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東京ロンダリング
東京ロンダリング
原田ひ香/集英社
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総合評価

168件)
3.7
24
64
57
9
1
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    ブクトモ様のレビューより手に取った1冊。 レビューを読ませていただいて、"事故物件"というワードから連想されるような出来事は期待できないとは知っていたけど、"事故物件"を1ヶ月ごとに転々とする仕事にスポットを当てるって、どんな話なのかなとワクワクして読んだ。 話が進むに連れて主人公、りさ子の気持ちが変化していくのが良かった。 最後もまさかの展開でワクワクした。 "事故物件"っていう何となくマイナスイメージな言葉なのに、心が優しくなるような素敵な1冊だった。 こちらの1冊に出会わせてくださったブクトモ様に感謝\( ´ω` )/

    17
    投稿日: 2022.10.01
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    図書館で借りた本は、返却期限があるのでなるべく早く読むようにしている。 ここ数日、腰痛のため仕事を休んでいたので借りた本は読んでしまい、買ったままの本や久しぶりの本をさぐっていたら、なんと綺麗な状態で一冊出てきたのがこの本である。 少し前に、図書館で「事故物件、いかがですか?東京ロンダリング」を読んでいた。 まさか、かぶった⁇と思って読み始めたが、こっちが先なのか? だとしてもガッツリと内田りさ子のロンダリングを楽しめた。 不動産屋の相場が言うロンダリングの極意「いつもにこやかに愛想よく、でも深入りはせず、礼儀正しく、清潔で、目立たないように。そうしていれば、絶対に嫌われない」これが妙に心に残った。 それにピタッとはまっているのが、りさ子さんなんだろう。 感情を出さず無愛想な人って感じだったけれどなんだかんだで、大家の真鍋夫人と喋るし、定食屋「富士屋」の藤本亮の手伝いもする。 だけどロンダリングをして、お金をもらって生活することは変わらない。 ここはブレないんだな。 そして、ロンダリング仲間である菅さんを救ったのが、とてもカッコいい。

    37
    投稿日: 2022.09.26
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    一気読みをしてしまうくらい面白かった。 こんな生き方があるとは思わなかった。 登場人物それぞれに合った生き方があり、それを信じていた。 真鍋夫人を押し付けがましく感じたが、読了後は彼女も自分の生き方を信じ、それを貫いているだけなのだと納得した。 何もないと思っていたりさ子は、最後には自分の生き方を手にできたのだと感じた。 続きが早く読みたい作品だった。

    4
    投稿日: 2022.09.08
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    おもしろかった。 途中であーこういう終わりかたなのかなとありがちな結末を想像したが、想像した結末とは違った。

    0
    投稿日: 2022.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『ロンダリング(laundering):それは心の浄化でもある?』 心身ともに戻る家をなくしたりさ子は、都内の事故物件を転々とするロンダリングを始める。その仕事は賃貸物件だけではなく、意図せず関わる人の心まで浄化していく。りさ子が、少しずつ、少しずつ生きる自信を取り戻していく姿を見ると、応援したくなりますね!ゆったりとした、温かな作品でした!

    2
    投稿日: 2022.09.02
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    面白かった。物語が動く後半も良かったし、山場を越えた後のラストもしっとりと良かった。 きっと誰の心にも人に対して何か力になりたい想いがあるのだけど、気持ちが疲れている時には行動に移しづらい。周りが助けてくれなければ気付けないこともある。 無理やり一歩踏み込まれたことにより、分かることもある。(相手を思う気持ちがある事が前提ではあるとおもうけれども) 続編も読んでみたいと思いました。

    3
    投稿日: 2022.08.30
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    事故物件に住むという仕事に就いた主人公が、人との交流を通して変わっていく様子に感動。他の登場人物も個性があり魅力的。面白くて一気読み!

    1
    投稿日: 2022.08.26
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    無気力な主人公が、ロンダリングを通して、生きる意味を見つけて行くお話。 事故物件に住んで浄化するロンダリングは、怖そうだけど、住んでいた人の生活が垣間見れて、面白そう。 「いつもにこやかに愛想良く、でも深入りせず、礼儀正しく…」 私も、周りの人達にこんな態度を取りがちなので、ドキッとしてしまいました。 トラブルに巻き込まれにくく、楽な生き方だから。 でも、距離を置かれて孤独になるのだけど。 それでも、迷惑と思う程、気にかけてくれる人は貴重な存在なのだなと思いました。 投げやりだった主人公も、周りの人達からの優しさが届いて、少しずつ意志を持って行動して行くのが、とても前向きな気持ちになりました。 私も、もう少し深く関わってみようと背中を押してもらえた気がします。

    3
    投稿日: 2022.07.31
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    夫の陰謀で、離婚し無気力な日々を過ごすりさ子は、訳あり物件のロンダリングをするという,人が避けるような仕事をしている。病死した部屋、自殺した部屋,事件のあった部屋 それらに住んで,浄化していく。その中で 出会った食堂「富士屋」で、手伝い、人とのふれあいを取り戻し、徐々に 自分自身も取り戻し、浄化していく姿を描いている。最悪な男と結婚し、でも騙されたとはいえ、夫の仕掛けた男と不倫し、離婚し、そこから立ち直れずに。ただ、元夫以外の人は、人間的でほっとする。原田ひ香さんの本は初めてだったが、とても読みやすかった。

