
総合評価
(207件)| 90 | ||
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以前もこの著者の作品は読んだが、アクション映画的な面白さは同じく魅力的で、かつ今作は著者の政治的主張をメッセージがより色濃く出ていたと思う。著者の作品がただの小説ではなく、読者に一定の気づきを促している点は他と一線を画すジャンルとして特徴的だと思う。個人的には他作と根本は同じような展開だったので、新しいものを求める自分には少し冗長に感じたが、面白いことは確かであり、これほど一貫したテーマで作品を書き続ける作者にむしろ感服せざるを得ない。
0投稿日: 2024.01.27
powered by ブクログ上下巻感想。 護衛艦乗っ取りが始まるまでは、複数の人物のエピソードが丁寧かつ面白く描かれていてワクワクしたけど、乗っ取りが始まってからはハリウッド映画でよく見るようなシチュエーションになってしまって残念だった。
0投稿日: 2022.12.28
powered by ブクログ海上自衛隊のイージス艦を舞台にした物語。 上巻の前半は主要登場人物の背景や人物像、海上自衛隊組織などについて丁寧に描かれていて、ややスロースタートな感じだが、300ページを過ぎたあたりから物語が荒々しく一気に動き出した。 「守るべき国の形も見えず、いまだ共通した歴史認識さえ持ちえず、責任回避の論法だけが人を動かす」この国に「真実を告げる者」が行動を起こしたところで上巻が終わる。 行動を起こした者たちの目的がいまいち理解できず共感もできないまま読み進めてしまった。ハッピーエンドとはならなそうなシナリオと展開のように思えるけど、下巻でどうなるやら。
0投稿日: 2022.11.22
powered by ブクログ壮大なスケールで読み応えのある本だった。各組織の複雑な関係から起こる問題や、事件の背景まで綿密に作られており、非常にリアリティを感じた。
0投稿日: 2021.04.19
powered by ブクログ99年に大藪晴彦賞、日本冒険小説協会大賞、日本推理作家協会賞をトリプル受賞した有名な作品。 映画化もされた。 沖縄にある在日米軍基地・辺野古にて前代未聞の大規模な火薬爆発事故が起きた。 この事故により日米安保を見直そうという動きが高まる中、 今度は北朝鮮から日本の大陸を越えたミサイルの発射事件も勃発。 そうした状況の下、イージス級の最新システムを搭載したミサイル護衛艦《いそかぜ》は海上へ訓練に出る。 艦長は直前に不幸な事故で息子を亡くした宮津。先任伍長の仙石はこの航海の直前に妻に別れを告げられる。 そして海士として乗り込んだ如月行は、他の海上自衛官とは違った雰囲気を醸し出していた。 《いそかぜ》はこの後、国家間の策謀に巻き込まれる事になる。。。 とてもボリュームのある小説。上巻読むのにも結構時間がかかってしまった。 読み甲斐があるのだが、言葉が専門的(?)過ぎて飲み込みにくいという方が大きい。 小説を読んでいて、書かれている風景がサッと思い浮かべる事が出来れば読み進めるのも速いのだが、 本書の場合はそうもいかない。 それでも、映画を先に見ていたお陰で多少なりとも「絵」を思い浮かべられたので良かったのだが。 これで映画も観ていなかったら、更に厳しかったかもしれない。 しかし、そんな難しさがあっても読み進めたくなる魅力がこの本にはある。 映画よりも人物描写が深く(当たり前だが)、仙石や宮津の苦悩をより感じ取る事ができる。 上巻だけでも物語が二転三転していき、この先どうなって行くのかが非常に楽しみにもなる。 (映画で先に結末を知ってしまっているのだが。。。) 何となく、『ホワイトアウト』の海上版的な感じもあるが。 この小説は、「日本の防衛」に対する矛盾点をこれでもか、と言わんばかりに突いてくる。 国益ないしは自身の利益のみを優先し、国民の意向や安全を無視した判断をする省庁幹部。 上の決定には何があっても従わなければならず、そこには自意識など存在しない自衛官達。 そうした自分達が施した網にがんじがらめになって動けない「日本」という国に対し、 強烈な挑戦を仕掛けるホン・ヨンファという北朝鮮の工作員。 現実に起こってしまってもやむを得ないと思ってしまうぐらいに、 現在の「日本」という国の危うさを描いているとも言える。 宮津の息子・隆史の論文でも指摘されている『日本のアイデンティティとは何だ』というサジェスチョン。 偏った考えだとは言え、心に響くものがあった。 難解である点などを考えると万人が楽しめるとは言えないが、質の高い小説だと思う。とりあえずは3.5点。
0投稿日: 2021.03.14
powered by ブクログ海上自衛隊、護衛艦が舞台となり、国防がテーマの軍事小説。その中にもいろんな要素が含まれ、大長編だが飽きずに読める。18年も前の作品なのにも関わらず、日本の国防の問題は現在でも通ずる点が多い。この作品を当時30歳ぐらいで書いてる著者はすごいと感じた。
2投稿日: 2020.08.26
powered by ブクログ映画を見て面白そう。 けどなんか分かりにくい。 原作を読んでみたら、 登場人物の背景がきっちり書き込まれている。 映画だとなんでここまでと思う事も納得できる。 映画だと尺の長さの制限があると改めて思わされる作品。
2投稿日: 2020.02.18
powered by ブクログ9年前に映画は見た(映画自体は05年の作品)けど、ほとんど覚えてないので、新鮮な気持ちで読んでいる。中盤まで来て、ようやく真田広之の姿が浮かんできた。前半だけでも十分に厚い本だが、まだ導入部。ようやく真の展開に至ったところなので、後半が楽しみ。
1投稿日: 2018.12.16
powered by ブクログ在日米軍基地で発生した未曾有の惨事。最新のシステム護衛艦“いそかぜ”は、真相をめぐる国家間の策謀にまきこまれ暴走を始める。交わるはずのない男たちの人生が交錯し、ついに守るべき国の形を見失った“楯”が、日本にもたらす恐怖とは。
1投稿日: 2018.06.17
powered by ブクログ守るべき国の形が無いというフレーズが何度も出てくる。また、登場する人物達の多くが自分の守るべきものが崩壊し自らが生きる目的が見えなくなっている。その様子がベースになっている。 価値観が損得的金銭的な軸でしかなくなった今の日本への作者の怒りかもしれない。 日本にとって「守るべき国の形」とはなにか?続きを読みながら自分なりの答えを考えていきたい。
1投稿日: 2018.03.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
