
総合評価
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powered by ブクログ一部連作の短編集でした。 誰かと暮らすということという表題作は一番最後。虫とセージがでてくる二人の物語がいいです。こじらせている感じがやや自分と重なるところもあり親近感がわきます。 この二人がちょくちょく出てくるのでなんかもがく感じが可愛いな〜(^^)となりますが読みやすい割に、他の話は地味にしんどい話が多い印象。なんでかなと思いましたが解説に孤独感というワードがでてきてることから、ままならない境遇など閉塞感があったからかもしれません。同じ町が舞台なので時系列はゆるりと進んでいるにも関わらず登場人物で混乱してしまいました。それは私の理解力&記憶力がなすぎ問題。かもしれません。
6投稿日: 2024.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
評価が高かったので購入。 うーん。セージと千佳子がくっ付いて良かったんだけど、期待値が高すぎたかなぁ。 タイトルの「誰かと暮らすということ」が、私の想像と違ってあれ?という感じだった。 セージが結構いいやつでそこが救いかなぁ。 千佳子は気持ちはわかるけど、相当めんどくさい女(笑)
6投稿日: 2023.08.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ハートウォーミング・ストーリー?なのだろうか。 わからない。 その途中と言った方が正解なのでは? 本の中に「当たり前の幸せは当たり前そうに見えれば見えるほど手に入れにくいものなのです」という文章があったが、これには納得。 せちがらい世の中、日常にちょっとした幸せを探す、デコボコでも、うまがあえば、日常も少しは明るくなる。 腹八分目、山頂を目指さない、マンネリの中に小さな光を見つけたい。 今こうして、本をゆっくり読んでいることも、1日1日大きな変化はなくとも、時間が流れ生きていることも、当たり前じゃない…。 それぞれの「孤独」が書かれている。 恋人でも家族でも全てはわかりあえないことを。 主人公自身の「孤独」でさえ、もてあましたりしていることも、丁寧に書かれている。 それでも、折り合いをつけて、たまに激しく憤ったりして生活をしていく。
1投稿日: 2021.12.31
powered by ブクログこの人、ええな。 角田さんに近い感じ? そこらへんにある街のそこらへんに居る人のお話。 こういう人たちで街はできてるんだな。 もっと読んでみたいな。
0投稿日: 2020.04.13
powered by ブクログ「男が中途半端なのって一番いけないんだよ。勇気も優しさも、勝負どころで気前よく使わないと。そうしなないと、ぐじぐじするだけで何もできなくなるもん。」 「思った時に思ったことをしてくれるのが恋人だけど、期待はずれなことをしちゃうのも恋人じゃない。」 恋人との半同棲に関して悩んでいたときに、友人の部屋の本棚でこのタイトルが目に留まった。その友人は悩むことがあるときは、なにかヒントがないかと本棚を漁るらしい。 読んでると上のようなセリフが印象に残り、ヒントになったような気がした。少し優しい気持ちになった。 こういったタイミングのよい本との出会いとゆうのが最近少しずつ多くなっているように感じる。
1投稿日: 2019.02.04
powered by ブクログそれぞれが抱える孤独が絶妙な距離感で書かれていて、決して軽くないけど重たすぎない。登場人物たちの住んでいる町が自然と頭の中に浮かび上がり、笑ったり泣いたり衝突したりしながら今日も生きているんだろうなぁとじんわり感じる作品。「誰かと暮らすということ」に恐怖感しかなかった私だけど、全部が全部理解しあえるわけではない誰かと暮らすことで癒える孤独もあるのかもしれない、とうっすら前向きになれた。
1投稿日: 2015.12.13
powered by ブクログこんなにニヤニヤした読者はいつぶりだろう。虫壁さんとセージの話に、ニヤニヤが止まらない。周りから少しはみ出た2人が惹かれあって、無愛想だった顔はお互いに柔らかい笑みを見せ合うように変わっていったのかと思うと、ついついこちらが恥ずかしくなってくる。 とても静かで暖かい短編集。 ドラマ化とかできそうな一冊。
0投稿日: 2015.08.25
powered by ブクログセージと虫壁さんのお話。 二人は同期。社内でどことなく距離を置かれた二人は、「友達以上、恋人未満」 その関係が少しずつ少しずつ、進展していく様子とともに、彼らと少しだけ関わりのある人たちが、誰かと暮らしている様子を綴った連作集。 虫壁さんが不器用でとてもかわいい。 うまーく世間と折り合いはつけれず、生き難そうだけども、そこがいい。 そしてそんな虫壁さんのいつのまにかそばにいるセージ。 いろいろ抱えているけど、いい男だ。 そんな二人と少しだけかかわりのある人たちは、よくいくレンタルビデオ店の店主夫妻だったり、そこの客だったり、二人のあとに借りた部屋の人だったり。 とりたてて派手な事件が起こるわけではないけども、なんだかとてもキュンとして、すらすら読めるお話だった。
