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乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない(橋本治流ビジネス書)
乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない(橋本治流ビジネス書)
橋本治/集英社
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総合評価

28件)
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    自分の持つ「欲望」は幻想かもしれない。 不要な物を必要と感じさせ、欲望を喚起させることが果たして本当に求められているのか? 消費活動によってしか自己を表現できないような生き方はしたくない。

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    投稿日: 2021.12.28
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    20170131読了。今後5才の息子に「我慢しなさい」と言うときに、引用した箇所を思い出すことになるのか。読み終わって数日経って、強く記憶に残っているのは「我慢」の箇所。

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    投稿日: 2017.02.02
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    知らなかったが、過去に読んだ「上司は思いつきでものを言う」「「わからない」という方法」を合わせて三部作なのだということ(著者曰く、何の三部作かはわからない)。 この人の本は「わかりそうでわからない」「わからなそうでわかる」のが特徴だけど、読み進めながら薄々その理由がわかってきた。 自分の理解をいうと、この人は複雑な話をいくつかのセグメントに分けている。そのわけられたセグメントの一つ一つの話は単純なので理解しやすい。しかし、そのセグメントを集めてきた話はいくつもの要素が重なり合っているので難しい。 しかし、複雑な話をする時にはこういう方法をとるしかないと思う。複雑な話を単純にして「まあ、要は金の問題なのです」というのは簡単だが、複雑な話はそう簡単に単純化できないから複雑なわけで、単純化を図ることは複雑な話を説明することの責任を回避しているといえる。 以前村上龍だったかがインタビュアーに新作のことについて「で、この本で言いたいことを一言で言うと何ですか?」と聞かれて、「それが言えたらこんな長い話を書いていない」と言っていた。結局そういうことだと思う。 橋本治が偉いのは複雑な話を「ちゃんと」噛み砕いてくれるからだと思う。

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    投稿日: 2016.11.28
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    「大不況には本を読む」もそうだったが、主題は「もう経済成長を続けようとしても無理があるのだから、皆が主体的に不便さを選択して成長しない社会(=必要のみに基づく暮らし)を楽しもうよ。」と言う事だと理解した。それが「市場原理は嘘」に端的に表れている。確かにこうやって回りくどく説諭されるとそんな気にもなるのだが、ふとした瞬間に「そんな我慢はできないなぁ」と考え直してしまう。やはり欲望の力は大きいのだ。 複雑な事象でも物事の本質を的確な比喩で分かりやすく表現する能力には脱帽。本当に頭の良い人だ。読み物としても純粋に面白い。

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    投稿日: 2015.12.17
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    「勝ち組」「負け組」という二分法が、経済的な勝利だけを唯一の指標とする考え方を前提としていると著者は指摘し、その前提の外側の世界があるということを疑うことさえしない怠惰な知性を批判しています。 著者は、「経済」という語が「経世斉民」に由来することを指摘して、「生きることが幸福でありたいという感情。これこそが経済という人間行為の本質ではなかろうか」と述べています。とはいえ、竹中平蔵でさえ「エコノミー」がギリシア語の「オイコノミア」に由来する語だということに触れつつ、経済学がほんらい人びとの幸福の実現をめざす学問だということを語っており、著者の指摘にそれほど目新しいものはないように思います。 もし、現在の経済より理想的な状況を描き出すことができるのだとすれば、じっさいにその方向へと舵を切ってソフト・ランディングを実現するための具体的な方法を見いだすことが、本当の問題なのではないかと思うのですが。

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    投稿日: 2014.04.11
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    初版の日付を見て驚く。こんな前の本だったのか。 書いた当時よりも状況はもっと悪くなっていると思うが 今読んでも至極まっとうな内容が詰まっている。 橋本さんは本当に頭が良い。 戦国武将の時代から話を始め、 バブル後の「勝ち組負け組」の単純な言葉の裏にあるめんどくささを一つ一つほどいてみせ、 経済とはもともとなんなのか、と根本に帰り、 今や「フロンティア」は「欲望」にしかない、まで来た時は 素晴らしすぎてひっくり返りそうだった。 恐ろしい話だ。 「必要」はもう十分に満たされ、 それでも発展していくにはもはや「欲望」というマーケットに進出する以外の場所はない。 「欲望」には具体的な形がないし終わりがない。 作って売って稼ぐのはまどろっこしい。 作って稼いでいるやつに乗っかって金を動かす方が早い。 ダメだと思ったら手を引けばいい。 もはや投資先なんてないのに、 エコノミストと投資家によって動かされる世間の欲望というマーケット。 「(昭和30年代に「商店街」という日本経済を成り立たせていた)日本人は "我慢”という現状に抗する力を、まだ持ち合わせていた」 の一節を読んだ時は、目というか全身のウロコが落ちるような刺激。 最終章でもう一度この「我慢」についての一節が入るところが橋本さんです。 これだけの複雑な状況について、過去と現在とをまっとうさで繋げ、 シンプルに人間の力を掘り起こす文章を書ける人はそういない。 今橋本さんは難病を患って長く深く物を考えることができないそうだが こうした本が読めなくなるのは大きな損失だと思う。 というか、もっと橋本さんの本は読まれないとマズイと思う。