如月は育つ中でいろいろなことがあり、両親が亡くなり一人になってしまった。 大きくなり、自衛隊に入隊した。そのときある任務を任されていた。 国家間の陰謀に巻き込まれ、団体に潜水艦を乗っ取られてしまう。 しかし、先任伍長は艦を取り戻すために、海に飛び込み、艦へ侵入することに成功した。 はたして艦を取り戻すことができるのであろうか。
0投稿日: 2016.10.05スリル抜群でかなりの大作感がある。
最初に主要人物たちの生い立ちが描かれるのだが、これが凄く面白かった。一気に引き込まれたし、強い興味が芽生えた。 その後舞台は海上自衛隊の護衛艦、いそかぜへと移り、そこで手に汗握る攻防が繰り広げられるようになるのだが、なかなか「敵」の正体が見えてこない。そしてやっと見えたと思ったら…。 とにかく上巻を読んだだけでもボリューム満点でこれから下巻もあると思うとかなり嬉しい気持ちになる。かなりの大作と言えるだろう。
2投稿日: 2016.08.30
powered by ブクログそういう展開にならなくてはいけないのは、わかっているけれど、なんだかな・・・、と。 下巻も読みます。
0投稿日: 2015.11.17
powered by ブクログノンフィクションだと言われても納得してしまうくらい説得力のあるストーリー展開で、下巻よラストが本当に気持ちよい!大藪春彦賞、日本冒険小説協会大賞、日本推理作家協会賞のトリプル受賞作
0投稿日: 2015.10.25まるでダイハードを見てるような・・・。
上巻の途中まではくじけそうだったのに、物語が動き出したらもう止まらなかった。こんなにおもしろい本だったとは・・・。自衛隊、政治、国民の意識、そして国家間の策謀、いろいろ考えさせられることも多かったし、胸をしめつけられるような場面もあり思わす泣いてしまった。まっすぐで不器用な仙石の生き方がとても好きだなと思った。
1投稿日: 2015.08.21
powered by ブクログ福井晴敏さん、日本冒険小説協会大賞受賞作「亡国のイージス」上巻、読了。最新システム護衛艦「いそかぜ」の乗組員を主人公にした長編海洋冒険小説。在日米軍基地で発生した大惨事。その真相をめぐる国家間の陰謀に巻き込まれた「いそかぜ」艦長の宮津は、大きな岐路に立たされる。交わることのない男たちの人生が交差し、ついに守るべき国の形を見失った楯(イージス)が日本にもたらす恐怖とは。。上巻は主要登場人物の説明が描かれる。軍事艦隊ものでシロートには、敷居が高い?と思ったが「いそかぜ」乗組員の個性的で魅力的なキャラのおかげで、すぐに引き込まれた。中盤からラストの展開はスピーディーで本当に面白い。ハラハラしながら下巻へ。
1投稿日: 2014.11.24
powered by ブクログ大藪晴彦賞、日本冒険小説協会大賞、日本推理作家協会賞をトリプル受賞した大作。かなり期待して本を手に取った。 良くここまで考え付いたものだというのが率直な感想で、フィクションでありながら詳細な描写にリアリティがある。登場人物はほとんどが男性で、かなり骨太な人格が多い。組織対組織の関係や、登場人物が多いので、誰がどの組織の人間かが個人的には分かりづらかった。 戦闘シーンは長すぎて途中やや中だるみしたので、飛ばし呼んだ。ごつい小説なので、男のロマンは十分に刺激すると思うが、人物も多く、細かく追うのが面倒になる読者もいるだろう。 プロローグも引き込まれるし、なにより、終章が清清しく素晴らしかった。万人に勧められるわけではないが、自分は読んでよかったと思う。
0投稿日: 2014.11.19
powered by ブクログ再読。本書で書かれている問いは決してフィクションではない。前半部分は退屈ではあるけど、読み進めていくうちに全て必要な物だったとわかる。時系列的には少し前に読んだ「Twelve Y.O.」の後(読まなくとも十分楽しめます)。「専守防衛」の精神は尊いと思うけど、いざ戦場に立った時にそれを実践しろというのは酷だと思う。物語は上巻の後半に入ってから一気に進んできた感じで、下巻が楽しみでならない
1投稿日: 2014.09.24
powered by ブクログ国家に対して反旗を翻した海上自衛隊幹部らによって占拠された護衛艦<いそかぜ>。 搭載されたミサイルすべての照準は東京首都圏内に向けられた。 首都を人質にされながら、なす術もなく立ちすくむ政府に彼らが突きつけた要求とは? 国家によって息子を謀殺された自衛官、祖国に絶望した工作員、自らの手で父を殺した少年…。 紺碧の洋上で、業深く、行き場のない男たちの魂が交差する。
0投稿日: 2014.07.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
圧倒的なスケールと迫力満点の戦闘描写に、読書意欲が鷲掴みにされた(笑)。 下巻も即購入♪ ★4つ、9ポイント半。 2014.07.10.了。
0投稿日: 2014.07.11
powered by ブクログ最新鋭のイージス艦が謀反を起こしたらどうなるかという話。 面白かった。 腑抜けた日本人と死線をくぐってきた北朝鮮人の対比の中で、戦争にヒューマニズムとか武士の情けを持ち込もうとする日本人に対し、殺し合いでしかないから負けたほうがバカなんだよって非情に徹する朝鮮人が出てくる。 どうなんだろうなぁこれは。 どっちが正しいって、常識的に考えて後者が正しいよね。 武士道とか島国の中でしか通用しない非常識なんだろうけど。 作品全体を通してそれを肯定してるし、共感してしまうよなぁ。 憲法9条が未だにそのままなのも、偶然にもそういう所に共鳴しちゃってるからなのかもね。
0投稿日: 2014.05.19
powered by ブクログさまざまな思いを抱えた男たちが乗艦する最新のシステムを搭載した護衛艦いそかぜが暴走。 完全に国を敵に回し、多くの被害をもたらしていく。 一体、この物語はどのように収束していくのか、想像ができない! 2014.1.25
0投稿日: 2014.01.25
powered by ブクログ映画化されましたが、文字のほうが圧倒的におもしろい。 現実は、こんなに簡単にことが進まないのだろうけど・・平和の裏にある危機をエンターテイメントに落とし込んだ秀作。
0投稿日: 2014.01.18
