
総合評価
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powered by ブクログゆる言語学ラジオから。 入門書といった位置づけで取っ掛りにはちょうどよい! 自分はガッツリ理系だったので人文系の新書を読むのが新鮮だった。
0投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログ【星:3.5】 タイトルのとおりで、言語学を学んだことがない人向けに、言語学とはどんなものなのかということ説明した本。 発音、文法、言語の分け方などのテーマを設けて、それぞれのテーマについて説明する中で、言語学について理解していこうといったテイストである。 各テーマについての説明自体はとても分かりやすいのだが、内容の本丸(と私は思っている)である、「言語学ってどんな学問なの?」というのがどうも見えてこなかった。 その理由ははっきりとわからないのだが、以下のことかなぁとは思う。 ①最初に「言語学はみんながイメージするものとは違う」的なことが書いてあったが、読んでみても「言語について研究する学問」みたいで、出だしの「違う」が見受けられなかった。 ②分かりやすくしようとするあまり、書き振りをやや砕けた形にしすぎ。 分かりやすく説明しようという著者の気持ちは伝わってくるのだが、もう一歩という感じであった。
1投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログウラル・アルタイ語族などはトンデモ学説であリ、存在しないことを知った。 また、世界史の民族移動で出てくるインド・ヨーロッパ語族についても、そもそも語族とは何かというところから記述している。 言語と方言の違いについても記述があり、そこで挙げられる言語と方言の違いの要件に鑑みれば、琉球語も方言ではなく言語と言えるのではないかと私は思えるのだが、この本では明言は避けられていたので、さらに詳しい本を読んでみたくなった。
0投稿日: 2024.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
言語学の入門として「科目」という表現を使っているが、幅広い例と共に言語学を分かりやすく説明している。語学が好きな人には読みやすい著書だと思います。
0投稿日: 2024.07.01
powered by ブクログ文体?テンション?が好き ちょっと皮肉めいた言い回しとか、あっけらかんとした軽い口調とか、読みやすい要素が多くて助かった
0投稿日: 2024.06.17
powered by ブクログ言語学は何を学ぶ学問かと言うのがざっくりと書かれていて、読みやすかった。 特に音韻については参考になった。
0投稿日: 2024.04.13
powered by ブクログ■細目次 https://gyazo.com/bc93f1a8115a23452388b60f760bd57a https://gyazo.com/716dc435dfa39a5b748026ddc16b6c52 https://gyazo.com/1fb15e6037320882cdb36340e9eaf25e https://gyazo.com/068382178fbc2bcedf32005a2766d5f5
0投稿日: 2024.01.17
powered by ブクログ「はじめての言語学」とあるように、初心者よりももっと前、「言語学ってなんだろう」という疑問を持った人におすすめの本です。言語学を少し学んでみて、よく分からなくなった人が言語学というものを振り返るためにもちょうどよい本かもしれません。 言語学といったら「ソシュールという人が有名らしい、彼の本を読んでみよう」や「サピアウォーフの仮説に興味があるから言語学を知りたい」と思うかもしれません。私がそうでした。 しかし、ソシュールやサピアウォーフ仮説は言語学の一面でしかありません。言語学という学問を理解するには細かすぎますし、難しすぎます。 「はじめての言語学」は言語学をざっくりと、偏見なく見つめることができる一冊です。言語に対して、優劣がないということ、悪い言語も良い言語もないということ、乱れた言葉もないということ、そういったことも改めて知ることができる本でもあります。 著者の黒田龍之介さんの本をいくつか読みましたが、どの本も夜眠る前にでも読める程気軽な内容です。堅苦しさがないため、ユーモアたっぷりの講義を見つめている気持ちになれます。 そういった点も含め、言語学をはじめて学ぶ人にもってこいな本でしょう。
0投稿日: 2024.01.02