    2
    投稿日: 2022.07.25
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    雰囲気を楽しむ小説だったな、という印象。 いわゆる事故物件を『ロンダリング』→’浄化’するという仕事に従事する主人公の職業設定そのものは好み。どことなく感じるホラーっぽい空気とか。 導入部分のただならなさも関心を惹くに十分。 ただ、物語全体がひどく薄っぺらいように感じた。 「あんたにはこの仕事は向いてる」(p33)と相場はりさ子を評するが、いったい何をもって向いてると言っているのかがちょっとよくわからない。「私たちの力」(p185)を特別なものとりさ子は主張するが、その具体的な特別感が全然よくわからない。強いて言えば「見栄えがいい」「外見」(ともにp29)を相場は挙げているのだが、それと「なにかを感じるとか、恐いとか、そういうこと」(p33)をキャッチする力とが作中では結びつかないし説明されない。 また、りさ子再生の一助として食堂「富士屋」での息子との交流や、お手伝いとして働く描写や美味しそうな食事の模様が描かれるが、どれもこれもが中途半端。 これをやりたいなら『ロンダリング』の設定が要らないのでは? おまけに最終盤でのりさ子の豹変について行けなかった。 もうちょっと要素を絞っても良いのではなかろうか。 5刷 2022.7.21

    8
    投稿日: 2022.07.21
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    2022/07/20 読了 「事故物件のロンダリングをする」という、ありそうでなさそうな仕事をする女性が主人公。 精神的にズタボロ状態なことを表すためか、文章が淡々としていた気がする。 そんなところもこの本の魅力かな^_^

    0
    投稿日: 2022.07.20
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    「三千円の使いかた」が話題の原田ひ香作品を初購入。 変死などの起こった所謂「事故物件」に一ヶ月だけ住み、浄化することを仕事とするバツイチ女性の生活を中心に、関わる人々との交流と主人公の変化を、少し切ない人間ドラマとして描いています。 新聞広告を見て、惹かれ読んだのですが・・正解でした。 続編も続けて読みます(^_^;)

    1
    投稿日: 2022.07.18
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    離婚後居場所もなくお金もないところから、ロンダリングという仕事を通して自己を取り戻していくりさ子の再生物語。 ロンダリングという仕事が実際にあるかしらないけど、 変わった設定で引き込まれた。 東京に住む人間には様々なものを抱えていて様々な人生があることを強く感じた。 菅さんは心がガラスすぎて東京に向かないのでは?? と思ったけど笑

    2
    投稿日: 2022.07.14
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    一気読み。面白かった ロンダリングという仕事が本当にあるのかどうかは知らない。 同著者のランチ酒と同じような感じ 少し特殊な仕事につく傷ついた人を、あくまで仕事をベースとしながらも、主人公の再生の物語に帰結する。 本書はラストのりさ子と義父の電話がグッときました

    12
    投稿日: 2022.07.11
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    切り口、ストーリー、筆致も良くて、面白かった。(正確な表現ではないが)東京で摩耗する感覚はとても分かるし、共感性も高かった。終わり方はもう少し期待してしまった感がある。

    1
    投稿日: 2022.07.09
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    読みやすくてサラッと読み終えました。変わったシチュエーションで興味が湧き、面白かったです。もう少し続きを読みたかったかな。

    1
    投稿日: 2022.07.07
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    事故物件に一定期間住んで、事故物件じゃなくするという変わった仕事、ロンダリングをする女性のお話。生きる気力が感じられない主人公が、少しずつこの世に執着を持っていくのを面白く読んだ。

    1
    投稿日: 2022.07.02
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    東京の事故物件に一定期間住むというロンダリングという仕事(本当にあるのかな?)をする女性の話 離婚をして、人との関わりを出来るだけ避け、「いつもにこやかに愛想よく、でも深入りはせず、礼儀正しく、清潔で、目立たない」を指針に思ったことは心の中でつぶやく、そうやってロンダリングをしながらなんとか過ごしてきた主人公のりさ子がある出会いを機に気持ちが徐々に変わっていく。 ロンダリングという仕事で生活は成り立ち、人と深く関わらず生きていけば傷ついたり、やっかいな事に巻き込まれたりすることはないかもしれないけど、やっぱりそれだけではね… 自分の居場所をみつけられて良かったね、りさ子さん♡

    1
    投稿日: 2022.06.21
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    原田ひ香さんは少し辛い経験を持ちながら、ひっそりと生きている人を描きながら、周囲との関係の中で変化していく人々を描くのがとても上手いと思う。この小説も訳あり物件に住んで、説明責任を無くすために、人と関わらないで生きている主人公が少しずつ変わっていく物語。

