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上司は思いつきでものを言う
上司は思いつきでものを言う
橋本治/集英社
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総合評価

93件)
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    上司や他人が「よく考えて」という場面は実際に少なからず体験してきているが、確かにこの言葉は自分本位な言葉であり相手に都合のいいように誘導している」いい言葉でないことを改めて知った。

    0
    投稿日: 2026.01.09
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    現場から離れた上司が所詮、中間管理職であること。 中間管理職であるがゆえに、自分も管理されていること。 現場からの根本的な提案に、素直にyesを言えないこと。 上記の理由で、思いつきものをいう、(ように見える)

    0
    投稿日: 2024.09.02
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    著者、橋本治さんの作品、ブクログ登録は2冊目になります。 橋本治さん、どのような方か、ウィキペディアで再確認しておきます。 ---引用開始 橋本 治(はしもと おさむ、男性、1948年(昭和23年)3月25日 - 2019年(平成31年)1月29日)は、日本の小説家、評論家、随筆家。 ---引用終了 で、70歳にて亡くなっています。 本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 この本はサラリーマン社会の閉塞を嘆じるものではありません。「上司は思いつきでものを言う」ということが、なぜ起こってきたのかを、儒教の伝来まで遡り、とてもスリリングに解剖していく本です。日本の男たちが、なぜ戦国時代と幕末維新の時代ものが好きなのか。こんな「なぜ」も見えてきます。そして、では日本はどうするのか-「現場」の声を聞く能力の復活に向けて、上司のみなさんにも、上司でないみなさんにも、懇切丁寧な今後の道中案内の書であります。 ---引用終了 本作は、著者が56歳位の時に書かれた作品になります。 タイトルに惹かれて手にした作品ですが、よくわからない内容でした。

    12
    投稿日: 2022.12.12
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    橋本治(1948~2019年)氏は、東大文学部国文科卒、イラストレーターを経て、小説家・評論家・随筆家となる。小林秀雄賞、柴田錬三郎賞、毎日出版文化賞、野間文芸賞等を受賞。 私は新書を含むノンフィクションを好んで読み、興味のある新刊はその時点で入手するようにしているが、今般、過去に評判になった新書で未読のものを、新・古書店でまとめて入手して読んでおり、本書はその中の一冊である。(本書は2004年出版)  本書は何と言っても「上司は思いつきでものを言う」というタイトルが目を引くが、私は常々「上司は、部下の話(提案)に対して何かコメントしないと、存在意義を否定されると考えるので、何でもいいから思いついたことを言う」と考えており(自戒の念も含めて)、著者の論理展開を興味を持って読み進めたが、シンプルにまとめると以下のようなものである。 ◆問題がある会社・組織において、部下が建設的な提案を行うと、上司(達)はそれまで自分(達)がやって来たことに問題があったと言われたと感じるため、素直に受け入れることができない。そして、上司(達)は(それほどバカではないので)、問題があることは薄々認識しつつも、その責任を問われるような建設的な解決案には賛成せず、(問題の所在・責任を明確にする必要のない)ムチャクチャなアイデアを口にする。 ◆上司とは、「現場」から乖離した立場なので、そもそも、現場の部下から上がってきた建設的な提案に対して、有効なコメントなどはできなくなっているものなのだが、自分は偉いと思っている上司は、優位性を保つために、部下を困らせるようなテキトーなことを言い、また、部下思いで未だに部下と一緒に仕事をしたいと思っている上司は、(悪気はなくとも)ピントのズレたアドバイスをして部下を困らせることになる。 ◆上司から思いつきでものを言われたときの対応策は、論争などをすることではなく、ただ「あきれて」何を言い返されても聞き流すことである。「本当にあきれられて、それで己の愚に気づかない人間はいない」と思うべし。 後段では、そのほか、日本の会社・組織の問題点を、歴史を遡っていろいろと分析している(著者は当初、「サラリーマン(社会)の欠点」というタイトルで書くことつもりだったという)が、本書において肝腎なことは「上司は思いつきでものを言う」ということなのだそうである。 よく言われるように、著者の文章は独特で、くねくねして、あっちへ行ったりこっちへ行ったりして、少々読み難いのだが、「上司は思いつきでものを言う」というテーマは、こうした思考回路の著者だからこそ面白く書けたとも言えるのかも知れない。(理路整然と書かれても、「ちょっとなぁ」と言ったところか。。。) 前半だけでも一読して面白い一冊と思う。 (2022年7月了)

    0
    投稿日: 2022.07.11
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    本所自体が思いつきで書かれているような印象で、理路が整然じゃないので読みにくい。またデータや調査があるわけではないので鵜呑みにするのもアレ。 たまにハッとするようなことが書いてあるんだけどいかんせん読み続けるのがしんどくてもったいないような気がした。  上司をバカにせず、馬鹿な可能性を踏まえて、提案する。バカな上司には慈悲の心を持つ。上司は何か言わずにはいられない。思いつきを言われたらそうですかと話を聞く。新しい提案は今までを否定する文脈を持つ。みたいなことが面白かったです。

    2
    投稿日: 2022.05.21
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    全ての上司に読ませたい。 人によっては感覚的な議論で、物足りないと感じるかもしれません。 編集者さんには、事実の裏取りをもっと正確にやってほしかったなという気持ちもありますが、「橋本治さんならオッケー」なのでしょうか、、、

    0
    投稿日: 2022.05.15
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    この不景気(賃金引き上げがない、税金が増える、諸物価が高くなる)状況では、まさに上司は「思いつきで物を言う」が散漫するはずだ。現代、55歳以上は日本の景気が良い時に育ち、何もしなくとも(語弊があるかもしれないが)会社を大きくできた。だが、昨今の「利潤追求」「コスト削減」が支流で、「不況」経験のない上司にアイデア等を求めても出るはずがないと悟ることだ。だから、奇抜で意外性を突いたアイデアを提言するのも一手かもしれない。

    2
    投稿日: 2022.02.04
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    サラリーマンが言う愚痴の代表格である「上司が思いつきでものを言い、自分たちは振り回されている」というところに着目して書かれた本。面白いです。 面白すぎて第一章など数秒で読んでしまったのではないかと思うほどでした(そんなわけはないのですが)。 何がこんなに面白いのだろう? と考えてみて思い至ったのは、語り口でしょうか。(良い意味で言っているのですが)まるで落語を聞いているかのように、”文章”という感覚なくするすると読み進めることが出来る本なのです。 内容はいろいろなところへ二転三転しながら、日本のサラリーマンを取り巻く状況や今に至る歴史など、様々な角度から「サラリーマンというもの」を見ています。 当の本人なら気づけないようなことでも、作家という第三者視点から見ているから良く気付けるというものなのでしょうか。 個人的に特に面白いなと思ったのは、埴輪の会社を例に語るくだりです。埴輪の会社というととても突飛なことのように感じるのですが、内容を見てみるとありがちというのか、まさにサラリーマンの直面している苦悩(のうちのひとつ)を切り抜いてみた感じで、実際の状況を例にとるよりも分かりやすかったです。 この本のタイトルを見て、「じゃあその上司をどうしたらいいのか?」という本だと勘違いしてしまう人がいるといけないので言っておきたいのですが、上司は変えられません(笑) でも、この本を読めばその背景がより分かりやすくなって、自分の置かれている立場が明確になってくると思います。場合によってはやるべきことも見えてくるかもしれません。 久しぶりに夢中になって読んだ新書でした。

    2
    投稿日: 2020.11.12
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    ずっと かかえていた もやもやしたものが あっ そうか! と コトンと胸に落ちる ことがある 橋本治さんの 著作を読んでいると その幸運に満たされる ことが よくある 本書も その一冊です

