Reader Store
夜叉桜
夜叉桜
あさのあつこ/光文社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

71件)
3.9
11
39
14
3
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっぱり面白い弥勒シリーズ。 今回は次々と喉を突かれて殺されていく女郎たち。その女たちが持つ小物がまた遠野屋を事件へと結びつける。今回は遠野屋の手代(信三)の人となりもよく分かる一巻。そして、出てくる赤子。 死について描かれることが多かった作品の、若い生。 清之介と信次郎の関係性も少し深くなるそんな夜叉桜。

    0
    投稿日: 2025.04.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まだ映像化はされてないらしい。それなら配役決めよ❗ 木暮信次郎 間宮祥太郎  頭脳明晰、鋭い観察眼、冷徹、歪んでいる。場末の女郎屋に通う。死体が出ると空虚な胸の内が満たされるよう。       横浜流星   ちょっとひねくれた歪み今は絶好調で足りないかな 遠野屋清之助  吉沢りょう  上品で人当たりの良い商人と過去の冷酷な刺客、このふたつの顔を演じ分けれるかなあ?殺陣というかアクション? 岡っ引き伊左次  岸谷五郎  重要なのはこの配役。信次郎の人の気持ちをいたぶるような発言をいさめたり世の中の裏表に通じてたり、家族思いだったり。

    0
    投稿日: 2024.12.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     それぞれの登場人物が、生きる意味を見出すためにもがく様子を描いている?と考えながら呼んだ。  作品中に、「まっとうに」という単語が使われている。各登場人物が考える、「まっとうに」の意味は何だろう?

    8
    投稿日: 2024.12.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2巻目も遠野屋の背景を謎のまま引っ張られたら嫌だなと思ってたけれど、さすがはあさのさんだけあってそんな姑息な手は使わないですよね。 ある程度想像通りだった彼の新たな人生に対する拘りと、何もかもが歪んでいる信次郎の一筋縄ではいかない関係と、その緩衝材の役割を果たしている実直ながら鋭い眼を持つ伊佐治のバランスがとても良い。 人情的なハッピーエンドでない苦い後味も好ましい大人の作品です。

    0
    投稿日: 2024.11.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    弥勒シリーズ第2弾。 父の命令で人を殺め続けた過去を持つ清之介。 兄の「もう、やめろ。これ以上、殺すな」と言う一言で生き直す決心をし、小間物問屋の主となり商才を発揮する。 しかし、この只者ではないデキる男をまわりは放っておくことは出来ない。清之介のまわりには常に殺しがつき纏う。 あんなに優しく穏やかだった兄ですら、あることがきっかけで人が変わってしまう。絶対服従のこの時代に清之介は己の志のみに従い続けることが出来るのか。 人は変われるのか? 人は変わるのか? 過去に犯した罪と向き合い成長出来るのか? 弥勒シリーズの読みどろこである。そこに同心の信次郎、岡っ引の伊佐治の個性的な登場人物が話を面白くしていることに間違いない。 読みだしたら次が気になる作品だ。

    6
    投稿日: 2024.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズ2作目。時代小説に衣を借りたミステリー小説。人物描写が長くてくどい。読後感が爽やかではない。言葉と姿形だけでどういった人物かを想像させる文章の方が好み。あまりくどくどしく内面描写をしてほしくない。2点に近い3点。

    0
    投稿日: 2024.02.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    弥勒シリーズ第二弾。信次郎は正義感あふれた同心……とは真逆で、常に血に飢えて歪なものを嗅ぎ分ける。主人公は信次郎なのか、あるいは遠野屋か、それとも二人の間に絶妙に入ってくる岡っ引・伊佐治か……3人まとめて主役のような感じで、とても面白いです。女流作家の歴史物が少ないので、長く書き続けてほしい。

    0
    投稿日: 2024.01.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズを通して読むべき作品だったようだ。前作を知らないと分からないことが、読み進めることで想像できるとは言え、少なからずある。また、事件は解決するわりに、主要人物の成り行きが明らかにはならない。それにしても殺された女郎たちが不憫でならない。

    0
    投稿日: 2023.12.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    メイン3人共が切れ者で推し。 やり取りと心理描写が主だったキャラミスっぽい。殺しや苦界の話の割に爽やか。

