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銀の匙 Silver Spoon(3)
銀の匙 Silver Spoon(3)
荒川弘/小学館
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総合評価

174件)
4.3
71
59
21
1
0
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    労働の対価としてのお金、そのお金の重み、豚丼と名付けた豚の命の重み、労働して得たお金の使い方、全部が重くてしっかりしてる。 高校生の頃にこんなこと考えられたかなー 高校生の頃に、アメリカが舞台の解体作業がチラッと映る映画を見たことがあったけど、あれ、ほんとクるよねえ。 普段食べてる肉は、それが生き物だったと分かる形になっていないだけで、実は生き物なんだよ。 普段何気なく、というかなんの気持ちも込めないでいただきますって言ってるけど、「私が生き延びるために、他の命をいただきます」ってことの省略形なんだよな。 銀の匙を読んでるとほんとそう思う。

    0
    投稿日: 2025.07.07
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    この漫画は色んなことを考えさせられるのよね。 うっかり忘れてしまいがちな命をいただいているってことをね。 そして美味しいものを食べさせたいあの御影家の人々の顔! わかるー分かるわぁ。 美味しいものは相手にも美味しいと思って食べてもらいたいのよね! でも、それはあくまでも相手が美味しいときちんと良いリアクションを取ってくれる人に限る!!! そうじゃない人には何もあげようと思わないもの。 美味しいものを食べさせたいと思ってもらえるのは一種の才能よ!

    38
    投稿日: 2024.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    豚丼が出荷されて行きました。 タマコが美少女でした。確かにあの顔は美女顔だったけれども(笑)太っている時の方が体調が良く、外見よりも体調を優先できるタマコは強いなと思いました。 常磐はぶれないアホの子で好きです(褒めてる)

    0
    投稿日: 2023.07.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    八軒、働いてお金を稼ぐ。そのお給料の使い道に八軒の今の気持ちが詰まってる。八軒が豚丼を送り出した時の、一見強面そうな業者の人が、色々と察して優しく「うん。うん。」って言うシーンにやられます。常盤は愛されるバカだな(笑)確かに停学より強制労働の方がちゃんとした重い罰だよね。 エゾノー校訓「勤労・協同・理不尽」。 御影家の教え「立場それぞれ人それぞれ。愛情には色々な形があるのだよ」「金の遣い方で男の価値はわかるものさ」「一回失敗した位で俺なんかなんて言っちゃダメよ」。 そして夏祭りにおけるエゾノー生の教え、「残さずきちんと食べましょう」「炭水化物ばっかりではなく、栄養バランス良く、食べ尽くしなさい!!」(笑)焼きとうもろこし食いてーーーー

    0
    投稿日: 2023.01.11
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    八軒が、多摩子のギガファームから帰って、兄貴に会って、牛乳を無駄にしたけど、給料を貰って、豚丼が食用の肉として出されて、気分転換に夏の屋台に行って、豚丼を食肉として買った話。

    0
    投稿日: 2022.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誰でも失敗する 人間のやることだもの 当たり前のこと 死ぬわけでもない失敗がここにある 失敗に目を向けすぎるのではなく やってきたことが ここまであるからこそ 続いていく

    0
    投稿日: 2022.09.05
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     第3巻に収録されているのは前編「夏の巻」。  同級生・御影アキの実家にバイトする八軒勇吾の奮闘ドタバタブリが面白い。入信していたアキのお父さんが帰ってきてからの勇吾に対する姿勢もおもしろい。そうそう,なぜか,東大へ行っていたはずの勇吾の兄が出てきて,このバイト先にまで来たりする。ここで少し,親との連絡がつくのだが…。  表裏のない勇吾の姿に少しずつ周りの信頼が集まってくる。

    0
    投稿日: 2021.07.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    家畜とペットの違いについて、愛情の有無かと悩む八軒君に、御影のおじいちゃんが 「愛情はあるけどおいしく育てよって注ぐ愛情」 と答えるのが なるほどなぁと思いました。 自分には夢がないけど、夢がある人の夢がかなわないのが嫌 と言う八軒君。 お兄さんの慎吾さんが登場します。 いい大学に入れと言われたから東大に入った、 あとは好きなことをやる。嫌がらせで辞めたというお兄さん 彼は彼で弟とは違う形ながらも お父さんとうまくいかず抑圧されていろんな影響を 受けているのだなと思いました。 二野ちゃんと三空ちゃんがトウキビを持ってくるところが すごく可愛いです。 美味しいものが手に入ったらみんなで楽しく食べる習慣、 言ってしまえば娯楽がそれしかないからとも言えるのですが すごく良い習慣だと思うのです。 なんでも鮮度は大事ですし。 味覚が良いというのを稲田先輩やおじいちゃんに言われて、 「君らが子供の頃から親がちゃんとしたもの 食べさせてくれてたんだべ」 という言葉もすごく大事。 ひいおばあちゃんが人間だからたまには失敗する、 命が関わっているときは失敗したらいかんと 給料を受け取れと言ってくれるのも 言葉少なだからこそ重いです。 「馬鹿は碌でもないものに金を遣う。 賢い奴は自分の成長のために遣う。 金の遣い方で男の価値はわかるものさ。」 というのも名言です。 一回失敗しただけで恫喝されるようなお父さんだったからこそ、 御影のお母さんが一回失敗した位で、と言ってくれるのが 新鮮だし優しいとも思いますよね。 与えられた作業をクリアするので精一杯で まだ目標が見つけられない八軒君。 自分に合った馬に乗るのは楽だけど 馬の個性に合わせるのも面白い というのも しんどそうだけど納得のいく言葉です。 生き物を食べるという行為について、 ベジタリアンというワードも出てきますが 肉が美味しい、というのがすごく正直な言葉です。 わかったフリしてスルーしないで真面目に受け止める八軒君と、 それに対して周りも真面目に返している。 稲田先輩の見立てどおり、そこがとても良いです。 価値観が凝り固まっている群れに異物が混ざることで ディスカッションが起こる。 価値観の違う物が混ざれば群れは進化する。 富士先生もすごく好きな先生です。 実際、吉野も今まで当たり前過ぎて 深く考えたことがなかった、 きちんと捉え直すのも大事だと言っていて、 この子も凄く良い子なんですよね。 そして、八軒君のバイト代の使いみちが決まります。 安易に豚を飼う、ではなくて、肉になった豚を買う。 見送るとき業者の人に頭を下げる八軒君と、 それに大人たちが「うん、うん。」とちゃんと 応えてくれるのが良いです。 先生たちもみんな自由で熱意があって、 アミノ酸の話から次の授業の先生も入ってきて みんなでわいわい議論が始まるところ、好きです。 そして屠畜場の映像を授業で見るときに、 強制ではないとしてくれるのも良いです。 それでも行く八軒君、相川君も偉いです。

