
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
旅行記で1番印象に残っているのに、感想を1年半も放置していた体たらく。珍しく本の内容を人に話したので、それで満足してしまったのかもしれません(という言い訳です)。たかのさんがすっごいんです!女1人旅だけど、男だらけのドミトリーで雑魚寝して、寝台車でもすぐ寝ちゃって、死体が流れてくることもあるガンジス河でのバタフライ!優しかった一般家庭のお母さんがカースト外の女性に突然スプーンを投げつけるくだりでは、人間の恐ろしさを改めて感じました。許されれば人間は人間と思わなくなるんですね。とてもおもしろい作品でした。
0投稿日: 2026.03.17
powered by ブクログ自分がインドに行ったときのことを思い出しながら読んだ。 自分と現地の人たちの日常があまりにも違うこと、でもどうしようもないほど同じ人間であると実感すること。日本で見るニュースが他人事じゃなくなる感覚、小心者だけど旅をやめられないことなどなど。旅先や旅から帰ってきて感じることがかなり共感できた。基本的に面白おかしく書かれていて、すぐに読み終わってしまった。 やっぱり旅はいいなぁ。どんな形であれ、これからも旅をしていきたいと改めて思った。それは長期間休みを取ってということに限らず、自分の日常を見つめて新しい見方を探したり、いつもと違うことをしてみたり、普段話さない人と話したりといったようなことも身近な旅だと思う。 カースト制がまだ色濃く残ることを象徴するエピソードを読んだとき、インドのある街の夜のことを思い出した。小汚い食堂でカレーを食べて店を出たら、店の前で小さな女の子に金を乞われた。それまでの旅の中で、歩み寄ってくる商売人やうちのに乗ってけというオートリキシャやタクシー運転手にNO!と言い慣れていたために、その女の子にも不意にNOと言い放ってしまった。するとそれ以上は何も喋らず、ただそこに立ち尽くし、その場を去る私を暗い目で見つめていた。インドに旅をするとき、物乞いには物をあげてはいけないと教えられる。他の物乞いたちにも寄ってこられるからだ。では、あの少女のような暗い目を何度見なくてはいけないのか。必死の子どもに平気でNOと言い慣れてしまう自分が怖かった。 不可触民と呼ばれる人たちはどのような人生を送るんだろうか。生まれながらに不平等な扱いを受けて、まともな環境で生きられない社会でいいはずがない。今や大国となったインドであるが、子どもが理不尽に被害者になるような問題を放っておいてはいけないと強く思う。
11投稿日: 2026.02.26
powered by ブクログガンジス河でバタフライしてるイカれた写真を見て、ジャケ買い。 著者たかのてるこさんのデビュー作。 旅エッセイは好きでこれまでイロイロ読んだけど、これが一番笑えた。 よく無事やったなと思いながら、 良い出会いに恵まれた、本当に良い旅をしてきたんだなと思いました。 僕ももっと旅に出よ。
0投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログ恥ずかしながら、たかのてるこさんという方のことは本書を読むまで知らなかった。本書が話題になってドラマ化までされたことも当然知らずにいた。単にタイトルと、インパクトのあるカバー写真に引かれたのである。 というわけで、何の先入観もなく読み進めたのが、のっけからとてもおもしろかった。テンポのいい文章なので、行き帰りの通勤で2日で読めてしまった。たかのてるこさん、何とバイタリティのある方か。 ご本人は至って普通の人であることを強調するが、普通の人が急に思い立って一人でインドに行き、現地の人の家に泊まり、ガンジス河で(気がつかなかったとはいえ)死体を横にバタフライはしないだろう。 と思って巻末の年表を見たら、学生時代に島田紳助と知己を得たり、後に吉本ばななと交友を深めたりしている。なるほど、周囲の人はこの人が只者ではないことを知っており、また放っておけない人だったに違いない。読むと元気をもらえる、そんな本だった。私にはこんな旅はできそうにないが、沢木耕太郎も言っている、旅のかたちは人それぞれなのだ。どこかへ行きたい。
12投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログ図書館本 たかのてるこさん1冊目をとうとう読みました ここから、たかのさんの旅が始まったんだなー タイピンでのモハメッドさんとの出会い すぐに家族の人たちと打ち解けて みんなと笑顔になれるたかのさんの 人間力!すごいです インドの話もすごく良かった ガンジス川でバタフライして、水とか飲んでるのに お腹も壊さないって、、、 無敵すぎる笑 現地の人と同じ物を、同じ習慣で食べること その土地の人たちに、すごい勢いで馴染んでいく たかのさん なんて魅力的な人なんだろう すっかり虜です!
109投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログ実際の体験談にも魅了されたが、最後に締め括られている言葉に心を惹かれた。 「実際に旅に出る出ないは関係なく、毎日のかけがえのなさを知っている人はみな、私と同じ「旅人」だと思っています。」 毎日は当たり前ではない。 かけがえのない時間だと思うことで、幸せな時間を過ごせる。 とても大切なことを教わりました。
0投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログ旅ってなんなんだろうと思いつつつい旅に出たくなり、おもしろかったりつまらなかったりする。この本を読んでみて旅の醍醐味を再発見できた。 確かに面白かったときって人との交流が多かったなと思うし、旅ってそもそも未来のためではなく今のために今を生きるのが楽しいんだなと。 そしてそれは日常にも活かせるなと。
0投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログ今の仕事をしてると旅行にはいけないけど日本で色んな人に会うことはできる 人を紹介されたらとりあえず会ってみよう
0投稿日: 2025.04.26
powered by ブクログ旅のエッセイシリーズはなんでこう人を惹きつけるんだろう〜 そして旅先がインドという鉄板の行き先… 面白くないはずがない 著者が大学生の頃の旅だから、旅先での感じ方が、瑞々しかった。すべてが新鮮に感じられたんだろうな。その感性がもはや羨ましい。 旅人はバラナシで時間を過ごしがちなの、あるあるな気がした。そんなにいいところなのかな、行ってみたいな。 とりあえず、ガンジス川でバタフライしてお腹をこわさなかったことがいちばんの衝撃だった。深夜特急でもインドでは病気になるシーンあったぞ…どんだけ丈夫なんだ。
9投稿日: 2024.12.22
powered by ブクログ今の旅は、今の私にしかできないものなのだと思うと、旅はその時々の自分を映し出す鏡になるような気がした 等身大の文章が沁みる。最近旅に出てないから、そろそろ行きたくなってきた
0投稿日: 2024.09.09
powered by ブクログ著者はご自分のことを小心者と謙遜しますがどうしてどうして…。 だって、初海外旅行の飛行機で「ビーフ オア チキン」と聞かれているのに「ビーフ&チキン」と返せる小心者がいるでしょうか?? 「一番」と書かれたTシャツを着るだけでも凄いのに、何の一番なんだ?と突っ込まれて「アイム ナンバーワン・コメディアン」と返せる小心者がいるでしょうか?? それよりなにより二度目の海外でインドを選ぶ小心者が…(以下ry 著者マジリスペクトです。(*´ω`)人(´ω`*) 若い頃はまだしも、今はとても行ける気がしない国インド。リアルなインドを本で体験できるのはかなりお得かと思います。 * でも、一番気になるのは、50代で腹話術師になったという著者のお母さんの方ですが…
7投稿日: 2024.03.09
powered by ブクログ香港、シンガポール、マレーシアのアジア編と、インド編の2つの旅の紀行文。 著者が大学生時代に行った一人旅の話。 バイタリティーに溢れた著者の行動は、時に無謀にも思うけれど多くの人が憧れるだろう。 ガンジス河で沐浴なんて衛生上問題があるだろうが、本書を読んで少しだけ楽しそうだなと思った。 本書を読んでいると、彼女の生命力溢れる生き方に爽快感を覚える。 そして、あまり興味のなかったインドに行ってみたくなった。いや、行こうと思う。 あとがきで、「人はきっと、自分の出すパワーのはねっかえりで生きているのでしょう」とあるけれど、本当にその通りだと思う。 著者を見習って、パワフルに生きていきたい。
0投稿日: 2024.02.13
powered by ブクログ異国での衝撃と人の温かさに触れて揺れ動く筆者の感情が伝わってきました。最後なぜか泣いてしまった笑若い時にこんな体験ができたなんてすごく貴重で羨ましい。海外旅行で世界観が変わるってこういうことなのかと納得した。 筆者の人柄も人を受け入れる器があり心で人と関わっているからこそこんな旅ができたんだなあと感心した。読んで良かった。
0投稿日: 2023.12.31
powered by ブクログ極端な小心者だなんて言ってるけど、すんごい行動力。あなたどっちかっていうと破天荒なタイプに分類されると思うよ。
1投稿日: 2023.12.17
powered by ブクログ2023.12.7 64 めちゃ面白かった。インドまた行きたい。バタフライしたい。インドの描写なら激しく共感。おもろい人や。好き勝手生きよう。
0投稿日: 2023.12.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初の方の「自分はもっと違う自分になれるはずだ」という文章に共感して読み進めたけど、途中で著者がはちゃめちゃに明るい人間だと気づき、「やっぱりわたしと全然違う人だ!!」と思い直した。 だけど旅が「自分と向き合うこと、自分を理解すること」という答えが、自分が求めていることの答えなのかもという気がした。 著者は幼少期に辛い経験をしたことが最後にわかったけれど、「日芸や東映に行けたならいいじゃん」とか僻みみたいな気持ちを持ってしまっている。 これって自分に満足してなくて、他人と比較するから生まれる感情なんだろうな〜と考えたりした。 だからこそ、自分と向き合うために旅に出たいと思わせてくれた。 インドのガンジス河で感じた「自分が自然の一部になる感覚」は、国内だけど沖縄の海をぼーっと見た時間に感じたことと似ているのだろうと思った。 これは他の本の受け売りだけど、時間に追われる日常の中で、この生活とは関係ない場所で、海が繰り返し波打ったり、あるいはガンジス河で日が昇ったりすることを知っていると、救われる感覚があることも、旅の価値なんだろうなと思い出した。 あー旅に出たい!