powered by ブクログ自衛隊や社会小説など、お固い小説は正直苦手です。 はじめは単語とそれにつけられているルビがつらかったのですが それで読むことを投げようとは思いませんでした それはキャラクターがきちんと生きていたからです 特殊なキャラクターは一人もいません いわゆる紋切り型といえばそうなのかもしれないです が、応援したくなる人間臭さがページを先に進ませます 自衛艦の艦長が北朝鮮と手を組み、日本に攻撃を挑んでくる… 賛否両論はあるのでしょうが考えるきっかけになりますね
0投稿日: 2013.10.03
powered by ブクログ在日米軍基地で発生した未曾有の惨事。最新のシステム護衛艦「いそかぜ」は、真相をめぐる国家間の策謀にまきこまれ暴走を始める。まじわるはずのない男達の人生が交錯し、ついに守るべき国の形を見失った「楯」が、日本にもたらす恐怖とは。 「現在、本艦のミサイルの照準は東京首都圏内に設定されている。その弾頭は通常に非ず」ついに始まった戦後日本最大の悪夢。戦争を忘れた国家がなす術もなく立ちつくす時、運命の男達が立ち上がる。自らの誇りと信念を守るために。
0投稿日: 2013.10.03戦わなければならないときがある
平和とは、国家とは、生きるとは、正義とは、日本人とは、を真剣に考えさせられつつハラハラしどおしのストーリー展開。各賞を総ナメにした最高傑作。真田広之主演で映画化されたが、小説の方が深みがあり面白い。
5投稿日: 2013.09.30一気に読めました
おもしろかった。上巻のなかばあたりから、続きが 気にかかり、一気に読んでしまいました。 物語の展開も早く、この先が、この続きが・・という感じでした。 映画もあるようですが、残念ながら、見ていません。 この圧倒的なボリュームの小説を どのように映画にしたのかも興味深く 機会があれば、みたいと思います。
6投稿日: 2013.09.29
powered by ブクログ古本で購入。上下巻。 本棚整理にあわせて再読。 国家に“殺された”息子の仇を討とうとする自衛官によるイージス艦の反乱に、アメリカが作り出した新型兵器と北朝鮮の精鋭工作員が絡み合う舞台仕掛け、そこに福井晴敏お得意の「バディ」モノのアクションが加われば、一級のエンターテインメント小説ができあがり。 ミステリー仕立ての序盤からハリウッド映画さながらの大ドンパチが始まる後半のクライマックスまで、ズンズン読ませる。 作品としては後のものになる『終戦のローレライ』と通じるのは、主人公のひとり、先任伍長の仙石のこの言葉。 「生き甲斐だよ。生きててよかったって思うことだよ。それがあるから人間、生きていけるんじゃねえか」 国家を背負った男たちの物語にあって、それぞれの登場人物が最後にたどり着くのはそこ。 ものすごく大きくて重いテーマを扱った作品を書きながら読後感が爽やかなのは、このあたりに理由があるのかもしれない。
0投稿日: 2013.09.20
powered by ブクログ亡国のイージス(上) 福井晴敏(著) 自衛隊とは、どんな存在なのか? 守るべき国はあるのか? ミニイージス艦を乗っ取って、東京を攻める という発想自体が面白い。小説に醍醐味。 『アレ』という名付けが、馴染まない。 辺野古ディストラクションが、事件の発端。 北朝鮮の工作員 ホヨンファ。 戦略的構築力と、人心掌握が優れている。 オーストラリア行き飛行機。それを爆破する。 その描写が、何とも言えないアクション的である。 如月行という男のもつ 凄さ。 仙谷の自衛官としての誇りと価値判断力。 オトコのロマンなのかな。生き甲斐とは。
0投稿日: 2013.08.26
powered by ブクログ自衛隊の内実がわかる。悲哀に満ちた現場の方には頭が下がるものである。 文章や構成はあまり上手ではない。
0投稿日: 2013.08.19
powered by ブクログ面白い。 憲法9条至上主義者には、こういう危機があるのだと知ってもらいたい。 大げさかもしれないが、国家の危機管理にやりすぎだということはないと思う。 下巻でどうなるか?
0投稿日: 2013.06.24
powered by ブクログ上下巻で、1冊1冊 すごく分厚い。 最初 プロローグ的な感じが 長くて 上巻の ほぼ終わりくらいから やっと 話の本題に入った感じになるんですが、すごく面白い。 なにぶん 苦手な分野で ちんぷんかんぷんなこともあるんですが、 それなりに楽しんで読めてます。 コロンボ風で 犯人は分かってるんですが、 その頃には その人のことを 前半のプロローグ的なとこで好きになってしまってるので、 この先 どうなるのか かなり気になります。 実際に ありえない話のようで あったら かなり怖い話です。
0投稿日: 2013.05.27
powered by ブクログ動機んとこだけクリアできれば凄く楽しめるかと。 おれ楽しんだかと。おまえ楽しむのかと。 上下ともどもおもそろかったです。
0投稿日: 2013.04.14
powered by ブクログ上巻だけで500ページ超の長編国際謀略冒険小説!自衛隊の兵器や軍事行動・作成などが詳細に描かれ、読むのに苦戦したものの、とにかく面白い! 冒頭、主要な登場人物である宮津艦長、仙石先任伍長、如月一等海士の背景が描かれる。そして、北朝鮮のテロ活動が…Gとは何か…宮津の息子の死の真相は…いそかぜは… 中盤からは綿密に仕掛けられた事件が予想も出来ぬ展開につながり、結末はどうなるのか、早く下巻を読まねばと思うような面白さ。さすが、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞、大藪春彦賞の三賞を受賞した作品だけのことはある。
1投稿日: 2013.04.11
powered by ブクログ自衛隊って何なのさ? と、真面目に考えさせてくれる本。 守るべき国の形を見失ったイージス(盾) 軍隊を持たずに平和を保つ理想論 軍隊ではないらしい自衛隊を持つ現実 考え始めたら 答えの無いトンネルを彷徨いそう。 まずは、下巻を読破してから考えよう。
0投稿日: 2013.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日本国の危機!? 1人の心を失くした青年の孤独な任務。 自衛官たちのそれぞれの思い。 人と人との関係。 自衛隊とは何か?
0投稿日: 2013.02.05
powered by ブクログ前半は、自衛隊やら戦艦の説明にうんざりでした。説明されても分からないですよね、興味がなければ。でも、そこを乗り越えたあとは怒涛の展開でした。これ以上、下巻に続けるほどに話が膨らむのかなと思っていたら、、、これどうなるの!? 骨太で重厚感たっぷり。読み終えたら相当達成感がありそう。 戦時中の話かとおもってたら違いました。面白い!
