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謹訳 源氏物語 第一帖 桐壺(帖別分売)
謹訳 源氏物語 第一帖 桐壺(帖別分売)
林望/祥伝社
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総合評価

28件)
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    https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/webopac/BB01975440

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    投稿日: 2025.04.11
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    <読了後の感想> 「帚木」の巻の「雨夜の品定め」は 男どもが「こんな女がいい」と よくもまあ勝手なことをベラベラと、と思いつつも 1000年経っても男ってのは変わらないもんだなあと 妙に納得した。 だが、 やはり「若紫」の巻はいただけない。キモい。 最愛の藤壺の血筋ゆえ藤壺によく似た幼女を 強引に連れ去るなんぞ「幼女拉致誘拐」である。 御簾の下から手を突っ込んで幼女の体を触ったり 嫌がる幼女に抱きついたり、 これはもう変態である。 しかしこんな物語が宮中で罷り通っていたというのは 当時がそういう時代だったということで 何とまあ自由というか野蛮というか。 総じて、紫式部の博識ぶりと 人間観察の目には感心するものの、 所詮、現代の私にとっては全く感情移入できない 古代の物語なのであった。 「源氏物語」はこの先まだまだ続くわけで 全部読もうと思っていたのだが どうしようかなー。ちょっと躊躇している。 <読了前のコメント> 昔、古文の時間に勉強した時は やんごとなき方々の なんとも雅な物語だと思ったものだが 林先生の名訳で光る君のスケベすぎる実態(^^)が 明らかにされた。 このような物語を帝や中宮に献上するとは 当時は「世間話と言えばエロい話」 と言ったオープンな時代だったのだろう。 でもエロ小説と見せかけて人と人の世を書き切った 式部の筆力と人間観察の目は実に確か。

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    投稿日: 2024.12.03
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    読みやすい文体です。 後は、長さですね…。 これは、『源氏物語』だから仕方ない。 この物語ができた当初は、1巻ずつ読んでいたから、こんなに長い物語でもみんな楽しめたのだろうか? でも、更級日記の作者の頃は既に完成していたものを読んでいるから…。

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    投稿日: 2024.07.19
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    ちゃんと読むのは初めての「源氏物語」。林望さんの謹訳シリーズが読みやすいと聞いたので挑戦。 学生時代に国語の授業で習ったような…気もするけれど、国語が大の嫌い&苦手だった自分には記憶に残っておらず(笑) こうして読書好きにかわった今となっては楽しく読み進めることができました。林望さん、様々。 時代的な考えや見方、男女観が反映されているので、あくまで古典として楽しめばいいかなと。いまの時代には即してない部分もあるので。 まだまだ始まったばかりなので続きが楽しみである。

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    投稿日: 2023.12.12
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    桐壺ー若紫まで。 やっぱり改めて読むと源氏の好き勝手ぶりにびびる。 ただ、ストーリー自体は、ハーレクイン?並にどろどろなはずなのにそのようなねっとり感は感じないし、 やってることはめちゃくちゃではあるんだけど、その中で垣間見える人の心情は納得できるし、描写は素晴らしいなと思う。 紫式部も素晴らしいし、林望の現代語訳も素晴らしい。

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    投稿日: 2021.01.20
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    2017/11/9読了。 噂には聞いていたものの、光源氏のチャラい事チャラい事… 美しい見た目に誰もが心惹かれるもののここまでエゴイスティックに強欲な男は嫌だなぁ。

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    投稿日: 2017.11.10
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    読みやすく格調高い現代語訳だった。 収録されている若紫までの内容だと自由奔放な貴公子が女遊びにせいを出しているだけという印象を受けたが、話はとても面白いと思う。 初巻の桐壺は、続く巻とかなり印象が違うことから、後から作られたという説は、読んだ印象からも理解できる。とりあえず1巻だけでも手にとってよかった。 装丁の仕方は、どのページでも綺麗に開けるようになっていて品があった。

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    投稿日: 2017.08.12
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    ドナルド・キーン氏が原文を読めないからと「源氏物語」未読の日本人が多いと嘆かれ、現代語訳で構わないから読みましょうと励まされたので、“林望訳”で読み通すことを新年の計にしました。「難波津に咲くやこの花〜」と大阪人なら大好きな古歌が「若紫」にありました。王仁の作ですって!でも、「この花」が梅のことと知ってショックでした。桜であって欲しかったなぁ。

