる方にも何か原因があると口にはできるものの、実際に立ち向かう勇気というものに関して、これほど強く信じ行動する主人公に心から拍手を送りたいと思った作品でした。
11投稿日: 2012.09.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
瀬尾さんの作品は二作目です。 中学三年生のみちると優子がそれぞれのやり方で、さまざまな問題にぶつかり、越えていこうとする物語。 物語の冒頭は二人が小学六年生のときの学級崩壊の部分から始まります。 二人のクラスは六年生になってから学級崩壊し、それだけではつまらなくなってしまった子どもたちは「いじめ」を始めます。 そのターゲットになったのが優子。 裕福でかわいくて正義感の強い彼女は、ある日みんなから嫌われいじめの対象に。 みちるはちょっとした理由からみんなより優位な立場におり、いじめの対象になることはありませんでしたが、そのことに気付いた彼女はみんなの先頭に立って動くようになります。 優子は二学期の終わり隣の小学校に転校することになります。 そんな二人は中学校に入り、友達になるんだけど、その中学校も三年生になるころにはひどく荒れてしまいます。 学級崩壊・喫煙・器物損壊・対教師暴力 そんな中、あと半年で卒業というところで優子が女子から嫌がらせをされるようになります。 優子を守ろうとみちるは大胆な行動に出た結果、今度はみちるがいじめの対象に。 長々とあらすじを書きましたが、瀬尾先生、さすが元教師ということで、学校の荒れていくまで、荒れてしまった様子、とてもリアルです。 もちろんいじめも。 みちるも優子もいじめの対象となってしまうわけなんですが、どちらも自分なりのやり方でそれと向き合い、乗り越えようとしていきます。 いじめられても決して学校を休まず、教室に向かうみちるを優子は強いと言います。 当の優子は相談室登校から不登校になり、学びの教室、カウンセリングと転々としていきます。 一見母親のすすめに従っているだけのようにも見えますが、最後は彼女も自分なりのやり方を見つけます。 読者である私からしては、どちらも強いと思いました。 ここまで崩れてしまったものをどうにかしようなんて、思えない。 こんな学校嫌だけど、別に自分がどうにかしようって思ったってしょうがないって。 きっと多くの人がこう思うだろう。 だからみちるのバカ正直な行動には、「あーあ。」って思ったし、いじめられるに決まってるじゃんって思ってしまいました。 そんな中、みちるが屈することなくいられたのは、一人じゃなかったからなんだろうな。 みちるを決して一人にしなかった周りの人々の存在も物語の中ではすごく大きな存在になっています。 私は特に吉川っていうスクールサポーターがお気に入りです。 現代の中学生を取り巻く様々な問題がこの小説には詰まってます。 救いのある終わりにはなってるので、いじめの話はちょっと・・・って人にも読んでほしいです。
0投稿日: 2012.08.01
powered by ブクログ子供の世界はつくづく大人社会の縮図だと感じながら読んだ。子供達、ごめんなさい。学校を卒業し社会に出ても、自分が傷ついたり損をしないように立ち回る大人でいっぱいです。正義は各の心の中には有るだろうけど、より良い社会にするための劇的な方法はそうそう無いと思う。みちるの父も優子の母も吉川も、子供の為に何が出来るんだろうと迷いながら自分の精一杯でなんとかしようとしている。大人が子供達にしてあげられるのは、理解し、強い心に育って欲しいと願うぐらいしかないのかな。身につまされる話だった。
0投稿日: 2012.07.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中学三年生のみちると優子がそれぞれのやり方でいじめと向き合うお話。 まっすぐな気性のみちるがいじめの対象となり、がんばったり、でも折れてしまったりする様子が本当に痛々しい。 そこは”温室”と冠するような生ぬるい世界ではない。 印象的なのはいじめの風景よりもむしろ教師の存在感。 瀬尾さん自身が中学校の教師だったため、たぶん本当にリアルな風景なのだろうと思う。 だけどあまりに情けない。 最近感じるのは、子供が思っているほど教師とは全能で優れた存在ではいということ。 でも子供にとって先生ってやはり神様みたいな存在だと思う。 だから教師も人間だよというのは、やっぱり大人の言い訳でしかない。 単なるいじめ小説ではなく物語りが動いていくので、それほどつらくはなかったし、一応ハッピーエンドである。 ただ、みちるは小学生時代に優子をいじめて転校までさせているわけだが、そのあたりがあっさり終わっているのが違和感を感じた。 そしてキーマンとして出てくる、不良のボス的存在の瞬がイマイチしっくり来ないキャラだった。
