
総合評価
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powered by ブクログ手塚治虫の信じがたいエピソードの数々が、驚きを伴って、迫ってくる。手塚治虫を主人公にせずに、別の漫画家を主人公にして、その漫画家を「手塚治虫を追う人(チェイサー)」と名付けたところが、実に巧妙。 隠れた名作❗️
0投稿日: 2022.12.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昭和30年代の漫画家が手塚治虫を意識しまくっているようすがとてもおかしい。手塚治虫の鬼神のような仕事っぷりで、常人があんな人を意識したらダメだと思う。主人公も連載をいくつも持っていて凄いのに、パソコンもない時代に一人でやっていて本当に凄いのだけど、その気持ちの持ち方があってこそ売れるのかもしれない。『0マン』読んでみたくなった。
0投稿日: 2018.03.15
powered by ブクログマンガ家が自身または他のマンガ家やマンガ史を書く「マンガ家漫画」のさらなる発展系。昭和30年代、漫画界は天才、手塚治虫を中心に回っていた。その世界で月3本の連載を抱えていた中堅マンガ家、海徳高市はその手塚に強烈なあこがれを持つ。しかし、同業者としてのプライドが邪魔をして、そのあこがれを人に言えず、逆にありもしない「憎き手塚」の意見を並べるのであった。 手塚に憧れ、手塚の真似をしたい気持ちと、それを声高に叫べないプライド。本書は海徳の中で相反する手塚への意識を通して、語られる手塚治虫の偉人伝マンガだ。 普通人である海徳の目を通して見た、手塚の人間離れした仕事量に驚愕する。月10本以上の連載に加えて、はじまったばかりの週刊漫画誌にも連載を持ち、アニメ界進出、さらに医師博士号を目指し、その合間に結婚。走り続ける天才を勝手にライバル視する主人公の追いつくはずのない旅がはじまる。
0投稿日: 2015.06.28手塚治虫を追い続け、真似し続ける男にどんな未来がやってくるか
「おれはキャプテン」の作者として、また「グラゼニ」の原作者(森高夕次名義)としても知られるコージィ城倉が、本作でモチーフとしたのはマンガ家。 昭和30年代、講談社の「マガジン」と小学館の「サンデー」という週刊漫画誌が発行され、劇画ブームが始まり、アニメの放送が始まる。そんな手塚治虫全盛期、手塚に憧れながら、ライバル視する戦記モノのマンガ家海徳光一。 ほぼ同年代である彼は、手塚の徹底的にライバル視し、その後ろを追い続ける。編集者には手塚のことなどほとんど知らないとバレバレのウソをつきながら、海徳は手塚がやっているあらゆることをマネしていく。 オーディオセットでクラシックを聴いているときけば、わけもわからず買い、手塚の生原稿を見ては、使う原稿用紙を真似し、うつ伏せで描いていると聞けばそうしてみる。全ての仮想敵であり理想が手塚なのだ。 有能な人間ですらこなすことが到底不可能は仕事量をこなし、時にこなせずに窓から逃げる手塚。そして海徳は逃げることすら大物の証と真似してみせる。 手塚の顔は出てこない。後ろ姿しか描かれない手塚の偉大さを、手塚ではない人間経由で描く“チェイサー=追跡者”の物語。
1投稿日: 2014.07.17
powered by ブクログ手塚治虫と同年代に生きた漫画家・海徳は、手塚の影を追い、手塚のマネをしてはより手塚を知ろうとする。 「砂漠の野球部」好きだった~ナレーション多いのはこの方の特徴です。
0投稿日: 2014.06.03
powered by ブクログ1巻を読了。 コージイが描く,いわば「裏・ブラックジャック創作秘話」。 超・売れっ子時代の手塚と同時代を生きた漫画家の目を通して語られる手塚伝説。 漫画家なんて変人奇人超人の集まりのはずなんだけど, 漫画家から見ても手塚治虫はこんなにイカれていたんだと感じさせられる作品。 それにしてもコージイの切り口は相変わらず素晴らしい。
0投稿日: 2013.12.07
powered by ブクログすごい人っていうのは、 いろいろ癪に障ったりするけど やっぱり気になるし認めざるを得なかったりして、 それがまた癪に障るんですよねぇ…(^^;。 そんな、主人公の内面のどろどろに苦笑しつつ、 手塚治虫さんという人のすごさに脅威を感じる、 同業者&ファン(自認せず)視点の「手塚治虫」像。 いや、凄さを認め、自分に対する自負はあっても、 やっぱり妬ましいもんは妬ましいよね(笑)。
0投稿日: 2013.10.04
powered by ブクログマンガ家漫画は今やそこら中に有るが、これは切り口が違ってすごく面白い。この男は実在した。元特攻隊と言っているが、実は山梨の〜辺りは空手バカ一代、大山総裁から取ったんだろうな。 多分、この男は実在しなかった。だからこそこの作品は面白い。
0投稿日: 2013.09.29