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    投稿日: 2013.10.11
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    今の世の中単純な頭では切り開いていけないのは間違いない。それどころか下手すると知らぬ間に意図的な単純化による世論操作に荷担させられているおそれだってある。 http://daily-roku.hatenablog.com/entry/2013/04/29/034626

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    投稿日: 2013.05.03
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    文章は平易なのに、読んでいるうちにだんだんわからなくなっていく・・・。文章のそこここで、あ、そうか、という気づきがいっぱいあって、ああ、今の問題のあれも、こういうことなのね、なんて思いながら読んだのに、読み終わった時には、ぼんやりとした?マークが。 もうちょっとトータルで理解できる頭が必要だ・・。

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    投稿日: 2013.01.28
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    「2週間で書いた」と本人も書いているが、当時(2005年)の「時代の雰囲気」だけで資料も調べず、適当な思いつきでぐだぐだと意味不明瞭なことを書いているだけの本、という印象。読んだら損する。

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    投稿日: 2012.10.06
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    バブルがはじけた後、どうしたらいいかわからない日本人はそのまんまだった。そんな時に、”勝ち組”と呼ばれる人は、既存秩序の外にフロンティアという未開の市場を拓き成果をあげた。 初めはそんな”勝ち組”に反発したその他大勢も、勝ちが確定するとその下にぶら下がることで生き残りを図った。結局、何も変わらない。 日本は利権を分け合う完成された安定したシステムであり、その利権が減り、システムが破綻しかけていても、内側からそれを改革する力は生まれない。完成されているから。 それはつまりそれを構成する構成員が完全にシステムに同化しているから。みんな、「他人になんとかしてもらいたい」としか思っていないから。 「市場原理は嘘かもしれない」という言葉はでてこない。それは日本には競争なんてなかった。という解釈で当っているだろうか?みんなで分け合うことが前提のシステムの中には、市場原理なんてものが介在する場所は実はなかったのだと。 我々は「民主主義」というものをまだちゃんと自分のものにしていない。だから、「自分はどこにいて、自分のポジションはなんなのか」ということがよくわからない。我々は「我々は主権者である」という考え方に慣れていない。 それは二十世紀のある時期まで、我々は一方的な支配を他人から受ける「地方」というところに住んでいる「戦火に踏み躙られる農民」であるという思考習慣が残っていたから。 ECONOMYの翻訳である経済とは、経世済民の短縮形であり、経世済民とは「世を治め、民の生活を安定させること」。しかしその主語は国民、民衆ではなく為政者、支配者、統治者。 「経世済民」を背後に持つ日本の「経済」は、だから簡単に「国家が経済を指導する」や「国家が経済を考える」になってしまいます。「経済」という言葉自体が、「国家のすること」を前提にしてしまっているからです。「民間経済」は「民間の経済」という特別のもので、「経済」の本筋は「国家の管轄するもの」なのです。 日本の社会はそんな風に他人任せで誰かにぶら下がることばかり考えているようなオヤジたちによってできていた。システムのパーツであることに安住してきたような。 そしてそんなオヤジたちには、”個”としての欲望さえない。 カラッポなピラミッドに支えられてきた戦後日本はそして今もどうしたらいいかわからないまんまだ。 日本が変わる可能性は、「社会の基本単位であろうとする義務感」なんてものを持たない、オヤジたちの次の世代にある。 ・・・かもしれない。

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    投稿日: 2012.09.01
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    もっと早くに読んでいればよかったと後悔した本。 流石は橋本治、現代の経済社会を解りやすく解説。特に室町幕府末期の状況と現代を重ねるあたりが、非常に納得。 また冒頭で、勝ち組・負け組の流行における、プロセスを紹介。勝ち組・負け組とは、単なる意識の変化にとどまらず、表現の平等性を揺るがす危険な社会の側面をあらわすという意見は慧眼! 2005年に書かれたものとは思えないくらい、小泉改革に対する冷静な分析も非常に鋭いところを突いている。 今後の中国経済におけるバブルとバブル崩壊の予想も、あたりそうで怖い。 もしかして・・・。 経済学初心者には、かなりオススメです。