    1
    投稿日: 2023.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっぱり清之介がかっこいい。剣を握る清之介が見たくなるけど、そうなるとこの物語は終わってしまう。しかし菊乃の中に夜叉がいるというところは納得がいかない。菊乃の描き方が不足していると感じた。

    1
    投稿日: 2023.10.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    弥勒の次は夜叉、月の次は桜。 人の心の奥底に潜むもの、「死そのものより、人間の不可思議さ、暗さ、怪奇さに寒気を覚える」と伊佐治が思う場面が、全てを物語っているかのように感じた。 信次郎と伊佐治が「ほつれ」を解していく。3人の遺体から、読み取る場面は面白い。 清之助は「死」を呼び込むと信次郎は言うが、信次郎もまた同類なのだろう。清之助の周りも俄かに流れていく。面白くなってきた。 弥勒にも夜叉にもなれるのが人だ。内に弥勒を育み、夜叉を飼う。腕の立つ者ほど内を感じ取ることができるのだろう。 清之助の運命が流れるなかで清之助の志は貫けるのか?おりんがなぜ自死したのかが朧げに理解できはじめた。時代ものの背景の中で、人の気持ちを表現する文に引き込まれる作品だった。人の気持ちは時は違えど不変なのだろう。

    10
    投稿日: 2023.06.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「刀なら躱すことができるが、言葉は否応なく降りかかる。」正にその通り。我々人間社会は結局言葉でコミュニケーションをとることで世の中が動くので、言葉に責任を持たなければと思った。 身を売って生きている女の人の世間からのイメージがかなり火の玉ストレートで描かれている。 伊佐次によって、清ノ助と信次郎の関係が絶妙なバランスで保たれている。 今回は儚さや悲しさもあるが、少し清ノ助に希望の光が見えてきた。

    0
    投稿日: 2023.03.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    弥勒シリーズ第二弾 遠野屋も主役なんですね。 信次郎、遠野屋、伊佐治で物語が続くんですね。 前作よりさらに人物描写の深さを感じます ぶっちゃけ、遠野屋は好きなキャラですが、信次郎は嫌いなキャラ。そこをバランスとっているのが伊佐治親分という関係性です。 ストーリとしては、 次々と女郎が殺されます。そのうちの一人は遠野屋の手代の幼馴染。そして、その子が持っていた簪。 この簪から、信次郎は遠野屋とのかかわりを掘り下げていきます。 事件の真相は? さらに、遠野屋が何者かにさらわれるという事態に その背景にはまた深い闇がありました。 ラスト、明らかになる女郎殺しの真相 そしてそこにあった闇 しかし、最後の最後、遠野屋に新しい光が! となって、続きが気になります。 これは、やはり1作目から読まないと面白さが半減です。 必ず、1作目から読みましょう!

    31
    投稿日: 2022.11.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    信次郎が主役かと思ったら、遠野屋とのダブル主演ですか。よき。 江戸時代もなかなかいっちゃってる人が多いですなぁ。なかなか事件のコアは切ないお話でした。 2022.9.17 133

    3
    投稿日: 2022.09.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第二弾 今回も遠野屋が係る、過去の因縁と現在の商売仲間 女郎が殺される事件が一人は手代の幼馴染 背景には狂った男女の関係と婿養子に入った真面目な商人の闇、二人が絡まった時、そして遠野屋の過去の曰くも

    2
    投稿日: 2022.06.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    女郎が立て続けに殺されていく。信次郎達は……って話。 まさか、遠野屋がこんなにもこのシリーズの中心人物になるんだと驚いた。 前作から引き続き読んだのだが、人間関係が分かっているから凄く読みやすく読めた。 遠野屋の過去にも少し触れていくが今後悪く影響する未来しか見えないw幸せにしてあげてよ〜。

    0
    投稿日: 2022.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    清之介がかどわかせた中盤から一気にのめり込んでしまった。清之介の不屈の精神が、どうぞ全うされますようにと祈る思いで、きっとこのシリーズを読み進めていくと思う。

    0
    投稿日: 2022.02.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった。 このシリーズは3作目だが1番だ。主人公は相変わらずのクソ野郎だけど続きを読みたくなった。連続物として未解決のイシューが幾つかあるので多分あと2冊も読む。

