
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
サクサク読めて面白かった! 盛り上がってきたところで終わったような感覚だったから続編も読見たいと思った笑 菅さんの理由がなんか思ってたのと違かった
0投稿日: 2026.02.06
powered by ブクログみなさん、賃貸物件の「ロンダリング」に興味ありますか? 事故物件に一定期間住み、不動産会社の次に受け渡す方への告知義務をなくすというもの。 私はどんなにお金を貰えても無理… ビビりすぎて一人暮らしさえ出来ません。 離婚し行き場をなくしたりさ子は、渡り歩く中で出会った相場不動産会社でロンダリングの仕事と出会う。 孤独で無気力な彼女は日々を淡々と過ごすのだが、物件先で出会う人たちによって少し感情が垣間見えたり… 真鍋夫人や亮と出会ったりさ子は人間らしさを取り戻したように思う。 食べること、寝ること、生きること。 ただ、あくまでもロンダリングは辞めない。 「いつもにこやかに愛想よく、でも深入りはせず、礼儀正しく、清潔で、目立たないように。そうしていれば、絶対に嫌われない」 簡単そうに聞こえるけれど現実そうはいかないよね。でもロンダリングに必要なことらしい。 事故物件というのだからもっとホラー展開を期待していたのだが、本作はどちらかというとハートフルなので少し物足りないと思う人もいるかな。私もそう。 ただハートフルとして読むのであれば、最終章の感じは好き。亮ーーーー!!!!です。 2も続けて読みます。
14投稿日: 2026.01.20
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事故物件に住むのを生業にする女の話。 旦那さんはお互いの父親同士が仲良しで結婚するも、自らの浮気で離婚。その後住む場所も金もなく、ロンダリングという事故物件に住む仕事をする。 浮気は旦那が雇った探偵で仕組まれたものだったり、谷中でいいオーナーや料理屋に恵まれて料理屋を手伝ったりする。 同業者で先輩の菅さんが、高級タワマンでロンダリングすることになるが失踪し、代わりに入るがじつは違法カジノで借金をこさえて逃げたことがわかり、やり返して戻ってきてもらう。
2投稿日: 2025.12.29
powered by ブクログ面白い。 事故物件の告知義務を無くすため、一時的にそこに住むことを繰り返す仕事をする女性の話。 短い小説だが、日常の生活で本当に大切なものを改めて気づかせてくれる。 読みやすく、テンポも良く、わかりやすく、面白い。正直欠点が思いつかない。 もっと評価されて良い本だと思う。おすすめです。
2投稿日: 2025.12.20
powered by ブクログ離婚して行き場を失った主人公が、ひょんなことから「事故物件のロンダリング」という仕事に関わることに。無気力で淡々としていた彼女が、新しい出会いを通して少しずつ気持ちや行動を変えていく様子が面白い。テンポよくサクサク読める一冊。
4投稿日: 2025.11.23
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離婚で行き場をなくしたりさ子は、事故物件に住みロンダリング=「浄化」する仕事を始める。移り住む先々での出会いが、孤独で無気力な彼女の心を解きほどいていく。 菅さんの一件など少し不穏なところもあるけれど、終始ゆったりとした空気が流れている小説で、特に亮の食堂のシーンはほっこりとしたいい匂いが漂ってくるようだった。
1投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログ面白かった!りさ子の無表情・無感情な感じがとても伝わって、とても心が痛かった。でも、少し無理やり過ぎるけど人々と関わって心配されたり、本当のことを知るうちに、自分を取り戻し、感情が出てくる姿に勇気づけられた。 p.169 「交感神経と副交感神経。ロンダリングに似てるかもしれません」「ええ?」亮が笑った。 「緊張したものをおだやかな日常に戻すの」 「ああ、なるほど」 「おだやかな日常はすばらしい。おだやかな東京はなんて美しいんでしょう」りさ子は外を指さした。「だけど、交感神経みたいに、緊張もきっとなにかに必要なんでしょう」 「ええ」 「私はここに残ってロンダリングを続けます」
2投稿日: 2025.11.21
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いわゆる事故物件に住むことで、その部屋にまた人が住める状態にするという特殊な仕事をしている人のお話。そんな仕事をすることになった理由は思ったより自分のせいって感じだったけど、それよりも、自分のやりたいこと、生き方を改めて見つけていく姿が興味深かった。
1投稿日: 2025.11.13
powered by ブクログまさかの東京ロンダリングの2を買ってしまう、イージーミスを犯してしまったため、図書館で借りた本。 元々不動産(新築売買)で働いてたので、不動産関係の本は気になる‥! 事故物件に住んでロンダリングするなんて、実際にそんな仕事あるのかな? りさ子が何か怖い事件に巻き込まれるのかな? まさかミステリーか? と思ってましたがそんなことはなくて、 人の優しさや暖かさに触れることで、ふっと気持ちが軽くなる、柔らかくなる、前向きに、変わっていけるんだということがじわ〜っと感じさせられる本でした。 終わりには、亮くーーーーん!!!ってなった。笑 私、夫人みたいなずけずけ踏み込んでくるタイプ、ほんっとに好きじゃないというかむしろ嫌いなんだけど、りさ子にはなんだかんだそのくらいズケズケ入ってくる人が必要だったのかなぁ。 と思うと、実は私も心理的安全性の高い居場所ばかり求めてるけど、もう少し揉まれたほうが良いのか‥?などと思ったりした。やだけど。
17投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログ面白く、読みやすく、スラスラーと読み終わりました。誠実に生きていれば、孤独ではなく、良い意味で人は寄ってくるのかな。素敵な人に出会えて良かった( ¯ ¨̯ ¯̥̥ )
2投稿日: 2025.11.05
powered by ブクログ不動産の事故物件などに住む仕事をして生活する主人公。 そんな仕事もあるんだなぁっと思いました。 そんな物件に住みながら、町の人や大家さんとの関わりから、自分がどう生きていきたいか見つけていくのがいい感じでした。もどかしい部分もあるけど、読みすすめていくうちに主人公の気持ちも理解できちゃう感じですね。
2投稿日: 2025.10.23
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映画「百万円と苦虫女」みたいにワケアリな女性が住む場所を転々とするお話かと思ったけど、うーん… 富士屋が出てきてから、「なんとなくそうなるだろうな」と思っていた展開に見事になって冷めた。 生意気なことを言うけれど、私はこの手の展開が好きではないので、結局こうなるのかー、って。 主人公は同情するところもあるけれど、あまり応援したくなるような人でもないし、真鍋夫人も失礼だし、登場人物全員好きじゃないかな。 原田先生の他作品の主人公(ミチルさんや桐子さん)が魅力的だったのかもしれない。
0投稿日: 2025.10.21
powered by ブクログテーマは不気味なのに、読後はなんだか心が軽やかになる。まさにこの本自体がロンダリング(浄化)効果あり。 人生は山あり谷ありと言うけれど、山も谷もどちらも必要というのを物語を通して教えてもらった気がする。ずっと順調な人生がいいと思いがちだが、それはそれで堕落してしまう。ずっと過酷なのも、生きていて辛い。 人生の緩急みたいなものは、その人にとって最適なタイミングでやってくる受動的なものもあれば、自ら選択している能動的なものもあるんだと思う。 白黒どっちかはっきりしてる人生ではなくて、グレーな人生で生きていきたい。というか、そうなってしまうんだろうな。
28投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログ事故物件のロンダリングというあらすじに惹かれ購入。 全体的に面白かったです! 凄い長いって訳でもないのでさくっと読める感じとても良かったです。
0投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログ事故物件に一定期間住む事で"ワケあり"を浄化するニッチな仕事を事故物件ロンダリングと称したネーミングセンスが素晴らしい〜。 事故物件と言えば怪奇的な事に繋げてしまいがちだが、作中では"ワケあり"な人達とクセ強な主人公の交流が豊かに描かれている。 そして予想外な飯テロの波状攻撃にヨダレが止まらない!豚肉の塩コショウ焼き食べたいっ!こういう仕事をしてれば、たまに引っ張られる事があるから気をつけろ。と語る相場のパンチライン。やはり怖いです!