0投稿日: 2023.11.13
powered by ブクログ書店の新刊コーナーでチラリとみた帯が気になったのですが、タイトル著者共に覚えてなくて朧げな記憶を頼りに検索をしてるうちに「たかのてるこ」=「ガンジス河でバタフライ」にたどり着きました。 20代の頃に何度か行った海外旅行を思い出させていただきました。あの頃、若さと好奇心を鎧にして得た優越感の更にもう一歩先がこの本には詰まってました。私にとっては玉手箱の様な本でした。
33投稿日: 2023.09.20
powered by ブクログたかのてるこさんの本にはまり中。 この本もとても面白くて、風邪気味のちょっと元気ないときに読んだけどすごくパワーをもらえた。 気に入った言葉は、 「世界中どこの国の人も、メシ食ってクソして寝てる毎日を過ごして、私の生活とそう変わりない」 これ、言われてみれば当たり前のことなのに、なんか目から鱗だった。 なんで、すぐ他人と自分を比較しちゃうんだろう。実際にはそう変わらないのに。 あと、あとがきの「日常も小さな旅」という言葉も、とても素敵だなと思った。
4投稿日: 2023.09.17
powered by ブクログ大学時代、思い切って一人旅をしてみれば良かったと思った。周りにそんな人、いなかったから、そういう発想もなかった。 インドに行くと何か変わるかな。家に泊めてくれたり、料理を振る舞ってくれたり、本気で心配してくれたり、旅人にそこまでする?一方で、貧富の差は激しい。カースト。旅人には親切なのに、同じ人種のカースト以下の人にはとことん冷たいという矛盾。 ガンジス河でバタフライ。死体にだって触れちゃう。インドでは自殺や寿命を全うできなかった人、貧乏な人は火葬されることなく、ガンジス河に流されてしまうらしい。 世界が平等だったら、インド人はもっと幸せ?陰と陽、昼と夜、月と太陽、理想と現実、金持ちと貧乏、シーソーみたいなバランスで世の中は成り立っている。お金があることが幸せではない。 仕事場に行って帰ってを繰り返す毎日でも、同じ日はない。その時はその時しかない。その時を懸命に生きる。人と出会い、時間を共有し、思い出を紡いで行く。それが人生。
1投稿日: 2023.09.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと読みたいと思っていた本。 今更ながら読み始めるとどんどん引き込まれて、すごくおもしろかった!! 時に笑える話もあり、そして深く考えさせられる話もあり。 涙する場面もあった。 たかのさんが旅したこの当時より今のインドはものすごく発展して、きっとずいぶん変わったんだろう。 でもガンジス川はずっと変わらずこれからも大切な生活の一部。 それはとても素敵なことのような気がする。 『人は全てが永遠に続いていくと思っているが、実は自分自身も周りの人たちも少しずつ変わっている。』と作中でたかのさんは書いている。 永遠や不変など世界のどこなもなくて、明日が来るのが当たり前でもない。 毎日少しずつ変わっていき、そしていつか必ず終わりがくる。 わかってはいたけど、日々を大切に大切に噛み締めて生きていかなければと改めて感じた。 ※旅行者のお腹を悩ませる国ランキング上位のインドで食べたいものを食べたい時に欲望のままに食べ、ガンジス川の水までも飲みまくったのに何ともないお腹を持っているたかのさんがとてもうらやましい。
0投稿日: 2023.08.17
powered by ブクログちょっと怖そうだけど勇気を出してこんな旅を人生で一回は、若いうちに経験してみたいな〜〜とつくづく思った。一人旅は独りになるのが嫌でかなりハードルが高いけど、インドみたいに場所を選べば距離感が近い人とかたくさんいて楽しくなりそう。将来のための今ではなく、今ここにある今を楽しんで生きていきたい。
2投稿日: 2023.08.11
powered by ブクログ面白かった! そして写真に写るインドの方々の表情がとても生き生きしているのを感じました。読む前に巻頭で見た時にチラリとそう感じたものの、読み進めて写真の背景がわかるとより素敵な写真ばかりです。小さい頃から欧米への憧れが強かったわたしではこの本は手に取らなかったなと思うとこうやって世界が広がるのは本当にありがたいし素敵なことだなと思います。世の中の不平等や配慮にかける場面等々どこに生きていても理不尽なことはあるのだと思うけれど、そこにあるものや人に感謝して楽しめたら“いい顔”になれるのかもしれないなぁと思いました。限られた人生の時間をどう使おうかと考えさせられました。誰かに何かを伝えたり何かをすることで、相手がすこしでも温かい気持ちになれたらいいなと思います。でもそれは自分ではわからないからエラーには細心の注意と反省を繰り返しながらトライ&エラーかな。
1投稿日: 2023.07.28
powered by ブクログ自分に自信がなかった、皆んなの前との自分にギャップがあるというてるこさんに親近感を覚え読み進めたが、そんな親近感が払底するほど魅力的だった。 知らない世界を知っている著者が羨ましいと思ってしまうが自分自身も旅に出たくてうずうずしている。 20歳の私が今読んでよかった。 生きていくのが楽しみになった。 素敵な人の周りには素敵な人が集まると実感した!
