Reader Store
さっちゃんは、なぜ死んだのか?
さっちゃんは、なぜ死んだのか?
真梨幸子/講談社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

(41件)
3.3
2
15
15
7
1
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    真梨幸子らしいイヤミス。転落していく登場人物たちの人生模様が描かれる。バブルの時代も就職氷河期もそれぞれの苦労があったんだなぁと不憫に思った。

    0
    投稿日: 2026.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どこまでも人間の脆い部分を追求して 逃げずに、向き合って直視できる人じゃないと 書けないような作品だった… 真梨幸子さんは、いつもすごいな その上で社会全体の動きも知る、すごすぎる…… 他の本でも女性がメインに描かれることがあるけれど 今回も新しい視点で面白かった(T^T) ⁡ 年齢で変わってくる周りからの見え方とか 自分が置かれた状況をおかしいと思いつつも 逃げられないところまで来てしまって その快楽に溺れたこともあるけれど それを人にはオススメしない、止める ⁡ 当たり前のことかもしれないけど 魂を削ってまでする事なのだから それを、人にオススメというか アドバイス含めて、やってみたら?とは あまり言えないのが当然で、良かったんだなと ⁡ 自分が置かれている現状と小説の世界が シンクロしている部分もあるから 本当に小説っておもしろい……! ⁡ 言葉に出来なかった感情を文章にしてくれたり ほんとうに、ありがたいね、大事にしないと ⁡ ほんとにおもしろかったー!!

    0
    投稿日: 2026.06.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    真梨さんの作品は、まさにイヤミスの代表と言われるとおり読後感が相変わらず良くはない。 今回も真梨ワールド満載で、複雑な生い立ちや人間関係、女性達の悲しい人生など読んでいて辛くなってしまうが、先が気になり、スラスラ読んでしまった。 「さっちゃん」の壮絶な人生にはいろいろ考えさせられ、意外なラストを迎えるが、また真梨さんの作品を読みたくなった!

    0
    投稿日: 2026.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日本の何処にでもいる様な仕事も人生も上手くいかない人は何かに責任転嫁させたがる。バブル世代と氷河期世代と言う時代ガチャや親ガチャまたは毒親貧困。 何故人は他人と自分を比べたがるのか?そこからは何も生まれない気がするけど。人間の闇はなんでも無い所から生まれるのかもしれない事をこの作品を読んで一番に思った。 イントロダクションで叔母のさっちゃんは何故死んだのか?と問題提起する事で次の章「氷と泡」「棘」「fの呪い」が一気に読めてしまう。そして最後に「アイビーハイム」で謎が解ける。結局殺人なんてその人にしか解らない逆恨みか復讐心なのです。 だからさっちゃんは私だったかもしれないし貴方だったかもしれない。そーいうことなのに何故被害者は女性が多いのか?(昨今のTVでもNETでも) きっと女性特有の就職しても結婚で仕事を辞めるか続けるか、出産で仕事を辞めるか続けるか?人生の分岐点で選択肢がたくさんあり、選択毎に人生がまるで違ってしまう事がたくさんあり過ぎる事ですよね。導かれる様に彼女の過去に触れどんどん犯人像が見えてくるんだけどそれは流石に真梨幸子先生はスンナリ犯人を教えてくれないのです。いつもの様にどんでん返しがあったんです。まぁ仕方がない事ですね。ちょっと出て来ただけの人がえーそうなのってなっちゃうだよね〜楽しんで読んでみて下さい

    6
    投稿日: 2026.05.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最近イヤミスを摂取しすぎている。さっちゃんは自分だったかもしれない、という声がちらほらだが私はそうはあまり思わない、かなー、、

    14
    投稿日: 2026.03.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    イントロダクションを読んで、まさか真梨さんの本音も入っているなんてことはないですよねと思う。まるでヤバくなんかないですもんね、姉御。 ただただ読みやすくてどんどん頁が進むわりには、登場人物がやたら多くて誰のことだかわからなくなり、戻ることが何度もありました。しかも残り30頁のところで明らかになる叙述トリックには、「えっ、その読み方、ちょっとズルくない!?」。ほんとにそんな読み方するんですかと思わず調べたら、皇族にもいらっしゃいましたね。失礼しました。 私もバブル世代ですが、さっちゃんにはなり得ない日々でした。

