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25時のバカンス 市川春子作品集II
25時のバカンス 市川春子作品集II
市川春子/講談社
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総合評価

178件)
4.3
83
44
14
8
2
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    なんて綺麗な漫画だ・・・。 ただね 「月の埋葬」がね ああああああああああああああああくぁwせdrftgyふじこp; ああああああああああああああああああああああああっくぁwせdrftgyふじこlp; あああああああああああああああああああ  あ      あ こんな感想で、すべての話と美しさが上塗りされる・・・。 ああああああああああああああああああwせdrftgyふじ どうしよう、でもあのお話終わり方とても素敵だからまた読みたい 上から黒い紙を貼ろうかな・・・。 平気な人うらやましい・・・。 前作『虫と歌』よりもわかりやすくて読みやすく、みずみずしい。 海がテーマだから水水してるの当然ですかね。 装丁もとても良いですね。眺めていることに耐えられる。

    1
    投稿日: 2012.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作の『虫と歌』では生と死のような切ないダークなお話でしたが、こちらは未来のあるお話で明るく対照的だと思いました 25時のバカンスでは姉弟のお話なのですがちょっぴり近親相姦のようになっていますが綺麗で人である認識、家族だから許すのか、愛しているから許すのかそんなこと考えながらゆっくり読みました 月の葬式では死んでしまう者の願いをきくか、死なせない為にその願いを放棄するかそんな二択で後者を選べたのは死なせない力があるからで普通の人は前者しか選ぶことができないのだなと人の無力さと死への絶望を感じました

    0
    投稿日: 2012.02.07
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    前作「虫と歌」と同様に、不思議な生き物が出てくる短編集です。 作風は前作とほぼ変わりません。 所々、描写が少しグロテスクです。 科学者である姉、西乙女のもとに弟の甲太郎が会いに来る。 数年ぶりに会った姉は新種の貝に侵食されて皮膚の下が真珠の層になり、いわば貝殻女になっていた。「25時のバカンス」 一度読むと、意味深だった姉の言動の意味がわかるので、2回、3回と楽しめる話でした。 姉のハラの中身も蝉のハラの中身みたいになっているのでしょうか・・・。 土星の衛星に立地するパンドラ女学院に住む二条ナナは不良生徒であったが、新入生のロロと関わるうちに、その振る舞いは良くなっていく。「パンドラにて」 天才高校生は受験の日にわざと電車を乗り間違えて雪国を目指す。 雪国のさらに北で月の王子に出会い、その弟になった。「月の埋葬」

    0
    投稿日: 2012.02.04
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    こういうお話をきっと読み続けられる人は、きっと少ない。 ワンピースみたいにストーリーをひたすら展開して見た目を変えたり、こち亀のようにドタバタしながら雰囲気を作って行くことは出来ない。 長く描くのが難しいジャンルの作家さんはいる。それを強烈に感じ、思わず新品を買った。あと十年この作家さんが描けるならもっと投資をしたい。 最初にアフタヌーンで読んだ後、記憶に残る程度だったが、日が進むにつれてえもいえぬ、会話のかけあいや、沈黙の中の景色が何度も思い出された。 自分がこの作者の話で頭が一杯なのに気づいた。会話のテンポと絵に中毒性があるのはたしかだ。 もう一つ、ある特定の性格の人の重視する要素として、『人の形をしているが、人で無い生命の登場』がある。 プラネテスの男爵や手塚作品のクローン人間やロボットたちがそれだ。 疎外感をあっさりと描いている。 戸惑いながらも、人外であることを受け入れてる。 それが、素敵に写るんだと思う。 個人的に、そういった人間でなさを心にもった人は、何か強く心に残る描写があると思い、ぜひ読んでもらいたいと思った。 why don't you all aspergers read?

    1
    投稿日: 2012.02.04
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    線の細い華奢な絵柄とは裏腹に、グロテスクなほどイマジネイティブな世界観。近親相姦や同性愛を暗に示し、理系を超えた生物系アプローチの表現が冷淡かつ生々しい。深海から宇宙へ突っ切るSFマンガ体験。

    0
    投稿日: 2012.01.29
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    雰囲気は好きです、世界観は嫌いじゃないですが難しくてもっかい読もうかなってかんじ。みんな本当にこういうのが好きなの?

    0
    投稿日: 2012.01.28
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    生きている『場所』も、生きている『からだ』も、違っても、通い合う(と信じたい)こころの儚さに、誰しもすがっている。 表現の難解さや、わかりにくさに、それすら突き抜けていく切望みたいなものが、胸にいつまでも残る。

    0
    投稿日: 2012.01.21
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    前作からパワーアップしてる。どの話も読みやすくはなっているものの、一部表現(蓮コラ的な)が大変キツくグロい。展開上なくてはならないのだけれど、読むのが辛くなってしまった。絵も物語も素晴らしいだけに…難しい