0投稿日: 2012.07.17
powered by ブクログ中学校が舞台、シンプルな話だと思う。 今の状況をどうにかしたい、損するのは自分だと分かっててもどうにかしたいという思いが勝って行動する主人公の女の子は凄いと感じた。 何より、自分の為ではなく周り為にというのが凄いところ。
0投稿日: 2012.06.30
powered by ブクログ瀬尾さんの描く世界ってほんわかしたものが多かったけど、これはいじめのお話。うちの学校は暴力沙汰とかはなかったけど、中学ぐらいって確かにこーゆーのあるよね… 題材的にどうかと思ったけど、瀬尾さんらしく前向きな展開になっております。 これは生徒によるいじめの話やけど、先生からのいじめモノなら乙一の「死にぞこないの青」が印象的だったな。
1投稿日: 2012.06.28
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瀬尾さんの本にしては内容が重くて、すごくつらい気持ちになりました。教師だった昔の経験が生きているのでしょうか、リアルなところがまた怖かったです。教師のリアルなんて知らんけど。
0投稿日: 2012.06.18
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いじめをテーマにした話。 とはいえ、崩れるってことは簡単だけど、そうならないようにすることはどんあに大変か、いったん崩れたものをもとに戻すのは崩すことの何倍ものパワーがいることを痛感する作品。
0投稿日: 2012.06.06
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学級崩壊とそれを立て直そうとするふたりの少女の物語。 あらすじが1行で終わっちゃうな。まぁ分量も少ないしこんなもんかな。特に感想もないなぁ・・・。 ひどくつまらなってわけじゃないけど特に面白くもない作品でした。
0投稿日: 2012.05.13
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正直なところ、こういういじめの話はあまり好きではないのですよね。 やっぱり読んでいて気分が良いものではないので…… なので、いくら瀬尾さんの作品とはいえダメかもしれないと思いながら読んでいたのですが、ひたすらに重苦しいという感じの物語でもなかったです。 ちょっとホッ。 とはいえ、軽いというわけでもなく。 物語の中でいじめという問題が解決されたかといえば、多分ノー。 すっきりしないと感じる方もいるでしょう。 ただ、この辺りは現実的だなあと思います。 馬鹿みたいなことですけど、子どもの世界からいじめをなくすことなんてそうそう出来ることでもないのだろうなとも思いますので。 みちるのお父さんが泣いたシーンでは、私も泣きそうになりました…… 今回は電車の中で読んでいたのでなんとか堪えたけど。 読み終わって、改めて思い返してみると、重かったけど物語は意外とあっさりと流れていったような、そんな気もします。 不思議。 印象的な部分が、他の瀬尾さんの作品と比べ少し少ないかな。 ただ、読後感は好きです。 みちると瞬の関係も、決して悪くはないのだろうなと。
0投稿日: 2012.03.27
powered by ブクログ中学生の娘が学校の先生に読んでほしいと言っていた。 中学生の心の動きがとてもよく描かれていると思う。
0投稿日: 2012.02.19
powered by ブクログ二人の女の子の目線から、中学でのいじめや問題などが描かれています。一番好きなのは最後のところ。みちるかっこいい
0投稿日: 2012.02.08