0投稿日: 2013.11.24
powered by ブクログ面白かったです! なんか、わざとらしくなく、ありそうな感じが良い。チカコとセージがいいですねえ。可愛らしい二人。
0投稿日: 2013.08.08
powered by ブクログこれは…、大好きな感じだ。 特にセージと虫の2人の関係は心地よく、誰かと暮らすのっていいなと思えます。 セージが影絵で遊ぶとかなんか癒されますね。
0投稿日: 2013.07.19
powered by ブクログ距離感がいい感じだった。いろんな人生があって、一見幸せそうでなくても本人たちは満足していたり、考え方次第でどうにでもなると思えた。大人でもこんなに不器用に恋愛するのだなぁと少し親近感がわいた。
0投稿日: 2013.06.18
powered by ブクログだんだん悪くなっていく空気 自分が悪いとわかってながら止められない言葉 素直じゃない態度 相手を思いやる余裕 大切なものを大切にする ゆっくりと空気が柔らかく溶けていく感じ。 あぁ幸せだなって言葉にしなくてもにやけちゃう感じ。 そう言う気持ちを思い出したのは自分にも同じような経験があるから。 傷つけあって、守りあって、繰り返して。壊れて。 まだ自分は壊れていく過程しか知らない。 強くなっていく過程を知らない。 1人でいる時間が特別なんだって、一人暮らしの楽チンさは特別なんだって。 いつか誰かと生きていく時間を当たり前にしたい。今が特別なんだって。
0投稿日: 2013.05.29
powered by ブクログほんの端っこが繋がっていたりする短編集。 虫壁さんとセージの話はほほえましく思うところもあったけれど、虫壁さんがあまり好きなタイプではなかった。 おそらく、私では自制してしまうところを、彼女は発散しているから、受け止めてくれる相手がいるから。そんな風に思えた。
0投稿日: 2013.05.24
powered by ブクログ■友だち以上恋人未満――!?都会の片隅で、ちいさな恋をはぐくむ二人の物語 いつになったら、満たされるんだろう。誰に対して怒っているんだろう――実社会にしっくりなじめず、自分の居場所をさがしあぐねている人々。会社で同僚からも距離を置かれている同期の男女、倒産寸前の店を経営する夫婦、離婚してひとり暮らしを始めた女性……都会の片隅でちいさな不満やささやかな希望を抱きながら生きる等身大の日常にやわらかなまなざしを投げかけるハートウォーミング・ストーリー。
0投稿日: 2013.05.16
powered by ブクログ短編集。微妙な男と女の距離とか、夫婦の距離とか。誰かと暮らすことが難しくて、でも素敵なんだなって伝わってくる。 セージと虫の関係も好きだったけど、子供ちゃんが一番好きだなー。最後の話読んでさらに嬉しかった!
0投稿日: 2013.03.31
powered by ブクログ◇八編 「セージと虫」 「子供ちゃん」 「やや」 「サッチの風」 「イモムシ色」 「アンドレ」 「サラバ下井草」 「誰かと暮らすということ」 ◇解説:中江有里――「孤独」と暮らすということ
0投稿日: 2013.03.28
powered by ブクログ―――あふれた十パーセントは、生きている証拠だと思う。――― 「ミカ!」が売れている時期に何度か手にとったが結局読まずじまいで、著者の作品を手にしたのは今回がはじめて。 作品には関係ないが、角田光代さんの前夫という情報に吃驚。 本書には8つの物語が収められている。 内4つは、冒頭の「セージと虫」に登場するセージくんと虫壁ちゃんが恋人になっていく様子を描いている。 他4つでは、恋人、夫婦、家族、離婚してひとりになった女性が、下井草の町で、当たり前の生活を送っている。 夢を見たり、レンタルビデオ屋がなくなってカレー屋になったりしながら、下井草で、特にこれといった事件もなく、かといって心穏やかなわけでもなく、なんとなくモヤモヤしたり、さみしいと思ったり、意外と幸せだったりしながら生きている。 「アンドレ」という短編では、しがないサラリーマンが、レンタルビデオ屋のつぶれたあと、どんなお店が入るか夫婦で話題にしながら、じぶんの学生時代に思いを馳せて、「定食屋がいいなあ」と言うシーンがある。 彼の思い当たる定食屋の店主は、隠し味を妻にも教えることなく、妻に先立たれ、常連さんに手伝ってもらいながらお店を切り盛りしていた。 主人公は、ほかに味を伝える人がいないなら是非自分にと申し出る。 料理の経験もないのに。 その夢を抱えながら、日常を暮らしている。図書館で「独立のすすめ」を読みながら。 この話、すごい、よくできてるなあと感心した。 ないものねだりしながら、いま手に届くところにあるもの、いるひとが最上の幸せであると気づくことのできる読後感。 ―――当たり前の幸せは、当たり前そうに見えれば見えるほど手に入れにくいものなのです―――
0投稿日: 2013.03.03