powered by ブクログタイトルの通り、言語学にはじめて触れる人向けにわかりやすく書かれている本でした。 わかりやすさを強調するあまり、不要な例えや言い回しが多いのが気になりますが。 1番印象的だったのは、言語学の立場や考え方についての説明です。 ・そもそも、「ことばの乱れ」という発想が言語学にはない。 ・言語に名称を与えるのは政治と歴史であり、言語学では判断できない。 ・言語学では、《美しい言語》も《汚い言語》もない。 こういった説明は〇〇学といったイメージからくる堅苦しさをほぐしているようでとても良かったです。 言語学は字面通りのいわゆる言語に対する学びだけでなく、言語を通して、その言語を話す人たちの思想や生活の特徴を知ることができる点が非常に興味深いです。 これからは気が向いた時に少しずつ、言語学関連の本も読んでいこうかなと思います。 --- 自分が苦労せずに手に入れたもの、たとえば性別、人種、出身地、家柄、それに母語といったもので威張るのは卑怯である。その反対に、努力して身につけたもの、たとえば学歴、職業などと並んで外国語を自慢するのは嫌味である。 ---
47投稿日: 2023.09.10
powered by ブクログ言語学とは何か? 難しそうというか、想像つかないテーマを易しい語り口で(皮肉交じりに)伝えてくれます。 なので、専門的な説明を求める人にはつまらないかも。 専門用語を知って分かった気になりたいのならこの本は必要なく、興味を持って始めるという入り口を見つけられる人向けだと思います。 なんか面白そう、それを見つけるのもいいと思います。
0投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログ言葉や言語に興味はあったものの、膨大な書物のなかから自分に合った入門書が分からず迷っていました。 『はじめての言語学』は文字通り、初心者にぴったりの一冊です。 自分の言語への理解度の浅さや無意識の偏見を気づかせてくれて、だけどお説教くさくはなく、全体的に軽快な読み心地です。難しい専門用語、個人的にとても苦手な図や表もなく、たのしく読めました。 著者の黒田さんの言語への姿勢や好奇心、行動力などは、母語を含む多言語を学習している身として、参考にしたいです。
0投稿日: 2022.06.24
powered by ブクログ黒田さんは、私にとってはNHKのロシア語講座の先生。 その黒田先生の、大学1年向けの言語学概論といったら、きっとこんな感じなのかなあ、と思いながら読む。 前期分の授業という感じかしらね。 だって、こんな風なんだから。 第一章。 一般人の「言語学」に対する思い込みに反論する。 第二章。 言語とは何か。 第三章。 音声学。 第四章。 文法論と意味論。 第五章。 言語のバラエティ。比較言語学、方言。 語り口は平易。 比較言語学と対照言語学の違いなんて、一言である。 おお、初めて知った!と思ったら、よく考えたら、私も大学生の頃、日本語教育の検定をとったときに、たしかやったな、と後になって思い出した。 いや、そんな自分のぐだぐだっぷりはよいとして、本当に分かりやすい。 名講義と言っていい。 それから、本書の魅力は、やはりいろいろな言語の事例が出てくることだろうか。 「言葉好き」の黒田先生の面目躍如たるところ。 もっとも、この先生、試験は厳しいのかもしれないな。 この本を読んでいるだけなら、安全だけどね。
0投稿日: 2022.06.18
powered by ブクログ言語学の「第一歩」を知りたい人にお勧めの書籍。文体も読み易く、例示も具体的なためスターターキットとしてうってつけだと思う。そのため各自で深掘りをしないといけない説もある
0投稿日: 2022.06.07
powered by ブクログ言語学の入門中の入門書。 所々表現や文章の言い回しが面白く、クスッとする場面も多々。 初心者に対するハードルが下げられておりオススメ。
0投稿日: 2022.04.27
powered by ブクログ言語の世界も奥が深い。 例えば、インドネシア語の「私たち」は2種類あって、そこに相手を含むか含まないかで使い分けなければならない。スロヴェニア語には単数形と複数形の間に両数形もあって、3個以上から複数形を使う。 昔、ヨーロッパの言語では男性名詞と女性名詞と中性名詞があると知った時は衝撃を受けたけれど、そのレベルの驚きが言語の世界にはまだまだある。 機会があればまた言語学の本は読んでみたい。
0投稿日: 2022.01.16
powered by ブクログゆる言語学ラジオで言語学に興味を持ち読んでみた。 言語学入門以前という雰囲気で、著者いわく「一つ一つの部屋には入らずに、ドアのところから中を覗いてきたようなもの」である。 言語学は何ではないかから始まり、軽妙な文体で言語学の各要素を踏み込みすぎず、必要なだけ説明し、わかりやすい例を出しながら進んでいくので、初学者にとってもとっつきやすい。