powered by ブクログ中学三年のみちると優子。彼女たちが通う中学は少しずつ崩壊している。ある日優子が些細なことでいじめを受けるようになり、それを助けようとしたみちるが今度はいじめの対象になる。 戦う者、逃避する者、諦める者。中学という狭い社会の中でのそれぞれの役割で、少しずつ変化が訪れる。 相変わらず瀬尾さんの文学は優しい。 いじめというヘビーな題材なのに読後の不快感は全くない。 作中で大きく変化したこともないし、多分どこかで同じようなことが繰り返されるのだけど、不思議と心があたたかくなる作品。 同じくらいの年代の子に是非読んでほしい本。
0投稿日: 2012.02.06
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瀬尾さんの作品は心温まる話が多い中、これはちょっと違った。 中学生って難しい時期なんだと思う。 荒れていく学校。まわりに流される生徒。何かを変えようとするものはみんなから弾かれてしまう。 イジメ、登校拒否、何もできないまわりの大人、現状はこんなもの?なんだか残酷で怖いと思った。 帯に”2人の少女が起こした小さな奇跡”とあったけど、ほんとに小さすぎる。何か起きるのでは?という期待を持っていたぶん、裏切られる現実的な結末がちょっと残念。
0投稿日: 2011.12.30
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何かが始まるわけでも何かが終わったわけでもない。ただ学校と言う空間が正常に機能してなくて、それでも何か特別な事件が起こったわけでもないけど、振り返ればなにかが変わったしなにかが確かに在ったよね。そんな話。 学生時代に学級崩壊を経験したことのある人なら題名の意味を痛感できるかもしれない。そうでなくても温室にあったかつてを懐かしく思う。
0投稿日: 2011.12.15
powered by ブクログ教育に携わる人(特に小・中学の先生になる人)に読んでもらいたいと思った作品。「温室」という表現がぴったりで少しぞっとした。
0投稿日: 2011.11.27
powered by ブクログみちると優子。それぞれのお互いへの距離の取り方がとても印象的な作品だった。 いじめはなかなか単純にはできておらず、それを形作っているものを丹念に見ていかないと、解決はできないのだろうと思う。そもそも、解決できると考えること自体が何か間違っているのかもしれない。いじめがなくなっても、いじめられていた子の居場所がなくなったらそれはそれで悲しいことだからだ。「3月のライオン」を読んでいても感じたことである。ただ、いい方向へ向かわすことはできるかもしれないとこの小説を読んでそんな気分になった。 斎藤くんや吉川先生もなかなかいい。
0投稿日: 2011.09.17
powered by ブクログ重いテーマを扱っているのに、作品全体を通して「救い」のようなものを感じる。読み終えてみると、いじめの陰湿さや、学級崩壊の恐ろしさではなく、そこにまっすぐ立ち向かっていく、静かで強いみちるの姿ばかりが、胸に残る。「温室デイズ」というタイトルは、まさに言い得て妙だなー。守られていることと、閉鎖されていることが表裏一体となって迫りくる空間の中で、それを否定するでもなく、肯定するでもなく、ただ前を向いて通り過ぎていこうとする果敢な魂がここにある。
0投稿日: 2011.09.14
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中学3年生の女の子が、小学校の頃からのいじめ経験から 通っている中学の荒廃をなんとかしたいと思って といっても、なんだか正義ものとかじゃなくって 色々な自分の感情と素直に戦っている姿が書かれている小説
0投稿日: 2011.09.07
powered by ブクログ崩壊の合図。 教室に紙飛行機が飛び、授業も聞かない、しかし教師たちは何もしない。 そんな中学校のどうしようもない場面から、この小説は始まる。 この状況を「温室」と例えたのは言い得て妙。 作者の瀬尾さんが、実際に先生だということもあって、すごくリアルさを持って物語が進んで行く。 いじめ、不登校、不良。 そんなのはきっと別世界のことではなくて。すごく身近なところに転がってて。誰にでもありうることだから。 主人公のみちるの言葉が強く印象に残った。 「私は強くならなくちゃいけない。強がって取り繕うのではなく、本気でだ。」 柄にもなくかっこいいと思ってしまった自分がそこにいた。 ハッピーエンドではないけれど、一人一人の想いと行動が実を結ぶ、ちょっといい話でした。