    0
    投稿日: 2012.01.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    市川春子の短篇集作品2巻目。 実は1巻まだ読めてないです(´・ω・`) はっきり言うと、心がざわめく。もやもやと。唸るみたいに。 自分の世界の持つ常識とか 人の身体ってなんなのかとか 人であるとはなんなのかとか 人ならざる者によって、人に焦点を当てられ浮き彫りにされる。 決して登場人物に感情移入するのは易くない。 でも、人以外のものの方が人間らしかったりして感情を移入してしまったりする。 それによって自分は何だったのか、わからなくなる。 全ては 生命の存在を賭しての行動 はなにかが描かれている気がする。 存在、生命 を賭けることが生きる意味なのか? 生きることとか存在することに意味を見出して自分を投げるのは 人だけの文化のような気が勝手にしていたように思う。 これは大きな問題で、 生きる意味が、子孫繁栄や生命の維持ではまったくなくなっていく。 文化的と生命的って反対な気がしていたけど案外そうでないのかもしれない。 ____追伸 他の人のレビューで 「内側から壊れていくもの」のテーマだというのをみました。 確かに。 25時のバカンスでは 内側からみずから侵されるのと 精神的に後悔から蝕まれるもの パンドラにてでは 閉鎖空間内で内から壊す少女 自分の使命に自分の過去から背くもの 月の葬式では 破片が抜け落ちる物理的な喪失 でもそれと対立軸として?どの物語も 開放を用意しているように思う。 後悔からの開放 使命からの開放 窮屈からの開放 どれも閉じた世界での話なのに開放が待っている。 蝕まれる、内側から壊されることによる開放ではない

    1
    投稿日: 2012.01.08
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    とても悲しい物語。 弟への罪悪感から自らを犠牲にして償いをする姉。姉の不器用さがとてもかわいらしく感じました。 しかしその償うという行為は、時には自己を満足させる為のエゴだったりするのかな?とも思えます。 「おまえは私を粉々にしてもいいんだ」という最後のセリフからは、後悔というものは断ち切ることが難しい、それどころか永遠に断ち切ることはできないのかもと感じてしまいます。 だったら、その時そのときに自分でベストと思える判断をすることで後悔をしないようにするしかないのでは、と思います。 またそうすることで何かあったときにも自分を責めすぎることはなくなるのだと思います。

    0
    投稿日: 2012.01.03
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    市川先生の短編集、2作品目。今回も深海、宇宙と不思議な世界観と雰囲気で魅せてくれます。読んだ後の不思議な感覚、せつなさがたまりません。

    0
    投稿日: 2012.01.02
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    前作と比べてしまうのは仕方ないけれど、 あまり記憶に残らないストーリーだった。 だけど、作者の壊れやすいけれど、ひたむきで真っ直ぐな登場人物に惹かれた。

    0
    投稿日: 2011.12.31
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    やー面白かったー ちょっと鬱っぽい話だから、元気なときに読もうと思って一編だけ読んで残りの2編はしばらく放置してたけど、今日は学校休んで手持無沙汰だったので読んだ。 面白かったー 高校生の時に学校を仮病で休んで、微妙に自己嫌悪に陥っているときに読めば、きっと生涯の一冊になっただろーなーと思えるくらいの作品だった。 とても素敵。 久々にじんわりと底から震えた。 ピュアなロマンティックさにあふれてて、 科学勉強しよーとか素直に思う。 そういう意味ではアニメ化してもらって小学生の時にぜひ観たかった。 内容はアダルティだからよくわからなくても、きっといい感じに響いてくれるかと。 数年前、アフタヌーンの四季大賞をとった「虫と歌」を読んで、この人すげーなーって思っていたけど、やっぱり凄かった。 単行本の『虫と歌』も今度読まなくちゃーと思う今日この頃。

    0
    投稿日: 2011.12.07
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    「虫と歌」の日下兄妹がお気に入りで「虫と歌」だけあれば良いやと思っていたのに気がついたらこっちも購入していた。 2作目でさらに洗礼されたとか磨きが掛かったとかそんな事はどうでもいい。本屋で見かけたら買う。そして読む。それだけ。 これを知らない事は不幸だと思う。

    0
    投稿日: 2011.12.01
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    前作からすっかり市川春子ワールドの虜になってしまいました。 「内側から壊れていくもの」がテーマだったんでしょうか。そんな中自分の大切なものを守ろうとする人達のお話です。 表題作が好きです。 イソギンチャクみたいなやつ、かわいい! 虫と歌よりSF性もグロテスクさも増してます。市川さんの感性が痛いくらい剥き出しに。だがそこがいい。 うつくしくて濃い世界観の中で、ページをめくるごとに息が苦しくなっていくようです。 ちょっと難解かも。一度読んだだけじゃ物語を掴みきれない。 だからこそ何回も読んでほしい作品です。

    3
    投稿日: 2011.11.30
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    独特の世界観がとても良かった 読めば読むほど面白く感じる 前作よりもこちらの方が個人的には好き グロテスクで優しい