    1
    投稿日: 2016.01.06
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    自然でわかりやすい訳。コデックス装という造本法で、きれいに開いて読みやすい。平安朝から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という古式ゆかしい装丁法を彷彿とさせる糸綴じの製本とか。この一巻収録の桐壺から若紫までの源氏は本当に嫌な最低の男としか思えない。

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    投稿日: 2015.12.16
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    以前、ほとんど古文そのままの版を読んでリタイアしたのでAmazonで評判の良さそうな林望版で再挑戦。 かなり大胆な訳のような気がするが、古文版でかろうじて理解できたところと合っていたので、大丈夫なのだろう。 (付録の系図で人物関係がわかるのも理解の助けになる) 歌による男女のやり取りに古歌の引用や掛詞による含みがあるのだが、そのあたりがわかるような訳になっていて嬉しい。 すらすら読める。...こんな話だったのか?! 「少女マンガの男性主人公は最初から完璧」の法則どおり、光源氏はありえないほどの美形で学問・芸術も完璧にこなす。はいはい。 光源氏が手当たり次第に女性を口説くのだが、側近に「また悪い癖が...」とか思われたり、強引に迫ったり、自分の立場や評判を気にして自重したりとなんだかややこしい性格のようだ。 人妻(難攻不落)、現代っ子(明るい)、友人の元カノ(か弱い)、義理の母(理想)、正妻(ぎくしゃく)、幼女(手元に置きたい) ...光源氏なにやってんだ。 何かの本で、日本女性の地位について「千年前に『源氏物語』を書ける女性が日本以外のどこにいたのか」とあったが、実際読んでみて、これだけの人物描写と性格分析、美的表現が詰め込まれた小説だと知ると、なるほどと思う。 扱いがひどい気もするが、軒端の荻のあっけらからんさがいい感じ。

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    投稿日: 2015.11.08
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    最近読んだ、明治大学文学部 斎藤孝教授の著『読書のチカラ』の中で「現代の小説よりも過去の名作をもっと読むべき」とあり、「源氏物語は林望訳などは非常に読みやすい」とあったので、 高校の古文以来だが、ここで、一念発起。 ところがどっこい、とても読みやすい! 現代小説を読んでいるかのよう。 但し、役や位は良く分からないし、当時は正妻や後妻だけでなくお妾さんもいたりして、人間関係の把握は大変。 (簡単な系図は巻頭に付いてます) でも、オイオイそんな訳にしちゃって大丈夫か? と読み手が心配してしまうような思い切った訳も多々ある。 それにしても光源氏はチャラいな〜。 秋の夜長に源氏物語とは何とも風流。 次巻が楽しみ。

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    投稿日: 2015.09.17
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    紫式部が素晴らしいのは当然のこととして、その魅力を活き活きと引き出している林望の手腕にも恐れ入る。 「雨夜の品定め」の場面など、まるでその場で話を聞いているようだ。 これなら挫折せずにいけそうな予感。

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    投稿日: 2015.02.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【読了メモ】(150210 15:35) 林望 『謹訳 源氏物語』/祥伝社/2010 Mar 25th/桐壺、帚木、空蝉、夕顔、若紫

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    投稿日: 2015.02.10
  • 源氏物語の現代語訳版、どれを買うべきか