0投稿日: 2011.08.28
powered by ブクログ特に凝った文章技法が使われているというわけではないが、非常に読みやすい文章で、肩がこることなく気持ちよく読むことができた。主人公である2名の女子中学生各々の目線から物語が書かれており、なかなかおもしろかった。 荒れ晴れた中学校が舞台で、そこに立ち向かう女子中学生2人。一人は、いじめの対象になってしまうことを覚悟で、その状況に立ち向かう。強い正義を胸に秘め、立ち向かう彼女の姿は非常に勇敢であった。この小説の良い所は、現実がうまく反映された話になっているという点である。正義感の強い主人公は、荒れ果てた学校の立て直しに立ち向かうが、やはりいじめの対象にあってしまい、小説の最後もハッピーエンドなのか微妙な終わり方であり、単なる美談で終わらせていないあたりが逆に良かった。 組織を変えようと立ち上がったり、皆と違うことに取り掛かる際には、それなりの力と忍耐がいる。中学校が舞台になってはいるが、組織を変えることに奮闘するとはどういうことか…現実問題を踏まえて描かれている点が魅力的な作品であった。
0投稿日: 2011.05.22
powered by ブクログ「平気なわけない。もう、学校なんか行くな」 さすが教師だけあって、登場人物の性格や考えなどはとてもリアルに描かれている。 誰もそこまで悪ではないくせに、残酷で、勝手で、矛盾している。 けれど、扱う話題が重すぎて、展開の綺麗さ・優しさが不自然に感じられてしまった。 瀬尾さんはどの作品も綺麗に終わるけど、それが不自然で無いのがよかったので少し残念。 しかし扱う話題が話題なだけに、このページ数では描写不足になってしまうのは仕方がないとも思う。 丁寧で優しい文章はかわらず読みやすく、すらすら読める。 しかし、中・高生時代は、本当にくだらないことで仲間はずれにしたり、悪口を言ったり言われたりしたなあ、と思いだした。
0投稿日: 2011.04.18
powered by ブクログ主人公の女の子2人が学級崩壊した学校で それぞれが学校を元の状態に戻そうとするが それが反感を買いクラスのいじめの対象になってしまう。 女の子の成長物語だと思います。 一方は不登校になり、カウンセリングを通し外側から 学校、クラス、友人を見守る。 一方は陰湿ないじめに耐え、内側からクラスを変えようと する(途中で諦めてしまう記述もあるが) 薄くてとても読みやすいです。 小説初心者に是非薦めたい作品です。
0投稿日: 2011.03.26
powered by ブクログとても読みやすい文章で、読むのが遅い私も1日で読めた。 みちるは正義感が強くていじめに屈しない。そしてその強さこそがいじめられる原因になっていることに胸が痛んだ。 子供たちはなんと冷たい温室にいることか。 以前不登校の子供を指導したこともあり、学校に行かれなくなった子供たちの受け皿がきちんと用意されている今のシステムがはたしていいのか悪いのか、悩んでいた頃のことを思い出した。 最後の2ページで救われた気持ちになった。
1投稿日: 2011.02.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あったあった、そうなのそうなの、などの共感のオンパレード。「温室」と言われる共同体の中で、生きていた時、あたしたちは、決してぬるま湯で生きているなんて自覚はなかった。むしろ、自分が不憫だった。いじめられていても、いじめていても、いじめられてなくても、どっかしらで、やり場のないもやもやを持って生活していた気がする。無知の特権とも言えるかもしれないが、はたして、「世界には、多くの道が延びている一方で、決して快適ではないけれどそれなりに安全な場所選ぶ」、ということは、この時期に限ったことなのか。そうでもない気が。もしぬるま湯に浸っていたとして、それについて外からとやかく言うのではなくて、その中で生きている自分を大事にしたいし、「ぬるいところだ」と悟りたくないと思った。こう思うのは、自分がまだ子供だからなのだろうか。
0投稿日: 2011.02.07