0投稿日: 2013.01.15
powered by ブクログ設定とか起こることにムリがあり過ぎって話もわかりますがそこは小説。それに海自の姿は膨大な取材で裏打ちされてるのが窺えます。映画ではなんのことか全くわからなかったこともこれを読むとそうゆうことだったんだなと理解。 あとうらかぜや空自の要撃機が闘ってやられていくシーンは泣いてしまいました。 宮津隆史が指摘した問題、今も法制も国民や防衛の在り方も変わってないな日本。
1投稿日: 2012.11.30
powered by ブクログ下巻は乗っ取られた「いそかぜ」との交渉,奪還の試み。 艦長,ヨンファ,先任伍長,如月,ダイスの絡み。 最後はきれいにまとまる。 久しぶりに長編小説を読んだ。仕事もあるのに,先が気になってしかたがなかった。 aimless-aegis:目的のない盾 いざというときに勝負を欠けることができる術と肚を持つことは個人においても,国家においても大切だということを思った。
1投稿日: 2012.09.03
powered by ブクログ最初の方の専門用語や政治問題の理解が難しくてかなり読むペースが遅くなってしまったけれど、テーマの面白さで読み進めることができた。 人物の特定を混乱させる描写もこの本の面白さの一つで、全ての登場人物がそろってからさらに物語が加速していく。 私は平和について語るほどの知識を持ち合わせていないけれど、そうゆう人ほどこの本をきっかけに平和や自衛隊に興味をもったり考えることが必要なのではないかと思う。 それが日本を“亡国”にしないことに繋がるはず。 下巻に続く。
0投稿日: 2012.08.14
powered by ブクログ描写や内部事情説明が緻密すぎて最初はちょっと読みづらい。専門用語のオンパレードなんだもん。 なんで作者こんなに詳しいんだろう・・ でも後半からすごい引きずり込まれます!! 特に信じていたものがひっくり返されるあの瞬間!鳥肌モノ。 下巻が楽しみだぁー 詳しい感想は下巻のときに。
0投稿日: 2012.07.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
友達から借りて読んだが、なかなか読み進めることが難しかった。最初の主役三名、如月、宮津、仙谷それぞれの生い立ち等を読んだとき、まさかこの三人がこんな形で複雑に絡み合ってくるとは思っていなかった。ホ・ヨンファの存在感がとにかくハンパじゃなく、こいつがいる限り、滅びの道を辿っていくのではないかと、推測してしまう。 小説の域を超えて、平和ボケして有事の備えが全くない日本人に警鐘を鳴らす意味でも本作品の内容は秀逸だと思う!
0投稿日: 2012.06.30
powered by ブクログ映画化された原作、ということで読んだのですが、映画よりは原作の方が断然面白い、という典型のような作家なんだな~、と思いましたw まぁ、映画には映画の良さがあるんでしょうけども 原作くらいに人物描写に枚数を割かないと、伝わりにくい点も多いんじゃないかな?特にアクションものだと、とか そんなことを気にしながら読破 日本の“トム・クランシー”という異名?をお持ちの方のようですが、人物描写はいかにも日本人的なので、ダイ・ハードもどきの展開でも安心して読めるようになってるとは思いますw でも自衛隊にそれほど興味関心のない人たちには、読み進め辛い描写もけっこうあるのかな?というのがマイナスポイントかも知れないです
0投稿日: 2012.05.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まだ下巻は未読。 日本版トムクランシーというのが第一印象。 だけど登場人物の心情の描写が日本風でいい感じ。 如月と溝口のトリック、薄々感づいてはいたけど面白かった。 最近の尖閣問題とか、いろいろ考えさせられますね。 DVD借りてみようかな。
0投稿日: 2012.05.11
powered by ブクログ良かった! 海上自衛隊の話。 そこに北朝鮮の工作員とかアメリカが開発した爆発物とか絡んで・・・。 すごい読み応えのある話でした。 マニア度も凄かった。 下巻も更に 超楽しみです。
0投稿日: 2012.04.20
powered by ブクログ海洋アクション自衛隊PF。何だかなぁ、浪花節的ストーリーでいまいち面白く無い。「あれ」が非現実的なので切迫感にも乏しい。
0投稿日: 2012.04.16
powered by ブクログ映画では観ていたが小説は未読だったので会社の後輩から借りた。 映画がどちらかというとアクション映画ぽく、 あまり登場人物各々の背景を描く余裕が無かったのだが この原作を読んでなんかすっきりした。 しかし映画版のキャストは宮津の寺尾聰やホ・ヨンファの中井貴一は原作のイメージ通りだけど(ヨンファは鳥肌実でも良いと思う。) 仙石が真田広之ってのはチョット違う気が・・・。 どっちかというと赤井英和あたりが適役ではなかったのではないか? 上巻の〆方は非常にカッコ良かった。
0投稿日: 2012.04.08
powered by ブクログ「終戦のローレライ」と並ぶ福井晴敏の名作。 「川の深さは」「Twelve Y.O.」から内容が繋がっているので、合わせて読むとより楽しめます。
0投稿日: 2012.02.29
powered by ブクログ2011年 hissan AWARD 年間MVP! 読み応え、とってもあり。 主人公の行。かっこいい、僕が女だったらこうゆうタイプに惚れちゃうのでは? まわりの登場人物像も1人1人が印象的で、2011年度MVPは文句なし。 (あっ、映画は観てません)
0投稿日: 2012.02.21
powered by ブクログ如月いいぃぃぃ とか思いながら読んでた。 あやとも二人で「如月さんがああ!!!」とか言ってた。 これは熱い。 女子高生でこれを読んでる人になかなか巡り会えないのが悲しい(ノ_・。)
0投稿日: 2012.02.17
powered by ブクログいきなり軍艦萌えー。軍艦萌えー。硬派なスペクタクル萌えー。なので私の萌えだけですが、深夜警備員をしていた福井さんが同僚に物語の構想を話したら好評でこれはイケる!と確信したそうです。吉村英治新人文学賞受賞作で、吉村英治賞はハズレなくエンタメとして面白いのでオススメ。
0投稿日: 2011.12.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
さかのぼる様に若い者から順になされる人物紹介が登場人物を現実味溢れるものにする。 不信感が募りに募り、クルーが死に、欺瞞と疑惑が高まって決壊する。じわじわと這い上がるような不穏さが限界にまで達し、怒涛の展開に転じる様は見もの。 再読なので、展開を知っている分主人公が不憫すぎてつらい。
0投稿日: 2011.12.06
powered by ブクログ尊敬していた方が「面白い!!」とブログで紹介していたので読んでみましたが本当に面白かったです。 初めは暑苦しいおじさんとクールで何を考えているかよく分からない青年がぶつかりあって互いに分かりあっていく過程をメインに楽しんでいましたが、それと同時に戦闘シーンに圧倒されました。
0投稿日: 2011.11.08
powered by ブクログ現代の日本を舞台にして戦時モノ・兵器モノを見事に書き切っている。登場人物の背景の設定も違和感が無く、物語の後半になるまで主人公も含めて誰が悪者なのか少なくとも自分には読めなかった。
0投稿日: 2011.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
石破茂さんの”国防”の中で絶賛していたので読んでみた。 物語としても面白いし平和ぼけしてる人が多いであろう日本人に警鐘を鳴らす意味でもすごくいい作品だと思う。
0投稿日: 2011.10.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
艦の描写などは読んでいて楽しい。自然な会話の表現がいい。 反乱をおこす動機が弱すぎる。もともと疑問を抱かず自衛隊に長年勤めていたのに、息子の死だけがきっかけであれだけの行動にでるのは不自然すぎ。 下巻まで読めば印象かわるか?