    (2013年年末の状況です) 現代語訳の種類 ストアで「源氏物語」を検索すると、現代語訳の書籍が沢山ありますが、大別して2系統あります。つまり、与謝野晶子訳と林望訳です。与謝野版は「源氏物語のもっとも美しい現代語訳」と銘打たれており有名です 与謝野版源氏物語について 実は与謝野版は著作権切れで、青空文庫で電子化されています。リーダーストアでも14帖までタダで手に入れる事が出来ます。残りは自分でデータをつくるか、角川文庫とゴマブックスで読む事になります。第1帖の内容を見る限り、青空文庫版、角川版、ゴマブックス版は同一です。与謝野版源氏物語はもともと角川から出ていたようですから当たり前かも知れません。そういう経緯のせいか、角川版は全部で4000円ほどします。ゴマブックス版は全部入りで500円ほどです。 林版の特徴 出版社のサイトによると、林望は国文学者兼作家で、林版の特徴は、根拠の無い恣意的解釈や省略無し。和歌の解釈、古典知識を本文に入れて註無く読みやすい。品のある日本語。ということだそうです。 与謝野版と林版よみ比べ 実際に、第一帖の「桐壺」を読み比べると、林版の方が、現代日本の文章として違和感がありません。ほんの少し堅い感じがしますが、読み心地が損なわれるほどではありません。与謝野版は区切れが悪いところがあります。また、意味だけ残して完全に作り替えてある部分もあります。例を挙げると (原文)人のもてなやみぐさになりて、楊貴妃のためしも引き出でつべくなりゆくに、いとはしたなきこと多かれど (林版)天下の人々はみなこのことを苦にして、かの楊貴妃の例なども引きあいに出されるようになっていった。 (与謝野版)楊家の女の出現によって乱が醸されたなどと蔭ではいわれる。今やこの女性が一天下の煩いだとされるに至った。馬嵬の駅がいつ再現されるかもしれぬ。 与謝野版は、楊貴妃の事を「楊家の女」と書き、楊貴妃のもたらした混乱に関しても、「馬嵬の駅がいつ再現されるかもしれぬ」となっています。楊家の女はまだいいとして、馬嵬駅については調べないと分かりませんでした。与謝野版は現代語訳というよりは、二次創作に近いのかもしれません。こういう具合に、与謝野版は「桐壺」を読む限り、文章のリズムでも内容でも引っかかる事が多いです。 お勧めは? 平凡な現代人の自分としては林望版をまず読みたいと思います。与謝野晶子版は気が向いたらゴマブックス完全版を読もうと思います。やっぱり、綺麗な日本語というのには興味があります これからの源氏物語 角川書店には気の毒ですが、著作権切れの有名作品で、手もかけずにこの値段では売れないです。由緒があり力のある出版社なんだから、註などを工夫して本を作りこんだらいいんじゃないでしょうか。対して、ゴマブックスのやり方はアリです。青空文庫がタダなのは分かっていますが、読みやすい状態に持って行くには手間がかかります。その手間を省くために数百円出したと考えれば惜しくないです。完全版だと五十四帖が1個のファイルになるのもいいですね。電子書籍なら1個にまとまっていた方が便利です。あとは、ゴマブックスが自社で文字おこししたなら問題ないですが、もし、青空文庫を利用したのなら、売上のいく分かを寄付するなり電子化に協力するなりしてあげて欲しいです。 「桐壺」の感想 ウヒョー、源氏物語ってこんな話だったのか!。第一巻はいきなり女のイジメやんけ。OL同士のイジメみたい。 (あらすじ)光源氏の母親は天皇ハーレムの一員でしたが、美人で性格もよかったので、やたらお呼ばれして夜とぎなんかも彼女ばかり。周囲の嫉妬を一心に浴びて、陰口をたたかれ、廊下に変なものをばらまかれ、遂には身を持ち崩して死んでしまいましたとさ。彼女には天皇との間に珠のような男の子が授かっており、かしこく、見目麗しく、すくすく成長していったのでありました いやあ、古文の勉強の時はあまり理解してなかったけど、ニッポン人がありがたく読んでる作品ってこんなんだったのね・・・。なんか、1000年前も今もあまりかわらんなあ。女性って怖いなあ。でも、このノリなら最後まで読めるような気がする

    1
    投稿日: 2013.12.22
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    原作の『源氏物語』を正確に味わいながら、現代小説を読むようにすらすら読める。「名訳」を超えた完全現代語訳が、ここに誕生。装訂には、「コデックス装」という装本スタイルを採用。どのページもきれいに開いてとても読みやすく、平安から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という奥ゆかしい装訂を彷彿とさせる造り。一巻は、桐壺 帚木 空蝉 夕顔 若紫を収録。 カテゴリは歴史もしくは古典だろうなと思うものの、こんなに読みやすい源氏物語ならもはや国内「小説」と言っても過言ではなかろうというのが正直な気持ちです。子供向けの省略した源氏なら読んだことがあるのですが原文はとても手が出せず、でも日本のこんなに有名な作品を知らずにいるのは恥ずかしいなと思い、しをん先生が絶賛していたのを機に読みました。本当にすらすら読めて感動・・・きっと昔の人はこれをむさぼるように読んだんだろうなとようやく理解できた。紫の君に対する源氏は若干引くけど、でも当時は恋愛=男性にとって仕事と同じくらい必須のものだったという考えからすると、源氏にとってはようやく待ち望んだ出会いだったんでしょうね。続きも読めそうです。