    0
    投稿日: 2021.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2作目になって、ドキドキする、シーンがでてきました。これからどうなるか。 読みたい度合いが加速します、

    0
    投稿日: 2021.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ⬛︎ストーリー⬛︎ 江戸の町で女が次々と殺された。北定町廻(きたじょうまちまわ)り同心の木暮信次郎(こぐれしんじろう)は、被害者が挿していた簪(かんざし)が小間物問屋主人・清之介の「遠野屋」で売られていたことを知る。因縁ある二人が再び交差したとき、事件の真相とともに女たちの哀しすぎる過去が浮かび上がった。

    0
    投稿日: 2021.01.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    弥勒の月のシリーズ第二弾。 信次郎は相変わらず寒気を感じる切れ者だが、親分の伊佐次の真っ当な思考と行動が安心感を与えてくれる。そこに過去に訳ありの遠野屋の清之介が主要キャラとして存在し、今作では新たな人殺しの事件が起こる。 前作より、それぞれの人の情念が伝わってきて、面白かった。 それぞれ一作品というより、一巻二巻という続きものとして読む感覚のシリーズで、続きが気になります。

    1
    投稿日: 2020.10.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「弥勒の月」が面白かったので、二作目を予約してみたら、すぐに来た。 「音もなく少女」が気になっていたので先に読み、続けてこの本を読んだ。 文庫470ページほどにぎっしり詰まった本の後では、「夜叉桜」は読みやすく、すぐに終わってあっけなかった。 このシリーズは三作目があるという。検索して見つけた「小暮柿」を早速予約した。 これは前作を凌ぐ出来だと思った。 信次郎は相変わらず、不可解な気質で、その気が無くても周りを振り回し、わざと言葉を使って他人の弱みをちくちくと刺し、生きることに倦み疲れたように、掴みどころが無い。 だが、なぜか清之介の店に拘り頻繁に現れる。 伊佐治は彼を好きになれないでいるが、怜悧な切れ味を持つ信次郎の推理を認めて、心底では憎めないでいる。 そして清之介は「遠野屋」を大店に育て上げ、店は繁盛して活気がある。 そこに女郎の連続殺人が起きる。 最初に殺された女は、「遠野屋」の手代、信三の幼馴染だった。 清之介は、彼を過去から開放してくれた兄に遭った。そして今、兄も逆境の中にいた。 清之介の過去はまだ彼を追っていた。 殺された女郎たちを調べていくうちに、「遠野屋」とのかかわりが浮かび上がる。 因縁の過去が尾を引く、物悲しい話になっている。 何か世間を越えた空間に住み、すね者のような信次郎と、過去に縛られ、受けた恩義の重さでも自分を縛っているような清之介が、人間らしさを垣間見せる。 「あさのあつこ」さんは、こうなるのだろうかと言う期待にこたえてくれることもある。 こうなるの?と言う疑問には明らかに新しい展開で驚かす。 うまい。 そしてとうとう、いったいそれでどうなるの?と終わりまで読ませる。

    0
    投稿日: 2020.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    [弥勒の月]の続編らしいです。続編といっても別のお話なのですが、背景知らず、順番間違えた感があります。 犯人探しのミステリーとしてはがっかりな展開であり、遠野屋さんの絡みも中途半端で事件の本筋から遠い。 弥勒の方も読んでみます。

    0
    投稿日: 2019.01.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    星3つにしたが、本当は3.5くらい。 1巻よりもおもしろかった。 遠野屋、信次郎、伊佐冶、三者三様の心理描写がおもしろい。 そして、殺人鬼と化した人間の心理描写がおそろしくリアルだ。 さらに、ミステリーとしても伏線が張られているにも関わらず、最後まで1本に繋がらない巧妙さ。 ぐぐぐっと惹き込まれる感じではないけれど、無意識の間に続きを読みたくなってしまう、そんな中毒性のある1冊。