    4
    投稿日: 2020.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・世の中が複雑になって、部下に指示を出す場合にも、押さえなければならない情報も膨大になっているので、上司も思いつきでものを言えない状況になっているのでは?勉強している部下もいますからね。  会社には、通常、平社員の上に、マネージャー、チーフマネージャー、執行役員、経営陣がいるわけですが、マネージャー、チーフマネージャー、執行役員は、経営陣の「思いつき?」を想定して「もの」を言わなければならないので、決して「自分の思いつき」で「もの」を言ったりできないのです。トップは、よく「エンパワーメント」をしている。などと強調していますが、管理職のミーティングに出席していない平社員からは、目的や戦略を明確に示さず、売上や利益などの数値的な目標だけを示し、逆に手段や戦術に干渉している見えます。  よく、ビズネスの成否はトップ次第と言いますが、その核心は、目的意識にあると思います。ビジネスの目的は、利益であり、利益を生む組織の存続なのですが、利益を生み組織を存続させるためには、社会や顧客に評価される組織でなければなりません。社会や顧客に評価されるためには、組織が、その時代の地域の社会や顧客にとって、存在価値がある必要があり、そのためには、しっかりした理念が必要なのです。

    0
    投稿日: 2020.05.08
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    アマゾンのレビューが割れていたが、自分としては橋本治さんの著書3冊目でこれが一番面白かった。物事の掘り下げ方の手法が見えてきた。

    0
    投稿日: 2019.11.24
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    話が深く、能力のない私には理解できない文章だったかもしれない。読者が理解する能力がないかもしれないことをもう少し考えて書いてもらいたかったかな。 上司が思いつきでものをいうときは呆れるといいというが、あくまでそれは部下が絶対的に正しいという前提だろうな。全て思いつきではないし、検討外れなことをいうのが上司というわけではないだろう。上司に期待して、上司ならおれの考えわかるだろうという態度で物事を進めるとこういうことが起こるのだろうな。上司は上司の役割があり、担当からすればおそらくお客さまなんだろうから、上司が判断しやすいように説明する必要はあるんだろうな。んー、よくわからなくなってきた。とりあえず、変な上司の言うことは真に受けず呆れて、あとは自分自身の徳を積むことかな。難しい一冊だったけど、スラスラ読めた。

    1
    投稿日: 2019.04.21
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    身近にいる「思いつきでものを言う人」を分析したいと思って買った本。 本の内容からいってその人にはまったくあてはまらなかったが、働く職場のことを考えながら読むと、非常に面白かった。

    1
    投稿日: 2019.02.11
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    じっくり読むよりスピードアップして読まないと、著者の思考の速度に着いていけませんな。上司と部下とのコンフリクト、というよりは、組織構造がコンフリクトを生み出している、という視点で捉えれば、どちらも不幸である。システムアプローチと他者の立場性の理解が重要だと思う。

    0
    投稿日: 2018.12.21
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    「上司は思いつきでものを言う」という題名からは、サラリーマンの悲哀やそれに対する慰め的な本なのかと思ったが、実際にはそうでない部分も多い。「そうでない部分」とは、解説不可能な意味不明な部分でもある。「上司が思いつきを言う」のは、日本の社会構造であることや、突然論語がでたりすることは、意味不明を超え、不快。読む価値があるとは思えない。

    0
    投稿日: 2018.10.23
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    部下が的を得た建設的な意見をしたときに、思いがけない思いつき発言が発生するのはなぜかを解説したもの。お互いの前提が共有化されていないからという。クリティカルシンキングでも学んだことだが、会議・打ち合わせで重要なことは、前提を共有すること。普段の感覚と一致していた。上司のそのような発言に対して、まずはあきれればよいと言うのも面白かった。 ただし、著者はサラリーマンの経験がないので、ちょっと思い込みで書いているなあという箇所も散見された。

    0
    投稿日: 2018.10.08
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    言葉の選びが丁寧というか、説明かまわりくどいというか。嫌いじゃない文章だったけど、話を覚えているうちに一気読みしないとなんの話だかわからなくなる…(やってしまった。) 呆れるというのがそこまで有効な手段なのかな?いつかの為に練習しておこう…笑

    0
    投稿日: 2018.04.27
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    反論せずにあきれろ 上司をバカにせず、バカかもしれないということを考慮する(親も同じ) 日本は特殊なことをしているから、国際○○に、簡単にルール変更されてだめになってしまう。 上司は、部下の建設的な意見を却下する権利はないが、部下が単にバカで建設的な意見を言っていない場合も多々あるので、鵜呑みにして上司がバカだからしょうがないといっていたら成長できないだろう。 本全体としては、日本国や儒教の話まで広がって、話が散らかっていた感じはあった。

    0
    投稿日: 2017.06.10
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    部下の考えた建設的な提案が退けられ、上司がぽっと考えた建設的でも無ければ効果的でもない提案が通ってしまう。 日本の会社で見られるこんな光景は、組織的な欠点から生じるものだ、と解説した書。新入社員が会社で働く上で、どういった力学でもって意思決定がなされるのか、ということを理解するにはいいと感じた。

    0
    投稿日: 2017.04.23
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    ・流し読み ■儒教(4世紀、5世紀) ・日本人の奥にある ・上に立つものには徳があらねばならない ・長寿の功→年功序列 ・官位(ありがたい身分)→家柄→学歴

    0
    投稿日: 2016.07.30
  • 期待外れ

    思いつきで、ものを言う社長に、上司。 それに振り回された挙げ句、鬱になった私。 復帰後、彼を論破できる方法論がが書かれていることを期待して読んだが、 なんか訳のわからん話に終始し、何の役にもたたなかった。

    0
    投稿日: 2016.02.28
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    一章のみ読んだ。笑劇的だ。サラリーマン的にあるある満載。一体上司は俺に何を期待してるんだ!?と叫びそうになった経験がある方、必読です。

    0
    投稿日: 2015.09.22
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    橋本治で感心するのは、オリジナリティだ。自分のアタマでひねりだした文章であって、偽物くささがない。 作家は出版社の仕出し業者であるから、会社の意思決定を行う組織の動力学についてもわかる、というのは腑に落ちた。

    0
    投稿日: 2015.08.18
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    タイトルに惹かれて読んだ。 なるほどと思いつつも、話があちらこちらに飛んで、結局訳分からないメチャクチャな印象もある。ここまで頭がこんがらがるような本は、初めて読んだかもしれない。 ・下=現場。上=会社 ・会社は現場を収奪する。現場を痩せさせる。 会社は利潤を追求するために存在する組織。 現場と出会えなければ、会社は簡単に枯れる。 ・最前線=現場=下からの風。 上司=組織のピラミッドの一部=下に部下、上に上司=現場と隔離=上からの風。 最大の問題は、現場と会社の分裂。最初は現場と会社は分裂していない。分裂すればするほど、官僚的な組織になる。 ・会社には二つの風が吹いている。「上から下への風」と「下から上への風」。しかし官の組織は、下から上への風はない。官の仕事は法令に基づいた仕事=上からの風のみ。(現場は必要だが、仕事は根拠に基づく。矛盾を強く感じる。耳が痛い話) ・上司は偉くて、部下は偉くない?ルーツを探って儒教(冠位十二階)の影響まで話が及ぶw。 ・「日本的オリジナル」を! 日本の会社は現場の声を聞いて大きくなった。現場の声を聞いて、どうすれば痩せた現場を豊かに出来るかを発見する。 ・世界は「現場」、他人も「現場」、そして自分も「現場」 ・上司(代表的な概念)の思いつきに、ちゃんと「あきれられる」(能力)ことができるように自分を育てる。

    0
    投稿日: 2015.03.31
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    上司が思いつきでもの言っているのではないか、というのはたまにある経験だが、この本に書かれている構造がベースになっているとは感じたことはなかった。ただ、現場をよく知らないだけではないかと。この本に書かれている構造が当てはまるか否かにかかわらず、「部下は先輩としての上司に純粋に助言を求めている」ということは意識したいものだ。

    0
    投稿日: 2015.01.25
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    上司が思いつきでものをいうのは、故郷をなつかしむひとが故郷からやってきた若者の改革プランにケチをつけるのに似ていると、著者は卓抜な比喩で説明します。上司は「現場」から離れてしまっているにもかかわらず、会社が現場を収奪する「上から下へ」の流れはあっても、「下から上へ」の流れがなくなってしまったことが、思いつきでものをいう上司の出現の理由だと述べられます。 本書の最後には、儒教的伝統と民主主義の葛藤のなかに置かれている日本の社会状況について解説がなされていますが、もうすこしていねいに説明してほしいという気もしました。 冒頭に紹介されている、「よく考える」と「ちょっと考える」のちがいについての考察も、著者らしい鋭い視点からの分析がおこなわれていて、おもしろいと感じました。

