Reader Store
猫鬼と白玉~渡る乱世は鬼がかり~ 1
猫鬼と白玉~渡る乱世は鬼がかり~ 1
亀/秋田書店
作品詳細ページへ戻る

総合評価

(1件)
4.0
0
1
0
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    唐末期、長安から遠く離れた蕭県の少女・白玉が猫鬼にとりつかれて異心同体になってしまったところが物語の始まり始まり。 世はまさに唐の世紀末といった感じで、黄巣の乱勃発直前といった感じです。その動乱間近の不穏な世情の中、法の公平によって、世の平穏を求める白玉の人生はどうなってゆくのか。ただ純粋に法の力を信じているのではなく、自分の境遇に不満があって、それを正すことのできない不条理さを転嫁している部分が感じられるのが、ちょっと不安定な部分かなぁ、と思います。 人外の力を使える存在となってしまったことが、不条理さを一時でも破壊できるということに気づいたとき、曲がりなりにも治安治世の側に立っている彼女が、どう反旗を翻してしまうのか。不安定ですよ。 なにしろ、幼馴染の名前が朱温。唐末で、黄巣の乱と朱温となれば、それはもう朱全忠なわけで。彼の存在がどう影響してゆくのか。敵対するのかなぁ。

    0
    投稿日: 2026.08.04