10投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ原田ひ香さんといえば、お金が絡んだ小説が多いイメージだった。 今回は事故物件をロンダリング(浄化)していくお仕事をしている女性の話である。 この女性は結婚をしていたが自分の不貞で、離婚を迫られてしまい、お金も居場所もなくなった所でロンダリングに出会う。 何もかも無気力で、自分の行いを後悔し、とにかく何も感じないように決まったルーティンで生きていたが、ロンダリングであるアパートに入りそこで出会う人々との出会いで再生をしていくという物語。 まず、この女性の生き方にどこか共感できる所や安心感がありスラスラ読んでいける。 更に物語後半では、少しずつ再生していく光が見えてくるような終わり方をしている。 疲れていても、ストレス無く読めて、読んでいるこちらも荒んだ気持ちを再生できるような温かい話だった。
6投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログ東京に生かされてる そんな東京をロンダリングできたら 誰とも仲良くならなくてもそこにいるだけでいいなんて最高だなぁ、と思う
1投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
サクサクと読める 事故物件も誰か住んだ後だと次の住人に伝える義務がないって話は知ってたけど、その為にロンダリングする設定は面白かった。 多少住人の死んだ状況なんかはあるけど、特別ホラー的な要素もないので気味悪い気分にもならずに読めて良かった よくある恋愛の展開になるだけとかじゃなくて良かったし、最後協力して救えたのでスッキリ
2投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ東京をロンダリングするって すごい話だなぁと思い 購入しました 面白かったです いろんなことがあった物件を浄化して再生させるってことだったんですね 関った人たちが優しいのと りさ子さん自身が再生できてよかった
0投稿日: 2025.10.03
powered by ブクログ事故物件をロンダリングする主人公というだけでも面白いのに、 主人公であるりさ子の再生の物語としても面白かったです。
6投稿日: 2025.08.26
powered by ブクログロンダリング(事故物件の浄化)という仕事を知りました。 そうだよなぁ、この様な仕事をしてくれる人がいないと東京は住めない部屋だらけになるよなぁと妙に納得しながら、物語へ。 軽いが引き込まれていく文章へハマっていく事に快感を覚えながら、読了。 主人公の成長を感じたからこその、爽快感があった。
2投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログ原田ひ香さん、ずっと読みたいと思っていた作家さんです。 りさ子のこれまでのいきさつは冒頭で書かれるものの、彼女自身がどういう人物なのかが伝わってこず(地の文が三人称視点かつ客観性高く書かれているからかもしれません)、亮が「この仕事をしているとお客さんの後ろに家族構成や仕事がみえるが、りさこに対しては見えない」というようなことを言ってましたが、読者側としても同じ印象を受けました。 真鍋夫人に反論した時から、グンとりさ子の解像度があがりました。そこから引き込まれるように、亮との居酒屋のシーン、元義父とのシーンはりさ子に感情移入しながら読めました。努力してきたことを鼻息荒く話した後に後悔しているまあちゃんを抱きしめたくなるような心持ち、わかるなあ~。 こしょう焼きや煮卵の描写が秀逸で、やはり著者は食べることがお好きなんだなと。好きは上手の元ですね。 谷中銀座、モデルのお店とかがありそう。。
2投稿日: 2025.08.25
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変わった設定に惹かれて購入。 虚無のまま過ごす女性がこの生活に順応していく感じかと思ったら、理解のある彼くんみたいなのが再登場してからいきなりテキパキ快活に進んでいってしまった… 嵌められたとはいえ「自分が不倫して離婚しました」って伝えてないところがいやらしい主人公で全然好きになれなかった… 32歳なのに会話のリアクションが、オウム返しなのも子供っぽくて途中イラついた
1投稿日: 2025.08.18
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自分の不倫を機に離婚した主人公が住まいに困り、不動産屋さんに勧められるがまま瑕疵物件に住むバイトを始める。 バイトを開始して1年ほど経ち、日暮里近くの谷中の女性専用物件に住むことになったが、お節介な家主である夫人が知り合いの定食屋でバイトを始めるよう勧められ、嫌々始める。そんな折、元旦那の父親が主人公の元を訪れ、自身の不倫が実は元旦那が仕組んだものだったことを知らされ、見舞金を受け取る。定食屋店主と次第に親しくなり、プロポーズされ断るも、その夜、急遽新たな瑕疵物件であるタワマンに移り住むことに。 タワマンでは移動を制限され、徐々に日常が狂いだすが、定食屋店主が出前を装い会いにくる。そこで己を取り戻し、このバイトはやめないが次の物件に移れば定食屋のバイトを再開することも約束する。 タワマンで直前に住んでおり、失踪して音信不通になっていたバイト仲間・菅から連絡が入り、タワマン内の違法カジノで法外な金を請求されたことを知る。デベロッパーに元旦那の父から受け取った見舞金を渡し、解決を促す。 定食屋店主と共に菅を迎えに行く描写で幕を閉じる。 全てを投げ出した/投げ出して問題ないと思った人が、結局人の力で自分らしさを取り戻していく過程に勇気をもらえる本。 物語の進むスピードはゆっくりだし派手な展開はないものの、じんわり心があたたかくなるような、人の温もりの尊さに気づかされる物語だった。 自然に囲まれてゆっくり浸りながら読みたい本。
1投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ事故物件に短期間住む。 その間、収入も得られる。 そうすることで事故物件であることは 帳消しになり、普通の物件として 再び貸すことができるシステム。 ロンダリング制度。 途中までは面白かったが、 物語の終盤からなんだかよくわからなくなり、 結末が全くわからず笑 何が言いたい話なのかさっぱりだった…
2投稿日: 2025.08.14
powered by ブクログ離婚、家なし、金なし、帰る場所なしの主人公が失意の中ロンダリングという仕事を通して出会った人と自分の生きる道を見つける再生の物語。 読んでいて、ずっと面白かった! 不穏な仕事内容の中で、出会う人や町を通して少しずつ考え方が変わっていく。 しかし、他人の意見に全て左右されるのではなくロンダリング(浄化)は自分にしかできない能力だと受け止めて心の安らぎも緊張も人生には必要なことだと思わせてくれる。 亮がいい男すぎる〜
1投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログ事故物件に住む話。だけどホラーではなく、傷を負った主人公が変化していく話。義父がわざわざ離婚の本当の要因を話に来たことはエゴでしかなくて、迷惑だなと思った。生きてる人間が一番怖いよね、というのと、でも心を動かしてくれるのも人間だよね。 「お金は自由。自由そのものなの。お金で買えないものはたくさんあるけど、ある程度の自由ならお金で買える。それが、貴いところなのよ。」
1投稿日: 2025.07.28
powered by ブクログロンダリングには興味はあるけど、あまり好きな話ではなかった。人が。どの人も勝手だった。 終わり方もよくわからない展開になった。
0投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログ賃貸物件のロンダリングのお話。10年以上前の作品なので作中でも触れられているけど、ネットで事故物件を調べられるようになってしまったので、今だとこの仕事だけで生活できるほどの報酬もらえるのか心配だけど、東京の色々な場所に住めるのは羨ましいな。 途中まで凄く面白かったのに、突然お話が終わってしまった印象。
35投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログ怖い話なのかと思ったが、ロンダリングを通して周囲の暖かさに触れて心情が変化していく優しい話だった。 ロンダリングという言葉はマネーロンダリングでしか聞いたことがなかったが、元は“洗浄する”という意味だと知れた。 本も薄くすぐ読み終えてしまったが読了後の満足感は十分。
1投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログ予想したのと違ったけど、とても読みやすくてあっさり読めた。 ロンダリングを続ける主人公とその部屋にまつわる話が続くのかと思っていたら違った。 タワマンの中に違法カジノって、当然不動産会社もグルとしか思えんのだけど、多分相当な規模でやってる犯罪だろうし、あんな簡単な脅しに屈するもんだろうか。たかがロンダリングしてる女一人、簡単に消せると思うんですけどね‥(話が物騒になってる あんなバタバタっと終わらせなきゃいけない理由でもあったの?てくらいあっさりした終わりで、なんか肩透かしでした。 主人公を含めて共感出来るキャラがいなかったのもちょっと残念。主人公気力抜け過ぎでは‥?だいぶ酷いことされてますよ?自分だったら元旦那訴えて社会的に制裁加えんぞゴラァと脅して金踏んだくりますけどね。 谷中のアパートの大家のおばはんが一番嫌だった。己がどんだけ頑張ったから知らんけど、人の事情も考えず自分凄いアピールやめてほしいわ。
0投稿日: 2025.07.05
powered by ブクログとってもとっても好みのお話でした! 夫と離婚して孤独で無気力な毎日を過ごしていたりさ子が移り住んだ先々で人と出会い、前を向いて歩き出していく姿に心を動かされました! 都内の事故物件を転々として賃貸物件をロンダリング〈浄化〉する女性の人生再生の物語に心が温まりました 続編もあるようなので読んでみたいと思います!りさ子と亮の関係がどうなるのか気になる… 菅さんとか続編出てくるのかな?