    0
    投稿日: 2014.04.10
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     終始うなずきながら読んでしまいました。こういうことってあるよなあ。  それにしても、埴輪の製造販売のたとえといい、最後の儒教の話といい、話の展開がすさまじいですね。思いつきで書いているようで、計算して書いているのでしょうね。

    0
    投稿日: 2014.04.03
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    あきれてみせる、という戦略 システムへの理解不足から生じる、部下から「上司」へのミスコミュニケーションの構造を語ったもの。 会社システムのなかで、上司は部下にとって「上司」であると同時に上司の上司にとっては「部下」となる特殊な立ち位置におり、それが部下からはうかがい知れない発想をもたらしている、という指摘が光ります。 「上司がバカ」なのでも、「部下が愚か」なのでもなく、それぞれの立場の違いがもたらす構造的な行き違い。定年までヒラとして勤め上げたオジサンの諦観、組織から飛び出す人、その背景が少しわかったような気がします。 ○日本のサラリーマンにいかなる欠点があろうとも、「上司が思いつきでしかものを言わない」という組織的な欠陥に比べれば、そんなことはどれほどのことでもあるまいと、思ったのです。 ○あなたは、「真面目な回路」で思考をする。それに対して、「思いつきだけでものを言う上司」は、それを超えた「真面目じゃない回路」で思考をするのです。だから、あなたはそのテの上司にやすやすとだまされて、ヤケ酒をあおらなければならないのです。 ○「上司」と呼ばれるようになると、その立場上、「人としてのもろさ」が露呈しづらくなるからです。「上司」の中にも、「人としてのもろさ」があります。でも、それを露呈してしまったら、立場上困ったことになります。だから、それをカヴァーする必要が生まれます。それを、さっさと自分でカヴァーしてしまうから、上司の「人間性」は見えにくくなるのです。

    0
    投稿日: 2014.03.04
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    その議題に対して、それを解決するための“答え”を期待せんでもなかったが、まぁ…もやもやしたまま終わった感じ(笑) 上司、というかひいては日本企業の、今に至っている背景をやんわり掴めたという視点では良かったかな。 チョイややこしい言い回しで読みづらいっちゃ、読みづらいww

    0
    投稿日: 2014.02.16
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    4~5年前のベストセラーを再読。 “「上司は思いつきでものを言う」ということが、なぜ起こってきたのかを、儒教の伝来にまで遡り、とてもスリリングに解剖していく。「現場」の声を聞く能力の復活に向けて、懇切丁寧な今後の道中案内の書。”―あらすじより。 第一章:上司は思いつきでものを言う 第二章:会社というもの 第三章:「下から上へ」がない組織 第四章:「上司でなにが悪い」とお思いのあなたへ 『上司は思いつきでものを言う』をテーマに、日本のサラリーマン社会を考察。 ビジネス書というよりはサブカル本って感じですね。 読み物としては面白いけど、簡潔にまとめれば、これほどページ数なくてもよいのでは?根本的な解決にもなってない気もします。 うーん…タイトル負け? でもこのタイトルは秀逸。ネーミング力を評価して☆☆☆。

    0
    投稿日: 2014.01.13
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    仕事人間になって早10年以上が過ぎ、知らぬ間に上司と呼ばれることも出てくる立場になってきた。こればかりは、なりたくないからといって回避できる訳でもなく、誰しもが否が応にも“上司”になっていく。でもやっぱりまだまだ上に文句言ってたいと思う自分と、それじゃダメ、しっかり下を引っ張れるようにならなきゃと思う自分と。上司になる前には上司じゃなかった自分がいた訳で、そのときの感覚を忘れないように上司を演じていけば、それなりにいいんじゃないか、と思います。ってこれ、この本の感想じゃないかも(苦笑)

    0
    投稿日: 2013.10.06
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    タイトル勝ちな本だなー。上司が思いつきでものをいっている(ようにみえる)のは、上司云々の問題ではなく、日本の企業組織のありかた、に根っこがあるよってお話。企業の話から、(古くは平安時代から)官僚が支配してきた日本の歴史背景、キリスト教ベースの西洋との比較等々どんどん話が大きくなっていってどうやって収束させていくのかしら、、、と思っていたらけっこう無理やりまとめてた。(本人もそういっている)この思考に賛成かどうかは置いておいて、この思考の展開能力とそれを文章にできるのは素直にすごいと思った。 元来、株式会社制が日本に合わないというのには妙に納得した。

    0
    投稿日: 2013.09.16
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    これまでを否定して、改めようとする若手と、これまでの誤りを認めたくない上司の間で、それでも「現状はだめだ」という認識が共有された時、上司の突拍子もない「思いつき」が生まれる、という話。 後半は、歴史的な観点からの日本文化論。 上に立つ人ほど徳があることになっている日本的儒教受容が、「上司はもしかしたらバカかもしれない」という前提のもと、上司を立てながらものをいう必要がある、という話。 日本は「遅れた国」というコンプレックスから、努力により軍事的脅威を与えずにものを売ることに成功するようになった、という議論が終盤にあった。 この歴史観は・・・どうなのだろう?若干疑問が残る。 内容には全面的に同意できないが、ただ話していることをそのまま書いたようjな文体ながら、論理的に組み立てられた本だと思う。 なんだかちょっと粘着質的に思えたのは気のせいか? 独特の感触がある本。

    0
    投稿日: 2013.06.27
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    難しい相手様と関わるようになったので、読んでみた。勉強になった。読みやすかった。 上司の話⇨会社の話⇨社会の話⇨官僚と民間の話⇨歴史を振り返り儒教へ と展開していける作者がすごい。

    1
    投稿日: 2013.04.23
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    上司も会社というピラミッドのなかの一員。 さいごのほうの現場の意見を吸い上げたからこそ日本は発展したってのにちちょっとだけ救いを感じた。 が、会社という組織で働き続けることに絶望。 そうさんありがとうございました。

    1
    投稿日: 2013.02.05
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    著者は、とても頭のいい人だと。 話が飛躍し、時にどエスなバッサリ切り捨てるところなど。 ドラッカー読むの辞めたほうがいいかも、なんて思わせる一面がありました。

    1
    投稿日: 2012.11.07
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    ややこしいことをさらにややこしく語る手法は好きですね。これで着地できる著者はかなりの文章上手だと思います。 「儒教というものは現代では完全になくなった」と思っていましたが、まったくそんなことはなく、意識すらできないかのようなレベルにまで内面化しているのだな、というのがわかります。そういうあることすらわからない呪いとか洗脳的なことって、周りに相当数あると思うのですが、そのうちの一つを認識させてくれる本です。「あるんだ」とわかるだけでも違うんじゃないかなあ。

    4
    投稿日: 2012.10.31
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    当たり前の疑問を発見し、当たり前に答えている おもしろい 固定概念にとらわれた思考を解放してくれるあ

    0
    投稿日: 2012.03.10
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    上司の保身的な思考回路についての考察も、一面から見た場合は的を得ているのだろうけど簡単化しすぎていてしっくりこない。 その後の展開も筆者の思いつきに付き合わされた感じ・・・。

    0
    投稿日: 2012.02.24
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    簡単な題から、分かりやすいエッセイ形式の新書かと思えば後半は民主主義や官僚、儒教の話に発展してなんだか面白い本。 直接的な内容は、会社人事のピラミッド体制、つまり頂点の社長から専務とか課長とか人が増えていく形、での上司が会議等でなぜ思いつきでものを言うのかっていう本。 ここでの想定される主人公は、部下。この部下が、会議で会社の為に建設的な意見の、企画書などを挙げたとする。そうすると、何故か上司がとんちんかんな答えが返ってくるという話。(僕は、実際に働いたことがないので分からない。) それには、サラリーマン社会の構造に問題があるという。 上司は現場を知らない、そして部下のその建設的な意見は要するに今までの会社のやっていた事の否定となる。上司の視点は「今まで」で部下の目線は「これから」にある。しかし、上司の役割は部下のアイデアを拒否することでなく、通すこと。その葛藤の中で、ぽっと関係のないこと=思いつきでモノを言ってしまう。そんな感じのロジックです。 そしてそれに対して怒ったり論争するのは無駄なこと。問題は組織的なのだから。対処法はひとつ、「あきれること」。 その組織的な問題とは、上司の優位性を植え付けた儒教にあるらしいです。 うんぬんかんぬん。