    1
    投稿日: 2019.08.18
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    馬鹿は碌でもないものに金を遣う。 賢いものは自分の成長のために遣う。 金の遣い方で男の価値がわかる。 ため息だねぇ。

    0
    投稿日: 2018.10.27
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    親に相手にされていない上に食肉一直線な運命…なのに何も知らない綺麗な目をしている… 経産牛の乳房 牛のうんこからは「バニリン」っていうバニラの香り成分がとれるんだぞ‼︎イグノーベル賞とったんだぞ‼︎ 東大辞めてまで選んだラーメン道、お手並み拝見といこうか! 五体投地 バルクにホース繋ぎ忘れた… 残りの牛が乳房炎になる! 痩せたっていうかトランスフォームだろあれ… 豚の体脂肪率は15%前後だ! 価値観の違う物が混ざれば群は進化する それっぽい言葉で纏めるなよ! まあ発情…もとい春機発動機だからわからんでもないが アミノ酸の構造式 ホエーの栄養価値に注目が集まりつつある あのスピードで畜体を捌けるのは、動物の体を知り尽くしてるからこそだ。

    0
    投稿日: 2018.10.26
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    普通の家庭から農業高校へ入った八軒君の多忙な日々。夏休みのバイト、世話した豚の出荷、実体験から描かれた物語に重みがある。掛け値なしに面白い!

    0
    投稿日: 2018.10.12
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    農業&酪農の“美味しいモノ”を作るという想いが 無理なく伝わるコミック。 トウモロコシが美味しそう♪ さてさて、まさかの八軒の兄ちゃん登場! はっちゃけ自由人で楽しい人ですなぁ。

    0
    投稿日: 2017.10.24
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    とうとう購入してしまった(子どもが読んでいた漫画だったのに)八軒の兄は弟の良き理解者なんだな~。情が移った家畜「豚丼」との、どうしようもない別れと葛藤。意外にも早く「と殺」と向き合うことになったんだね。次巻も買いだー!

    0
    投稿日: 2017.09.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    もぎたてのとうきび、おいしそ~! 醤油塗ったらさらに美味しいでしょうそりゃあ! 搾りたての牛乳も飲んでみたいわ~。 最後の最後でバイトで失態をやらかしてしまった八軒くん。でもその苦い思い出が、彼を成長させてくれたようです。 そして、いよいよ豚丼とのお別れの時。。 八軒を通して、経済動物との向き合い方を改めて考えさせられました。

    0
    投稿日: 2016.07.19
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    農業という労働は本当に生きることを学ぶ場所だと思う。生き物を殺す辛さと、そうしなくては生きていけない、食べていけない私たち。そんな葛藤に直面して八軒が出した答えは、豚丼の肉を買うこと。面白いなぁ。独特だね。この感性がどうこの場所で活きてくるのか楽しみ!

    3
    投稿日: 2016.04.26
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    生産・解体・運搬・小売り・料理・・・係わっている総ての人に感謝して「いただきます!」 今までも、これからも!

    0
    投稿日: 2016.01.10
  • 八軒は不器用だけど一生懸命で、そんな彼に周りも変えられていく。高校三年間で、何を見つけ、何を学ぶのか。そして、どんな道に進むのか楽しみです

    0
    投稿日: 2015.05.24
  • 意外とシビア

    非常に親しみ易い作風でありながら、描かれている内容は何気にシビアです。色々と考えさせられました。いい作品です。

    0
    投稿日: 2015.05.13
  • 農家の面白さ

    鋼の錬金術師の作者さんがご実家が農家で実体験を踏まえた楽しい農業高校ライフです。 思わずクスクス笑ってしまいます。 農家でも農家じゃなくても一見する価値有です。 原作に忠実なアニメもあります。

    0
    投稿日: 2015.04.01
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    名前を付けてかわいがったブタを出荷する、どうする?八軒。周りの農民ズとは違う感覚をもって真面目に悩んでる。 「価値観が違う物が混ざれば群れは進化する」

    0
    投稿日: 2015.03.28
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    豚に名前をつけてしまい嬢情が湧いてしまう八軒。思い悩んだ末、肉になったあとの豚丼を買い取ることにした。それから八軒の兄が登場。東大なや入っておきながら辞めてしまいラーメン屋を継ぐとか言っている。八軒に嫌われてる。

    0
    投稿日: 2014.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    農業高校生の青春グラフィティ・コミック第3巻。 前半は2巻から引き続き御影家でのアルバイト。ここで八軒の兄・慎吾が登場。 このお兄さん、結構癖あるキャラで面白くて好きです。 そして後半は夏休みも終わり、二学期に。 一学期に八軒が名前を付けた豚「豚丼」が成長し、いよいよ食肉として売られることに。 その時、八軒はある「選択」をします。 この選択の結末は次巻へ続きます。 前巻とは違う形で「命を喰らう」ことを考えさせられる展開でした。後半は結構シリアスな感じになってます。 しかし相変わらず食べ物がウマそうで…。 とりあえず、祭りの屋台をめぐりたい(笑)