    1
    投稿日: 2018.03.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    遊女の首を裂く連続殺人が発生。誰がなぜー。 小暮信次郎と伊佐治親分が捜査に乗り出す。 一方、商人として商売に励み新しい試みをやろうとする遠野屋。その清之介にも再び過去の闇が手を伸ばす・・・。 ってなお話で、前作「弥勒の月」はやはりシリーズのプロローグ的役割だった模様。こちらを読んでから読むとより味わいが深くなると思われます。 伊佐治親分は相変わらず一服の清涼剤というか、しごく、しごくまっとうで、親分の奥方も息子さんもすごく生真面目でその生真面目が報われている人々でホっとします。 ですが、信次郎さんはひねてますし、遠野屋さんはなかなか前向きにさせてもらえません。反目しながら目が離せない二人の同極の磁石のような関係も張りつめていてよいです。 話の帰結としてはよくある筋かと思いますが(すいません)、キャラクターがたっていて退屈しません。 また次も読みたいです。

    1
    投稿日: 2017.12.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作を読まずに、内容も知らず読み始めたのですが充分楽しめました。 あさのあつこさんと言えばバッテリー、青春物というイメージだったのですが、もう少し重め、大人向きな感じで良かったです。 明るくはない内容ですが、希望につながるラストで読後感が良かったです。

    0
    投稿日: 2017.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「弥勒の月」シリーズ第2弾。  消せぬ血の匂いに魅かれ近寄ってくるのは捕り方だけではない。異母兄もその1人。血縁と愛憎という絡む糸が、血とは無縁な商人生活を許さないのだ。  一方、捕り方が彼の血の匂いに吸い寄せられるのは、ただの使命感だからではない。それは捕り方の業。 「人と人とが絡み合う面白れぇ事件を待っているんじゃねえのかい?喉から手が出るほどにな。そうだろ、親分。凪いだみていな安穏な日々にうんざりしているんだろ?」。  これは警察官や検察官、探偵の職業的な業そのもの。この表裏ある人間が織りなすドラマは読み応えがある。

    0
    投稿日: 2016.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「真の職人とは、いつも爪と牙を隠し持つ 相手を傷つけ倒すためではなく 己を誇るために詰を磨ぎ、牙を剥く」 「人は誰もが夜叉を飼う 弥勒にも夜叉にもなれる… いや、仏と鬼の真ん中に人はいる 仏にもなれず鬼にもなれず 人として生きねばならぬという…」 くぅーこの文章が残る

    0
    投稿日: 2016.12.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    弥勒の月の続巻。 遠野屋清之介にとっての弥勒、おりんが亡くなった後、どう物語が続くのか、続けられるのかと心配したけれど、心配不要でした。 同心の信次郎と若旦那の清之介は、お互いを疎ましく思っていながら、心の底では相手を認めている、その距離感がとても面白い。 シリーズ物なので続きが気になるけれど、1冊で話がきちんと終わっているので、すっきり安心です。

    0
    投稿日: 2016.02.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    江戸時代の捕物帖。 シリーズ2作から読んでしまった。 これは、是非とも最初から読まねばなるまい。 現代の警察モノも好みではあるが、昔の方が味があっていい。 足跡が残れど、そこから分かるのは人数とおよそ何があったのかということぐらい。 足跡を証拠に人物を割り出すなんてことはできない。 血痕があれど、それが誰のものかなんて分かりはしない。 指紋も採れない。 とにかく関係のありそうなところを探りに探って情報を集め、そこから推理して犯人を割り出す。 探る側の感覚の鋭さが重要になる。 犯人も、素直だよね。 足が付いたと分かったら、しらばっくれたりしないもんね。 証拠は?とか言わないし。 それにしても、人間は面白い。 その面白さを、すごく分かりやすく書いてくれる作家だな、と思った。

    0
    投稿日: 2015.11.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    弥勒の月を暫く前に読んだことは覚えているものの、内容はピンとこないままに購入。 それでも、面白く読めました。 信次郎と清之介の関わりが面白い。

    0
    投稿日: 2015.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    江戸の同心木暮信次郎と岡っ引きの伊佐治、小間物問屋の遠野屋の清之助 三人のやり取りの何処に真実があるのか気になり物語に引き込まれる 暗いお話でしたが、面白かったです 女郎が次々の惨殺される、下手人は… 江戸時代のミステリー