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    投稿日: 2013.11.23
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    リンボウ先生が描く源氏物語が完結したと知り、早く読まなきゃと思いつつ、長編なので始めるのをちょっと躊躇してました(笑) だって全十巻もある・・・ 第一巻は、桐壷・帚木・空蝉・夕顔・若紫。 丁寧な解説が本文中に入り、癖がなくわかりやすい文章です。古文特有のまわりくどさもないし。 そのあたりが、小説家というより学者さんの描かれた訳本だなあと感じました。 特に和歌に対する扱いが丁寧で、解釈から技法までちゃんとわかるように説明してくれているのです! それから、この巻で個人的に気にいったのは空蝉の章。 二度目の逢瀬に失敗した後の源氏と空蝉の文のやり取りでの空蝉の巧さがいいし、冷静を装った源氏が実は振り回されてたり、伊予の介が上京し引見したときの源氏のうしろめたさとかまだ源氏の幼さが表現されててとてもよかった。この後どんどん憎らしいヤツになるからね。まだまだかわいい源氏がほほえましかったです☆ 2巻以降も楽しみ。ゆっくり読もう。

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    投稿日: 2013.10.22
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    +++ ■古典学者であり、作家である林望氏の畢生の大作、ついに刊行開始! 原作の『源氏物語』を正確に味わいながら、現代小説を読むようにすらすら読める。 「名訳」を超えた完全現代語訳が、ここに誕生。 ■装訂は林望氏 装訂には、「コデックス装」という装本スタイルを採用。どのページもきれいに開いてとても読みやすく、平安から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という奥ゆかしい装訂を彷彿とさせる造り。 ■各界絶賛! 「新しい読み方の出現」――黒井千次氏 「いやはや、とびきり面白い!」――檀ふみ氏 ■全54帖の完全現代語訳、全十巻刊行予定 本シリーズは、すべて書き下ろし。 一巻は、桐壺 帚木 空蝉 夕顔 若紫を収録。 +++ 原文の趣を損なわずに現代語に置き換えて、現代小説を読むように読ませる、という趣旨である。たしかに読みやすくすらすら読める。でも、いっそのこともっと一足飛びに完全に現代風の口語で書かれていたらもっと面白かったかも、と思わないでもない。いまの日本の世の中では顰蹙ものの男女のやり取りの実態や、屈折したナルシストの光源氏が、どんな言葉で嘆いたり口説いたりするのか、ちょっと興味があると思うのはわたしだけだろうか。別のところにも興味が飛んで行く一冊である。

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    投稿日: 2013.08.23
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    逐語訳ではない『源氏物語』。 読みやすい。 短歌の解説はていねい。 「雨夜の品定め」は、後の登場人物たちの布石とするためもあるのだろうが、結構長くて冗漫だった。ただし、これは林望訳の責任ではない。

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    投稿日: 2013.03.02
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    課外活動長寿イベント、現代語訳で読む源氏物語の会、略して源氏会もついに最終回を迎えました。 紫式部の人物描写力は奥ゆかしく、一見するとどの姫君も同じように思えてしまいますが、行動や選択でしっかりと彼女たちの生きざまを描きわけています。 日本人として、ありきたりになりがちな恋バナのスパイスとしても必読本。 2月までに読んでいただければ、ともさん企画の源氏会京都旅も行けちゃいます。

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    投稿日: 2013.01.10
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      初めてかの「源氏物語」を開いて読む。あの物知りで日本文化に造詣の深いインテリ、リンボウ先生が書いたというのでその気になったという次第。とりあえず、林望訳「謹訳源氏物語」第一巻を読んだというわけだ。   物語中に出てくる短歌はともかく、ほぼ完全な現代語訳と云っていいだろう。判りやすく読みやすい。原文対訳方式ではなく、すらすらと現代語訳だけの流れなので古典の言い回しを気にすることもない。これまで源氏物語くらい日本人として一度は読んでおきたいとは思いつつ、玉石混交と云えるほどにピンキリの現代語訳本があって、やはり重たい古典文を引きずったような現代語訳版にはとてもではないが敷居が高かったわけだ。まあ、軽い読み物に仕上げてあるという感じとは云え、それはそれ、内容は原典に沿っているわけで逸脱しているものでは決してない。これぞ待望の源氏物語とでも云えようか。   まだ十巻のうち第一巻を読んだだけだが、源氏の女性攻略法、女との微妙な駆け引き、当時の文化風習など、実に興味深い話がつぎつぎと出てくる。とりわけこの第一巻の「帚木(ははきぎ)」編で男同士が女性論を戦わす場面、女性が書いたものとは思えないほど男の本音やら願望やらの描写がなかなかに本質を突いていると云えそうだ。まったく現代でもそのまま通じる女性論と云っても差し支えなく、ほんに話に聞くとおりにすごいオナゴと云わねばなりませんですぞ、紫式部という女性は。   それにしても、物知りリンボウ先生が源氏物語にまで手を染めるとは、よくもまあ筆達者な人と云わなくてはなりませんなあ。全十巻、この際一気に読んでしまおうかというところだが、上手く図書館から借り出しができるかしらんね。