    0
    投稿日: 2011.12.30
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    私にとって、橋本治著 6冊目 会社・上司・部下という身近な関係におこる現象を、なぜそう言うのか?なぜそう言おうと思うのか?…といつも通り思考の次数をあげていく。 さらに時代を超えたり、規模を国や世界に広げたり、関係性が相似のままスライドしていくのが非常に爽快である。 本著の意図などとは全く関係ないと思うが、私自身は 「がんばろうっかな…」「日本もいいとこあるな…」 と、ふんわりと前向きになる一冊だった。

    0
    投稿日: 2011.12.26
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    物書きである筆者がエッセイ的に書いた本。 決してノウハウや社会への意見を提言するものではない。 気に入ったのは、会社は下記のような仕組みでできている、という意見。   偉い人:やりたいこと(want)をやる人   管理職:やらなければいけないこと(must)をやる人   下っ端:やるべきこと(should)をやる人 偉い人がやりたい事を持っていない会社は迷走する。 心当たりがあるようなないような・・・ 私はわりとやりたい放題やっている気がするので、 偉い人に分類されるのだろうか。 以上

    1
    投稿日: 2011.11.16
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    今回はサラリーマンにとってキャッチーなテーマを取っ掛かりにして、結局はまた日本社会論まで突っ込んでいます。 著者の小説は過去に何冊か読んだことあるのですが、評論となるとあの語り口調が気になってしまい、いいことを言ってるんだけど…と敬遠してました。本書を読んでみると、往年の癖ある口調は後退したものの、やはりしつこく繰り返す口調は健在ですが、考えるトレーニングには恰好の素材を提供していますので、著者との迷走を是非とも楽しんで下さい。

    0
    投稿日: 2011.11.15
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    内容はお題の通り上司が思いつきでものをいう理由について、日本の体制やはてまて聖徳太子の時代にまでサカノボリ、(いくぶんくどい展開や表現があるが)懇切丁寧に説明したもの。どうやら、部下が建設的な提案をした場合でも現場を離れている上司は (1)現場がよく見えないため、昔現場にいた頃に則して時代遅れの指摘をしたり (2)部下の提案を認める=今が悪いことを認める=今という時代を作った上司たる自分達の非を認める ことになるため認めたがらず部下の提案を否定したり するものだそうです。確かに、上司のいうことは全て認めつつ、上司の意に沿った形を無理やりつくって提案したこととかあった記憶が。。なかなか現実をツブサに書いた本だと思います。会社は大きくなると、ピラミッド構成のため現場が見えない上司が多くなるのが必然で、こうした思いつき上司が増えるとか。。役職を一切無くした会社が好成績をあげているのもわかるような気がしました。

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    投稿日: 2011.11.08
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    このタイトルは、どれほどの人の心を掴んで離さなかったのだろう。タイトル勝ちな本。でも、そのタイトルを生み出すまでの考察のプロセスというのが、著者のオリジナリティに基づいているんだよね。上司が思いつきでものを言うのは、その上司の性分だと思いがち。だけど橋本氏は喝破するわけです。 「上司が思いつきでものを言うのは、日本のサラリーマン社会の組織的な問題だから」と。

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    投稿日: 2011.11.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    土偶会社の例は一読の価値あり。随所に考えさせられるところあり。 ・「あなたは「企画書」という文章の書き手で、「書き手は、常に読み手に分かるような文章を書かなければならない」という鉄則がある以上、読み手である上司の「頭のレベル」は、いいわけにならないのです。」

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    投稿日: 2011.07.31
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    タイトルがおもしろかったので読んでみた。 社会人であれば、誰もが「その通り!」と思うようなタイトルだろう。 なぜ、上司は思いつきでものを言うのか。 その背景から論理的に記述されている。 上司もまた「人」であるということ。 自分の上に上司がいないのは、社長だけであり、それ以外の全ての上司には 「部下に対しては上司であり、上司に対しては部下である」という複雑な相互関係の中にいるということ。 思い付きが生まれる場や、上司と現場の関係性など、 第1章~第2章あたりは結構おもしろいです。 なるほど~と思う部分もあります。 が、しかし。。。いかんせん、文章が読みづらいんですよ・・・・・ なんというか、非常に回りくどく、解釈が難しいんです。 中盤以降は結構厳しいです。斜め読みでもいいかもしれません。 第1章 上司は思いつきでものを言う (「思いつきでものを言う」を考えるために;いよいよ「上司は思いつきでものを言う」 第2章 会社というもの (誰が上司に思いつきでものを言わせるのか;上司は故郷に帰れない) 第3章 「下から上へ」がない組織 (景気が悪くなった時、会社の抱える問題は表面化する;「下から上へ」がない組織) 第4章 「上司でなにが悪い」とお思いのあなたへ (「上司はえらくて部下はえらくない」というイデオロギー;儒教―忘れられた常識)

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    投稿日: 2011.06.26
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    【MM024 mylibrary 2004/8/31】 今回ご紹介するのは、橋本治著「上司は思いつきでものを言う」(集英社新書)です。  この本はまだ最近販売された本で、新書としてはけっこう売れた本です。  私も前々から気になっていて、知人からの紹介で購入しました。  何といっても、「上司は思いつきでものを言う」というタイトルに惹かれました。現在連載中の「上司を動かす50の方法」に通ずるものがあります。もともと著者は「サラリーマンの欠点」や「サラリーマン社会の欠点」というタイトルでの発売を考えていたようですが、もしこういうタイトルだったら、私は買わなかったかもしれません。それだけタイトルって大事なんですよね。  こういう新書では久々におもしろいと感じた本でした。中でも著者の突拍子のない例え話がなんとなく笑えます。例えばこんな感じです。  現在、業績不振に悩むある会社があります。この会社は、古墳に副葬品として埋葬される埴輪を製造・販売する会社です。もちろん、現在は古墳を作る人なんていません。そのため埴輪を製造・販売するこの会社が業績不振になるのは当たり前です。  ある社員は、上司からこの事態を打開するために、わが社の技術を生かした新展開の企画を出せと指示されます。この社員は一生懸命考えました。1つは、一般の人向けに「死んだら古墳に入りましょう」というキャンペーンをすることです。しかし、このご時世、古墳に入る人なんかいないし、そもそも古墳を作る業者が存在しているかどうかも怪しい。この企画は実現不可能です。2つ目は、古墳と決別し、埴輪そのものを美術品として売り出すことを提案しました。古墳が作られていない現在においては当たり前の企画です。  しかし、この企画は通ることはありませんでした。それどころか「わが社はコンビニの経営をしよう」という訳のわからないことを言う幹部まで登場してしまいました。  「これのどこがわが社の技術を生かした新展開だ!」と社員は怒りますが、実際コンビニの経営がスタートしました。  なぜ、こうなってしまうのでしょうか。上司が思いつきでものを言うとはこんな感じだそうです。  本文はもっと詳しく書いてありますので、理解しやすいと思いますが。。  さて、この他にも、管理職になった上司を「田舎から出て行って都会人になった人」、部下を「その田舎の青年団」という例えも出てきます。また、「バカ上司」と「優秀な部下」の組み合わせは存在するが、「優秀な上司」と「バカな部下」の組み合わせは存在しないといった話も登場してきます。なぜ日本人はこういうものの考え方をするのか、という内容も出てきます。  上司が思いつきでものを言ったら私たちはどうしたらいいのか?これに対処する方法も書いてありますが、私は実行できそうにありません。。。  この本はサラリーマン社会の閉塞を嘆じるものではありません。「上司は思いつきでものを言う」ということが、なぜ起こってきたのかを、儒教の伝来まで遡り、とてもスリリングに解剖していく本です。日本の男たちが、なぜ戦国時代と幕末維新の時代ものが好きなのか。こんな「なぜ」も見えてきます。そして、では日本はどうするのかー「現場」の声を聞く能力の復活に向けて、上司のみなさんにも、上司でないみなさんにも、懇切丁寧な今後の道中案内の書であります。 目次 はじめに 第1章 上司は思いつきでものを言う 第2章 会社というもの 第3章 「下から上へ」がない組織 第4章 「上司でなにが悪い」とお思いのあなたへ あとがき