    0
    投稿日: 2014.12.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夜叉桜、素敵な題名だと思います。字面からくる夜のイメージ、そして、桜の艶やかさの中にある鬼気迫る迫力と儚さと。夜叉とは苦悩するものの表れなのでしょう。夜叉と桜がスパイラル。人間なんて堂々巡りの進歩がないように見せながら、でも、そこはスパイラル。大きく変化していくのがつながりの中にある人なのでしょう。 これは次の展開が期待される。 勿体無いから、ちょっと別の本を読んでから、また読もう。 登場人物が変わっていく。それは小説の醍醐味ですよね。

    0
    投稿日: 2014.12.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ひねくれものの同心と、過去のある小間物屋の主人。全体に暗ーい空気の江戸もので苦手なのに、きれ者の二人が気になって読まずにいられず。続刊は気になるが、ゆっくり読みたい。

    0
    投稿日: 2014.09.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一作目の弥勒の月があまりに暗く、ずっと闇の中を歩かされているような気がして、二作目をどうしようかと思ったが、この二作目はほのかな希望を感じて、ほっとした。 主人公の同心の子どもっぽくてエキセントリックなところも、ちょっと可愛らしく思えてきた。

    0
    投稿日: 2014.08.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    生きることに飽いて、皮肉な言動しかできない北定町同心信次郎、尋常ならざる過去を持つ小間物問屋「遠野屋」主人清之介、そしてこの二人の緩衝役ともいうべき岡っ引きの伊佐治親分、3人が織りなす「弥勒の月」に続く第2作。 弥勒と夜叉、対をなす二語が文中でも語られる。 「弥勒にも夜叉にも、鬼にも仏にもなれるのが人なのだ。身の内に弥勒を育み、夜叉を飼う。鬼を潜ませ、仏を住まわせる。」 人の抱える底なしの闇に、筆で迫る作者の手練に、冒頭から取り込まれ、たちまちのうちに読み終える。 この作品の主題は「運命と意志」「孤独と希望」だという三浦しをんの、帯の惹句「『読書の楽しみそのもの』といった、贅沢な時間が味わえる」が、けっして誇大広告ではない。 今後も続く、このシリーズから目が離せない。

    2
    投稿日: 2014.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    江戸の同心・信治郎と伊佐治親方のコンビがいい。小間物問屋主人の清之介のキャラもいい。もちろん話も面白い。

    0
    投稿日: 2014.07.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2014.02.10. 読了 信次郎と清之介 そして伊佐治 2018.05.02.再読 やっぱり信次郎と精之介と伊佐治 好きだわ〜

    0
    投稿日: 2014.02.10
  • 大人向けのあさのあつこ時代小説

    「弥勒の月」に続く、少年少女小説の名手・あさのあつこによる大人の為の時代小説シリーズ二作目です。 事件がないと退屈だという同心・木暮と、かつて武士だった小間物屋主人・遠野屋のライバルのような関係がどきどきします。次第に二人の間に信頼のようなものも生まれたり、木暮に付く岡っ引きの親分とのやり取りがだんだんこなれてくるところなんかぐっときます。 だからと言ってキャラ萌えだけの話ではなく、事件の真相には男女の心の機微が関わっていて、読みごたえがあります。

    1
    投稿日: 2013.11.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    じっとりと仄暗いのにズルズルと読まされる。 清之介が人らしくなり、伊佐治の苦言が増えたり、信次郎が飴好きだったりと三者三様ではあるけど結局のところ歪んではいるのね。

    1
    投稿日: 2013.10.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    再読。 改めて読むと、このシリーズに出てくる人物たちが密接に関わっているということに気付かされる。 まさに運命というものであろうか。 遠野屋清之介が暗い過去に囚われながらも、必死に足掻いて平穏な暮らしを手に入れようとしているようだ。ついつい応援したくなってしまう。 信次郎も清之介といることで、何か希 望をつかもうとしてるようにも思える。ひねくれているところは伊佐次の目を通せば、めんどくさいながらも可かわいらしい。 清之介の過去の繋がりが今後、どうなっていくのか気になるところ。どうか幸せになってもらいたい。