    0
    投稿日: 2026.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おもしろかったです。 殺されたさっちゃんの壮絶な過去は読んでいて気持ちの良いものではありませんでしたが、後半は一気読みでスッキリ。 そういえばこんな場面があったなと、何度もページを戻すのが大変でしたが、それも楽しかった。 真梨幸子さんの小説は「坂の上の赤い屋根」を以前読みましたが、こちらのほうが断然好みです。

    10
    投稿日: 2026.01.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    真梨幸子さんの作品を読むのは2作目。本当にこの人は、気持ち悪くて不気味な人物像を描くのが上手すぎると感じる。 真面目に生きてきていたとしても、必死に働いていても、何かしら不気味なものを抱えている。そんな登場人物ばかりで人の嫌な部分をこれでもかと見せられた。 この人の書く作品は読了感がとにかく気持ち悪い。まだ呆然としている。それが癖になる私もどこか歪んでいるのか。私が抱えている不気味さ、気持ち悪さは何なのかを読了直後の今はぼーっと考えています。

    2
    投稿日: 2025.12.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みやすかった 1人の一生のイヤな部分と良かった部分、それに絡む人との関係からなるホームレス女性の殺人事件 自分だったかもしれないと思ってしまう心理状況が何となくわかる たくさんの登場人物が出てきたけど、ちゃんと繋がって混乱することなく読めました

    30
    投稿日: 2025.12.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    氷河期世代とバブル世代、それぞれ報われなかった人たちがたどり着いた先での悲劇…って感じでしょうか。時代の空気もわかるのでするする読めた。こういうの、登場人物の描き方によってはイヤな感じしそうなんだけど、クセの強い人物も誇張しすぎてなくて、距離感がちょうどいい塩梅なのでそのあたりもストレスなく読める。因果応報の糸が絡まり合って、タイトルの答えが描かれます。 最後はミステリらしい伏線回収とどんでん返しがあって、普段あまりミステリ読まないので、へーってなって面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.12.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    被害者、被疑者それぞれの側面で取材し人物像を探っていくのだが、そして事件はあらぬ方向に! 事件だけでなく取材側の年齢や状況も酷似し心理までもが侵されていくと恐怖感。「さっちゃんはあなただったかもしれない」の帯が更なる恐怖! 最後はこれで終わるのと 震える思いで読了! 真梨幸子の作品にハマりそう!

    0
    投稿日: 2025.12.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ただただ読む順番バラバラにして分かりづらくしてる感じ。 ストーリーに自分の作品を出してくる感じが合わない。

    0
    投稿日: 2025.11.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    2025.10.23 読了 #19 この作品は「さっちゃん」の死をきっかけとして ・公賀沙知さんの死がどのようにして起こったのかを明らかにしていくミステリー ・バブル時代と氷河期時代を生きた人々の苦悩と葛藤 が描かれている。 本によって、合う人、合わない人がいるということを実感した。 賛否両論が作品によってあることはネット記事やYouTube動画で知ってはいたが、「合わない作品だ」と確信したのは初めてだったので良い経験ができた。 真梨さんの独特な表現、移り変わる話し手、直接物語に関与はしない話し手の感情表現、話し口調がどうも堪えられなかった。 物語も、自分の世代と異なる話のため 共感には至らず、そこまで心も動かされなかった。 タイトルに興味をそそられ、手に取ったが 読む人を選ぶ作品だった。