1投稿日: 2025.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
書き出しからすでにおもしろくて、どうなるんだろうとワクワクしながら読みました。 無気力だった主人公が生気を取り戻す事ができて良かった。
0投稿日: 2025.06.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
物語の中盤は、消極的な人生を送っていた主人公にいろいろなことが起こって、これからどう生きていくんだろう、どういう選択をとるんだろうとすごくワクワクしたが、最後強引に終わらせた感じがあった…アジア一の町にすることを目論んでる会社が建てたタワマンの地下に違法賭博が行われてたら、会社のほうが不利じゃない…?
0投稿日: 2025.05.18
powered by ブクログマネーロンダリングならぬ東京ロンダリング、洗浄するのは資金でなく東京の賃貸物件。面白そうだなと思いました。 事故物件に住むことでお金をもらえるという仕事。訳ありのりさ子さんが訳ありの物件を転々と移っていく。その中で人との出会いで、人間らしさを取り戻していく。一気に読める本でした。続編もあるようですが、亮さんとはその後どうなるのかが気になるところです。
2投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログロンダリングという単語は耳にしたことはあったけどどういう意味かは、わからず。この話では事故物件を有効活用する為に一定期間住むという仕事と。 こういう仕事は、実際にあるのかな?ありそうな気がしなくもないけど、、、。 働かなくて良くて住むだけ、食事は外食をして、、、。私生活では外食はほとんどしないのでそこを見たらむしろリッチで羨ましいくらいなんですけど、なんて思ったり。本とネット環境あれば何とかなりそうだしそんな生活もできなくないかも、、、??なんてリアルに自分に置き換えてしまいました。(現実逃避) 住むことで霊的にどうとか住まいの怖さや気味のの悪さというより、ロンダリング先での出会いや仕事仲間とのつながりが話の主でした。 あんな大家さんがいたら私は苦手意識全面に出てきてしまいそうですがりさ子の決意と、新しい恋の始まりは応援したくなります。
8投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログこの本、めちゃくちゃ面白かったです。 もしかしたらわたしだけかもしれませんが、特に部屋の「説明」を聞いている時がすごくドキドキしました。次はどんな部屋なんだろう。次は何が待ち受けているのだろうって。 小野寺史宣さんの『ひと』が好きな方は、おそらくこの本も好きになれると思います。 真鍋夫人を好きになれるかどうかは分かりませんが…(^^; でも、亮さんはすごくいい人です!もし飲食店で働くとしたら「おかずの田野倉」か、「富士屋」で働きたいです! わたしは何か辛いことがあっても忘れるのが早く、何事もあまり深入りしないタチなので、もしかしたらわたしもロンダリングが出来るかもしれないと思いましたが、 オバケが怖いので、夜中にトイレに行きたくなった時はつらいです。 りさ子や菅さんは普通にトイレに行けるのかしら…?それともオムツを履いて明け方まで耐え忍んでいるのか…?(。-`ω-) .。oO(考え中
16投稿日: 2025.04.22
powered by ブクログただ寝て起きてたまに食べて、深夜にピンポーンピンポーンドンドン!と、知らない他人が押しかけてくる、そんな生活ができるだろうか。りさ子はできる。それが東京助けにつながってると意識はしてないかもしれないのだが。 そんなのらりくらりな生活が、作り笑いの自分が、実は交感神経だったんだと、亮と真鍋夫人に会ってから解かる。2人はりさ子にとって副交感神経だったんだ。 差し伸べてくれる手が、自分助けをしようと変わらせてくれるに違いない。 だってもう、同僚を助け、元夫の義父にありがとうを言えるようになってるじゃないの。
7投稿日: 2025.04.21
powered by ブクログ事故物件に住んでロンダリングするという、変わった仕事をしている主人公。 ホラーな展開はなく、ただ淡々と日々を過ごす主人公がリアルでよかったです。 ただ、真鍋夫人が嫌いだわーって思いました。 お節介で圧が強い人苦手。イラっとしました。 あと、たまごが安いって言ってて、時代を感じました。笑
7投稿日: 2025.04.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大家のお婆さんのお節介が本当にお節介で、あの大家さんのお陰で…となるのは違う気がする。 家をロンダリングしてくれる人がいるのはありがたいと思うし、社会貢献度高い仕事のはず…なのにもやもやする感じが色々考えさせられた。
0投稿日: 2025.03.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
都内の事故物件を一カ月ごとに転々とするという、賃貸物件をロンダリング(浄化)する仕事。 夫と離婚した32歳の女性が、孤独で無気力な日々を過ごす生活を送りながら、ロンダリングという仕事を始める。 その仕事を通していろんな人に出会って、徐々に心のリハビリが進んでいく様子、人生を再生する様子が描かれている。設定に惹かれて購入したが、とくに大きな事件はなく、踏み込んだ心理描写もなく、淡々とストーリーが進むのでインパクトが薄い作品だった。
0投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログ物件を浄化する、訳ありの女性の再生物語。夫には振られるが、物件の浄化中に出会う食堂のお兄さんに想われて、人生が再生していくところは心が温まった。最後は東京を浄化する展開が待っていて、胸がスッとした。ミステリーっぽい要素があって、次の展開がどうなるのかドキドキワクワクして、楽しめた。
8投稿日: 2025.01.05
powered by ブクログ今まで見たことがない設定で面白かった 最後の展開がドタバタしすぎている感も感じた もう少し長かったら嬉しかったかも
1投稿日: 2024.12.22
powered by ブクログこの職業、実在するんだろうか。 サクッと軽く読める分量と内容だったので、そこまで深い話ではなかったかも。
19投稿日: 2024.12.16
powered by ブクログ物語の冒頭から読みやすい文章で、ぐいぐいと引き込まれた。りさ子の抱える過去が物語が進むにつれ明らかに、、、驚きの展開だった。りさ子を支える亮や夫人達の温かさにほっこりした気持ちになった
2投稿日: 2024.12.09
powered by ブクログ不動産の問題物件に転々と暮らしていく、という斬新なお話し。物珍しさもあって面白く読みました。 ちなみに私はこれでひ香さんデビューしました。
1投稿日: 2024.12.04
powered by ブクログ爽快。今で言う事故物件を浄化するお仕事。ほんとにこういう仕事があるのかと思うくらい自然でリアル。また主人公のちょっと浮世離れした雰囲気もいい。
0投稿日: 2024.11.06
powered by ブクログすごい仕事があったモノだ。部屋のロンダリング。自殺など何かあった部屋を、次に貸し出すためには前にあったことを説明しなければならない。それでは誰も借りない。そのため、専門の人がその部屋に1か月ただ住む。その後一般への貸し出しが出来る。主人公はそのロンダリングの実行担当者。32歳バツイチのじょせい。この仕事が出来るというのはやはり特殊能力があるのだろう。そして、複雑な過去も。そんな主人公が仕事を通して蘇って行く。素晴らしい。
0投稿日: 2024.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