    0
    投稿日: 2014.08.21
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    マンガ大賞2012受賞の酪農青春グラフィティ第3弾。実習で可愛がっていたブタの“豚丼”ちゃんがついに肉になってしまうことに。悩む主人公・八軒は…。何気にシリアスなテーマよねぇ。

    0
    投稿日: 2014.06.29
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    近日、映画化した作品なので、御存知の方も多いのでは?大人から子供迄、家族皆で楽しめる漫画となっております。進学校に入る事を希望していた少年がTHE体育会系の農業高校に進学し、色々な経験をして学び夢を探し出す…という青春ストーリーです。とにかく「いいひと」の主人公が可愛いです(笑)

    0
    投稿日: 2014.06.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第20話夏の巻⑦の牛の糞からバニラの香りの主要成分であるバニリンの生成ができることと、その研究がイグノーベル賞を受賞したというトリビアを初めて知った。この巻の主な出来事は八軒の兄が登場。夏休みが明ける。タマコが痩せた。

    0
    投稿日: 2014.04.13
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    この本は農業がいかに大変かを おもしろおかしく、 そんで切なく伝えてくれるから 多くの人に読んでほしい

    0
    投稿日: 2014.04.06
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    八軒兄、登場! そして、豚丼の顛末。八軒の選択って、独創的で興味深い。真剣に悩んで、あがくさまがすごく魅力的。

    0
    投稿日: 2014.03.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    またまた面白い!もぎたてのとうもろこしや、とれたてのミルクは本当に美味しそう。勇吾の兄も初登場。東大入って、辞めて、現在はラーメンの修行中……。

    0
    投稿日: 2014.02.10
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    夏休み、実家に帰りたくない八軒は、御影の家で住み込みのバイトをすることに。夏休みも残りわずかになって、仕事も覚えて少しずつ余裕も出来ていた八軒は、最後の最後で大きな失敗をしてしまう。 失敗して申し訳ないと思う気持ちも、居た堪れないと思う気持ちも誰もが経験ある気持ちです。胃のあたりがキューとなりますよね。でも、そのあとにかけられる御影家の方々の言葉の数々に思わずホロリ。自分が失敗した時にこれ言われたら泣くわぁ(笑) そして、おばあちゃんの言う通り、バカなことにお金を使わない八軒は、やっぱり出来た奴です。常盤見習え(笑)

    0
    投稿日: 2013.12.19
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    豚丼・・・・。 でも、夏休みのバイト代をどうつかうのか?と思っていたら・・・八くんいいねぇ。評判がいいのもほんとわかります。

    0
    投稿日: 2013.11.02
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    にーちゃんのおちゃらけ具合と洞察力、そしてあの料理スキルwwww  ぜ~んぶ持ってかれちゃうね、そりゃ弟はひねくれるわ(え?違う?www ) 

    0
    投稿日: 2013.10.01
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    農業高校を舞台にしたこの作品、いいよね。 息子にもこんな学校で過ごさせたい。前向きに生きる力が備わるだろうか?

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    投稿日: 2013.08.28
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    豚丼が出荷されていく姿がなんともいえない…。 でもこれは特別なことではなくごくごく日常で。 命を食べていることを実感するのはとても大切なことで こういうマンガの存在が嬉しい。 2013.8.20読了

    0
    投稿日: 2013.08.21
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    夏休みが終わり、色々な体験を経て八軒が随分と逞しく なったように思った。 そしていよいよ豚丼がっ!!八軒の答えが出るのは、もう少し 後の巻になるのかな?と思っていたので、ダラダラと話しが 引き延ばされなくて良かった反面、ペットではない豚丼が 豚舎から出てくる姿には胸が痛んだ。 また八軒が業者の人に、お願いしますと頭を下げたのはとても 頷ける。 それにしても八軒、夏休みいっぱい稼いだバイト料で良い お金の使い方をしました。この先が楽しみ。

    0
    投稿日: 2013.07.29
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    悩み、もがき、失敗もありつつも畜産農家バイトをこなす八軒。 折々の収穫に感動する八軒が面白いし、その採れたばかりの食材は美味しそうだ! 夏休みも終わり、バイト生活も終わる。その対価にバイト代を受け取るが、苦労して稼いだ金だからこそ、その使い道にまた悩む。。 夏祭りでの、エゾノー生の底なしの食いっぷりが笑えた^^ 実習で面倒を見ていた、「豚丼」と名付けていた豚が、ついに出荷される。果たして八軒は・・・

    0
    投稿日: 2013.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    出荷する前日の豚は食事は出来ない事を知り、心が痛んだ…アキの悩み、たまこの変身、今回も色々あったけど、アキのひい婆ちゃんの「馬鹿は碌でもないものに金を遣う。賢いやつは自分の成長のために遣う」って言葉にすべて持ってかれた。私は常盤だったのだ、反省…(-_-;)

    0
    投稿日: 2013.06.30
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    最近、どうしてかマンガを薦められる事が多い。この「銀の匙」もその一つです。 酪農科学科に入学した、都会育ちの主人公の物語です。 いや、これは面白いですね。

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    投稿日: 2013.06.19
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    --- Thu., 30 May. 2013 読了 --- 豚丼… --あらすじ-- 銀の匙 3巻 御影牧場での夏休み… 街で過ごしたどんな夏より迷い、働き、汗を流した日々… そして住み慣れた寮に八軒は帰る。 いつもの仲間が笑っている。 夏は、まだ終わらない… -- 全巻のピザの話といい、今回の話しといい、 すっげー面白い。 僕は肉が好物だけど、 物語に感情移入しちゃうと食べにくいよ… でも、勉強になる。 人間や動物とは… 主人公の悩み具合も好きだー 一見なよなよしているけど、 芯も結構通ってそうな。 そんな人のところに人が集まっていってて、 素敵だなあと感じたよ。 End. --- iPhoneから送信

