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真っ赤なウソ
真っ赤なウソ
養老孟司/PHP研究所
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総合評価

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    著作としては『バカの壁』の方が有名だが、こちらの方が分かり易くまとまっているように感じた。 アクチュアリティ(Actuality)という言葉・概念に関する説明がとても参考になり、また印象に残っている。

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    投稿日: 2026.02.02
  • 現代日本のあたりまえの日常が当たり前に見えなくなるあたりまえの本。

    「バカの壁」でベストセラーとなった著者の,続編のような書らしい。「バカの壁」を読もうかと思って某サイトのレビューで本書を先に読むことを進めていたので購入。読みやすい文章であるが,内容は決して浅くない。自分の中でもやもやしていた感覚に一部形を与えられたと思った。一神教の論理が現代日本人の心性にどれだけ影響しているか,また仏教の現代的な価値についても言及している。個人的にわが意を得たりと感じたのは『「頭に個性がある」と困る』という章。昔の日本人は成長とともに名前が変わり,自分という人間も時間とともに変わるという感覚が普通だったが,現在の日本人には『変わらない私」なんていう前提がある』。それが末期の延命治療などとも関連しているという指摘は,個人的にはかなり興味深かった。現代の日本のいろいろな問題の根本には,日本人特有の心性の問題があるという視点はかなり刺激的である。憲法9条に関するコメントも,思わずにやりとさせられた。 作者の考えは,ごく平易で,複雑な論理や極端な飛躍はなく淡々と進む(ように思う)。あたりまえでないのは,自分を含めた現代日本の大多数なのかも,と思わせられる。平易な文章に込められた知的刺激。古くて新しい仏教が再び,日本人にとってもっと身近なものになればよいと思う。

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    投稿日: 2015.07.14
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    完全に共感した訳じゃないけどなるほど~と得る考え方も多かった。あと口調が面白いね..._(:3」 ∠)_

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    投稿日: 2012.11.01
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    養老さんの著書を始めて読んだ。この本を選んだ理由は、「バカの壁」で有名であったこと、また、医者という傍ら科学者や虫博士などの面白い経歴を持っていたことだった。この人がどのような考え方を持つ人かが気になり、かつ、この本が500円という安価だったこともあり、購入してみた。まだ、読み途中だが、この人の考え方がなかなか新鮮で非常に面白く感じる。とくに、宗教と科学の位置づけなど。(「位置づけ」とか言うと、また、壺内さんに、そういうコトバは嫌いだといわれそうだが。)途中まで読んだ段階で、非常に勉強になるのが、養老さんは、コトバを非常に重んじており、且つ、そのコトバの意味するスコープをきちんと自分なりに定義づけている点である。これは、SIerという立場で仕事をする自分にとっても非常に重要な点である。特に我々の業界は、短期間で、どんどんトレンドを取ろうと、新しい言葉が作られていくが(クラウドなど)、本質的に理解している人は、果たしてどのくらいいるだろうか?たまたま、自分のお客様の事業ドメインとマッチする人は、理解が進んでいるだろうが、我々の担当では、果たして???それに限らず、この人の言っていることは、ちょっと難しいので、本質的に理解をするのであれば、もう一度落ち着いて読み直す必要があるように感じる。

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    投稿日: 2011.03.20
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    バカの壁が売れた頃の講義録?~世の中のこと,マスメディアのこと,人間のこと,死ぬこと,生きること,仏教のこと,キリスト教のこと。ウソの凝縮した先のリアリティー。変わらない私というのは存在しないこと~2004年大正大学出版部から刊行されたモノをPHPが文庫本化。本の裏表紙の売り文句を書いてみたが,そんなこと書いていたかなぁと首を傾げたくなる。この話を生で聞くと,良い話を聞いたなぁと思わされる口調だが,何しろ6年も前のモノだから,ピンと来ない

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    投稿日: 2010.04.25
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    養老先生の本は昔から沢山読ませていただいてますが、この本はちょっと異色な感じがしました。もう7年ぐらい前の本ですね。養老先生の他の本よりホンネぽさがあって面白いかも。

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    投稿日: 2010.03.12
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     「ウソ」を素材として、宗教の役割とか、そんなんが語られています。もうちょっとテーマは多いですが。  『バカの壁』と合わせ、養老さんの本は2冊目。 ・・・やっぱり、この人の考え、あんまり好きじゃないな。 【目次】 第一章 私と宗教の関係 第二章 科学の結論がお経だった 第三章 「全知全能」と「やぶの中」 第四章 マスメディアが言葉を軽くした 第五章 真っ赤なウソ 第六章 死ぬことと、本気で生きること 第七章 人間の欲望には限りがない

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    投稿日: 2010.03.07