1投稿日: 2022.01.09
powered by ブクログ本棚を整理したら、2004年新刊当時の旧カバーの本が出てきた。未読積読かとおもいきや、一新されたカバーに騙されてすでに読んだ本を買ってしまったらしい。とはいえ、このついでにもう一度ざっとでも再読しよう。(2021年2月)
0投稿日: 2021.02.13
powered by ブクログ【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログ"この本はとてもわかりやすく書いてある入門書。それでも言語学がわかった気分になったかどうか聞かれると、わからない。 言語学を説明しなさいと言われても自信がない。 言葉の構造そのものについて考え続けるのが言語学なのかなぁ(黒田先生、間違いでしょうか?)。参考となる文献も載っているので、興味を持った人はこの世界をもっと掘り下げることができる。"
0投稿日: 2018.10.20
powered by ブクログこないだ読んだ『言語学の教室』よりももっともっと初心者向けという感じ、あと切り口も面白かった!著者は「にぎやかな言語学」が好き、と言っている通り様々な言語の音や文法を紹介しながら世間一般の言語学のイメージ(語源崇拝、人種による発音の可否など)をぶった切っていく。言語に優劣も美醜もない、全ての言語は複雑で、だから面白い!というのが簡潔な語り口で書かれている。片手間で1日で読めるくらい読みやすかった。参考文献も章ごとに紹介されていて、テーマごとに探せるしありがたい。
0投稿日: 2018.07.09
powered by ブクログ日本語学を専攻した者として読んで、これは超初心者向けに、今まで読んだ中では1番分かりやすい本だと思いました。言語学って何?と、ちょこっと興味を持った人向けです。説明も分かりやすくユーモアもあるし、自分の専門外のところは「辞書によると」など、きちんと前置きされていたり、できる限りバランスの取れた考え、さまざまな言語の用例を出して偏った言語学の見方にならないよう気をつけているのが良く分かります。 そして、謎のコサ語推しで、興味が出てくる。 蝸牛考とかcolorless green ideasとか、音素と音韻とか形態素とか虹の話とか、「言語学概論」を学ぶ大学1年生が必ず通る例文や単語が出てきて、とても懐かしかった。 ソシュールやチョムスキーの話も出てきたのですが、この本の良いところは「ある大言語学者は〜」という話で簡単に考えを書いて、それから名前や経歴を紹介したりしなかったり。浅く広く。 バランスはとれているんだけど、音韻に比重が寄ってて、文法や語用論の話が少なめ?な気がする。それは特定の言語の話になってしまうから仕方ないのかもしれないけれど。
0投稿日: 2018.03.18
powered by ブクログ初めて言語学の本を読むなら「はじめての」がいいだろう、という安直な理由で購入。講談社新書だったのもあるけど。 言語学を学ぶ前に、という説明が最初に30ページほどあり、これが結構なわかりやすさで理解する準備が整えることができるので、自分のように言語学は初めてという人でも安心して読めるかと思います。 言語とは記号の体系、という説明もわかりやすく楽しくて読みやすい(各所に入る自虐ネタもおもしろい)。 期待としては、チョムスキーとか、デリダとか、レヴィ=ストロースとか、そういうのの延長というか基本としての知識教養だと勝手に考えて手に入れたのですが、だいぶ違ったようです。 ちょっと気になったのは、明確な根拠なく断定している(と受け取れる)箇所がいくつかあったことくらいか。これ自分としては結構大きい問題なのだけど、どうなんだろうか。 言語学とは頬杖をつきながら「人間にとって言語とは何か?」という深い考察をする学問ではなく、各言語の違いや特徴などを世界中を回って調べたり記録したり、どのように「変化」して行くのか、を学ぶ生物学に近いように感じました。
0投稿日: 2018.01.18
powered by ブクログ言語学についてまったく知識のない読者に向けて、言語学がどのような問題を扱っているのかということをざっくり説明している本です。いわゆる「入門書の入門書」に相当する本だと思いますが、言語学を学ぼうとする読者を対象としているというよりは、むしろ言語学になじみのない読者に向けての「教養としての言語学」というべき内容だと言えそうです。 著者の説明も非常にユニークで、町田健とはまた違ったユーモアのセンスがあっておもしろく読みました。
0投稿日: 2017.03.10