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    投稿日: 2013.06.03
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    豚丼との別れをちゃんと決意した八軒が真っ直ぐで、でも一時の安易な情とかに流されないすがたが、凄く真剣で、単純な言葉だが、偉いって思った。

    0
    投稿日: 2013.04.21
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     これだけ登場人物が出て、主人公はきめ細やかに悩んでいるというのに、周りの登場人物らがブレないな……君らはモブなのか!?  なんというか主人公が細かく描かれすぎているからこそ、周りのギャグキャラっぽい仲間たちに違和感を感じてしまう。  もっと群像劇にならないかなぁ。なるかなぁ。

    0
    投稿日: 2013.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    八軒の兄貴、いいキャラだー。しかし、父への反抗だけで大学辞めちゃっていいのか?肝心のラーメン修行も、自らの料理のセンスの無さに気づいてるのやら気づいてないのやらw 天は二物を与えなかったのだ! しかしそういう兄の気楽な生き方は八軒とは違いすぎ、理解不能なものとしてしか映らない。兄弟が分かり合う日は来ないのか。

    0
    投稿日: 2013.03.24
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    タマコのところで見学。 それから、またアキの家でバイト。アキと話をしているところにお父さんが監視をしている。それにしてもアキのお父さん怖いw。 そうこうしている内に、牛が紛れ込んで、アキの家の牛と混ざってしまう。八軒の兄が来て牛を捕まえる協力をしてくれる。 駒場の双子の妹がとうもろこしをもって来て皆で食べる。美味しさに感動している。たしかに美味そうだ。 それから、夏休みが終わって皆の変わり様がすごい。 ちょっと笑ってしまった。

    0
    投稿日: 2013.03.23
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    友人から借りた。 お兄ちゃん登場!すごい破壊力。 豚丼のこと、バイトのこと、ひとつひとつ一緒に体験しているようだ。 私だったらどうするだろうと考えさせられる。 それと同時に、一緒に高校生活を体験させてもらえてる、この本に出会えて嬉しい。

    0
    投稿日: 2013.02.26
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    御影牧場での夏休み。  採りたての焼きトウキビも食べたいけど、八軒兄のラーメンも食べてみたい。   多摩子痩せたな・・・   牛丼も豚丼も好き。 いつも美味しく食べれるのは畜産農家のおかげ。   感謝!

    0
    投稿日: 2013.02.25
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    3~5巻 3巻からグググッと面白くなってきましたよ。 ギャグを織り込むタイミングが絶妙で、調子が上がってきた感じ。 読んでると明らかにおなかが空いてくる。

    0
    投稿日: 2013.01.24
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    学校で飼育している豚に思い入れている主人公に感情移入できなかったのでやはり微妙。 今まで豚をかわいがってるシーンも特にないのが原因かな。 「お前、豚のこと可愛がってたもんなー」とか「名前までつけて可愛がってる」とか全部セリフだけで説明しちゃってる。 ちゃんと豚を愛でるエピソードが必要だったと思う。 そして主人公の兄登場。 これまた終始おどけてるキャラなのでノリについていけず‥。 この作者のコメディーのノリが合わないと楽しめない漫画だよね。

    0
    投稿日: 2013.01.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    豚丼を買ったんだー…。 あんなことがあった後に受け取ったバイト代、意味のあることに使おうって思ったんだねぇ。 次巻、豚丼を受け取る時にどうなるのかな。 「一回失敗した位で「俺なんか」なんて言っちゃダメよ」 いい言葉だー。 将来子供ができたら言ってあげたい。 ちゃんと覚えておきたい言葉。

    0
    投稿日: 2012.12.06
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    子供は大人の気持ちが分からんもの、大人が子供の気持ちを分からんのと同様に。 ところで御影の婆ちゃん、めぞん一刻の婆ちゃんに似てるなあぁ、どうでもいいことですが。

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    投稿日: 2012.11.24
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    夏休みにバイトしている話(前巻)から 働くこと、それでお金をもらうこと。それをどう使うか。 価値観について問われている気がしたし、 自分の行動を考えさせられた。 豚丼のことも含め、 “命”や“食”についてのことが多いため 心にくるものがある。

    0
    投稿日: 2012.10.23
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    ヒロイン宅の住み込みバイトから、夏休み明けの学校開始まで。 あとお兄ちゃん登場。余裕で東大に受かる頭を持ってるよ。むかつくよ! 搾乳のミスは、すっごいわかる。同じミスがあるわけじゃないけど、悔やんでも悔やみきれない、みたいな。 学校でもいろいろあるけど、主人公の周りに人が集まってるのが好き。 たまこが一話分超美人になってその後はまた戻ってた。

    0
    投稿日: 2012.10.21
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    前作「鋼の錬金術師」とは打って変わって、現代日本の農業高校のお話。のどかで軽妙な物語の中、畜産現場のシビアさなどもごく自然に描かれ、奥深さがある。 いい味出してるキャラクターも盛りだくさんで、非常にお勧め。

    0
    投稿日: 2012.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    八軒の兄ちゃん登場! 舌は確かだがかなりまずい飯を作る癖のある弟思いな兄ちゃん。 取り返しのつかないと思う失敗をした時の恐怖と絶望感。 失敗するから次に繋がるのは分かる。でも恐いね。 豚丼のタイムリミットが近づきどうるすべきか悩む八軒。 出した答えにびっくりした。 出荷のトラックの運転手のお願いされた時の「うん」「うん」で泣きそうになった。 解体の現場は目をそらしてもいい、でもみておくべきだと思う八軒。 受け止められるようになってきたね。

