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スノウホワイト
スノウホワイト
諸星大二郎/東京創元社
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総合評価

20件)
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    買い漏らしていたのを今更気づいて購入。 グリム童話を諸星大二郎が自分流にアレンジした連作短編集。 いずれも原作から大きく踏み外すことはないものの、どう読んでも諸星大二郎というのは流石というかある種の業のようなものかもしれない。取り上げられた作品はメジャーなものからマイナーなものまで。知らない話については原作を読みたくなる。 白雪姫と吸血鬼の組み合わせは、「その手があったか?!」という感心することしきり。

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    投稿日: 2024.07.04
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    諸星大二郎氏の作品『スノウホワイト グリムのような物語(2006)』を読了。 お気に入り 「ラプンツェル」と「カラバ侯爵」と「とりかえっ子の話」がお気に入り。

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    投稿日: 2020.10.12
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    なんてことなんてことなんてこと!!! 手塚治虫に「この線は描けない」と言わしめた諸星大二郎が、まさかの「とりかえっ子の話」で火の鳥の完全オマージュをするなんて!! 2006年に!! 表紙も素晴らしいし「子ねずみと小鳥と焼きソーセージ」「めんどりはなぜ死んだか」なんてデビューしたての諸星先生を彷彿とさせて怖気が立ったし(変わらぬものが描けるというのはそれを原点とできるということ)、「ラプンツェル」はもう本当に真骨頂でしかないと思ったし だけど「とりかえっ子の話」ですよ 手塚があれだけの長い前置きを描きに描いて伝えたかった火の鳥の世界を、このページ数でまったく同じラストで描く!? 人類の居なくなった世界、そこでただ死ねない、頭をぶった切っても死ねない 滅びた世界を眼前に笑う、これがオマージュと言わずしてどうしますか ロックととりかえっ子は完全に同じなんだよ 恐るべし諸星先生 同じ時代に生きることができて本当に良かった

    2
    投稿日: 2019.07.01
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    「猟師とおかみさんの話」★★★★「ラプンツェル」SF仕立て。長い髪が介護ロボットのコードで。患者は自分でコードを介してロボットを操作し自分の介護をする。★★★★★「とりかえっこの話」★★★

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    投稿日: 2018.11.20
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    時事ネタがー ううっ  『コルベス様』の家を襲撃するぬこさんと牝鶏さんはかっこいいです。時事ネタ―  ソーセージ関係が何となく何回も読ませる。  他、いいんだけど。うーん。

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    投稿日: 2018.03.06
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    獣人も鳥人も出てきて楽しいよ!! 奇妙なおよばれと長靴をはいた猫がよかった。 知らん話が多かったので、巻末のあらすじと解説があったのがよかった。グリム童話意外と知らん話多いんやなー

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    投稿日: 2018.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。 グリム童話(とペロー童話)を元に翻案された短編漫画集。巻末に元となった作品のあらすじが書いてあるのが有り難い。 短編集の中には、『漁師とおかみさんの話』のように象徴的な話もあれば、『奇妙なおよばれ』のように、ただただ理不尽で奇妙、という話もある。けれど、そういう不条理な話でも不思議な余韻や説得力があって消化不良感を感じさせないのは凄い。

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    投稿日: 2017.07.02
  • 懐かしい童話の、新しい発見。

    「トゥルーデおばさん」に続く、諸星大二郎描くグリム童話。「狼と七匹の子やぎ」や「白雪姫」のような誰しもが知るメジャーどころから、「奇妙なおよばれ」「藁と炭とそら豆」「コルベス様」のようなマイナーなものまで、幅広い作品群が楽しめる。 「奇妙なおよばれ」は、童話の持つ不思議で独特な不気味さが、諸星氏の作風とマッチしていてグッド。理由無き暴力を昔話かつちょっとSF風に描いた「コルベス様」は、作者が楽しんで書いているな!という感じが伝わってくる。「ラプンツェル」は、同じくグリム童話を描いた「トゥルーデおばさん」にも同題の作品が収録されているが、こちらはまた違った味付け。読み比べてみるとなお面白い。 巻末に作者自身による(!)解説が付いているので、グリム作品に詳しくなくても安心。私もオリジナルの半分以上は知らなかったが、解説を読んでから本編を読み返してみて、また違った切り口で楽しめた。 諸星氏独特のコメディチックな話もあるので、氏の作品に馴染みのない人は展開に「?」と思ってしまうかも。初心者の方は他の作品で慣れてからの挑戦をオススメする。

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    投稿日: 2014.02.10
  • 怖くないです。

    自分は基本的に生温い人間なので、ホラー嫌い、グロは大嫌い、ソレっぽい、というだけのものも出来るだけ避けたいタイプなのですが、なぜか突然、諸星大二郎さんが読みたくてたまらなくなったので買いました。 デビュー作後しばらくの作品はけっこう読んでます。とっても子供だった頃に。いくつかは悪夢になりましたが… こちらはグリム童話をアレンジした作品集。 グリムか…そのままでもえげつない話が多いのに、怖くて眠れなくなったらイヤだなぁ、と思っていたのですが、それほどでもなかったです。 いや、はっきり言うとさっぱり怖くないです。 奇妙な風合いの作品ばかりで、やはり心をゾロッとさせる味わいはありますが。その感覚を楽しむのがこの作家の作品の醍醐味でしょうね。