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    投稿日: 2011.06.13
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    作家の橋本治さんの本。 「サラリーマンの欠点とサラリーマン社会の欠点」というテーマだとご自分ではおっしゃっているが、どちらかというと「何故サラリーマン社会には欠点があるのか」がテーマの思考実験本だと思った。 思考実験の表現方法が(訳者の望月さんのせいかもしれないが)ちょっとタレブに似ている気がする。 上司が思いつきでものをいうプロセスを、 1、上司と部下では、持っている情報が違う。現状に対する情報量と、過去の成功体験が違う。 2、部下の改善策が、現状認識を怠った無能の責任の追求に聞こえる(その意図がまったく無かったとしても) 3、現場の前提と、組織の内部から外部をみる上司は、前提から食い違う事が多いが、それが明らかになる事は少ない。 ※日本の会議は、議論をする場では無く、承認をする場である。 (バイアス)現場からの意見にたいして、てきとうな事を言って困惑させることで、断続されている現場への優位性を保とうとする。 (バイアス2)上司というものが、部下に命令をするものだと思い込んでいると、部下に嫉妬する事になる。だからこそ、逆に部下というものを原則として有能だと考えなければいけない。 ただし、有能だと考えられる上司は、現場と自分が既に乖離している意識を持たないと自分も参加したい気持ちが逆に部下の意見をスポイルする。 4、結果的に上司からすると傷付かない(責任を感じない)、建設的な部下からすると思いつきでものをいうとしか思えない答えに帰着する、というもの。 組織の課題としては、 会社の構造上の課題を、「大きくなるという動機に歯止めをかけるものが無い」事にあると定義し、株式会社が出来た時代は「金が集まりにくかった時代」であり、金があるからいいじゃないかという考え方だが、現在では「金があると(利潤を追求しなければならない為に)困る」という時代になってしまった。しかも、20世紀の現場は「必要」が生み出していたが、21世紀の現場は「観念」でしか生み出されないので危ういと分析している。 また、日本での文化的背景としては、聖徳太子以降官僚制度が世界に類を見ないほど協力になった事をあげている。 (官僚=あくまで実権を持った二番手以降を最終目的とする存在だからリーダーが発生しにくい、戦国時代と明治維新は例外的に官僚組織の力が弱まっているので時代として人気がある、の二説は面白いと思う) ちなみに、筆者の提唱する解決方法は、明らかにそうとわかる態度で「呆れる」こと。 きちんと呆れることで、上司に気づきを与えるしかないという消極策。 呆れるという行為を高度に知的な作業と定義して、それを実行する事を提唱している。 きちんとフィードバックをして前進していくしか無い事を、思考実験の結果としている点も面白いと思う。

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    投稿日: 2011.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本のタイトルからして「無能な上司」について書いた本かと思ったが、それだけではなかった。 ”会社組織のピラミッドにより生じる人間心理” これが非常にわかりやすく書かれている。 上司も人間。そして以前は部下だった。 しかしなぜか上司と部下の気持ちは乖離する。 これはしかるべくして起こる それゆえ「思いつきでものを言う」しかない。(そう聞こえる) 上司の気持ちを理解できない人、部下の気持ちを理解できない上司。 これら、普通に発生する問題の原因について、事細かに書かれていて面白い。 面白いので一気に読み終わってしまった。 読んでる途中に目から鱗が落ちる箇所もいくつかあった。

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    投稿日: 2011.03.22
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    タイトルの通り。面白いが、「面白がるだけでいいのか」という気になる。 この本で、著者は誰にケンカを売っているのだろうか?

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    投稿日: 2011.03.01
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    まさにタイトルそのままの現象について考察し、解説を試みた本。 終始上から目線で綴られる文体は少々気になるが、少し話がややこしくなってきたなというところで、絶妙なタイミングで要点をまとめる非常に読みやすい文章である。 著者の言う、「思いつきでものを言う上司はバカではない」という話にはとても納得できるものがある。なぜ思いつきで言ってしまうのか、その理屈も大変よく理解できた。もちろん人にもよるだろうが、著者の指摘は的を射ていると思う。結局、上司も人間、部下も人間。人間は感情で動くのである。 その感情を生む土壌が、日本では儒教(ちょっと違った解釈の)に求められるという著者の考察にも、納得できる。とてもバランスよく物事を理解できる人なんだろう。 それにしても特徴的な文体で、むしろそちらに興味をそそられた。真面目に持論を展開していたかと思うと、ややこしくなってきたところでそれを放り出し、また別の角度からの議論を始めるといった文章構成は、あまり書物では見られないように思う。個人的には、こういう展開はとても好きだ。 私自身、よく会議や会合の席で話す機会があるとこの本のような進め方をするので、「はじめとおわりは合ってるんだが、間があっちこっちにいって結局話が長くなっている」などとよく指摘される。自分にとっては全部つながりがあることで、大事だと思われる物事をできるだけ網羅して話したいがゆえにそうなるのだが、結論を急ぐ人が多いのがどうにも悩ましいところである。

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    投稿日: 2011.02.27
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    上司との関係に思い悩んだ時に買いました。 わたし、好きだったなぁ、この本(笑) 例え話もねちっこく重箱の隅々まで生き届き、さすが橋本治氏! 現実離れしたまさかの展開の中に「あるわー!」を見つける面白味。 ねちっこさ、くどさでしんどくさせといて、 サッと的を得た発言を発するあたり、橋本氏、うちの上司にソックリ(-_-)

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    投稿日: 2010.12.15
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    真面目な部下ほど上司に期待する。この本を読んで目から鱗。そうか、何か言わなくちゃと思うからどーでもいーことを言うんだな。上司が可愛く見えてきた。

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    投稿日: 2010.10.05
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    (2010年8月23日より読書開始)  これもタイトルにつられて購入した本の一つ。最初は納得しながら読んでいたものの、どんどん内容が拡散していっているような感じで、途中で投げ出しそうになることが数回あった。  読了後、終わりの数ページの部分で済むような内容を200ページ以上を割いて書いているなあという感覚を持った。  そしてお約束のamazonレビューを見てみると、賛美・批評が合い交える結果となっている。なんでも評価している人の話では著者の文章に慣れていないと批判的になってしまうとのこと。つまりはタイトルだけにつられて読んでしまうと大変な目(それほどでもないが)にあうということのようだ。  常に利益のみを求めて本を読んではいけないということを「節約の王道」に引き続き学習できた一冊であった。

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    投稿日: 2010.08.30
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     まず、タイトルが面白いです。タイトルだけでなく内容も読み応えがあります。上司という存在を日本が辿ってきた歴史から振り返る壮大な内容になっています。  「上司は思いつきでものを言う」、誰もが経験のあるはずです。上司の理解し難い発言に失望し、憤りを感じ、無力を味わう経験は一度や二度ではないでしょう。そのような上司の思いつき発言には、上司個人の問題ではなく、会社全体さらには日本全体の抱える問題に原因があるというのが本書の主張です。  本書では、現場を知る部下と現場を知らない上司の対立として論じられています。このままではいけないと現場の問題点を部下が吸い上げ、上司に報告します。しかし上司は、会社側の人間として会社の意向を尊重したあげく、現状を否定することはできず、部下の建設的な意見を却下します。  上司としても何も考えていないから部下の意見を却下するわけでなく、会社の立場を守るという考えのもと、苦渋の決断で部下の意見に反対するのです。そこで、出てくるのが「思いつきでものを言う」シチュエーションです。部下の意見に耳を傾けつつも、会社の方針には逆らえないという板挟みの状況で、突拍子も無い発言が飛び出るのです。  本書では、上司という存在をさらに大きく捉え、日本の官僚制度に例えて論じています。右肩上がりで成長している時代では、この官僚制度はうまくいくけど、現在の日本のような成熟時代ではうまくはたらかないとの考えです。日本社会のあり方まで考えさせられます。  

