
ライジング!(1)
藤田和子、氷室冴子/小学館
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総合評価
(2件)5.0
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演劇漫画の名作
宝塚をモデルとした「宮苑音楽学校~歌劇団」を舞台に主人公「仁科祐紀」が本物の舞台女優へと成長していく話。 「エースを狙え」などの鬼コーチ+教え子のテンプレートに従った古典的なスポ根少女漫画(スポーツではないが)の系譜に位置づけて良いと思う。圧巻なのは祐紀が宮苑を離れて自分の力で役を掴んだ「メリィ・ティナ」の稽古シーン。役を降ろされそうになってからの祐紀の巻き返しが説得力のある展開で語られる。 原作の氷室冴子は当時「クララ白書」でようやく売れ始めたばかりの時期だったが、本作のために宝塚に移住し、小説家であることを隠して宝塚のファンクラブに入り準幹部にまでなったとか、本作の劇中劇のためにすべて脚本を作ったなど逸話も多い作品である。 絵柄も話もやや古さを感じるものでは有るが、一読の価値あり。
3投稿日: 2014.06.24
powered by ブクログ宝塚な学校で成長してゆく女の子のお話。 青春、スポ根、夢、情熱。 とってもよい「少女漫画」でした。 元気になれる!漫画はこうでなくちゃ!
0投稿日: 2010.02.25