また面白いテーマです。 よくもまあ、こんなテーマを見つけてくるもんだと感心します。 で、事故物件のロンダリングの話。 事故があった物件を次に貸そうとする時、次の居住者に説明義務があります。そこで訳ありと知りながらとりあえず短期間、人を住まわせるという商売。 離婚し仕事も住むところもないりさ子は、そんなロンダリング物件に適性があるようで、プロとして物件を転々とします。 そこで起きる出来事、住んだ町で触れ合う人たち、雇い主の相場やまぁちゃん、ロンダリングの大先輩の菅さんと色んな事件が起こります。 最後はこの作家らしく,生きる希望を与えてくれるハッピーエンド。 特殊な事情の賃貸物件もよく描かれていて楽しめました。
0投稿日: 2024.10.19
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死人の出た部屋を転々とするりさ子本人が生気がなく心の死んだ人形のようだったのに、人との出会いで少しずつ人間を取り戻していく、まさに人生再生の物語。 最後の電話、きっと作り笑いではなく本当の笑顔で架けられてたんじゃないかな。よかったね。
1投稿日: 2024.10.04
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原田ひ香さんの淡々とした中にあるあたたかさがすき。 ロンダリングというお仕事、 とてもじゃないけど私はできないなあ。。。 でもこういうお仕事をしてくれる人がいて、 不動産屋的にはとっても助かる。 お仕事をとおして、自分を見つめ直し、 人生を再生できるのは素晴らしいことだなと思った。
24投稿日: 2024.07.23
powered by ブクログ事故物件に約一ヶ月だけ住み"ロンダリング〈浄化〉"するのを職業としている30代女性が主人公。離婚後行く宛てのなかったりさ子がたどり着いた不動産屋で「家賃はいらない。住んでくれるならお金をあげる。だからこの物件に住まないか?」と先の住人が急死したアパートをすすめられたことから始まった。自死、変死、傷害事件などがあったいわゆる事故物件は、不動産業者は次の借り手に対して告知する義務がある。でも、一度借り手がついて人が住んだならばその後は告知する義務が無くなる。それ故にりさ子のようなロンダリングを生業とする者が必要なのだとか。現実にそのような人達がいるのかしらないけれど、居るのかもしれない。(事故物件住みます芸人さんみたいな方もいますし。)それはともかく、幽霊とかの騒動なんかもあるのかな?と期待したのですが、そういう方面は一切なく、あくまで人間劇場でした。行く宛てのなかったりさ子が心の居場所を見つけるまでの、心温まる物語でした。うかつにも序盤の頃は、りさ子の事故物件暮しがとても自由に見えてちょっと羨ましいかも?とか思ってしまったのですが、実際危険も伴うし、精神衛生上の問題もありますし、何より身元が怪しい人に貸してまた事故を起こされたらシャレにならないので誰にでもできる訳ではない様子。人を選ぶのは頷けます。りさ子は最初こそ心配要素ばかりでしたが、最後の方は、私が住むことでこの物件が必ず浄化されるというプロ魂すら感じられて、素直に感動しました。それと、こういう能力を持った人、世の中にはいるかもしれないなぁと思いました。お祓いとは意味が違いますね。劇中でも言われてましたが、こういうロンダリングの必要性はなくなっていくどころか、むしろ増えるかもしれないですよね。増えてはいけないのですが。 事故物件紹介のインターネットサイトって〈大島️○る〉のことですかね?不動産屋さんにとったら確かに目の敵にされそう。
1投稿日: 2024.06.16
powered by ブクログロンダリングという言葉を初めて知った。誰にでも出来そうな気がするが、やってみるとなかなか難しいと思う。みんなが安心して住むためには必要な仕事なのかもしれない。富士屋の手伝いに何回も遅刻していたりさ子が、最終的には菅さんを助けるほどまでにたくましくなっていて感動した。
2投稿日: 2024.06.10
powered by ブクログ事故物件に一定期間住むという ロンダリングの話、こちらが先だった笑 りさ子がどうしてロンダリングを することになったのか 相場、亮一との出会い 続きをもう一度読んでみたくなった!
4投稿日: 2024.06.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分の浮気が原因で離婚して、夫も家も財産もすべて失ったりさ子。「わけあり物件」を「普通の物件」に戻すために、一ヶ月だけその部屋に住むだけで良い、という「ロンダリング」のアルバイトを始める。 りさ子の毎日は、ただ部屋にいて、本を読んで、コンビニでお惣菜を買って食べる日々。 32歳、まだまだやり直すには遅くないのに、こんなに無気力で大丈夫かしらと心配になるくらい、死んでるように生きている。 ただ雇い主に言われるがままに転々と住んで、自分の意思がない。 何かを変えようとも思っていない。 最後は少しだけ同僚のために行動できるようになるが、それも亮が計画して準備したものに便乗しただけのように見える。 原田ひ香さんの作品で、こんなに受動的な主人公は珍しい。 傷ついて落ち込んで、自分の幸せを考えられなくなっている人は、都合よく搾取される。 そんなりさ子に対して、お節介ながらに「そんなんじゃだめよ」とびしっと言ってくれる真鍋夫人の存在が救いだった。
5投稿日: 2024.06.05
powered by ブクログ事故物件に短期間住みロンダリング(浄化)する仕事、本当にありそうな仕事でこの設定にまずは掴まれた。 積極的に生きる意義を見失っていた主人公は、何も考えず流されるままにこの仕事を続ける。が、人々と関わり合ううちに徐々に心が目覚め、周りにも心を開いていく。読む前に勝手に思っていたお話と違い、中々ほっこりする良い小説であった。もう少し主人公の成長と顛末をしっかり見届けたい気もしたが、最後は割合とアッサリ終わる。 大団円に向かうキッカケが少し強引で興を削いでいるのが少しだけ残念。 この作者、最近は食べ物をテーマにした作品も多く出しているみたいだが、本作でもうまそうな料理が結構出てくる。そこも読みどころの一つだと思う。
16投稿日: 2024.06.03
powered by ブクログさらっと読めるけど読後に爽やかな印象を残すいい本だった。主人公が都合よく社会に復帰したりしないあたりも好印象。もっとたくさん物件が出てくる事故物件カタログみたいな内容を想像してたけど、思ったよりも人と人の物語だった。実際大家をやってるので面白い視点からも読めた。
1投稿日: 2024.05.30
powered by ブクログこういう職業ほんとうにありそう。 キズを負っている主人公が、再生し成長していく物語はほんとうに尊い。 周りの登場人物もどこか魅力がある。
36投稿日: 2024.04.30
powered by ブクログ離婚して行き場をなくした32歳のりさ子は、都内の訳あり物件に1ヶ月住んで浄化し再度貸し出せるようにするロンダリングの仕事を始める。訳ありだろうが何だろうがいろんな意味で感度の衰えてきた自分が終日本読んでられる面白そうなバイトだ。そこで出会う人々とやりとりする中で、りさ子は徐々に心の鎧を脱いで自分の居場所を見つけていく。 りさ子が出会う人々。定食屋の亮には心開きそうだが亮の想いには応えられない。相場社長やまあちゃんにも本当の意味では心は開かない。義父には心の底で繋がったのかな。先輩の菅先生は同志という位置づけか。大家の真鍋夫人には「何も持ってない、どこにも行けない人を比べることはできないと思います。努力したって報われない人はいるんだし、その人の努力が足りないなんて誰にわかるんですか」と感情を爆発させる。 この話のテーマは「自分の居場所」である。が何が彼女を吹っ切れさせたのか。その前に、そもそも彼女は不幸だったのか、悶々としてたのか、気持が塞いでたのか、そういう自覚があったのかがよくわからない。ラストで菅先生を救うためにいきなり大見得を切る。社会悪を倒すような大きな話ではない。引きこもっていた殻を破って外に飛び出すような何となくスッキリしたラスト。自分が何を求めてるのかもよくわからず、ただもやもやっと生きていて、個人的なことだけどその眼の前のもやもやした雲を少し吹き飛ばす。その解放感を味わう。まさに自分をロンダリングする。社会のため、他人のためではなく、ただ自分と自分のごく近くの人のためだけにひと肌脱ぐ。そこが現代的だ。というか、昔の世代から見た解決策だ。若い作家なら違う書き方しそうな気もする。 そしておそらく彼女には最初から居場所があるのだ。自分から目を逸らしていただけなのだ。殻を破るチャンスが次々訪れるりさ子と、あがき続ける菅先生や他の登場人物たちとを比べてしまう。りさ子もまた「何かを持っている報われた人」なんだろう。ただ、伏し目がちな目を開けてしっかり前を向いて生きようという小さな元気をくれる物語でした。