0投稿日: 2011.10.06
powered by ブクログ日本の国防が危機に晒される。 有りそうな内容が、リアリィティーを持って語られる。 心に傷を持った登場人物達。 一人一人の背景が上手く書かれており、感情移入が し易い。
0投稿日: 2011.09.30
powered by ブクログ海上自衛隊の専門用語が頻繁に出てくるので最初は興味を惹かれなかったが、読んでいくうちに仙石先任伍長・如月行の人間模様に惹かれた下巻が期待できる。
0投稿日: 2011.09.17
powered by ブクログミニイージス艦を舞台に引き起こされるテロ。テロリストは誰なのか。その正体に迫ったとき、首都を標的とした新たなテロが・・・ミニイージス艦<いそかぜ>の先任伍長仙石は仲間を助けるため、艦を取り戻すためひとり立ち向かって行く。はたして艦を取り戻すことが出来るのか。首都をテロから守ることが出来るのか。下巻に続く。
0投稿日: 2011.09.17
powered by ブクログ福井晴敏再び。 映画にもなった話題作。登場人物全員がいきいきと描かれている。模倣犯なみに個々のドラマがあり、100ページごとにどんでん返しがある。 中年男と若き戦士のバディが北朝鮮テロと闘うという福井作品共通地盤に立ち、善と悪を渾然一体と描きながら、諸悪の根源を追求していくという筋の鋭さが絶品。 下手に女性が出てこない男臭い作風も私の好みだし、エピローグはきっちりとそつなく叙情的にまとめている。いい作品だ。
0投稿日: 2011.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
★2011年31冊目読了『亡国のイージス(上)』福井晴敏著 評価B+ 最新システム護衛艦イージスの宮津艦長を巻き込んで、北のテロリストとその計画を阻止しようとする自衛隊所属の如月。事件の発端となるのは、米軍の在日米軍基地で起きた前代未聞の大事故。その事故を引き起こした新兵器を入手した北のテロリストは奇想天外な計画で、日本政府を相手に自らの要求を突き付ける。 福井らしいスピード感ある物語の展開と国、国民の在り方を問いながら、思わぬ展開で、次々と事件が起きて、どんでん返しの連続でぐいぐいと読者を引き込んでいく力はさすが、、、、そこに生きる男たちの深く、熱い思いが語られていく。
0投稿日: 2011.07.13
powered by ブクログ防衛のイージスの盾 守るべき国の形を見失った楯(イージス)が、日本にもたらす恐怖を描いている。日本推理作家協会賞を含む三賞を受賞した長編海洋冒険小説で、3部作の最後を飾るのにふさわしい作品。怒涛のように読むことができる。終戦のローレライと並ぶ福井 晴敏の最高傑作。
0投稿日: 2011.07.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画化が決まったときに読んだ。 初めての福井晴敏。 複数のキャラの視点で同時並行に物語が進行する。 上巻は正直、導入部が長くて退屈だった。
0投稿日: 2011.06.01
powered by ブクログイージスぅ~~~ついに読めます!長かった! 12YO読んで、福井ヤバイってイージスとローレライ買ってよっし!と思いきやイージスの下巻がない・・・しかもローレライイージスの続編っぽい・・・と言う紆余曲折を経てようやく読みました。 本当、この人の話は軍軍軍で難しい。しかも今回は舞台が軍艦だから軍艦の構造が分かってないとかなりちんぷんかんぷんです。と言う自分もグーグルで写真検索とかして一杯一杯になりながら読んでましたけどね。 そして今回もありそうです。男の孤独と男の友情。 12YOはテロVS軍でしたが、今回は海軍VS北朝鮮。 で!孤独で寡黙な青年が男気溢れる海軍上官に心を開きかけておぉぉぉぉお!ってところで彼に北朝鮮スパイ疑惑がかかります。 ま、軍艦上での不穏な動きと不可解な船員の死に居合わせた上、怪し~げな挿話とかもあって「やっぱりいい子なのに悪者(北朝鮮スパイ側)なのか~・・・」なんてへこんでたら!! 衝撃の事実で上巻が終わります。 「俺は北朝鮮のスパイじゃないっ!俺はダイスの工作員だっ!信じてくれ!!!」って~~~~!! いい者サイドなんじゃ~ん☆☆ しかし「信じてくれっ!」って・・・熱いな~マジ。 軍艦の構造とか軍のあり方とか安保とか普通に話すと頭こんがらがりそうな話が多いですが、それがあっても尚ページを繰る手が止まりません。白熱です!