    0
    投稿日: 2012.10.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    天才肌の八軒兄が登場の第3巻です。 御影家でのひと夏の農家バイト、夏バテで美人になったタマゴ、祭、豚丼… なんと言っても、とうきびがうまそう! いずれ食肉になる運命である家畜との向き合い方に悩む主人公、共感できます。 あと本スジとは全然関係ないけど、話と話の間のクラス人物紹介で出てきた「音調津(おしらべつ)くん」、すごい苗字だと思いました。

    0
    投稿日: 2012.10.11
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    2012/10/05 【好き】漫画喫茶にて。 2012/11/27 【好き】5巻読む前に再読。 大小の失敗をしながらもアキの実家でのアルバイトを無事に終え2学期がスタートする。 ちょいちょい登場する残念な八軒兄が気になるが今後も絡んでくるのかなぁ? 夏休み前に名前を付けた食肉用のブタ:豚丼の出荷が迫っていることで八軒は答えを出さなければと焦る。 食肉になった豚丼をアルバイト代で買うことを決めたが…多分答えはまだ出ていない。 命を食べることなんて普段はあまり考えないし、考えても実感湧かないしというのが本音だが、現場の人たちは知っていても深く考えないというのが驚きでもあり、そうだよな麻痺させないとやってけないよなと…命と向き合うことの難しさを感じた。

    0
    投稿日: 2012.10.06
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    妹に借りる。今更ながら、働くことの意味・大切さについて考えた。ひいおばあちゃんの言葉は忘れたくないな。今巻は特に考えることの多い一冊だった。おまけで豚の体脂肪…。もう「ブタ!」って言われても泣かない!むしろ褒め言葉と思う。

    0
    投稿日: 2012.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

     今回は「酪農」「農業」もそうだけど、それ以上に「働くこと」と「生き物の命を奪うこと」に焦点が当たってくる結構重要なポイントだったりするのかな? と思う第3巻。 「働くこと」に関しては、自分のミスで損害を発生させてしまい、落胆する八軒の気持ちは職種は違えども「労働」している自分には強く共感できます。  その失敗を、今後どのような「成長」「成功」に繋げていくのか? 興味がありますし、もう一方の「豚丼の話」に関しても、これまで甲斐甲斐しく世話をしてきたけれど、ついに「生きるため」「食べるため」にその命を奪わなければならない。  その重いテーマに対して逃げることなく考え、数ある選択肢の中で「肉になった豚丼を買う」という決断を下した彼の心境はいかほどのものなのか?  そして肉になって帰ってきた豚丼を見て、さらに八軒はどんな行動に出るのか? 非常に考えさせられる&次への期待が高められる傑作! オススメです!

    0
    投稿日: 2012.10.03
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    夏休みが終わって成長した八軒。 豚丼との別れが近づいてきて、これから八軒がどうするのか続編が気になります。

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    投稿日: 2012.09.10
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    ハガレンはちゃんと読んだことないけど、作者のしっかりとした実力みたいなものを感じました。(偉そうだけど) 主人公の成長に期待。

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    投稿日: 2012.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お祭りや日常生活での八軒たちが楽しそうで、ああ青春いいなぁ…という気になります^^;「苦労して稼いだ金の遣い方」…うーん私は給料で漫画と本買ってばっかだ!何事も考えさせられる漫画です…

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    投稿日: 2012.08.17
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    豚丼・・・・・・ いや、でもそれが今この世界での、食べ物の在り方の一つなんですもんね。俺はお腹が弱いからあんまり食べられないけど、肉は好きだ!美味い!そもそもベジタリアンには違和感があって、野菜だって命あるものを頂いてることには変わりないんだから、なんだか偽善的だと納得いかない。人間側の一段上から見た独善に近い気がする。見た目のグロテスクさや衝撃に誤魔化されてる気がする。俺は肉も野菜も等しく食うぞ!野菜も食うんだから肉も食わねぇと釣り合いが取れねぇ!逆に野菜に失礼だと思う! 改めてそういうことを考えられたので、この漫画は読んで良かった。

    0
    投稿日: 2012.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    農家ならではとれたて美味しい作物を食べて興奮してみたり、訪ねてきた兄との仲を修復したり。時にはバイトで大失敗したりと濃い夏休みをすごした八軒。いよいよ学校が始まります。寮に戻って「ただいま」「おかえり」と家族の様に声を掛け合う生徒達。八軒も友人達と再会し、また充実した毎日がやってくる…。しかし、それは同時に目をかけてきた豚の「豚丼」が出荷される日が近付いてきたということ。自分は愛着の湧いた「豚丼」を食べることができるのか? 出荷日当日になっても結局答えを出せなかった八軒。悩んだ末に、稼いだバイト代で「豚丼」の肉を買うことを決意し、周囲を驚かせます。 出荷される「豚丼」をそのまま見送って思考を停止させることもできたはず。しかし彼は考えることを止めず、逃げなかった。その様子を見た先生は、クラスのみんなに屠殺場の映像を見せます…。 「大切な命を頂いているのだから、感謝して残さず食べる」 食育について考えた時、大抵私達供給される側の人間はこういった結論に落ち着くと思うのですが、八軒達は供給する側。育て面倒を見ていく中で情も湧くし、殺したくないという思いも出てくるのは当たり前。「感謝」なんて一言で片付けられない。悩んで悩んで悩み抜く八軒を見て、今まで食べるのが当たり前と疑わなかった周りの友人達も一緒になって考え始めます。

    0
    投稿日: 2012.08.11
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    銀の匙三巻。 同じく妹から借りて読了。 主人公のお兄さんが出てきて料理を作ってくれるけどおいしくないらしい…。 失敗したり。 タマコのトランスフォーム()にびっくりした。

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    投稿日: 2012.07.30
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    銀の匙第3巻読了! 銀の匙はいつも生命というものに直線的に向かっててすごいなあと思う。 私は直線的に向かうまでもなく物心ついたときから、小学校から帰って来ておじいちゃんが鹿やら猪やら解体してて、そんなもんなんやーって思ってたからなー…。鶏も目の前でおじいちゃんが首どっぱーんってはねたことあるし…。 うーん、田舎に生まれて良かった!