    0
    投稿日: 2022.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    東京ロンダリングというタイトルに惹かれて、冒頭とラストをサラッと読んで購入。 いわゆる事故物件に一定期間住み、建物のロンダリングを繰り返す職につくりさ子と、ロンダリングでりさ子が住むこととなった物件周りの人たちとの交流からりさ子が自分を取り戻していくお話というのが主軸である。 話の初めはりさ子の頓着のなさが際立つが、話が進むにつれて人間らしさを取り戻していく様が丁寧に描写されている。 お話自体は200ページ弱と軽い読み物なので、日々の生活に疲れてしまった人、自分らしさを取り戻したい人にぜひ読んでいただきたい。

    1
    投稿日: 2022.06.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    事故物件に住む仕事… ロンダリングを続ける女性が主人公の話。主人公の名前がりさ子っていうのもなんだか良くて、りさ子の慎ましい性格も良いなって思った。最後いい感じに終わってホッ。でもロンダリングの仕事大変すぎるな。 原田ひ香さん2冊目もほっこり出来て良かった。 まだまだひ香さんの小説読んでみたい。

    1
    投稿日: 2022.06.15
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    軽快な印象を受けるタイトルに惹かれて読んだ。 東京に住んでいたこともあるので なんとなくこんな仕事ありそうと思いながら読み進めた。 個人的にはとても好みの作品。 主人公りさ子の再生の物語。 同業の菅さんのエピソードも相まって 人には何かしらの存在意義があるように思えた。

    1
    投稿日: 2022.05.14
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    主人公のりさ子は、夫と離婚し、住むお金がなくロンダリングを始める。 ロンダリングという存在を知らなかった。 事故物件に一時的に住み、部屋を浄化する職業とでも言えばよいのだろうか。 住み移ることを仕事とし、移り住んだ先で人々とのつながりも生まれはじめる。 そのことが、りさ子自身を浄化させているようにも思えた。 りさ子の恋愛事情を始め、仕事仲間のその後など、いろいろ気になる。

    4
    投稿日: 2022.04.29
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    笑顔を作ってごらん そう言われ、りさ子は何度もその表情を作った。 りさ子のちょっと変わった仕事の心構えとして言い渡されたことだった。自分の意思は必要はない。 心に傷を負った無気力なりさ子がロンダリングという仕事を通し、自分を取り戻してゆく再生物語。 その若さで人との関わりを避け、抜け殻のように過ごす。と言えばその仕事は合っているかもしれない。 そんな頃出会う、亮と真鍋夫人、ふたりはとても温かい。人間関係、時には垣根を越え来てくれる「おせっかい」もありがたいと思えた。 りさ子が元気を取り戻し綺麗になって生き生きしてゆくところが良かった。 ロンダリングが自分の力だと気づき自分自身を肯定し始める。りさ子の心の動きがすごく伝わり、共感あり、奇抜な設定ありで面白かった。 なにもかも満たせているのが幸せではなく、身の丈にあった、ということが大事なんだと。 個人的には、こしょう焼きと煮玉子がとても美味しそうだった。ぜひレシピを知りたい。 ロンダリングという仕事があってもいいと思った(私は無理だが)。

    31
    投稿日: 2022.03.26
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    事故物件に一定時間住んで、その家を浄化するなんて・・お化けが平気なら美味しい仕事だなと。 まぁ一種の才能だけど、中々面白かったです。

    0
    投稿日: 2022.01.23
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    いわゆる事故物件に期間限定で済むことで告知義務を回避させる仕事をしている女性が主人公。 実際にこういう仕事ありそう…。 物語を進める言葉はとても静かで優しい。

    1
    投稿日: 2021.11.24
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    すごく良かった!自己再生の物語ですが、登場人物や展開、物語の世界観はわりと淡々としていて、自分好みの雰囲気でした。 一見すると社会にあまり溶け込めていないような人でも、ロンダリングや蝉を鳴かせない才能など、その人にしかできない仕事があるって、すごく温かくて素敵だなと。 東京というきらびやかな大都会の街でも、そこに住む人間には様々な人生があることを強く感じました。

    4
    投稿日: 2021.07.14
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    「東京ロンダリング」ってラ行が入ってはずむ感じもあって何だかおしゃれな響き。でも実は、ワケあり直後の物件に一定期間住むことで次の住人へのワケありの説明をしなくてすむようにすること。そんなことしながら何とか生きてるりさ子さんもワケあり。すべては明かされないけど、読んでいるうち何となく何があったのかはわかる。 ストーリーはシンプル。ただ住んでいるだけでお金になるロンダリングをしながら先の見えない無気力な日々を過ごしていたりさ子さんが、移り住んだ街でおせっかいな人たちに干渉されているうちに気持ちが変わっていく。おせっかいな人たちだけでなく、ロンダリングの元締めの不動産屋の社長や事務員、同業の菅さんとか、周囲には実はいい人に囲まれている感じ。 シンプルなストーリーで読み終えれば気持ちがちょっとほっこり。面倒な社会を裏から支えている人たちの世界が垣間見れる感じ。

    3
    投稿日: 2021.06.12
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    事故物件に住んで浄化(ロンダリング)するという仕事があるなんて。 すごく興味深く読めた。 自分だったら1日も、、、いや1時間も持たないな。