powered by ブクログ面白かった! 短いし、サラッと読めた! ほんとに中学って温室みたいなもんで、 そのなかでバタバタしてて、 それぞれが悩んで、なんかよくわかんないけど もっと楽しいことがあるはずだ、とか思いながら 大きな変化はなく… っていうのはどこの温室でも何となく共有できる思い出な気がする。 なにが言いたかったのか自分でもよくわかんないけど、 中学とか高校とか、 そういう場所で進んで行く物語がどうやら自分は好きらしい
0投稿日: 2011.01.17
powered by ブクログ110106 子どもの豊かな心を生かす場所であってほしいと感じる一方、学校がすべてではないと、教員志望ながら思います。また温室はぬるいだけでなく、自分を熟成させるところなのではないだろうか。
0投稿日: 2011.01.06
powered by ブクログ地味だと思っていた主人公が、あっと驚く活躍をするラストは爽快感があって、いい雰囲気で読める作品。教室を温室に例えたところもよかったです。
0投稿日: 2010.11.28
powered by ブクログいじめ、学級崩壊の題材は親として人ごとではない不安で、胸が痛む。 陰湿ないじめを描きつつもどこか爽やかさが漂う文章なので少し遠くの立場から読むことができたが、いろいろ考えさせられた。 ・いじめられる側に問題がある ・教師がなさけない ・学校なんていかなくてよい ・家庭に問題がある 様々ないじめの言い訳や対策に対して弁護も糾弾もあり、いじめ問題の複雑さに目がくらみそうだ。 予定調和のハッピーエンドを迎えるわけではなく、事情を抱えるそれぞれが少しだけ大きく成長して状況を飲み込めるようになったとしたところが小説として良。単純なハッピーエンドでは現実はそんな甘くないと思ってしまったところだろう(十分甘い結末かもしれないが)。 ただ、もし自分の子がと思うとどうしたらよいのか悩んでしまう。 結局なるようにしかならないということか。。。
1投稿日: 2010.11.15
powered by ブクログこの本に出会って、瀬尾ワールドにどっぷりつかることになりました。 この本の舞台は中学校だけど、小学校のときに似たような(といってもこんなに激しくないし、当事者でもない)体験をして、この本を読んで、そうか、こういうことだったのかと思った本。 自分が思っていたけどできなかったことを主人公がやった。 主人公は私が想像していたことと同じ結果を作った。 暗い話かもしれないけど、とても大事なことが詰まっている本だと思う。
1投稿日: 2010.11.11
powered by ブクログ暗いね、珍しく。 いじめについて、救いもなく淡々と。 耐えるみちると逃げる優子。 人の心はすこぅし変わるけど、 いじめはなくならない、卒業まで。 なんだかなぁ。 いじめってどうやってもなくならんよな。 それを冷静に突きつけられたら何も言えない。
0投稿日: 2010.11.11
powered by ブクログ何とも言えない終わり方。すっきりしない。 でも、教育に携わる者として学校での問題に目を背けてはいけないと思った。
0投稿日: 2010.10.05
powered by ブクログ胸キュンしたくて読んだ本。 でも、思っていたような内容とは少し違っていました。 イジメと、学校崩壊の話です。 なかなかおもしろいところもあったけど(不良のボスのエピソードとか)、 現実とは少し違うかな、と読んでいて思いました。
0投稿日: 2010.09.09
powered by ブクログ瀬尾さんの文章は素直でとても読みやすい。 いつでもすぅーっと物語に入っていける。 いじめ、学級崩壊など重い現実にそれぞれの形で立ち向かう様には、勇気づけられた。 いっぺんに物事を変えることは出来なくても、 少しずつ、望みを捨てずに続けていく気持ちは、ちゃんと持ち続けたいと改めて思いました。
0投稿日: 2010.07.27
powered by ブクログ今より少し前、公立学校が荒れていた時代のお話。ちっとも温室じゃない荒れた中学校が描かれる。小学校時代はいじめる側、そして中学では逆にいじめられる側になった主人公のみちると幼なじみのワル・瞬、そして小学校時代にいじめの対象だった同級生・優子が登場。荒れ始めた中学校の行方が1年間のいくつかのエピソードで綴られ、やがて卒業式目前に、、、瀬尾さんの作品には、ヒューマンタッチな視点といくばくかの理想主義的な側面がある。陰惨ないじめを描いていても、人生ってまだまだ捨てたもんじゃないぜというメッセージが伝わってくる。
0投稿日: 2010.07.01