powered by ブクログ言語学について知りたくて、「言語学」をキーワードにしてGoogle検索して見つけた本。 言語学とはどういうものかを、とてもやさしく説明している。まず最初に、言語学を専門にしていない人が抱く言語学のイメージを一つ一つ否定していく。そして、じゃあ、言語学ってなんなんだ?と疑問を持ち始めた頃に、少しずつ具体的な言語学の世界へ導いてくれる。 「音」について。世界にはいろんな言語があり、各言語特有の音(発音)があり、それはほぼ日本語や英語などのヨーロッパ言語の一部しか知らない私にとっては非常に興味深いものだった。特に、アフリカで話されている「コサ語」についてはどうしても聞いてみたくなり、youtubeで検索して実際に音を聞いてみた。新しい世界が開けたような気がした。 その他、「文法」、「分類」についてもとても興味深く、言語学についてますます興味が湧いてきた。
1投稿日: 2016.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
コサ語についてはうわさくらいの知識だったところ、発声法のちょっとしたコツが書いてあったものの、YOUTUBEなどで見るとさらに難しそうだった。どうやら自分の興味は言語学よりも発声学であったようで、その確認ができただけでもありがたい。チョムスキーとソシュール、どちらも今後学びたいジャンルだったが想像しているような学問ではないようだ。
0投稿日: 2016.05.17まさしくタイトル通りの本
「言語学って小難しそう……」ていうイメージを「やっぱり難しいんだ」ていう確信にわかりやすく変えてくれる良書だ。 小難しい言語学用語をほとんど出さすに、言語学者ってこんな感じのことを実はしているんですよ、ちょっと覗いて行って見ません?という内容。著者自身のユーモアのある語り口に誘われて入口付近からちょっと覗き見るつもりが、いつの間にか言語学の世界に迷い込んしまう程面白い。 章ごとに参考図書を挙げてくれているのも親切。
1投稿日: 2016.03.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
言語学の本は面白そうな一般書をたま~に読むばかりで どんな学問かたいして意識したことがありませんでした。 本書は難解な専門用語や偉そうな人名抜きで、言語学の一部を紹介する入門書。言語学に興味を持ちはじめたという人にはうってつけ。 言語ってそもそも何?という話から、音声学、文法、分類までを総ざらいしています。三人の"ん"と三枚の"ん"で違った音になっているって?鏡の前で発音してみると…、たしかに違う口の形になってる!(でも音の違いについてはやっぱりピンとこない…) 言語って誰もが無意識に使っているからこそ気がつかないことが多い。実は母語ですらあまりわかっていない。そこを追求してみるのはすごく面白いと思います。 だけど、大雑把な僕などは言語学の基礎編である音声学でつまづいてしまいそうなので、やっぱりつまみ食いする程度に楽しもう(笑)
0投稿日: 2015.11.03
powered by ブクログ読みやすい。著書が読者の事をよく考えてユーモラスな語り口で書かれている。言語学に興味を抱いたが、いかんせんなれていないからか、読んだ内容をすぐ忘れてしまう。この本をきっかけに言語学の他の本も読んでみたくなる。
0投稿日: 2015.06.22
powered by ブクログ言語学というよくわからない学問をできるだけ分かりやすく書いた本である。日本語なり英語なりの学問と言えば語学としてはなじみがあってイメージしやすい。ところが言語学となると果たして何を扱う学問であるのかが分かりにくい。何を目的としてどのようなことを行う学問なのかのイメージが湧かないのである。 本書ではソシュールやチョムスキーといった言語学の大家の論をさりげなく紹介し、それがどのように言語学の世界で使われているのかを具体例に沿って述べている。私は他の本でいきなりこれらの言説に触れて面食らったことがあるが、はじめにこちらを読むべきであった。 言語学にまつわる誤解に触れた章もおもしろい。たとえば言語に美醜はないとか、言葉の乱れや方言に関する世間の考え方と言語学上の判断とは別のものであることなどは興味深い指摘である。 大学の先生の話を研究室でうかがうような気楽な文体は「はじめての」学習者には優しい。学生時代に戻りたくなるような気持ちになった。
1投稿日: 2015.02.25
powered by ブクログ言語学の入門書。 言語学という科目かどういうものなのか、全体を知るにはいい一冊。 「自分が苦労せずに手に入れたもの、たとえば性別、人種、出身地、家柄それに母語といったもので威張るのは卑怯である。その反対に、自分で努力して身につけたもの、たとえば学歴、職業などと並んで外国語を自慢するのは嫌味である。言語学ではすべての言語が平等である。」
0投稿日: 2014.12.24専門用語や固有名詞で威圧しないところが素敵です!