    0
    投稿日: 2011.11.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2011 11/25読了。有隣堂で購入。 友達が絶賛していたので買った、特殊な生命との邂逅を扱った短編集。 表題作「25時のバカンス」は深海、「パンドラにて」は土星圏、「月の葬式」は月の生命が出てくる話。 「25時のバカンス」の弟に依存する姉と、それを受け止める弟がもうね・・・凄いなこれ。 どれも星のレベルを巻き込んで誰かとの関係を大事にする人たちの話だけど、中でも「25時のバカンス」はぶっちぎりで好きかも。 深海だしね。貝になりたいってそういうことじゃねーだろ。

    0
    投稿日: 2011.11.25
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    ジャケ買いでした。 70年代少女漫画のSFを思い出す世界観。 解釈は読者の想像に任せるところが大きいように感じました。 他のレビューを見る限り、前作が面白そうなので読んでみたいと思います。

    0
    投稿日: 2011.11.21
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    市川春子二冊目の作品集。散文詩のような前作よりも物語性が増してとても読みやすくなっている。繊細な描線で紡がれる、近未来的なお伽噺のような独自のSF感が変わらず絶品。磨きがかかっている。彼女にしか書けないものを、彼女にしか書けないタッチで具現化させている。新しく楽しみな才能。

    0
    投稿日: 2011.11.19
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    前作の方が好きだったかも。現実とSFのバランスの話なんだけど、こっちの方が飛んでる。ちょっとパンドラは私の理解の範疇をこえている……。 表題作は、ちょっとはじめびっくりしすぎて不安になったけど好きでした。 前作より救われるかんじかな? パンドラはわかんないけど。 高野文子っぽさはぐっと減ってる印象。 次回作も期待!

    0
    投稿日: 2011.11.18
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    面白くて面白くて、でも一回では読み切れない部分がたくさんあって…自身同じ本を読み返すのがあまり得意ではないのですが、この一冊は繰り返して読みました。海と宇宙と雪の短編が三篇。 どの話にも少し変わった天才が出てくるのですが、自分の望みを叶えるにあたってみな一様に、誰も傷つけず、ただ自分をささげるだけだったのがなんとも悲しくていとおしい。 市川先生の頭の中は一体どうなっているんだろう。

    0
    投稿日: 2011.11.12
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    ちょっと投げっぱなしすぎる。文章で細かく説明せず設定を汲み取れってんだったら、もうちょいシュールな絵を減らしてほしい。2話目の宇宙の話のラストは、一回読んだだけじゃ全く意味分からなかった。 だが雰囲気は大好き。天才姉ちゃんが好き。

    0
    投稿日: 2011.11.10
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    相変わらず冴え渡る異質な世界観と暖かさ。認識の境界を広げられる感じ。想像力のストレッチにオススメします。

    1
    投稿日: 2011.11.08
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    虫と歌に引き続き、すごく良かった。 特に「25時のバカンス」。姉と弟の関係が好きなので、読んでいる途中胸がつまって苦しくなった。 もっとこのひとの漫画が読めますように!

    0
    投稿日: 2011.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作の「虫と歌」が大好きで、新刊が出たので嬉々として購入。 でも最初読んだ時はいまいち心に響かなくて「よくわかんないなー、今回のはあんまりかも」と思ったのですが…。 やっぱりなんとなく再読してしまって、再読する度に好きになる。 セリフとか1シーン1シーンがやけに愛おしくなる。 この方の漫画はじわじわ「染み渡る」感じ。

    0
    投稿日: 2011.11.06
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     何度も読み返してしまう…。表題作は特に…。  この作者の感性と言うか発想と言うか…。呆然とする。  文句無く、再読、再々読。そして愛読にして蔵書。  20Pはぶっとぶけども…。

    0
    投稿日: 2011.11.03
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    前作、『虫と歌』から続く人間と自然物(や無機物)との間の表皮の電流の交換を感情と呼ぶような微かな、音、もしくはメロディ、もしくは物語。今作はモチーフで中身を外界に晒し崩壊する対象という。この災害の後にやけにリアルなものを見ている気がする。

    0
    投稿日: 2011.11.03
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    文句無しです。 前作も文句無しです。 作者は頭の良い人なのだろうと感じられる作品で、会話とコマ割りと間が絶妙に配置されて、とても美味しい物を食べられたという満足感が堪らない。 総てが繊細に、精密に、丁寧に書かれてこういう絶対に生み出せない作品が読めるのは幸せです。

    1
    投稿日: 2011.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アフタ臭全開の若書き。とにかく若書き。ポップカルチャーとか映画好きな専門学校生が絵のフェチズムだけざーっとまき散らしちゃった感じで台詞や構成はめちゃくちゃ冗漫で稚拙。 世界観自体は七十年代のSFファンタジー色濃かった少女漫画を踏襲復古、漫画文法は高野文子のパクリ。でも漫画あんま読んでない人には新鮮なのかな。 なんだかサブカル層って常に浮遊してて若い世代しかいないから古典が登場せずに同じものを繰り返してる感じがやばいよね。神かまとかも一昔前のアングラ系の奇のてらい方と何が違うのって感じだし。

    2
    投稿日: 2011.11.01
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    すごい世界観。こういうすこし不思議な話の漫画はあまり読まないのだけど、これは読めた。線がすごく繊細で柔らかい。 「あのときおまえを助けられるのはわたしだけだった。 それがうれしくて、今が永遠になればいいと思った ばかだろう おまえはわたしを粉々にしてもいいんだ」