    0
    投稿日: 2012.07.29
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    3巻は農業高校の夏休みがメインです。生徒一人一人が目的があって夏休みを送っている気がしました。自分は普通科でしたのでちょっと羨ましく思います。 もちろん羨ましいだけでは片づけられない苦労や家の事情はあるかと思いますが、いいことも悪いこともバランスよく描かれていて、このマンガを読んで進路をどうしようか迷っている人が「農業」を選択肢に入れてもらえたらいいですね。 働くこと、お金をもらうこと、お金を使うこと、食べること…。 この巻もいろいろ考えさせられるところも多くあり面白かったです。

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    投稿日: 2012.07.28
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    かわいがっていた子豚の「豚丼」が食肉となる日が近いと知って苦悩する八軒。 肉でも魚でもスーパーでパック詰になっている物ばかりを買っていると、もともとはこれらも皆生きていたのだということを忘れがちになってしまう。 先進国では、廃棄される食料の多さが問題となっているが、それも元はといえば、命だったのだということを肝に銘じておきたい。

    0
    投稿日: 2012.07.24
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    修学旅行の農業体験で、一日北海道の農家の方にお世話になったのですが、「人にうまいものを食わせようとするわくわく顔」をその時に見れたと思います。予想以上に歓迎してもらって、美味しいものもたくさんご馳走していただきました。なんだか、こんなのんびりしちゃっていいのかな(笑)って友達と話した思い出。 銀の匙は何回も読み返したくなります。ほっこりできる。

    0
    投稿日: 2012.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    波長が合う、というかうまくハマるツボが必ずあるセンセーである。 ハガレンがかなり長期化したので、どうしたものか悩んだが、 一巻を立ち読みして、冒頭ですぐハマってしまい即買(笑) 馴染みのない世界ではあるが、人生の縮図が見えるようで、 マンガといえど侮れない。

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    投稿日: 2012.07.18
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    3巻までtsutayaレンタル。 さすがマンガ大賞受賞作だけある。 自費購入しようと思える作品。 自費購入済(H25.1.22)

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    投稿日: 2012.07.16
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    今どきうあらやましい高校生活 北海豪の山間奥にある全寮制の農業高校が舞台 そこの都会の進学中学から迷い込んで大自然の生活に開眼していく 農業科学科 酪農科学科 食品科学科 農業土木科学科 森林科学科とあるなかで彼は農業科を選ぶ 学校だから全部に科が付くのだな〜 直接触れないけれども点取競争だけで生産しない管理目的に普通高校と違って ここには測量不可能な生活感で満たされている ホワイトカラーと呼ばれる管理と押し売りを目指すことを普通という呼び 実体感のある一次生産や二次生産することを特殊扱いして見下す現実がある もはやこの実態の方が矛盾の極みであることに気付けない人間で 埋め尽くされてしまったこの世をどうすればいいのだろうか

    0
    投稿日: 2012.07.14
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    本当はスプーン欲しかった(笑)周りにこんな自分でやりたい事と向き合えたりする人たちがいて羨ましい☆学生時代に戻りたくなるし、今の自分にも本当大切な気持ちだし。あと、とりあえず面白い(笑)巻き込まれてる感が☆

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    投稿日: 2012.07.14
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    ハガレンを全部読んでないので偉そうなことを言えないのだが、スカー(+グリード÷2?)にそっくりな彼女の父ちゃんが主人公の恋路を邪魔するw。ハガレンはアニメの最終回だけ録画して見てしまったので中抜けをその内補完したい。作者が女性と知ったのは割と最近。バックが流石に前作より白いね。

    0
    投稿日: 2012.07.13
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    1~3巻を読みました。 農業高校なんだけど、畜産のお話、登場人物がみんな違うタイプなので、 いろいろな角度から物を感じたり考えたり行動したりと、いうのが、 すごく面白い。前向きだし。 牛、馬、ブタ、くま、しか、など、ペットとは違う、実は生活に密着していたという命のとらえ方など、なかなか知る機会のない未知の部分があかされていて神聖さを感じつつ観ました。 子供の頃、こういう環境には、少し接してきたはずだけど、お金のいる生活になってからは、離れてしまい、忘れてしまいがち。なんか、家畜に接していたころをすごく思い出しました。

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    投稿日: 2012.07.10
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    “「大げさって事は小さな味の違いもそれだけ大きく感じてるって事だよな。 かなり味覚良い方か?」 「そういや食品科の先輩に味覚を褒められた事があります。」 「兄貴も味覚に自身あるって言ってたし、兄弟そろって良い舌してんでないの?」 「なんでですかね?遺伝か何か?」 「いや——そりゃアレだべ、 君らが子供の頃から親がちゃんとしたもの食べさせてくれてたんだべ。」”[P.78] 舞台が舞台なだけにほのぼの風の漫画の癖して展開がよめない。 Thanks to H.R. “「……この大きさだと家畜市場で3万円といったところか… 買ってどうする?ペットのようにかわいがり続けるのか?場所は?エサ代は? おまえが卒業したらその豚は誰が引き継ぐ?」 「買うって言っても生きてる豚丼じゃないです。 肉になった豚丼を買います!」”[P.167]