    0
    投稿日: 2021.06.11
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    何も特別起こらないが事故や事件があった部屋に 住んで部屋を浄化(ロンダリング)する女性が 周りの人たちと関わりながら徐々に心を開いてゆく お話かな?ホントにこんなお仕事があるのかと 調べたが実際にはないみたいです。でも事故 物件ってその後に誰かが住めば、もう事故物件 としては扱わないらしいので実際に職業として あっても不思議ではないかも? 怖い思いすることもありそうですけどね。

    1
    投稿日: 2021.05.01
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    事故物件芸人、が少し前流行ったのを思い出した。 でも本来あるべき姿は、次に借りる人が何も無く普通に住めるよう浄化するのが本当だと思った。 こんな仕事が本当に東京にあるのだろうか? でもこういう生き方、子どもが就職したらやってみたいかも。にこやかに愛想良く、は得意なので。

    1
    投稿日: 2020.11.08
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    ロンダリングが職業をヒロインの設定がまずすごい。上手い。 人間の暗い部分の設定と、救いの微かな細道。 興味深く、読後感も悪くない。

    1
    投稿日: 2020.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わった。さらりと読めて、読みやすかった。 現代の東京という場所で生きることについて、考えさせられる話。住処がなく、フラフラと生きる主人公の女性の生き方がおもしろかった。東京に寄生しながら、東京の闇を感じながらも、それが作りだした微妙な空白にすっぽりと収まって生活をしている様子が興味深かった。料理がぜんぶおいそうだった。 ふとした描写がなんとなく見覚えのあるような感じがした。何もすることがなくて、ひたすら家で読んでいるのがミステリー、というのがいい。ミステリー小説の正しい使い方な気がする。たぶん一日で飽きるけれど、一日くらいこんな幽霊暮らしをしてみたいな、とちょっと想像したくなる本。

    2
    投稿日: 2020.02.23
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    事故物件をロンダリング(浄化)する。かなりセンセーショナルな物語だ。主人公りさ子は、暗い影を漂わせる女性。離婚し、行き場を失った彼女を救ったのがロンダリング。事故物件で住宅が賃貸できないとなると、本書で言うとおり都会では貸せる物件がなくなってしまう。まして高齢社会だ。単身高齢者の孤独死は増える一方だろう。住宅賃貸の仕事をしていた時、幾人かの仏に出会ったり、家賃滞納を経験すると、賃貸経営って大変だし自分にはできないと思った。すみません、本書の主題とは見当外れの感想でした。

    1
    投稿日: 2018.04.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    賃貸住宅で住人が死亡した部屋に住み、事故物件を通常の物件にする仕事。こういう仕事があるのは知っていましたが、小説などでその仕事を扱っているのは初めて。りさ子の離婚は夫が仕組んだものでは?と思ったけど、やっぱりか。汚い男だな、そのお父さんはいい人なのに。こういう仕事をしているのに菅さんは弱すぎと感じた。定食屋の富士屋の料理美味しそう。亮とこれからどうなるのか?簡単にくっつかず、ロンダリングを続けながら富士屋に通うりさ子の決断がよかった。