    1
    投稿日: 2011.10.30
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    新刊がでていたので迷わず購入。 作者独特のユーモアと色彩感とコントラストがとても心に沁みて、大好きな一冊。 特に最後の話のあのシーンは鳥肌が立って泣きそうになるほどだった。これほど読みきりで突き刺さる作家は稀有だと思う。

    0
    投稿日: 2011.10.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    字が小さいのと背景がいつも薄暗い感じだったので目がとても疲れた。 でも内容はすごくいい。全部好きだけど、しいて選ぶなら表題作が好き。 月の葬式の王子の皮膚がすごく...鳥肌たった...。球形がいっぱい並んでいる画が苦手なので。。お話は大好きなんだけどね。

    0
    投稿日: 2011.10.30
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    深海生物と貝殻になる躰、土星の衛星にある女学校、不治の病を患った月の王子の避暑…1冊目の単行本同様、圧倒的な世界観の構成力で読み込まさせられました。 科学ファンタジーとローマンス。

    0
    投稿日: 2011.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作の「虫と歌」で大ファンになってしまった市川春子さんの新作短編集。相変わらずシュールだけど、今回も面白かった。なんて独特で美しい世界観なんだ。市川さんの作品は初見は理解しにくいけれど、読めば読むほど味わい深くなってくる。読み終えた後は、ちょっと悲しいけれどふわふわ素敵な気分、って感じ。 以下本編感想  今回は「25時のバカンス」が1番よかった。姉と弟と貝たちの会話にときめくったらない!なんてかわいいひと?たちなんだ!すごくピュアなラブストーリーでした。海っていいよね。すごく青を感じました。  2話の「パンドラにて」は最初訳がわからなかったけど、3回目ぐらい読んでようやく内容理解。ツライ内容でしたね、割と。あの後みんなどうなるんだろう・・・?描写としては・私的にもう少し感情面を描いてほしかったかな。  3話の「月の葬式」は舞台は現代。だが思いっきりファンタジー。前の2話に比べてシンプルなストーリーだったかな?今までの市川さんの作品とは一味違う風に感じた。絵柄も少し違う気がする。内容としては、仮面兄弟のやりとりが微笑ましい、と同時に切ない。最期は切ないけど嬉しくって胸が締め付けられる、良い意味で。2人が幸せに長生きをしてくれることを祈るっきゃない。

    0
    投稿日: 2011.10.26
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    市川春子さんの新作です。 前作もすごかったけど今作も異次元な美しさと恐怖を感じます。どのお話も美しかった。 真冬の真夜中、真夏の様に暑い布団の中でランプの光に照らされながら読みたい。

    1
    投稿日: 2011.10.25
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    とりあえず二回読みました。 虫と歌 で、この人の描くものが好きだ。と思った気持ちが、 ふわと戻ってきました。 前と比べてどうこう、はなく、今回は青色なんだなという印象。 (前回は緑で、植物の印象だったのです。) 海と、宇宙。 中身の感想は、もう少し読み込んでから書こうと思います。

    0
    投稿日: 2011.10.23
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    やっぱ天才でした。 遂に出ました市川春子の単行本二作目。 買ってきて、改めて単行本一作目を読んだ後に読みました。 一作目ラストの『虫と歌』に続き 二作目はじめの『25時のバカンス』 このコンボに完全ノックアウト。 表題作コンボはやはり危険でした。 一作目収録作品は読んだ後せつない感じだったのに対し、 今作収録の『25時のバカンス』『パンドラにて』『月の葬式』は どれも前に進んでいく途中で終わっていて、ちょっとハッピーエンド風。 アウトラインはワンパターンな気もするが、設定はどれも斬新。 だが決してその斬新な設定に踊らされることなく 作者の頭の中の世界観をちゃんと描ききっている。 ただ短編をまとめた物ではなく、一冊ごとのコンセプトは一貫性がある。 それが短編集に雰囲気をまとわせていて凄くいい。 前の短編集と同じく表題作がぼくは一番好きだった。 深海に住む貝に 身体への侵食を許した 天才科学者の乙女と そんな姉に呼び出された弟。 珍しいものに点数をつける癖がある姉が、 いまの自分の身体は97点で、あと少しで満点になると言う。 満点になる時、歪んでいるようで真っ直ぐな心の姉はどうなるのか。 前作から思っていたことですが、市川春子さんは陰影というか 光の在り方を表現するのがとても上手だなぁと感じました。 計算してる感じじゃなく、天性のもののような気がします。 いい短編集お探しの方に。

    1
    投稿日: 2011.10.22
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    市川春子さんの作品は、もうなんともいえず...なんというか大好きです。 海の底で万華鏡を覗いているような気分。

    2
    投稿日: 2011.10.21
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    海、宇宙、月。深く深く潜る。深淵。しじま。本格的にエロい。危うい強固さ。硬質。おそらくシンプルだが難解。完成度が高いが故に、介入の余地がなく、敷居が高い。