    0
    投稿日: 2025.11.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最後に犯人はわかるけど、 もはやソレがメインではない感じがした。 公園でボームレスが殺害された。公賀沙知、57歳、独身。 関口祐子がバイトするカフェによく来ていた。殺された日にも来てた。関口は泡沫ブロガー、いつものようにパソコン叩いていたら「!」のキーが取れた。テレビボードを動かして探したら、そこに何故か公賀沙知の名前が! 調べてみるとどうやらボームレスのまえはここに住んでいたらしい。コロナ禍やらなんやらで、派遣の仕事はきれ、カフェのシフトも減り、ヒマになって調べていく。その結果をブログにかくと、なんとバズった。 沙知は大手広告代理店の派遣の仕事をしていたが、引き抜き?で小さな広告代理店の正社員となった。がそこが倒産。 「リゾートで楽しく稼ごう」の広告で熱海に行き、イベントコンパニオン兼売春婦として働かされる。そこが摘発されて、東京に戻るも,すぐに熱海の温泉の仲居(売春婦も)になり、男ができて一緒に東北へ。そこで子どもを産んで、出産。 コンパニオン仲間だった香川に勧誘されて怪しい宗教に入信し、子どもはあずけて、また東京に出てきたらしい。 板野光昭は元新聞記者。43才休職中。押し付けられた保護猫にチップが入ってて、前の飼い主のデータを消してもらうために調べてみた、すると、公賀沙知を殺した男、西岡政夫だった。 公賀沙知が殺された公園近くのマンションの掃除をしていた。 周りの証言では西岡は人を殺すような人間ではないという。保護猫をあずかったりして、優しい人だった。だが、西岡は自分が缶詰入りの袋で殴ってしまったと自首し、その後留置所で自殺してしまった。だからこの事件は被疑者死亡という形で終わった。 ほんとに、そう? 公賀の生きてきた人生が、関口祐子のブログによってバズったのは、 一本間違ったら、自分も彼女のようになったかもしれないから。#さっちゃんはあなただったかもしれない というタグでSNSで話題となった。 このお話のキモになるのは、もちろん犯人は結局だれなん?ってこともだけど バブル期、就職氷河期の人たちが,あれからどう生きてきたのかってところがある。なんなら私も就職氷河期でして(年がバレる)、こわーって思ったよね。ある意味、おそるおそる生きてきた感すらある。 おそるおそるのおかげでか、公賀沙知や、関口祐子や、板野光昭のように食うに困ることはなかったのだけど(旦那に感謝)、なんか明日は我が身だったなとか、やっぱのこハッシュタグの #さっちゃんはあなただったかもしれない に共感してSNSのいいねをめちゃ押してたかも。 犯人はめちゃ意外な人です。目的も?そして、描かれてない結末も。 あと、 さっちゃんって・・・・?

    1
    投稿日: 2025.10.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    後半畳み掛けるように伏線が回収され、実はあの人とこの人が繋がってた!という相関関係も判明します。 後半になるにつれどんどん登場人物が増えていきます。 さらには前半に登場してたあの人と、あのシーンで繋がってて……みたいなのが多くて、ページを戻って確認したし、この人どこで登場した人だっけ?ってなることが多くこんがらがりました。 相関図を自分でメモしながらじゃないともうわけ分からんです。 衝撃的な展開なはずなのに、ちゃんと驚けなかった。 多分自分には合わなかったんだろうな。

    1
    投稿日: 2025.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みやすい文体で、あっという間に引き込まれて気づけば読み終わっていた。 時代・家庭に呪われて生きていると感じる気持ちは、わからなくはない一方で、そうなりたくない・そうやって自分を呪うように生きたくはない、みたいな、共感と嫌悪感が入り混じった気持ちになる。そんな感情を掻き立てる登場人物が次から次に現れて、自分と重ねてしまって、だんだん真相に迫る面白さもあって…。 でも終わってみれば、自分も「#公賀さんは私かもしれない」とか言って人の死を自分の慰めに使ってる人と変わらず、全然真相に近付いてなかったんじゃないか、というような気持ちにもなる。 いやおもしろかった。

    0
    投稿日: 2025.09.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    バブル世代と氷河期世代。 生きる時代によって、人生は狂わされるのだろうか? 私はゆとり世代に生まれたが、時代によって「これだから」と決めつけられることはよくある。 そういった決めつけは、誰しも経験があるのだろう。 場面によって主人公が代わり、女性ホームレス殺人事件への関心が変わる。 皆何かの縁によって、被害者と被疑者に人生が吸い寄せられていく。 同じ時代に生きたからといって、自分の人生もこうだったかもしれないと深掘りしてしまうのはどうも恐ろしく感じた。 バブル世代を羨ましく思い過ぎている点も。 事件の人物の人生を深掘りして、真相を暴いていく様はとても面白かったが、ラストはなんだかもやっとしてしまった。 オカルトなのか?深すぎる縁なのか? せめて、タイトルに関連付けたラストにして欲しかった。