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    投稿日: 2012.01.17
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    著者は何が書きたいかわからないまま書きはじめたらしい。正直、著者は頭が良すぎるのか言いたいことがよくわからないことも多々ある。ひとつ、歴史は繰り返すのでなくシステムを作り変えることでここまで来た。「正➡反➡合」であり経済も社会も同じシステムがずっとうまく行くようなことはない、というのはためになった。

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    投稿日: 2012.01.15
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    集英社新書から出版しているアンチ・ノウハウ論、サラリーマン論に引き続き、今度は経済について考察しています。とは言っても、著者の事ですからいわゆる「経済学」の土俵にのって経済を論じるわけではありません。なので、いわゆる「経済学」を期待した読者からは、概念定義がちょっと違うだとか議論や過程が乱暴すぎるとかいった不満が噴出しそうです。まあ、経済学とは一種のモデルに基づいた仮説の社会科学ですから、議論のためには統一した概念とか言葉が必要なのでしょう。しかし、こういった土俵の外からの声に応えるのも、いわゆる「経済学」の役目でしょうし、そういった役割期待に沿えなかったのが現在の「経済学」不信の一因になっているのだと思います。 一見して乱暴な論理を持ち出してくるように見えますが、実は意外と鋭い指摘も随所に見られるのは、一夜漬けの浅薄な知識で議論を吹っかけるのではなく、沸々と長い間抱いていた疑問や洞察の賜物なのでしょう。 で、例のごとく話が中途半端な形で終わってしまうのも、無理矢理に結論を押し付けるのではなく著者の思考へ呼びかける開かれた著者の意図なのでしょう。それが三部作の完結編という所以かもしれません。

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    投稿日: 2011.11.15
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    [ 内容 ] 従うべき理論がなくなって、どう生きて行けばいいか分からなくなった日本人は、「勝ったか、負けたか」の結果で判断するしかなくなった―本書は、こんな “腑に落ちる”話から始まります。 そして、「生きることが幸福でありたいという感情。 これこそが経済という人間行為の本質ではなかろうか」と、一筋の光明に向かって、力強く語り始めます。 乱世の時代に対する、著者からの「解」がぎっしり詰まってます。 [ 目次 ] 第1章 乱世と勝ち組(「勝ち組・負け組」の原理 「乱世」を考える) 第2章 たった一つの価値観に抗する(隠されたトリック 「勝ち組」という基準を持ち出した人達 ほか) 第3章 悲しき経済(経済とはなにか 誰かが考えてくれる経済 ほか) 第4章 どう生きてったらいいんだろう?(なんにも出来ない構造 どう生きてったらいいんだろう? ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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    投稿日: 2010.05.08
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    実際に読んでみると、掴み所のない本だった。 何しろ、著者自身がまともな構想もないままに 書き始め、思いのままにわずか2週間で書き上げてしまった本なのだ。 しかも、著者は東大の文学部卒のバリバリの文型人間。 著書は何度も大学の入試問題に出題されてたりする。 そんな人が『勝ち組負け組』を論じるから、 全く一筋縄ではいかない。 一つ一つの文章は平易なんだけど、 結論ありきでなく、著者自身が考えながら書いているような文章なので、 話は二転三転し、結局この人はどういう立場で何を一番言いたかったのか と言うのがよくわからなかった。 とはいえ、『わからない』を連発するには、 経済の本質的な部分をよく洞察しているし、 全く数字を使わない(使えなかったのかもしれないが)説明の割には、 説得力もあった。 経済とは何か。今の経済を動かしているのは何か。 恐らく、この人のようなアプローチは他にはあるまい。

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    投稿日: 2010.04.15
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    バブル後の閉塞感。そこに追い討ちをかけるサブプライムローンから始まった最近の不況。大きなお金が流れる市場は、普段の生活には関係なくても、じわりじわりと生活を覆う。経済とは一体なんなのか?橋本治は経済を思考する。 どこまでも経済成長を続ける。それはバブルの終焉でもう終わった。にもかかわらず人々は、「景気が良くならないかな〜」と昔と同じような話を蒸し返す。この本が説くのは、昭和の高度成長気的な考えで今を乗り切ろうとしても無駄だ、ということだ。経済成長が見込めない今、日本人はどうすればいいのだろう?ということになるのだけれど、結論は「我慢する」ということに落ち着く。つまり、バブルの反省もないまま、同じように考えても時代が変化しているので対応できない。バブルがはじけることが間違っているのなら、その前に戻って違う方法で経済を考えないと、何も変わらない。つまり、高度成長をする前の「我慢」をもう一度手元に引き戻すことが大切じゃないか、と。 結局「我慢」することに至るのって、僕の場合、仏教の本なんかにある「足るを知る」って思想といっしょだったので、あまり驚かなかった。けど、身の丈にあった生活を送る、そう考えるだけで豊かな時間が取り戻せるだろうし、そんなことをこれっぽっちも考えたことがない人なら一度読んでみる価値はあると思う。