    0
    投稿日: 2011.10.20
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    借りた本 表題作 お姉さんがえろい 2本目 小さい頃のクアドラがかわいい 3本目 病気マジ怖い

    0
    投稿日: 2011.10.20
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    市川春子の2つ目の作品集、今回収録されているのは『25時のバカンス』『パンドラにて』『月の葬式』のみっつのお話が収録されている。 相変わらず他のどの漫画とも違う話の切り口、進め方、構図で、ページをめくる度にわくわくする。 例えば『25時のバカンス』の17ページで何気なく描写した後にページをめくった25ページ、例えば『パンドラにて』で二条が授業で当てられていとも簡単に答えを導きだすシーン、例えば『月の葬式』で208ページをめくった瞬間。 読者が全く想像もしていないシーンをここまでさらりと見せつけてくれるのは流石だ。 感情の起伏が余り大きくない割に1コマで感情を描写したり、非日常的な世界の中で突然日常的なコマを挟むことで読み手を安心させてくれる書き方も素晴らしい。 2年おきぐらいにふと出会える市川春子作品集、次出会える日が楽しみだ。

    0
    投稿日: 2011.10.17
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    全部で3本の短編が収録されている どれもファンジーで、私は星新一を思い出した 前作が手塚治虫賞をとったということもあり、注目度が高いからかどこの本屋でも平積みで少し驚いた(万人受けするしないと思っていた) 話は勿論絵も独特で少しノスタルジック 不思議ワールドにどっぷりつかりたいときにオススメです

    0
    投稿日: 2011.10.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    市川春子さんの作品にはアフタヌーンで出会った。四季賞受賞作を集めた本誌付録冊子だったと思う。何かとんでもない作品に出会ったと、すごく嬉しかったことを覚えている。また、アフタヌーンという雑誌の底力を見た気がしたものだ。 その後、「虫と歌」もすぐ購入して、独特の世界観に改めて浸り直した。あれからだいぶ経つが、書店で平積みにされている本書を見つけて、財布に余裕がないからカード払いで購入した。「乱と灰色の世界」や「乙嫁語り」の新刊がまだ棚で待っているにかかわらず、だ。 少しの間ベッドの脇に積んで、今日、漸く余裕が出来たからゆっくりと読んだ。一時間ほどかけて読み、読み返して、夜になってまた読み返した。 傑作である。 この人、いったいどういう人なのだろう。 SFそのものの世界設定に、リリカルなファンタジーの風味、萩尾望都を彷彿とさせる、ドライとウェットの絶妙なバランス。抑えた感情表現が却って読者に胸に刺さる。 繊細なラインはときにエロティックで、読んでいてドキドキする。107ページは、コミカルだと笑つつ今年一番興奮したページになった。いや、僕変態じゃありませんから。 年をくって、段々と読むマンガの数が減ってきたけど、こういう良質のマンガを時々読むことができるならばとても幸せだ。ていうか、昔は、こういう詩情にあふれるマンガ、もっとあった気がするんだけどなぁ。 いま、読むべきマンガをいくつか上げろと言われたらば、一番に推薦したいマンガだ。読むべし。

    2
    投稿日: 2011.10.16
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    市川さんの物語は、誰も思い付かない面白い発想や展開で楽しませてくれます。 海底で繁殖した貝達が、日常生活で当たり前に使う道具や食べ物の形になっていて、なんかもうそこですごく泣きました。最近では、パンドラにてが表題作と同じくらいものすごく好きです。

    0
    投稿日: 2011.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

     表題作『25時のバカンス(前)(後)』読了。  久しぶりにこんなに面白い漫画に出会った。読み終えたくない。  前作『虫と歌』よりも好み。  明暗や光の表現にまずクラッとやられる。レイアウトの効いたカメラワーク、非実体的なアングルによって登場人物とつかず離れずの距離感が保たれる。  低カロリーな絵柄もよい。100ページをぺろりと読み終えることができた。奇形愛を描くのにもっとも向いた絵柄と思う。低コストで量産しやすいのも短編作家の技能と親和してよい。  内容については、奇形に惹かれるこの姉弟の感覚、これがきっと作者の物語のバックボーンなのだと感じた。  奇形愛、キメラフィリア。分解、移植、改造。  彼女が描く虫の絵に愛を感じる。その「機能美」を愛でるような描線。  人間外の肢体が移植されることで、しかし人間の肢体の美しさが逆に引き立つ。  それにしても「副室長」から「おつかれさまでした」の間、この2ページの密度! ここで一気に惹き込まされた。ただものじゃない、この漫画の本質ですらない、だけどこの導入の2ページを描ける漫画描きがどれだけ日本にいるんだろう。  何度でも読み返すことになりそうだ。永久保存の一冊。

    2
    投稿日: 2011.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やはり、表題の作品が一番面白かった。 貝殻になった乙女さん。 彼女の言う100点は、いったいどんな生物なのか。 彼女自身も、限りなく満点に『近く』なるとはいったが、満点ではないのだ。 完璧な満点が一体どんなものなのか、そんなものがあるのかさえ。 すごくすごく、興味深かった。