1投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ロンダリングを通じて、りさ子が他人と向き合い、自分と向き合い成長していく物語。 人間関係、心理描写が丁寧に描かれているなぁと感じた。 真鍋夫人との衝突のシーンでは、気まずい空気感が妙にリアルで、読んでいるこちら側もソワソワ、ハラハラしてしまった。 初めは「何だこの人、、自分的にちょっと苦手かも」と思っていたけど、りさ子が成長するうえで必要な出会いだったんだろうな。 亮がりさ子に言った 「なにかお腹の中で話しているでしょう」「口に出して言えばいいのに。呑みこんでくれる人ですよ」 「僕らは人にいろいろ求めて、期待して、よっかかって、甘えて…なんとか生きてる。」 という言葉は、私自身も考えさせられる言葉だった。 この本を読んでロンダリングという仕事があることを初めて知った。 住処というのは生活する上でとても大切で、環境が変われば生活も変わってくる。それが自分のタイミングではなく、急に変わることもある。 ロンダリングが交感神経と副交感神経に似ているというのは確かに的を射ていると思う。
4投稿日: 2024.04.17
powered by ブクログ転居する際、誰もが事故物件ではないのかネットで検索すると思う。狭い東京で賃貸物件のロンダリングをしなければ安心して住める家が減っていく。ロンダリングを生業にする者によって曰く付き物件がリセットされる。 離婚歴のある主人公の人生を一からやり直すことはもちろんできなくとも、新たな伴侶に出会うことである意味ロンダリングされる。 起きてしまった事実は変えられなくとも、その後については自分次第だなと考えさせられた。
1投稿日: 2024.03.26
powered by ブクログ事故物件の浄化業、不動産ロンダリングがあるとを始めて知りました。直近の入居者には、事故物件であることを伝えなくてはいけないが、その次に入る人には、向こうから聞かれた場合のみ説明すれば良いなんて。本当? ロンダリングに関わるそれぞれの人々の人生ドラマを垣間見るのが大変面白い小説でした。怖がりの私には出来ない仕事ですが。
0投稿日: 2024.03.23
powered by ブクログこれを読んで1番に思ったのは、こんな仕事があるんやな、霊感が若干ある私には無理やな、だった。住むだけでお金がもらえるならありがたいし、時間もたくさんできるだろうけど、やっぱりそこへんの「気」や「気配」は消えたり現れたりだから。 それをもろともしない人っておるんやね。きっと、どん底のどん底におるとその負のオーラなりエネルギーなりが生きてる人間のほうが強すぎて、亡くなった者の負の何かさえも消し去って、それがロンダリングになるのかも。 それでも、少しずつ、りさ子さんが人間らしくどん底から明るい元の世界に戻ってくる過程は、読んでて安心した。それでも、ロンダリングを続けるのは、それによって得られたものを大切にしていくためなのかも。終わりの方のりさ子さんを作ったのも、人間らしさを取り戻したのも、結局はロンダリングをやってたから。 自分を変えてくれた、元の自分に戻してくれた何かは大切にしていきたい。それが仮に世間からは好奇な目に晒されたとしても。
0投稿日: 2024.03.13
powered by ブクログロンダリングという仕事のことを知らなかったので興味深く、サラサラとあっという間に読み終わった。 私は事故物件でも安く住めてきれいならいいじゃないかと思っていたのだが、無料で住めてなんなら日当まで貰えるお仕事があるなんて。 でも「りさ子が羨ましいか?」と聞かれると、私にはこの仕事はきっと無理だなと思う。 やらなければならないこともなく、煩わしい人間関係もなく、ただただ時間が過ぎるのを待つような生活だと、いくら好きなことをやっていても孤独に耐えられないと思う。 りさ子は思った以上に暗くて、無気力で、言ってしまえば社不のような状態で。 店の手伝いを始めても寝坊ばかりする。 正直いってあまり共感できるようなところはなかったし、りさ子のことも好きにはなれなかった。 亮が今のりさ子に好意を寄せる理由もよく分からなかった。 お節介がいきすぎている真鍋夫人とか、下町の世間の狭さとか、そういうものを私は億劫に感じてしまう。 でも、それはわたしが今ひとりぼっちではないからで、りさ子の言う「恵まれている」からなのかなあ。 でも綺麗なおうちで専業主婦ができて、年に1回海外旅行にも連れて行ってもらえて、素敵な義父もいて、というりさ子の専業主婦時代の方がよっぽど恵まれていると思ってしまうけど。 仕組まれていたとはいえ自分のせいでその環境を手放したのに、りさ子はなんで真鍋夫人に恵まれてるだなんて言えるんだろう。 やっぱり私はりさ子が好きではないなあ。
3投稿日: 2024.03.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
マイナーな仕事への興味深さと、りさ子の心の変化への関心でどんどん読み進められる物語。 自分の不義による離婚でロンダリングの仕事に就くことになったりさ子。彼女の空虚な心が、お節介な大家さんや優しい雇い主によって満たされていき、最後は自分の存在意義を見つけられるまでに変化したところに面白さを感じた。
0投稿日: 2024.03.10
powered by ブクログ事故物件に移り住む生活をしてる主人公のお話。 自分の家がなくても居場所になってくれる人の存在 についてハッとさせられました。
0投稿日: 2024.03.05
powered by ブクログ訳あり賃貸物件をロンダリングするのが仕事という、題材が興味深かった! 同じ筆者の「ランチ酒」シリーズとすごく雰囲気が似ているように感じました。 訳ありバツイチ独身女性 特殊な仕事 不動産屋の相田は「ランチ酒」の亀山とキャラ似てる などが似てる点かな? 富士屋みたいな定食屋さん、近所にあったらいいなぁ。 豚肉のコショウ焼き、おいしそうです。
0投稿日: 2024.02.16
powered by ブクログ事故物件に1ヶ月住むことで、次の入居者に対する説明義務をなくす、物件のロンダリングを仕事とする女性の物語。 主人公が無感動に、淡々と日々を送る様子が何故か今の気分にしっくりきてしまった。 住む場所を転々としながら、街や人と出会い、食事をする。 その中で少しずつ、生きる力や居場所を見出していく過程が良かった。
6投稿日: 2024.01.27
powered by ブクログ実在する仕事なのでしょうか??気になる 希望をなくし、人間関係を煩わしく思うりさ子には うってつけの仕事。それが事故物件のロンダリング でも、ある出会いが彼女の心を変えた 最後の方にかけての展開は個人的には...でした
0投稿日: 2024.01.26
powered by ブクログ帰るところがあるって恵まれてることなんだ、と気づいて自分の幸せを噛みしめる。主人公と亮さんのような恋人じゃないんだけどお互いを優しく思いあう関係っていいなぁと思った。
0投稿日: 2024.01.24
powered by ブクログロンダリングのお仕事、本当にありそうだなぁ。本の中にも書いてあったけど、東京はより需要がありそうだし。暗闇の中を歩いてきた主人公にとって亮は一筋の光だったのかなぁと思った。逃げずに掴み取って安心した。さらっとしてて読みやすく、面白かった!