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    投稿日: 2012.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    稲田のギガファームで牛の出産シーンを見た八軒だったが、感動シーンを予想していたのに、あっけなく母牛と子牛が離れ離れにされるのを見て拍子抜けする。現実はそれほど感動的ではないのである。 夏休みの期間中、母親から頼まれた八軒の兄・慎吾が登場する。東大に苦労せずに入学したものの、ラーメン屋に弟子入りするなど、奇行が目立つが、陰で勇吾を見守ってくれている安心感がある。味覚は勇吾と同じく敏感だが、料理の腕は最低。 アキの祖父に言われるがままに生乳を飲んだ八軒は、そのおいしさに感動するが、その際タンクへのホースを締め忘れてしまう。これがきっかけとなり、大量の乳を捨てることになり、自戒の念にさいなまれる八軒。しかし、人間は失敗するということを寛容に受け止める御影家の温かさに触れ、八軒は家族のぬくもりというものを知る。 夏休みが終わり、学校に戻ると子豚の「豚丼」はすっかり大きくなっていた。出荷されるということで、八軒はその豚の肉を買うことに決める。自分が最初に触れた家畜の命を、八軒は自ら食べることによってその重さを測ろうというのだろうか。

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    投稿日: 2012.06.29
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    3巻まで読破。有名進学中学から北海道の農業高校に進学した男の子の高校生活の漫画。「鋼の錬金術」からかなりかけ離れた作品になっている。作者が農家出身なだけあってリアルな「農業高校」が描かれている気がする。主人公が今まで酪農とまったく関わらない生活をしていた為悪戦苦闘するのだけど、読んでる私もまったく酪農と関わってないので同じ驚きが共感出来ます。

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    投稿日: 2012.06.27
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    ちっちゃい ひい婆ちゃんの存在感が半端ない第三巻。 男の価値は金の遣い方でわかる、とか、含蓄ありすぎでしょう。 二学期の始業式が、8月18日だということに、地味に衝撃を受けました。そうか…北海道ではそうなのか…。それにトウモロコシは、北海道ではトウキビなのか。 色々とカルチャーショック。

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    投稿日: 2012.06.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ハガレンでも生命倫理的な表現がありますが、この銀の匙は更に明確にその分野を突き詰めている作品だなあ…と思っています。 独創性があって読んでいて感心する部分が多い。 マンガを読んでいるという感覚を余り感じさせられない作品。 命や生きるということを考えさせられる良作だと思う。

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    投稿日: 2012.06.23
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    3巻良かったわぁ。真剣に命と命が向き合う。親のお陰で持ち得た味覚がグッときたなぁ~。その通りなんだよね。ちゃんと美味しいものと美味しくないものを区別出来る舌を持っている事を感謝だよね。

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    投稿日: 2012.06.22
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    まじもうこの人には一生ついていきます! ハガレンが素晴らしすぎて、 「えー現代モノかよ」 「えー農高かよ」 「えー主人公地味」 とか思ってすいません…!!! フライング土下座ズザー! 2巻のピザの話や鹿さんの話が神だったんですが、 3巻もいいっすね…! 八軒くんのヨさが分かって来ましたよ! 採りたて美味しい!最高!でもやっちまった! あの流れが良かった。 ちょう分かる。 たまこが本領発揮でキュン死にしそうです。 本当このひとはうまいなあ! 天才だなあ! 面白いのに重厚で深いとか、まじ尊敬。

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    投稿日: 2012.06.18
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    この巻が出た頃、マンガ大賞2012を受賞しました、この作品。 毎巻読みながら作中に出てくる食べ物が美味しそうだなぁと思います。北海道は食べ物がほんとに美味しいですよね! 食べることは命を奪うこと。だから本当に感謝して食べないといけないなと考えさせられます。だから”いただきます”なのでしょうね。 勉強にもなるし、思いっきり笑えるそんなマンガです。

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    投稿日: 2012.06.14
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    頭でっかちの男の子がリアルな「実技(仕事?)」が必須の学校で切磋琢磨…と聞くとありがちな印象になってしまいますが、この学校の実技っぷりがハンパないっっ! そして、実技の後の「実食」がホントに美味しそう。 命をもらうっていう重くなりがちなテーマですが、実はみんなが食べてるものは全てそうなわけで。思わず応援してしまいます。 (1-3巻、一挙に読みました)

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    投稿日: 2012.06.13
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    豚丼にまつわる話もよかったけど、個人的に仕事とお金の話が響いた。 先生や級友たちが八軒の悩みをバカにしたりしないのがいいなって思った。 「親がちゃんとしたもの食べさせてくれてた」と言うセリフを聞いて八軒がどう思ったのか気になる。親にも愛情があると突きつけられたときって複雑。

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    投稿日: 2012.06.12
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    安定した書き手さんなだけに安心して読めました。荒川さんが好きです。 学園小説でありながら、現実的で入り込みやすかったです。今、何気なく食べているこの豚肉や鶏肉、野菜その他もろもろについて改めて考えるきっかけになったと思います。重いながらコメディ感があるおかげで読みやすいです。あんまり関係はありませんが、『もやしもん』なんかもよんでみたくなりました。

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    投稿日: 2012.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の姿勢がいいなぁ。 まじめに全力で取り組む、悩む。 悩んだ末に豚丼を買い上げた八軒。 当たり前と受け止めていた農家の子たちも、八軒に刺激されてもう一度考える。 畜産をするって、肉を作るって、食べるってなんだろう。 見守る先生方も温かいなぁ。 豚って、1頭3万円なんですね・・。 毎日の世話の手間や飼料とか、消費者の手に届くまでの農家の苦労を考えると、安いなぁと思ってしまう。 100グラム100円とかで売られることあるもんね。 日本の農業畜産を応援したくなる。 八軒くんもがんばれ。

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    投稿日: 2012.06.12
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    3巻まで読了。 このマン大賞になってましたが私はスルーしようと思ってました。正直。 でも尊敬する赤木かん子さんが 「学校図書館の畜産コーナーに置けるマンガだ」と推していたのを知り それなら読んでみるかと(笑) 読み始めたらおもしろい! キャラが濃いから笑わずにはいられなくて吹きだす始末。 やられました。 こどもにも読ませます。 ちょうど進路に悩んでるお年頃。 キャラたちの苦悩が等身大に伝わるんじゃないかな。リアルに。 それぞれが自分の出した答えの中で模索して それでも最後は笑顔になると信じて。

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    投稿日: 2012.06.10
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    1〜3巻の感想。 軽く描いてるけど、動物を食べることがテーマなので本質は結構重い。斬新でいいとは思うけど、個人的には食肉って正解のない問題だから扱わなくてもいい気がする。学園ストーリープラス農業の豆知識だけのほうがシンプルでいいんじゃないかな。 2巻以降、作者の力みが感じられるのは私だけ?