    0
    投稿日: 2011.10.11
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    やはり市川春子さんすごい。同じような雰囲気だから初めて彼女の漫画を読んだときほどの衝撃とか胸を突くものはなかったが、この人すげえ…と思った。 表題作のラストがとっても好きだ。どきどきときめいてしまった。こんな少女漫画っぽいかんじ描くんだ!と感動した。乙女さん筆頭に女の子素晴らしい。

    1
    投稿日: 2011.10.11
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    ふわふわしてるのに鳥肌が立つ。内臓とかが出てくるからだと思うんだが…。生々しくはない、この―「パーツ」感とでも言うかな―気味悪さはなんで? ああ、外見は変哲無いのになかみが異形だから? レイ・ブラッドベリの短編に「二階の下宿人」(「10月はたそがれの国」所収)というのがあって、これを読んだときに感じたぞわぞわ感に似ている。いっそ人の形をしてない生き物のほうが可愛らしい(「不気味の谷」にも似て)。 でも好き。

    1
    投稿日: 2011.10.08
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    虫と歌はいい話と微妙な話の差が激しかったけど、 今回はどれも素晴らしかった 宇宙や、夜や、海や、冬といった、わたしのすきな素材が存分に使われていたからかもしれない 儚くて、どこか物悲しくて、哀愁漂う 絵が話に合ってるし、話が絵に合ってる 小説では表せない 映画でも表せない 漫画だからこんなに切なく、不思議な気持ちになれるのだと思う

    0
    投稿日: 2011.10.08
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    身体の中身がなくなっちゃった話と実はエイリアンの話と外身がなくなってっちゃう王子の話。これらが恋愛やら友情やら行き詰まりやらとからまって奇想天外すぎる。市川さんの描く細くて柔らかい線と光と影が好きです。話も画も魅せてくれる、漫画にしかできない芸術!

    0
    投稿日: 2011.10.06
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    人とそうでない者たちとのお話 すごい、としか言いようがない。すごい。 むちゃくちゃ絵が綺麗だとか、感動して泣けるってわけじゃないけど、たまらなく素敵。 読んでて沖縄で入った海のなまぬるさと冬の夜のしばれる感覚を思い出した。宇宙は残念ながら行ったことないのでわからない。

    0
    投稿日: 2011.10.06
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    漫画は芸術であり文学であるのだなあ。 感性を研ぎ澄ませて、何度も繰り返して読みたい作品。 月の王子様すきです。

    0
    投稿日: 2011.10.06
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    多大なる喪失感によってそれ以上の喜びを得る。そのことがどれだけ恐ろしいことかを理解している人はどれだけいるのか。

    0
    投稿日: 2011.10.06
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    全然話読んでても話の内容とか大筋しかわかんないんだけど、最後いつも力技でもってかれる。絵は高野文子みたい

    0
    投稿日: 2011.10.06
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    市川春子の最新短編集。 生命の神秘、美しさと不気味さ、生の孤独さを柔らかくも鋭い線が描き出す。 凄まじい才能!

    0
    投稿日: 2011.10.06
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     虫と歌に引き続きとてもキレイな作品たちでした。25時のバカンスと月の葬式みたいに身体が空洞や水になるみたいな描写って不気味さもあるけど儚さもあってなんか哀愁漂いますね

    0
    投稿日: 2011.10.05
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    蒼くて、儚くて、切なくて、綺麗で、不思議。 現実的なリアルと想像、理解を越えた非現実。 静かでとても穏やかなのに心がとても掻き乱される。 世界観、ストーリー全てにおいて無二。

    1
    投稿日: 2011.10.03
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    現実感があるようでない、空想の物語の心地よい浮遊感が良いなと思う。設定は細かなものが出てくるのに、裏付けはファンタジーというか。 他のレビューにもあるようにややショッキングな生理的に気持ち悪いものが出てくるので注意。大した事ないじゃんと絵を見てよく考えてみたらすごさに驚いた自分がここにいる。

    0
    投稿日: 2011.10.02
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    市川春子、2冊目の作品集。シンプルな絵柄で描かれる少し不思議な世界が相変わらず素晴らしい。登場する異形の存在との交流は、優しくて、悲しくて、美しくて、少しエロい。 前作の『虫と歌』も良かったけどこちらも傑作。

    0
    投稿日: 2011.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いちじるしい身体的欠損を抱えた人間以外の生物と擬似的な家族関係を結ぶこと。 市川春子がそのデビュー作以降取り憑かれている物語を、とりあえずはそう呼べるかもしれない。 だが、たぶんそれだけでは何も言ったことにならない。 彼女のマンガの魅力は、唐突に挿入される抽象的な構図のコマや、その極端に省略され断片化したセリフがまさに担っているからだ。 例えば「月の葬式」の224ページから232ページまでの流れを一読して即座に何が起きているのか判断できる人は少ないだろう。 しかし、ほとんど叫びだしたくなるようなエモーショナルと言っていいそれらの連なりは、明らかに読む者のなにかを浸食していく。 あのスクリーントーンの濃淡に覆われた夜と爆発する月。 そして、そんなラジカルな表象によって描かれるのが、ほとんど古典的と言ってもいい「無償の愛」だなんて。 「25時のバカンス」のラスト。 射してくる朝の大陽の光で輪郭が文字通り「粉々に」なっていく姉弟が感動的なのは、まさにそういうことだろう。 僕たちはそんなシンプルなものを手に入れるために、これほどの迂回が必要なことに改めて愕然とする。 だが、それは市川春子がいたから、初めて気付かされることだ。 美しさや、痛みが確かにここにあることに。