0投稿日: 2023.06.10
powered by ブクログ著者が初海外旅行をしていた頃、まさに自分も貧乏旅行をしていた。ヨーロッパだったが、現地で一生懸命生きている人と交流して、何か感動したことを思い出して懐かしくなった。
0投稿日: 2023.05.09
powered by ブクログコロナ禍と子育てで旅行へなかなか行けない中、この本に出会えて、一緒に旅した気分になれて楽しかった〜。また読みたい。いつかインドへいってみたい
0投稿日: 2022.11.28
powered by ブクログ旅の名言がたくさん詰まった一冊を、よりにもよってコロナ禍で家にこもっている時期に読んでしまった。そのせいで「旅に行きたいよー」と家の中で、ちょっと呻いたのも今ではいい思い出になってきた。ステイホームも少しずつ過去になってきたなあ……。 一人旅によく行くので、誰かと行くと判断力が鈍るという指摘にはハッとさせられた。確かに、己の判断と運に身をまかせる緊張感は、誰かと旅している時には感じない。 好きな文はたくさんあるけれど、「私ときたら旅に焦がれつつも一度も出ずじまい。これでは旅が好きかどうかもわからんではないか!もう旅に出るしかない。他に道はない」の一文は時々、旅を別の言葉に置き換えて心の中で唱えるくらい好き。背中を押してもらっています。 旅の中で感じるいろんな感覚を、たくみに、瑞々しい文章でひろいあげていて、著者の他の作品を読みたくなった。
1投稿日: 2022.10.17
powered by ブクログ元気をもらいました!出版されたのはしばらく前。あの頃は若者たちがこぞって猿岩石になって、世界を旅してました。僕はそんな人たちに憧れてはいたけど勇気がなく、国内で過ごしていた一人です。でも、この本を読むと旅、特に人との出会いの楽しさを体験させてもらった気持ちになります。
0投稿日: 2022.05.31
powered by ブクログとりあえず、 このようなご時世でなければ、 読み終わった直後にインド行きの航空券買ってました。 自分を変えたいと思うからこそ 一人で旅へって憧れますが 著者が特別な主人公感がないので 自分にもできるかもしれないと思える。
0投稿日: 2022.03.27
powered by ブクログ著者の等身大の目線ですごく哲学的なことを悟って書いていたりして、ただの旅行エッセイとは少し違った楽しみ方をできた。 中でも「ガイドブックを持っていくと、情報を確認する旅になってしまう気がした」の一文にはハッとさせられた。 世界を旅したいと思わせてくれる一冊。
2投稿日: 2022.02.20
powered by ブクログ自称・人一倍のビビリである著者が、香港、シンガポール、マレーシア、そしてインドでの旅の思い出をつづった本。(1991年から1992年の記録)小心者というわりには行動力がすごい著者に読んでて感心させられつつ、笑わせられた。タイトルの印象が強いけど、中身も負けないものでした。インドって不思議な国…。
0投稿日: 2022.01.31
powered by ブクログもともと作者が魅力的な人なんでしょう。 人間味あふれる旅は羨ましい。 ありきたりの内容というと言い過ぎだが、そのような読後感。
0投稿日: 2022.01.23
powered by ブクログ東京で生活しているといつの間にか忘れてしまう、心の開き方を思い出させてくれます。 もちろんただの旅行記としても笑えて楽しめます。 彼女の他者との関わり方は、出会った人との時間の一瞬一瞬を大切にしよう、楽しい時間を過ごそう、というもので、そんなの当たり前と思うかもしれませんが、実のところ自分を振り返ってみると案外そうでもなかったのでは、と。 彼女の他者に対する姿勢はすごく勇気をくれます。心をオープンにするってどういうことなのか、教えてくれる、思い出させてくれました。 (海外)旅行前に読めば、それだけで向こうでより楽しく過ごす準備になりそうな一冊です。 旅行の予定がなくても、普段の生活で一期一会をより大切にしたいというマインドを持たせてくれると思います。
1投稿日: 2021.12.19
powered by ブクログ自分も20代の頃は海外旅行に行って 何かが変わった気がしたので、なつかしみながら読んだ。文章がうまいので、つまることなくスラスラ読める。
0投稿日: 2021.09.22
powered by ブクログまだ世界の歩き方くらいしかない、iモードすらない時代の海外ってこんな感じだったんだな、というのがありありと伝わってくる。 あふれんばかりに知識が氾濫してる今インドに行っても、安宿を探すことにこの頃ほどドキドキしたりはしないんだろうし、そもそも予想外の出来事自体が大分減ってしまってるんだろうな、とは思う。 でも、自分の知らないことはまだまだたくさんあって、直接この身体で感じるしか知る手段はないこともまだまだたくさんあるんだろうな、とも思う。 早くまた海外旅行に行けるようになってほしい。
0投稿日: 2021.09.12
powered by ブクログ面白かった〜。最高。 病院の待合室で読みながらマスクの下はニヤニヤ。 なんで?そんなことある?書いてあるのは日本では絶対経験できないことだらけ。そして筆者しかできなかったことだらけ。そもそもインド行ってもガンジス河入りたくない…ましてや死体も浮いているそこでバタフライなんて。表紙おもしろすぎ。 この本を読むとインド楽しそう!行きたい!と思うが、筆者だからこそできたこと。絶対私なんかが気軽に行くとどこかに連れ去られるか無事だとしても病気もらってきて海外なんてこりごり、になりそう。 でも、それほど振り切って海外を体験してきたからこそ学べないこととか感じられないことがたくさんあって、なるほどな〜がたくさんでした。インドで生活できたら日本で何があろうもへこたれないだろうし大したことないなあ、と思いそうだな。尊敬。
0投稿日: 2021.08.16
powered by ブクログよかった。人とのふれあいの話がよい。 でもインド行きたいとは思わなかった。 「今の私は小さな親善大使(p.107)」は「今」だけでなく「常に」なんだと思う。富山にいたに違いない親善大使のおかげで、モハメッドさんはたかのさんに声をかけたのだと思う(p.103)。
0投稿日: 2021.06.12
powered by ブクログとにかく面白かったです! 旅の臨場感が伝わってくるというか、読んでてとても刺激的な気分になりました。 こんな旅行、しかも女性1人で! 同性として、勇気と挑戦しようかなと思わせてもらえる一冊でした。 また、インド人のヒンドゥー教文化にも興味が湧いてきました。 機会があれば、ヒンドゥー教についても勉強したいです。(特に神話とか、面白そうですよね!)
0投稿日: 2021.05.06
powered by ブクログ自称小心者の著者(当時大学生)が初めて海外を旅した香港、シンガポール、マレーシアと、その半年後に旅したインドの旅行記。 1年半前に読んだ同じ著者の『純情ヨーロッパ』と『人情ヨーロッパ』の原点みたいな本らしく、その2冊が面白かったので、ぜひ読んでみたいと思って買ってあったもの。 初めての海外旅行に出発する前の慌てぶり、うろたえぶりに笑ってしまうけど、なんだかんだ言って現地で出会った人とすぐに友達になってしまう様子が、本当にすごいと思い、尊敬する。何て言うか、本当に羨ましい。おれもこんな関西人だったらいいのになあ。おれってデフォルトが本当に人を寄せ付けない雰囲気を出してしまうので、もう自分にないものを持ちすぎている。海外旅行はそれなりにやってたおれだけど、一人旅はアメリカ1回だけ。全然出会いもなく、本当に孤独旅だった。性格の違いが一番あるだろうけど、もしかするとおれが中途半端に英語を話そうとするからなのかもしれない、と思った。英語を教える仕事をしているおれは、まず英語でその場を何とかしようとするけど、それがいけないんだろうか。「言葉が通じないから、お互いよけいに一生懸命になる。(略)ボディランゲージのすごいところは、話の意味が分かったときには、その人らしさまでが一緒になって伝わってくるところだ。」(p.115)というところは、なんか本当に考えてしまった。つまり「英語を学ぶ意義」なんかを考えた時の「言葉を知って意思疎通」なんていうお題目が空しく思える。相手も自分と同じ程度の英語を話す人なら良いかもしれないけど、そうでもなければ、英語を知ることはかえって相手との距離を縮めないことにつながることになったりするのかも、と思った。言葉を知らなくても、その人の人間全体をさらけ出せば心の交流が出来る、という例なのかもしれない(もちろん特に高校以降の英語教育の意義はそういうことだけじゃないので。とにかく「英語が分かれば世界の人と友達となれる」みたいなことを言ったり考えたりする人がいれば、そういう人にはこの本を読んで欲しい)。確かに、ハンガリーの片田舎の駅の案内所のおばちゃんが全く英語を話さず、2人で笑いながらジェスチャーしまくったことはまだ覚えているし、旅の良い思い出だなあと思う。 色々、臨場感のあるエピソードにグッと来る。特にカースト制のエピソードは衝撃的だった。カースト制が何なのかということは、正直教科書で説明を読んでも何も分かったことにならないんだろうな、と思った。 あとは「ブッダガヤの不良インド人」のエピソード。その「おっさん」を諭す場面で、「おっさんがいくらそう思っててもね、結局、相手に伝わったことが自分の伝えたことなんだよ。」(p.199)って、これには納得。よく大学生でこんな教育者的な台詞が言えるのは、やっぱりすごいと思った。おれもこんな旅をすれば、一皮剥けるのだろうか、とかこの歳にして思う。けど善い生き方というのはそういうことじゃないんだろうなあ、と思ったり。(21/03/29)
2投稿日: 2021.04.01
powered by ブクログ思いつきで海外へ飛び立ってしまうてるこさん。 それもインドへ。小心者とあったが、並外れた行動力には驚いた。 1人旅なのに、いつも周りには誰かがいて。無計画だからこその自由気ままな旅。異文化で、カースト制度等の心が痛むようなこともあるけど、明るく陽気で個性的なインドの人々のことが写真付きで載っていて、インドに対する印象がこの本を読んでかなり変わった。ところどころクスッとしてしまう内容もあり、サクサクと読めた。他の本もぜひ読みたいと思う。
11投稿日: 2021.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと読みたいと思っていた本。海外旅行ができない今の状況だからこそ、よりこの本の良さが引き立つ気がする。とても読みやすいので、訪れたことがない街の様子も比較的簡単に想像することができた。実際はもっと刺激的なんだろうけど。 著者のことは全く知らなかったけれど、明るいお調子者の性格ではあるが小心者、という点には驚いた。 「今の自分は本当の自分ではない。すごい人になりたい。」私も日々そんなふうに思って、悶々と過ごしている。いつの時代も行動するのは勇気がいること。何もせず、できない理由を並べて今の状況に居座る方が楽に決まってる。 でも、行動すれば必ず得られるものはある。自分で考えて動くことに無駄なことなんてないと、この本は教えてくれる。 観光地を訪れたり、現地の食べ物を楽しんだりするのも旅の良さではあるが、一番の醍醐味はやはり人との出会いであり、交流である。悲しくなる理由も楽しくなる理由も人であると著者は語っている。 この世に永遠は無い。だからこそ時間はかけがえのないもの。 早く私も、ガイドブックに頼らない自分だけの旅がしたい。バラナシには必ず寄って、ガンジス河に昇る朝日を見る。 どんな事でも、行動するのに遅すぎることはないから。 初めの第一歩、万歳!