0投稿日: 2011.05.16
powered by ブクログ戦争ものですが、悲惨な重さは少なく、むしろ登場人物のキャラクターに惹かれます。 若者と中年のコンビがw
0投稿日: 2011.04.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自衛隊の階級や、兵器の名前、艦の構造の理解に非常に苦しみました。 何度も何度も出現するので始めのうちはある種のいじめを受けているかのような苦痛(笑)を感じてしまいますが、 そこを抜けると一点して物語に惹きつけられます。 外交、政治の駆け引き、その裏に潜む策略、既得権益から脱することの出来ない要人、内奥に矛盾を抱え、それでも自分の掟にひたすら従う兵士。各々の登場人物の緊迫した心情が細かに表現されており、その場にいるような臨場感を感じました。面白い
0投稿日: 2011.03.26
powered by ブクログ古本屋で上下セットで売っていたので購入。 映画化されたイメージが強く、それほど内容に期待はしていなかった。 自衛隊の組織構造や様々な兵器、機器の専門用語と、 複雑な政治的なやり取りをどれほど理解できたのか分からないけど、 それでもぐいぐいと話の中に引き込まれていった。 如月行や仙石伍長の魅力に、期待したり疑いや落胆を感じている間に 事態がどんどん進んでいって、行の正体がハッキリしたとき自分も伍長になった気分でかなり驚いたし、騙された!って思った。 読み終わってすぐに下巻を開いてた。
0投稿日: 2011.01.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やはりそうだったかー。。など、、おそらく日本の核心をついている本だと感じる。知ったからといってどうにもならないこともあるけど、知らないよりは知っておいた方がいいと思うので、福井さんの本は、常時チェックしておこうと思った。
0投稿日: 2010.12.14
powered by ブクログ国の新たな防衛対策――全イージス艦計画の走りとして、ミニ・イージス・システムを初め、様々な最新機器を投入された海上自衛隊艦≪いそかぜ≫。 その栄えある初回出港だったが、内外である不自然な事故が相次ぎ、やがては国家を巻き込む陰謀の正体が明らかとなる。 数年前に話題となり、映画化もされた作品です。 約500ページの文庫本×上下巻2冊と、量としても結構なボリューム。 自衛隊、国防、各国の思惑。 自分が普段全く縁の無い世界だったので、最初は話が全然ピンと来ませんでした。全く現実味を感じずに。 加えて、ページの三分の一近くを占めているんじゃないかと思うほどの、知識・知識・知識……。 イージス艦についてをまるで知らない自分なので、読み進めるのに結構苦労しました。 例えるならば、パソコンでネットを見る、という仕草に、以下のような描写をつける感じです。 「約50㎝平方の板に、約5cmの厚みを出したようなHDの中には、PCの制御・記憶等を司る様々な精密機械が組み込まれている。その中央に位置する電源ボタンを押すと、ウィィン……という震動ともつかぬ音が流れ、ディスプレイにHDから情報が流される。WindowsXP、という、実際操作の要となるOS表示が画面に現れたかと思うと、ディスプレイと呼ばれる画面に切り替わった。掌に収まるサイズの、マウスを呼ばれるPCに繋がった機械を動かすと、その動きに連動して、画面中のカーソルと呼ばれる矢印が移動する。それを「InternetExplorer」と書かれた部分に移動させて、二度、スイッチを押すと、全世界へと繋がるインターネットの画面が表示されるのだ」 なので、映画で見た方が手っ取り早いかも、と読みながら思いました。これをどうやって二時間にまとめているのかは知りませんが。 動きが出てきたのは、400ページを過ぎた辺りから。 ここから加速的に面白くなってきて、500ページの上巻終了時点では、次が気になって仕方がない、という状況です。 日本の持つ技術で、自衛隊で、こういう戦争が出来てしまうのだなあ、と思うと感慨深い。 どのような落とし所に行く着くのか楽しみです。
0投稿日: 2010.11.27
powered by ブクログ(まいまいに勧められて。) 面白かった。設定なんかはもちろんエンターテイメント小説って感じで映画見ている感じの印象もあるけど。 でも一気に読ませる展開は圧倒的だ!! 武器をハイテク化したところで先制攻撃できない軍の存在。金や体裁にしか興味のない政治家、圧倒的無関心の国民。アメリカに操られる「ナイーブ」な日本。 小説の中で、息子の書く論文が痛いほど純粋で清々しい。 映画は見たくないかな。
0投稿日: 2010.11.20
powered by ブクログ渥美大輔が好きで好きで… 前半は読むのしんどいかもしれないけど、そこを越えれば面白いよ! (と、友人に勧める時に言ったら「ほんとにそうだった!」と言われた)
0投稿日: 2010.11.17
powered by ブクログ再読。 初読の10代前半当時は環境も知識も乏しく、とにかくキャラクターだけで読み進めていた記憶が強いのだけれども、むしろ今回は艦の描写ばかりが印象的だった。キャラクターはどこかフィクション要素が強くて、特に行の揺らぎやすさは工作員役としては頼りなさすぎる。そういう青年が福井作品の魅力の一つっていうのは分かってるんだけど。筆をプレゼントするシーンは確かに可愛いんだけど。 なんにせよ上巻は説明に終始していて、言うなれば次からが主語述語になるわけだから何とも言い難い。一気に読んでしまうのが一番いいんだろうに、何で下巻も一緒に買わなかったんだろうか私…もどかしさで気が狂いそう。
0投稿日: 2010.10.17
powered by ブクログ第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会賞、第53回日本推理作家協会賞受賞 トリプル受賞 北朝鮮のテロリストが秘密裏に自衛隊幹部と接触を図り、最新鋭のシステム護衛艦を乗っ取る。そんなことが簡単に出来るのだろうか、そこは小説なので現実性については賛否はある。村上龍『半島を出よ』が05年刊行なので、こちらはその6年も前に書かれた小説なのだ。 自衛隊幹部が北朝鮮テロリストと手を組む経緯は別にすると、こちらの方が圧倒的にリアリティがあり面白いし、如月行が何者なのか、そのなぞが最後に明かされるあたりはさすがに驚いた。そうなると、仙石先任伍長の活躍を下巻で期待せずにはいられない。久々の星4つ。
0投稿日: 2010.09.28
powered by ブクログ映画から。行の印象がだいぶ違ったけど、すごく良い。面白い。 …でもちょっと読むのに時間がかかってしまった…。
0投稿日: 2010.09.07