    10
    投稿日: 2025.07.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1回目はよく理解できず、2回目にやっとそういうことか!と腑に落ちた。最後は意外な展開で面白かった。 泡と氷の時代、、経験してないと泡に憧れるが、それぞれの時代で、個人がどう生きるかがやっばり大事なんじゃないかな、、(そうであってほしいという願いも含)

    8
    投稿日: 2025.06.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    明日は我が身の転落人生にはなりたくない。 私はいわゆる脱ゆとり世代なので氷河期世代とバブル世代がメインになる人物たちの時代背景は想像でしかないですが、安泰だと思われた大企業に勤めていても人生なにが起こるか分からない、転落人生になるかもしれない。 それぞれの人物の人生が濃すぎてその部分が面白かったです。 逆にそれぞれが濃すぎて、本題のさっちゃんはなぜ死んだのかが後半まで忘れていました。あ、そういえばあの人はどうなるんだっけ、この人は何だったっけと終盤で引き戻されました。 ホントの終盤はすごいおおまかに回収されて、伏線といえば伏線で、こいつ何者だ?ってのが出てきたりしましたがもう少し広げてもらっても個人的には良かったかなーと思います。

    0
    投稿日: 2025.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ここまで風呂敷広げなくても…となった笑 途中まで面白くなってきた、と思ってたんだけどなんか最後回収が雑すぎる

    0
    投稿日: 2025.05.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    公園でホームレスの女性が殺された。なぜ彼女は殺されたのか?犯人は誰?成功しているかに見えた人生を送っていた彼女がなぜホームレスとなってしまったのか?を、いろいろな語り部を通して描いたお話。ところどころに「バブル期世代」や「氷河期世代」という言葉が出てきて、世代による運命の格差のようなことも言われている。 しかし大手に就職したら安泰という時代でもなく、いろいろなことの責任を運命のせいにするだけでは何も解決しないと思った。

    0
    投稿日: 2025.04.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    登場人物多くそれぞれの生い立ちがとにかく濃い…結局生きているだけで波乱万丈ということか。少しのきっかけであっという間に転落する人生。イヤミス度は低め。もう少し毒気がほしかった。

    1
    投稿日: 2025.04.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    氷河期世代とバブル世代の見えない確執。 40〜50代の心臓を直に握りつぶしてくるような感覚。 きっと当て嵌まる登場人物がいる。 私は思い切り氷河期世代なので、セキグチさんの気持ちにハマってしてしまった。 親ガチャ、競争社会、セクハラパワハラ、えとせとら。 私もさっちゃんになってたかもしれない。 もしくは… #さっちゃんはあなただったかもしれない

    2
    投稿日: 2025.04.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みやすく、スラスラと読了。 登場人物が、不幸に巻き込まれていく。 まさにイヤミス。 ラスト、どんでん返しのどんでん返しが良かった。 そこはかと残る悲しさ。 でも、こういう人間くさい、人間の弱さを惜しみなく出してる話が好きだなぁ。 バブル時代に興味があるので、時代背景も描かれていて、想像をかき立てられた。

    9
    投稿日: 2025.04.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    真梨先生の真骨頂でしょうか。 ジリジリとした、他人から向けられる嫌味が含まれたような、 殺された「さっちゃん」の印象が、真梨先生らしくてとても好き。 そして、「さっちゃん」といい、「Nさん」といい 他人による、他人のフィルターを通して伝えられた印象と、 マスコミによるドラマティックに作られた印象が交錯することで、 死んだ本人のアイデンティティが壊されていく感覚が 何とも気味が悪い描写。 「死人に口なし」とはこのことか。