    1
    投稿日: 2018.01.23
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    いやぁ~、ひ香さんは毎作ごとに 変わったテーマを小説の題材にしていて意欲的だし、 出てくる登場人物たちがみなどこか変な人たちばかりで面白い。 次は何をやってくれるんだろうと いつも気になっている作家です。 (読書好きの間では今、原田さんと言えば圧倒的にマハさんなんだろうけど、もう少しひ香さんにも注目して欲しいと思う今日この頃笑) 今作はある意味不気味で怖いテーマを うまく人情話と絡めて ある女性の再生を描いているんだけど、 無気力で掴みどころのないヒロインだから余計に続きが気になって気になって(笑)、 僕にしては珍しく夢中で読み浸ってしまった。 主人公は 自らの不貞で離婚をした 大人しく口数の少ない32歳の女性りさ子。 家を失った彼女は不動産屋の紹介で 死者の出た部屋、つまり事故物件に一定期間住み報酬を貰う、 ロンダリング(浄化)の仕事を引き受けることに…。 常人では続かない仕事を 作り笑いを浮かべ、人と関わらず、目立たぬよう敵を作らぬよう、淡々と仕事をこなしていくりさ子。 この作品を読んで初めて ロンダリングの意味や実情を知りました。 不動産屋の社長、相場(あいば)いわく、 「あんたたちが入ってロンダリングしてくれれば、俺も助かる、大家も助かる、次に入る人間も助かる。俺たちは法を犯してはいない。東京は狭くて不動産は限られている。しかも、人がやたら死ぬ。変死した人間がいる部屋がどんどん使えなくなったら、だれも住めなくなっちまう。 あんたたちがやってることは人助けなんだよ。いや、東京助けなんだな」 には確かに納得させられたな。 大都会、東京だからこその隙間産業。 あと、その部屋で何があったのか、 ちゃんとした事情を知った者が入らなきゃロンダリングにはならないんですね。 物語の中でも 変死や孤独死など、その部屋で以前何があったかの ロンダリングをしなければならない理由を 相場がりさ子に話します。 ロンダリングする人はそれを納得した上で、1ヶ月から1年そこに住み、 ほとぼりが冷めた頃、次の入居者に引き渡す形になるそう。 あちこちの物件を渡り歩きロンダリングしながら、 無気力と惰性でだだ生きているだけのりさ子を 現世に留め本来の人間に戻すような役割を担う人たちが この物語にも登場します。 70過ぎのおばあちゃんで りさ子になんやかんや世話を焼いてくる 台東区谷中の乙女アパートの大家、真鍋夫人と りさ子に好意を寄せる定食屋・富士屋の若大将の藤本亮です。 この二人が出てきてから 俄然物語は転がり面白くなっていきます。 しかし、谷中に住む人たちのお節介や人情があったくて、 暗くなりがちな物語のテーマだけに 余計に身に染みるものがあったな~。 それにしてもひ香さんは食の描写がほんとうまい! ご飯が進む富士屋秘伝の豚肉の胡椒焼き。 まろやかで甘みのあるポテトサラダ。 後引く旨さのカレー味のスパゲティ。 たっぷりの大根おろしと食べる秋刀魚の塩焼き。 オイスターソースを絡めた豚肉とピーマンの炒め物。 ふわふわとして、 噛めば出汁の旨味が口の中に溢れ出る厚焼きだし巻き。 ナンプラーとオイスターソースの旨味が利いた煮玉子。 外はカリカリ、中はしっとりとやわらかい鶏の唐揚げ。 などなど、根が食いしん坊体質の僕は 富士屋の料理シーンが出てくるたびに 妄想列車が暴走し、激しく胃袋掴まれましたよ(笑) (それにしても人が再生する話には必ずと言っていいほど、美味しそうな食事が描かれる。やっば食べることが人間を作ってくれるし、食べることが生きることだからなのだろう。逆に食事シーンが雑に描かれている話には説得力がないし、リアルを感じない) ロンダリングの仕事をする心構えとして相場から言い渡された 「いつもにこやかに愛想よく、でも深入りはせず、礼儀正しく、清潔で、目立たないように。そうしていれば、絶対に嫌われない」を忠実に実行して今まで生きてきたりさ子。 目標も欲望もなく感情を捨て、自分を消し去り、 ただ日々を生きているだけだった彼女が 「もう、その作り笑いはやめていいわよ」 と真鍋夫人に言われ、 厚かましく(笑)何かと構ってくる富士屋の人たちとのあたたかな生活の中で りさ子は少しずつ少しずつ 生きる気力を取り戻し、自分自身を取り戻し、 人との出会いややりとりの中で 彼女自身がロンダリングされていきます。 (おそらく、りさ子にとって谷中という町や富士屋食堂は息の吸い方と吐き方を取り戻せる場所だったのだろう) 心を殺し、人を避け、作り笑いで毎日をやり過ごす日々も 長い人生の一時期には確かに必要かもしれない。 けれど、どんなにうっとうしくて どんなに煩わしい人間関係でも 人に忘れられるよりかはずっといい。 帰る場所があるということ。 必要としてくれる人たちがいること。 待っててくれる誰かがいること。 それは当たり前ではなく なんと有り難いことなのか。 自分の欲望を知るには、 人と出会う旅に出なくてはならないし、 人との出会いの中からしか 人が成長することはないのだと思う。 本当にいい本は価値観を押し付けたりしない。ただ静かに沁みてくる。 自分が頑なにこうだと信じてきた世界を、読後、新たな視線で眺めることができるようになる。 この物語はそんな小説です。

    20
    投稿日: 2018.01.13
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    事故物件に次に住む人にはその内容をきちんと説明する義務がある しかし、1人でもそこに住んでしまえば次の人にはその説明の義務がない 主人公は事故物件に、転々と数ヶ月住むという仕事をしている。 この人の書く本を数冊読んだけど、どーしても、胸糞悪い感じがでてくる うーーーと言いたいが発散は特になく、でも、納得させられてホーーーーっという感じで読み終わる、 凄くおもしろいです。

    1
    投稿日: 2017.11.07
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    りさ子の抱えているものが大きな闇だとすごく伝わってきて、でも自分で居場所を見つけてちゃんと生きてる…絶対強いです。 人に傷つき人に救われる。 心もロンダリングしていくことで前に進めるのかもしれません。

    0
    投稿日: 2017.05.11
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    こんな仕事があるのなら、ちょっとやってみたいと思った。近くにいても言葉も交わさなければ、相手にとって自分は何者でもない。何者でもない枠の中に存在するのは気楽である意味心地よい。けれど互いにバックボーンを認識できる相手が存在することも生きていくには必要だ。 この話はどこに行くのか先が読めないので、この後どうなるのかワクワク楽しめた。結末はハッピーエンドに落ち着いた。

    0
    投稿日: 2017.01.03
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    東京のワケあり賃貸物件をロンダリング〈浄化〉する女性・内田りさ子の人生再生の物語。 賃貸の事故物件の場合、一度誰かが入居すれば、不動産会社は次の入居者にそれを伝える義務がなくなる。自らの不倫が原因で離婚したりさ子は、ロンダリングの仕事に就くが、日々は無気力そのもの。そんな彼女の人生を変えるのが、おせっかいな真鍋夫人。物語内ではどちらかというと嫌われ者タイプだか、この夫人の意図するところを読み取ると、作品の深みが増してくる。