    1
    投稿日: 2013.04.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     弥勒の月の第2弾。  国を捨て、武士を捨て、商人として生まれ変わろうとしている、遠野屋清之介。前作で妻を亡くしたが、小間物屋・遠野屋と義母を守ることを心の支えに生きていこうとしている。しかし、また彼の行く手を邪魔する出来事が・・・  人の中にある弥勒のような心、でも、何かをきっかけに夜叉にもなってしまう人間の二面性、そして、過去を悔い、新たに生きなおすことができるのかが描かれている。

    0
    投稿日: 2013.04.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズ第二弾。 前作よりもわかりやすく、とてもよかった。 人は己の中に仏を住ませ夜叉も飼う。 人ってほんとに面白い。

    0
    投稿日: 2012.11.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    二作目って何かこう、弛んだり失速したりすることってあると思うけど、此方はそんな事もなく。面白かった。 脳内では沙村広明先生の作画でビジュアル想像してます。木暮の旦那は万次さんを若くしたイメージ。 しかしあさの先生、心理描写はめちゃ書かはるのに、顔貌はあんまし書いてはらへん気がしますね。

    0
    投稿日: 2012.09.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    犯人探しも十分面白いんだけど、それ以上に演者の葛藤や因縁の描写が酷く生々しくて、のめり込む。一度背負った死臭や業は、並大抵では拭えないのか… 同心・信次郎の冷徹且つ鋭利な追い込みも、読んでるこちら迄痛々しくなる程に痺れる。面白かった。 前作あるの知らなかった…先に読めば良かった無念。

    0
    投稿日: 2012.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    L 弥勒の月シリーズ2 またまた三人の絡み。前回の事件の始末がきっちり書かれているので順番に読むのが吉。まだまだ遠野屋のサダメは続く。やや伊佐次が信次郎を理解し、三人がお互いを面白いと感じ絡んでいるのが落ち着く。

    0
    投稿日: 2012.05.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    遊女が次々と殺されていくなか、被害者のひとりは遠野屋の手代の幼馴染だったことから同心・信次郎が探索に乗り出す。 前作よりも読みやすさが増して、いっそうあさのあつこらしい内容になった気がします。遊女に身を落とした娘が、偶然再会した幼馴染に身の上を隠しながら胸を焦がしていた姿が哀れであり、愛らしかった。 侍ではなく、商人として生きようという清之介の覚悟が伝わってくる話でした。

    0
    投稿日: 2012.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作「弥勒の月」でも同心・木暮信次郎と遠野屋清之介との緊張感あるやり取りが見所だったが、本作は個性がより強くなり、益々二人の関係が濃密になる。 敵対でも信頼でも忠誠でもない、言葉で表せないこの二人の関係が今後どうなるのか?とても楽しみである。 また、木暮が垣間見せる優しさが人としての成長を感じる。希望の象徴「おこま」が木暮を決定的に変えていきそうな気がする。

    0
    投稿日: 2012.03.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    内容(「BOOK」データベースより) 江戸の町で女が次々と殺された。北定町廻り同心の木暮信次郎は、被害者が挿していた簪が小間物問屋主人・清之介の「遠野屋」で売られていたことを知る。因縁ある二人が再び交差したとき、事件の真相とともに女たちの哀しすぎる過去が浮かび上がった。生きることの辛さ、人間の怖ろしさと同時に、人の深い愛を『バッテリー』の著者が満を持して描いたシリーズ第二作。

    0
    投稿日: 2012.01.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白い! みなとみらい線で開き、結局渋谷まで一睡もせずに読んじゃった。 夜鷹や遊女が殺される謎解きの部分ももちろんだけど、 主人公の同心と、同心がライバル?とつきまとう小間物屋の主人。 同心は主人の過去を知りたがり、 主人はひたすらに自分の傷を守ろうとする。 二人の絡みとひりひりするようなやり取りが面白い! やー、この作家さん、バッテリーとか青春ものしか知らなくて食わず嫌いしてたけど、 なかなかいいかも〜〜!