powered by ブクログ瀬尾さんにしてはあまりつぼにはまらず。 というのも、なんとなく不完全燃焼だし、救いがないからなのかも。 題材は「いじめ」「学校崩壊」といった重いテーマ。 こんなに重いテーマなのに、それを感じさせない淡々とした文章には圧巻。 登場人物それぞれの悩みとか苦労とか思春期特有のどうしようもなさが じわじわ滲んでいる作品だなーと思いました。
1投稿日: 2010.05.31
powered by ブクログ強く、耐え続けること。 逃げて離れて、見てみること。 「学校」という閉ざされた空間で展開するものがたりは、残酷。 ひとりではがらっとすべてを変えることは難しい。でも、自分のできることをちょっとずつ、ひっそりとだけど、大切な友達のために、続ける。 子供がいつでも読めるところに、そっと置いておきたくなる一冊。
0投稿日: 2010.05.30
powered by ブクログやっぱりこの作者はあんまり好きじゃない。あんまりにも淡々としている。真っ黒い塊を抱いて生きることの苦しみと、それでも生きているということのコントラストは、もっとあざやかなんじゃないだろうか。
0投稿日: 2010.05.23
powered by ブクログありがちな感じかなって読むのをためらってたけど、さすが瀬尾さん。この暖かさ優しさは瀬尾さんにしか描けないと思う。幸福な食卓に続く大号泣でした。
0投稿日: 2010.05.22
powered by ブクログ小・中学校のいじめと暴力問題について…重たいテーマの割りにはサラッと読めました。少しずつだけど良い方向に進んでいく事に心安らぐような気分。 2010年4月18日読了
0投稿日: 2010.04.18
powered by ブクログやっぱり瀬尾さんの小説はすごい 青春の1ページを切り取るというよりも 完全というよりも不完全に再現する ただ所々に強烈なスパイスが織り込まれてて それが不完全さと相まって全体をより鮮明に映し出す。 なんて堅い言葉で紹介しても仕方ないんですけど 瀬尾さんの小説は泣ける。 ズサズサえぐられる訳じゃなくて 心の奥からなにかが湧き出るような ほんとに暖かくて、奇跡が起きているような、そんな感じ 至福の時間をありがとうございました。 また新刊を見つけたら買わせていただきます。
0投稿日: 2010.03.21
powered by ブクログいじめがほんとにひどくて涙でてくる 最後もっと盛り上がってほしかったなあ カウンセリングってすごいんだなと思った 心理学すごい
0投稿日: 2010.02.04
powered by ブクログ瀬尾まいこさんシリーズ第2弾。 友達の間で結構好評だったので読んでみました。 実際、いじめを目の当たりにしたことはないけれど 自分の周りと同じようなことも書かれていたりして、 共感できる部分も結構あったりしました。 けれど、個人的には微妙? 瀬尾さんは、さわやかな物語の方が好みです。
0投稿日: 2010.01.22
powered by ブクログ(好きな作品ではないので書くことがほとんどない…) 家族 友達 ・・・ 強い女の子が主人公 家族団欒のシーンから 学校での雄姿まで タイトル通り あったかい温室のような日々でした。
0投稿日: 2010.01.04
powered by ブクログアンソロジーは読んだことありましたが…初! 瀬尾まいこさん。 ずーっと読みたかったんです。 やっと読めました。 予想外にテーマが重たかった…。 小、主に中学校でのいじめがテーマです。 でも文章とか雰囲気は暗いかんじではありません。 教師である瀬尾さんが書いた作品なのですごく心に残りました。 説得感がすごいです! 学級崩壊って今まで私には全く関係なかったのですが、こういう現状があることを受け止めなくてはいけないですね。 ものすごくリアルに現代の中学生を描いていると思います。 教師を目指している私にとってはすごく勉強になりました。 今勉強している道徳教育の授業で使えそう。 まず題名がすごくいいですよね。 温室=義務教育。 うん、上手です。 薄いので1時間くらいで読めます。 中高生には是非読んでいただきたい作品です。 教師目指してる方も是非。 瀬尾作品初めて読みましたがハマりそう。 もっと読んでみたいと思いました。 時間がないので薄めのレビューですみません。 教師の言うように中学校は温室かもしれない。どれだけひどい行動をしようとも、学校の枠から外れても、私たちは学校に守られている。ドロップアウトしたって、次のクッションを与えてくれる。でも、決して居心地がいいわけじゃない。どんな状態であろうとも、望もうが望まなかろうが、この空間で毎日を送るしかないのだ。本気で自分から断ち切らないかぎり、この温室で生活するのが私たちの日々なのだ。