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    投稿日: 2010.07.11
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    四、五年前に本屋で平積みされていた時に、 買おうかな、と思って、 「また、騙されそうだな。」 と思い直したこの本を、図書館で見つけて 迷わず借りた。 読んでみた率直な感想としては、 「面白かった。」 である。 どこが良かったかと言うと、 先ず、 読みやすかった。 次に、タメになった。 と言う点を挙げたい 内容は、 何故、上司が思いつきで物を言うのか? その原因を、日本の社会が抱える構造的な問題点として捉え、 官僚的思考の類似性と、歴史的な儒教的要素から考察している。 その対策についても、 あまり現実的な対応方法とは言いにくいが、 「上司に呆れる」 「呆れるだけの教養と自信を持て」 という考えを提案している。 私、個人としては、 初めの方の例え話(埴輪を売る会社の話)が、 非常に分り易く且つ、面白かったので 一気に引き込まれ、その中で、 「無自覚に上司を非難している」 「真の主張とは関係ないところで、上司の心の琴線に触れている」 事が、思いつきで物を言わせている事に 繋がっていると言う点に、 ある意味、目から鱗が落ちた気がしました。 むしろこの部分で、 「自分の主張には上司に対する配慮が欠けている。」 とう言う反省が得られた点が、 読んで良かったと思える部分だった。 まあ、分かったからといって、 どうにかなるかというと、 それはまたべつの話なのだが・・・。 前半の面白さと裏腹に、後半はグダグダ。 儒教の、日本における歴史の話は、 まあ、読み物として面白かったけど、 徐々に、イデオロギー的なものが匂い初めて、 文章全体が、宗教じみた様相を帯びてくるように 感じられたのは私だけでは無いと思う。 誤解が無いように言っておくと、 「儒教に」ではない。 どちらかと言うと、 新興宗教に感じられるような 啓蒙的な何か。 まあ、殆気にならない程度のものかも知れないけど。 それは差し引いても、 読み物として充分に面白かったし 買ってもよいかなと思うくらいの本だった。 こういうふざけた感じの 面白い文章を書く人って 東京大学の文系出身の人に多い気がする。 いや単純に、土屋賢二と同じような レトリックを感じただけだけど、 何と言うか、うん、私に合っている。

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    投稿日: 2010.05.16
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    [ 内容 ] この本はサラリーマン社会の閉塞を嘆じるものではありません。 「上司は思いつきでものを言う」ということが、なぜ起こってきたのかを、儒教の伝来まで遡り、とてもスリリングに解剖していく本です。 日本の男たちが、なぜ戦国時代と幕末維新の時代ものが好きなのか。 こんな「なぜ」も見えてきます。 そして、では日本はどうするのか―「現場」の声を聞く能力の復活に向けて、上司のみなさんにも、上司でないみなさんにも、懇切丁寧な今後の道中案内の書であります。 [ 目次 ] 第1章 上司は思いつきでものを言う(「思いつきでものを言う」を考えるために いよいよ「上司は思いつきでものを言う」 ほか) 第2章 会社というもの(誰が上司に思いつきでものを言わせるのか 上司は故郷に帰れない ほか) 第3章 「下から上へ」がない組織(景気が悪くなった時、会社の抱える問題は表面化する 「下から上へ」がない組織 ほか) 第4章 「上司でなにが悪い」とお思いのあなたへ(「上司はえらくて部下はえらくない」というイデオロギー 儒教―忘れられた常識 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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    投稿日: 2010.05.08
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    これ読んで、組織って面倒だなー、って思わないでね。 面白かった。大分前に読んだんだけど、もう一度読んでみようかな。 自分の立場が変わった今だからこそ。

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    投稿日: 2010.02.04
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    図書館から借用。 前書きに書かれているように本当に面倒臭い話です、だけどおもしろい。上司とは「立場」であって同じ人間であって、また上司もその上司の部下であり、、、、、

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    投稿日: 2010.02.01
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    うん、題名のまんまのことを思ったから読んでみた。 (でも今の会社というよりは前職(の退職にまつわるエトセトラ)に対してかもしれない) 自分の考え方に偏りがあるっていうことを気付かされるよ、橋本さんの本は。 最終的に儒教へ行くと思っていなくて、そして、儒教はなんか最近のワタクシ内キーワードのため、興味深く読ませていただきました。 新書っぽく概要が載っているという印象を受けたので、もっときちっと調べてみたくなることがいくつか(儒教とか会社組織とか歴史とか)でてきたので、そのあたりを深めていきたいです。

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    投稿日: 2010.01.22
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    表題での注目度は後から知った。 でも、この表題へとつながった「日本の伝統ー日本の中枢まで食い込む儒教という考え」には開眼させられる思いだった。 世界経済の基本単位は、「部下と上司の関係」であるから、それについて論じているのだが、作者本人が訴えたかったのは、もっと日本が日本古来の考えや思想を知ったうえで今後の方向性を見極める、そのことのような気がする。 バックに怖い人達をしたがえるやり方じゃなくて、日本てのは世界一現場を大事にした結果として世界一にまで上り詰めたんじゃないの?って、だから、今の現場を大事にしないやり方はまずいんでないの?と。 会社が大きくなることを前提にしているとしても、 大きくなることで、現場から距離を置くしかなくなった上司達は現場とは無関係な思いつきを口にできるようになっている、それが問題だよね? ”会社が大きくなる”という動機に歯止めをかけたほうが良いことがわかっているのに、それを無視するのは馬鹿だよね?と。 納得至極。 個人的に、儒教という考え方について知ってみようかな、と思えた。 これは、ビジネス書というよりは、日本、そして日本を構成している会社という単位のバックボーンを紐解いている書籍。 下記本文抜粋*** 「政治の実権を握る者たちはその“徳”に自信がないから、”徳のエキスパート”である天子にいてもらいたがる」 「日本と儒教の本場中国とでは大きな違いがあります。それは、同じ儒教圏の朝鮮と日本の差でもありましょう。なにかというと、「日本には王朝の交代がない」ということです。・・・天皇に政治的実権がないのは、これを補佐する「特別の立場の臣下」がいるからです。・・・この特別な立場の重臣達が天子達に対して「ご学問をなさいませ」をもっぱらにしていた・・・事実、公家諸法度を出した江戸幕府は、天皇に「学問御専一の事」を押しつけました。・・・天皇から政治の実権を奪ってしまうー日本政治の実力者達は、みんなこれをします。しかし、中国の悪人はそんなことをしません。天子から政治の実権を奪いたがる彼の国の悪人は、天子に「酒色」を薦めるのです。そうやって天子を愚かにするのが、天下を簒奪するための悪人の手法です。

