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総合評価

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  • 渋いおじさんが主役のミステリー良作

    読んでる途中で、本作が阿南シリーズというシリーズものだと知った。シリーズを知らなくても、過去の作品にはほとんど触れていないので、問題なく楽しめた。 物語は、書籍説明で触れられている父の言葉を発端とする話の他に、いくつかの謎を並行して調べる形で進み、そのいずれもきちんとまとめられて終わるので、読後感は非常に良い。 主人公の阿南さんが渋いおじさんなので、本作を読んでから若い頃の話(過去作)を読むのも面白いかもしれない。

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    投稿日: 2015.09.20
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    父親との反目から実家とほぼ絶縁状態だった元警官の介護士・阿南は、父危篤の報を受けて、二十二年ぶりに帰郷した。彼は、すっかり老いて認知症を患う父の姿に強い衝撃を受ける。あまりにも様変わりした父の口から漏れた信じがたい言葉── 「わしが、殺した」とは、何を意味するのか。秘められた過去の謎を軸に、人びとの抱える孤独と家族の絆を鮮やかに描き出した傑作ミステリ。  解説=松浦正人

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    投稿日: 2015.04.22