私のような「語学好き」が思い浮かべる「語学」と学問としての「言語学」はどう違うのだろう? そんな疑問にやさしい言葉で答えてくれる本。 黒田龍之助らしい、軽快な語り口で、言語学がいかに誤解されているかが語られる。 語源を研究する学問じゃありません。文法を研究するのも主要なテーマじゃありません。 まして言語学者は通訳じゃありません。 では、言語学って何? 第2章から本格的に紹介されていく。 「言語は記号の体系である」という有名な言葉を紹介すると、 「記号の体型」と書いてきた学生がいたらしい。 なるほど、そりゃわかりませんわな。 ということで具体的に記号とは、体系とは、と丁寧でわかりやすい説明が続く。 それから、「虹が七色とは限らない」「世界のニワトリはどう鳴くか」などの話が続く。 これ、言語の恣意性についての説明なんだが、そう言われるとすっと理解できる。 で、2章の最後で、「この章で取り上げた話は、多くがソシュールという人の考え方である。」と明かし、ソシュールに関する本を紹介している。 ああ、いいな、と思った。 言語学の入門書なんだから、最初からソシュールの名前を出したっていい。というか、それが普通。でも、敢えて出さずに, 「体験談→具体的な話→理論→学者について」という順番で展開する。 押さえるところはきちんと押さえつつも、始めから専門用語や固有名詞で威圧しないところが入門書としてよくできていると思う。
5投稿日: 2014.09.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1.言語学のポイントは,音,共通性,現在. 2.言語は記号の体系. 3.音. 4.記号の体系,文法の3つの組み立て方,捉え方.学校文法,伝統文法.記述文法.生成文法(普遍性は高いが…). 5.言語の数.比較言語学.言語は変化する. 言語学は音が重要.様々な考え方があるが,一概に言語や言語学を語ることはできない.
0投稿日: 2014.05.03
powered by ブクログ「言語学」の「げ」の字もしらない人向け。 もちろんご存知の方にも手に取っていただきたい一冊。 入門の入門といえるくらいわかりやすいけれど、メッセージは力強い。 ことばの世界は楽しい、ってほんとうだったんだ。
0投稿日: 2014.04.30
powered by ブクログ言語学の入口。そもそも言語学は何を扱うのかという大前提から、言語学の歴史、言語学の諸分野が、具体例と共に、ユーモアを交えて分かりやすく書かれている。ここから興味のある分野を深められるように、参考文献も付されている。 極力専門用語が避けられているので、何もわからない人でも読み通せると思う。反面、もし言語学をかじったことがある人にはちょっともどかしさもあるかもしれないが、用語として何となく入っているものと知識との紐つけができるかもしれない。 ことばは、時としてとんでもない科学・偏見がまかり通ってしまうことがあるが、そういうものにもしっかり警鐘を鳴らす。 「言語学」を学問として学ぶ人だけでなく、「ことばに興味がある」人に、ぜひ読んでいただきたい1冊。 色々心に残ることばはあったけどその中でも 「大切なのは似ていることではない。規則正しい対応なのだ」(p.185)という言葉に射抜かれました。
1投稿日: 2014.03.12
powered by ブクログ大学で語学概論の授業があったので思い返そうと読んでみました。本当に、基本的なことを分かりやすい言葉で書いてあるので、入門にはぴったりだと思います。
0投稿日: 2013.11.21
powered by ブクログことばというのは誰もが使っているものだからか、トンデモ科学・なんちゃって理論がまかりとおってしまうことがままある(この本のなかでも、そんな例は山ほどあがっている。) 本書は、そんなひとりよがりの態度を排し、あくまでも謙虚に、真摯に、論理的に言語に向き合うための手引き。 入門の段階で必要なことが必要なだけ、わかりやすく、はじめての人にも興味をもてるように書かれているし、その先に進みたい人のための目配りも怠りない。 一点だけ物足りなかったのは、専門用語を避けているところ。わかりやすくというコンセプトは分かるが、逆に、あいまいに使われやすい専門用語の定義をきちんと示す、というのも必要なんじゃないかと思う。