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    投稿日: 2012.06.05
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    食べる対象を擬人化してしまうと、それは食べれなくなるだろう。我々の社会はそういう制約を持っている。そういう文化であると言い換えても良い。そんなまじめなことは置いといてこの本は面白い。

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    投稿日: 2012.06.03
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    夏休み酪農家バイト篇から豚丼篇へ。八軒(弟)の悩み成長していく様が爽やか〜。八軒(兄)の破天荒ぶりと富士先生の男前ぶりが、荒川さんらしいキャラクタだなあ。

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    投稿日: 2012.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    八軒のお兄さんが登場と、バイトが終わって給料入手、それから豚丼のお肉を買い取る事に。 何も気にせず食べているものがどうやってその場にあるのか。 改めて考えさせられる漫画だと思う。 さすがに生き物を解体した事はないんで、 その部分については想像するしかないんだけど、 こういう漫画になってると身近にない人でも、 有難さを感じられるんじゃないかな、と思った。 食前の「いただきます」の意味を改めて噛みしめられそう。

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    投稿日: 2012.05.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    #manga  1〜3巻読了。  北海道の農業高校を舞台の青春アグリもの。いわゆる綺麗な百姓貴族。  一次産業問題、食育から生命の意味について。こういうジャンルきちんと描けば名作決定。そしてついに次号で「豚丼」が…  しかし、ここで変にしめっぽくお涙頂戴に持って行かないのがこの作者の非凡なところか。

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    投稿日: 2012.05.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

     八軒は不器用でまじめで一生懸命でお人好しでおもしろい。周りの人間がそんな八軒に影響されたり、大事にしてくれるのがまたいい。

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    投稿日: 2012.05.29
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    豚丼の肉…!! どうなるの?!どうなるの?! っていうところで次巻へ、という内容。 アニキの登場も面白く、わくわくしながら読みました。

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    投稿日: 2012.05.26
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    プチパーティや美味しいものを勧めるテカテカ顔に心当たりがありすぎて笑ってしまった。いや、わかる。すごいわかる。

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    投稿日: 2012.05.25
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    キャラの感情の揺らぎ方が、とても身近なことに感じられます! 知らない世界の話のように思えて凄く身の回りの世界のようでもあり、不思議です◎ また読みたいなぁ(^∇^)

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    投稿日: 2012.05.19
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    『百姓貴族』を読んだらこっちも読みたくなったので購入。 北海道在住なので、ちょっと親近感。私の出身は酪農地帯じゃないけれど、高校の友人には酪農家の子もいたし、農家の子もいた。 そして実家が山奥なので、鹿や熊は身近な存在。肉が届いたこともあるし。でもキタキツネのほうが多い。いや、キタキツネの肉は食べないけど。 そういえば実家付近も宅配ピザこないなぁ……なんて、結構「あるある」感が楽しめる漫画でした。

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    投稿日: 2012.05.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1~3巻一気読みした。 話としては、食と直結しててシビアだなーと。 クラスメイトは誰一人として豚に名前を付けることに賛同してない辺り。 八軒の両親の存在が気になるところ。 百姓貴族で出てきたネタが結構あって、新鮮味が薄れてしまっている部分も。 ヒロインがあんまり可愛くないなあ…。

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    投稿日: 2012.05.16
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    主人公の八軒は、夏休みにクラスメイトの御影アキの家でバイトをすることに。そこでいろんなことを学び、知り、そして悩みを抱えたまま新学期を迎えます。 多摩子の農場で牛の出産に立ち会った八軒は、『豚丼』と同じように『牛丼』と名前をつけてしまったりしてるんですけど、新学期早々、実習で飼っていた『豚丼』が『肉』となってしまう現実に直面。 生き物を食して生かされている人間。 スーパーやコンビニに行けば大抵の食べ物は手に入るこのご時勢、普段口にしているものがどうやって出来てどうやって自分達の手に渡るのか、それを知ることはやっぱり大事だと思いました。 自分の道を見失い夢や将来に迷う八軒は、人生で初めて出遭う『豚丼』の命を前にどんな想いで事態を受け止めるのか……。

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    投稿日: 2012.05.14
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    1巻2巻の「春の巻」が終わって3巻は「夏の巻」。 札幌の中学から田舎の農業高校にやってきた主人公が、酪農農家の娘である同級生の家で夏休み中バイトをし、色々なことを経験する。 人との繋がり、家畜の命…いろいろなことに悩む主人公の物語が、コミカルにテンポよく書かれていて、クスッと笑えたり、ほろっと泣いちゃったり。良いマンガです。マンガ大賞2012の大賞受賞作品。

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    投稿日: 2012.05.14
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    愛情のこもった家畜を食べられるかという問題。普段は忘れてしまっている事を考えさせられます。そんな深いテーマの中にもギャグ満載。描き方のバランスがとても良いです。

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    投稿日: 2012.05.13
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    色んな出来事に対して、もがき葛藤する八軒がみてて面白いし勉強になったりする。 ストーリー展開が全然飽きない。 お笑い要素がとってもいい。

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    投稿日: 2012.05.11