1投稿日: 2021.02.09
powered by ブクログ30年前の話で、就職活動のネタ作りにインドに行くのが話のメイン。 そのときの感情で予定を決める行き当たりばったりの旅で、活字でこんなに笑えるのかってくらい面白いけど、ところどころに深い言葉が散りばめられてる。 著者が現地でもいろんな人に助けられたり、周りの人に愛されているのは今を全力で楽しんで生きようとしているからだと感じた。 自分も今度海外に行くときは現地の人との出会いを楽しむ旅をしたいと思った。
0投稿日: 2021.02.01
powered by ブクログ読んでみてまず率直の感想は… いまの時代と昔で、旅での可能性も大きく変わってきてしまったのかもしれない…と感じました。 行く先々で素敵な人々との出逢いがあるはずの旅。しかし、「知らない人に着いて行ってはいけない」「知らない人から食べ物を貰ってはいけない」と小さな頃から教え込まれ、最先端の技術と衛生と食で守り固められたいまの時代のわたし達は、こんな素敵な旅ができるでしょうか… 旅で出逢った人に住所の書かれたメモ用紙を貰い、その紙切れ1枚だけを頼りに見知らぬ土地を彷徨う… いまの時代だったら、まずFacebookを交換して、メッセージで住所を送ってもらい、それをGoogleマップにコピペして……。迷う事なく、寄り道をする事もなく、悠悠自適に目的地まで辿り着く……。 便利ではあるけれど、一方で、著者たかのさんのような、何があるかわからない、本当の意味での『旅』が羨ましくもあります。 いろんな物が便利になっていく半面、わたし達は、人間が当初持っていた《五感》をどんどん失いつつあるような気がします。 得体の知れない食物と出逢ったら、しっかり触って、しっかり匂いを嗅いで、「よし。これは食べられそうだ」と見極める。 事前知識が邪魔をして、ガンジス河でバタフライなんて、いろんな器官が悲鳴をあげそうだ……と思い込んでしまうけれど、実際に行ってみて、語感を研ぎ澄まして、《自分は大丈夫か、大丈夫じゃなさそうか》を決める。 わたしも次旅に立てる時は、知識や先入観ではく、自分の五感を頼りに行動してみようと思いました。 「知っているものを確認する旅はしたくない」 とたかのさんは記述されていました。 確かに。わたしも、旅に出る前は観光名所や行ってみたいレストランなどを調べに調べて、現地ではリストを潰していくような旅が多かったです。 でもそれって『旅』というよりは『確認作業』……というのでしょうか。事前に調べた事を「うん、よし、調べた通りだった」と確認するだけの作業になっているのではないか……と思ってしまいました。 確認作業旅も、『百聞は一見にしかず』という言葉があるように、知見を豊富にするという意味で、わたしの好きな旅のスタイルではあります。 でも今回この本を読んでみて、次旅に行けるようになったら、ほとんど知らない国に、何の前情報もなく行ってみよう。そんな気持ちになりました。 (もちろんアラートマップなどはしっかり確認しますが!
0投稿日: 2021.01.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分では小心者と言ってるものの著書はかなり冒険心のある人で、現地の人ともすぐ仲良くなって異文化にも即対応できる兼高かおるみたいな人です。 本文も面白いけど巻末の年表がまた、ぶったまげで、 「小3の時、暴力教師○○が担任になる」 なんてあって、イニシャルだけど本人はわかるだろうにと少々心配になる。 高校時代に自主制作映画を上映したり、文化祭で漫才をやったり、かなり積極的に人生を楽しんでいる。 知らなかったけど島田紳助のTV番組にも出た事もあったようです。 大学3年の夏休み初めての海外旅行、香港、シンガポール、マレーシアの思い出を綴った1部と、同じく大学3年の春休みにインドを旅した2部に分かれている。 インドでのカーストや貧富の差に心を傷めたエピソードが印象に残った。建前はカースト制度は無くなっているものの人々の生活の中に強烈に根付いていて、そうそう簡単には人間は変われない事を実感する。泊めてもらってる家の優しいお母さんがメイドさんに対して酷い態度を取っても平気でいたり、子ども達が自分より貧しい人の暮らしを面白がったり。切ない。 読んでみて自分は香港、シンガポール、マレーシアには行けるけど、インドは無理だなと思った。あまりにもワイルドなので。それと何処の国にでも旅行には行けるけど旅は出来ないなと痛感した。おそらく観光名所を廻ってホテルで顔を合わせた外国の旅行者と二言三言会話して交流した気になって、それで終わりそう。旅行はお金と時間があれば誰でも出来るけど、旅をするにはある種の才能が必要だとも思った。
1投稿日: 2020.12.06
powered by ブクログ一人旅の定番?、醍醐味、良さ、辛さ、ハプニング全て詰まってる 読んでてたのしい!!!わたしも旅に行きたくなる 旅をすることで、たくさんの出会いがあるけど、出会った分だけ別れがあるという側面に気付かされた。だから、こそ出会った人との、時間を、大切にしようと思える。
0投稿日: 2020.11.24
powered by ブクログ長年夢見ていたひとり旅に出たてるこ。インドでは聖なる河ガンジスを夢中に泳ぎ、ぶつかってしまった人に謝ると、なんと流れゆく死体だった…。ハチャメチャな行動力とみずみずしい感性が大反響を呼んだ、爆笑紀行エッセイ第一弾。(e-honより)
0投稿日: 2020.11.10
powered by ブクログ友人に薦められていたのに未読だったたかのさんの旅行エッセイ。 行動力と直感と英語が苦手と言いながらのコミュニケーション力がすごい! とにかく笑いながら楽しく読んだ。 私も旅行に行きたい!!!
0投稿日: 2020.11.01
powered by ブクログ作者のアジア一人旅。 今更ながら読んだけど、面白かった。 自分の人生を生きましょう。 今を生きましょう。 そのきっかけとして、旅に出ましょう。 っていう本。 この環境下、なかなか旅に出られないけど、このような旅行記を読んで擬似体験するのも楽しみです。
0投稿日: 2020.08.20
powered by ブクログ高校生の頃に初めて読んで、海外一人旅がしてみたい!と思わされた一冊(まさか初の海外が一人旅になるどころか、仕事でインドネシアに住むとは思ってなかったけど)笑 まだインドには行ったことがないけれど、てるこさんの文を読んでるともわ〜っとしたインドの熱い(敢えて暑いじゃなく)空気が感じられる。よくインドを旅すると人生が変わるとは言うけれど、それが何となく理解できる良くも悪くも濃い経験がギュッと詰め込まれています。 私にとって旅する気持ちの原点になる本です。
1投稿日: 2020.06.04
powered by ブクログこの時期だからなのか!早く旅をしたくなった!!こんなふうに!予定を組まずにゆるゆると!毎朝早起きして朝日を眺めて!仕事を辞めたい!!笑 でもやっぱり女1人のインド旅はこわいかな〜 笑もあり涙もありな、こんな感情揺さぶられる本ははじめてかも。。
1投稿日: 2020.06.03
powered by ブクログ人との出会いが旅。インド人は未来のために今を生きるんじゃなくて、今を楽しむ。軽やかに。そのとき楽しいことをやればいい。
3投稿日: 2020.05.28
powered by ブクログ『たぶん私は 「自分が今 、生きている 」という実感が欲しかったんだと思う 。まわりに比べて自分だけ 、いつもどこか冷めているような気がしていた 。夢中になれるものを持っている人のことがうらやましく 、かといって行動を起こすこともできない自分に 、私はだんだんイラ立つようになってきた。』 この言葉がすごくストンと落ちた。 予定通りじゃない出来事に、焦りパニックになることで「生きてる」ことを実感して、生きることの喜びを感じてた。 だから、旅はやめられないなあ。
0投稿日: 2020.04.26
powered by ブクログ本の表紙からしてすでに笑わせにきている。 家の中で声を出して笑い、 電車の中、マスクの下で笑いを堪えるのが大変だった。 新型コロナウイルスの影響で外出する事もままならない現在、 私も作者と共に海外旅行へと連れ出してもらえた気分。 飛行機苦手、お腹が弱い私にはマネ出来そうもないが、 やはり一人旅は憧れる。 ゲラゲラ笑って最後には少しシンミリ。 良い気分転換になった。
7投稿日: 2020.04.16
powered by ブクログACTION のゲストとして出演されていた回を聴いたのがきっかけで著者に興味を持った。明るい人柄の滲みでる、ユーモアたっぷりな話し方に魅力を感じた。期待以上の面白さ。もうとにかく笑いながら読んだ。ただ面白いだけでなく、日本とのカルチャーギャップに色んな感情を抱くたかのさんに深く考えさせられる場面もあった。たかのさんの本、全部読みたいです!