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    投稿日: 2012.06.11
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    初めてここまで読んだ~ 読み易かった\(^o^)/ それだけでうれしい。 特に和歌、漢詩に説明があって、とっても読みやすい~ 源氏のイメージなんて、イケメンだけだったけど、 ここまで読むと、源氏がぐっと近づいた感じだ。 遊びまくりのおぼっちゃま!でも、 なんだか憎めないのは、イケメンだからでしょうか?

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    投稿日: 2011.10.27
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    思った以上に読みやすかったです。かといって内容に省略があったり、文体が崩れていたりということもなく、上品な雰囲気で非常によかった。見開きやすいという装丁の工夫も良。しかし価値観が違うのだとわかってはいても源氏は気に食わんな(笑)。君をいかで思はむ人に忘らせて問はぬはつらきものと知らせむ(あなたに、なんとかして好きな人に忘れられるという経験をさせたい。そうしたら、来てくださらないのがどれほど辛いかお分かりになるから)いやはや、まったく。

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    投稿日: 2011.05.07
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    初めて源氏物語を若紫まで読んだー! どうにものめり込めないのは、謹訳だからなのかなー、作品自体は面白いはずなのだけど・・・。 源氏はニヤニヤしてほしくない、な、とか・・・。 他の現代語訳も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2011.04.18
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    リンボウ先生の愛称で知られる林望先生の作品。原文を重視した逐語訳的な現代語訳ではなく、「謹訳」の『源氏物語』。壇ふみさんは【推薦の言葉】に次のように記している。 《「名訳」と謳われる「源氏物語」は数あれど、「謹訳」はその範疇には入りません(多分)。だって、これはどう考えても小説なのです。しかも、とびきり面白い。つねづね、源氏はとんでもないヤツと睨んでいましたが、リンボウ先生の目は、源氏の魅力にもくらんでいません。いやはや、面白い!》と。つまり、『謹訳 源氏物語』は現代語訳ではなくて、『源氏物語』を素材にした翻案小説に近い作品だと。 また著者は、現代語訳ではなく「謹訳」とした理由を、《題して「謹訳源氏物語」としたのは、原典の持つ深く豊かな文学世界を、忠実謹直なる態度で解釈し味わい尽くして、作者の「言いたかったこと」を、その行間までも掬い取りたいという思いを込めたのである。それは、私の古典学者としての責任である。その上で、面白くどんどん読めてしまう自然な現代語で表現するのは、作家としての責任である。》・・・と述べている。 これは一つひとつの言葉を現代語に置き換える逐語訳ではなく、平安時代の言葉で書かれた『源氏物語』という物語であるということを念頭において、この物語の流れを今の言葉で映し出しているのだ。それでありながら、『源氏物語』のイメージが大きく崩れることなく映し出されている。名文家として名高い林望先生だからこそなし得る、まさに面目躍如たる作品であり、『源氏物語』の翻案作品として、新しいモデルが登場した。 【各巻の内容と刊行予定】 一巻(桐壺 帚木 空蝉 夕顔 若紫)2010年3月 二巻(末摘花 紅葉賀 花宴 葵 賢木 花散里)2010年4月 三巻(須磨 明石 澪標 蓬生 関屋 絵合)2010年6月 四巻(薄雲 朝顔 少女 玉鬘 初音 胡蝶 松風)2010年10月 五巻(蛍 常夏 篝火 野分 行幸 藤袴 真木柱 梅枝 藤裏葉)2011年1月 六巻(若菜上 若菜下)2011年4月 七巻(柏木 横笛 鈴虫 夕霧 御法 幻)2011年7月 八巻(匂宮 紅梅 竹河 橋姫 椎本 総角)2011年10月 九巻(早蕨 宿木 東屋)2012年1月 十巻(浮舟 蜻蛉 手習 夢浮橋)2012年4月 (出版社レビュー) 全54帖の完全現代語訳、全十巻刊行予定。本シリーズは、すべて書き下ろし。一巻は、桐壺 帚木 空蝉 夕顔 若紫を収録。