    3
    投稿日: 2025.03.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    公園でホームレスの女性が殺害された。 その女性の名前は公賀沙知。 さっちゃんを伯母に持つ小説家。 公賀沙知の死を調べ始める関口祐子。 色んな人が絡み合い、真実が語られていく。 #さっちゃんはあなただったかもしれない おひとりさま、毒親、貧困、時代ガチャ。 まさにそれを題材とした物語。

    7
    投稿日: 2025.03.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表紙はなんだか意味深だ。 公園でホームレスの女性(さっちゃん)が謎の死を遂げる。彼女がなぜ死んだのか興味を持った祐子という女性が、さっちゃんのこれまでの人生をなぞり、関係者の話から事件の核心に迫っていく。最後は真梨幸子さんらしい、あるどんでん返しがあり『え?どういうこと』となる。…真梨幸子さんって、『さちこ』と書いて『ゆきこ』って読むんだね…←これがヒント。 第三者の証言から人物像を浮き彫りにしていく手法は、以前読んだ山田宗樹の『嫌われ松子の一生』を彷彿する感じだった。 またこの小説は、過去に実際にあったホームレス女性が渋谷のバス停で撲殺された凄惨な事件がモチーフになっている。ある事件を知り、もしかしたらとその事件の裏にある小説のヒントが浮かんだのだろう… しかしながら、相変わらず『どんより感』たっぷりのイヤミス小説で、読後感はよくない。

    4
    投稿日: 2025.03.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    イヤミスと言えば真梨幸子! だけど今回の作品はイヤミス感がまだ軽い感じがした。 さっちゃんが殺されて、犯人を探しているのに重くなく軽いタッチでストーリーが進んでいくし、出てくる人物のキャラが全員個性的!笑 犯人が分かってからも、その後のストーリーがあって結局何なんだ?と知りたくなりページを捲る手が止まらなかった。 お腹いっぱいといった感じ。 ただ生きていて、どこでどう人生が転落してしまうのかというとこは誰しもにあり他人事ではない。 私的には面白かった!

    2
    投稿日: 2025.02.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    さっちゃんが何故死んだのか、遠回りして遠回りして、最後たたみかけるように答えが溢れ出す。 答えが知りたくて読み進める感覚ではなく、途中いちいち入り込むストーリーがあり、飽きる事なく遠回りができる作品だった。

    1
    投稿日: 2025.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    “イヤミス女王のどんでん返し!”の謳い文句に釣られて買いました。 途中、多少引っかかる点は有るもののスラスラ読めて、点と点が繋がって色々見えて来たところでどんでん返し。 面白かったのですが、最後は少し詰め込み過ぎたのかなぁっと思いました。 この物語には色んなイヤな奴が出てくるのだが、そのイヤな部分というのは誰もが持っているようなほんの些細な一面だったりするのだが、タイミングと条件と相手によってはこんなにもイヤな結末になってしまう。そして読者自身もそのイヤな奴に成れる。タイミングと条件と相手次第で、 というところがこの作者のイヤな所だなぁと感じました。 所謂ムナクソとは違うイヤミス、読後非常に厭な気分に成れているだけに、最後の一章は蛇足だったのかも知れないと思いました。

    0
    投稿日: 2025.01.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今の時代、誰が誰にでもなってしまう危うさと脆さがある。 そうならない為に踏ん張って生きている。 "イヤミスの女王真梨幸子"至極の一冊

    0
    投稿日: 2025.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    登場人物(同じような女性)が多くて、過去と現在が次々と色んな視点で描かれて、ミルフィーユのように層になっていく話だった。最後の最後に全体像がわかる…が、途中何日か間を空けてしまったため把握しきれてないところもあるように思う。私のように複数の人間関係把握が苦手な人には一気読み推奨したい。 いろんな人のいろんな視点で語られることで、全く違う見え方になるのが面白い。自分もきっとそうなのだろう。そんなつもりがなくとも恨みを買っていたり、相手の思いやりに気づかず腹を立てたりしてしまうのだ。そんなことが連鎖して、事件は起きる。 以下メモ 性風俗系、毒親、暴力が苦手な人は読むのが少ししんどいかもしれない。 この作者さんは初読でした。作者の名前、まさかさっちゃん…!?と思ったら違って、フフッとなりました(笑) あとブクログのあらすじ、間違っていると思うんだけど、大丈夫だろうか。 後味の悪さはそこまでなかったけれど、 さっちゃんの人生を思うと少し悲しくなる。 西岡さん、もうちょっと頑張ってほしかった。 すごくどうでもいいんだが、最近読んだ別の作者の作品にも『ピンクハウス系』を着た人が出てきて、それまでそもそも『ピンクハウス』を知らなかったので「これー!!この間覚えたやつー!!」ってなった。イヤミス界隈で流行ってんのか?