powered by ブクログ第二次大戦中、ドイツ軍が開発した新型潜水艦を巡る海洋冒険小説。 架空戦記、SF、恋愛、青春、、、多くの要素をぶち込んでおいて、その全てをちゃんと消化しきっているのが素晴らしい。その中でも特に、「国家と個人」というテーマが全編を通して貫かれている。 この作品のハイライトは、南方の戦場に赴き、苛烈な戦闘を生き延びた朝倉海軍大佐が「人を喰う」という禁忌を犯すなかで人の本性、日本を未来を悟り、ある計画を実行しようと潜水艦の乗組員を説得力する場面だと思う。 彼は、ポツダム宣言を受諾しアメリカに属しながら細々と存続するような日本を認めようとしない。一度、日本は壊滅的な打撃を与えられ、国民の多くは死に絶えなければいけないと考える。なぜならば、勝算なき戦争を始めた軍部、そのような軍部に盲目的に従う国民は彼の考える「日本」にとっては害悪であるからである。そして遠い将来、国を再興させようと立ち上がる少数の日本人と、そのような人間がもつ精神性こそを、新生日本の礎にしようと考える。彼の言葉を借りるならば、日本は一度「精神的な自決」をしなければならないと考え、彼はその介錯人になろうとしたのだ。 彼の言葉は強い説得力を持ち、乗組員達は賛同しかける。しかし、主人公である征人は朝倉に叫ぶ。 それでもなお、どのような大義があろうとも、日本にいる人々を見捨てることはできないと征人は言う。そして朝倉の主張は、遠く未来のことだけを考える机上の空論であり、目の前にいる人々のことから目を逸らす臆病者の理屈だと言う。 結局、この新型潜水艦がどのような行動をとったのかは、是非自分で読んで欲しい。 村上春樹のスピーチを思い出す。彼は「高い「壁」の前に「卵」ある時、どれだけ「壁」が正しくても、私は「卵」を支持する。」という独特の言い回しをしている。 日本は今、迷走している。右翼か、左翼か、本当はそんなことは問題ではないと思う。何を以て義とするか、きちんと言える大人に成りたいと切に思う。
0投稿日: 2010.08.04
powered by ブクログ『このミステリーがすごい!』2000年3位 『吉川英治文学新人賞』第21回(2000年)候補 『大藪春彦賞』第2回(2000年) 『日本推理作家協会賞』第53回(2000年)長編及び連作短編集部門 『週刊文春ミステリーベスト10』1999年3位 『直木賞』第122回候補
0投稿日: 2010.07.10
powered by ブクログこれは映画にもなったので、内容を知っておる人も多いと思う ただし、私は映画を見ておらんので、本との違いは解らんがの~ 自衛隊のミサイル搭載護衛艦「いそかぜ」を、艦長以下数十名が 新型兵器「GUSOH」を持ち込み占拠。ターゲットは首都「東京」であった そのバックには「北の脅威」も見え隠れしている 果たして首都「東京」を、平和ボケした日本のトップ達は救えるのだろうか? これは面白かった(笑)可なり丁寧にそれぞれの人物像を描いており没頭できる。 ただ…やはり過程は楽しめたが、この手の小説は結果が見えてしまうので ページが進むごとに原因の浅さが、弱いジャブのように効いてくる よって追い詰められた時の抗い方に「何故そこまで」という気持ちが離れない 艦長も「北の脅威」も、どちらも「私怨」に端を発しているのが「トゥエルブ」に似ている 「私怨」から生まれた戦争に、何故加担する男達が現れるのかが…どうしても理解しがたい やはり、私が女だからか? 「私怨」が増幅し、国を相手どり罪のない人々を巻き込もうとする行動が たとえその根本に、どんな「正論」があったとしても、 そんな脅威に大勢の人々をさらす様な人物には、魅力は感じられない なのに…そんな男に惹かれる男が結構な数…居るのだの。 ただ、そんな気分を吹き飛ばすだけの「浪花節」がアチコチに点在しているので 最後までハラハラして読めた(笑)如月君の事が心配での~(ハハハハハ) 「エエ~っ!?」てな出来事も最後にあったし、 普通は濁すそれぞれのその後も、ちゃんと書いてあったしな 何時も映画やテレビで、一発の銃弾で簡単に死ぬシーンを良く見るが 実際、人はそう簡単には死なないと聞いたことがある。 この本にも、なかなか死なない男が居る(笑) 死んでもイイっと思ったら、簡単に死ぬ。生きる為に戦い、生き残るために力を尽くす そんな男をカッコイイっと思った。
0投稿日: 2010.06.23
powered by ブクログ在日米軍基地で発生した未曾有(みぞう)の惨事。最新のシステム護衛艦《いそかぜ》は、真相をめぐる国家間の策謀にまきこまれ暴走を始める。交わるはずのない男たちの人生が交錯し、ついに守るべき国の形を見失った《楯(イージス)》が、日本にもたらす恐怖とは。 上下巻合わせると結構なボリュームだが、読み始めたら先が気になって気になってやめることができずに一気に読んだ。エンターテイメントとしては文句なしの作品。
0投稿日: 2010.02.07
powered by ブクログ圧倒的スケールで描く三賞受賞の傑作 在日米軍基地で発生した未曾有(みぞう)の惨事。最新のシステム護衛艦《いそかぜ》は、真相をめぐる国家間の策謀にまきこまれ暴走を始める。交わるはずのない男たちの人生が交錯し、ついに守るべき国の形を見失った《楯(イージス)》が、日本にもたらす恐怖とは。 日本推理作家協会賞を含む三賞を受賞した長編海洋冒険小説の傑作。 潜水艦系列というか船の話で政治や日本という国を巻き込むという点においては沈黙の艦隊と多少似てるところはあるような気がします。 世の中は正攻法だけではいかないところもあるのでしょうかねぇ・・・・・・
0投稿日: 2010.02.01
powered by ブクログ中学のころ読んでいた作品。 読み始めは話が難しくてあまり面白くなく1度はよむのをやめてしまった作品。 しかし高校に入りまたよみはじめたところこのほんの内容にどんどん引き込まれていき結局どくはしてしまった。
0投稿日: 2010.02.01
powered by ブクログ泣いた!! いやもう泣いた泣いた!! 映画化するって言うから読んだらもうエラいハマってしまって、福井作品一気買い。 でも映画はな…アレはないな。
0投稿日: 2009.11.19
powered by ブクログ軍事エンターテインメントとして楽しめた。ところどころ護衛艦の描写がよくわからなかったので、素人のために見取り図を付けておいて欲しかったなぁ、、。
0投稿日: 2009.11.15
powered by ブクログいやあ、よかったよ。も、噂どおりでしたね。感動しました。泣きました。このとんでもないゴツサも、問題なしでした。 なーんて…。実は上巻は死にそうだったの。でも、下巻は一気に読めました。てか、読み終わらずには眠れないって。 ネタバレしない感想って難しいなぁ。ともあれ、人物造形が素晴らしい。で、その造形の中に張られた伏線をきっちり生かしているのが、すごい。 ミステリーって、日本人のものってたいてい、翻訳ものの焼き直しみたいで物足りないと思うことが多かったんだけど、久々にすごい手ごたえを感じた。 日本人として、人間として、考えなければいけないこと、なすべきこと、そんな色々なことを考えさせられる作品だ。 …それにしても、内容がさっぱりわからない感想だな…。
0投稿日: 2009.11.10
powered by ブクログ自らの掟に従い、15歳で父親を手にかけた少年。一人息子を国家に惨殺され、それまでの人生をなげうち鬼となった男。 祖国に絶望して叛逆の牙をむく、孤独な北朝鮮工作員。 男たちの底深い情念が最新のシステム護衛艦を暴走させ、一億二千万の民を擁する国家がなす術もなく立ちつくす。 圧倒的筆力が描き出す、慟哭する魂の航路。 登場人物多すぎ、余計に長すぎ…ぼやけた 第53回日本推理作家協会賞 第18回日本冒険小説協会大賞 第2回大藪春彦賞 第122回直木賞候補
0投稿日: 2009.08.20