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    投稿日: 2010.01.10
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    (2004.11.17読了)(2004.10.10購入) 橋本治さんの「枕草子」現代語訳は楽しく読ませてもらった。その橋本さんが、ビジネス書とは・・・?サラリーマン経験ゼロで一体どのようなことをお書きになっているのやら。面白そうな題名だし、よく売れていたし、会社の同僚も読んでいたので、ちょっと読んでみることにしました。 ●サラリーマン経験ゼロ 「実は作家というものは、「出版社」という会社における「お出入り業者」なのです。作家には「担当編集者」というのがいます。お出入り業者の作家は、こういう方と「納品の打ち合わせ」をさせていただきます。そのような形で、「会社」というものを分かるのです。」(直接的な体験でないといけないという事はありませんけど、作家は直接体験したことでなくても、取材と、想像力で、体験者以上に上手に表現できる人のことな訳ですから。) ●「よく考える」と「ちょっと考える」 「私にとって「よく考えろ」は、「お前は馬鹿か?」の同義語です。簡単に分かることなのに、思考が散乱しているから、目の前にある分かりきった答えが見えない。だから、「よく考えてみな」と言う、言われる。」 「深刻とか重大とか、それこそよく考えなくちゃいけない問題にぶつかった時、私は、「ちょっと考えさせて」と言います。」 ●上司は思いつきでものを言う 上司に「なんかアイデアを出せ」と言われて、「これはいい!」と思えるアイデアを企画書の形にすることに成功し、万全の態勢で説明したのに、企画がぽしゃる。 上司のクレームはとんでもない、想像を絶したところから出てくる。たとえば、「ああ、これはウチじゃ無理だな」とか。 「上司たちは、自分の無能とそれに由来する責任を認めたくありません。と同時に、あなたのような「下っ端の若造」にイニシアティヴを取られたくもありません。だから、あなたの言うことを否定しにかかるのです。」 ●正しい上司と愚かな部下 「正しい上司と愚かな部下」という組み合わせはあるでしょうか?ありえません。 部下を愚かなままにしておく上司は、「いい上司」でも「正しい上司」でも「賢く正しい上司」でもないからです。部下の愚かを野放しにしておくのは、「愚かな上司」です。 ●企画書の書き方 企画書というのは「ある程度なら知っていて分かるかもしれないけれど、実は何も知らない可能性さえある上司に、分からせるもの」なのです。だから、「上司の頭が悪い」とか「古い」というのは、言い訳になりません。あなたは、上司に分かるように書かなければならないのです。(担当編集者から仕入れたネタでしょうか?) ●国際ルール 「どうして日本人が国際競技で優勝すると、すぐに国際競技のルールは変えられてしまうんだろう?」 著者 橋本 治 1948年3月 東京生まれ  東京大学文学部国文科卒 1977年 「桃尻娘」で講談社小説現代新人賞佳作受賞 1996年 「宗教なんかこわくない!」で第九回新潮学芸賞 2002年 「「三島由紀夫」とはなにものだったのか」で第一回小林秀雄賞受賞 (「BOOK」データベースより)amazon この本はサラリーマン社会の閉塞を嘆じるものではありません。「上司は思いつきでものを言う」ということが、なぜ起こってきたのかを、儒教の伝来まで遡り、とてもスリリングに解剖していく本です。日本の男たちが、なぜ戦国時代と幕末維新の時代ものが好きなのか。こんな「なぜ」も見えてきます。そして、では日本はどうするのか―「現場」の声を聞く能力の復活に向けて、上司のみなさんにも、上司でないみなさんにも、懇切丁寧な今後の道中案内の書であります。

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    投稿日: 2009.11.22
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    ・上司も人間だということ ・声に出してあきれる ・現場の声に常に耳を傾けたから日本は世界一の経済大国になった

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    投稿日: 2009.10.24
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    その訳は、上司というものが現場を離れて、「部下の上司でありかつ上司の部下である」という上司のピラミッドの中にあるから。 それは現場というものを知らない官僚社会。現場とは違うルールで構成された社会である。 会社の中のルールを作るのが総務であり総務が強くなると現場は疲弊する。 官僚には官僚のルールがあって、それは現場とは乖離する。 現場の声を聴くというルートがないと、会社というものは平気で現場と乖離したまんまになる。

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    投稿日: 2009.10.01
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    上司は故郷に帰れない。 故郷を現場に置き換える。 官僚問題などの具体例も多い。上司も会社という組織の中では小さな一人の人間だって思えばいい。

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    投稿日: 2009.06.07
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    タイトルはセンセーショナル、でフランク。 が中身は軽いとは決して言えない。 面白かった。発見が多かった。けど、自分の中で、これって こういう本だったってまとめることができないのは何故。 せめてあと10ページ増やしてまとめて欲しかった。 一般人の脳みそじゃ、あの話を立体的に組み立てることは ちょい難しいぞ。と思うのだが。 特に儒教の話辺りからギブアップ気味でした。 新書でこれは珍しいかもしれないけど、この作家っぽい 自分の世界観築きすぎました的な感じが私は好きだけど。 悔しいのでもう一度読んでみようかしら。 橋本治の本も他にあれば読んでみよう。

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    投稿日: 2009.03.03
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    橋本治さんに初めてであった一冊。 筆者のレトリックがすばらしい。 難しいことを読者にわかりやすいように書く。 橋本さんのようなもの書きは本当に感銘をうけますね。

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    投稿日: 2009.02.01
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    原稿を書けと言われたので、資料として買ってみました。 センター長は思いつきでものを言うというタイトルで書いてみようと思ったから。 没にならないことを祈っててください。。。

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    投稿日: 2009.01.31
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    非常にむずかしいコミュニケーション論を、 ビジネスの現場での出来事に落とし込もうとしているのだが、 かえってわかりにくい気がした

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    投稿日: 2008.12.31
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    タイトルだけで読んだ本。 全部が全部納得できるわけじゃないけど、思わず「いるっ!そんな上司!」と言いたくなる気にはなります。 (2007/09読了)

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    投稿日: 2008.08.10
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    期待はずれというかなんというか。 なんか、5日くらい前に読んだはずなのに全然覚えてないや。 とりあえず、上司が思いつきでものを言うのは 個人的問題ではなく、構造的問題がどうのこうの言ってた気がする。 けっこう比喩が多くてわかりにくかった印象があります。 もう一度腰を落ち着けて読んだら何かわかるのか。。 ひまがあったらもう一度手に取るでしょう。

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    投稿日: 2008.06.13
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    思いつきとアイデアは違う。形にできるか否か。 よく考えるではなく、ちょっと考えよう。上司の枠にとらわれないこと。それが大事。(勝手な解釈で)

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    投稿日: 2008.06.01
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    「上司は思いつきでものを言わなければ組織は成立しない」という問題提起のもと、日本文化論や儒教思想にまで論が及ぶ内容。ビジネス書というよりは学術的な組織論といえる。「上司に悩んでいる人」も、「上司であることに悩んでいる人」にもお勧めの一冊。

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    投稿日: 2007.11.22
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    会社は上司のピラミッドを骨格として、現場という大地の上に立っている。「上から下へ」という命令系統で出来上がっていて、「下から上へ」の声を反映しにくい。部下からの建設的な提言は、拒絶されるか、拒絶はされなくても、上司の「思いつき回路」を作動させてしまう。

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    投稿日: 2007.11.19
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    もっと軽く読めるような、心理的な内容をついた内容だと思っていたら、ところどころ、経済的な理論もありで、サラリーマン社会の構造といっても私には、けっこう難しいと感じた。上司の思いつきは、部下の建設的提言があってこそ生まれるものだそうだ。会社の規模が大きくなればなる程、 上司のピラミッドも大きくなり、現場を扱わない部署が増えるのだそうだ。ひたすら、へぇ〜そうなんだ!と頷きながら読んだ。フォトリーディングを使っていなかったら、読むのを途中でやめてしまったかもしれない。

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    投稿日: 2007.10.26
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    1.よくある上司からの質問 ?「よく考えて」、「アイデアを出せ」に気をつける    すでに上司の都合のいいように、思考の方向を設定されている。 ?「よく考えろ」は、「お前は馬鹿か」 目の前にある答えが分かっていないということ ?「よく考える」と「ちょっと考える」の違い  思考を集中して考えるということと、根本を考えるということ。 → 答えのないことを考えさせられるというハメになる。 Ex)いきなり「コンビニやろう」 2.現場から見るか、会社から見るか ?立場の違いによる上司と意見が対立  社員:「現場からものを見る」   上司:「会社の立場からものを見る」 上司は、この二つのせめぎ合いの中にいる。自分の立場というものを意識して発言する。   3.なぜ、上司は思いつきでものを言うのか ?何か発言したい (ア)部下の建設的な意見に対して、何かコメントしなくてはという意識 (イ)上司としての優位性にこだわる 上司とは、「部下に命令する」ものではなく、「部下を指導する」もの ?部下への嫉妬 (ア)現場に戻り、自分も参加したい (イ)部下が戸惑うことで、上司としての威厳、プライドが保たれる。  Ex) 青年団の話 4.上司に、思いつきでものを言わせないために ?聞き流す ?呆れる ?認めさせる  「論拠」のない発言に対して、論争してはならない。  → なぜその発言がされたのか?を意識することが重要 唐突な展開:儒教は好き? 「天子には、徳があらねばならない。なぜならば、その徳によって天下は治められるから」 儒教は、秩序を重んじる。「上司だから部下より偉い」偉いというのか常識になっている。 → 本当は、上司だからといって、偉いのではない。 (かといって、上司が偉くないという訳ではないので注意)