0投稿日: 2013.10.28
powered by ブクログ言語学の入門の入門、といったところか。「言語学って何?」という質問から答えてくれる。そんなに難しいことは書いていないので、初心者にはいいが、これだけで院入試に立ち向かうには無理がある。3年生までに読んで欲しい本。
0投稿日: 2013.09.30
powered by ブクログ大学時代を振り返って、唯一最大の後悔は、言語学をもっとしっかり学ばなかったこと。言語学の授業は取りたかったけど、同じくらいおもしろそうな授業が山のようにあって、正直な話、入学した時点で、4年でとりきれるのか不安だったりした。結局のところ4年使って、必要単位数の1割増くらいの単位をとって卒業したんだけど、もし言語学に本格的に足を踏み入れていたらどうなってたんだろう、と不思議な気分になる。 話がだいぶそれましたが、そんな大学時代のかすかな後悔を補填するために、格好の一冊でした。思えば本格的に言語学に取り組まなかったのは、高校の現代文でソシュールについての評論が載っており、そのわけのわからなさに辟易したのが大きな原因だった気もする。本書にも出てくる、シニフィアン・シニフィエ・パロール・ラングのあたり。あの小難しい解説文ではなく、こんな風に平易な、でも深みのある本にあの時出会っていたら、もしかしたら私の人生変わってたかもしれない。なんてね。 後半、どの言語も平等であるという主張には、ひたすら頷いた。どの言語がきれいとかきたないとか、論理的だとか非論理的だとか、そういう話題はしょっちゅう取り沙汰される(気がする)けれども、そういう論理展開は個人的に嫌だなと思っている。日本語の音がきたないと言われると釈然としないが、日本語の音は他の言語より美しいとか言われると違和感を覚える(まぁ、日本語に限らず)。そんな風に常々思っていたのを、肯定されたような気がして、深く納得。あと、スワヒリ語おもしろそう。抱合語は勉強したことないし、ちょっとかじってみようかな。
0投稿日: 2013.08.20
powered by ブクログ言語学全般を出来るだけ分かりやすく解説しようとした一冊です。言語学者なのに、言語学と悪戦苦闘している様が描かれており、コミカルな一面もあります。 一方、ソシュールとか、チョムスキーとか齧ったことがある人からすると肩すかしくらいます。 言語学ってなあに?って人の本ということです。
0投稿日: 2013.05.07
powered by ブクログ僕の言語学の興味のトリガーになった本 分かりやすく、また読者が飽きないように適度に冗談や小話を挟んでくれてる万人に勧められる一冊
0投稿日: 2013.04.11
powered by ブクログ【現代文たん】言語学って何?というような人にオススメの一冊。非常に分かりやすい文体で、通読すれば言語学に関しては一通り基礎的な知識は得られるでしょう。現代文の「言語論」というテーマ出題に備えての一読も薦められる一冊。
0投稿日: 2013.03.21
powered by ブクログやや文化相対主義が強いかなとは思ったけどそれ以外は特に引っかかるとこもなく 他の本も読んだことあるけど面白い文章を書く人だなあ ただ、言語学自体には惹かれたりとかはなし へーそんな世界があるのだなあ、程度 あとは胡散臭い言説への免疫としての効果はありそう
0投稿日: 2013.03.20
powered by ブクログ膠着語とか拍とか高さアクセントとか、言語学にそんなものがあると動画で知って興味を持ったので読みました。何冊か手に取り、この本が面白そうだと思ったら、前に本を買ったことのある著者の方でした。あらら。 文章は口語調で、説明が一度で理解できない時もありましたが、それでも無理なく面白く読めましたし、初心者にもかなりわかりやすかったです。入門書は、興味を持ったまま読み切れる、ということ自体も大事ですしね。 私が知りたかったこと自体はあまり書かれていなかったのですが、それでも面白かったです。本の紹介も多いので、次の本選びに助かります。
0投稿日: 2013.02.06