powered by ブクログ海自のイージス艦が某国のテロリストに占拠されて――という話。専門用語満載で始めはとっつきにくいですが、慣れれば逆に興味深いです。戦闘モノというよりはエンタテイメント性が高く、主人公である中年男性と若者の心の交流も丁寧に書かれていて見物。
0投稿日: 2009.08.11
powered by ブクログ昔短編集「6ステイン」を知らずに読んだら、これのスピンオフ?連作短編集だった ネタバレはしてなかったと思うけどね
0投稿日: 2009.08.04
powered by ブクログ市ヶ谷、グソー、人物。 福田さんの作品は読めば読むほど「あ!この人あの本に出てた人や!!」とか気付けて楽しめます。 2度読み必須。
0投稿日: 2009.07.10
powered by ブクログ夜から読み始めて、休む事も出来ずに明け方まで一気に読んでしまった。 そして泣きながらラストを迎えて、興奮のままに勧めてくれた友人に感謝のメールを送った作品。 福井作品との出会いはこの「亡国のイージス」からなのだが、今でも一番好きな作品だ。 海上自衛艦いそかぜの艦内で勃発する国家間の策略が物語の核なのだが、それに関わる人物のそれぞれの生き方の描き方が詳細で、感情移入してしまってからはもう、波のようなストーリー展開に飲み込まれっぱなしになる。 難しいテーマではあるのだが、仙石伍長と如月行の事件の中で生まれる絆だけでも読む価値がある。 個人的に映画の仙石伍長のキャスティングは反対。真田広之は仙石伍長にはかっこ良すぎる。 かっこ悪いオッサンが活躍してこそ爽快なのだとわたしは思う。
0投稿日: 2009.06.22
powered by ブクログまたまた凄いお宝本に出会ってしまった(笑)映画化された時に勝手に「戦艦大和、最後の航海」のような太平洋戦争物だと勘違いしていて、当時はまったく興味がなかった作品。考えてみれば太平洋戦争に「イージス艦」なんて言葉は存在しなかったのに…大汗思いこみによって長いこと避けてきたとは…実にもったいないことをしたものだ。息子を「国家安全」という大義名分の元に殺されたイージス艦艦長が北朝鮮の工作員と共にイージス艦を乗っ取って日本国政府に宣戦布告する話…ということになるのかな。政府内の泥沼抗争、覇権や利権、保身でドロドロの中イージス艦の下士官や防衛省一工作員が自らの信念や大切な人の為に戦う姿がひどく清々しく、その必死な姿に心打たれた。まるで雲間から差す一筋の光のように、人間として一番大切な事は何なのかと読者に常に問い続けてくれたように思う。政府の腐敗ぶり、無関心すぎる国民、保身に汲々とし派閥争い、責任のなすりあいばかりする官僚。それでも…未曾有の危機を前にして、平和を願う人として耳を傾けられた時…進むべき未来がようやく見えてくるようだった。素晴らしい臨場感、スペクタクルを人間群像と共に味わわせてもらった。これの映画はどうなんだろう?見てみたいような、見るのが怖いような…複雑な心境だ。この著者の他の作品も是非読んでみたい☆
0投稿日: 2009.06.02
powered by ブクログ発売からそこそこの年月が経っているが今読んでもかなり面白い。それは国の危機管理の体制が依然として変わってないからだろうか。
0投稿日: 2009.05.19
powered by ブクログ最初は本当に説明的文章も長いので、読み続けるのに苦痛を伴いました。 でも上巻中盤になるといきなり話が加速し出すので、俗に言うページをめくる時間も惜しい状態になります。 内容は少し温めのハードボイルドっぽい。 ハードボイルド特有?のエロが無いからかなあ。作者が敢えて省いている感じも有ります。 グロも同著者『終戦のローレライ』に比べれば弱め。ページも少なめ。恋愛要素も皆無。出てくるキャラもおっさんばっかり。 若者も2、3人出て来ますが、基本おっさんです。若者が戦う作品が好きな方には退屈かも知れません。 戦うおじさんたちがかっこよかった
0投稿日: 2009.05.08
powered by ブクログ最初見たのは、映画からでした。 ラストサムライではまった真田様見たさに映画館に足を運んで、その物語の面白さに、速攻で本屋に走って買ったのがこの本でした。 如月行(主人公)の可愛さにもうメロメロです。 中身は、戦艦モノ(?)なので、国防がどうだ、軍がどうだ、日本の専守防衛がどうの、護衛艦がどうのと、自衛隊一色です。 難しい兵器の話や、斜め読みじゃ理解できない事も多いですが、そこら辺をなんとなーく流して読んでも十二分に面白い! 「よく見ろ、日本人。これが戦争だ」 映画ではこれを中井貴一が喋りましたが、まさしくその言葉をまざまざと見せ付ける力がこの話にはあると思います。
0投稿日: 2009.03.19
powered by ブクログ超面白い!!! 読む前は全く興味のなかった私。 読み始めたら夢中になってました。 続きが気になってずっと読んでいたい本。
0投稿日: 2009.02.21
powered by ブクログ今まで読んできた中で一番影響を受けた作品。 人のこころとか、行動の理由とか、全部が精巧に作りこまれてます。 マンガや映画にもなりましたが、やはりこの文庫版が一番よかったです。
0投稿日: 2009.02.10
powered by ブクログ和製「ザ・ロック」。 あれ、そうなるとショーン=コネリーが不在になっちゃうぜ?仙石さんはほら、ケイジポジションだし。 管理人を海上自衛隊燃えに引きずり込んだ悪魔の一冊です。
0投稿日: 2009.02.09
powered by ブクログ僕たちの暮らしている平和な日常は幸せなものだ。 しかし非常事態、有事と呼ばれる状況と平和な日常の間に挟まれた「安全保障」の大切さは、僕らの意識の中でなおざりにされがちだ。 読み始めて30分もすれば、そういった呑気な心に突然刃の切っ先と突きつけられることになると思う。
0投稿日: 2009.01.07
powered by ブクログこれまで読んできた本の中では最高の小説でした。 本を読んでいてこれほどまでにドキドキしたことはありませんでした。 これの後に読んだ「宣戦布告」などは面白みを感じなかったほどです。
0投稿日: 2008.12.23
powered by ブクログ亡国のイージス読みました。時間かかったけどあのおっさんの言った通り面白かったですね。いそかぜきてる!映画はちょっとアレって聞いたけど観ておきたいなぁ。DVD出てますよね。
0投稿日: 2008.10.07
powered by ブクログこれは凄い!国防とか自衛隊とか、元々興味のない人にとっては固くて暗そうに見える題材かもしれません。しかし、日本人が無意識に目をそらし日常の中に流してしまっている問題を緊張感あふれる展開とともに突きつけます。 読んでいくと、まだ上巻とは思えないほど物語の厚みが凄く、ぐいぐいと引き込まれていきます。 一気に読んでも少しずつ読んでも大丈夫です。軍事的な専門用語が多いので読みづらさを感じるかもしれませんが、初読ではその点を大まかに読み流しても問題ありませんでした。 社会派作品と言えると思います。平和と安全は無料(タダ)だと思っている現代日本人にぜひ読んでほしい。
0投稿日: 2008.09.23
powered by ブクログ映画化もされましたが、やはり原作の濃密さには負けるかな。 でも映画もよかったと思います。 原作の良さですね。
0投稿日: 2008.09.21