0投稿日: 2009.12.05
powered by ブクログ人と人の関係って難しい。 言葉って温かくて優しくて人の心を優しく包む 複雑な家庭の中で広がる心の闇と虚しさと 誰でもあると思います。 今更どうしようもないって思ったら進めない そんな人の気持ちを誰かが気づいてあげられたら もう少し世界は明るくなるかな? そんな心の闇を抱えてる誰かの頑なに閉ざした 閉ざすしかなかった扉を開くきっかけを作ったら もう少しいざこざが起こらなくてすむ社会になるかなって 誰か一人でも変わろうとする人が居れば その人が動けば変わることもあるのかもしれない。 なーんて読んでいて思いました。
0投稿日: 2009.11.28
powered by ブクログ瀬尾まいこさん・・あれ?今まで妹尾さんかと思ってました。 あと最近この方が現役の国語の先生らしいって聞きました。へー! 暴力といじめと器物破損と・・とおそろしい崩壊がすすむ中学校・・! 身に覚えがありすぎて、臨場感というかリアリティーがあって、さすがだなあという感じでした 別室登校とか、フリースクールとかカウンセリングとか いじめとかスクールサポーターとかパシリとか不良とか うわああ中学校こわすぎる!笑 これ読んだら学校とかマジ勘弁って思っちゃうよ・・ 先生への暴力とか反抗とか、舐められるとか生意気とか粋がるとか調子に乗るとか、 大人の威厳とか叱れる強さとか尊敬を勝ち取るとか理解を示すとか しょせん大人なんてちょっと長く生きてるだけだとは思うけど、 やっぱり子供としては大人にしっかり助けてもらったりなんとかしてほしいと思ってることもあるわけで、 わたしもしっかり叱れるときに叱れて、甘いだけじゃ、やさしいだけじゃだめだなーなんて思いました。 崩壊してる学校の様子とか、困った状況でもがんばってる中学生とか、イマイチ頼りにならない大人とか、もろもろ描写が上手で面白かったです。 わたしも困った状況になったら「逃げればいい」と思ってしまいがちなので 自分で道を切り開くとか、状況をよくしようとがんばれるのってすごいなあと思います。 逃げ場を用意するんじゃなくて、逃げなくていい場所にするのが本当なんだよなあ・・うーん超考えさせられる!
0投稿日: 2009.11.11
powered by ブクログみちると優子は中学3年生。2人が通う宮前中学校は崩壊が進んでいた。校舎の窓は残らず割られ、不良たちの教師への暴力も日常茶飯事だ。そんな中学からもあと半年で卒業という頃、ある出来事がきっかけで優子は女子からいじめを受け始める。優子を守ろうとみちるは行動に出るが、今度はみちるがいじめの対象に。2人はそれぞれのやり方で学校を元に戻そうとするが……。2人の少女が起こした、小さな優しい奇跡の物語。
0投稿日: 2009.11.07
powered by ブクログみんな小さい世界の中で必死に戦っているんだ。周りからはどう思われても、自分のために必死で戦っている。決して誰も逃げてなんかいないのだ。 みんながんばっている。そして周りにいる誰かに支えられて、ちょっとだけ救われて、ほっとさせられて毎日暮らしているんだなと思う。 義務教育は温室だ。という著者になるほどと思った。
0投稿日: 2009.10.21
powered by ブクログいじめとか学級崩壊と戦うってな感じで、 個人的にはめっちゃ嫌なテーマやったけど、 本を読んでみたらすごい入り込んだ。 がんばろっかなーって気分になる。 こんなに強くはなれないけど。
0投稿日: 2009.10.14
powered by ブクログ台風が過ぎるのを待つように、イジメという嵐が過ぎるのを待つしかない。その中で自分で納得出来ているのなら頑張るのでも良いし、ドロップアウトするのでも良い。でも、一人くらいは思ってくれている人がいる。それだけでも救いだ。中学生というのは、悪意と無邪気さを合わせ持っていて残酷な年頃だなぁ。イジメ問題に答えは無い。この結末は妥当だと思います。
0投稿日: 2009.10.10
