「一人でもいいんだ」と思い直した当初よりはニコルに意識されているけれど、結局ニコルの頭を占めているのは本の中の「自立した女性像」。ケイオスとの結婚に意識が向きそうになった途端、「この国の貴族女性は云々」の方向に思考が流れて、ケイオスの言葉を曲解して「おひとり様な自分」に着地。 今までのケイオスが悪いとはいえ、似た者婚約者だなあ……という印象。

背景、構図、丁寧に描かれていて◎ ケイオス様だけでなくキャロライン王女もただのポンコツでした。 ニコル嬢がしっかり前を向いているラストに好感がもてました。

途中まで（交流会）まで読んで、一旦止めました。だってあまりに衝撃的で泣けてきたから。 だって、こういうのってなんやかんやですれ違ってたけど最後はちゃんとハッピーエンドでしょ！？って揺るぎなく思ってたので、ケイオスのあの告白に対するニコルの反応が衝撃的すぎて心が壊れました（私の） 今回はケイオス目線が多くあり、どうしてこうなったのかが描かれています。 そして、私の推しになったロベリア嬢！ 彼女の叫びこそが本質ですね。本当に今更だし。 しかし、男性ってこういうところあるよね。の話（例、犬の件）は本当に爽快でスカッとしますね。かっこ良い！ご令嬢たち！ほんとそれ！ 嫌いな相手を好きにさせるより難しい。とも、本当にそう。高難易度ミッションです。 そんな言葉を受けて、ケイオスが思う「胸にくる」あること…。これも泣けてしまう。もう絶望的…。夢に見るほどケイオスはケイオスなりに一生懸命になってるんですけど…。 それを踏まえた上での交流会での告白だったんです。普通ならトゥンク…って、なるでしょうが！！ コミカルだから悲壮感はあまり？感じないかも知れませんが、これ、本当にハッピーエンドになるの？ 本気でここまで心が震える（物理）令嬢ものは初めてです。ある意味どんな悲劇的な展開の物語よりも、怖くて絶望的に思えるのは私だけでしょうか…(泣)

主人公のドレスや私服のデザインが好きです。1巻に引き続き2巻も読んで、めちゃくちゃ面白いと思いました。登場する小物とかも綺麗に描かれていて好きです。背景がきちんと手描きなので作者様に好感が持てます。これからも応援しています！

これ、現実に今、女性の皆さんがニコル嬢と同じ事をされたら、 ず---っと婚約者には 痛い目に合って貰いたいものですね（苦笑） それ位、ニコル嬢にとって酷い酷い・・仕打ちですよ（泣） 婚約者がいながら、１人でずっとぼっち食事で、周りからの 嫌味の毎日なんて、 そりゃ～こうなりますがな。。 出来れば、ケイオスよりイケメンな男性に攫って貰いたいものです（苦笑） まだまだ、ケイオスからの贖罪を楽しみつつ、 もっと物語を引っ張って貰いたいものです。 恐ろしいレビューではありますが、ニコル嬢を応援しております！ エミリオ×ロベリア　個性カップル大好き♡ 現実でも、ワタクシもニコル嬢応援隊に入っておりますワっ!!

いやー面白かった！ 2巻で終わるかと思ったけどまさかの3巻突入は有難い！ 絵も綺麗でコミカルで笑いました！ 2巻は只管ケイオスが頑張ってるけどしっかり滑ってるのが良いですねϵ( 'Θ' )϶ 個人的にはロベリアお嬢様大好きすぎます。

これ一体どう締めくくるつもりなんだろう？ ケイオス様と結婚して幸せになる未来が全く見えない。自分の人生としっかり向き合う強かなニコルに対し、ケイオス様は好きだ好きだと叫ぶばかりで良いところがまるでなく、情けない姿を晒すのみ。 どう考えてもどう見ても婚約破棄して留学した方が幸せな人生を送れる。たぶんわたし以外の読者もそう思っているんじゃなかろうか。 留学をやめ、婚約破棄をせず、ケイオス様と結婚した方が幸せになれる。今が非常に面白い分、その「説得力・正当性」を用意できないと、なんで結婚エンドなんだと一気に反感を買い駄作認定される危険性があるのでは。 今後どう展開していくのか、楽しみだけど不安でもある。