0投稿日: 2020.01.24
powered by ブクログ通勤途上、podcastのバックナンバーを聞いているのですが、その中の番組のひとつでたかのてるこさんが出演され、ご自身の“旅の話”をされていたのがとても面白く、その印象がきっかけで彼女の旅のエッセイの第一作目の本書を読んでみたというわけです。 内容は期待どおりでしたね。goodです。文章も素直で読みやすく、着眼も構成も表現も「上手」だと思います。(もちろん大阪人に欠かせない“関西のノリ”も効かせています) これなら、彼女の別の本も読んでみたくなりますね。
0投稿日: 2019.12.01
powered by ブクログ◯内容 現在作家として活躍されている、主人公のてるこさんが初めて海外へ行くストーリーを描いています。香港への旅とインドへの旅を取り上げており、その中で出会う異国人との交流や、そこでの発見、文化の違いを知る面白さ、また根付いてしまった国や地域特有の階級差別などの実情を知ることで、自分への無力さを感じるなど、葛藤も描かれています。 ◯感想 私自身、海外へ行ったこともなかったので、自分が海外へ行ったような気分で読むことができました。また、てるこさんの行動や発言には親近感の湧く部分も多く、また奇想天外なところもあり、おおよそノンフィクションなのだと思うのですが、物語として飽きずに読むことができました。海外へ行くことで成長していくてるこさんの様子にも感動しました。たまたま手に取った本ですが、これだけいろんな本を読んでもこの本の存在を忘れることはないだらうと思うくらい印象に残る本でした。
0投稿日: 2019.06.25
powered by ブクログたかのさんのパワフルさは絶対にまねできないけど、読み終わったあと旅に出たくなる本 文字からいろんな感情やわくわくが伝わってくる! この本から旅エッセイにはまった
0投稿日: 2019.06.22
powered by ブクログ二人の「高野さん」には ちょくちょくお世話になってしまう 一人は高野秀行さん そして もう一人は この 高野てるこさん お二人の著作から いつも 受け取らせてもらうことだけれど ーいろんなことあるけれど まぁ なんとかなるさ の メッセージが伝わってくる もう一つは 本の初めに挿入されている その旅の時のスナップ写真が 読む前に ちらと眺めていたものが 読んだ後には ふむふむこの人(景色)が と じっくり魅入ってしまうこと 「旅」の過酷さ 「旅」の面白さ に たっぷり浸らせてもらえます
0投稿日: 2019.05.17
powered by ブクログとにかく元気になれる一冊 文字を読んでるのに頭の中では著者の関西弁が鳴り響いてくる感じの一冊 笑っ 旅先での出会いと別れを綴りまくっていますが、旅に出る事で人生観が変わるという事を実践した著者 自分も旅に出たくなりました
1投稿日: 2019.03.19
powered by ブクログ引っ込み思案の著者が意を決して海外旅行に行き、その珍道中をつづった1冊で、なかなかの内容。一人旅ならではの醍醐味がよく伝わってくる、割と深いんじゃないの?と思わせる体験記。読後に宮藤官九郎脚本でドラマ化されたことを知ったが(なんかタイトル聞覚えがあったのはそのせいかも)、文字を追いながら自分の頭で映像化する旅もなかなかなんじゃないだろうか。
1投稿日: 2019.01.04
powered by ブクログ『ガンジス河でバタフライ』というキャッチーなタイトルと発刊当時は珍しかった女性一人旅の旅行記ということで、なかなか有名な本である。長澤まさみさん主演でドラマ化もされた。中は非常に軽快&コミカルでインド人(関西人同士含む)とのやりとりは漫才のようで楽しい。 他方でたかのてるこ氏の底抜けに明るい性格と恐るべき行動力そして異常なまでの環境適応力が為せる技である。勝てば官軍で、どんなトラブルでも乗り越えて無事帰国できれば武勇伝となる(そういう意味で印度屋主人の「部屋を散らして行け」はなかなかの名言)。一方でトラウマになるほど怖い思いをすると人には語りたがらないわけで、特にインド編前半の「レイプされかかった!」的な話はいまはだいぶ改善されたとはいえ結構聞く話である。 ドタバタ旅行記としては非常に面白いのだがライトなだけに、本書を読んだ女性が果敢にもひとり旅を挑戦し、てるこ氏ほどの資質を持たず不快な思い出帰国したりもする(無事なら何よりだが)。「無計画な旅は楽しいよ!」と煽るだけではなく「深夜特急」のようにそれに伴うリスクや考えさせられる事情なんかにももうちょっと踏み込んで欲しかったかな。
0投稿日: 2018.09.29
powered by ブクログ旅エッセイが好きでよく読むのだけど、振り返れば、男性の著作が多かったように思う。 この本の著者たかのてるこさんは、女性で&旅の初心者で(この作品当時)&英語はあまり喋れない…ということで、勝手に仲間意識をもってワクワク読み進めた。 この本の魅力は、てるこさんの語り口や行動が面白い(何となく、ちびまるこちゃんを彷彿とさせる)ことだけではなく、旅先で出会った様々な人々との交流、ピンチ、感動の場面からたくさんの学びがあることだと思う。 そこに暮らす人々の生活を垣間見る。 自分自身のこと、生きるということ、世界のことを、新しい目で見て、考えることができる。 遠かったはずの世界が、その地に赴くことで急に身近になる。 ただ生まれた場所が違うだけで、特別な違いなんてなく、みんな同じように、毎日の暮らしを営んでいる。 国境なんて地図上のものでしかない。わたしたちの心には、境界線なんてないのかも。
0投稿日: 2018.09.28
powered by ブクログ私もひとり旅するけどここまで現地の人と交流することはないので羨ましく感じた。家に呼ばれたりしてみたいけど、疑って断ってしまうと思う。人を見る目と勇気が必要だろうな。
0投稿日: 2018.09.07
powered by ブクログ昔から知ってたけど、なんだかタイミング合わずで読めなかった一冊。ようやく読めた…。 この本を読み始めてから、卒業旅行で女2人バックパッカーの旅に出たときのことを思い出していた。 私たちはどの国に行っても、自然に分かれて行動することがとても多かった。 ある日、ビエンチャンのゲストハウスに泊まってたとき、友達がロシア人のおじさんと一緒に帰ってきた。おそらく50歳くらいの、恰幅のよいおじさんだった。 そのときびびった。私はその日一人でただメコン川を眺めて過ごしてたのに、友達はどんどん世界を広げていることに、なんだか越えられない壁を感じてしまったのである。 バックパッカーってそういうものなんだと、今なら思う。たかのさんにとっての旅の醍醐味も、きっと人のつながりにあった。 あの1ヶ月、相変わらずふさぎ込んで黙って過ごしていたことが、今となっては勿体なかったように思う。 …でも、きっと今のわたしが行っても同じようになる可能性は非常に高い気もする。私は立っても座っても逆立ちしても人見知りだった。 人事の仕事に就いて以降、ほんとんど毎日人を評価する日々だ。こんな私が人を評価していいのか!?という話はいったん置いといて、改めてコミュニケーション力に勝る力はないと実感している。頭がよくてコミュニケーション力が高ければ、ほとんど一次面接は合格にしてる気がする。 ”本を読む”という行為はINPUTな行為だけど、いろんな情報を吸収する中でOUTPUTの大切さを実感する日々だ。私は自分のことを嫌いではないけど評価もしてないが、自分の結界をかなり複雑に張り巡らせているところは、どうにか直したいと最近思う。 いろいろ話はそれたけれど、つまりこの本は紀行本ではなく、本当のコミュニケーション力について説く本でないかと勝手に解釈した。 とか言いつつ、インド行ってみたい欲が改めて爆発して友達に声をかけてしまった。ここ10年ほど、ずっとインドに行きたいと言い続けているのに未だ行けていないのがとても悔しい。この本を贈ったら、友達は一緒に行ってくれるだろうか・・・。
1投稿日: 2018.06.14
powered by ブクログ「一人」旅だけど「独り」じゃない、ってよかったなぁ。かっこええ。 あと、豊中の小学校でロクな目にあってないのも笑った。
0投稿日: 2018.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すごいなぁーの一言。 ここに書かれていることのほんの少ししか体験したことのないことばかり。生命力ある文章で、体験の一つ一つが鮮やかにイメージできる感じ。食べたことないもの、行ったことない所、世界にはいろんな文化や価値観があるのだなあと思う。 現地の人の人懐っこさとあたたかさがすごい。旅人を家に招待して泊めて世話するって、昔話の中のことかと思っていた。
