
二月に憂鬱な君へ
西條奈加/東京創元社
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総合評価
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powered by ブクログ「お蔦さん」シリーズの最新刊。 このシリーズを一言で表せば、「粋」の一文字である。 それは、核となるお蔦さんの存在からくるものだろうが、 所作もさることながら、ものごとの決着のつけ方もだ。 関りはするけれど、奥まで踏み込まない。 余計なお節介はしない。だが、冷たいわけじゃない。 その言動も、筋が一本通っている。そして、ぶれない。 加えて、洞察力、推理力が半端じゃない。 こんな、おばあさんが欲しかった、いや、 なりたかった。もう、ムリだけど…。 「粋」であることは、その生い立ちや生活環境ばかり じゃない。 きっと、生き方そのものなのだろう。 それは、積み重ねであるからして、今、ここから、 なんて、もう、手に入るわけない。 後は、「ホント、不粋だねぇ」なんて言われないような 生き方をするしかない。
2投稿日: 2026.07.08