    0
    投稿日: 2016.06.07
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    離婚し、どこにも居場所がなくなったアラサーのりさ子は、不動産屋の依頼で事故物件を一ヶ月ごとに転々と住み替えるロンダリングの仕事を始める。 生きる気力も死ぬ気力もないまま、人との関わりを持たずに毎日を過ごすりさ子だったが…。 感想は、暗い。とにかく暗い。 りさ子がもう少し早い段階で前向きになってくれたら面白く読めたと思う。 立ち上がりが遅いので、終わり方が唐突に感じた。 設定は秀逸なのに、世界観が狭くて全く生かせていない。もったいないとしか言いようがない。

    0
    投稿日: 2016.05.24
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    2011年の小説。原田ひ香さんという方は、全く知りません。衝動買い。 なんとなく、「リアルタイムの(またはそれに近い)、読んだことのない人の小説を読みたくなる」という衝動が不定期に波のようにやってきます。 放っておくと、「何冊も読んでいて歩留まりが分かる作家さん」の本だけで、一年回っちゃう。 それはそれでまだまだ読んでない本も多いですし、再読だって楽しみだし、構わないのですけれど。 ただ、たまに新しい同時代小説を読みたくなります。 主人公は30過ぎの女性。 結婚していたのですが、夫に手ひどく裏切られる形で離婚。 身一つで東京をさまようように心も落ち切ったところで、「訳あり賃貸住宅のロンダリング」という仕事に就くことに。 「自殺や殺人や変死などの訳あり賃貸住宅は、直後の賃貸者には事情を全て説明しなければならない」 という法律があるんですね。 なので、そういう訳あり物件に、1ヶ月か2か月暮らす。履歴をキレイにする。ロンダリング。1日5000円とか貰います。 そして退去する。そうすると次の入居者には、黙っていても違法じゃないし、「前に住んでいたのはこういう人で」と嘘をつかずに言えちゃう。 言ってみれば、業界モノ、お仕事モノなんです。 「住宅のロンダリング」という仕事自体は、「へ~なるほど」というのが満載で面白い。 ところが、小説でもドラマでも映画でも同じですが、「業界もの」「お仕事もの」というのは、「それだけでは物語の出口がない」という宿命があります。 だから、大抵が、「自己実現」とか「大人に成長する」とか。入り口はお仕事モノなのに、出口は家族の愛になったりするわけです。 で、この小説「東京ロンダリング」。 結局のところ、「対人関係、人間関係を信じられなくなって、とっても孤独に疎外された状態に慣れてしまった主人公。死んだように淡々と生きていたが、ひょんなことから心が解けていく」というお話です。 それ自体は、つまりちょいとした人情噺なんですね。 でも、転がしが上手い小品だなあ、と愉しみました。 ●まず、どういう仕事なのかということを小事件を交えて描く。 というこのツカミが上手い。これはつまり、映画「007」の冒頭10分のアクションですね。 ●それから、主人公の過去を説明して、性格を説明しながら、次の仕事(事件)へと進む。 このあたりもとっても滑らか。 ●主人公の性格が分かったところで、性格を脅かすような温かい人間関係が始まる。近所の定食屋の男性と、家主の老女との交流が始まる。 ●いやいや交流していた主人公が、馴染んで来て、良いトコロまで来て、別れが訪れる。(次の仕事に行け、と言われる) ●温かい人間関係を失い、主人公は弱ってしまう。そのピンチに、定食屋の男性が訪れて救われる。 で、ここまでで終わればラブストーリーなんですが。 ●最終的に「ロンダリングの同僚」が陥った危機を、知恵と交渉で助けてあげる。そして、「ロンダリングの仕事は続けるが、定食屋も手伝う」という結論で終わる。 大きなカタルシスはありませんが、分量的に無理な尺にならず、読み易い小説でした。 ただまあ、賃貸住宅のロンダリングというネタ勝負になっているところは否めません。 こういう「編集者の編集仕事がスカシ見える小説」っていうのは噛み応えで言うとちょっとだけ、物足りないところもあるんですよね。読み易い反面。

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    投稿日: 2015.11.23
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    イワク付きの賃貸住宅に1ヶ月住み、次の家に移る生活。周りには愛想良く、でも深入りはしない。りさ子は離婚をきっかけに、そんな都会での渇いた生活を始めるが富士屋でのバイトをきっかけに少しずつ変わり始める。 母親ウエスタンに続いて2作目だったけど、どちらも変わったテーマで書いてて面白い。

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    投稿日: 2015.11.03
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    東京をロンダリングして行きている彼女が、静かにロンダリングされていく過程が丁寧に描かれていて良かった。 お節介な夫人の叱責に涙が出るほど、私は疲れているのかしら。 いつか気力が自然と湧いてくるまで、食べることも話すことも忘れて眠り続けたい。 緩やかな自殺の果てに、生きる意志が生まれる気がした。