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    投稿日: 2011.02.09
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    林望先生は、リンボウ先生という愛称で親しまれています。 原作の「源氏物語」を正確に味わいながら、 現代小説を読むような感じですらすら読めます。 これまで現代語訳を手掛けたのは、 与謝野、谷崎、円地、田辺、寂聴という作家たちですが、 ここまで噛み砕いた文ではありませんでした。 一巻は、桐壺 帚木 空蝉 夕顔 若紫を収録しています。

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    投稿日: 2010.07.29
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    文章がかなり平易になってて、頭に入りやすい分、「若紫」の回での源氏の変態度が際立ちすぎる。なにをやってるのかがわかりすぎてしまって…。 どちらかといえば時代も時代だし、彼の背景鑑みれば源氏のあれに関しては擁護派なんだけど、それでも擁護できないぜコレwと苦笑したとかしないとか。 考えてみると、男性の訳文源氏は始めて読んだのかも知れない。円地源氏や瀬戸内源氏とは、だいぶ違う印象を受ける。 男性が描いた「源氏」的には、窯変源氏物語があるし、あれはちょっと比べようがないほどにすごいし大好きだけど、それともかなりちがう印象は受ける…まぁ橋本さんのは純粋な訳ではなくて、むしろ解釈なんだろうけど。 とりあえずまぁ……源氏物語という物語が面白くなるのは、まだまだ先の巻ではあるよなー。うん。 追記。 「夕顔」のところで、源氏が夕顔に正体を明かした際の夕顔からの返歌を「理解しがたいし、下手な歌だけど急なことだし多めにみてやろう」的な源氏の反応は、他源氏物ではみられない反応なんだけど(むしろあの返歌は「見事」な部類ではないだろか?)コレは夕顔がお好きらしいリンボウ先生感?おっとりと従順な娘が、男を苦笑させかねないような「エスプリのきいた」歌を返すなんて、考えたくないということ? 製本と、祖父江さんのレイアウトが絶妙で素晴らしいなぁ。これはおそらく編集者の意図通りの効果があると思う。

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    投稿日: 2010.06.29
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    噂どおり読みやすい訳でした!! すらすら読めるものの品の良い文章なので、心地よかったです。 あまりに読みやすいものだから、ついつい光源氏の言動に現代感覚でツッコミを入れてしまう自分が・・・お前、「前世からの因縁」って言葉を一体何人の女性に言えば気が済むんだ!とか(笑) それにしても古典の授業やマンガなどで「源氏物語」は結構知った気になってたのですが、細部を全然知らなかったことに気付かされました。 この巻は「桐壺」から「若紫」の章が収録されてますが、「桐壺」「夕顔」「若紫」の章は大体知っていたものの、「箒木」「空蝉」の章はほとんど知らず新鮮でした。 特に空蝉という女性のエピソードが面白かったです。空蝉は光源氏に言い寄られたものの、頑なに会うことを拒み、結局手紙のやりとりだけで去っていってしまうのですが、光源氏にも落とせなかった女性がいるのかと思うと、なんかニヤリとしてしまいます(笑) 他にも源氏が紫の君を自分の屋敷に連れて行く方法が誘拐っぽくて衝撃を受けました。昔読んだマンガにはそんな描かれ方はしてなかったので。 まぁ、我ながらかなり俗っぽい穿った見方で読んでしまったような気がしますね・・・。 この時代は、男女が接する機会があまりなく、男は女に、女は男にそれぞれ幻想を抱いてるような感じがなんとなく伝わってきました。 しかしそんな男性目線な物語を女性である紫式部が書いてるというところに面白さを感じます。 前々から源氏物語に興味はあったのですが、現代語訳にしてもなかなか全部を読む機会はありませんでした。でもこれを機に林望訳を全部読んでみたいと思います。

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    投稿日: 2010.06.12
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    Amazon.co.jp 何度読んでも源氏物語はすばらしい! しかし、いってはならぬが雑魚キャラとの夜が浅はか過ぎて、でも文章量は多くて、 2巻以降を買いたいという気持ちになるかは不明。。。

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    投稿日: 2010.06.06