powered by ブクログ『羊皮紙に眠る文字たち―スラヴ言語文化入門』以来、贔屓の書き手。専門は「スラブ諸語における両数の研究」だそうだが、ロシア語、英語の教育者として名高い。そして、もうひとつの顔が言語エッセイスト。軽妙な筆致で日頃、我々の知り得ない言語及び、その周辺について語ってくれる。本作も同傾向の内容を期待したが、当然と言うかタイトル通り、言語学に関する入門書だった。言語学関係の本を何冊か手に取ったことのある読者ならほぼ全て既知の内容である。私は著者のファンなので楽しく読めた。言語学に興味のある方の最初の1冊としてお勧め。 別に入門などしなくてもいいんだけど、私は著者のスラヴ諸語エッセイが大好きです。^^ 2012年09月12日
0投稿日: 2012.09.23
powered by ブクログ「外国語の水曜日」で著者の文章が気に入り読んでみました。 言語学というと外国語学習のイメージしかない私には全てが新鮮。 入門書として難しいことを書いていないので読みやすいです。 こういう取っ付きやすい紹介だと学問も身近に感じられて良いですね。
0投稿日: 2011.07.08
powered by ブクログ言語学のイメージをいい意味で崩してくれる本。今までは語源とか文法がすべてだと思ってたたけど違ってた。そして、なるべく専門用語を使わないで解説、むしろ専門用語の解説が含まれている。「学問」ではなく「科目」って言い方はなるほどと思わせる内容でなかなか文章量があるとは思ったものの、著者の軽妙な語り口であまり堅苦しくない文章である。たまにしゃべってるかのような文章になったりして読みやすい。言語学に興味を持ったら何よりもまずこの本を読むべきだと思う。
0投稿日: 2011.03.30
powered by ブクログ外国語に関連する仕事しているわりに言語学を勉強したことがないので、とりあえず読んでみた。言語学ってどんなものかがさらっと分かりやすく書いてあって面白かった。コザ語が気になる…。言語学は難しいと思うけど、この本でかなり興味深く感じられると思う。
0投稿日: 2011.02.25
powered by ブクログ黒田龍之助 2004はじめての言語学 講談社現代新書分厚い言語学の教科書を見て、「いやだ」と思う前に手に取ってもらいたい。言語学の面白いところだけを選びだして、軽妙な文体で解説している。非常に読みやすい。(2010:黒崎先生推薦)
0投稿日: 2011.01.24
powered by ブクログ[ 内容 ] 外国語を知りたい、日本語を深めたい―ことばに興味のあるすべての人に贈る、「にぎやかな言語学」への招待。 [ 目次 ] 第1章 言語学をはじめる前に―ことばについて思い込んでいること 第2章 言語学の考え方―言語学にとって言語とは何か? 第3章 言語学の聴き方―音について 第4章 言語学の捉え方―文法と意味について 第5章 言語学の分け方―世界の言語をどう分類するか? 第6章 言語学の使い方―言語学がわかると何の得になるか? [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
0投稿日: 2010.11.20
powered by ブクログ言語学ってどういう学問なのか、さらっとした紹介だったけど、体系がなんとなくわかって面白かった。そして世界にはいろいろな言葉があるのだなあ、と。
0投稿日: 2010.11.09
powered by ブクログ大学入ったころに何度も何度も読んだ本。 「言語学ってどんなものか」というのを掴むには一番の本。 また、大学の言語学の講義によく出て来る例や話が多く載っている。 授業の前に読んでおくと効果的かも知れない。
0投稿日: 2010.08.20
powered by ブクログ言語学に興味を持ったら、言語学を学ぼうと決めたら、知り合いに言語学に興味を持っている人がいたら、言語学を何かと勘違いしている人がいたら、第一にオススメできる一冊です。具体的な専門分野が既に決まっていても、これを読んでから進むのでも遅くない。
0投稿日: 2010.05.01
powered by ブクログ「言語学は何を研究しているのか」について、とっつきやすい書き方で説明している。言語学の考え方を一通り把握するのには良いのでは。言語について一般的に言われていることは、言語学的には根拠がないことが多い。