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    投稿日: 2013.10.23
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    諸星大二郎が描く世界観のすごさは、あたしが今ことさらに取り上げるべきことでもない。とほうもなくすごいのは誰もが認めるところ。 そうしてグリム童話のダークさ、不条理さの平坦なリズムがそこにオーケストレーションして、ものすごく重厚に、腹の奥にずんずん響く。 スゴ本、それ以外になんと言える? でも、この人のことあたし、何も知らないんだよなって気づく。デビューの経緯とか作風とか、wikiでようやっと調べてもあんまりでてこない。せいぜいわかるのはその作品から、だけ。 最初に読んだとき、その絵柄から、結構昔の物語なのかな?なんて思っていて、の割りに時々新しいテーマも混じってきておやおやって思った。出てくる人物の描き方も独特。日本人だろうけどでも年齢層が狭くて、スタイルもごろんとした画一的な感じ。画力がないのでは決してないけれど、デッサンがそのまま作品になったような、線としてはこなれていない(すみません)感じ。むしろ昔のカムイ伝とか石ノ森章太郎とかの人物の描き方に近いものを感じる。 ただ非凡なのはその世界観だと思う。不条理な中にもくっきりとしたこの人のにおいがしていて、そこにひとはけ、クトゥルーのエッセンスを感じるのは気のせいではなかったようだ。 うーん、この作品、マンガとしての絵を楽しみ、グリムの世界を楽しみ、作者の解釈を楽しみ、また目をつぶって世界観の広がりを響きで感じられるのが、一粒で数回楽しめる贅沢作品だなぁ。 娯楽とゲイジュツの境をあたしはいつだってぴしりとは探せないでいるんだけれど、でも、五感を開放して押し寄せる感覚を楽しむときその2つの触覚は、とってもとっても、似ていると思う。

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    投稿日: 2012.12.06
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    グリム童話を諸星大二郎が妖しく不気味に 見事に視覚化したこの作品。 原作のグリム童話にある不可解な不気味さに 諸星大二郎の味が加わると 分かりやすく、 でも、素材の持ち味を活かしてくれる。

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    投稿日: 2011.12.27
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    よかった。 絵が好き。グリムも現代風だとこうなるのか!と。色々な調理の仕方が嬉しい。そんなにグロくないから読みやすいのかも。

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    投稿日: 2011.12.27
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    『トゥルーデおばさん』に続く、諸星版グリム童話。ただでさえブキミなグリム童話をこの作家が描くという贅沢。 『ラプンツェル』がSF仕立てになってたのにはブッたまげた。

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    投稿日: 2011.07.08
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    3回殺されても3回ともよみがえる、 しかも死体が朽ち果てないでいつまでも 生きているときのような血のような赤い唇と 赤い頬をした白雪姫の正体は・・・。 どの話もとても面白かったです。

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    投稿日: 2010.03.29
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    正直なところ、モロダイ作品の中ではパンチ力に欠ける イマイチな一冊 私があましモロダイのユーモア短編が好きじゃないってのもある こわいのかいてください

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    投稿日: 2009.04.25
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    幻想世界と現実世界が混ざり合うところ、 それが大二郎漫画の真骨頂、、だとすると これは本当に傑作だと思うのだけど。

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    投稿日: 2008.08.22
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    誰もが知っていて、身近なグリム童話が諸星さんの手に掛かると、また別物に生まれ変わります。 元は同じでも、知っている話が置き換えられるとまた違うおもしろさがあったり・・・。 メルヘンチックで残酷! 1話目から衝撃をうけました。

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    投稿日: 2007.03.22
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    諸星流グリム。グリムってもともと意味不明の部分が多いんだけれど、そこらへんに諸星さんが解釈をつけて漫画にしているので面白いです。パロディも面白いです

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    投稿日: 2007.01.02
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    諸星グリムの第二弾。出版社が変わっている・・・トゥルーデおばさんで酷評しておきながらもやはり買ってしまった諸星作品。やはり「暗黒神話」や「マッドメン」で衝撃を受けた私には物足りない作品。ファン以外はどのように映るだろうか・・・

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    投稿日: 2007.01.02
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    諸星大二郎のスノウホワイトを読みました。諸星大二郎と言えば暗黒神話や孔子暗黒伝など、暗めだけど妙に心に引っかかる物語が多い漫画家です。一番気に入っている物語は題名を忘れましたが、東北の片田舎に、アダムとイブが食べてしまった知恵の木の実の代わりに、命の木の実を食べてしまった種族の末裔がいる、という物語でした。この種族にも救世主が現れてみんなを天国に連れて行くのでした。ちょっと物悲しい物語だったと思います。で、このスノウホワイトですが、グリムの童話を諸星大二郎風に脚色したものでした。この作者にしてはちょっと印象が薄い物語たちでした。

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    投稿日: 2006.12.20