    0
    投稿日: 2024.12.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    数奇な運命でどんどんと人と繋がり、さっちゃんの死ををめぐり複数名の視点から語られ、紐解かれる。読了後、内容理解のためにもう一周して数々の伏線、叙述トリックに気づく笑。怖いな、先入観。

    39
    投稿日: 2024.12.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    さっちゃんはあなただったかもしれないというテーマで書かれたとても読んでいて苦しい作品だった。最後に明かされた真実にえっ?そうだったんですねという感じで終わってしまった……。

    26
    投稿日: 2024.12.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初、途中断念しようと思ったけどなんか気になって、そのまま読了 最後は怒涛の勢いで物語が進んだから、知らず知らずにページが進んでいた

    1
    投稿日: 2024.12.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    先が気になって一息に読んだけどなんか、週刊誌読んだ気分になった。参考文献は3冊。そのなかに中村淳彦の名があってなんか、わかる気がした。性産業に従事する貧困女性へのゲスな好奇心みたいなのをこの本読んで感じたので。 ただ読み終えた後なんかいろいろ考えてしまう。なかなか面白かった。

    1
    投稿日: 2024.12.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うーん、、、 期待していたので、うーん 内容が深いようで薄く、うまく繋がっているようで無理矢理感が、、、 と言った感想。

    3
    投稿日: 2024.11.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    関口さん視点くらいまでは面白かったが、どんどん新しい人の視点が出てきてからは入り込めなくなってしまった。 途中から違和感はあったが、イントロダクションに出てくる「さっちゃん」はそっちだったのねー、という意外性はあった。

    5
    投稿日: 2024.11.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    この展開は都合が良すぎないか?と思う事多数だったが、伏線回収はなるほどと思った 二人のさっちゃんの直接の死因は異なるが、結局そこまで追い詰めたのは時代とか社会の影響が大きいという事なのだろうか 可哀想だと思ったが、いつか自分もそうなる可能性もあるだろうから他人事ではないなとも思った。 実際に数年前にあった女性ホームレス殺害事件が若干ベースになっているのかと思っていたが、参考文献を見る限りでは違う?

    5
    投稿日: 2024.11.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いやそうはならんやろ… あまりにもご都合主義だし、あまりにも薄っぺらく、昼ドラのようだ。 帯で社会派小説みたいなんを期待したのがいけなかったのかも。

    4
    投稿日: 2024.11.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    真梨幸子『さっちゃんは、なぜ死んだのか?』講談社文庫。 少なくとも真梨幸子のお得意のイヤミスとは程遠い。つい最近読んだ真梨幸子の『シェア 諍い女たちの館』と似たようなテイストのこじらせ小説であった。ストーリーは余りにも混み入り、読めば読む程、疲れに疲れ、結局何だったのかと読者をイヤな気持ちを抱かせるという何ともおかしな小説である。 公園でホームレスで57歳の公賀沙知が殺害された。殺害現場の近くのカフェでバイトをする関口祐子は被害者の公賀沙知に不思議な縁を感じ、彼女の過去に踏み込んでいく。祐子が調べれば調べる程、公賀沙知の人生は不運につぐ不運の波瀾万丈の人生だった。 タイトルの答えは何処にも見当たらない。頭が非常に疲れるだけだった。真梨幸子の近刊は2作続けてのハズレ。何だかな。 本体価格790円 ★★

    54
    投稿日: 2024.11.21