0投稿日: 2018.01.14
powered by ブクログ読むと元気になれる本。 意味もなく「人生に疲れた・・・・」と思った時、読むとパワーが貰えます♪♪ とにかく、はちゃめちゃで楽しい♪ 常々思うこと。人生一度きり。せっかく地球に生まれ人間に生まれたんだから世界中を旅してみたい!いろんな国へ行き、いろんな人に会い、いろんなものを見て、食べて・・・じゃないと、もったい でも現実、時間ないし勇気ないしお金がないから てるこさんの本を読んで、一緒に抱腹絶倒な旅をしてる気分だけでも♪
0投稿日: 2017.10.19
powered by ブクログ著者の旅行エッセイの第一弾で、香港・シンガポールへの旅及びインドへの旅が取り上げられている。 著者のパワフルさが伝わってくるとともに、旅に出たいという気持ちを掻き立てられた。
0投稿日: 2017.03.14
powered by ブクログ海外にいくのに 飛行機に乗る事さえ怖がっていた 著者が サナギから蝶に飛躍するように、ガンジス河に飛び込む。 みごとな変身ぶりだ。 英語もおぼつかないようだった。 見知らぬ人に テイクアバス と言ってまわるほどだ。 だからこそ、ボディランゲージで 乗り越えていく。 しかし、大阪人の心意気というか 逆境にたてば、 芸人魂がでて 『アチョー』といって ジャッキーチェンになる。 形態模写がうまいのかもしれない。 カレーの食べ方。沐浴の仕方など モノマネしながら覚えていく。 このコミュニケーション能力と学習の高さは、 たぐいまれなるものがある。 この能力が 海外を渡り歩けるパワーなんでしょうね。 だけど、インド。 かなり危険な地帯へ オンナひとりで 物怖じせずによく行けるものだ。 本に書けない危険な事が あったかもしれない。 それでも、インドのカースト制度の残渣に 心を痛める姿は 純真で すばらしい。 この無垢な目のむけ方が、とても大切なんでしょうね。
0投稿日: 2017.03.07
powered by ブクログ旅は、恋に似ていると思う。 冒頭のこの言葉に惹かれた。まさに同感。 無謀すぎる旅の仕方に、私はそこまで出来ないなぁって思うけど、こんな旅をしたいと素直に思う。 旅をすることで、自分の日常に有り難みを感じる。 「おかえり」の言葉で旅が完結するのは、帰る場所があるから。 旅をしなかったら出会えなかった人、気づけなかったこと。 今すぐにでも旅に出たくなる本。
0投稿日: 2016.11.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
内容(「BOOK」データベースより) 20歳にして、長年夢見ていたひとり旅に出たてるこ。極端な小心者だからこそ、五感をフルに稼働させて、現地の人とグッと仲良くなっていく。インドでは聖なる河ガンジスを夢中に泳ぎ、ぶつかってしまった人に謝ると、なんと流れゆく死体だった…。ハチャメチャな行動力とみずみずしい感性が大反響を呼んだ、爆笑紀行エッセイ第一弾。 ものすごく前から興味深々だったのに、その頃は硬派な冒険モノが好きで遠巻きにしていたのですが、ふと手にとって読み始めたらこれまたあっという間!貪るように読み切ってしまいました。 旅行ビギナーからいきなりの一人海外旅行でしかもノープラン。二回目からインドノープランとか本当にアホでしょう。持ち前の明るさと勢いで乗り切りしかも会う人会う人に好かれて羨ましい。 もっと速く読むべきでした。
0投稿日: 2016.08.27
powered by ブクログ旅行の素人が、海外一人旅の面白さに目覚めていく様子が面白おかしく綴られている。関西人らしいノリですらすら読めて、あまり読まない人にも読みやすいと思われる。 高野秀行なんか読んじゃうと物足りない気もするけど、初めてこういう本を読む人には身近に感じられるだろう。私にもできそう、と。最後まで面白く読めるから、書き方はそこそこうまい。 著者は日本が厭になってインドに行った訳ではないので、大丈夫だったけど、厭になって行った人は、パスポート高く買うよ~という誘いに乗っちゃうかもしれないね。インドにはまったら。
0投稿日: 2016.05.22
powered by ブクログいつもの自分とは違う日常に身を置いて、その時にしか出会えない瞬間や人に出会って、笑顔をかわし、時には語らって、たくさんの「あ、いいな〜」に心を躍らせているたかのさんは、この本で凄くキラキラしているように見えた。 思えば、旅の記憶は、いつでも鮮明に想い出すことができる。それだけ、心が動かされる。 だから、こうゆう本を読むと、無性に旅に出たくなる。
0投稿日: 2016.05.17
powered by ブクログ超面白かった! それにしても、どこの国でもこれだけわらわら周りに人が集まってくるなんて…尋常じゃない。どんな人なんだろう。たかのてるこさん。 以下、心に刺さったところを抜粋 人はきっと、自分の出すパワーのはねっかえりで生きているのでしょう。なんでも言ってみるもんだし、人の誘いには乗ってみるもんだと思わずにはいられません。 まさに、彼女自身がそれだけのパワーを発していることの結果なのだろうなぁ。かっこいい。
0投稿日: 2016.03.29
powered by ブクログ大阪が生んだ最強のバックパッカー!その名も、たかのてるこ! 彼女の東南アジアでのバックパッカーデビューとインドでの衝撃的な体験とは! 長澤まさみ主演でドラマになったこともありましたね。10年前ぐらいだったかと思いますが、ご覧になった方もいらっしゃるでしょうか。 たかのさんの著書すべてに言えることなのですが、とってもパワフルでエネルギッシュです!読むと思わず笑いと活力がこみ上げてきます!文章のみならず本全体から旅の喜怒哀楽が溢れ出てくるようです。 たかのさんは本書で旅をこう表現しています。 「旅は『自分が生きている』ことをリアルに実感できる極上のカンフル剤なのかもしれない。」 女単身で旅をするたかのさんは出発の前日に、旅先で死んでしまうのではないかと不安になるようです。でも、鈍っていた五感を研ぎ澄まし、自分の判断で歩みを進めるうちに、自分の人生は自分でクリエイトしていたのだという感覚がよみがえってくるのだそうです。 日常に麻痺して自分を見失いそうになっているあなた、たかのさんと一緒に旅に出てみませんか?
0投稿日: 2016.01.21
powered by ブクログ旅好きな人はたくさんいると思うんだけど、それをこんな風に文章にしてみるのは、なかなか難しい。と思う。海外に行くと人の優しさに3倍くらい敏感になる気がするけど、そういうじんわりした気持ちとかを思い出した。
0投稿日: 2015.11.26
powered by ブクログ日本の女子大生の海外一人旅行。彼女は必ずしも英語が得意でなく、気が弱かったというが・・・。ホンコン、シンガポール、マレーシア、インドと新しい人々に出会うごとに親切に接し、また会うことがあるだろうかと感傷にふけりつつの別れの場面。笑いを取ることが彼女の得意技だそうで、文章もその通りのサービス精神たっぷりで楽しい。表題のガンジス川でバタフライをしていた時に、水葬?の死体にぶつかったとは怖く、可笑しすぎる。危険な場面が実に多く、あまり多くの日本の若い女性には勧められそうにはない旅行だ。だからこそ彼女はここから作家になったのだ!。旅の最後のインドのボンベイでの日本人青年テツとの出会い、テツの「スタディ・オブ・ライフ」(学ぶ人生)、そして毎日のかけがえのなさを知っている人はみな私と同じ「旅人」という締めくくりがカッコよい!
0投稿日: 2015.11.11
powered by ブクログ中学生の頃読み、海外一人旅にはまるきっかけになった思い出深い本。 ハラハラドキドキ爆笑!! 今すぐにでも日本飛び出したくなる。
0投稿日: 2015.08.21
powered by ブクログ1週間前にインドへ旅行に行きました。そのとき出会った現地ガイドが、これが原作の映画に携わったと聞きました。たかのさんの旅に対する考え方、いいですね。
0投稿日: 2014.07.12
powered by ブクログ旅にもってく本 だったけど 行く前に読んじゃった! たかのさんの旅に出る理由がすごく共感できて、面白かった!!