0投稿日: 2024.01.07
powered by ブクログまあまあ面白かった。読みやすい文体で、暇つぶしに助かった。「お決まり」のセリフと展開があって、明確なクライマックスも作り込まれてる感じがとてもテレビドラマ的だった。このまま脚本に使えそう。でも、ニート的な脱力感のある人間の考え方が結構生々しく書かれてる気がして、ドラマによくある脚色は少なく、感情移入しやすかった。ちょっと後半スカッと物事が好転しすぎて気持ちが離れたけど…笑
0投稿日: 2023.12.31
powered by ブクログ離婚により何もかも失い、事故物件を「ロンダリング」するバイトをしながらささやかに生きるりさ子。 無機質な毎日が徐々に人との絆が生まれ、自分の感情や時間を取り戻していく再生のお話。 最後もいい終わり方だった。
7投稿日: 2023.12.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ふゆイチ限定カバー版に目を惹かれて手に取り、あらすじを読んでから購入を決意。 ロンダリング、という言葉は初めて聞いたもので、どんな仕事なんだろうか、という気持ちで読み始めたのだけれど、すごい仕事だ…!一見簡単なように見えるけれど、人が死んだところに一定期間住むのってすごく勇気のいることだと思う。主人公はそれを何件も続ける。とても勇気のある人だなと思った。 谷中でのお話が始まり、前のお話と同様さっとロンダリング終了になるのかな?と予想していたけど、谷中の定食屋さんで働くことになり、前のお話ではずっと通っていた古本屋さんに別れを告げないぐらい淡白な人間関係を築いていた主人公が、定食屋で働くことで亮さんや真鍋夫人と徐々に付き合いを深めていく。そして、亮さんにやんわりとプロポーズされる。えー!えー!と驚きながら、先が気になって夢中で読んだ。 〜~レジデンス編では、谷中編の前の、人間関係の希薄な場面が続くのだけれど、それが得意だったはずなのに、だんだんと病んでいく主人公。どうなってしまうの??とハラハラしながらページをめくった。亮さんが現れたところ、主人公が持ち直したところにはほっと息をはいた。 読み終わり、人間関係が希薄だった主人公が谷中で人情味溢れる人たちと出会い、そして谷中で築いた人間関係がこれからも主人公の軸となって続いていくことが感じられ、安心して解説に進んだ。 わたし谷中での人間関係が主人公に大きな影響を与えたと思っていたけど、感想を書きながら相場さんも主人公を心配していたと書いていたから、谷中編だけでなくロンダリングで築いた人間関係すべてが主人公に影響を与えたんだな、と腑に落ちた。感想を書くって、読んでいる時には気づかなかったことに気づけていいね。 〜~レジデンス編に入るぐらいから急展開で先が気になりすぎて一気に駆け抜けた。原田ひ香さんのご本は初めてでしたが、出会えてよかったと感じました。ほかのご本も読みたい!
4投稿日: 2023.12.17
powered by ブクログ事故物件をロンダリングするためにする仕事。続編を最初に読んでしまったけど、私的には、この本の方が良かった。最後は、りさ子さん、どうなるんだろうと気になる。続編にあったかな?一時期、事故物件に住む人が流行りみたいにいたけど、今はどうなんだろう。☺
7投稿日: 2023.11.24
powered by ブクログ頭にモヤがかかったような主人公の話に、最後まで読んでも、スッキリと私の頭も晴れなかったというのが正直な感想。 ロンダリングという話だけに、何か不思議なことがあったりワクワクするようなことが起きたりした方が面白かったなと思う。 ロンダリングに期待して読んでも何も出てこなかったですね。
2投稿日: 2023.11.18
powered by ブクログ面白かった。久々に一気に読み終わった。 「ロンダリング」という仕事を発想できるのがすごい。この人は色々な街の描写が本当にうまい。
1投稿日: 2023.10.15
powered by ブクログ人付き合いを煩わしく思っていた主人公が人との出会いで心を少しずつ開いていく。 心温まる人生再生の物語。
1投稿日: 2023.09.26
powered by ブクログ娘達がアパートの内覧で行った先でドアを開けた不動産屋さんが「うわぁー」と叫び後退り 「虫が…」と言い訳してたけど 娘達が首を横にふって、虫なんか見えなかったよね。と言って 後退りしたら、 「次に行きましょう!」と いるのよね~。 あるのよね~。 ロンダリング稼業。 東京を救っているお仕事か。 「富士屋」のこしょう焼を食べたい!カレー味のスパゲッティ まろやかな甘みのポテトサラダ 山盛り千切りキャベツ! 歳をとったら、ラーメン屋さんよりも定食屋さんが近所に欲しいわ。 真鍋夫人のおせっかいが良いわぁ~。 人と笑いながらご飯を食べることって、何ともない日常だと思っていたけど、ありがたいこと なんだと、改めて感謝です。 2013年12月 第1刷
2投稿日: 2023.09.22
powered by ブクログ事故物件をロンダリングする仕事。そんな仕事があるのか!あるのか?ありそうだな?ちょっとホラーな話しなのかな?なんて思いながら読み始めましたがそんなことはなく。 りさ子が少しずつ自分を取り戻していく、前向きなお話しだと感じました。
9投稿日: 2023.09.15
powered by ブクログサクッと読みやすい。ロンダリング。ホラー要素かな?思ったが人情もの。私はちょっとモヤモヤして終わった。でも、続編があったら是非読みたい。
0投稿日: 2023.09.09
powered by ブクログいつもにこやかに愛想よく、でも深入りはせず、礼儀正しく、清潔で、目立たないように。そうしていれば、絶対に嫌われない。
0投稿日: 2023.08.16
powered by ブクログ再読。 以前読んだ時、事故物件にたとえば1ヶ月住み、そこを事故物件でないようにする"ロンダリング"という職業が本当にあると思った事を覚えている。一回でも住めばそこは事故物件でなくなるという設定だったみたい。実際はどうなんだろうか? ロンダリング(浄化)は事故物件だけでなく、主人公内田りさ子の心もロンダリングしていく。乙女アパートにロンダリングに来て、色々な人との出会いもあり、りさ子に活力が湧いてくる。あと、定食屋"富士屋"の藤本亮の作る美味しいご飯。これもりさ子の傷ついた心をほぐしていったんだと思う。やっぱり、美味しいご飯て大事だな。りさ子と亮、付き合ってしまえばいいのに。 最後に、訳があって離婚した元夫の義父にりさ子が「お金。お義父様からいただいたお金、ぱーっと使っちゃいました」と電話した時、やっとロンダリングされたんだと思い、ジーンときた。 原田ひ香さんの本は数冊しか読んでないけど、お節介な元気なおばあちゃんがよく登場すると思った。この作品だと真鍋夫人。こういう人がいると物語にメリハリが出ていいな。おばあちゃんの言葉が心に響いてくる。 以前、映画やドラマを夏に撮影するとき蝉の鳴き声に悩まされている、と聞いた事がある。夏以外の季節の場面を撮ってると、蝉の鳴き声が聞こえてくるのはおかしいから編集をする、みたいな事だったと思う。どこで聞いたのかも忘れてたけど、この作品で知ったんだという事が分かった。これが再読の面白さだな。再発見があって楽しい。
12投稿日: 2023.07.16
powered by ブクログほどよく入り込める面白さでした(^^) あっという間に読めちゃいます。 小説を読むときは、この登場人物は実写化したらどの俳優さんかな〜と想像しながら読んでしまうのですが、いつの間にか仲里依紗さんを想像しながら読んでました。 どこか得体の知れない、でも芯のある器量良しの女性。 魅力的な主人公でした!