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    投稿日: 2015.08.10
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     現代において、違和感なくファンタジーを書くとしたらこういう作品になるのかもしれないな、と思った。  地に足が着いていそうで着いていない設定、どこかにいそうなおっさんやおばちゃん、ふわりとした主人公と異能者、菅さんかっこいいよ!となる。

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    投稿日: 2015.08.01
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    ずっと読みたいなと思ってた本。 登場人物がみんないい味だしてる じんわり暖かい 豚のこしょう焼き 豚汁 秋刀魚の塩焼き ちょっと時間がかかっても、朝の十時に谷中なら通えるでしょう 私はここで生きていくんです。

    1
    投稿日: 2015.07.01
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    設定も面白く、登場人物が秀逸! ホッとするが続きも気になりサラリと一気に読まされた。 色々なタイプの人間をコク深く書く筆力がすごい! 作家さんがどんな人でどんな人と出会ってきたのか気になった 優しい物語。

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    投稿日: 2015.06.25
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    離婚して家を出たりさ子は、東京の訳あり物件をロンダリング(浄化)する仕事に就く。 淡々とした孤独なりさ子が変わった仕事をしているのが、とても妙で何かすごく惹き付けられた。 そして、最後にはしっかり自分の居場所を見つけられてホッとする。 2015.1.6

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    投稿日: 2015.01.06
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    これもカテゴリー分けすると、いわゆる「お仕事小説」になるのだろうか。あまり正式に認められる仕事ではないが、いわく付き物件は一定期間新しい店子が契約すれば、その次の契約からは曰く付きの説明責任がなくなるというのは割りと知られている話なので、当然それを補完するところにビジネスチャンスはある訳で… 自分も引っ越しの時に訳あり物件をまとめたサイトで調べたからな〜 これストーリー的には悪くはないのだが最後もう一波乱ないと物足りないと思う。ページ数も文庫本としては少ないし、欲を言えばあと50〜100頁分話増やして欲しい

    0
    投稿日: 2014.10.17
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    事故物件に住むことをお仕事にしている人たちのお話。 淡々と1か月住んで次の物件へと移って行っている姿がなんだか蜻蛉のように 頼りない感じがしました。 前の結婚生活で実家にも帰らず生きることを放棄してしまったかのようで 存在が薄いなぁと感じた。 下町のアパートで自分の欠片を取り戻すきっかけができてよかったと思う。

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    投稿日: 2014.09.27
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    実在はしないお仕事なのかもしれないけれど どこかにあるといいなって思える、 今の日本と似た、少し異世界のおはなし。

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    投稿日: 2014.09.21
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    ロンダリングをしながら、ただ毎日を過ごすだけの主人公が、ある町での人との出会いでだんだん変わっていく。その過程が面白くて、りょうとの関係も気になって一気に読んじゃったけど、終わり方が微妙だったなと思う。もう少しページ数を増やして欲しかった。終わりの先がすごく気になる作品です。

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    投稿日: 2014.09.15
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    事故物件に住んで、次の人に部屋を渡すロンダリングをしている女性の話。途中までは良かったけど、終わり方が短絡的で微妙でした。

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    投稿日: 2014.09.08
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    いわくつきの部屋に住んでロンダリングする。 久しぶりに小説読んだなー。 久しぶりに歩きながらも読んでて面白かったなー。

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    投稿日: 2014.09.03
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    わけあり物件に住む…というお仕事をしている女性のお話。 思ったよりも軽い感じで、サクッとサラッと読めました。

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    投稿日: 2014.08.31
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    今まで積み上げてきたものを一切合財なくしてしまうと その衝撃から自分の人生なのに他人事のような ただただ時間の中を彷徨っているだけの異空間に どっぷりはまってしまうものなのでしょうか。 離婚し、生きる糧がまったくない状態のりさ子が ビックリするような職にありついたことより、 存在感がなく、生活しているのに気配を感じない 引っ越してしまえばそんな人間がいたことすら すぐに忘れ去られてしまうようなりさ子の日常が 気になって気になって どんどんページをめくってました。 やっぱり、自分自身を取り戻すためには 周囲の人との関わり合いが重要なんですね。 そして不健康な生活には規則正しいリズムも必要。 ラストが明るくなれる一冊です。 原田ひ香さん、初めて読みました。 面白いところからひょいとボールが投げ込まれる ような感じがして、ちょっと刺激的でした。 他の作品も気になります。少しずつ読みたいです。

    10
    投稿日: 2014.08.01
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    いやこれどう考えてもハズレでしょう。 まず主人公に魅力がない。今までのバックグラウンドも殆どない。 真鍋夫人?もやたらしつこい。読んでてイライラした。今のご時世こんなおばあさんいたら訴えられるレベルだし。 ついでに亮も最初から下心見え見えだったけど、最後の最後で落ちるりさ子もよくわからない。 しつこ過ぎてイライラした。 義理のおとんもやたら離婚したのに謝ってきてうざかったし。 ロンダリングっていう題材は面白いのにとにかく主人公とその周囲の登場人物に魅力もないし、最後のSPの人との話し合いがクライマックス?っぽかったけど全然それも迫力なし。 とにかく全てにおいて勿体無い。