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    投稿日: 2009.06.10
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    桃尻語訳の人ってゆうイメージが強かったけど、 意外とマルチな知識人やったんやね。 賢い人です。

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    投稿日: 2009.03.06
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    【2008/01/04】  現代経済の現状認識を行うきわめて"マトモ"な本。”当たり前”を疑い、考察してハッとする認識を導き出す。坂口安吾のようだというのが率直な感想。ただし彼のようにビシッと突くことはせずに、巧みな文章でかき回す。 勝ち組、負け組の二項分類という1つの価値観に凝り固まった社会にはその危うさを説き、誰かがなんとかしてくれるという甘えた人々には「国の主権はあなたたちでしょう」とまっとうな指摘をする。そして欲望が経済を動かすのではなく、欲望はもはや世界に動かされているというところに辿り着く。著者の慧眼と先見の明に感服した。 ・20世紀とは、「有効な理論」が存在しなくなった時代である。 ・勝ち組、負け組という二分法を必要とするのは、投資家である。 ・エコノミストは思想家である。 ・独裁者は、システム破綻時に現れる。 ・日常の生活のあり方が、家族単位から個人単位に変化している。 ・欲望という名のフロンティアは無限である。 ・現状に抗する力である我慢が必要。 ・何も言わず責任をしょい込むオヤジかっこいい。

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    投稿日: 2008.01.14
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    橋本治は頭が良い。論理的に攻めてくる。経済の原理の説明としてチョコレートの話を挙げてた所とか面白かった。新しい考え方の視点をくれた一冊。

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    投稿日: 2006.11.27
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    橋本治はレトリックで攻めてくる人だと思う。レトリックの展開から本質をえぐる。意外と誰でもが気づきそうで、なかなか気づかないことをさらっと述べる。で、驚く。頷く。理解する。そうだったのか、と。(06/8/11)

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    投稿日: 2006.11.12
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    経済の仕組みを解説したところが特によかった。題名ほど過激なことが書かれているわけじゃないけど、少しずれた視点がおもしろいなーって。

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    投稿日: 2006.09.29
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    橋本さんは母親が結構好きだったようで。たしかこのひと。 「橋本治という生き方」って本だったかな? 「勝ち組・負け組」はエコノミストが作ったものだ。っていうのがなるほどね。って感じでした。 本の内容というよりも、考え方について新しい観点を与えてくれる本です。

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    投稿日: 2006.09.27
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    久しぶりに購入した橋本治のエッセイ?時代評論というべきか。橋本治の歴史観、というか、時代を見る目はやはりいい感じだと痛感しつつ読了。思想的には結構偏ってそうな気もするが、彼の頭のよさには感嘆することしきり。譲渡済。

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    投稿日: 2006.09.16
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    システムシンキングが頭の中で徐々に浸透してきた今の私にとって、事実を論理羅列で説明したこの本は、多少回りくどく感じてしまった。「分からないという方法」ほどの感動はなかったが、それは私の成長と考えることもできる木がするのでまあいいや。 私は経済についてリベラル派なので、どうもこの受身的且つ消費欲望に批判的な面に共感できなかったせいもあるかもしれない。

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    投稿日: 2006.07.29
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    この書き手の構成が嫌いだから、点数が低い。 2章まで読んで3章目読みたくなくなった本。 タイトルにひきつけられたけど、なぜか、内容にひきつけられなかった本。その点で参考になったのかもしれない。

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    投稿日: 2006.06.10
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    読書中。 勝ち組負け組みといわれる昨今。勝ち組とは、また、勝ち組にも負け組みにも属さない、勝ち組にぶら下がる人たちのことなど、今はこの辺まで。

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    投稿日: 2006.04.27
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    最近の世の中の雰囲気をみるとどうしても資本主義の競争が行き過ぎているように思えて仕方ありません。 そんな考えで悶々としているときにこの本を見つけました。 文章が回りくどく、私にはちょっと読みにくかったです。 流し読みで十分でした。

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    投稿日: 2006.02.02
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    経済とはただ循環することである。「ふふふ…」という感情が回ること、それが経済の中核。…というハナシから「弁証法だぜ人生は」と続く。

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    投稿日: 2006.01.23