1投稿日: 2023.07.03
powered by ブクログ冒頭から引き込まれる。深夜、自室のドアを激しく叩く音から始まる。そして 読み進めると、主人公りさ子の実に奇妙な仕事に驚かされる。こんな仕事があるのか!と。 指定された事故物件に住めば、家賃は無料で日当が5000円もつく。働かなくてもいいのである。そしてそれはロンダリングというれっきとした仕事である。 りさ子の雇い主は「東京は人がやたら死ぬ。 変死した人間がいる部屋がどんどん使えなくなったら 誰も住めなくなっちまう。 あんたたちがやってることは人助けなんだよ。 いや 東京助けなんだな」と説く。 なるほど‥。妙に納得する。 主人公りさ子の生活は、人間関係の煩わしさを一切 排除した無機質で孤独で超が付くほどのミニマルな生活。私はそこに惹かれ、羨ましいとすら思ってしまう。転々と事故物件に住み続ける主人公に共感できるのは、りさ子も私も“過去のある身”だからだろう。 まっさらに明るい 道を生きてきた人にはこの物語は 合わないかもしれない。希望や未来を描く話ではないのに、けして暗くならないのは、りさ子を取り巻く登場人物が、表現力豊かな情感を持ち、適度にスパイシーで、適度に甘やかな言葉をつぶやくからだろう。 素敵な言葉がある。「いつもにこやかで愛想よく、でも深入りはせず、 礼儀正しく 清潔で、目立たないように、 そうしていれば絶対に嫌われない」そう!対人関係はそれで充分だ。 結末がいい。ありきたりな男女のハッピーエンドではない。そんな所に爽快さを感じる。
1投稿日: 2023.06.05
powered by ブクログ事故物件の話だけど、ホラーじゃない! 主人公の人生再生ドラマでホッコリ。 とある事情で離婚して一人で生きていく事になった主人公。 少しの荷物だけを持って出て来たから、住むところがない。 そんな時に出会ったのが事故物件の「ロンダリング」。 事故物件は事故が起きた直後の入居者には事情説明が必要だけど、その後は説明しなくても良いのだとか。。 その事故直後の入居を担うのがロンダリングの仕事。 これだけ聞くとホラーとかミステリーかと思うけど、人間ドラマ色が強い作品でした。 いろいろ事件は起きるけど、結末はホッコリした雰囲気。 サラッと読めて、楽しかったです。
19投稿日: 2023.04.25
powered by ブクログとても読みやすい作品でした 暗い気持ちにならず読めるので休日のんびりの日におすすめ^_^ 私もこんな出会いがしたい。でも訳あり物件に住むのは無理かな…1月人が暮らせば訳あり物件と伝えたくてよくなるなんて…でも浄化してくれるなら安心できるか…
3投稿日: 2023.03.12
powered by ブクログ何が起きるのか楽しみですらすら読めた。 けど、思ったより最後のおちは大したことない出来事でした。 この方の本は結構希望のある終わり方が売りのようなので致し方ないかも。 この展開ならこの際どこまでもドロドロのサスペンス系として最後までハラハラしっぱなしが良かった。 でも、そうなるときっと、この方の本ではなくなりますね。だからこれで良いのだと思います。
0投稿日: 2023.03.03
powered by ブクログ図書館。 どうしても主人公に感情移入できないまま話が進んでいってしまったし、私の想像力の至らないせいで脳内でイメージ化するときにひっかかりのある部分があったが、全体的に面白く読めた方だとは思う。
0投稿日: 2023.02.19
powered by ブクログ夜中に扉を叩く音。 外からは男性を必死に呼ぶ女性の声。 絶対やばいやつやん! というところからスタートするこちらの小説は、事故物件に住まい、浄化していくロンダリングという仕事をする女性のお話。 ロンダリングってなんぞや? そんな仕事が本当にあるのか? 確かに事故物件にしばらく住んでもらって、お客さんに説明する必要がなくなれば不動産も安心かもしれない…。 しかし、こんな仕事を平然とやっているこの女性はなんなのだ。 別にミステリーってわけではないけれど、序盤から訳ありな女性、聞いたことはないけれど需要がありそうなのが納得できるロンダリングの仕事内容…ふしぎで引き込まれました。 途中アパートに移り住んで、そこの大家さんや、とある食堂での人とのつながりが出来始めてからは、主人公に言いたいことをズバリと踏み込んでくれて爽快でした。 心ここに在らず…という感じで人間味のなかったりか子さんが、少しずつ何かが変わりつつあるのを感じると、とても温かい気持ちになった。 めちゃくちゃいい小説!とは違うかもしれないけれど、じわーっと染み込んでくるものがあり、個人的にとても気に入った。
5投稿日: 2023.01.21
powered by ブクログ事故物件に1ヶ月だけ住むお仕事の話 諸事情により夫と離婚し、行くあてのない32歳女性の内田りさ子 格安の物件を探していたところ、事故物件に一定期間住んでまた転居仕事を不動産屋の相場から相談される 存在感がなく、何事にもやる気を見いだせないりさ子が、仕事を続ける中での出会いや変化 初っ端から、元住人の恋人(?)が深夜に訪れてくるという状況から始まる 池田エライザ主演の映画「ルームロンダリング」でも同じような仕事が描かれているけれども、あちらは幽霊が見えるという設定に対し こちらはそんな描写はない むしろ、冒頭の描写のように、怖いのは人という描かれ方をしている 事故物件とは、事件や事故が原因の死、自殺、孤独死などにより入居者が部屋で死亡した物件 不動産業者は事故物件を次の店子に貸す際に告知義務がある 進んでそんな部屋を借りる人は少ないため、通常は家賃を下げる等するしかない しかし、一度誰かが住めば伝える義務はなくなるため、大家は一時的にお金を払ってでもロンダリングの仕事を依頼するメリットがある 作中での相場の言葉 「あんたたちが入ってロンダリングしてくれれば、俺も助かる、大家も助かる、次に入る人間も助かる。俺たちは法を犯してはいない。東京は狭くて不動産は限られている。しかも、人がやたら死ぬ。変死した人間がいる部屋がどんどん使えなくなったら、だれも住めなくなっちまう。 あんたたちがやってることは人助けなんだよ。いや、東京助けなんだな」 この理屈は詐欺師のような論法ではあるけど、確かに一理あるとも思える (次に入る人間としては助かるかは疑問) 何らかの現象が起こるという噂の部屋も人気はない 外国だと、幽霊が出るという噂の物件はむしろ値段が高くなるという話を聞いたことがあるけど、どこまで本当なんでしょうね? 亡くなった人の部屋に何らかのマイナスイメージを持つのは、日本人の「穢れ」という概念なんだろうか? クリーニングをしているし、物理的に先住者の痕跡は残っていないけど、「何となく嫌」という感情 そう言えば、海堂尊の小説でも似たような事を白鳥が論破してたな ご遺体をスキャンしたCTを使うのは倫理的に問題はないのか?という疑問 病院なんてベッドで亡くなる人がいっぱいいるのに、次の患者は同じベッドを使うという理屈 その違いは何なんでしょうね? 