    2
    投稿日: 2011.10.01
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    ※蓮コラが苦手な人は注意 「25時のバカンス」 「パンドラにて」 「月の葬式」 表紙見てあらすじ見て購入即決。 天才3本立て。 月の葬式ラストでちょっとうえっとなった。 帯のあらすじが相変わらず的はずれ。 何の学問を学んだ方なのかわからないが着眼点が面白いと思う 。

    0
    投稿日: 2011.09.30
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    ごめんなさい。自分の生理的に無理な描写が受け入れられない。 空気感はとても好きです。心を持つモノが生きること。ヒナに通じるものを感じた。

    0
    投稿日: 2011.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

     姉が人として最後に望んだ、もしくは気にかけたものが弟に残したアレなのだと思うと、とてもせつない。別れは残される者だけでなく去る者にも同じように痛みを与えるものだと今さら気づく、そんな表題作。  あとの2篇については、またいずれ。

    0
    投稿日: 2011.09.28
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    ヤバすぎて鳥肌!なにこれすごい こんな感覚になった漫画初めてだわ。 脳ミソがピリピリする。

    1
    投稿日: 2011.09.28
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    “「まぁとにかくそういう貝が私の中に入って内蔵も脳も骨も全て食い尽くされてこういう妙なやつらができてしまった 皮フは内側からこいつらの作り出す真珠層に切り換わって私の人格はどうやらそこにはりついているようなのだ まあ貝殻女というか人間水槽というか もっと慎重に貝を口の中に住まわせるコントロールができるようになれば人が海に住むのも夢ではないかもしれない 生物進化は環境適応よりも共生による飛躍が有力説だ 共に歩めば人間の新しい未来が開くかもしれないそういう貝だ おまえ 珍しい生き物好きだろう 撮れば」 「やだ」 「なぜ」 「30越えて姫とかさあ」 「年寄りの言うことはききなさい」 「てか なんでそんな貝が中に入っちゃったんだよ それも実験?」 「夜勤で...腹が減って...さしみ......まずかった」” とてもよかった。 見せ方が素敵。間の取り方とか。会話も楽しいし。勿論中身も素敵。 何度も読み返してその度にちょくちょく発見があったり違う捉え方ができちゃったり。 堪らなく好きです。 “「帰りたい とか?」 「うーん 中はもうぐちゃぐちゃだしなあ 統計では1000枚剥がれたら体が崩れる 向こうだと1ヵ月でアウト 原因究明も葬式も全く追いつかなくて皮フがないし誰が誰やら内蔵の山のままだ」 「つ 月にも葬式ってあるんですね」 「あるある 燃やした灰を月面に返せば光に戻れる 月の輝きの数%は俺達なんだぜ知らなかったろ?」 「ええまあ」 「俺の仕事はさ月の密やかな歴史がこっちの人に見つからないようにすること その為だけに逃がされたから俺にとってもここは地獄だ でもまさか家族ができるなんてね」 「ああ それはそれで あなたは あと」”

    0
    投稿日: 2011.09.28
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    虫と歌を堪能してから、 ずっと楽しみに待っていました。 今月号のアフタヌーンにも お話が掲載されていましたねー。 やっぱり、すごく、好みです。 淡々とした会話。 自由な世界。フィクション。 ちょっとグロテスクだけど…。 市川先生のお話は、読んでいると 見ないほうがいいものを 好奇心に負けて、覗いて いるみたいだなと、おもう(笑) なにが人間として、とか、らしいのか、とか…。 だいすきだ。 25時のバカンス、乙女さんのやさしさに ぐっとくる。 内に内に潜るのがすきなひとに ずばっと刺さるのかな(笑)

    0
    投稿日: 2011.09.28
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    ところどころグロいとは思ったけれど、テンポがいいのでさらっと読める。読み終わった後の物悲しさもありますが、久しぶりに引き込まれる漫画でした。

    0
    投稿日: 2011.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっぱり市川春子さんのマンガは大好きだ! 4回くらいは読み返しました。コマ割り、画面構成、ネーム、光と影の表現、みんな好き。 個性ってこういうことだよなぁと思う。溢れ出るセンス。 この人の話はいつも、『人間』と『人の形をした人じゃないもの』の話ですね。 舞台も設定も全て違うけど、それだけは一貫している。