0投稿日: 2014.06.22
powered by ブクログ旅する女は何だかいとおしい。 というような台詞は似合わない。 でも読み終えると、著者も次々登場する各地の方々も いとおしく思えて来る。 ただこの本はもう何回読んでもお茶吹きそう 笑い転げているうちに読み終えた。 読んでいるうちに、身近な人の話を聞いてるような気がしてきて 「もう、てるちゃんはホンマに!」と近所のおばちゃんみたいに ついつい言いそうになるくらい ( バシバシ肩とか叩きながら ) とっても親しみがわくような気がしてしまうけれど こんな人はそこらにはそうそういそうでいない。 世界に最初に世界へ飛び立つ勇気が出たきっかけは おかん(おかあさま)が ある日突然「おかあちゃんは腹話術師になったんや」と言い出したから という人は そうそうもなにも、この人くらいしかいてない、と思うけれど そんな風にして日本を飛び出した、たかのてるこの 最初の記録から始まるアジア旅行記。 そんな調子で転がるような勢いで語られる 旅の話は単なる面白話を超えて 生きてる!生きてる!っていう生きていることそのものの 喜びに聴こえてくるのだけど そうそうポジティブでない人間(私)でも 動いて食べて人と会って別れて喜んで悲しんで とにかくめいっぱいやってみたら? と思えてくるからあら不思議。そういう本。 でも、見てると疲れてくるような 前向きさもあると思うのだけど、そんな感じはないのは 著者あとがきにあるように ”でも永遠なんてこの世にはありません。人も自分自身も変わり続けています。 本当はいつだってかけがえのない時間が絶え間なく流れていて、 そんな中で 私たちは生きています。 実際に旅に出る出ないは関係なく、毎日のかけがえのなさを知っている人は みな、私と同じ「旅人」だと思っています。 そして、私は精神が「旅人」の人としか、 本当の友達にはなれないような気さえしています。” こんな文章を書く人でもあるからかもしれない。
0投稿日: 2014.06.12ハチャメチャ
女海外一人旅。 大阪出身の著者がエイッと飛び出した海外で勝手気ままの珍道中。 本当に小心者なの?と思いたくなる行動力。 決して真似はしないでくださいとテロップが出るような内容ですので、憧れて海外に行こうと思われた方は自己責任でお願いします。
0投稿日: 2014.01.30
powered by ブクログやりたいことをやるのが一番。平凡なのがきらいな著者の行動力すばらしい。気がるに読めて笑えるエッセイ。 九州大学:えんぴつ
0投稿日: 2013.11.18
powered by ブクログ大好きな本のうちの一つ。そして推理小説好きの母も何故かとても気に入っていた不思議な一冊。 何だか旅に出たくなるというより、いろんなことをしたくなってワクワクしてくるのだ。 旅に出る前にドキドキして不安になってやめたくなる気持ち、でも行ってしまうと逆に日常になって意外と普通に過ごしてしまうこととか、それなのに戻ってきて思い出すとキラキラしてみえるとことか。 何に関しても新しい事をするとき同じことが起こる。わかってるのに二の足を踏んでしまったり、やらなかったりすることが多くてもったいない。 そんな気持ちを思い出させてくれる。 時折読む必要のある大事な本です。
1投稿日: 2013.08.30
powered by ブクログ最初はよくある旅のエッセイかと思えば、良い!!そうだよね旅の楽しみはこうだよねと思う。 現地の人達との出会いがあり、文化交流を楽しむ。バカになって周りを巻き込み皆で楽しくなる。 私もこれほどではないが、昔はいろいろな出会いが楽しい旅ができていた。でも、5年前の最後の海外「タイ」では、カフェで外国じいさんに「壁がある、壁のうち外」と言われ、そう言えば積極的に異文化に関わるのが面倒になっているなと思った。 また旅をするなら、著者の様にバカになり現地の人と心で話、交流を楽しむ旅がしたいと思う。
0投稿日: 2013.08.19
powered by ブクログ笑った。旅に出たくなった。旅は、お金を使っていいホテルやいい食事を経験してゆっくりするもの、とか、友達との交流を深めるもの、っていうイメージを持っていたけど、自分を見つめ直すものなのかも。
0投稿日: 2013.08.05
powered by ブクログ香港・シンガポール・マレーシア・インド…アジアを旅行した著者の旅行記。大阪人らしく文体・会話は面白可笑しく、テンポが良く読み易い構成になっており、気軽な心持ちで読み進められる。とくにブッダガヤの不良インド人の話はインド人らしさを強く感じられ秀逸。著書は自らを小心者と言いつつ、時に大胆な行動も起こし図々しさもある。フットワークの軽さとコミュニケーション力、全篇通して清々しい大阪の気質を感じた。それでいて豊かな感性も感じられる。何年も経ってから旅を振り返って、小さな疑問や些細な出来事、感じた事、ここまで詳細に書けるものなのかと思えた。やはり吸収力多き年齢「20代」で訪れる「初めて一人で行く海外」の体験にはそれ程の目に見えない価値があるのかもしれない。 「帰る所があるのはなんて幸せな事なんだろう」。一人旅面白さや異国の素晴らしさだけでなく、帰る場所があるという究極の気付きは、私も地球一周して最も感じた幸福なので、強く共感出来てこの幸福に改めて感謝した。 若き図々しさと興味が向くままの行動力、エネルギッシュで 時にセンチメンタルな、そんな旅をしたいと思える一冊。とくにインドに魅力や興味を抱いている人や、若さのままに旅に出たい・出る人にとっては楽しめる内容ではないかと思える。
0投稿日: 2013.07.16
powered by ブクログ20歳でインドを女ひとり旅した著者の軽妙なタッチの旅エッセイ。 悪くはない。 読んでいて面白いところは、 文章や会話が若々しく、飾っていない「等身大」の旅を体感できること。 著者が旅に出た年齢の若さと、 もともとの性格とがそういう愉しい展開にしてくれているのだと思う。 写真も、決してお洒落で素敵な構図ではないけれど、 その瞬間瞬間を切り取っていて良い意味で生々しくて良い。 ただ、全体としては、個人的にはちょっと物足りない印象だった。 著者のエンターティナー精神がそうさせているのだろうけれど、 無理矢理笑えるような書き方や表現にしている部分が散見されて、 その大阪風のノリがイマイチ肌に合わない。 (この大したことないネタを大袈裟に扱う感じ、好きな人は好きだと思う。) あとは、筆致力の問題だと思うけれど、 この時の著者がまだ風景やエピソードを順序立てて説明することに慣れておらず、 (もしくは面白いところばかり強調しようとするが故にそこ以外が大きくぼやけてしまうため) 「で、結局なにが良かったの?」と突っ込みたくなる部分が多々あった。 あと、最初から最後まで通して、 「アタシ変わってるデショ!☆アピール」が続くところも個人的には苦手。 著者が個性的な人であることは分かったが、 自分の変人ぷりを必要以上にアピールされている感があって若干胸焼けする。 また、たまに、社会問題的な側面についての意見を述べるのだけれど、 それもまたひどく中途半端というか、 どうせ書くならもう少し掘り下げるなりなんなりすればいいのに、 という感想を持たざるを得ない。 なんというか、旅そのもののドラマ性も、社会批判も、 エッセィとしての出来も、全部表層すべりというか、 この小ネタがちょこちょこ続いていく感じをよしとする人ならば充分なのかもしれないけれど、 個人的には、全然お腹いっぱいになれなかった。 もっと泥臭くて現地の温度を感じさせるくらいのリアルさを、 「スマートに」盛り込んでも良かったと思う。 そういう意味では、高野秀行氏の旅行記シリーズの方が断然好きだ。 メリハリがあって、流れがあって、思考があって、 でも頭に浮かぶ場面はその土地の色鮮やかな光景。
0投稿日: 2013.06.09
powered by ブクログ旅に行きたくなる本でした。 文章から、ノリが若い感じがよいな! (高校生、大学生のプレゼントで贈りたい) 引用 〝精神が「旅人」の人しか本当の友達になれない」 分かる~。
1投稿日: 2013.05.13
powered by ブクログ旅って人との出会いなんだなって思った1冊。しかし、こんなんで危ない目あったりしないのだろうかとちょっと心配したり・・・そこは人を見る目がいいってこと?1人で思うままに旅できちゃうのをすごいなと思った(私には絶対無理)けれど、旅自体にあまり興味を持てないので引いてみちゃった部分もあるかも。ガンジス河には少し興味があったのだけど、ガンジス河でバタフライの部分が思ったより少なくて残念。
0投稿日: 2013.02.27
powered by ブクログいやー、面白い。その一言につきる。昨年夏、西日本青春18きっぷ旅をしている中、最終地点沖縄に向かう直前に寄った与論島のゲストハウスでこの本に出会った。まだまだあと一週間はいるだろうと思っていた与論に、台風が直撃するというので最後まで読み切らないままに旅立った日を覚えている。あのとき、チャンドラーの本にも出会いを感じたんだったなーとなつかしい。 本作を読んでると、まさに今自分が旅先にいるような不思議な感覚になるし、読んでいてまさかのことなんだけど、どんどんノドが痛くなってきたりと旅菌までこっちにただよってくるみたい。 いやー、面白い。面白い、ほんと。
1投稿日: 2013.01.23
powered by ブクログ小心者なのにお笑いキャラである著者が20歳の時はじめて行った海外女一人旅。 これがとにかくおもしろい!笑える本が読みたい,自分の人生を見つめなおしたい,海外の事が知りたいという方におすすめ。 旅行なんてろくに行ったことがないのに20歳で1人で旅に出てしまう破天荒な生き方にあこがれます。海外で出会った面白い人々とのエピソードにわらいつつも人生について考えさせられるような本になってます。 長澤まさみさん主演でDVD化もしていますのでそっちから入っても良いかも。 <抜粋> 人との出会いだって動くことから始まる。こっちから出向くこともあれば向こうからやって来ることもある。でも心が動かなければそれは出会いにはならない。ただのすれ違いだ。心を動かす,体を動かす,なんでもいい。とにかくいつも動いていることが大事なんだ。
0投稿日: 2013.01.08
powered by ブクログ実際にインドに行ってみて筆者のたかのてるこさんと同じ様な気持ちになりました!! もっと長い時間・自由度をつけてもう一度行きたいと本当に思える本だったと思います。 それにしても女一人旅でこの行動力はすごいっ!