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    投稿日: 2007.02.25
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     本は読んでいるのですが,なかなかここで紹介するような本がありません(と言い訳していますねえ)。  この本は,今とてもよく読まれているようで,週刊誌等で良く紹介されているようです。  内容は,会社という組織のことについて,どうして組織では現場の意見が取り入れられないのかということについて書かれています。  日本の組織は,「『上から下へ』という命令系統で出来上がっていて、『下から上へ』の声を反映しにくい。部下からの建設的な提言は、拒絶されるか、拒絶はされなくても、上司の『思いつき回路』を作動させてしまう」という。  個人的には,日本のソーシャルワークはなぜ根付かないのか,ということをイメージしながら読んでいました。  特に,「『下から上へ』がない組織とは、現場の声を聞かなくてもいい官の組織に似ている。著者はこうした官僚的思考パターンは、日本人の中に深く根を下ろした儒教によって生まれている」と分析しているところなどは興味深く読ませていただきました。

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    投稿日: 2007.01.22
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    企画が通らなかったとき*に衝動買いした本。第三者視点で自分と上司の言動を見てみると、冷静になって次の手が考えられる。 *「何がいいたいかわからん」といわれ、何がわからないのかがわからなくて聞いたところ、上司は「自分の頭がついていってない」といった。本音かどうかはわからないけど、この本を読むにつれ、まともな対応をしてくれた上司だと思っている。私もいい部下にならねば。

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    投稿日: 2007.01.15
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    思わずタイトル買いした一冊。 上司、というのは”団体”に所属している限り、きっても切り離せない!! そんなときの読むと悩みは解決できないけれど、何だか胸がすっとする一冊

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    投稿日: 2006.06.28
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    著者の橋本さんご自身も、かなり思いつきで書き進めているな、という印象は受けますが、会社という組織に属しているならば、一読しておいて損は無いかも。

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    投稿日: 2006.05.25
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    ちょっと前にかなり売れていた本。なんだか近頃の新書にありがちな「タイトルだけ凝ってる本」って感じで、あんまり興味はありませんでしたが、たまたまブッ○オフで¥100で売っているのを見つけたので買ってみました。 やっぱり「タイトル負け」の感は否めません。っていうか、かなり話がクドイ!。何度も同じ理論を、視点を変えるだけで使いまわしている気がし、途中で読み進めるのがイヤになってしまいました。それでも1章はおもしろい。多くの会社勤めする読者が、「そう!そう!そう!うちの上司もそう!」とうなづきながら読めると思います。「なるほどね〜」と思えることもたくさんあります。 私の率直な感想は1章だけ読んで終える本かな?その後を読み進めるぐらいなら、他の本を読むことに時間を割いたほうがよいかな。最初は「この本は意外と掘り出し物かも?」と思って読み進めましたが、最後は「\100でよかった。」と思いながら最後のページを閉じました。

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    投稿日: 2006.04.24
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    思わず、サラリーマンの悲しさで手にしてしまった本ですが。 それなりに売れた本ですので、ここで内容を紹介するまでも ないでしょうが、会社の中の組織的障壁を部下の立場で、 そして上司の立場で分析しています。 結局、相手の立場を理解してあげましょうっていうのが 根底にあるメッセージかなと。 うちの会社にも、「俺が絶対で部下はバカだ」って思っている 上司や、現場が恋しい上司がちょろちょろいますので、 しれっと、会社の目立つところに置いておこうかと思ってます。

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    投稿日: 2006.01.11
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    意思決定者に反する意見はいかなる状況でも採用されることはないし、議論が行き詰まったときにはとるに足らない思いつきが採用されてしまうこともあるかもしれない。その背景には上司の心理的な問題や立場などがある、その考え方には理解はできる。ただ、本書の例で登場する会社の役員ほど頭が悪い人はそうそういないのではないか?このような会社はすぐ淘汰されてしまうだろう。 本書は問題の提起自体は面白いし納得できる点もある。しかし残念なことに日本語が汚い。そのうえ論理が単一的、検証不足であり展開に非常に疑問を感じる。断定できないことをあたかも確実におこるかのように書くのはいかがなものか。例外は例外として扱うべきで、話題の中心に持ってくるべきではない。

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    投稿日: 2005.12.25
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    学生の頃、橋本さんの書いた『貧乏は正しい』シリーズは、僕にとってのバイブルだった。 久しぶりに橋本さんの本を読んだが、この本も橋本節炸裂である。会社勤めの経験がない人がなに言っているんだっていう話から、奇天烈なたとえ話と展開し、最終的には日本の今後の進むべき方向性を示す。なんだかわかったようなわからないような話で面白い。 少なくとも橋本さんはこの本を思いつきでは書いていないだろう。

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    投稿日: 2005.12.11
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    まとまりのない内容で結局何が言いたいのか良く分からない。 なんでこれがベストセラーなのって感じ… 新書は当たり外れが多いです。

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    投稿日: 2005.10.13
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     思いつきで言う上司に対して、呆れてみせよう!  って、いいな。これ(笑)。でも、悪意なく呆れて見せるというのはかなり高等技術ではなかろうか? 上司といわず、自分が呆れたことを伝えるのって、難しいような…。  民主主義における会社組織って、難しい。  

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    投稿日: 2005.10.03
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    上司の思いつきは、「上司は暖流と寒流の両方が流れ込む位置にいるから」、という解釈には大いに納得しました。 詳しくはご一読を。 最後のほうの、儒教思想と日本社会の関係の考察についてはイマイチでした。

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    投稿日: 2005.09.08
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    題名を見るとベストセラーにありがちな内容かなと思わせるが、結構示唆に富んだ知的好奇心を満足させる本です。橋本治が書いただけのことはあります。

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    投稿日: 2005.05.05
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    表紙が白です。この時点でパワーの無さが。しかしタイトルでなんとか保ってます。 内容は、非常に為になりました。でも、するりと頭から大半が抜けてしまいました。 これは、上司になる人が読む本です。私は万年下僕。

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    投稿日: 2005.04.29
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    橋本治の上司は思いつきでものを言うを読みました。この本は仕事をしている中で担当者と冗談で言い合っているうちに、買ってみようかな、と思いついて読んでしまいました。いつものとおり、この人の主張はわからないことはわからないまま理解するというもので、わからないということを説明しようとするので読みながら疲れてしまいます。とは言いながら、この本では結構面白いことが書いてあって納得して読みました。

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    投稿日: 2004.10.28
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    ベストセラーや著書名につられて半ばミーハー的に 読んでみた。あらっ。裏切られた。おもしろい。。。 まず著者の経歴を見た。 平家物語、源氏物語、フランス革命。 →なんだ歴史好きじゃないか 小林秀雄 →もしかして哲学好き? これはビジネス本ではないのか?と思いつつ 歴史、哲学好きとしてはわくわくしながら読んでみた。 うっ。言葉の言い回しがくどい。自分にとっては しめしめ。輪をかけて埴輪の製造販売。突拍子も ない発想。更にしめしめ。 読み続けるうちに儒教。著書も話がいきなり 飛ぶのを気にしている模様。そして平安、戦国、 江戸、明治などなどの歴史から現在のサラリーマン 社会と対比。自分のつぼをくすぐりまくられ、 結末は肩透かしをくらってしまった。 でも本のおびにも書いてあったがほんとに腑に落ちる 一冊だった。こりゃ売れるわな。

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    投稿日: 2004.10.06
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    はにわ会社がコンビニ始めちゃう理由が大変よくわかりました、うん。これからは上司のムチャには「えー」と呆れて返そうと思います。もう誰が戦うもんかー!

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    投稿日: 2004.10.04