    1
    投稿日: 2011.09.27
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    とってもとっつきずらいSFやら理系的な何かを、独特の世界観と、そして同時に物語としてもとっつきやすい――たとえば兄弟愛や、友情や、そんなもの――ポップさでちりばめられている市川春子の2作目。前回よりも出来のばらつきが少なくて、クオリティが上がったように思えます。特に「25時のバカンス」! いとおしくて恐ろしくて、エロチックでざんこくで。ウェットにとんだ会話もとても楽しめる。どうしたらこんなにカラッとした会話文を書けるのだろうか……。ただ、体中が穴ぼこだらけになるあの絵だけは、生理的にムリ! さぶいぼ! ごめんなさい……。

    0
    投稿日: 2011.09.26
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    めっちゃ好き。圧倒的な世界観。幻想性。つやっぽさ。 今、いちばん好きかも。 帯にある「さらりと深い、フシギな3編」の言葉は的を得てないと思う。。

    1
    投稿日: 2011.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんか不思議な感じがする。 すごーく好き。 この作者は、多分自分が嫌いなのかなあ。 最初の話は、自分の中身を空っぽにして、中身を異生物に明け渡し、外側は真珠貝のようになってるなんていいなあ。それで意識があるんだ. 最後の話は、中身が残って、外側はかさぶたのようにはがれていく。 でも死なない。 ふーむ、なんとも言えず甘美な感じがする。

    1
    投稿日: 2011.09.25
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    以下三作を収録。 「25時のバカンス」:深海生物に関する研究をする天才の姉と不思議生物好きの弟の物語。 二人のエロティックな距離感が絶妙。最後のアレを取り出すシーンは近年で五本指に入るレベルのエロスを感じた。出てくる不思議生物達もかわいい。 「パンドラにて」:土星の衛星パンドラを舞台に少女達の関係を描く。 無口キャラと不良キャラの絡み好き。どことなく百合チックであり、幼少の頃に一緒に遊んでいたロボと少女という関係が自分の好みにぴったんこだった。SF設定で始まりSFなオチで閉じる。最初は何が起こったのか混乱したが、それまで二人が重ねてきた事を見返してみると消化不良感はなくなった。 「月の葬式」:イケメンおっさんと家出天才少年の関係を描く。 家出先の全くの他人との関係を通して自分と周囲の関係について考え直したりするのは王道な展開であり、オチまで美しく突っ走れていた。 ただ、蓮コラ苦手な人は最後の方要注意。 この絵柄になれていなかったために目が痒くなるように感じつつ読み進めた。 三作全てが海底や土星の衛星、月というファンタジー・SF成分を感じる舞台設定で、作品の演出に一役どころでなく買っていた。 キャラクターの仕草は可愛くもありエロティックでもあり、掛け合いも楽しい。 市川春子氏は人外と人間の関係を描くのが本当に巧い。 読んで良かった。

    0
    投稿日: 2011.09.25
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    不思議だった素敵だったドキドキした。一緒にフワリと宙に浮いていたような感じ。今作もなんとも言えない生き物が全編に出てきている。25時のバカンス前・後編はエロチックな姉が。パンドラにては可愛い乙女達が。月の葬式は光が。すべて悲しくも美しく流れるように描かれていて、しばらく余韻に浸り物語の先を夢想する。

    1
    投稿日: 2011.09.25
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    なんかすごいまんがだった…!! 「摩訶不思議」だわ、ずごく独特で、でも世界があって、迷いや決意がきらめく結晶のよう。 「25時のバカンス」深海生物のうかつっぷりはつまり乙女から受け継いだわけですね。ビミョウ姉弟がよいです。 「パンドラにて」幼少期の終わり。 「月の葬式」少年に「地に足つけて生きること」を教えたのは、地に繋がってない人でした。さわやかで沁みる。

    0
    投稿日: 2011.09.24
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    さらっと読みたいと思って手にとったもの。表紙に惹かれ思わず購入。 非常に面白かった。 なんというか、短時間でさらりと読めるもの、と思って漫画を手にしたのにいいように裏切られました。 何回も読むうちに意味がわかってくる、そんな作品。癖になります、確実に。とりあえず。弟くん、かっこいいな。 25時のバカンス、バンドラにて、月の葬式、の短編3作。 【寂しいのは悪いことではありません 他の存在に感謝できます】

    0
    投稿日: 2011.09.24
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    市川春子作品集その2。センスの良い会話や細部の設定とその説明、キャラクターの心情、すこしのグロテスク。独特の構図と何より絵。そこから生まれる空気感がすごく好き。この辺は前作同様。 今回は前回と比べて耽美な感じがちょっと強かったように思った。前回同様「家族愛」「友情」といった成分もメインなのですが。すこしびっくり。それもおもしろかったです。

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    投稿日: 2011.09.23
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    とても不思議、とても綺麗。 小説の挿絵を描いていたら漫画になっていましたっていうような感じの漫画でした。 登場人物達がみんな孤独過ぎて、辛い悲しい切ない愛おしい…。

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    投稿日: 2011.09.23
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    相変わらず素晴らしい。洒脱な会話、異常にエロティックな身体欠損への拘り。手塚治虫のSF面の正当後継者なんじゃないだろうか。

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    投稿日: 2011.09.23