0投稿日: 2013.01.01
powered by ブクログたかのてるこ氏による旅行記シリーズ1冊目。彼女の旅行スタイルはスケジュールを一切立てず、訪れる国に危険地帯があるかだけ調べて飛行機に飛び乗るというもの。 シンガポールのレストランで合席になったカップルにマレーシア観光を薦められ、次の日にはマレ-シア目指して出発。到着先でたくさんの現地ホテル勧誘マンの中から一番若いからという理由で一人を選び、その紹介先のホテルで偶然同い年の日本人旅行者に出会う。ひとつひとつの選択が新たな出会いに繋がり、次の旅先が自ずと決まっていくことに、彼女自身も自らの旅の不思議さを語っています。 「旅の面白さはどこに行くかより、どんな人に出会えるかだよね」という視点は自分には無いものです。あっという間に現地の人と仲良くなってしまうパワーがすごい。 それでもたかの氏はただ無鉄砲な人間では無く、大変感性が豊かな方でもあります。「インドには物の値段があるようで無い所がある。観光客にいくら?と聞かれれば商売人は当然自分の欲しい金額を伝えるだろう。値段交渉をすればいいだけの話だ」 物の値段があるようで無い…単にボッタクリと捉えればそれは悪印象で終わってしまうので、こういった認識を出来るか出来ないかによって、だいぶイメージが変わってきますよね…。 夜行列車で出会い泊めてもらった家族の家では、日常の中で根強く残るカースト制度差別を目の当たりにします。優しいお母さんが些細なことでお手伝いを罵倒し、幼い子供が何の悪気も無く最下層の人間を馬鹿にする。「生まれた場所が違うだけで、もし自分もインドに生まれていたら、当然の様にこのシステムの流れに組み込まれているのだろう」 また彼女はインド旅行中「あなたは何を信じていますか?」と現地の人に幾度も問いかけられます。仏教とも、無宗教とも違う私たち日本人の信じる物とは一体何なのか?どうして世界にはこんなに貧富の差があるのか?生きるって何なんだ? 自分のなかのモヤモヤした感情や疑問を言葉にするのが上手く、その答えを真剣に追求する彼女の姿勢には好感が持てます。なぜたくさんの人がインドに惹かれるのか私自身気になっていたのですが、読み終わって人と出会う旅がしたくなりました。
3投稿日: 2012.12.31
powered by ブクログ旅行記としては物足りなかったものの、著者には関心がわいた。こういうヒトが増えれば世の中面白くなりそう。TVの中だけでなくて、普段が。
0投稿日: 2012.12.06
powered by ブクログこんなに面白い本を久しぶりに読んだと思いました。一気に読んで二日間で読み終わりました。なんで自分がなぜあんなたびにでたかったかとか、一人旅が何が良かったのかとか、曖昧にしか分かっていなかった事をこうして文字に私の代わりに起こしてくれているような、そんな錯覚に陥りました。1人でいるからこそ寂しくて、だからこそ人と喋れたくて、いろんな国で出会いがあって、その人にあったからその国のことが好きなったりする。そーゆー旅の初心ていうか、出会いの楽しさ、そういうものを思い出させてくれる本でした。インドのバラナシ、とても面白そう。汚くて、でもいろんな人懐っこい人がいて、やっぱり面白そうだなぁと思いました。結婚して計画をきちんと立てて出る旅行が多くなって、それはもちろん楽しくて面白いんだけれども、1人でする旅も悪くなかったなぁ、いつかまた旅に出てもいいなぁという気持ちになりました。ほんまにおもしろかった!絶対お勧めです。この人の他の本も読んでみたいなぁ。
1投稿日: 2012.10.07
powered by ブクログ後輩から借りた。始めてエッセイを読んだ。読み始めは全然面白くなくて、エッセイ苦手だなと思っていたけど、読み進めていくうちに段々病みつきになっていった。突然の旅の始まり、出発にドキドキしながらも行く先々で出会う興味深い人達と作者のやり取りをがとても面白かった。一人旅したいっ!!
0投稿日: 2012.09.30
powered by ブクログ一人旅のきっかけが、母親の「腹話術師になる」という一言から・・・という行から、中国・インド旅行にいたるまで、面白くて一気に読んだ。他の旅行記も読み揃えたい。
0投稿日: 2012.09.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前々から読んでみたいな~と思っていた本。「三途の川でバタフライ」という芝居があって、もちろん本書からアイディアをいただいたであろうと題材でしょうと、とても気になっていたんです。 ページをパラパラとめくると、写真がいっぱい。ガンジス河は本よりインドに行ったことなんぞない私。インド大使館の裏手に住んでいながら、とてもとても遠くの国・・・異国らしい異国という位無縁の国なので、写真はすんごく有難い資料でした。著者の目にその時に映っていたものが見れるなんて素晴らしい。決してそうは思わないのですが、自ら文才がないと言うたかのてるこさんらしい計らいです。 女性が独り旅でそんな事までできちゃうの?!なんて、羨望のまなざしを向けちゃう位ひょーきん姉ちゃんを地で行くたかのてるこさんですが、インドのカースト制に対する無力感とか、旅先で出会う人との別れの切なさとか・・・。単なるひょーきん者なだけじゃなく、その場が苦しくなると次なる地を目指してしまう弱さなんかが素直でいいなって思いました。 女性の海外独り旅ができるって羨ましいです。それもガイドブックも持たずにその土地に触れてしまう勇敢さ。そんな旅に連れて行ってくれたひとときでした。表紙のガンジス河で目をつむってバタフライしているたかのてるこさんに万謝あるのみです☆ 見知らぬ街に独りで行ってみるのもいいな、って思える本でした。
0投稿日: 2012.09.22
powered by ブクログ小説読みながら笑ったの久しぶり。たかのてるこさんおもしろすぎる。インド行きたい。旅行系ナンバーワン。
0投稿日: 2012.09.07
powered by ブクログメディア露出のある、たかのさんの旅行記。タイトルが強いインパクトであることから、興味はあれど中々手に取れなかった作品。いきなりインドでの物語が始まるかと思いきや、その旅に至るまでの自分の気持ちや環境、一人旅のきっかけなどから徐々に始まっていく。話のテンポも良く関西系ならではの思考回路が、更にこの物語の面白さを加速させている。女性の一人旅というとなんだか物騒な感もするが、動物的な本能(危険を察知する能力など)がキチント機能していると、必要以上におびえる事もなく、ヒトとヒトのふれ合いを旅の中で感じる事が出来るのであろう。
0投稿日: 2012.08.31