0投稿日: 2010.04.18
powered by ブクログ言語に対する黒田さんのスタンスや考え方が明確に示されているのが非常に心地よかったです。 「言語と国籍は関係がない」「美しい言語は存在しない」とか、クレオールに対する考え方まで多くの部分で私の考え方とも一致していた。 さらに名前が龍之助というのが憎い。
0投稿日: 2010.01.10
powered by ブクログ分かりやすく、飽きさせない文体で、内容がすっと入ってくる。 言語を勉強している方なら、一度読んでも損はしないと思う一冊。 軽い気持ちで読み始めることができ、いろんなことに興味を持たせてくれます。 ぜひ彼の講義を受けてみたい。 ちなみに「漢字と日本人」の高島先生おすすめの本。
0投稿日: 2009.08.12
powered by ブクログ言語学をやることのメリットを簡潔に示している一冊。 言語学をやると、言語を覚えるのに少し楽なことは間違いない。
0投稿日: 2009.02.20
powered by ブクログ言語学の入門の入門、という感じの本。小難しい専門用語を避け、優しい文体で書かれています。世間で言われている「言語学」に対する誤解も丁寧な解説とともに指摘しています。各章末についている読書案内も良いです。この中からいくつか読んでみようと思います。コサ語がとても気になる。
0投稿日: 2009.01.14
powered by ブクログこの本を読むのは4度目だと思います。めっちゃ面白いというわけではないのだけれど,科目としての割り切り方や文章の小気味よさ等々で読みやすいと思います。ラングのような“フィクション”は擁護しているのに,普遍言語のような“フィクション”は擁護しない人(つまり普遍主義はお嫌いな人)のようですが,それ以外の点については一貫した謙虚な記述だと思います。本のタイトルの通り,最初に読むには適当でしょう。
0投稿日: 2008.12.16
powered by ブクログ言語学における「言語」とはとても中立的な存在に感じた。言語に優劣はないし、使っている人にも優劣はない。
0投稿日: 2008.11.27
powered by ブクログ語学の勉強を本格的に始めてから、自分の日本語の理解力のなさを痛感。 また「言語学」という響き、言葉に興味を懐き手にとって見た本。 なんとなく言語学というものを理解できたら今、勉強中のスペイン語学習の手がかりというかコツというか、そんなものが得られるのではないかという漠然とした期待をしてました。 冒頭に「言語学は外国語学習のためにあるものじゃない」 と、ありましたが・・・ 全部読みました。 いや面白かったです。 言葉、言語というものの考え方、作り方、はたまた由来、歴史、文化などの解説は面白かったです。 好奇心を刺激されましたよ。
0投稿日: 2008.08.23
powered by ブクログ言語学とは、から始まって、音、文法、意味、世界の言語の分類、言語学を知っていて何の得があるか、について書かれている。 個人的には、「虹が七色とは限らない」に書かれているような点が興味深いところなので、次回はこの辺りの話が書かれている本を探そう。言語学になるのか文化人類学になるのかはよく分かりませんが。。
0投稿日: 2008.06.22
powered by ブクログ全てではないが言語学の分野の説明をしている本。 概論書という程詳しくはないが、ざっと言語学の考え方が学べる。 著者の願いは言語学に対する期待・偏見などの先入観を捨て、 正しい認識で言語学を見て欲しいということ。 音や文法、比較言語学などを著者の勉強経験を交えながら 分かりやすく説明している。 実際の教壇で見つける学生の考え方や先入観などを例に 言語学の知識がなくても大丈夫なように設計されている。 各章の最後には参考となる文献の紹介もあって、 言語学って何をやっているのかが知りたい人にはありがたい一冊。
0投稿日: 2007.07.09
powered by ブクログ軽い。軽すぎる。本当に入門書だ。といえるほど言語学をわかっていない僕がいうのもなんですが、入門書の入門書である気がします。
0投稿日: 2007.01.07