    0
    投稿日: 2011.12.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めてこの人の本を読んだ。爽やか青春もののイメージしかなかったけど、これを読んでイメージ変わった。すごく切なくて、人と人の関わりの強さ儚さ、不条理や無情さ。

    0
    投稿日: 2011.12.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    時代劇風ミステリ あさのさんの柔らかな文体は、殺人事件とそれを扱う者たちの暗さを書くには似合わないと思います。なんかどこか夢見がちで、正義感に突き動かされるさまがします。ちょっとリアルさが足りないのでは。 上代の町並みはきれい

    0
    投稿日: 2011.11.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    弥勒の月の続編。どうしようか迷いましたが、一応買ってみました。 相変わらず陰鬱とした雰囲気は漂いまくっているし救われない。 ただ遠野屋という人間の静かな、けれど激情を含んだ”生”を描いていく。 隠された狂気が狂気を呼ぶ町だなあ……。 やっぱり好きになれない。 しかし遠野屋でうられている簪は欲しい。

    0
    投稿日: 2011.10.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでいくうちに味が出てくる時代小説…。意外と面白いかも。個人的には女性が描く時代小説のほうが好きです。

    0
    投稿日: 2011.10.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    異質なものには昔から敏感だった。人でも声でも風景でも、周りとずれるもの、同調しないものに否応なく反応してしまう。 弥勒の月の続編、遠野屋の話。 恐い話じゃないのに、ぞくりとするのが何故か妙に心地よい。時代物ではあるけど、あさのさんらしさが其処此処にある。

    0
    投稿日: 2011.10.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    弥勒の月のときは、信次郎がかっこよくて読んでたんですけど、夜叉桜は、清之助がかっこよくて読みました。信次郎ファンをやめたシーンは、信次郎が信三を蹴るシーンです。暴力をふるったりなんかしないと思っていたので、見損ないました。それよりだったら、辛い過去を背負いながらも商人としてまっすぐ生きている遠野屋清之助の方がかっこいいと思いました。伊佐治も好きです。ほんわかしてて。 あさのあつこさんの作品は、登場人物の魅力を楽しむ作品がほとんどだと思うんですよね。 これが、私がこの本を読んで感じたことです。

    0
    投稿日: 2011.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    弥勒の月より後味がいいから好き。 「人は臨終の一瞬まで、心に生傷を負うて生きていく。知らぬ間に治る傷も、生涯疼き続ける傷もある。目に触れないだけに厄介なその傷を、自分のものも他人のものも労わって生きねばならない。それが世道というものだ。」 誰もが心の奥底に持っている生傷。 読んでいるとその傷のかさぶたが剥がれるような思いがする。 むき出しになった傷跡を必死に隠して生きようとする 清之介の姿が痛々しくも愛しい。

    1
    投稿日: 2011.06.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「弥勒の月」の続編。 やっぱり面白く、一気読み。 信次郎が親しみやすくなってきている気がする。 もっと、読みたい。

    1
    投稿日: 2011.04.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どうして清之介をただの商人として放って置いてくれないのか。 過去はどこまで清之介を絡み取るのか。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-510.html

    0
    投稿日: 2011.02.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    弥勒と夜叉、江戸を舞台に上手く織り込んでいる。 弥勒の月の続編だったが、時代小説としてもミステリーとしても、前作より手慣れた感があって読みやすかった。 個人的にはこちらの方が好きだったり。

    0
    投稿日: 2010.11.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    殺人事件と遠野屋との因縁。同心の信次郎曰く「お前は死を招く」 切りたくても切れない遠野屋の過去・・・。前作より読み応えはなかったものの、読後感はいい。赤ん坊とどうか幸せになって、と遠野屋のこれからを祈りたくなりました。

    1
    投稿日: 2010.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作よりキャラクターが掘り下げられていた。 闇を知る冷ややかさと、人を厭いながらも興味を持たずにいられない人間くささを併せ持つ人物たちが魅力的で、今作はその心理描写が目立ちます。どのシーンでも心情を語りすぎて、物語の進み方にはちょっと停滞感を感じました。 来週は続編「木練柿」を読む予定。