    0
    投稿日: 2014.07.21
  • お仕事小説&自分探し

    お仕事小説の側面も持ちつつ、32歳の主人公 りさ子の自分探しの物語である。 何も持たず、何も感じず、植物のようにひっそりと生きていこうとしているりさ子が、少しお節介な人たちと関わることによって少しずつ変わっていく。 モノクロの画面に少しずつ、色が加わるように、りさ子が変わっていく様を少し心配しながらも、応援するような気持ちで読み進みました。 今、少し元気をなくしている人に読んでほしいです。

    1
    投稿日: 2014.07.21
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    不動産のロンダリングで生計をたてる主人公。傷ついた心がロンダリングされていく様子も、淡泊な語り口で心地よく、さらっと読める。 *

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    投稿日: 2014.07.19
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    本屋で平積みされてて、表紙買い。 「ロンダリング」をする主人公。裏側とまではいかないけれど、社会の、いわば「影」の部分で暮らすという立場の主人公が、同業者や、自分とは正反対の、ちゃんと働いている人達(社会人、という言葉で合っているのかな)と関わり合っていく。そして、足踏みしながらだけど、前に進んでいる。 この人の本は初めて読んだけど、雰囲気とか、文章とか、好きだと思う。他の本も読んでみたい。ただ、「東京ロンダリング」っていうタイトルがなんかボカロ曲みたい(笑)

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    投稿日: 2014.07.12
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    あっさりと読み終わってしまった。割とありきたりな感じてはあるけど、今の私には良かったかな。あんまり、考えながら読む感じじゃなくてさらっと読めるの求めてたから、満足☆

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    投稿日: 2014.07.08
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    なかなか良かったです。都内の「事故物件に住む」職業に就いた女性の話。 でも、その物件ロンダリング自体はそんなに重要じゃなさそう。 人との関わりを避けてきた主人公が、人と関わることで、そして人の為に動くことで、生きる力を取り戻していったように思えた。

    1
    投稿日: 2014.06.19
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    14/6/2 読了。 事故物件に入居して暮らす、という仕事をしている主人公。離婚で殻に閉じこもっていた彼女の再生へのお話、かな。 仕事自体も本当にありそうだし、彼女の周りの人たちもイメージがすぐ浮かぶ。 元夫の父との関係がすごくよかったな。 面白かったー。 今はこういうゆるい本がピッタリ。

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    投稿日: 2014.06.02
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    事故物件。一度誰かが入居したら、次の入居者にはそのことを知らせなくてもいいそうです。つまり、事件・事故が起きた後一番に入居する人が短期間で出ていってくれると大屋さんや不動産屋さんは助かるわけですね。次に入る人には事故前の家賃で貸し出せますから。不動産屋さんとの合意の元、事故物件を短期間で渡り歩く女性が主人公です。 ロンダリングという職業が魅力的すぎて、ヒロインの再生が霞んでしまうんですね。なぜヒロインがこのロンダリングという仕事に向いているのか、この仕事に必要なことはなんなのか、そっちの方が気になります。彼女が入った後の物件にはクレームが一件もない、その理由もわからないままでした。事故によりどんなトラブルが起きるかわからない部屋を、再び人が住めるようにする。帰る場所もなく人との関係も結べない気の張った状態から、人と関わり居場所ができることで和らげる。防犯カメラによる監視と開けられない窓に表される高級マンションと、近所のできごとは筒抜けで銭湯に通わなければいけない下町のアパート。それらを交感神経と副交感神経の働きに例えるのは適切なようでそうでもないような。 本筋とはずれますが、この作品に出てくる谷中の定食屋さんのメニューがとっても美味しそうで実際に住んでみたくなります。唐揚げと漬け物とビールしかない店も行ってみたい。モデルになったお店があるのかと、暫し谷中周辺の飲食店について調べてしまいました。

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    投稿日: 2014.03.08
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    東京という街の虚無感と 主人公の虚無感が重なりあう 現実と非現実の間を体感しているような 読んでいてふわふわした感覚でした 都会に住んでいる方、自分の中に虚無感を抱えている方には 共感することが多い作品だと思います

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    投稿日: 2014.01.11
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    事故物件のロンダリング!? (実際あるのかな?) 大人しいオチになっていて、寧ろ 最初のドヨヨンが消えて、嬉しかった。

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    投稿日: 2014.01.07
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    グイグイと引き込まれて、一気に読んでしまった。 久しぶりに面白い!!と思える本と作家に出会えた。 扱っているテーマは、実は深く重いのだけれど、それを丁寧にわかりやすく捌いてあって、読み終わった後に、今の自分も少し浄化された気がした。

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    投稿日: 2014.01.04
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    最初の方は面白かったのですが、終わりが弱かった気がします。 家のロンダリング、という結構衝撃的な職業の割に終わりが普通、というか、とはいえここにしか落ち着かなかったであろうとか。 少々物足りなさを感じてしまったのが残念でした。 とはいえ、最後の「使っちゃいました、全部」のセリフはなんか気持ち良かったです。

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    投稿日: 2013.12.21