病院は人が亡くなっていてもおかしくないけど、普通の部屋は人が亡くなることが想定されていないという認識の問題か? だとしたら、相場さんが言うようにこれからは部屋で亡くなる人は普通にいるという常識が根付くような意識改革が必要なのでしょうね 「狭くて土地と建物が限られた東京を助けるため」 という相場の詭弁も、ちゃんと仕事として成り立つのであれば認められてもいいのかもしれない 相場から聞かされる心構え 「いつもにこやかに愛想よく、でも深入りはせず、礼儀正しく、清潔で、目立たないように。そうしていれば、絶対に嫌われない」 これは、ロンダリングの仕事だけでなく、現代の近所付き合いに必要な要素でしょうね 外からは汚れて見えず、最低限の挨拶と付き合いだけというのが最適解かもしれない 乙女アパートの大家で、おせっかいをやいてくる真鍋夫人 今どき、こんな大家さんはいるんだろうか? 富士屋のような定食屋はあるでしょうけど そこまで人の生活にズケズケとした物言いをする人、いるかな? でもまぁ、こんな人たちと関わることで、りさ子さんも自らの気持ちをロンダリングしているように思える 菅さんの失踪した理由は何ともねぇと思う 一応伏線めいた説明がされているし、そんな事がされていているのもありそうという事件が実際にありますしね この作品が書かれたのは、事故物件が今のように取り沙汰される前 今は「大島てる」というサイトで色々と事故物件について借り主が調べることができるし 2021年10月に「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン」が制定されたので、作中のような1ヶ月でのロンダリングはできないようになっている ガイドランでは、告知義務はおおむね3年 老衰、病死、不慮の事故死などは告知義務なし 特殊清掃をした場合には告知義務あり あと、事故物件は家賃が低い傾向ですけど、それも年数が経てば通常の価格に戻っているようですし 敢えて事故物件とわかていて住みたがる人もいるようなので、ロンダリングの仕事は現実的ではなくなっている
1投稿日: 2023.01.19
powered by ブクログ「訳あり賃貸物件に一定期間住むこと」を仕事にしている主人公。そうすることで次に賃貸する際、訳ありな事情を説明する義務がなくなり借り手がすぐ見つかる。マネーロンダリングならぬ、不動産ロンダリング。 設定が面白い。ただ内容としては、不動産ロンダリングを深掘りする訳ではない。気づかないうちに溜まっていくストレスフルな日々の中で、どう息抜きしていくか、自分らしくいられる場所って大事だよね、というメッセージを感じるものだった。
0投稿日: 2023.01.14
powered by ブクログ2023.01.03. 読了。 ロンダリングという響きに惹かれて。事故物件に1ヶ月住んでロンダリングする女性の話。 もっとホラーな感じかと思えばそんな要素はなし。なんだか温かくなる話でした。ほぼ一日で読了。面白かった。
0投稿日: 2023.01.03
powered by ブクログ面白くてイッキ読み。人と関わりを避けていたりさ子が、少しずつ変わっていく。人を癒すのはやっぱり人なんだね。豚肉のこしょう焼き、食べてみたい。ランチ酒にも通じるけど、料理の描き方、最高。タワマンに移ってからの展開はワクワクしたなぁ。読後感もスッキリ
1投稿日: 2022.11.19
powered by ブクログ事故物件のロンダリングを仕事にしているりさ子の心の傷がふさがり、前を向いて生きていけるようになって、よかった。人を傷つけるのも、癒すのも人。
1投稿日: 2022.10.25
powered by ブクログ全てを打ち明ける事から物語が始まる。明快に話が進んでいく。 優しさに詰まった柔らかく、読みやすい作品だった。
2投稿日: 2022.10.23
powered by ブクログ「事故物件でも賃料安かったら良くない?」っていうノリの主人公かな、と思ってたら全然違った。 自分の不貞が原因で夫に三行半を突きつけられ、先立つものもない状態で家を追い出された女性の物語です。三行半は女側からの物だったっけ。まあいいや。 バックボーンはヘヴィなんだけど、どこか飄々としてる主人公が、魅力的と言うよりは「何だか気になる」存在感で斬新。全然入れ込めないんですよ、この主人公。共感できる部分もあんまりない。だけど、何だか惹きつけられるのどういうわけだろう。 次々とワケアリ物件に移り住み、ワケアリをワケナシにしていく中で、彼女は様々な人に出会います。 お節介な大家さん・お節介なご近所さん・なんだかんだ言いつつ世話焼きの不動産屋さん。 もはや彼女自身が人々にロンダリングされて迎える大団円は、万事オッケー!という爽快感からはほど遠く、最後に明かされるほろ苦い真実が、ビター感増し増し。あゝ……リアル……。 ビターな中にも、砂糖一杯分の優しさがあったのがすごく嬉しくなる読後感です。 変死などの起こった物件に一ヶ月だけ住み、また次に移るという奇妙な仕事をするりさ子。心に傷を持ち身一つで東京を転々とする彼女は、人の温かさに触れて少しずつ変わっていく。
4投稿日: 2022.10.18
powered by ブクログ星3.5 「事故物件いかがですか?」を先に読みましたが、 こちらの長編からのほうが 良かったかも。 ※ほんの少しだけ思うました。
4投稿日: 2022.10.10
powered by ブクログブクトモ様のレビューより手に取った1冊。 レビューを読ませていただいて、"事故物件"というワードから連想されるような出来事は期待できないとは知っていたけど、"事故物件"を1ヶ月ごとに転々とする仕事にスポットを当てるって、どんな話なのかなとワクワクして読んだ。 話が進むに連れて主人公、りさ子の気持ちが変化していくのが良かった。 最後もまさかの展開でワクワクした。 "事故物件"っていう何となくマイナスイメージな言葉なのに、心が優しくなるような素敵な1冊だった。 こちらの1冊に出会わせてくださったブクトモ様に感謝\( ´ω` )/
17投稿日: 2022.10.01
powered by ブクログ図書館で借りた本は、返却期限があるのでなるべく早く読むようにしている。 ここ数日、腰痛のため仕事を休んでいたので借りた本は読んでしまい、買ったままの本や久しぶりの本をさぐっていたら、なんと綺麗な状態で一冊出てきたのがこの本である。 少し前に、図書館で「事故物件、いかがですか?東京ロンダリング」を読んでいた。 まさか、かぶった⁇と思って読み始めたが、こっちが先なのか? だとしてもガッツリと内田りさ子のロンダリングを楽しめた。 不動産屋の相場が言うロンダリングの極意「いつもにこやかに愛想よく、でも深入りはせず、礼儀正しく、清潔で、目立たないように。そうしていれば、絶対に嫌われない」これが妙に心に残った。 それにピタッとはまっているのが、りさ子さんなんだろう。 感情を出さず無愛想な人って感じだったけれどなんだかんだで、大家の真鍋夫人と喋るし、定食屋「富士屋」の藤本亮の手伝いもする。 だけどロンダリングをして、お金をもらって生活することは変わらない。 ここはブレないんだな。 そして、ロンダリング仲間である菅さんを救ったのが、とてもカッコいい。
37投稿日: 2022.09.26