    1
    投稿日: 2010.09.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「弥勒の月」の続編 激しいダメージを受けた清之介。 そして信次郎と伊佐治もまた、信頼していた男の闇を見た。 あれから半年・・・ 江戸の町で喉を切られ女郎が次々と殺されていく。 同じ頃、かつて清之介を闇の世界から光の世界へ 押し出してくれた男が、再び闇へと誘う。 信次郎曰く、どうしても清之介は死を呼び寄せてしまうらしい。 それでも前向きに生きると心に決めたので、もう大丈夫♪ それにしても、この2作。 微笑ましくも眩しくもあり、激しい憎しみと葛藤と 恐れと緊張と虚脱感とで心が乱れます。 前作「弥勒の月」を読んでから本作を読むことを 激しくお勧めします。 単発で読んでもいいように、心配りはありますけど 心にのしかかって来る重さが全然違うと思います。 続編の文庫落ちを楽しみに待ちます。

    1
    投稿日: 2010.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あさのあつこの、時代小説第二段。 今度の事件は、遊女連続殺人事件。 複数の、人の心に潜む夜叉が、絡み合って起こった悲劇。 事件の糸がすべてつながるのは、かの遠野屋。 事件の糸を紐解いていくうちに、同心の小暮対商人遠野屋の新たな関係が生まれてくる第二巻。今回は、メインの語り部であり、二人の闇を抱えた若者の関係を俯瞰した位置で見つつかかわる、お人よしの岡っ引き、伊佐治もまた、大きく二人に影響を与える存在となってきている。 3人の心の動き、少しづつ変わりゆくさまは、前作に比べても、よりあさのあつこらしく、好ましかったのだが、今回は、2つの別の事件が、実はまったく関係なかったのに、若干の違和感を感じた。次作以降のフラグであり、遠野屋を掘り下げるために必要だったのだろうけど、小暮が言う、「闇が闇をひきつける」を動機付けるためにも、この事件も遠野屋の闇の部分にうまいこと関わらせればよかったのな、と。

    0
    投稿日: 2010.04.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    江戸!江戸が舞台のストーリー、ラブ!! 最後は前半に比べてあっさりという印象は受けたものの、登場人物の魅力にどんどん惹かれていった! 旦那の、力が抜けた感じの天才 オーラにやられた。

    1
    投稿日: 2010.03.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1作目よりもずいぶん分かりやすくなったな、という印象。伏線がたくさんありますので、次でこの人たちはきっとこうなるんだろうなあということを思いながら読み終えました。前作のいきさつから犯人(?)までけっこうしっかりと書かれていますし、そこから繋がっている話も多いので、順番に読んだ方が楽しめると思います。ただ、これだけ読んでも分かるようにはなっているので、そこは親切……なのかな。ネタバレ嫌いな人は「弥勒の月」から始めることを強く推奨します。

    0
    投稿日: 2010.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「弥勒の月」続編。 危うい人の心の均衡に触れた物語。美しい描写に時折ハッとさせられるものの、ちょっと読むのに疲れたかも。

    0
    投稿日: 2010.01.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    江戸の町で起こる連続遊女殺人事件。常廻り同心・小暮信次郎が小間物問屋・遠野屋清之介とからみながら事件を解決していく。

    0
    投稿日: 2009.12.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読む方も書く方も慣れたのか、弥勒よりも気負わなくなった感じで良かった。 人を描くっていう本質的な魅力が存分に出ていて。 信次郎&清之介、他シリーズの2人組たちに負けず劣らず格好良い。

    1
    投稿日: 2009.11.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「弥勒の月」の続編。 「弥勒の月」の解説に書いてあったのだと思うけど、あさのあつこさんは藤沢周平を敬愛していて、そのために時代小説を書き始めたとか。 帯には「渾身の時代小説」とありますが、まさしく渾身、これでもかこれでもかと言う書き込み方、そして孤高で捻じ曲がった主人公像など、良くも悪くも「バッテリー」のあさのさんだな、と思います。この辺りは余り前作では気にならなかったのですが、冬枯れの雑木林の陽だまりのような藤沢さんの味わいとは相当違います。 でも、こうれも一つの個性で、なかなか面白い作品です。

    0
    投稿日: 2009.11.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    寝る前にちょっと、と思って読み出したら、読み終わるまで止まらなかった。 情景の描写が好きだと思う。 背景とか、雰囲気とか、空気とか。 そういうものを感じさせる。 人のつながりも読んでて引き込まれたな、これ。 でもシリーズ1作目は読んでない。(笑) 次、読む予定ですけどね。

    1
    投稿日: 2009.11.21